JPH0349524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349524Y2 JPH0349524Y2 JP1982092534U JP9253482U JPH0349524Y2 JP H0349524 Y2 JPH0349524 Y2 JP H0349524Y2 JP 1982092534 U JP1982092534 U JP 1982092534U JP 9253482 U JP9253482 U JP 9253482U JP H0349524 Y2 JPH0349524 Y2 JP H0349524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- blind hole
- cylinder frame
- tongue
- buckle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 101100008050 Caenorhabditis elegans cut-6 gene Proteins 0.000 claims description 3
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 37
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/02—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps
- A44B11/06—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps with clamping devices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/006—Attachment of buckle to strap
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、バツクルにベルトの端部を永続的
に固定するため、バツクルに設けたベルト端部固
定装置に関する。
に固定するため、バツクルに設けたベルト端部固
定装置に関する。
（従来の技術）
このようなバツクルのベルト端部固定装置は、
実公昭52−14120号公報により公知である。この
従来装置は、バツクル本体から上下に対向して突
出する二つの上部舌片に下向きの針状突起、一つ
の下部舌片に上向きの針状突起を設け、上記二つ
の上部舌片と、一つの下部舌片との間にベルトの
端部を差込み、それから二つの上部舌片と、一つ
の下部舌片との外側に筒体を嵌めて上部舌片を下
向きに、下部舌片を上向きに押し、これにより各
舌片が有する針状突起をベルトの端部に突き刺し
てベルトの端部をバツクル本体に固定するように
なつている。
実公昭52−14120号公報により公知である。この
従来装置は、バツクル本体から上下に対向して突
出する二つの上部舌片に下向きの針状突起、一つ
の下部舌片に上向きの針状突起を設け、上記二つ
の上部舌片と、一つの下部舌片との間にベルトの
端部を差込み、それから二つの上部舌片と、一つ
の下部舌片との外側に筒体を嵌めて上部舌片を下
向きに、下部舌片を上向きに押し、これにより各
舌片が有する針状突起をベルトの端部に突き刺し
てベルトの端部をバツクル本体に固定するように
なつている。
（考案が解決しようとする課題）
上記従来装置では、ベルトの端部をバツクルに
固定するため、上の二つの舌片と、下の一つの舌
片との間に差し込む際、上の舌片は下向きの針状
突起、下の舌片は上向きの針状突起を有し、これ
らの針状突起に邪魔されてベルトの端部を差し込
めないので、針状突起が邪魔しないように上の二
つの舌片は上向きに、下の一つの舌片は下向きに
曲げ、上下の舌片の間を開かねばならない。
固定するため、上の二つの舌片と、下の一つの舌
片との間に差し込む際、上の舌片は下向きの針状
突起、下の舌片は上向きの針状突起を有し、これ
らの針状突起に邪魔されてベルトの端部を差し込
めないので、針状突起が邪魔しないように上の二
つの舌片は上向きに、下の一つの舌片は下向きに
曲げ、上下の舌片の間を開かねばならない。
このようにして上下の舌片を開き、その間にベ
ルトの端部を差し込んでも、それだけでは上下の
舌片の外側に筒体を嵌めることはできない。それ
は、上下の舌片が有する針状突起の先端がベルト
の端部の上下の各面に僅かに喰込んでいるに過ぎ
ないため、上の舌片は上向きに、下の舌片は下向
きに曲がつて上下の舌片の自由端間は開いている
からである。そこで、上の舌片は下向きに、下の
舌片は上向きに夫々押して各舌片の針状突起をベ
ルトの端部に深く突き刺すことで上下の舌片を平
行にし、それから筒体を上下の舌片の外側に嵌め
ねばならない。
ルトの端部を差し込んでも、それだけでは上下の
舌片の外側に筒体を嵌めることはできない。それ
は、上下の舌片が有する針状突起の先端がベルト
の端部の上下の各面に僅かに喰込んでいるに過ぎ
ないため、上の舌片は上向きに、下の舌片は下向
きに曲がつて上下の舌片の自由端間は開いている
からである。そこで、上の舌片は下向きに、下の
舌片は上向きに夫々押して各舌片の針状突起をベ
ルトの端部に深く突き刺すことで上下の舌片を平
行にし、それから筒体を上下の舌片の外側に嵌め
ねばならない。
筒体を上下の舌片の外側に嵌めると、上下の舌
片は平行状態を保ち、各舌片の針状突起はベルト
の端部を深く突き刺しているが、それだけでは嵌
めた筒体が上下の舌片の自由端から抜け出すおそ
れがあり、抜けて出ると上の舌片は上向きに、下
の舌片は下向きに夫々曲がることができるように
なるので、少しの力が加わると上下の舌片は曲が
り、各舌片の針状突起はベルトの端部から抜け、
ベルトの端部はバツクルから外れる。これを防止
するため、爪などの係止装置を設けて置き、上下
の舌片の外側に筒体を嵌めると、係止装置が筒体
を抜け出る方向に移動するのを阻止するようにす
る必要がある。
片は平行状態を保ち、各舌片の針状突起はベルト
の端部を深く突き刺しているが、それだけでは嵌
めた筒体が上下の舌片の自由端から抜け出すおそ
れがあり、抜けて出ると上の舌片は上向きに、下
の舌片は下向きに夫々曲がることができるように
なるので、少しの力が加わると上下の舌片は曲が
り、各舌片の針状突起はベルトの端部から抜け、
ベルトの端部はバツクルから外れる。これを防止
するため、爪などの係止装置を設けて置き、上下
の舌片の外側に筒体を嵌めると、係止装置が筒体
を抜け出る方向に移動するのを阻止するようにす
る必要がある。
つまり、従来の装置はベルトの端部をバツクル
に固定するのに非常に手数がかゝると共に、構造
も複雑にならざるを得ない。
に固定するのに非常に手数がかゝると共に、構造
も複雑にならざるを得ない。
（課題を解決するための手段）
本考案のバツクルのベルト端部固定装置は、上
記従来装置の問題点を解消するために開発された
のであつて、 プラスチツクで成形したバツクル本体１と、こ
のバツクル本体に一端部を連ねて該本体１から突
出する筒枠２と、上記筒枠２の他端部に千切れ易
い連結部１２を介して連結した、上記筒枠２の外
側に嵌めることができる筒形スライダ１０とから
なり、 上記筒枠２の他端部からバツクル本体１の内部
にかけてベルトの端部９を差し込む行き止まりの
盲孔３を設け、上記筒枠２にある上記盲孔３の下
壁７にはベルトの端部９よりも幅が小さい穴８を
設け、又、上記盲孔３の上壁５にはバツクル本体
１に向く縁部が自由端６ｃになつた舌形の弾性ブ
レード６をコ字形の切込み６′で設けると共に、
上記弾性ブレード６の上面をバツクル本体１に向
かつて上り坂の傾斜カム面６ａにし、 前記ベルトの端部９を上記盲孔３に奥まで差し
込み、前記筒形スライダ１０を千切れ易い連結部
１２で千切つて筒枠２から切り離し、上記筒枠２
の外側に嵌めると、舌状の弾性ブレード６は上面
の傾斜カム面６ａにし、 前記ベルトの端部９を上記盲孔３に奥まで差し
込み、前記筒形スライダ１０を千切れ易い連結部
１２で千切つて筒枠２から切り離し、上記筒枠２
の外側に嵌めると、舌状の弾性ブレード６は上面
の傾斜カム面６ａを前記筒形スライダ１０の上壁
下面で下向きに押され、ベルトの端部９ごと前記
盲孔３の下壁７にある穴８に押込められるように
なつていることを特徴とするものである。
記従来装置の問題点を解消するために開発された
のであつて、 プラスチツクで成形したバツクル本体１と、こ
のバツクル本体に一端部を連ねて該本体１から突
出する筒枠２と、上記筒枠２の他端部に千切れ易
い連結部１２を介して連結した、上記筒枠２の外
側に嵌めることができる筒形スライダ１０とから
なり、 上記筒枠２の他端部からバツクル本体１の内部
にかけてベルトの端部９を差し込む行き止まりの
盲孔３を設け、上記筒枠２にある上記盲孔３の下
壁７にはベルトの端部９よりも幅が小さい穴８を
設け、又、上記盲孔３の上壁５にはバツクル本体
１に向く縁部が自由端６ｃになつた舌形の弾性ブ
レード６をコ字形の切込み６′で設けると共に、
上記弾性ブレード６の上面をバツクル本体１に向
かつて上り坂の傾斜カム面６ａにし、 前記ベルトの端部９を上記盲孔３に奥まで差し
込み、前記筒形スライダ１０を千切れ易い連結部
１２で千切つて筒枠２から切り離し、上記筒枠２
の外側に嵌めると、舌状の弾性ブレード６は上面
の傾斜カム面６ａにし、 前記ベルトの端部９を上記盲孔３に奥まで差し
込み、前記筒形スライダ１０を千切れ易い連結部
１２で千切つて筒枠２から切り離し、上記筒枠２
の外側に嵌めると、舌状の弾性ブレード６は上面
の傾斜カム面６ａを前記筒形スライダ１０の上壁
下面で下向きに押され、ベルトの端部９ごと前記
盲孔３の下壁７にある穴８に押込められるように
なつていることを特徴とするものである。
（実施例）
図示の実施例において、１はプラスチツクで成
形したバツクル本体、２は上記バツクル本体１に
一端部を連ねて該本体１から突出する筒枠、１０
は上記筒枠２の他端部に千切れ易い連結部１２を
介して連結し、上記連結部１２を千切つて筒枠２
から切り離すと、この筒枠２の外側に嵌めること
ができる中空部１１を備えた筒形スライダを示
す。
形したバツクル本体、２は上記バツクル本体１に
一端部を連ねて該本体１から突出する筒枠、１０
は上記筒枠２の他端部に千切れ易い連結部１２を
介して連結し、上記連結部１２を千切つて筒枠２
から切り離すと、この筒枠２の外側に嵌めること
ができる中空部１１を備えた筒形スライダを示
す。
上記筒枠２の他端部からバツクル本体１の内部
にかけてベルトの端部を差し込むことができる行
き止まりの扁平な盲孔３が設けてある。４は上記
盲孔３の行き止まりの奥壁を示す。
にかけてベルトの端部を差し込むことができる行
き止まりの扁平な盲孔３が設けてある。４は上記
盲孔３の行き止まりの奥壁を示す。
上記盲孔３の下壁７には、穴８が設けてある。
又、盲孔３の上壁５にはバツクル本体１に向く縁
部が自由端６ｃになつた舌形の弾性ブレード６を
コ字形の切込み６′で設けてあり、この弾性ブレ
ード６の上面はバツクル本体１に向かつて上り板
の傾斜カム面６ａになつている。尚、弾性ブレー
ド６の下面６ｂは盲孔３の内部上面と同一平面で
ある。この弾性ブレード６を下向きに押すと、そ
の自由端部は盲孔３の下壁７にある穴８のなかに
入る。
又、盲孔３の上壁５にはバツクル本体１に向く縁
部が自由端６ｃになつた舌形の弾性ブレード６を
コ字形の切込み６′で設けてあり、この弾性ブレ
ード６の上面はバツクル本体１に向かつて上り板
の傾斜カム面６ａになつている。尚、弾性ブレー
ド６の下面６ｂは盲孔３の内部上面と同一平面で
ある。この弾性ブレード６を下向きに押すと、そ
の自由端部は盲孔３の下壁７にある穴８のなかに
入る。
上記盲孔３の下壁７にある穴８と、上壁５に設
けられた弾性ブレード６の幅ｗは、ベルトの端部
９の幅Ｗよりも小さい。
けられた弾性ブレード６の幅ｗは、ベルトの端部
９の幅Ｗよりも小さい。
バツクル本体１にベルトを取付けるには、第３
図に示すようにベルトの端部９を筒形スライダ１
０の中空部１１を経て盲孔３のなかに、奥壁４に
当接して行き止まるまで差し込み、次に千切れ易
い連結部１２を千切つて筒形スライダ１０を筒枠
２から切り離し、筒形スライダ１０を筒枠２の外
側にスライドして嵌める。
図に示すようにベルトの端部９を筒形スライダ１
０の中空部１１を経て盲孔３のなかに、奥壁４に
当接して行き止まるまで差し込み、次に千切れ易
い連結部１２を千切つて筒形スライダ１０を筒枠
２から切り離し、筒形スライダ１０を筒枠２の外
側にスライドして嵌める。
筒枠２の外側に筒形スライダ１０を嵌めて行く
と、筒形スライダ１０の上壁下面は上り坂になつ
た弾性ブレード６の上面の傾斜カム面６ａに乗り
上げ、カムの作用で弾性ブレード６を押し下げ
る。筒形スライダ１０を筒枠２の外側の全長に嵌
め、筒形スライダ１０がバツクル本体１に当接す
ると、筒形スライダ１０の上壁下面でカムの作用
により押し下げられた弾性ブレード６の自由端部
は、ベルトの端部９の、穴８上に位置する部分に
喰込みながら、この部分を介して穴８のなかに押
し込められ、ベルトの端部９の穴８のなかに押し
込められた部分は変形して幅方向の断面形状は第
７Ａ図に示すようになり、長手方向の断面形状は
第７Ｂ図に示すようになる。これによつて、ベル
トは第５図で右に引張つてもバツクル本体１から
抜けないように固定される。
と、筒形スライダ１０の上壁下面は上り坂になつ
た弾性ブレード６の上面の傾斜カム面６ａに乗り
上げ、カムの作用で弾性ブレード６を押し下げ
る。筒形スライダ１０を筒枠２の外側の全長に嵌
め、筒形スライダ１０がバツクル本体１に当接す
ると、筒形スライダ１０の上壁下面でカムの作用
により押し下げられた弾性ブレード６の自由端部
は、ベルトの端部９の、穴８上に位置する部分に
喰込みながら、この部分を介して穴８のなかに押
し込められ、ベルトの端部９の穴８のなかに押し
込められた部分は変形して幅方向の断面形状は第
７Ａ図に示すようになり、長手方向の断面形状は
第７Ｂ図に示すようになる。これによつて、ベル
トは第５図で右に引張つてもバツクル本体１から
抜けないように固定される。
そして、筒形スライダ１０の上壁下面で押し下
げられた弾性ブレード６は上向きの復元力を該上
壁下面に作用させているため、その摩擦力で筒形
スライダ１０は逆方向に動くのが阻止される。
げられた弾性ブレード６は上向きの復元力を該上
壁下面に作用させているため、その摩擦力で筒形
スライダ１０は逆方向に動くのが阻止される。
尚、必要であれば、筒形スライダ１０を筒枠２
の外側全長に嵌めたときに係合する突起１３と凹
部１４を筒形スライダ１０の内周と、筒枠２の
上、下壁５，７とに設けてもよい。
の外側全長に嵌めたときに係合する突起１３と凹
部１４を筒形スライダ１０の内周と、筒枠２の
上、下壁５，７とに設けてもよい。
（考案の効果）
上述のように、本考案のバツクルのベルト端部
固定装置では、筒枠２の他端部からバツクル本体
１の内部にかけて設けた行き止まりの盲孔３の内
部に、ベルトの端部９を何の抵抗もなく、スムー
スに差し込むことができる。ベルトの端部９を盲
孔３内に行き止まるまで差し込み後、連結部１２
を千切つて筒形スライダ１０を筒枠２から切離
し、筒枠２の外側に、筒形スライダ１０をバツク
ル本体１に向かつてスライドしながら嵌めること
で弾性ブレード６の上面の傾斜カム面６ａと、こ
れに摺接する筒形スライダ１０の上壁下面との間
のカム作用により弾性ブレード６を弾性に抗して
下向きに押し曲げ、ベルトの端部９の、盲孔３の
下壁７の穴８上に位置する部分を介して弾性ブレ
ード６の自由端部を前記穴８に押し込み、ベルト
の端部９を穴８と、弾性ブレード６とで変形し、
バツクル本体１にベルトを固定することができ
る。従つて、筒形スライダ１０を筒枠２から切離
したら、筒形スライダ１０の内周を筒枠２の他端
部外周に合わせ、筒枠２の外側に力を入れて一気
にスライドしながら嵌め、ワンタツチで固定が行
なえる。
固定装置では、筒枠２の他端部からバツクル本体
１の内部にかけて設けた行き止まりの盲孔３の内
部に、ベルトの端部９を何の抵抗もなく、スムー
スに差し込むことができる。ベルトの端部９を盲
孔３内に行き止まるまで差し込み後、連結部１２
を千切つて筒形スライダ１０を筒枠２から切離
し、筒枠２の外側に、筒形スライダ１０をバツク
ル本体１に向かつてスライドしながら嵌めること
で弾性ブレード６の上面の傾斜カム面６ａと、こ
れに摺接する筒形スライダ１０の上壁下面との間
のカム作用により弾性ブレード６を弾性に抗して
下向きに押し曲げ、ベルトの端部９の、盲孔３の
下壁７の穴８上に位置する部分を介して弾性ブレ
ード６の自由端部を前記穴８に押し込み、ベルト
の端部９を穴８と、弾性ブレード６とで変形し、
バツクル本体１にベルトを固定することができ
る。従つて、筒形スライダ１０を筒枠２から切離
したら、筒形スライダ１０の内周を筒枠２の他端
部外周に合わせ、筒枠２の外側に力を入れて一気
にスライドしながら嵌め、ワンタツチで固定が行
なえる。
更に、筒形スライダ１０は千切れ易い連結部１
２を介して筒枠２と連結しているので、バツクル
本体１、筒枠２、筒形スライダ１０をプラスチツ
クで一体に成形し、ベルトの端部９を固定すると
きに筒形スライダ１０を筒枠２から切離せばよい
ので、筒形スライダ１０だけを別体に成形した場
合のように紛失するおそれがなくなる。
２を介して筒枠２と連結しているので、バツクル
本体１、筒枠２、筒形スライダ１０をプラスチツ
クで一体に成形し、ベルトの端部９を固定すると
きに筒形スライダ１０を筒枠２から切離せばよい
ので、筒形スライダ１０だけを別体に成形した場
合のように紛失するおそれがなくなる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
はベルトの端部を未だ差し込んで内状態の平面
図、第２図は第１図の縦断側面図、第３図はベル
トの端部を差し込んだ状態の平面図、第４図はベ
ルトの端部を固定した状態の平面図、第５図は第
４図の縦断側面図、第６図は第４図の右から見た
端面図、第７Ａ図は固定されたベルトの端部の幅
方向の断面図、第７Ｂ図は固定されたベルトの端
部の長手方向の断面図、第８図はベルトを省略し
た第１図の斜視図、第９図は第８図を裏返して見
た斜視図である。 図中、１はバツクル本体、２は筒枠、３は盲
孔、５は盲孔の上壁、６は弾性ブレード、６ａは
その上面の傾斜カム面、６ｃはその自由端、７は
盲孔の下壁、８はその穴、９はベルトの端部、１
０は筒形スライダ、１２は千切れ易い連結部を示
す。
はベルトの端部を未だ差し込んで内状態の平面
図、第２図は第１図の縦断側面図、第３図はベル
トの端部を差し込んだ状態の平面図、第４図はベ
ルトの端部を固定した状態の平面図、第５図は第
４図の縦断側面図、第６図は第４図の右から見た
端面図、第７Ａ図は固定されたベルトの端部の幅
方向の断面図、第７Ｂ図は固定されたベルトの端
部の長手方向の断面図、第８図はベルトを省略し
た第１図の斜視図、第９図は第８図を裏返して見
た斜視図である。 図中、１はバツクル本体、２は筒枠、３は盲
孔、５は盲孔の上壁、６は弾性ブレード、６ａは
その上面の傾斜カム面、６ｃはその自由端、７は
盲孔の下壁、８はその穴、９はベルトの端部、１
０は筒形スライダ、１２は千切れ易い連結部を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プラスチツクで成形したバツクル本体１と、こ
のバツクル本体に一端部を連ねて該本体１から突
出する筒枠２と、上記筒枠２の他端部に千切れ易
い連結部１２を介して連結した、上記筒枠２の外
側に嵌めることができる筒形スライダ１０とから
なり、 上記筒枠２の他端部からバツクル本体１の内部
にかけてベルトの端部９を差し込む行き止まりの
盲孔３を設け、上記筒枠２にある上記盲孔３の下
壁７にはベルトの端部９よりも幅が小さい穴８を
設け、又、上記盲孔３の上壁５にはバツクル本体
１に向く縁部が自由端６ｃになつた舌形の弾性ブ
レード６をコ字形の切込み６′で設けると共に、
上記弾性ブレード６の上面をバツクル本体１に向
かつて上り坂の傾斜カム面６ａにし、 前記ベルトの端部９を上記盲孔３に奥まで差し
込み、前記筒形スライダ１０を千切れ易い連結部
１２で千切つて筒枠２から切り離し、上記筒枠２
の外側に嵌めると、舌状の弾性ブレード６は上面
の傾斜カム面６ａにし、 前記ベルトの端部９を上記盲孔３に奥まで差し
込み、前記筒形スライダ１０を千切れ易い連結部
１２で千切つて筒枠２から切り離し、上記筒枠２
の外側に嵌めると、舌状の弾性ブレード６は上面
の傾斜カム面６ａを前記筒形スライダ１０の上壁
下面で下向きに押され、ベルトの端部９ごと前記
盲孔３の下壁７にある穴８に押込められるように
なつていることを特徴とするバツクルのベルト端
部固定装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8112632A FR2508287A1 (fr) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | Dispositif de bouclerie a fixation rapide incorporee |
| FR8112632 | 1981-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583808U JPS583808U (ja) | 1983-01-11 |
| JPH0349524Y2 true JPH0349524Y2 (ja) | 1991-10-23 |
Family
ID=9259925
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982092534U Granted JPS583808U (ja) | 1981-06-26 | 1982-06-22 | バツクル装置 |
| JP1988125219U Expired JPH0239363Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1988-09-27 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988125219U Expired JPH0239363Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1988-09-27 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPS583808U (ja) |
| FR (1) | FR2508287A1 (ja) |
| IT (1) | IT1151217B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2555873B1 (fr) * | 1983-12-05 | 1986-09-26 | Usiflamme France | Element de retenue d'articles allonges, notamment de ceintures et boucles de ceintures comportant un tel element |
| WO2011152545A1 (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | 株式会社 舞花 | 留め具 |
| DE102012217372A1 (de) * | 2012-09-26 | 2014-03-27 | Hilti Aktiengesellschaft | Verschlusselement für eine Brandschutzmanschette |
| JP2019083870A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 株式会社東海理化電機製作所 | バックル装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5214120U (ja) * | 1975-07-12 | 1977-02-01 |
Family Cites Families (7)
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| FR2208621B1 (ja) * | 1972-09-15 | 1975-03-28 | Bougnot Henri | |
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1981
- 1981-06-26 FR FR8112632A patent/FR2508287A1/fr active Pending
-
1982
- 1982-05-24 IT IT21442/82A patent/IT1151217B/it active
- 1982-06-22 JP JP1982092534U patent/JPS583808U/ja active Granted
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1988
- 1988-09-27 JP JP1988125219U patent/JPH0239363Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5214120U (ja) * | 1975-07-12 | 1977-02-01 |
Also Published As
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|---|---|
| IT8221442A0 (it) | 1982-05-24 |
| JPH01114804U (ja) | 1989-08-02 |
| JPS583808U (ja) | 1983-01-11 |
| IT1151217B (it) | 1986-12-17 |
| JPH0239363Y2 (ja) | 1990-10-23 |
| FR2508287A1 (fr) | 1982-12-31 |
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