JPH052458Y2 - - Google Patents

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JPH052458Y2
JPH052458Y2 JP10052486U JP10052486U JPH052458Y2 JP H052458 Y2 JPH052458 Y2 JP H052458Y2 JP 10052486 U JP10052486 U JP 10052486U JP 10052486 U JP10052486 U JP 10052486U JP H052458 Y2 JPH052458 Y2 JP H052458Y2
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recess
elastic plate
engaging portion
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JP10052486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器蓋体の係止構造に係り、特に受皿
に蝶着した蓋体を押し釦操作により開蓋するよう
にしたものに関する。
〔従来の技術〕
従来より、コンパクトや化粧クリーム用の容器
等ではヒンジで蝶着された蓋体をワンタツチで開
けるようにしたものがある。
このように蓋体を係脱自在に係止する構造とし
ては、例えば実開昭57−158405号公報に記載され
ているものが知られている。
これは第5図及び第6図に示すように、受皿2
0に蓋体21を開閉自在に蝶着したものであり、
受皿20の前面には前方及び上下方向に開口しそ
の内壁2bに係合部21が突設された凹所22が
形成されている。
前記蓋体21の開口側端縁には係合片24が垂
設されており、この係合片24は開蓋時に前記係
合部23に係合して蓋体21がロツクされるよう
になつている。
前記凹所22内には押釦25が軸点26により
揺動自在に支持されており、この押釦25の裏面
には押し上げ突部27が形成されていて、この押
し上げ突部27は閉蓋時に前記係合部24に当接
するようになつている。
前記押釦25を押すと前記押し上げ突部27が
上方に移動して係合片24を押し上げ、開蓋する
ことができるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記したものにおいては、押釦25
に設けられた押し上げ突部27により係合片24
を直接押し上げ、係合部23と係合片24との係
合状態を強制的に解除する構造となつているた
め、係合部23と係合片24との摩擦に抗して押
釦操作をしなけばならず、押釦25の操作に円滑
を欠くという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、開
蓋に際しての押釦操作が軽く円滑であり、部品点
数も増加しない容器蓋体の係止構造とすることを
技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、受
皿1に蓋体3が開閉自在に蝶着され、受皿1の前
面に前方及び上下方向に開口した凹所2aが形成
されているとともにその内壁2bに係合部5が突
設され、前記蓋体3の開口側端縁には前記係合部
5に係合する係合片6が垂設され、前記凹所2a
内には押釦7が軸点7aにより支持されている容
器蓋体の係止構造において、以下のような構成と
した。
即ち、前記内壁2bは弾性板で形成されてお
り、前記押釦7には押釦7の回動時にこの弾性板
に当接して係合部5を後退せしめる押圧突部7b
を突設してあり、さらに前記蓋体3の蝶着部3b
には蓋体3を開蓋方向に付勢するためのバネ手段
4を設けて容器蓋体の係止構造とした。
〔作用〕
蓋体3の閉時には第2図に示すように、係合部
5が係合片6に係合し蓋体3は閉状態で支持され
ている。蓋体3を開蓋する場合には押釦7の下方
を押圧する。すると、押圧突部7bが前進し、弾
性板を押圧してこれを後退せしめる。このため係
合部5が係合片6から離脱し開蓋する。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。
受皿1の口部には蓋保持体2が螺合され、この
蓋保持体2は略円形の蓋状をなしているとともに
窓2cが設けられており、この蓋保持体2には蓋
体3が開閉自在に蝶着されている。受皿1と蓋保
持体2との間には蓋体3が密着する蓋体ベツト8
が介挿されている。
前記蓋体3の蝶着部3bには蓋体3を開蓋方向
に付勢するためのバネ手段としての巻きばね4が
設けられているとともにその開口側端縁3aには
係合片6が垂設されている。
蓋保持体2の前面には前方及び上下方向に開口
した凹所2aが形成されており、この凹所2a内
には押釦7が軸点7aにより支持されている。
一方、凹所2a内の内壁2bは前記蓋体3の閉
時において前記係合片6に対面する部位に位置す
る弾性板となつている。この弾性板は凹所2a内
の内壁2bの下端にスリツト2dを形成し、その
両端だけを蓋保持体2と一体成型することによつ
て弾性が持たせてあり、その中央部に前記係合片
6に係合する係合部5が突設されている。
さらに凹所2a内において対向する側壁には前
記押釦7の軸点7aを支持する蟻溝2eが夫々形
成されており、この蟻溝2eに凹所2a正面側か
ら押釦7の軸点7aを押入することによつて押釦
7が回動自在に支持されるようになつている。
前記押釦7の裏面上方には押釦7の回動時にこ
の弾性板に当接して係合部を後退せしめる押圧突
部7bが突設されており、この押圧突部7bは前
記係合片6に接触しないよう係合片6の幅よりも
広い間隔を以て2箇所設けられている。
以下、動作例を説明する。まず、蓋体3の閉時
には第2図に示すように、係合部5が係合片6に
係合し蓋体3は閉状態で支持されている。
ここで、蓋体3を開蓋する場合には押釦7の下
方を押圧する。すると、押圧突部7bが前進し、
弾性板を押圧してこれを後退せしめる。このため
係合部5が係合片6から離脱し開蓋する。
以上述べた実施例では受皿1と蓋保持体2とを
別体にしたが、これらを一体にしてもよいのは勿
論である。
また、前記押圧突部7bは前記係合片6に接触
しないよう係合片6の幅よりも広い間隔を以て2
箇所設けられているが、この例に限らず、係合片
6の中央にスリツトを設けるとともに、押釦7側
にそのスリツトを貫通する一本の押圧突部7bを
設けて弾性板の中央部分を押圧するようにしても
よい。この場合には弾性板がもつとも撓みやすい
中央部分を押圧できるため押釦7の操作力が少な
くてすむ。
〔考案の効果〕
本考案によれば、係合片に係合する係合部が弾
性板に設けられ、この弾性板を押釦に突設した押
圧突部で押圧して係合片から退避するように構成
したので、開蓋の際に押釦で蓋体を押し上げるも
のとは異なり、軽い押力で開蓋させることができ
る。
しかも、弾性板は受皿側に一体で形成されるも
のであるから、部品点数が増加することはなくコ
スト高となる虞れはない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、
第1図は開蓋状態の斜視図、第2図は閉蓋状態の
断面図、第3図は部分的平面図、第4図は開蓋状
態の断面図、第5図及び第6図は従来の蓋体の係
止構造を示し、第5図は閉蓋状態の断面図、第6
図は開蓋状態の断面図である。 1……受皿、3……蓋体、4……バネ手段とし
ての巻バネ、5……係合部、6……係合片、7…
…押釦、2b……弾性板としての内壁、3b……
蝶着部、7b……押圧突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受皿1に蓋体3が開閉自在に蝶着され、受皿1
    の前面に前方及び上方向に開口した凹所2aが形
    成されているとともにその内壁2bに係合部5が
    突設され、前記蓋体3の開口側端縁には前記係合
    部5に係合する係合片6が垂設され、前記凹所2
    a内には押釦7が軸点7aにより支持されている
    容器蓋体の係止構造において、 前記内壁2bは弾性板で一体的に形成されてお
    り、前記押釦7には押釦7の回動時にこの弾性板
    に当接して係合部5を後退せしめる押圧突部7b
    が突設され、前記蓋体3の蝶着部3bには蓋体3
    を開蓋方向に付勢するためのバネ手段4が設けら
    れていることを特徴とする容器蓋体の係止構造。
JP10052486U 1986-06-30 1986-06-30 Expired - Lifetime JPH052458Y2 (ja)

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JP10052486U JPH052458Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP10052486U JPH052458Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS637654U JPS637654U (ja) 1988-01-19
JPH052458Y2 true JPH052458Y2 (ja) 1993-01-21

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3336495B2 (ja) * 1998-09-07 2002-10-21 株式会社アライ化成 容器用プラスチック製キャップ
JP2002059953A (ja) * 2000-08-21 2002-02-26 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 箱装置
JP4785045B2 (ja) * 2006-01-30 2011-10-05 株式会社吉野工業所 蓋板付き容器

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JPS637654U (ja) 1988-01-19

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