JPH068924Y2 - トリム部品におけるリッドの係止装置 - Google Patents

トリム部品におけるリッドの係止装置

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JPH068924Y2
JPH068924Y2 JP8351589U JP8351589U JPH068924Y2 JP H068924 Y2 JPH068924 Y2 JP H068924Y2 JP 8351589 U JP8351589 U JP 8351589U JP 8351589 U JP8351589 U JP 8351589U JP H068924 Y2 JPH068924 Y2 JP H068924Y2
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JP
Japan
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lid
trim
operation knob
locking piece
locking device
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JP8351589U
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JPH0324947U (ja
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利達 津田
英一 内田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として車両のトランクルームの内壁面を覆
うトリム部品におけるリッドの係止装置に関する。
(従来の技術) 従来、実開昭63−26458号公報により、トリム部品に形
成した開口を覆うリッドを該トリム部品に対し着脱自在
に係止する係止装置は知られ、このものでは、2本の脚
片を有するU字形状のクリップを設け、該クリップの外
面に操作つまみを突設し、該クリップを前記リッドに形
成した取付穴にスライド自在に装着し、該クリップを下
方にスライドさせ、両脚片間に該トリム部品の開口縁部
を挟んで該リッドを係止し、該クリップを上方にスライ
ドさせて脚片を該開口縁部から離脱させ、該操作つまみ
を手前に引張って該リッドを取外すようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来のものでは、操作つまみがトランクルーム
内に張り出すと荷物が引掛る等して邪魔になるため、操
作つまみの突出寸法を余り大きくできず、結局、リッド
を手前に引張りにくくなってリッドの取外しが面倒にな
る問題がある。
ところで、トリム部品の開口縁に手掛用凹部を形成する
ことも考えられるが、これでは該凹部にほこりが溜り易
くまた外観が悪くなる。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、リッドの取外しが簡単に行な
い得られ且つ外観の良い係止装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案では、トリム部品に形成
した開口を覆うリッドを該トリム部品に対し着脱自在に
係止する係止装置において、該リッドの表側に操作ノブ
をスライド自在に設け、該リッドの裏側に、該トリム部
品に形成した係合部に係合する係止片を該操作ノブに連
動するように連結して設け、該トリム部品にガイド突部
を設けると共に、該係止片に該係止片が該係合部に係合
する位置から離脱する位置に移動したとき該ガイド突部
に乗り上げて該リッドを表方向に押圧する押ばねを設け
た。
(作用) リッドを取外す際、操作ノブを係止片が係合部から離脱
する位置にスライドすることで、押ばねがガイド突部に
乗り上げ、該押ばねの反力によりリッドが押されて手前
側に浮き上る。結局、リッドが手前側に浮上るためトリ
ム部品の開口縁部との間の隙間に指を入れてリッドを簡
単に取外すことができる。また、操作ノブは指でスライ
ドし得る程度の小さなもので足り、トランクルーム内へ
の張り出しがほとんどなく外観も良い。
(実施例) 図面で、(1)はトランクルームの後壁を覆うリヤトリム
を示し、該リヤトリム(1)には尾燈のバルブ交換用の開
口(2)が形成されており、該開口(2)を覆うリッド(3)を
該リヤトリム(1)に対し着脱自在に装着した。
該リッド(3)の上側部にはリヤトリム(1)に形成した差込
孔(4)に挿入される差込み片(5)が左右1対に突設されて
おり、該リッド(3)の左右各側の表側下部に凹部(6)を形
成し、該各凹部(6)に形成したスリット(6a)に操作ノブ
(7)の脚片(7a)を挿通して、該操作ノブ(7)を上下方向に
スライド自在とし、該操作ノブ(7)の裏面に第7図に明
示する小突起(7b)を突出し、該ノブ(7)のリヤトリム(1)
に対する接触面積を減少させて、操作ノブ(7)のスライ
ド操作力を軽減し得るようにした。
また、前記リッド(3)の裏側に、前記リヤトリム(1)を開
口縁部に形成した係合部たる係合孔(8)に係合する係止
片(9)を操作ノブ(7)に固着して設け、該係止片(9)を該
操作ノブ(7)に連動して上下にスライドし得るようにし
た。
また、前記リヤトリム(1)に上方に向って手前側に傾斜
する斜面(10a)を有するガイド突部(10)を該トリム(1)に
一体に形成し、前記係止片(9)に、該ガイド突部(10)と
協働してリッド(3)を表方向(第2図で左方)に押圧す
る押ばね(11)を設けた。
実施例では、該係止片(9)を短冊状のばね板で構成し、
該ばね板にこれの先端を外側に折曲げて前記押ばね(11)
を一体に形成し該係止片(9)の基部(9a)に第6図に明示
する如く多数の遊離片(12a)を有する上下2個の取付孔
(12)(12)を形成して、操作ノブ(7)の前記脚片(7a)から
突出する第7図示の如き丸と角の上下2本のピン(7c)(7
d)を該各取付孔(12)(12)に差込み、これら遊離片(12a)
の該各ピン(7c)(7d)への食い込みにより操作ノブ(7)に
係止片(9)を結着するようにし、また該基部(9a)の上側
に、リヤトリム(1)の裏面に突設した突部(13)に係合す
る上下2個の凹部(14)を形成し、操作ノブ(7)に節度感
を付与すると共に係止片(9)を下方の係合位置と上方の
離脱位置とに保持し得るようにした。
また、リヤトリム(1)の裏面にリブ(15)(15)を突設する
と共に、係止片(9)の前記基部(9a)の両側に斜めに立ち
上がるガイド片(16)(16)を一体形成し、操作ノブ(7)を
がたつきなくスムーズにスライドし得るようにした。
かくてリッド(3)を取外すべく操作ノブ(7)を下方位置か
ら上方にスライドすれば、係止片(9)が係合孔(8)から離
脱され、これに連動して押ばね(11)が第2図で仮想線で
示す如くガイド突部(10)に乗り上げ、該押ばね(11)の反
力によりリッド(3)が押されて第3図示のように手前側
に浮上がるようにした。
また、リッド(3)を取付けるときは、操作ノブ(7)を上方
にスライドさせた状態で差込み片(5)を差込孔(4)に挿入
し、リッド(3)の下部を押ばね(11)に抗して押し付け、
この状態で操作ノブ(7)を下方にスライドする。これに
より、係止片(9)が係合孔(8)に係合し、押ばね(11)のガ
イド突部(10)との係合が解かれて、リッド(3)が係止状
態に保持される(第2図で実線示の状態)。
尚、係止片(9)を上記の如くばね板で構成した場合、係
止片(9)の係合孔(8)への係合状態(第4図で実線示の状
態)における係止片(9)や係合孔(8)の製作誤差によるが
たつきを無くすことができ有利であり、また実施例のよ
うに、係止片(9)と押ばね(11)をばね板で一体成形する
と、部品点数の削減を図れて有利である。
また、上記実施例では、押ばね(11)を係止片(9)に設け
ると共にガイド突部(10)をリヤトリム(1)に設けたが、
押ばね(11)をリヤトリム(1)に設けガイド突部(10)を係
止片(9)に設けることも可能である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案によれば、押ばねによりリッドを手
前側に浮き上がらせることができるためリッドの取外し
を簡単に行なうことができると共に、操作ノブも小さく
て済み外観が良くなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の1例を示すもので、第1図はリヤト
リムの斜視図、第2図はそのII−II線拡大截断側面図、
第3図はリッドの取外し状態を示す要部の截断側面図、
第4図は第2図のIV−IV線截断平面図、第5図はリヤト
リムの要部の裏面図、第6図は係止片の正面図、第7図
は操作ノブの裏面図である。 (1)…リヤトリム(トリム部品) (2)…開口 (3)…リッド (7)…操作ノブ (8)…係合孔(係合部) (9)…係止片 (10)…ガイド突部 (11)…押ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリム部品に形成した開口を覆うリッドを
    該トリム部品に対し着脱自在に係止する係止装置におい
    て、該リッドの表側に操作ノブをスライド自在に設け、
    該リッドの裏側に、該トリム部品に形成した係合部に係
    合する係止片を該操作ノブに連動するように連結して設
    け、該トリムにガイド突部を設けると共に、該係止片に
    該係止片が該係合部に係合する位置から離脱する位置に
    移動したとき該ガイド突部に乗り上げて該リッドを表方
    向に押圧する押ばねを設けたことを特徴とするトリム部
    品におけるリッドの係止装置。
JP8351589U 1989-07-18 1989-07-18 トリム部品におけるリッドの係止装置 Expired - Lifetime JPH068924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8351589U JPH068924Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 トリム部品におけるリッドの係止装置

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JP8351589U JPH068924Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 トリム部品におけるリッドの係止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0324947U JPH0324947U (ja) 1991-03-14
JPH068924Y2 true JPH068924Y2 (ja) 1994-03-09

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ID=31631245

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JP8351589U Expired - Lifetime JPH068924Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 トリム部品におけるリッドの係止装置

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JP5272832B2 (ja) * 2009-03-20 2013-08-28 スズキ株式会社 リッドのロック構造
JP5369822B2 (ja) * 2009-03-30 2013-12-18 スズキ株式会社 車両の荷室構造
US10124746B2 (en) 2014-09-16 2018-11-13 Kasai Kogyo Co., Ltd. Automobile lid device

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JPH0324947U (ja) 1991-03-14

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