JPH0241133Y2 - - Google Patents

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JPH0241133Y2
JPH0241133Y2 JP1874386U JP1874386U JPH0241133Y2 JP H0241133 Y2 JPH0241133 Y2 JP H0241133Y2 JP 1874386 U JP1874386 U JP 1874386U JP 1874386 U JP1874386 U JP 1874386U JP H0241133 Y2 JPH0241133 Y2 JP H0241133Y2
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JP
Japan
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claws
mold
recess
protrusion
guide protrusion
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JP1874386U
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JPS62132131U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スナツプ釦等の雄部材や雌部材を生
地を介して止める止め金具の爪部を曲げる金型に
関し、特に2本の爪部を有する止め金具の該爪部
を曲げる金型に関する。
従来の技術 2本の爪部を有する止め金具の該爪部をパンチ
と上面に形成された凹部を有する金型により折り
曲げる際、両爪部の先端部が互いにずれていると
はいえ、爪部同士が重なり合つてカールされた
り、また先端部同士が衝突し合つて正しくカール
されなかつたりすると見栄えが悪かつたり、加締
め状態が悪いという問題点があつた。
上記問題点を解決するため、円形金型の凹部中
央に、かつ同心状に凸起を配し、該凸起により2
本の爪がそれぞれ衝突しないようにした金型が提
案されている(実公昭58−15450号公報)。
また、円形金型の凹部に該凹部を縦断し両端が
金型の周縁部と面一となるよう連続した突条が形
成された金型が知られている(米国特許第
1789034号明細書)。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記実公昭58−15450号公報に開示の
ものは、単に凹部中央に同心状に小さい凸起を形
成しているのみであるので、なおかつ2本の爪が
全て平行に折り曲げられず重なり合つてしまうと
いう問題点を有しており、また米国特許第
1789034号明細書に開示のものは、円形金型の上
面周縁部と突条とが面一に連続しているため、連
続部(突条の両端側)に止め金具の2本の爪部の
先端部が位置した場合、突条を境にして両爪部が
左右に確実に分れて平行に折り曲げられるとは限
らず、両爪部が重なり合つてカールされたり、ま
た連続部で両爪部が折り曲げられてしまうという
問題点を有している。
本考案は上記点に着目してなされたものであつ
て、止め金具の両爪部が確実に互いに平行となる
よう折り曲げることができる曲げ金型を提供する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点は本考案によれば、曲げ金型の上面
に形成された凹部が楕円形状をなし、該凹部内に
細長いガイド突条を形成し、該ガイド突条を楕円
凹部の長軸に対して重合しないよう所定角度偏位
させると共に、ガイド突条の長手方向両先端部が
前記金型の上面と連続しないようギヤツプを形成
した曲げ金型とすることにより解決される。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図において1はパンチであり、2はダイ
で、3は本考案に係る曲げ金型である。
パンチ1の下端部には止め金具4を係止するよ
うになつている。該止め金具4は前述したように
2本の爪部5,5を有している。
前記曲げ金型3の外形形状自体は、円形状であ
つてもよく、また楕円形であつてもよい。この曲
げ金型3の上面には第2図で示されるように楕円
形状をした凹部7が形成されており、この楕円の
長軸l上に離隔した爪載置ポイント8,8に前記
止め金具4の両爪部5,5の先端部6,6が常に
位置するようになつている。そして凹部7には楕
円長軸lと重なり合わないように、すなわち、長
軸lに対してわずかにずれるように所定の角度で
もつて偏位したガイド突条9が形成されている。
このガイド突条9は三角形状の断面を有し平面よ
りみて細長いものであつて、前記止め金具4の2
本の爪部5,5を該突条9の対向面に沿つて互い
に反対方向に平行に折り曲げるためのガイドとし
ての役目をするものである。またこのガイド突条
9の長手方向先端部10,10は、前記曲げ金型
3の上面11と連続するものではなく途切れてお
り、ギヤツプ12,12を形成するようになつて
おり、しかもガイド突条9の高さは金型3の上面
11より低くなつている。このギヤツプ12,1
2部は前記爪部5,5の先端部6,6がこの位置
にきても該先端部6,6が左右にずれるような斜
面となつている。
13は前記止め金具4の爪部5,5を加締め折
り曲げて生地cに取付けられる図示の例ではスナ
ツプ釦等の雄部材である。
前記凹部7はその周囲よりガイド突条9に向か
つて傾斜する弧状の傾斜面14となつていると共
に、ガイド突条9もその周側面がテーパ面15と
なつている。従つて、爪載置ポイント8,8に爪
部5,5の先端部6,6が位置しなくとも、すな
わち該爪載置ポイント8,8の位置よりずれても
傾斜面14によつて爪部5,5はガイド突条9側
に寄つてくるようになつている。
尚、曲げ金型3のガイド突条9の断面は弧状突
部であつてもよく、該突条9の両側の傾斜面14
は傾斜平面としてもよい(第4図)。
また、第3図に示した止め金具4の爪部5,5
の先端6,6は中心線状に位置しているが、第5
図の如く、中心線より僅かに、夫々反対側に偏位
した先端6′,6′を有する爪部5,5でもよく、
その場合、第2図に図示の金型において、爪部の
先端6′,6′は爪載置ポイント8′,8′に落下す
ることになり、第3図に図示した止め金具の場合
によりも、ガイド突条9の両側面に両爪部5,5
が円滑に沿つて折曲される。
作 用 パンチ1の下端面に係止された止め金具4をパ
ンチ1の下降により下降させ、止め金具4の2本
の爪部5,5が生地cを刺通し、爪部5,5の先
端部6,6が曲げ金型3の上面に形成された楕円
凹部7の爪載置ポイント8,8に位置する。そし
て、さらにパンチ1を加圧することにより、爪部
5,5は第2図に示されるように矢印方向にガイ
ド突条9に沿つてガイドされ、第3図に示される
ように両爪部5,5は重なり合うことなく互いに
平行に折り曲げられる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、曲げ金型の上面
に楕円形状の凹部を形成し、この凹部内に細長い
ガイド突条を形成し、該ガイド突条が前記楕円凹
部の長軸に対して所定角度偏位させると共に、ガ
イド突条の長手方向先端部が前記金型の上面周囲
と連続しないよう途切れるようにしたので、止め
金具の両爪部を折り曲げる際、両爪部がガイド突
条に沿つて重なり合うことなく確実に互いに平行
に折り曲げられるという実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る曲げ金型を使用した加
締め装置の断面図、第2図は、曲げ金型の平面
図、第3図は、止め金具の平面図である。第4図
は、曲げ金型の他の実施例を示す要部断面図、第
5図は、止め金具の他の実施例を示す平面図であ
る。 3……曲げ金型、4……止め金具、5……爪
部、6……先端部、7……凹部、9……ガイド突
条、10……長手方向先端部、11……上面、1
2……ギヤツプ、l……長軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 止め金具4の両爪部5,5を上面に設けられた
    凹部7によつて折り曲げる金型において、 前記凹部7が楕円形状をなし、該凹部7内に細
    長いガイド突条9を形成し、該ガイド突条9を楕
    円凹部7の長軸lに対して重合しないよう所定角
    度偏位させると共に、ガイド突条9の長手方向先
    端部10,10が前記金型3の上面11と連続し
    ないようギヤツプ12,12を形成していること
    を特徴とする止め金具の曲げ金型。
JP1874386U 1986-02-12 1986-02-12 Expired JPH0241133Y2 (ja)

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JP1874386U JPH0241133Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JP1874386U JPH0241133Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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Publication Number Publication Date
JPS62132131U JPS62132131U (ja) 1987-08-20
JPH0241133Y2 true JPH0241133Y2 (ja) 1990-11-01

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