JPH11306628A - 記録媒体ディスクのチャッキング機構 - Google Patents

記録媒体ディスクのチャッキング機構

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JPH11306628A
JPH11306628A JP10115064A JP11506498A JPH11306628A JP H11306628 A JPH11306628 A JP H11306628A JP 10115064 A JP10115064 A JP 10115064A JP 11506498 A JP11506498 A JP 11506498A JP H11306628 A JPH11306628 A JP H11306628A
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disk
turntable
medium disk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャッキング時において記録媒体ディスクの
チャッキング機構や記録再生装置の各部にに掛かる負荷
を軽減することを課題とする。 【解決手段】 CD−ROM9をそれを支持して回転さ
せるターンテーブル400に保持するためのチャッキン
グ機構であって、ターンテーブルのディスク載置面40
1の中心部にCD−ROMの中心孔9aを嵌合支持する
チャックベース410を突設させ、該チャックベースに
3個以上のチャックフィン430をチャックベースの半
径方向に移動自在に設けると共に、上記チャックフィン
の一部がチャックベースの外周面411から突出するよ
うに弾発付勢するコイルバネ440を設け、上記チャッ
クフィンは、回動自在とされ、CD−ROMのターンテ
ーブルへの着脱時には、チャックフィンが回動すること
によってCD−ROMのターンテーブルのディスク載置
面に離接する方向への移動を許容するようにし、CD−
ROMをその中心孔の開口縁を上記チャックフィンの先
端部と上記ディスク載置面とで挟持することによってタ
ーンテーブルにチャッキングするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な記録媒体ディ
スクのチャッキング機構に関する。詳しくは、記録媒体
ディスクをそれを支持して回転させるターンテーブルに
保持するためのチャッキング機構において、チャッキン
グ時において記録媒体ディスクのチャッキング機構や記
録再生装置の各部にに掛かる負荷を軽減する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】円板状をした記録媒体ディスクを回転さ
せながら、該記録媒体ディスクについての情報の記録又
は再生及びその双方を行なう記録再生装置において、記
録媒体ディスクを回転させるためのターンテーブルに記
録媒体ディスクを保持する、すなわち、チャッキングす
る機構に、図23乃至図25に示すようなものがある。
【0003】チャッキング機構aは、図示しないスピン
ドルモータによって回転されるターンテーブルbのディ
スク載置面cの中心部に厚手の円板状の外形を有するチ
ャックベースdを設け、該チャックベースdに3個のチ
ャックフィンe、e、eをチャックベースdの半径方向
に移動自在に設けると共に、上記チャックフィンe、
e、eの一部がチャックベースdの外周面から突出する
ように弾発付勢したものである。
【0004】すなわち、各チャックフィンeは、それを
配置するためにチャックベースdにその外周面に開口す
るように形成された配置凹部f内にチャックベースdの
半径方向に摺動自在に配置され、該チャックフィンeと
配置凹部fの奥面との間に縮設されたコイルバネgによ
ってその先端部がチャックベースdの外周面から突出す
る方向に弾発付勢されている。
【0005】そして、上記コイルバネgはその一端部が
チャックフィンeの後面に突設された嵌合ピンhに外嵌
され、また、他端部が配置凹部fの奥面に形成された嵌
合凹部iに内嵌され、これによって、コイルバネgの両
端部の位置決めがなされ、動作中においてその両端部が
所定の位置からずれてしまうことが無いようにされてい
る。
【0006】そして、記録媒体ディスクのチャッキング
は以下のようにして為される。
【0007】すなわち、記録媒体ディスクjがその中心
孔kがチャックベースdに外嵌されるように、ターンテ
ーブルbに近づいて来て、その中心孔kの開口縁部がチ
ャックフィンe、e、eの先端部の上側の傾斜面l、
l、lに当接する(図23参照)。
【0008】そこからさらに、記録媒体ディスクjがデ
ィスク載置面cに近付くように移動すると、中心孔kの
開口縁部がチャックフィンe、e、eの上記傾斜面l、
l、lを押圧するので、チャックフィンe、e、eには
チャックベースd内へ引っ込む方向への移動力が付勢さ
れ、これによって、チャックフィンe、e、eはコイル
バネg、g、gによる付勢力に抗して、チャックベース
d内へ引っ込むように移動する(図24参照)。
【0009】チャックフィンe、e、eがチャックベー
スd内へ引っ込むように移動することによって、記録媒
体ディスクjはさらにディスク載置面cへと近付くこと
ができ、記録媒体ディスクjがディスク載置面cに載置
されると、チャックフィンe、e、eがコイルバネg、
g、gによって付勢されている移動力によってその先端
部がチャックベースdの外周面から突出し、その先端部
下面の曲面m、m、mが記録媒体ディスクjの中心孔k
の開口縁部にディスク載置面cと反対側から弾接し(図
25参照)、これによって、記録媒体ディスクjはディ
スク載置面cとチャックフィンe、e、eとによって挟
持された状態でチャッキングされる。
【0010】そして、記録媒体ディスクjをターンテー
ブルbから取り外す時は、記録媒体ディスクjをディス
ク載置面cから離間する方向へ移動させる。すると、記
録媒体ディスクjの中心孔kの開口縁部がチャックフィ
ンe、e、eの下側の曲面m、m、mを押圧するので、
チャックフィンe、e、eは配置凹部f、f、f内へ引
っ込むように移動し、これによって、記録媒体ディスク
jはチャックフィンe、e、eの位置を抜けてターンテ
ーブルbから取り外される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したチャッキング
機構aにあっては、チャックフィンe、e、eががチャ
ックベースd内に引っ込むように移動して記録媒体ディ
スクjの通過を許容するので、記録媒体ディスクjの移
動方向に対して直交する方向へチャックフィンe、e、
eを移動させることになり、力の伝達ロスが大きく、従
って、記録媒体ディスクjを強い力でターンテーブルb
の方向へ移動させなければならない。そのために、強い
力に絶えられるように、記録再生装置の各部の剛性を高
くする必要があり、このことが装置の小型化、薄型化の
障害となっていた。
【0012】そこで、本発明は、チャッキング時におい
て記録媒体ディスクのチャッキング機構や記録再生装置
の各部にに掛かる負荷を軽減することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明記録媒体ディスク
のチャッキング機構は、上記した課題を解決するため
に、ターンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒
体ディスクの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突
設させ、該チャックベースに3個以上のチャックフィン
をチャックベースの半径方向に移動自在に設けると共
に、上記チャックフィンの一部がチャックベースの外周
面から突出するように弾発付勢する弾発部材を設け、上
記チャックフィンは、回動自在とされ、記録媒体ディス
クのターンテーブルへの着脱時には、チャックフィンが
回動することによって記録媒体ディスクのターンテーブ
ルのディスク載置面に離接する方向への移動を許容する
ようにし、記録媒体ディスクをその中心孔の開口縁を上
記チャックフィンの先端部と上記ディスク載置面とで挟
持することによってターンテーブルにチャッキングする
ようにしたものである。
【0014】従って、記録媒体ディスクのターンテーブ
ルへの着脱時には、チャックフィンが回動することによ
って記録媒体ディスクのターンテーブルのディスク載置
面に離接する方向への移動を許容するので、記録媒体デ
ィスクの着脱のために大きな力を必要としない。
【0015】また、別の本発明記録媒体ディスクのチャ
ッキング機構は、ターンテーブルのディスク載置面の中
心部に記録媒体ディスクの中心孔を嵌合支持するチャッ
クベースを突設させ、該チャックベースに3個以上のチ
ャックフィンをチャックベースの半径方向に移動自在に
設けると共に、上記チャックフィンの一部がチャックベ
ースの外周面から突出するように弾発付勢する弾発部材
を設け、上記チャックフィンは、上記弾発部材による力
以外の力が付勢されていない状態(以下、「中立状態」
という)からその先端がディスク載置面の方向へは回動
可能とされ、中立状態からその先端がディスク載置面か
ら離れる方向へは回動不能とされており、記録媒体ディ
スクのターンテーブルへの装着時にはチャックフィンの
先端部が記録媒体ディスクの中心孔の開口縁に押圧され
て回動して記録媒体ディスクのディスク載置面方向への
移動を許容し、記録媒体ディスクのターンテーブルから
の取外し時にはチャックフィンがその先端部が記録媒体
ディスクの中心孔の開口縁によって押圧されて上記弾発
部材による付勢力に抗してチャックベース内へ後退して
記録媒体ディスクのディスク載置面から離間する方向へ
の移動を許容するようにし、記録媒体ディスクをその中
心孔の開口縁を上記チャックフィンの先端部と上記ディ
スク載置面とで挟持することによってターンテーブルに
チャッキングするようにしたものである。
【0016】従って、別の本発明記録媒体ディスクのチ
ャッキング機構にあっては、記録媒体ディスクのターン
テーブルへの装着時には、チャックフィンが回動するこ
とによって記録媒体ディスクのターンテーブルのディス
ク載置面に接触する方向への移動を許容するので、記録
媒体ディスクの装着のために大きな力を必要としない。
【0017】また、記録媒体ディスクのディスク載置面
から離間する方向への移動に対しては、チャックフィン
は回動しないようになっているので、記録媒体ディスク
を確実にチャッキングすることができ、そのために、タ
ーンテーブルの回転の高速化が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明記録媒体ディスク
のチャッキング機構の実施の形態を添付図面を参照して
説明する。
【0019】なお、図示した実施の形態は、本発明をノ
ート型パーソナルコンピュータに搭載するCD−ROM
ドライブにおけるCD−ROMのチャッキング機構とし
て適用したものである。
【0020】そこで、先ず、CD−ROMドライブの概
要について図1乃至図3によって説明する。
【0021】CD−ROMドライブ1は上下に偏平で前
面に開口した外筐2を備え、該外筐2は下側のボトムシ
ャーシ3と該ボトムシャーシ3の上面に固定されたカバ
ー体4とから成り、このような外筐2に引出部5が収納
及び引出可能に支持される。
【0022】そして、ボトムシャーシ3の右側部には、
底上げされた張り出し部3aが形成されており、ボトム
シャーシがカバー体4により覆われたときに、上記張り
出し部3a以外の部分が空間6となって、トレイ7が収
納されるようになっている。
【0023】引出部5は合成樹脂製のトレイ7にベース
ユニット8が支持されて成る。なお、図示は省略する
が、引出部5の外筐に対する収納及び引出のために、引
出部5の側面部と外筐2の側部との間にスライド機構が
介挿されている。
【0024】トレイ7は平面形状で前後方向に長い長方
形の外形を有し、その幅は外筐2の空間6の幅より僅か
に小さく形成されている。
【0025】トレイ7の上面に記録媒体ディスクとして
のCD−ROM9を配置する円形の一部を為す凹部10
が形成され、該凹部10内にベースユニット8を上方へ
臨ませるための開口部11が形成されている。
【0026】また、トレイ7の前面には前面パネル12
が取り付けられる。前面パネル12は合成樹脂で横長の
板状に形成され、その左右方向の長さは上記外筐2の左
右方向の長さとほぼ同じになっている。
【0027】ベースユニット8は、シャーシ13に各種
部品が搭載されて構成されている。
【0028】すなわち、シャーシ13には、CD−RO
M9が載置されるターンテーブル14と、該ターンテー
ブル14を回転させるスピンドルモータ15と、CD−
ROM9に記録されている情報の読取を行う光ピックア
ップ16と、該光ピックアップ16をCD−ROM9の
半径方向に移動自在に支持するガイド軸17、18と、
光ピックアップ16を移動させるスレッドモータ19等
が搭載されている。
【0029】シャーシ13は、板金材料からなり、ゴム
ダンパー20、20、20を介してトレイ7の下面に支
持されている。
【0030】シャーシ13にはそのほとんどを占める大
きな開口部21が形成されている。該開口部21は左前
から右後方に向けて延びるほぼ長方形状を為し、その後
縁はほぼ左右方向に延びるように他の部分に対して傾斜
したピックアップ用開口部21aと、該ピックアップ用
開口部21aの後縁に連続しほぼ半円形を為すターンテ
ーブル用開口部21bと、ピックアップ用開口部21a
の右前方を向いた側縁のほぼ中央部に連続しほぼ半円強
の形状を為すスレッドモータ用開口部21cとが連続し
て形成されて成る。
【0031】そして、上記したターンテーブル14に本
発明が適用されている。
【0032】図4乃至図12は第1の実施の形態を示す
ものである。
【0033】ターンテーブル100(上記CD−ROM
ドライブ1におけるターンテーブル14に相当する。)
のディスク載置面101の中心部に、厚手の円盤状の外
形をしたチャックベース110が突設され、該チャック
ベース110の外周面111はターンテーブル100の
回転中心を中心とした円に沿う面とされている。
【0034】該チャックベース110には外周面111
に開口し奥に延びる配置凹部120が周方向に等間隔に
離間して3個形成されている。
【0035】配置凹部120は、下面に凸字状の開口を
有し、該凸字状の奥の幅狭の部分121が下方及び前方
に開口されたバネ受け凹部とされ、幅の広い部分122
が主凹部とされ、該主凹部122の上面はそのほぼ中央
の3分の1の部分122aが上方へ開口された上方開口
部とされ、該上方開口部122aはチャックベース11
0の外周面111にまで達している。上記主凹部122
の前側に連続した前凹部123は上記主凹部122の幅
と同じ幅を有し、下方が下面壁123aによって閉塞さ
れ、上記上方開口部122aによって上方に開口し、そ
の前面開口123bの形状は横長の矩形の底部の両側が
側方に行くに従って上方へ変位する円弧状を為すように
されている。
【0036】上記の如き配置凹部120内にチャックフ
ィン130が摺動自在に配置される。
【0037】チャックフィン130は正面、すなわち、
チャックベース110の外周面111に向かう方向から
見て横長の矩形をした厚手の板状を為す基部131と、
該基部131から前方へ突出した押え部132と、上記
基部131及び押え部132の上面の幅方向における中
央部に前後に亘って突設されると共に基部131の後端
よりやや後方まで突出した被案内部133と、上記基部
131の下端部の中央部から後方へ突出した後部突起1
34とが一体に形成されて成る。
【0038】上記押え部132は、その上面132aが
上方から見て基部131から前方へ突出した半円状を為
し、下面132bが側方から見て前方へ行くに従って上
方へ変位する円弧状を、かつ、正面から見て中央が最下
端に位置する円弧状を為し、その上面132aは基部1
31の上面と一致し、基部131側の下端は基部131
の下端よりやや上方に位置している。また、下面132
bの前端縁及び左右両端縁は上面132aと一致してい
る。
【0039】上記被案内部133は、その幅が上記配置
凹部120の上方開口部122aの幅と同じか僅かに小
さく形成され、前端部上面133aは前下がりに傾斜し
た傾斜面とされ、その前端縁は上記押え部132の上面
132aに一致している。さらに、該被案内部133の
後端部は上面から後面にかけて側方から見て円弧状を為
す曲面133bに形成されている。
【0040】また、基部131の下端部はその下面から
前面にかけて側方から見て円弧状を為す曲面131aに
形成され、さらに、基部131の上端部はその上面から
後面にかけて側方から見て円弧状を為す曲面131bに
形成されている。また、基部131の後面には位置決め
凹部131cが形成されている。
【0041】しかして、上記したチャックフィン130
がチャックベース110の配置凹部120内に移動自在
に配設される。すなわち、基部131が主凹部122内
において移動自在に配設され、押え部132が前凹部1
23を通してその先端部がチャックベース110の外周
面111から突出するように位置され、被案内部133
が上方開口部122aに摺動自在に係合される。
【0042】さらに、弾発部材としてコイルバネ140
が配置凹部120内において配置凹部120の奥面とチ
ャックフィン130の基部131との間で縮設される。
該コイルバネ140の一端部はチャックフィン130の
基部131の位置決め凹部131cに内嵌状に位置さ
れ、他端部は配置凹部120のバネ受け凹部121内に
内嵌状に位置され、これによって、コイルバネ140の
両端部の位置が安定する。
【0043】しかして、チャックフィン130にはコイ
ルバネ140によって配置凹部120から突出する方向
への移動力が付勢され、チャックフィン130の同方向
への移動は、基部131の前面が主凹部122の前凹部
123との境界面、すなわち、前凹部123の下面壁1
23aの主凹部122側の端面に当接することによって
阻止され、この状態で、押え部132の先端部がチャッ
クベース110の外周面111から突出する(図4参
照)。
【0044】そして、上記したようにチャックフィン1
30、130、130及びコイルバネ140、140、
140が各配置凹部120、120、120内に配置さ
れたチャックベース110がターンテーブル100のデ
ィスク載置面101の中心部に固定され、これによっ
て、配置凹部120、120、120の下面が閉塞され
て、チャックフィン130、130、130及びコイル
バネ140、140、140の配置凹部120、12
0、120からの脱落が防止される。
【0045】次に、CD−ROM9のチャッキングにつ
いて説明する。
【0046】CD−ROM9がその中心孔9aがチャッ
クベース110に位置合せされた状態でターンテーブル
100のディスク載置面101に近づくように移動され
てくると、中心孔9aの開口縁がチャックフィン13
0、130、130の被案内部133、133、133
の傾斜面133a、133a、133aに当接する(図
4参照)。
【0047】ここからさらに、CD−ROM9がディス
ク載置面101に近づくように移動すると、チャックフ
ィン130、130、130にはその先端部が下方へ移
動する方向への回動力が付勢され、基部131の下端部
が下面から前面にかけての曲面131a、131a、1
31aになっていると共に、基部131の上端部が上面
から後面にかけての曲面131b、131b、131b
になっていることから、チャックフィン130、13
0、130は下側の曲面131a、131a、131a
がターンテーブル100の上面を滑るようにして、ま
た、上側の曲面131b、131b、131bが主凹部
122の天井面を滑るようにしてコイルバネ140、1
40、140を圧縮しながらその前端部が下方へ移動す
るように回動し(図11参照)、これによって、CD−
ROM9がディスク載置面101に当接する位置まで移
動することができる。
【0048】そして、CD−ROM9がターンテーブル
100のディスク載置面101に当接すると、チャック
フィン130、130、130はコイルバネ140、1
40、140によって付勢されている力によってその前
端部が上方へ移動するように回動し、かつ、その押え部
132、132、132の下面132b、132b、1
32bがCD−ROM9の中心孔9aの上側開口縁を押
圧してCD−ROM9をターンテーブル100のディス
ク載置面101に押し付け、チャッキングが完了する
(図12参照)。
【0049】CD−ROM9をターンテーブル100か
ら取り外すときは、図12に示すチャッキングされてい
る状態から、CD−ROM9をディスク載置面101か
ら離間する方向に移動させる。
【0050】すると、CD−ROM9の中心孔9aの開
口縁がチャックフィン130、130、130の押え部
132、132、132の下面132b、132b、1
32bを押圧し、これによって、チャックフィン13
0、130、130はコイルバネ140、140、14
0を縮設させながらチャックベース110内へ引っ込む
ように移動し、CD−ROM9のディスク載置面101
から離間する方向への移動を許容する(図13参照)。
【0051】そこで、CD−ROM9をディスク載置面
101から離間する方向へさらに移動させれば、CD−
ROM9をターンテーブル100から取り外すことがで
きる。
【0052】従来のように、チャックフィンがチャック
ベース内に引っ込むように移動してCD−ROMの通過
を許容する場合は、CD−ROMの移動方向に対して直
交する方向へチャックフィンを移動させることになり、
力の伝達ロスが大きく、従って、CD−ROMを強い力
でターンテーブルの方向へ移動させなければならない
が、上記した第1の実施の形態にかかるCD−ROMの
チャッキング機構にあっては、上記のように、チャック
フィン130、130、130が回動してCD−ROM
9の移動を許容するようにすることによって、より小さ
い力でCD−ROM9を移動させるだけで、CD−RO
M9をターンテーブル100にチャッキングさせること
ができる。従って、CD-ROM9の装着を容易に行な
うことが出来、また、CD-ROMドライブ1の各部の
強度を大きくする必要が無い。さらに、CD-ROMの
装着を容易にするために、コイルバネの強度を弱くする
必要が無いので、CD-ROM9のチャッキング強度が
低下することが無く、高速回転に対応することが出来
る。
【0053】なお、CD−ROM9をターンテーブル1
00から取り外すときは、チャックフィン130、13
0、130は、基部131及び押え部132の上面13
2aがチャックベース110の上方開口部122a、1
22a、122aに隣接する上面部に当接していて、チ
ャッキング時のように回動することはない。したがっ
て、CD−ROM9がターンテーブル100から外れる
方向への移動には強い力を要することになり、コイルバ
ネ140の強度を強くしなくても必要なチャッキング強
度を維持することが出来、この点でも、高速回転に対応
することが出来る。
【0054】図14乃至図22は本発明記録媒体ディス
クのチャッキング機構の第2の実施の形態を示すもので
ある。
【0055】ターンテーブル400(上記CD−ROM
ドライブ1におけるターンテーブル14に相当する。)
のディスク載置面401の中心部に、厚手の円盤状の外
形をしたチャックベース410が突設され、該チャック
ベース410の外周面411はターンテーブル400の
回転中心を中心とした円に沿う面とされている。
【0056】該チャックベース410には外周面411
に開口し奥に延びる配置凹部420が周方向に等間隔に
離間して3個形成されている。
【0057】該配置凹部420は、上記第1の実施の形
態における配置凹部120と同様のものであり、下面に
凸字状の開口を有し、該凸字状の奥の幅狭の部分421
が下方及び前方に開口されたバネ受け凹部とされ、幅の
広い部分422が主凹部とされ、該主凹部422の上面
はそのほぼ中央の3分の1の部分422aが上方へ開口
された上方開口部とされ、該上方開口部422aはチャ
ックベース410の外周面411にまで達している。上
記主凹部422の前側に連続した前凹部423は上記主
凹部422の幅と同じ幅を有し、下方が下面壁423a
によって閉塞され、上記上方開口部422aによって上
方に開口し、その前面開口423bの形状は横長の矩形
の底部の両側が側方に行くに従って上方へ変位する円弧
状を為すようにされている。
【0058】上記の如き配置凹部420内にチャックフ
ィン430が摺動自在に配置される。
【0059】チャックフィン430は正面、すなわち、
チャックベース410の外周面411に向かう方向から
見て横長の矩形をした厚手の板状を為す基部431と、
該基部431から前方へ突出した押え部432と、上記
基部431及び押え部432の上面の幅方向における中
央部に前後に亘って突設されると共に基部431の後端
よりやや後方まで突出した被案内部433とが一体に形
成されて成る。
【0060】上記押え部432は、その上面432aが
上方から見て基部431から前方へ突出した半円状を為
し、下面432bが側方から見て前方へ行くに従って上
方へ変位する円弧状を、かつ、正面から見て中央が最下
端に位置する円弧状を為し、その上面432aは基部4
31の上面と一致し、基部431側の下端は基部431
の下端よりやや上方に位置している。また、下面432
bの前端縁及び左右両端縁は上面432aと一致してい
る。
【0061】上記被案内部433は、その幅が上記配置
凹部420の上方開口部422aの幅と同じか僅かに小
さく形成され、前端部上面433aは前下がりに傾斜し
た傾斜面とされ、その前端縁は上記押え部432の上面
432aに一致している。さらに、該被案内部433の
後端部は上面から後面にかけて側方から見て円弧状を為
す曲面433bに形成されている。
【0062】また、基部431の下端部にはその下面か
ら前面にかけて側方から見て円弧状を為す曲面431a
及び下面から後面にかけて側方から見て円弧状を為す曲
面431bが形成され、さらに、基部431の上端部に
はその上面から後面にかけて側方から見て円弧状を為す
曲面431cが形成されている。
【0063】しかして、上記したチャックフィン430
がチャックベース410の配置凹部420内に移動自在
に配設される。すなわち、基部431が主凹部422内
において移動自在に配設され、押え部432が前凹部4
23を通してその先端部がチャックベース410の外周
面411から突出するように位置され、被案内部433
が上方開口部422aに摺動自在に係合される。
【0064】さらに、弾発部材としてコイルバネ440
が配置凹部420内において配置凹部420の奥面とチ
ャックフィン430の基部431との間で縮設される。
該コイルバネ440の一端部はチャックフィン430の
基部431の後面に弾接され、他端部は配置凹部420
のバネ受け凹部421内に内嵌状に位置される。
【0065】しかして、チャックフィン430にはコイ
ルバネ440によって配置凹部420から突出する方向
への移動力が付勢され、チャックフィン430の同方向
への移動は、基部431の前面が主凹部422の前凹部
423との境界面、すなわち、前凹部423の下面壁4
23aの主凹部422側の端面に当接することによって
阻止され、この状態で、押え部432の先端部がチャッ
クベース410の外周面111から突出する(図14参
照)。
【0066】そして、上記したようにチャックフィン4
30、430、430及びコイルバネ440、440、
440が各配置凹部420、420、420内に配置さ
れたチャックベース410がターンテーブル400のデ
ィスク載置面401の中心部に固定され、これによっ
て、配置凹部420、420、420の下面が閉塞され
て(図14参照)、チャックフィン430、430、43
0及びコイルバネ440、440、440の配置凹部4
20、420、420からの脱落が防止される。
【0067】次に、CD−ROM9のチャッキングにつ
いて説明する。
【0068】CD−ROM9がその中心孔9aがチャッ
クベース410に位置合せされた状態でターンテーブル
400のディスク載置面401に近づくように移動され
てくると、中心孔9aの開口縁がチャックフィン43
0、430、430の被案内部433、433、433
の傾斜面433a、433a、433aに当接する(図
19参照)。
【0069】ここからさらに、CD−ROM9がディス
ク載置面401に近づくように移動すると、チャックフ
ィン430、430、430にはその先端部が下方へ移
動する方向への回動力が付勢され、基部431の下端部
の前端部が下面から前面にかけての曲面431a、43
1a、431aになっていると共に、基部431の上端
部の後端部が上面から後面にかけての曲面431c、4
31c、431cになっていることから、チャックフィ
ン430、430、430は下側の曲面431a、43
1a、431aがターンテーブル400の上面を滑るよ
うにして、また、上側の曲面431c、431c、43
1cが主凹部422の天井面を滑るようにしてコイルバ
ネ440、440、440を圧縮しながらその前端部が
下方へ移動するように回動し(図20参照)、これによ
って、CD−ROM9がディスク載置面401に当接す
る位置まで移動することができる。
【0070】そして、CD−ROM9がターンテーブル
400のディスク載置面401に当接すると、チャック
フィン430、430、430はコイルバネ440、4
40、440によって付勢されている力によってその前
端部が上方へ移動するように回動し、かつ、その押え部
432、432、432の下面432b、432b、4
32bがCD−ROM9の中心孔9aの上側開口縁を押
圧してCD−ROM9をターンテーブル400のディス
ク載置面401に押し付け、チャッキングが完了する
(図21参照)。
【0071】CD−ROM9をターンテーブル400か
ら取り外すときは、図21に示すチャッキングされてい
る状態から、CD−ROM9をディスク載置面401か
ら離間する方向に移動させる。
【0072】すると、CD−ROM9の中心孔9aの開
口縁がチャックフィン430、430、430の押え部
432、432、432の下面432b、432b、4
32bを上方へ向けて押圧し、これによって、チャック
フィン430、430、430にはその先端部が上方へ
移動する方向への回動力が付勢され、基部431、43
1、431の下端部の後端部が下面から後面にかけての
曲面431b、431b、431bになっていることか
ら、該曲面431b、431b、431bがターンテー
ブル400の上面を滑るようにして、コイルバネ44
0、440、440を圧縮しながらその前端部が上方へ
移動するように回動して(図22参照)、CD−ROM9
のディスク載置面401から離間する方向への移動を許
容する。
【0073】そこで、CD−ROM9をディスク載置面
401から離間する方向へさらに移動させれば、CD−
ROM9をターンテーブル400から取り外すことがで
きる。
【0074】この第2の実施の形態にかかるチャッキン
グ機構にあっては、チャッキング時のみならず、CD−
ROM9をターンテーブル400から取り外すときも、
チャックフィン430、430、430が回動してCD
−ROM9のディスク載置面401から離間する方向へ
の移動を許容するので、チャッキング時ばかりでなく、
取外し時にも大きな力を必要としない。
【0075】尚、上記した各実施の形態においては、本
発明をCD−ROMドライブにおけるCD−ROMのチ
ャッキング機構として適用したものを示したが、本発明
はこのようなものに限らず、例えば、CD-R、DVD
等その他の記録媒体ディスクのチャッキング機構として
広く適用することができるものである。
【0076】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明記録媒体ディスクのチャッキング機構は、記
録媒体ディスクをそれを支持して回転させるターンテー
ブルに保持するためのチャッキング機構であって、ター
ンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒体ディス
クの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突設させ、
該チャックベースに3個以上のチャックフィンをチャッ
クベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上記チ
ャックフィンの一部がチャックベースの外周面から突出
するように弾発付勢する弾発部材を設け、上記チャック
フィンは、回動自在とされ、記録媒体ディスクのターン
テーブルへの着脱時には、チャックフィンが回動するこ
とによって記録媒体ディスクのターンテーブルのディス
ク載置面に離接する方向への移動を許容するようにし、
記録媒体ディスクをその中心孔の開口縁を上記チャック
フィンの先端部と上記ディスク載置面とで挟持すること
によってターンテーブルにチャッキングするようにした
ことを特徴とする。
【0077】従って、記録媒体ディスクのターンテーブ
ルへの着脱時には、チャックフィンが回動することによ
って記録媒体ディスクのターンテーブルのディスク載置
面に離接する方向への移動を許容するので、記録媒体デ
ィスクの着脱のために大きな力を必要としない。そのた
めに、記録媒体ディスクのターンテーブルへの着脱をよ
り簡単に行なうことができると共に、装置の各部の剛性
を低くすることが出来、そのために、装置の小型化及び
薄型化が可能となる。
【0078】また、本発明記録媒体ディスクのチャッキ
ング機構の別のものは、記録媒体ディスクをそれを支持
して回転させるターンテーブルに保持するためのチャッ
キング機構であって、ターンテーブルのディスク載置面
の中心部に記録媒体ディスクの中心孔を嵌合支持するチ
ャックベースを突設させ、該チャックベースに3個以上
のチャックフィンをチャックベースの半径方向に移動自
在に設けると共に、上記チャックフィンの一部がチャッ
クベースの外周面から突出するように弾発付勢する弾発
部材を設け、上記チャックフィンは、上記弾発部材によ
る力以外の力が付勢されていない状態(以下、「中立状
態」という)からその先端がディスク載置面の方向へは
回動可能とされ、中立状態からその先端がディスク載置
面から離れる方向へは回動不能とされており、記録媒体
ディスクのターンテーブルへの装着時にはチャックフィ
ンの先端部が記録媒体ディスクの中心孔の開口縁に押圧
されて回動して記録媒体ディスクのディスク載置面方向
への移動を許容し、記録媒体ディスクのターンテーブル
からの取外し時にはチャックフィンがその先端部が記録
媒体ディスクの中心孔の開口縁によって押圧されて上記
弾発部材による付勢力に抗してチャックベース内へ後退
して記録媒体ディスクのディスク載置面から離間する方
向への移動を許容するようにし、記録媒体ディスクをそ
の中心孔の開口縁を上記チャックフィンの先端部と上記
ディスク載置面とで挟持することによってターンテーブ
ルにチャッキングするようにしたことを特徴とする。
【0079】従って、この別の発明にあっては、記録媒
体ディスクのターンテーブルへの装着時には、チャック
フィンが回動することによって記録媒体ディスクのター
ンテーブルのディスク載置面に接触する方向への移動を
許容するので、記録媒体ディスクの装着のために大きな
力を必要としない。
【0080】また、記録媒体ディスクのディスク載置面
から離間する方向への移動に対しては、チャックフィン
は回動しないようになっているので、記録媒体ディスク
を確実にチャッキングすることができ、そのために、タ
ーンテーブルの回転の高速化が可能となる。
【0081】尚、上記した各実施の形態において示した
各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図3は本発明記録媒体ディスクのチャ
ッキング機構を適用したCD−ROMドライブの一例を
示すものであり、本図は引出部を引き出した状態を示す
斜視図である。
【図2】概略分解斜視図である。
【図3】ベースユニットを示す拡大平面図である。
【図4】図5乃至図13と共に本発明記録媒体ディスク
のチャッキング機構の第1の実施の形態を示すものであ
り、本図はCD−ROMがターンテーブルに載置され始
める状態を一部を切り欠いて示す拡大側面図である。
【図5】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた状
態で示すチャックベースの平面図である。
【図6】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた状
態で示すチャックベースの底面図である。
【図7】図5のA視図である。
【図8】チャックフィンの拡大斜視図である。
【図9】チャックフィンの別の方向から見た拡大斜視図
である。
【図10】チャックフィンの拡大縦断面図である。
【図11】CD−ROMがチャッキングされる過程を示
す一部切欠き拡大側面図であり、本図は図4に続く状態
を示すものである。
【図12】CD−ROMがチャッキングされた状態を示
すものである。
【図13】CD−ROMがターンテーブルから取り外さ
れる途中の状態を示す一部切欠き拡大側面図である。
【図14】図15乃至図22と共に本発明記録媒体ディ
スクのチャッキング機構の第2の実施の形態を示すもの
であり、本図は一部を切り欠いて示す側面図である。
【図15】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた
状態で示すチャックベースの平面図である。
【図16】1のチャックフィン及びコイルバネを除いた
状態で示すチャックベースの底面図である。
【図17】チャックフィンの拡大斜視図である。
【図18】チャックフィンの別の方向から見た拡大斜視
図である。
【図19】図20及び図21と共にCD−ROMがチャ
ッキングされる過程を示す一部切欠拡大側面図であり、
本図はCD-ROMがチャックフィンに接触した状態を
示すものである。
【図20】チャックフィンが回動してCD-ROMの通
過を許容する状態を示すものである。
【図21】CD-ROMがチャッキングされた状態を示
すものである。
【図22】CD-ROMがターンテーブルから取り外さ
れる過程でチャックフィンが回動してCD-ROMの通
過を許容する状態を示す一部切欠側面図である。
【図23】図24及び図25と共に従来の記録媒体ディ
スクのチャッキング機構の一例を示す一部を切り欠いた
側面図であり、本図は記録媒体ディスクがチャッキング
される前の状態を示すものである。
【図24】図28に続く状態を示すものである。
【図25】記録媒体ディスクがチャッキングされた状態
を示すものである。
【符号の説明】
9…CD−ROM(記録媒体ディスク)、9a…中心
孔、14…ターンテーブル、100…ターンテーブル、
101…ディスク載置面、110…チャックベース、1
11…外周面、130…チャックフィン、140…コイ
ルバネ(弾発部材)、400…ターンテーブル、401
…ディスク載置面、410…チャックベース、411…
外周面、430…チャックフィン、440…コイルバネ
(弾発部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体ディスクをそれを支持して回転
    させるターンテーブルに保持するためのチャッキング機
    構であって、 ターンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒体デ
    ィスクの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突設さ
    せ、該チャックベースに3個以上のチャックフィンをチ
    ャックベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上
    記チャックフィンの一部がチャックベースの外周面から
    突出するように弾発付勢する弾発部材を設け、 上記チャックフィンは、回動自在とされ、 記録媒体ディスクのターンテーブルへの着脱時には、チ
    ャックフィンが回動することによって記録媒体ディスク
    のターンテーブルのディスク載置面に離接する方向への
    移動を許容するようにし、 記録媒体ディスクをその中心孔の開口縁を上記チャック
    フィンの先端部と上記ディスク載置面とで挟持すること
    によってターンテーブルにチャッキングするようにした
    ことを特徴とする記録媒体ディスクのチャッキング機
    構。
  2. 【請求項2】 記録媒体ディスクをそれを支持して回転
    させるターンテーブルに保持するためのチャッキング機
    構であって、 ターンテーブルのディスク載置面の中心部に記録媒体デ
    ィスクの中心孔を嵌合支持するチャックベースを突設さ
    せ、該チャックベースに3個以上のチャックフィンをチ
    ャックベースの半径方向に移動自在に設けると共に、上
    記チャックフィンの一部がチャックベースの外周面から
    突出するように弾発付勢する弾発部材を設け、 上記チャックフィンは、上記弾発部材による力以外の力
    が付勢されていない状態(以下、「中立状態」という)
    からその先端がディスク載置面の方向へは回動可能とさ
    れ、中立状態からその先端がディスク載置面から離れる
    方向へは回動不能とされており、 記録媒体ディスクのターンテーブルへの装着時にはチャ
    ックフィンの先端部が記録媒体ディスクの中心孔の開口
    縁に押圧されて回動して記録媒体ディスクのディスク載
    置面方向への移動を許容し、記録媒体ディスクのターン
    テーブルからの取外し時にはチャックフィンがその先端
    部が記録媒体ディスクの中心孔の開口縁によって押圧さ
    れて上記弾発部材による付勢力に抗してチャックベース
    内へ後退して記録媒体ディスクのディスク載置面から離
    間する方向への移動を許容するようにし、 記録媒体ディスクをその中心孔の開口縁を上記チャック
    フィンの先端部と上記ディスク載置面とで挟持すること
    によってターンテーブルにチャッキングするようにした
    ことを特徴とする記録媒体ディスクのチャッキング機
    構。
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