JPS6016322Y2 - 化粧用コンパクト - Google Patents
化粧用コンパクトInfo
- Publication number
- JPS6016322Y2 JPS6016322Y2 JP13155180U JP13155180U JPS6016322Y2 JP S6016322 Y2 JPS6016322 Y2 JP S6016322Y2 JP 13155180 U JP13155180 U JP 13155180U JP 13155180 U JP13155180 U JP 13155180U JP S6016322 Y2 JPS6016322 Y2 JP S6016322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic pin
- recess
- lid
- elastic
- llb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、化粧用コンパクトに係る。
従来、合成樹脂製の扁平な身と蓋とを、後部で開閉回動
自在に枢着し、前部で双方を離脱可能に係合させるよう
にした化粧用コンパクトがよく知られている。
自在に枢着し、前部で双方を離脱可能に係合させるよう
にした化粧用コンパクトがよく知られている。
而して、その係合は、通常、身と蓋とに対応して設けた
相互の係合部を、身と蓋との全体的な弾性変形を以て互
いに係合させることにより、得ている。
相互の係合部を、身と蓋との全体的な弾性変形を以て互
いに係合させることにより、得ている。
しかし、斯様な係合手段では、身と蓋に厳格な寸法精度
が要求され、従って、成形時に冷却収縮等による変形を
伴う合戒樹脂戊形品は歩留が悪く、コスト高となると共
に、その保合が、時に固く、時に緩くなる等の欠点があ
る。
が要求され、従って、成形時に冷却収縮等による変形を
伴う合戒樹脂戊形品は歩留が悪く、コスト高となると共
に、その保合が、時に固く、時に緩くなる等の欠点があ
る。
本案は、斯る従来の欠点を除去しようとするものである
。
。
以下、図示の実施例について説明する。
図示のものは、合成樹脂製の扁平な身１と蓋２とを後部
で開閉回動自在に枢着３し、前部で双方を離脱可能に係
合させるよう構成した化粧用コンパクトにおいて、その
係合部分の構造として、身１の前縁部で弾性ピン装備用
凹所１１を設け、該弾性ピン装備用凹所１１に、弾性ピ
ン５を中途で弾性変形化能に表出させて横設装備し、該
弾性ピン５に蓋２の前縁部に突設した係合突片２１を係
合させるよう構成している。
で開閉回動自在に枢着３し、前部で双方を離脱可能に係
合させるよう構成した化粧用コンパクトにおいて、その
係合部分の構造として、身１の前縁部で弾性ピン装備用
凹所１１を設け、該弾性ピン装備用凹所１１に、弾性ピ
ン５を中途で弾性変形化能に表出させて横設装備し、該
弾性ピン５に蓋２の前縁部に突設した係合突片２１を係
合させるよう構成している。
また、上記弾性ピン装備用凹所１１は、身１の前縁部に
おいて、中間部１１ａを前方に開口すると共に、懐を左
右にえぐってその中間部１１ａの左右に弾性ピン係止用
凹部１１ｂ、ｌｌｂを形威し、且つ、これらの中間部１
１ａ及び弾性ピン係止用凹部１１ｂ、ｌｌｂを上方に開
放させて形威している。
おいて、中間部１１ａを前方に開口すると共に、懐を左
右にえぐってその中間部１１ａの左右に弾性ピン係止用
凹部１１ｂ、ｌｌｂを形威し、且つ、これらの中間部１
１ａ及び弾性ピン係止用凹部１１ｂ、ｌｌｂを上方に開
放させて形威している。
弾性ピン５は、ピアノ線等の弾性金属線を適宜長さに切
断して形威し、上記弾性ピン装備用凹所１１には、中途
部分を中間部１１ａに可撓に位置させ、両端部を弾性ピ
ン係止用凹部１１ｂ、１１ｂに挿入させて装着して、身
１内に嵌着した装飾環４でその弾性ピン装備用凹所１１
の上面を閉じることにより抜は止めしている。
断して形威し、上記弾性ピン装備用凹所１１には、中途
部分を中間部１１ａに可撓に位置させ、両端部を弾性ピ
ン係止用凹部１１ｂ、１１ｂに挿入させて装着して、身
１内に嵌着した装飾環４でその弾性ピン装備用凹所１１
の上面を閉じることにより抜は止めしている。
上記装飾環４は、合成樹脂製の断面逆り字状をなすもの
であり、その筒部４１を身１の周壁内周面に嵌着固定し
、フランジ部４２を身１の周壁土面に当接するようにし
ており、フランジ部４２の前部を彎曲状に切欠いて、該
切欠４２ａにより上記弾性ピン５の中途部分が平面視で
露出するようにし、且つ、フランジ部４２のその切欠４
２ａ箇所の縁部で弾性ビン装備用凹所１１の上面を閉じ
てこれをカバーすると共に、弾性ピン５の抜は止めを得
ている。
であり、その筒部４１を身１の周壁内周面に嵌着固定し
、フランジ部４２を身１の周壁土面に当接するようにし
ており、フランジ部４２の前部を彎曲状に切欠いて、該
切欠４２ａにより上記弾性ピン５の中途部分が平面視で
露出するようにし、且つ、フランジ部４２のその切欠４
２ａ箇所の縁部で弾性ビン装備用凹所１１の上面を閉じ
てこれをカバーすると共に、弾性ピン５の抜は止めを得
ている。
蓋２に設けた係合突片２１は、蓋２の前縁部から円弧状
に一体に垂設し、下端部内面に係合突子２１ａを突設し
て、該係合突子２１ａが、蓋２を閉じたときに弾性ピン
５の中途部分を撓ませてこれを乗り越え、弾性ピン５に
係合するようにしている。
に一体に垂設し、下端部内面に係合突子２１ａを突設し
て、該係合突子２１ａが、蓋２を閉じたときに弾性ピン
５の中途部分を撓ませてこれを乗り越え、弾性ピン５に
係合するようにしている。
なお、身１及び蓋２は、平面形状円形に形成し、上記係
合突片２１もその円の中に納まるよう形成しているので
、係合突片２１に対応して、身１の前端部を一旦窪ませ
た上で、該窪み１２の中に上記弾性ピン装備用凹所１１
を設けている。
合突片２１もその円の中に納まるよう形成しているので
、係合突片２１に対応して、身１の前端部を一旦窪ませ
た上で、該窪み１２の中に上記弾性ピン装備用凹所１１
を設けている。
また、装飾環４のフランジ部４２の後部は、枢着部３の
邪魔にならないようカットしている。
邪魔にならないようカットしている。
図中６は、鏡である。
本案によれば、身１の弾性ビン装備用凹所１１に曲げの
弾性変形可能に弾性ピン５を装備し、これに蓋２の保合
突子２１を係合させるようにしているので、弾性ピン５
による十分な弾性変形で該弾性ピン５と係合突片２１と
に具合よい最良の係合状態が得られ、係合許容範囲を大
幅に広げることができ、特に係合の浅い深いは生ぜず、
どのような場合にも係合力に大差を生ずることなく極め
て良好に係合させることができ、また、その弾性ピン５
の弾性変形は、身１及び蓋２の寸法公差を大幅に許容し
、従って、合皮樹脂戊形しても、成形時の冷却収縮等に
よる変形が問題にならず、歩留が大幅に向上できて、コ
ストダウンできる。
弾性変形可能に弾性ピン５を装備し、これに蓋２の保合
突子２１を係合させるようにしているので、弾性ピン５
による十分な弾性変形で該弾性ピン５と係合突片２１と
に具合よい最良の係合状態が得られ、係合許容範囲を大
幅に広げることができ、特に係合の浅い深いは生ぜず、
どのような場合にも係合力に大差を生ずることなく極め
て良好に係合させることができ、また、その弾性ピン５
の弾性変形は、身１及び蓋２の寸法公差を大幅に許容し
、従って、合皮樹脂戊形しても、成形時の冷却収縮等に
よる変形が問題にならず、歩留が大幅に向上できて、コ
ストダウンできる。
更に、弾性ピン５は、身１の弾性ピン装備用凹所１１へ
挿入の上、装飾環４で押えればよく、組立てが極めて容
易であり、外観を違和感のない美麗なものにできる。
挿入の上、装飾環４で押えればよく、組立てが極めて容
易であり、外観を違和感のない美麗なものにできる。
図面は本実施例で、第１図は一部截断平面図、第２図は
縦断側面図、第３図は一部截断側面図、第４図は要部の
分解斜視図である。 １・・・・・・身、２・・・・・・蓋、４・・・・・・
装飾環、５・・・・・・弾性ピン、１１・・・・・・弾
性ピン装備用凹所。
縦断側面図、第３図は一部截断側面図、第４図は要部の
分解斜視図である。 １・・・・・・身、２・・・・・・蓋、４・・・・・・
装飾環、５・・・・・・弾性ピン、１１・・・・・・弾
性ピン装備用凹所。
Claims (1)
- 合成樹脂製の扁平な身１と蓋２とを後部で開閉回動自在
に枢着３し、前部で双方を離脱可能に係合させるよう構
成した化粧用コンパクトにおいて、その係合部分の構造
として、身１の前縁部で弾性ピン装備用凹所１１を設け
、該弾性ピン装備用凹所１１に、弾性ピン５を中途で弾
性変形可能に表出させて横設装備し、該弾性ピン５に蓋
２の前縁部に突設した係合突片２１を係合させるよう構
成し、また、上記弾性ピン装備用凹所１１は、身１の前
縁部において、中間部１１ａを前方に開口すると共に、
懐を左右にえぐってその中間部１１ａの左右に弾性ピン
係止用凹部１１ｂ、ｌｌｂを形威し、且つ、これらの中
間部１１ａ及び弾性ピン係止用凹部１１ｂ、ｌｌｂを上
方に開放させて形威し、弾性ピン５は、中途部分を上記
中間部１１ａに可撓に位置させ、両端部を上記弾性ピン
係止用凹部１１ｂ、ｌｌｂに挿入させて装着して、身１
内に嵌着した装飾環４のフランジ部４２でその弾性ピン
装備用凹所１１の上面を閉じることにより抜は止めした
ことを特徴とする化粧用コンパクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13155180U JPS6016322Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 化粧用コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13155180U JPS6016322Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 化粧用コンパクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754310U JPS5754310U (ja) | 1982-03-30 |
| JPS6016322Y2 true JPS6016322Y2 (ja) | 1985-05-21 |
Family
ID=29491830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13155180U Expired JPS6016322Y2 (ja) | 1980-09-16 | 1980-09-16 | 化粧用コンパクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016322Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0316563Y2 (ja) * | 1985-05-23 | 1991-04-09 | ||
| JPH0323125Y2 (ja) * | 1985-06-06 | 1991-05-21 | ||
| JPH0319294Y2 (ja) * | 1985-06-06 | 1991-04-24 | ||
| JPH0323127Y2 (ja) * | 1985-06-10 | 1991-05-21 | ||
| JPH0323126Y2 (ja) * | 1985-06-10 | 1991-05-21 | ||
| JP2011212257A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Naris Cosmetics Co Ltd | 円弧状フックを有する円形コンパクト容器 |
-
1980
- 1980-09-16 JP JP13155180U patent/JPS6016322Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754310U (ja) | 1982-03-30 |
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