JP2005116029A - ディスクプレーヤのディスク搬送機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスクのセンタリング機能を高めた上で搬送力を安定化することができる「ディスクプレーヤのディスク搬送機構」を提供すること。
【解決手段】 2分割した第1および第2のガイド部材2,3の下面にそれぞれ逆向きのテーパ面2a,3aを形成し、これら第1および第2のガイド部材2,3をローラ4の軸線方向に沿って移動可能にすると共に、第1および第2のガイド部材2,3を互いに近接する方向へ弾性付勢するようにした。このように構成すると、テーパ面2a,3aの傾斜角度を大きくしてディスクDのセンタリング機能を高めても、ディスクDの搬送位置に応じて第1および第2のガイド部材2,3の間隔が変化するだけでディスク搬送高さは一定になるため、ディスクDの搬送力を安定化することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルバーサタイルディスク)等のディスクに情報を記録および/または再生するディスクプレーヤのディスク搬送機構に係り、特に、ガイド部材との間にディスクを挟持したローラを回転駆動することにより該ディスクの搬入や搬出を行うディスクプレーヤのディスク搬送機構に関するものである。
一般的に車載用ディスクプレーヤは、ディスクをプレイ位置で回転駆動可能にクランプするクランプ機構や、ディスクをプレイ位置とイジェクト位置との間で自動搬送するディスク搬送機構等を備えている。前者のクランプ機構は、スピンドルモータの回転軸に取り付けられたターンテーブルと、このターンテーブルに対して近接離反可能に配置されたクランパとで構成されており、クランパは板ばね等によってターンテーブルの方向へ付勢されている。また、後者のディスク搬送機構は、シャーシの前面側(ディスク挿入口側)における上端部に配設されたガイド部材と、このガイド部材の下面に近接または離反するように対向配置されたローラとで構成されており、ローラはモータを駆動源として正逆両方向へ回転駆動されるようになっている。
従来より、このようなディスク搬送機構においては、ガイド部材の下面をその両側部から中央部に向かって次第に薄肉となるテーパ状に形成し、ローラとガイド部材との間にディスクを挟持したときに、ガイド部材のテーパ面にディスクの外周縁を接触させることにより、ディスクのレーベル面(上面)に傷が付くのを防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図16は従来既知のディスク搬送機構を示す平面図、図17は該ディスク搬送機構に備えられるガイド部材とローラの斜視図である。これらの図に示すように、ディスクプレーヤの外殻を形成するシャーシ100の内部には上方位置にガイド部材101が固定されており、このガイド部材101の下方位置にはゴム製のローラ102が配設されている。シャーシ100の前面側(図16の下側)には図示せぬディスク挿入口が開設されており、ガイド部材101とローラ102はこのディスク挿入口の奥側に配置されている。ガイド部材101の下面には幅方向中央部を境にして逆向きに傾斜する一対のテーパ面101aが形成されており、これらテーパ面101aによってガイド部材101は両側部から中央部に向かって次第に薄肉形状となっている。また、ガイド部材101の下面にはテーパ面101aを横切るように凹溝101bが形成されており、この凹溝101bに対してローラ102が出入可能となっている。このローラ102はその直径が中央部から両端に向かって次第に大きくなるテーパ状に形成されており、ローラ102の両端は図示せぬローラブラケットに軸支されている。このローラブラケットはガイド部材101の下面に近接する方向へ弾性付勢されており、図示せぬモータを駆動源として正逆両方向へ回転駆動されるようになっている。なお、シャーシ100の内部にはターンテーブルとクランパとで構成されるクランプ機構や、ディスクに対して情報の記録および/または再生を行う光ピックアップ(いずれも図示せず)等が配設されている。
このように概略構成されたディスク搬送機構においては、ディスクDがシャーシ100内に装填されていないイジェクト状態(待機状態)にあるとき、ローラ102はガイド部材101の下面に形成された凹溝101b内に入り込んでおり、ガイド部材101の下面中央部とローラ102との間に若干の隙間が確保されている。かかるイジェクト状態において、ユーザがディスクDをディスク挿入口からシャーシ100の内部に挿入すると、ディスクDの挿入を検知してモータが一方向へ回転し始め、このモータを駆動源としてローラ102が順方向へ回転駆動する。ディスクDをさらにシャーシ100の内部に押し込むと、ディスクDの挿入方向の先端部分がガイド部材101とローラ102との間の隙間に入り込んで挟持され、ディスクDはローラ102の回転駆動力によって図16の矢印X1方向へ自動搬送される。その際、ディスクDの上面全体はガイド部材101の下面と非接触な状態で搬送され、その両側縁部のみがテーパ面101aと接触するだけであるため、ディスクDのレーベル面(上面)の損傷が防止される。また、ローラ102は中央部の直径が最小となるテーパ状に形成されているため、ディスクDの下面はローラ102の小径部分と非接触であり、ディスクDの記録面(下面)の損傷も防止される。
かかるディスク搬送時にクランパはターンテーブルから離反して両者間にディスク搬送経路を確保しており、図16の2点鎖線で示すように、ディスクDはこのディスク搬送経路内を搬送されてプレイ位置に至る。そして、ディスクDがターンテーブルの真上まで搬送されると、クランパを下降させることにより、ディスクDがプレイ位置でターンテーブルとクランパとの間にチャッキングされる。また、このプレイ位置でローラブラケットを回動させることにより、ローラ102が下降してガイド部材101の凹溝101bから突出し、ガイド部材101とローラ102との間にディスクDの回転を妨げない大きな空間が確保される。そして、この状態でスピンドルモータが回転駆動されると、ターンテーブルとディスクDおよびクランパが一体的に回転し、光ピックアップによってディスクDに対する情報の記録および/または再生が行われる。
また、再生等のプレイ動作が完了したディスクDをイジェクトする場合は、モータを他方向へ回転してローラ102を上記と逆方向へ回転駆動すれば、図16の2点鎖線で示す位置にあるディスクDが同図の矢印X2方向へ自動搬送されるため、このディスクDをディスク挿入口からシャーシ100の外部へと取り出すことができる。
実公平5−1003号公報(第2頁、図6)
前述した従来のディスク搬送機構のように、ガイド部材101の下面にその両側部から中央部に向かって斜め上方へ延びる一対のテーパ面101aを形成すると、ディスクDとガイド部材101とが面接触でなくなるため、搬送中のディスクDのレーベル面に傷が付くことを防止できる。また、ディスクDの両側縁部が一対のテーパ面101aに接触しながら搬送されるため、これらテーパ面101aの傾斜角度を大きく設定すると、ディスク搬送経路の中心位置に対してディスクDの中心を位置合わせするというセンタリング機能を高めることができる。以下、このセンタリング機能について図18を参照して説明すると、図18は搬送途中のディスクDとテーパ面101aの相対位置関係を示す説明図であり、同図(a)はディスクDがプレイ位置まで搬送された状態(図16の2点鎖線位置に対応)を示し、同図(b)はディスクDの中心がローラ上を通過する時の状態(図16の実線位置に対応)を示している。
図18(a)に示すように、ディスクDがイジェクト位置からプレイ位置へ搬送されると、ディスクDはその後端部分がガイド部材101とローラ102との間に挟持された状態となり、ディスクDの両側縁部はローラ102からの付勢力を受けて両テーパ面101aに圧接される。したがって、両テーパ面101aの傾斜角度θが大きくなるほどディスクDの左右方向の動きを規制する機能は高くなり、例えばテーパ面101aの傾斜角度θを約15度に設定すると、搬送中のディスクDがディスク搬送経路に対して確実にセンタリングされ、プレイ位置でディスクDの中心をターンテーブルとクランパに位置合わせすることができる。この時、ディスクDの両側縁部に接触している両テーパ面101a間の距離をw1、ガイド部材101の上面とローラ102の回転中心軸との高さをh1とすると、搬送中のディスクDの直径が80mmの小径ディスクDSである場合、w1=49mm、h1=11mmとなる。これに対し、ディスクDの中央部がガイド部材101とローラ102との間に挟持されている場合、図18(b)に示すように、ディスクDの両側縁部に接触している両テーパ面101a間の距離w2は80mm、ガイド部材101の上面とローラ102の回転中心軸との高さh2は15mmとなり、プレイ位置に比べてディスクDの搬送高さは低くなる。
以上の説明から明らかなように、搬送時におけるディスクDのセンタリング機能を高めるためには、ガイド部材101の下面に形成されるテーパ面101aの傾斜角度θをある程度大きく設定することが必要となるが、テーパ面101aの傾斜角度θが大きくなるのに伴ってディスクDの搬送高さの変動量も大きくなるため、ディスクDの搬送中にターンテーブルとクランパとの間に大きなディスク搬送経路を確保しなければならず、このことがディスクプレーヤの薄型化を妨げる要因となっていた。特に、外形寸法が小さな小径ディスク(直径80mm)の場合、大径ディスク(直径120mm)に比べてディスクDの搬送高さの変動量(h2−h1)が大きくなり、ガイド部材101に対するディスクDの圧着力も大きく変動するため、ディスクDの搬送力が不安定になるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、ディスクのセンタリング機能を高めた上で搬送力を安定化することができるディスクプレーヤのディスク搬送機構を提供することにある。
本発明は、ローラと協働してディスクを搬送するガイド部材を第1および第2のガイド部材に2分割し、これら第1および第2のガイド部材をローラの軸線方向に沿って移動可能にすると共に、第1および第2のガイド部材を互いに近接する方向へ弾性付勢するようにした。このようにガイド部材を左右方向に可動な2ピース構造にすると、例えば、ガイド部材のテーパの傾斜角度を大きくしてディスクのセンタリング機能を高めても、ディスクの搬送位置に応じて第1および第2のガイド部材の間隔が変化するだけでディスクの搬送高さは一定になるため、ディスクの搬送力を安定化することができる。
本発明によるディスクプレーヤのディスク搬送機構は、2分割した第1および第2のガイド部材の下面に形成したテーパを搬送中のディスクの外周縁に当接させ、プレイ時はこれら第1および第2のガイド部材がディスクの外周縁から離反するようにしたので、ディスクのセンタリング機能を高められると共に、ディスクの搬送高さを一定に保ってディスクの搬送力を安定化することができる。
本発明は、ディスク挿入口を有するシャーシと、このシャーシの内部に配設されたガイド部材と、このガイド部材に対して近接離反可能に対向配置されたローラとを備え、前記ガイド部材の前記ローラ側の面がその両側部から中央部に向かって前記ローラとの間隔を広くするテーパ状に形成され、前記ローラを回転駆動することにより、該ローラと前記ガイド部材との間に挟持されたディスクを自動搬送するディスクプレーヤのディスク搬送機構において、前記ガイド部材をその中央部で2分割された第1のガイド部材と第2のガイド部材とで構成し、これら第1および第2のガイド部材を前記ローラの軸線方向に沿って移動可能となすと共に、前記第1および第2のガイド部材を互いに近接する方向へ付勢する弾性付勢手段を設け、ディスクの搬送時は前記第1および第2のガイド部材を前記弾性付勢手段によってディスクの外周縁に当接させ、ディスクのプレイ時はこれら第1および第2のガイド部材がディスクの外周縁から離反するように構成した。
このように構成されたディスクプレーヤのディスク搬送機構では、2分割した第1および第2のガイド部材を搬送中のディスクの外周縁に当接させ、プレイ時はこれら第1および第2のガイド部材をディスクの外周縁から離反させることにより、搬送時におけるディスクのセンタリング機能が高まり、また、ディスクの搬送位置に応じて第1および第2のガイド部材の間隔が変化するだけでディスクの搬送高さを一定に保つことができるため、ディスクの搬送力を安定化することができる。
上記の構成において、第1および第2のガイド部材を弾性付勢手段の付勢力に抗して離反する方向へ駆動する駆動手段を備え、この駆動手段によってプレイ時に第1および第2のガイド部材をディスクの外周縁から離反させるように構成すると、シャーシ内に装填されたディスクの挿入方向後端部分が第1および第2のガイド部材と平面的にオーバーラップしていても、プレイ時に第1および第2のガイド部材をディスクから強制的に離反させてディスクを回転可能状態とすることができるため、ディスクプレーヤの奥行き寸法を短縮できて好ましい。
また、上記の構成において、第1および第2のガイド部材が同期手段を介して互いに反対方向へ移動するように構成すると、駆動手段によって第1および第2のガイド部材のいずれか一方を駆動させれば良いため、駆動手段の構成を簡略化できて好ましい。このような同期手段の具体的構成としては、第1のガイド部材にその移動方向に沿って形成された第1のラックと、第2のガイド部材にその移動方向に沿って形成された第2のラックと、これら第1および第2のラックに噛合する中継ギヤとを備え、第1および第2のラックが中継ギヤを介して対向していることが好ましい。
また、上記の構成において、専用の駆動手段を用いて第1および第2のガイド部材をディスクの外周縁から離反させることも可能であるが、ディスクプレーヤが、クランパを回転可能に支持するクランパ支持体と、このクランパ支持体を駆動して前記クランパをターンテーブルに接離する方向へ移動させるクランプ駆動部材とを備えている場合、このクランプ駆動部材と前記駆動手段とを兼用させると全体構造を簡略化できて好ましい。
まず、図1〜図4を参照して本発明によるディスク搬送機構の基本動作を説明すると、図1はディスクの搬送途中状態を示す平面図、図2はディスクの搬送途中状態を示す正面図、図3はディスクの搬送完了状態を示す平面図、図4はディスクの搬送完了状態を示す正面図である。
これらの図に示すように、ディスクプレーヤの外殻を形成するシャーシ1の内部には上方位置に第1および第2のガイド部材2,3が配置されており、これら第1および第2のガイド部材2,3の下方位置にはゴム製のローラ4が配設されている。シャーシ1の前面側(図1の下側)には図示せぬディスク挿入口が開設されており、第1および第2のガイド部材2,3とローラ4はこのディスク挿入口の奥側に配置されている。
第1および第2のガイド部材2,3はローラ4の軸線方向に沿って近接離反可能であり、これら第1および第2のガイド部材2,3は図示省略した弾性付勢手段によって互いに近接する方向へ付勢されている。第1および第2のガイド部材2,3はシャーシ1の図示上下方向へ延びる中心線Pに関して左右対称形であり、図示左側に位置する第1のガイド部材2の下面には右上がりのテーパ面2aが形成され、図示右側に位置する第2のガイド部材3の下面には左上がりのテーパ面3aが形成されている。すなわち、これらテーパ面2a,3aは前記中心線Pを境にして逆向きに傾斜しており、本実施例の場合、テーパ面2a,3aの傾斜角度θは約15度に設定されている。また、第1および第2のガイド部材2,3の下面には位置決め突起2b,3bが形成されており、これら位置決め突起2b,3bはそれぞれテーパ面2a,3aの外側端部に位置している。
ローラ4はその直径が中央部から両端に向かって次第に大きくなるテーパ状に形成されており、ローラ4の両端は図示せぬローラブラケットに軸支されている。このローラブラケットは第1および第2のガイド部材2,3の下面に近接する方向へ弾性付勢されており、図示せぬモータを駆動源として正逆両方向へ回転駆動されるようになっている。なお、シャーシ1の内部にはターンテーブルとクランパとで構成されるクランプ機構や、ディスクに対して情報の記録および/または再生を行う光ピックアップ(いずれも図示せず)等が配設されている。
このように概略構成されたディスク搬送機構においては、ディスクDがシャーシ1内に装填されていないイジェクト状態(待機状態)にあるとき、第1および第2のガイド部材2,3は弾性付勢手段に付勢されて最も近接した位置で対向しており、ローラ4は第1および第2のガイド部材2,3の下面に近接する方向へ弾性付勢されている。かかるイジェクト状態において、ユーザがディスクDをディスク挿入口からシャーシ1の内部に挿入すると、ディスクDの挿入を検知してモータが一方向へ回転し始め、このモータを駆動源としてローラ4が順方向へ回転駆動する。ディスクDをさらにシャーシ1の内部に押し込むと、ディスクDの挿入方向の先端部分が第1および第2のガイド部材2,3とローラ4との間に入り込んで挟持され、ディスクDはローラ4の回転駆動力によってプレイ位置へと自動搬送される。その際、ディスクDの上面全体は第1および第2のガイド部材2,3の下面と非接触な状態で搬送され、その両側縁部がテーパ面2a,3aと接触するだけであり、ディスクDの下面もその両側縁部がローラ4のテーパ面と接触するだけであるため、ディスクDのレーベル面(上面)と記録面(下面)の損傷を防止することができる。
また、イジェクト状態で第1および第2のガイド部材2,3の間隔は最小となっているが、かかるディスク搬送時にディスクDはその両側縁部が位置決め突起2b,3bに当接しながら搬送されるため、第1および第2のガイド部材2,3の間隔はディスクDの搬送位置に応じて変化する。すなわち、図1,2に示すように、ディスクDの中心部(最大径部分)がローラ4の真上を通過する時に、ディスクDに接触している第1および第2のガイド部材2,3の間隔(両位置決め突起2b,3bの間隔)は最大のw2となり、その後、搬送中のディスクDがプレイ位置に近づくにつれて両位置決め突起2b,3bの間隔は狭められていき、図3,4に示すように、搬送完了状態で両位置決め突起2b,3bの間隔はw1となる。前述したようにテーパ面2a,3aの傾斜角度θを約15度に設定した場合、搬送中のディスクDが実線で示す小径ディスクDS(直径80mm)の時はw1=49mm、w2=80mmとなり、搬送中のディスクDが一点鎖線で示す大径ディスクDL(直径120mm)の時はw1=102mm、w2=120mmとなる。ただし、第1および第2のガイド部材2,3はローラ4の軸線方向に沿って近接離反するだけであるため、第1および第2のガイド部材2,3の上面とローラ4の回転中心軸との高さhはディスクDの搬送位置に拘わらず一定であり、小径ディスクDSの場合も大径ディスクDLの場合もh=11mmとなる。
このようにしてディスクDはプレイ位置まで搬送されるが、ローラ4からの付勢力を受けてディスクDの両側縁部がテーパ面2a,3aに圧接され、また、前記弾性付勢手段の付勢力によってディスクDの両外周縁が位置決め突起2b,3bに圧接されているため、傾斜角度θ(θ=15度)の大きいテーパ面2a,3aによってディスクDのセンタリング精度が高まり、搬送完了状態においてディスクDの中心がターンテーブルとクランパに高精度に位置合わせされる。そして、ディスクDがターンテーブルの真上まで搬送されると、クランパを下降させることにより、ディスクDがプレイ位置でターンテーブルとクランパとの間にチャッキングされる。また、このプレイ位置でローラブラケットを回動させることにより、ローラ4が下降して第1および第2のガイド部材2,3から離反し、第1および第2のガイド部材2,3とローラ4との間にディスクDの回転を妨げない大きな空間が確保される。そして、この状態でスピンドルモータが回転駆動されると、ターンテーブルとディスクDおよびクランパが一体的に回転し、光ピックアップによってディスクDに対する情報の記録および/または再生が行われる。
次に、図5〜図15を参照して本発明の実施例に係る車載用ディスクプレーヤのディスク搬送機構をより詳細に説明すると、図5は該ディスク搬送機構の小径ディスク搬送途中状態を示す平面図、図6はその正面図、図7はその側面図、図8は該ディスク搬送機構の大径ディスク搬送途中状態を示す平面図、図9はその正面図、図10は該ディスク搬送機構のプレイ状態を示す平面図、図11は該ディスク搬送機構に備えられる第1のガイド部材の平面図、図12は該第1のガイド部材の正面図、図13は該ディスク搬送機構に備えられる第2のガイド部材の平面図、図14は該第2のガイド部材の正面図、図15は該ディスクプレーヤに備えられるクランプ機構の説明図である。
本実施例に係る車載用ディスクプレーヤは、ドライブシャーシ10を構成する下部ベース11と上部ベース12を備えており(図15参照)、このドライブシャーシ10は図示せぬシャーシの内部に配設されてロック機構によりシャーシに対してロック/アンロック状態に切り替えられるようになっている。このディスクプレーヤには、直径が80mmの小径ディスクDSと直径が120mmの大径ディスクDLの双方を装填可能であり、これらディスクD(小径ディスクDSと大径ディスクDL)はシャーシの前面側に開設されたディスク挿入口から下部ベース11と上部ベース12との間に挿入されるようになっている。そして、ドライブシャーシ10の中央部にクランプ機構が設置されると共に、このクランプ機構の手前側(図5の矢印X2方向)にディスク搬送機構が設置されており、ディスク挿入口から挿入されたディスクDをディスク搬送機構によってプレイ位置まで自動搬送し、このプレイ位置でディスクDをクランプ機構によって回転駆動可能にクランプするようになっている。
まず、クランプ機構について説明すると、下部ベース11の中央部にスピンドルモータ13が固定されており、その回転軸にターンテーブル14が固定されている。一方、上部ベース12の中央部に開口が形成されており、この開口内にリング状のクランパ支持体15が配設されている。クランパ支持体15は上部ベース12に昇降可能に支持されており、クランパ支持体15の外周縁の一部には作動部15aが形成されている。また、クランパ支持体15には中心孔15bが開設されており、この中心孔15bの内部にクランパ16が回転可能に支持されている、クランパ16は図示せぬ板ばね等によりターンテーブル14の方向へ弾性付勢されており、クランパ16に形成された鍔部16aの下面が中心孔15bの周縁部に当接することにより、クランパ16はクランパ支持体15から脱落しないようになっている。さらに、クランパ支持体15を包囲するように枠状のクランプ駆動部材17が配設されており、このクランプ駆動部材17の手前右隅には駆動突部17aが形成されている。クランプ駆動部材17には駆動アーム18が連結されており、この駆動アーム18はピン19を中心に回転可能で、駆動アーム18の回転によってクランプ駆動部材17は上部ベース12の上面を左右方向(図5の矢印Y1−Y2方向)へ往復移動する。駆動アーム18はシャーシの内側面に配設された図示せぬカム板の前後方向(図5の矢印X1−X2方向)への移動に連動して回転し、このカム板の前後進によって上部ベース12が下部ベース11に対して昇降動作するようになっている。そして、これらクランパ支持体15とクランプ駆動部材17および駆動アーム18等によってクランプ機構が構成されている。
このクランプ機構の動作については後述するが、図5と図8に示すように、ディスクD(小径ディスクDSと大径ディスクDL)の搬送時にクランプ駆動部材17は矢印Y1方向へ移動しており、クランパ支持体15の作動部15aはクランプ駆動部材17から離反している。一方、図10に示すように、ディスクDのプレイ時にクランプ駆動部材17は矢印Y2方向へ移動して作動部15aに当接しており、これによってクランパ支持体15が下降してクランパ16から離反するようになっている。
次に、ディスク搬送機構について説明すると、図5に示すように、上部ベース12には第1ないし第3の長孔12a,12b,12cが開設されており、これら長孔12a,12b,12cは上部ベース12の左右方向(矢印Y1−Y2方向)に沿って互いに平行に延びている。上部ベース12には第1および第2のガイド部材20,21が矢印Y1−Y2方向へ移動可能に保持されており、これら第1および第2のガイド部材20,21の下方位置にはゴム製のローラ22が配設されている。ローラ22の軸線方向は矢印Y1−Y2方向と一致しており、第1および第2のガイド部材20,21はローラ22の軸線方向に沿って近接離反可能になっている。ローラ22はその直径が中央部から両端に向かって次第に大きくなるテーパ状に形成されており、ローラ22の両端は図示せぬローラブラケットに軸支されている。このローラブラケットは第1および第2のガイド部材20,21の下面に近接する方向へ弾性付勢されており、図示せぬモータを駆動源として正逆両方向へ回転駆動されるようになっている。そして、これら第1および第2のガイド部材20,21とローラ22によってディスク搬送機構が構成されている。
図11と図12に示すように、第1のガイド部材20は上部ベース12の下面を摺動する平面視長方形のガイド部20aを有しており、このガイド部20aの下面には正面から見て右上がりのテーパ面20bが形成されると共に、テーパ面20bの左端部に位置決め突起20cが形成されている。また、ガイド部20aの右側短辺には第1の長孔12aを挿通して上部ベース12の上面に達する突出部20dが形成されており、この突出部20dには矢印Y1−Y2方向に延びる第1のラック20eが刻設されている。図13と図14に示すように、第2のガイド部材21は上部ベース12の下面を摺動する平面視長方形のガイド部21aを有しており、このガイド部21aの下面には正面から見て右下がりのテーパ面21bが形成されると共に、テーパ面21bの右端部に位置決め突起21cが形成されている。また、ガイド部21aの左側短辺には第2の長孔12bを挿通して上部ベース12の上面に達する突出部21dが形成されており、この突出部21dには矢印Y1−Y2方向に延びる第2のラック21eが刻設されている。さらに、ガイド部21aの奥側長辺には受部21fが形成されており、この受部21fは第3の長孔12cを挿通して上部ベース12の上面に延びている。
図5に示すように、上部ベース12の上面に中継ギヤ23が軸支されており、この中継ギヤ23に第1および第2のラック20e,21eが噛合している。これら第1および第2のラック20e,21eと中継ギヤ23は同期手段を構成するものであり、第1および第2のガイド部材20,21はこの同期手段によって逆方向へ同期して移動するようになっている。また、第1のガイド部材20の突出部20dと上部ベース12との間に弾性付勢手段である引張りばね24が張架されており、第1および第2のガイド部材20,21はこの引張りばね24の弾性力によって互いに近接する方向、すなわち、第1のガイド部材20は矢印Y2方向へ、第2のガイド部材21は矢印Y1方向へそれぞれ付勢されている。さらに、矢印Y1方向へ付勢された第2のガイド部材21の受部21fはクランプ駆動部材17の駆動突部17aに当接している。
このように概略構成された車載用ディスクプレーヤにおいて、ディスクDがシャーシ内に装填されていないイジェクト状態(待機状態)にあるとき、下部ベース11と上部ベース12で構成されるドライブシャーシ10は図示せぬシャーシに対してロック状態とされており、図15に示すように、上部ベース12は下部ベース11から上方へ離れ、ターンテーブル14とクランパ16との間にディスクDの厚みよりも大きなディスク搬送経路が確保されている。この時、クランプ駆動部材17は矢印Y1方向へ移動してクランパ支持体15の作動部15aから離れており、クランパ16はクランパ支持体15に当接して下方への移動が規制されている。また、第1および第2のガイド部材20,21は近接した位置で対向しており、ローラ22は第1および第2のガイド部材20,21の下面に近接する方向へ弾性付勢されている。
かかるイジェクト状態において、ユーザがディスクDをディスク挿入口から下部ベース11と上部ベース12との間に挿入すると、ディスクDの挿入を検知してモータが一方向へ回転し始め、このモータを駆動源としてローラ22が順方向へ回転駆動する。ディスクDをさらに下部ベース11と上部ベース12の内部に押し込むと、ディスクDの挿入方向の先端部分が第1および第2のガイド部材20,21とローラ22との間に入り込んで挟持され、ディスクDはローラ22の回転駆動力によってプレイ位置へと自動搬送される。その際、ディスクDの上面全体は第1および第2のガイド部材20,21の下面と非接触な状態で搬送され、その両側縁部が第1および第2のガイド部材20,21のテーパ面20b,21bおよび位置決め突起20c,21cと接触するだけであり、ディスクDの下面もその両側縁部がローラ22のテーパ面と接触するだけであるため、ディスクDのレーベル面(上面)と記録面(下面)の損傷を防止することができる。
ここで、挿入されたディスクDが小径ディスクDSの場合、図5と図6に示すように、小径ディスクDSの中心部(最大径部分)がローラ22の真上を通過する時に第1および第2のガイド部材20,21の間隔が若干拡がり、挿入されたディスクDが大径ディスクDLの場合、図8と図9に示すように、大径ディスクDLの中心部がローラ22の真上を通過する時に第1および第2のガイド部材20,21の間隔が大きく拡がる。ただし、図1〜図4を参照して既に説明したディスク搬送機構と同様に、ディスクDの種類(小径ディスクDSまたは大径ディスクDL)や搬送位置に拘わらず、第1および第2のガイド部材20,21はローラ22の軸線方向(矢印Y1−Y2方向)に沿って近接離反するだけであるため、第1および第2のガイド部材20,21とローラ22の回転中心軸との高さは変化せず、ディスクDの搬送高さは一定となる。また、ディスクDがプレイ位置まで搬送される間、ディスクDの両側縁部がローラ22からの付勢力を受けて第1および第2のガイド部材20,21のテーパ面20b,21bに圧接され、また、ディスクDの外周面が引張りばね24の付勢力により第1および第2のガイド部材20,21の位置決め突起20c,21cに圧接されるため、ディスクDのセンタリング精度が高まり、プレイ位置まで搬送されたディスクDの中心をターンテーブル14とクランパ16に対して高精度に位置合わせすることができる。
図10に示すように、ディスクDがプレイ位置まで搬送されると、上部ベース12が下部ベース11の方向へ下降し、それに伴ってクランパ支持体15とクランパ16もターンテーブル14の方向へ下降する。そして、上部ベース12の下降が完了した時点で、ディスクDのセンタ孔がターンテーブル14に嵌まり込み、ディスクDがターンテーブル14とクランパ16との間にチャッキングされる。また、駆動アーム18が反時計回り方向へ回転し、それに連動してクランプ駆動部材17が矢印Y2方向へ移動して作動部15aを押し下げるため、クランパ支持体15がターンテーブル14の方向へ下降する。よって、クランパ支持体15の中心孔15aの周縁部がクランパ16の鍔部16aから離れ、図示せぬ板ばね等から付勢力を受けているクランパ16はディスクDの上面に弾性的に加圧される。また、クランプ駆動部材17の矢印Y2方向への移動に伴って駆動突部17aが第2のガイド部材21の受部21fを押圧するため、第2のガイド部材21が矢印Y2方向へ移動し、これに同期して第1のガイド部材20が矢印Y1方向へ移動する。すなわち、第1および第2のガイド部材20,21が引張りばね24の弾性力に抗して互いに離反する方向へ移動するため、第1および第2のガイド部材20,21のガイド部20a,21aがディスクDの外周縁から離れる。さらに、このプレイ位置でローラブラケットが回動してローラ22を下降させるため、ローラ22が第1および第2のガイド部材20,21の下面から離反し、第1および第2のガイド部材20,21とローラ22との間にディスクDの回転を妨げない大きな空間が確保される。なお、プレイ位置でドライブシャーシ10はロック状態からアンロック状態に切り替わり、この状態でスピンドルモータ13が回転駆動されると、ターンテーブル14とディスクDおよびクランパ16が一体的に回転し、図示せぬ光ピックアップによってディスクDに対する情報の記録および/または再生が行われる。
このように上記実施例では、2分割した第1および第2のガイド部材20,21のテーパ面20b,21bを搬送中のディスクDの外周縁に当接させ、プレイ時はこれら第1および第2のガイド部材20,21をディスクDの外周縁から離反させることにより、テーパ面20b,21bの傾斜角度を大きくしてディスクDのセンタリング機能を高めても、ディスクDの搬送位置に応じて第1および第2のガイド部材20,21の間隔が変化するだけでディスク搬送高さを一定に保つことができるため、ディスクDの搬送力を安定化することができる。
また、第1および第2のガイド部材20,21を引張りばね24の弾性付勢力に抗して離反する方向へ駆動するクランプ駆動部材17(駆動手段)を備え、このクランプ駆動部材17によってプレイ時に第1および第2のガイド部材20,21をディスクDの外周縁から離反させるようにしたので、シャーシ内に装填されたディスクDの挿入方向後端部分が第1および第2のガイド部材20,21と平面的にオーバーラップしていても、プレイ時に第1および第2のガイド部材20,21をディスクDから強制的に離反させてディスクDを回転可能状態とすることができるため、ディスクプレーヤの奥行き寸法を短縮することができる。しかも、駆動手段としてのクランプ駆動部材17はクランプ機構の構成部材であって、プレイ時にディスクDをクランプ動作するクランプ駆動部材17の動きを利用して、第1および第2のガイド部材20,21をディスクDの外周縁から離反させることができるため、駆動手段によってメカニズムが複雑になることを防止できる。
また、第1および第2のガイド部材20,21を上部ベース12に移動可能に支持し、これら第1および第2のガイド部材20,21に形成したラック20e,21eを中継ギヤ23を介して連結することにより、第1および第2のガイド部材20,21が互いに反対方向へ同期して移動するようにしたので、搬送時においてディスクDのセンタリング機能が発揮されると共に、プレイ時に第1および第2のガイド部材20,21のいずれか一方(上記実施例では第2のガイド部材21)をクランプ駆動部材17で駆動すれば良く、同様に、第1および第2のガイド部材20,21のいずれか一方(上記実施例では第1のガイド部材20)を引張りばね24で弾性付勢すれば良く、駆動手段や弾性付勢手段の構成を簡略化することができる。
本発明によるディスク搬送機構の基本動作を説明する平面図である。 該ディスク搬送機構の小径ディスク搬送途中状態を示す正面図である。 該ディスク搬送機構のディスク搬送完了状態を示す平面図である。 該ディスク搬送機構の小径ディスク搬送完了状態を示す正面図である。 本発明の実施例に係る車載用ディスクプレーヤのディスク搬送機構の小径ディスク搬送途中状態を示す平面図である。 該ディスク搬送機構の正面図である。 該ディスク搬送機構の側面図である。 該ディスク搬送機構の大径ディスク搬送途中状態を示す平面図である。 該ディスク搬送機構の正面図である。 該ディスク搬送機構のプレイ状態を示す平面図である。 該ディスク搬送機構に備えられる第1のガイド部材の平面図である。 該第1のガイド部材の正面図である。 該ディスク搬送機構に備えられる第2のガイド部材の平面図である。 該第2のガイド部材の正面図である。 該ディスクプレーヤに備えられるクランプ機構の説明図である。 従来のディスク搬送機構を示す平面図である。 該ディスク搬送機構に備えられるガイド部材とローラの斜視図である。 ディスク搬送位置と搬送高さの関係をを示す説明図である。
符号の説明
1 シャーシ
2,20 第1のガイド部材
2a,20b テーパ面
2b,20c 位置決め突起
20a ガイド部
20d 突出部
20e 第1のラック
3,21 第2のガイド部材
3a,21b テーパ面
3b,21c 位置決め突起
21a ガイド部
21d 突出部
21e 第2のラック
21f 受部
4,22 ローラ
10 ドライブシャーシ
11 下部ベース
12 上部ベース
12a,12b,12c 長孔
14 ターンテーブル
15 クランパ支持体
15a 作動部
16 クランパ
17 クランプ駆動部材
17a
18 駆動アーム
23 中継ギヤ
24 引張りばね
D ディスク
DS 小径ディスク
DL 大径ディスク

Claims (5)

  1. ディスク挿入口を有するシャーシと、このシャーシの内部に配設されたガイド部材と、このガイド部材に対して近接離反可能に対向配置されたローラとを備え、前記ガイド部材の前記ローラ側の面がその両側部から中央部に向かって前記ローラとの間隔を広くするテーパ状に形成され、前記ローラを回転駆動することにより、該ローラと前記ガイド部材との間に挟持されたディスクを自動搬送するディスクプレーヤのディスク搬送機構において、
    前記ガイド部材をその中央部で2分割された第1のガイド部材と第2のガイド部材とで構成し、これら第1および第2のガイド部材を前記ローラの軸線方向に沿って移動可能となすと共に、前記第1および第2のガイド部材を互いに近接する方向へ付勢する弾性付勢手段を設け、
    ディスクの搬送時は前記第1および第2のガイド部材を前記弾性付勢手段によってディスクの外周縁に当接させ、ディスクのプレイ時はこれら第1および第2のガイド部材がディスクの外周縁から離反するように構成したことを特徴とするディスクプレーヤのディスク搬送機構。
  2. 請求項1の記載において、前記第1および第2のガイド部材を前記弾性付勢手段の付勢力に抗して離反する方向へ駆動する駆動手段を備え、この駆動手段によってプレイ時に前記第1および第2のガイド部材をディスクの外周縁から離反させるように構成したことを特徴とするディスクプレーヤのディスク搬送機構。
  3. 請求項1または2の記載において、前記第1および第2のガイド部材が同期手段を介して互いに反対方向へ移動するように構成されていることを特徴とするディスクプレーヤのディスク搬送機構。
  4. 請求項3の記載において、前記同期手段が、前記第1のガイド部材にその移動方向に沿って形成された第1のラックと、前記第2のガイド部材にその移動方向に沿って形成された第2のラックと、これら第1および第2のラックに噛合する中継ギヤとを備え、前記第1および第2のラックが前記中継ギヤを介して対向していることを特徴とするディスクプレーヤのディスク搬送機構。
  5. 請求項1〜4のいずれかの記載において、クランパを回転可能に支持するクランパ支持体と、このクランパ支持体を駆動して前記クランパをターンテーブルに接離する方向へ移動させるクランプ駆動部材とを備え、このクランプ駆動部材と前記駆動手段とを兼用させたことを特徴とするディスクプレーヤのディスク搬送機構。
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