JPH10283705A - ディスク移送装置 - Google Patents
ディスク移送装置Info
- Publication number
- JPH10283705A JPH10283705A JP9105135A JP10513597A JPH10283705A JP H10283705 A JPH10283705 A JP H10283705A JP 9105135 A JP9105135 A JP 9105135A JP 10513597 A JP10513597 A JP 10513597A JP H10283705 A JPH10283705 A JP H10283705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- guide
- transfer
- guide groove
- transfer device
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/0401—Details
- G11B17/0402—Servo control
- G11B17/0404—Servo control with parallel drive rollers
Abstract
(57)【要約】
【目的】ディスク記録面に接触することなく、移送過程
におけるディスクのピッチング振動を防止することがで
きるディスク移送装置を提供する。 【構成】ディスク左周縁をディスク移送方向にガイドす
るガイド溝31Aを備え、ガイド溝31Aに挿入された
ディスク左外側面を駆動するベルト33を内蔵した駆動
側ディスクガイド部31と、ディスク右周縁をディスク
移送方向にガイドするガイド溝32Aを備え、ガイド溝
32Aに挿入されたディスク右外側面と係合するフリク
ションシ−ト34を備えた固定側ディスクガイド部32
と、ディスクガイド部31,32を近接方向に付勢する
バネ39と、ディスク挿入前端と係合可能な係合凹部4
0Aを備え、ディスクの移送に伴い回動し、移送過程に
おけるディスクの姿勢を水平に保持する回動ア−ム40
とにより構成される。
におけるディスクのピッチング振動を防止することがで
きるディスク移送装置を提供する。 【構成】ディスク左周縁をディスク移送方向にガイドす
るガイド溝31Aを備え、ガイド溝31Aに挿入された
ディスク左外側面を駆動するベルト33を内蔵した駆動
側ディスクガイド部31と、ディスク右周縁をディスク
移送方向にガイドするガイド溝32Aを備え、ガイド溝
32Aに挿入されたディスク右外側面と係合するフリク
ションシ−ト34を備えた固定側ディスクガイド部32
と、ディスクガイド部31,32を近接方向に付勢する
バネ39と、ディスク挿入前端と係合可能な係合凹部4
0Aを備え、ディスクの移送に伴い回動し、移送過程に
おけるディスクの姿勢を水平に保持する回動ア−ム40
とにより構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクを第1の個所と
第2の個所で支持して移送するディスク移送装置に関す
る。
第2の個所で支持して移送するディスク移送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】装置フロントパネルのスロットに挿入さ
れたディスクを直接装置内部の再生位置にロ−ディング
する、所謂スロットイン方式のロ−ディング機構が車載
用コンパクトディスクプレ−ヤに多数採用されている。
このスロットイン方式のロ−ディング機構は、特公平4
−62146号公報に示されるように、ディスクの上面
と下面をその中央部に向かって径小とされた2本のロ−
ディングロ−ラにより挾持して移送するようにしたもの
や、本出願人の出願に係る特開平8−241552号公
報に示されるように、ディスクの左外周面と右外周面と
をディスク移送方向に延びた2つのガイド部により挾持
して移送するもの等が存在する。
れたディスクを直接装置内部の再生位置にロ−ディング
する、所謂スロットイン方式のロ−ディング機構が車載
用コンパクトディスクプレ−ヤに多数採用されている。
このスロットイン方式のロ−ディング機構は、特公平4
−62146号公報に示されるように、ディスクの上面
と下面をその中央部に向かって径小とされた2本のロ−
ディングロ−ラにより挾持して移送するようにしたもの
や、本出願人の出願に係る特開平8−241552号公
報に示されるように、ディスクの左外周面と右外周面と
をディスク移送方向に延びた2つのガイド部により挾持
して移送するもの等が存在する。
【0003】ところが何れのロ−ディング機構もディス
クを第1の個所と第2の個所で支持して移送するため、
移送過程でディスクの前後端が挾持された個所を軸に上
下振動するピッチング振動を発生しやすく、クランプミ
スの原因となった。また、これらのディスク移送機構は
前上がりや前下がりに挿入されたディスクを水平に修正
する力が弱く、挿入時にディスクがクランパなどの装置
内部の機構に接触して損傷する問題があった。
クを第1の個所と第2の個所で支持して移送するため、
移送過程でディスクの前後端が挾持された個所を軸に上
下振動するピッチング振動を発生しやすく、クランプミ
スの原因となった。また、これらのディスク移送機構は
前上がりや前下がりに挿入されたディスクを水平に修正
する力が弱く、挿入時にディスクがクランパなどの装置
内部の機構に接触して損傷する問題があった。
【0004】この問題点は特公平4−72306号公報
によっても提起されており、係る公報によれば、上側の
ロ−ディングロ−ラ1の軸心1Aを下側のロ−ディング
ロ−ラ2の軸心2Aより装置フロントパネル寄りに配置
してディスクを前上がり姿勢に付勢し、ストッパ7,8
により移送姿勢を保持している(図14)。
によっても提起されており、係る公報によれば、上側の
ロ−ディングロ−ラ1の軸心1Aを下側のロ−ディング
ロ−ラ2の軸心2Aより装置フロントパネル寄りに配置
してディスクを前上がり姿勢に付勢し、ストッパ7,8
により移送姿勢を保持している(図14)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この案
はディスク移送方向に延びた2つのガイド部によりディ
スク外周面を挾持して移送するディスク移送機構に適用
することが困難であるばかりか、移送過程においてスト
ッパ7,8との接触によりディスク記録面が損傷し、読
み出しエラ−や音飛びの原因となる問題があった。
はディスク移送方向に延びた2つのガイド部によりディ
スク外周面を挾持して移送するディスク移送機構に適用
することが困難であるばかりか、移送過程においてスト
ッパ7,8との接触によりディスク記録面が損傷し、読
み出しエラ−や音飛びの原因となる問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】ディスクを第1の個所と
第2の個所で支持して移送するディスク移送装置におい
て、支持した個所とは異なるディスクの周縁部と係合可
能な係合凹部を備え、ディスクの移送に伴い移動し、移
送過程におけるディスクの姿勢を一定に保持する保持部
材を設ける。
第2の個所で支持して移送するディスク移送装置におい
て、支持した個所とは異なるディスクの周縁部と係合可
能な係合凹部を備え、ディスクの移送に伴い移動し、移
送過程におけるディスクの姿勢を一定に保持する保持部
材を設ける。
【0007】
【作用】上述した本発明装置によれば、保持部材はその
係合凹部がディスクの周縁部と係合し、移送過程におい
てディスクの姿勢を一定に保持する。
係合凹部がディスクの周縁部と係合し、移送過程におい
てディスクの姿勢を一定に保持する。
【0008】
【実施例】以下、上述の問題を解消した本発明を図面を
参照しながら説明する。図1は本発明ディスク移送装置
を採用したチェンジャ−型ディスク再生装置1000の
要部上面図を示す。係るディスク再生装置1000は装
置後方側に複数枚のディスクを収納可能なストッカ部2
0を備え、装置フロントパネル11のスロット11Aか
ら挿入されたディスクを再生位置を介してストッカ部2
0に収納することにより、複数枚のディスクの選択的な
再生が可能なチェンジャ−型ディスク再生装置を構成し
ている。
参照しながら説明する。図1は本発明ディスク移送装置
を採用したチェンジャ−型ディスク再生装置1000の
要部上面図を示す。係るディスク再生装置1000は装
置後方側に複数枚のディスクを収納可能なストッカ部2
0を備え、装置フロントパネル11のスロット11Aか
ら挿入されたディスクを再生位置を介してストッカ部2
0に収納することにより、複数枚のディスクの選択的な
再生が可能なチェンジャ−型ディスク再生装置を構成し
ている。
【0009】ストッカ部20は6枚のディスクD1〜D
6を収納可能とし、再生位置のディスクとその上下に隣
接した収納位置のディスクとの間に後述する光学メカニ
ズム50及びクランパ60を挿入可能なスペ−スを形成
するため、各ディスクD1〜D6を夫々収納する独立し
た6枚のディスクホルダ21〜26(図10)により構
成される。これらディスクホルダ21〜26は4本のス
トッカスクリュ−27によりシャシ10に対して垂直方
向に上下移動可能に取り付けらる。4本のストッカスク
リュ−27はシャシ10に回転可能に取り付けられ、切
り換え機構S1を介して駆動機構M1に連結され、同時
に回転駆動される。切り換え機構S1は後述される光学
メカニズム50の位置に応答して切り換えられるもの
で、光学メカニズム50が前方位置にある時(図8)、
駆動機構M1の駆動力をストッカスクリュ−27に伝達
し、光学メカニズム50が後方位置にある時(図1)、
駆動機構M1の駆動力を後述される駆動側ディスクガイ
ド部31のプ−リ35に伝達する。
6を収納可能とし、再生位置のディスクとその上下に隣
接した収納位置のディスクとの間に後述する光学メカニ
ズム50及びクランパ60を挿入可能なスペ−スを形成
するため、各ディスクD1〜D6を夫々収納する独立し
た6枚のディスクホルダ21〜26(図10)により構
成される。これらディスクホルダ21〜26は4本のス
トッカスクリュ−27によりシャシ10に対して垂直方
向に上下移動可能に取り付けらる。4本のストッカスク
リュ−27はシャシ10に回転可能に取り付けられ、切
り換え機構S1を介して駆動機構M1に連結され、同時
に回転駆動される。切り換え機構S1は後述される光学
メカニズム50の位置に応答して切り換えられるもの
で、光学メカニズム50が前方位置にある時(図8)、
駆動機構M1の駆動力をストッカスクリュ−27に伝達
し、光学メカニズム50が後方位置にある時(図1)、
駆動機構M1の駆動力を後述される駆動側ディスクガイ
ド部31のプ−リ35に伝達する。
【0010】また、各ストッカスクリュ−27の周縁部
には図9に示されるように不等ピッチの螺旋ガイド27
Aが形成される。ディスクホルダ21〜26はこれらス
トッカスクリュ−27により装置上下方向にガイドされ
ると共に、そのガイド孔21A〜26A(なお、図面上
でガイド孔22A〜26Aは隠れて見えない)の内側に
突出したガイドピン21B〜26Bが螺旋ガイド27A
にガイドされることにより、ストッカスクリュ−27の
回転に従い上下移動する。
には図9に示されるように不等ピッチの螺旋ガイド27
Aが形成される。ディスクホルダ21〜26はこれらス
トッカスクリュ−27により装置上下方向にガイドされ
ると共に、そのガイド孔21A〜26A(なお、図面上
でガイド孔22A〜26Aは隠れて見えない)の内側に
突出したガイドピン21B〜26Bが螺旋ガイド27A
にガイドされることにより、ストッカスクリュ−27の
回転に従い上下移動する。
【0011】図10〜図12はストッカスクリュ−27
と各ディスクホルダ21〜26の位置関係を示す。図1
0に示されるように、第1ディスクホルダ21がディス
ク移送高さに持ち来された時、第2ディスクホルダ22
は第1ディスクホルダ21の16.8mm下方に位置
し、第3ディスクホルダ23〜第6ディスクホルダ26
は夫々その上のディスクホルダ22〜25の2mm下方
に等間隔で位置する。この状態からストッカスクリュ−
27が装置上面から見て時計方向に1回転すると、第1
ディスクホルダ21が9mm上昇すると共に、第2ディ
スクホルダ22が16.8mm上昇してディスク移送高
さに整列する。また、同時に第3ディスクホルダ23〜
第6ディスクホルダ26が夫々2mm上昇する(図1
1)。以下、ストッカスクリュ−27が1回転する毎に
1つ下のディスクホルダがディスク移送高さに整列す
る。そして、第6ディスクホルダ26がディスク移送高
さに位置した時、第5ディスクホルダ25は第6のディ
スクホルダ26の9mm上方に位置し、第1ディスクホ
ルダ21〜第4ディスクホルダ24は夫々その下のディ
スクホルダ22〜25の2mm上方に等間隔で位置する
(図12)。
と各ディスクホルダ21〜26の位置関係を示す。図1
0に示されるように、第1ディスクホルダ21がディス
ク移送高さに持ち来された時、第2ディスクホルダ22
は第1ディスクホルダ21の16.8mm下方に位置
し、第3ディスクホルダ23〜第6ディスクホルダ26
は夫々その上のディスクホルダ22〜25の2mm下方
に等間隔で位置する。この状態からストッカスクリュ−
27が装置上面から見て時計方向に1回転すると、第1
ディスクホルダ21が9mm上昇すると共に、第2ディ
スクホルダ22が16.8mm上昇してディスク移送高
さに整列する。また、同時に第3ディスクホルダ23〜
第6ディスクホルダ26が夫々2mm上昇する(図1
1)。以下、ストッカスクリュ−27が1回転する毎に
1つ下のディスクホルダがディスク移送高さに整列す
る。そして、第6ディスクホルダ26がディスク移送高
さに位置した時、第5ディスクホルダ25は第6のディ
スクホルダ26の9mm上方に位置し、第1ディスクホ
ルダ21〜第4ディスクホルダ24は夫々その下のディ
スクホルダ22〜25の2mm上方に等間隔で位置する
(図12)。
【0012】一方、スロット11Aに挿入されたディス
クはディスク移送機構30によりその左右外側面が挾持
されることにより支持され、再生位置(図2)を介して
ディスク移送高さに整列したディスクホルダ21に収納
される収納位置(図6)まで移送される。なお、スロッ
ト11Aはディスク周縁とのみ係合するよう、その左右
両端から中心部に向かってその高さ間隔が広くなるよう
形成されている。本実施例装置によれば、再生位置は収
納位置より35mm装置前方側に位置し、再生位置にあ
るディスクD1の回転中心と収納位置にあるディスクD
2の回転中心とがオ−バ−ラップする(図2参照)。デ
ィスク移送機構30は装置左側に配置された駆動側ディ
スクガイド部31と装置右側に配置された固定側ディス
クガイド部32とから基本構成される。駆動側ディスク
ガイド部31はディスクの左周縁部をガイドするガイド
溝31Aを備え、ガイド溝31Aに挿入されたディスク
の左外周面を駆動するベルト33を内蔵する。ベルト3
3は駆動側ディスクガイド部31の前後に配置されたプ
−リ35,36間に張架され、プ−リ35が切り換え機
構S1を介して駆動機構M1に連結され、回転駆動され
る。一方、固定側ディスクガイド部32はディスクの右
周縁部をガイドするガイド溝32Aを備え、このガイド
溝内にはディスクの右外周面と係合し、ディスクスリッ
プを防止するフリクションシ−ト34が取り付けられ
る。また、固定側ディスクガイド部32には後述する回
動ア−ム40との係合を回避するため、回動ア−ム40
の係合凹部40Aの移動軌跡に沿って、その下方が開放
したスリット32Aが形成されている(図13参照)。
また、フリクションシ−ト34もこのスリット32Aの
個所で切断される。
クはディスク移送機構30によりその左右外側面が挾持
されることにより支持され、再生位置(図2)を介して
ディスク移送高さに整列したディスクホルダ21に収納
される収納位置(図6)まで移送される。なお、スロッ
ト11Aはディスク周縁とのみ係合するよう、その左右
両端から中心部に向かってその高さ間隔が広くなるよう
形成されている。本実施例装置によれば、再生位置は収
納位置より35mm装置前方側に位置し、再生位置にあ
るディスクD1の回転中心と収納位置にあるディスクD
2の回転中心とがオ−バ−ラップする(図2参照)。デ
ィスク移送機構30は装置左側に配置された駆動側ディ
スクガイド部31と装置右側に配置された固定側ディス
クガイド部32とから基本構成される。駆動側ディスク
ガイド部31はディスクの左周縁部をガイドするガイド
溝31Aを備え、ガイド溝31Aに挿入されたディスク
の左外周面を駆動するベルト33を内蔵する。ベルト3
3は駆動側ディスクガイド部31の前後に配置されたプ
−リ35,36間に張架され、プ−リ35が切り換え機
構S1を介して駆動機構M1に連結され、回転駆動され
る。一方、固定側ディスクガイド部32はディスクの右
周縁部をガイドするガイド溝32Aを備え、このガイド
溝内にはディスクの右外周面と係合し、ディスクスリッ
プを防止するフリクションシ−ト34が取り付けられ
る。また、固定側ディスクガイド部32には後述する回
動ア−ム40との係合を回避するため、回動ア−ム40
の係合凹部40Aの移動軌跡に沿って、その下方が開放
したスリット32Aが形成されている(図13参照)。
また、フリクションシ−ト34もこのスリット32Aの
個所で切断される。
【0013】これらディスクガイド部31,32は図示
しないシャシに形成されたガイド溝により装置左右方向
に移動可能にガイドされ、また軸支されたピニオンギア
38により対向移動するよう連結される。また、ディス
クガイド部31,32はバネ39により付勢され、その
側面31C,32Cが係合する初期位置に位置決めされ
る。なお、初期位置においてベルト33とフリクション
シ−ト34はディスク直径より狭い間隔となる。
しないシャシに形成されたガイド溝により装置左右方向
に移動可能にガイドされ、また軸支されたピニオンギア
38により対向移動するよう連結される。また、ディス
クガイド部31,32はバネ39により付勢され、その
側面31C,32Cが係合する初期位置に位置決めされ
る。なお、初期位置においてベルト33とフリクション
シ−ト34はディスク直径より狭い間隔となる。
【0014】上述したディスク移送機構30によればデ
ィスクガイド部31,32とでディスクの左外周面と右
外周面とを挾持して移送するため、移送過程でディスク
が挾持された個所を軸にピッチング振動を発生しやす
い。また、ディスク記録エリアを損傷させないためにガ
イド溝31A,32Aを浅くしなければならないためデ
ィスクを水平に矯正する力が弱く、ディスクが前上がり
又は前下がりに挿入されると、ディスク挿入先端がクラ
ンパなどの装置内部の機構に接触し、損傷する問題があ
る。
ィスクガイド部31,32とでディスクの左外周面と右
外周面とを挾持して移送するため、移送過程でディスク
が挾持された個所を軸にピッチング振動を発生しやす
い。また、ディスク記録エリアを損傷させないためにガ
イド溝31A,32Aを浅くしなければならないためデ
ィスクを水平に矯正する力が弱く、ディスクが前上がり
又は前下がりに挿入されると、ディスク挿入先端がクラ
ンパなどの装置内部の機構に接触し、損傷する問題があ
る。
【0015】この問題を解消するため、ディスク移動機
構30は移送過程におけるディスクの姿勢を水平に保持
する保持部材を備える。本実施例装置によれば、保持部
材は回動ア−ム40により構成される。回動ア−ム40
はその先端にディスク周縁部Deに係合する係合凹部4
0Aを備え、係合凹部40Aが上述した固定側ディスク
ガイド部32のスリット32A内を通過するよう、装置
右手前角に回動自在に取り付けられる。よって、係合凹
部40Aがディスク移送を妨げることはなく、また回動
ア−ム40を必要最小限の長さとすることができる。一
方、図13に示されるように、係合凹部40Aはその入
り口側に挿入されたディスクを導入する傾斜面40Bと
ディスク周縁部Deが挿入されるコ字溝40Cとから構
成される。なお、コ字溝40Cはディスクガイド部3
1,32のガイド溝31A,32Aと同様にディスク記
録エリアと係合しない深さとされる。回動ア−ム40は
バネ41により反時計方向に付勢され、ストッパ42に
係合する位置に位置決めされる。この時、係合凹部40
Aはスロット11Aの背面近傍に持ち来される。回動ア
−ム40は挿入されたディスク移送に伴い回動してディ
スクを水平に保持し、また、駆動機構M3により駆動さ
れ上述したディスク移送機構30と共にディスク周縁部
から離隔する位置に持ち来される(図4,図8)。
構30は移送過程におけるディスクの姿勢を水平に保持
する保持部材を備える。本実施例装置によれば、保持部
材は回動ア−ム40により構成される。回動ア−ム40
はその先端にディスク周縁部Deに係合する係合凹部4
0Aを備え、係合凹部40Aが上述した固定側ディスク
ガイド部32のスリット32A内を通過するよう、装置
右手前角に回動自在に取り付けられる。よって、係合凹
部40Aがディスク移送を妨げることはなく、また回動
ア−ム40を必要最小限の長さとすることができる。一
方、図13に示されるように、係合凹部40Aはその入
り口側に挿入されたディスクを導入する傾斜面40Bと
ディスク周縁部Deが挿入されるコ字溝40Cとから構
成される。なお、コ字溝40Cはディスクガイド部3
1,32のガイド溝31A,32Aと同様にディスク記
録エリアと係合しない深さとされる。回動ア−ム40は
バネ41により反時計方向に付勢され、ストッパ42に
係合する位置に位置決めされる。この時、係合凹部40
Aはスロット11Aの背面近傍に持ち来される。回動ア
−ム40は挿入されたディスク移送に伴い回動してディ
スクを水平に保持し、また、駆動機構M3により駆動さ
れ上述したディスク移送機構30と共にディスク周縁部
から離隔する位置に持ち来される(図4,図8)。
【0016】再生位置に持ち来されたディスクD1は光
学メカニズム50によりその記録情報が光学的に読み出
される。光学メカニズム50はディスクを載置するタ−
ンテ−ブル51、ディスク半径方向に移動可能に取り付
けられ記録情報を光学的に読み出す光学ヘッド52、こ
れらタ−ンテ−ブル51,光学ヘッド52を支持する光
学メカシャシ53等から構成される。この光学メカニズ
ム50は駆動機構M2により駆動され、そのタ−ンテ−
ブル51が再生位置に持ち来されたディスクD1と同軸
となる後方位置(図4)と収納ディスク間から待避した
前方位置(図8)との間を前後移動し、更に後方位置に
おいて、タ−ンテ−ブル51の上面が再生位置に持ち来
されたディスクD1の下面と整列するアップ位置とディ
スクD1の下方に待避したダウン位置との間を上下移動
する。
学メカニズム50によりその記録情報が光学的に読み出
される。光学メカニズム50はディスクを載置するタ−
ンテ−ブル51、ディスク半径方向に移動可能に取り付
けられ記録情報を光学的に読み出す光学ヘッド52、こ
れらタ−ンテ−ブル51,光学ヘッド52を支持する光
学メカシャシ53等から構成される。この光学メカニズ
ム50は駆動機構M2により駆動され、そのタ−ンテ−
ブル51が再生位置に持ち来されたディスクD1と同軸
となる後方位置(図4)と収納ディスク間から待避した
前方位置(図8)との間を前後移動し、更に後方位置に
おいて、タ−ンテ−ブル51の上面が再生位置に持ち来
されたディスクD1の下面と整列するアップ位置とディ
スクD1の下方に待避したダウン位置との間を上下移動
する。
【0017】一方、再生位置に持ち来されたディスクD
1はマグネットクランパ60によりタ−ンテ−ブル51
上に固定される。クランパ60はその下面に磁性プレ−
ト(図示しない)が取り付けられ、タ−ンテ−ブル51
の中心部に取り付けられたマグネット51Aの吸引力に
よりディスクD1をタ−ンテ−ブル51上に固定する。
このクランパ60はシャシ10に回動自在に軸支された
クランパア−ム61に着脱自在に保持され、駆動機構M
3の駆動により後方位置に持ち来されたタ−ンテ−ブル
51と同軸になるクランプ位置(図3)と収納位置のデ
ィスクと係合しない位置まで装置前方側に待避したアン
クランプ位置(図1)との間を回動移動する。クランパ
ア−ム61の先端にはクランパ60の上部に突出した断
面T時形状の軸部60Aを水平方向に着脱自在に保持す
るための溝61Aが形成され、また溝61A内に挿入さ
れた軸60Aをセルフロックするロックプレ−ト62を
備える。ロックプレ−ト62はクランパア−ム61に回
動自在に軸支されており、バネ64によって時計方向に
比較的弱い力で付勢される。なお、ロックプレ−ト62
はストッパピン63との係合により時計方向への回動角
が制限される。
1はマグネットクランパ60によりタ−ンテ−ブル51
上に固定される。クランパ60はその下面に磁性プレ−
ト(図示しない)が取り付けられ、タ−ンテ−ブル51
の中心部に取り付けられたマグネット51Aの吸引力に
よりディスクD1をタ−ンテ−ブル51上に固定する。
このクランパ60はシャシ10に回動自在に軸支された
クランパア−ム61に着脱自在に保持され、駆動機構M
3の駆動により後方位置に持ち来されたタ−ンテ−ブル
51と同軸になるクランプ位置(図3)と収納位置のデ
ィスクと係合しない位置まで装置前方側に待避したアン
クランプ位置(図1)との間を回動移動する。クランパ
ア−ム61の先端にはクランパ60の上部に突出した断
面T時形状の軸部60Aを水平方向に着脱自在に保持す
るための溝61Aが形成され、また溝61A内に挿入さ
れた軸60Aをセルフロックするロックプレ−ト62を
備える。ロックプレ−ト62はクランパア−ム61に回
動自在に軸支されており、バネ64によって時計方向に
比較的弱い力で付勢される。なお、ロックプレ−ト62
はストッパピン63との係合により時計方向への回動角
が制限される。
【0018】よって、クランパ60がタ−ンテ−ブル5
1のマグネット51Aにより強く吸引されている状態に
おいて、クランパア−ム61がクランプ位置から時計方
向に回動すると、ロックプレ−ト62は軸部60Aとの
係合により反時計方向に押圧され、そのロックが強制解
除される。逆にクランパア−ム61が反時計方向に回動
してクランプ位置に移動すると、ロックプレ−ト62は
軸部60Aとの係合により一旦反時計方向に回動した
後、時計方向に回動して軸部60Aを溝61A内にロッ
クする。
1のマグネット51Aにより強く吸引されている状態に
おいて、クランパア−ム61がクランプ位置から時計方
向に回動すると、ロックプレ−ト62は軸部60Aとの
係合により反時計方向に押圧され、そのロックが強制解
除される。逆にクランパア−ム61が反時計方向に回動
してクランプ位置に移動すると、ロックプレ−ト62は
軸部60Aとの係合により一旦反時計方向に回動した
後、時計方向に回動して軸部60Aを溝61A内にロッ
クする。
【0019】以下、上述したディスク再生装置1000
の動作例を図面を参照しながら説明する。先ず、スロッ
ト11Aに挿入されたディスクが再生されるまでの動作
を図1〜図4を参照しながら説明する。
の動作例を図面を参照しながら説明する。先ず、スロッ
ト11Aに挿入されたディスクが再生されるまでの動作
を図1〜図4を参照しながら説明する。
【0020】スロット11Aにディスクを挿入可能な待
機状態にある時(図1)、ディスクガイド部31,32
はバネ39によりベルト33とフリクションシ−ト34
がディスク直径より狭い間隔となる初期位置に付勢され
る。回動ア−ム40はバネ41によりその係合凹部40
Aがスロット11Aの背面近傍に位置する位置に付勢さ
れる。一方、光学メカニズム50は後方位置且つダウン
位置に持ち来される。なお、ストッカ部20は図10に
示されるように第1ディスクホルダ21がディスク移送
高さに整列した状態にあるものとする。
機状態にある時(図1)、ディスクガイド部31,32
はバネ39によりベルト33とフリクションシ−ト34
がディスク直径より狭い間隔となる初期位置に付勢され
る。回動ア−ム40はバネ41によりその係合凹部40
Aがスロット11Aの背面近傍に位置する位置に付勢さ
れる。一方、光学メカニズム50は後方位置且つダウン
位置に持ち来される。なお、ストッカ部20は図10に
示されるように第1ディスクホルダ21がディスク移送
高さに整列した状態にあるものとする。
【0021】このスタンバイ状態においてディスクD1
がスロット11Aに挿入されると、ディスクD1は直ち
にその挿入前端が係合凹部40Aの傾斜面40Bにガイ
ドされコ字溝40C内に導入される。よって、ディスク
D1はスロット11Aと係合凹部40Aとの係合によ
り、その前上がり又は後下がりの挿入姿勢が矯正され、
その挿入前端が装置内部の機構に係合することが防止さ
れる。ディスク挿入に伴い回動ア−ム40はバネ41の
付勢力に抗して時計方向に回動し、ディスクD1を常に
水平姿勢に維持する。更にディスクが挿入されると、デ
ィスクガイド部31,32がバネ39の付勢力に抗して
押し広げられる。回動ア−ム40が所定の角度まで回動
すると、駆動機構M1によりベルト33の反時計方向へ
の回転駆動が開始される。なお、切り換え機構S1は光
学メカニズム50が後方位置にあるため、駆動機構M1
の駆動力をプ−リ35に伝達する。ディスクD1はベル
ト33によりその左外周面が駆動され、フリクションシ
−ト34の側面上を時計方向に回転しながら装置後方側
に移送される。ディスクD1が再生位置近傍まで移送さ
れると、カイドア−ム40はその係合凹部40Aが固定
側ディスクガイド部32のスリット32A内に入り、固
定側ディスクガイド部32との係合が回避される。
がスロット11Aに挿入されると、ディスクD1は直ち
にその挿入前端が係合凹部40Aの傾斜面40Bにガイ
ドされコ字溝40C内に導入される。よって、ディスク
D1はスロット11Aと係合凹部40Aとの係合によ
り、その前上がり又は後下がりの挿入姿勢が矯正され、
その挿入前端が装置内部の機構に係合することが防止さ
れる。ディスク挿入に伴い回動ア−ム40はバネ41の
付勢力に抗して時計方向に回動し、ディスクD1を常に
水平姿勢に維持する。更にディスクが挿入されると、デ
ィスクガイド部31,32がバネ39の付勢力に抗して
押し広げられる。回動ア−ム40が所定の角度まで回動
すると、駆動機構M1によりベルト33の反時計方向へ
の回転駆動が開始される。なお、切り換え機構S1は光
学メカニズム50が後方位置にあるため、駆動機構M1
の駆動力をプ−リ35に伝達する。ディスクD1はベル
ト33によりその左外周面が駆動され、フリクションシ
−ト34の側面上を時計方向に回転しながら装置後方側
に移送される。ディスクD1が再生位置近傍まで移送さ
れると、カイドア−ム40はその係合凹部40Aが固定
側ディスクガイド部32のスリット32A内に入り、固
定側ディスクガイド部32との係合が回避される。
【0022】回動ア−ム40の角度検出によりディスク
D1が再生位置(図2)に持ち来されたことが検出され
ると、ベルト33の回転が停止し、続いて、駆動機構M
3によりクランパア−ム61が反時計方向に回動され、
クランパ60がクランプ位置に持ち来される(図3)。
そして、駆動機構M2により光学メカニズム50がアッ
プ位置に持ち来され、ディスクD1がタ−ンテ−ブル5
1とクランパ60との間に挾持される。続いて、駆動機
構M3によりクランパア−ム61が時計方向に回動さ
れ、またディスクガイド部31,32及び回動ア−ム4
0がディスク周縁部Deから離隔する位置に持ち来され
る(図4)。クランパア−ム61が時計方向に回動する
と、ロックプレ−ト62はクランパ60がタ−ンテ−ブ
ル51のマグネット51Aにより強く吸引されているこ
とから、軸60Aとの係合によりそのロックが強制解除
される。
D1が再生位置(図2)に持ち来されたことが検出され
ると、ベルト33の回転が停止し、続いて、駆動機構M
3によりクランパア−ム61が反時計方向に回動され、
クランパ60がクランプ位置に持ち来される(図3)。
そして、駆動機構M2により光学メカニズム50がアッ
プ位置に持ち来され、ディスクD1がタ−ンテ−ブル5
1とクランパ60との間に挾持される。続いて、駆動機
構M3によりクランパア−ム61が時計方向に回動さ
れ、またディスクガイド部31,32及び回動ア−ム4
0がディスク周縁部Deから離隔する位置に持ち来され
る(図4)。クランパア−ム61が時計方向に回動する
と、ロックプレ−ト62はクランパ60がタ−ンテ−ブ
ル51のマグネット51Aにより強く吸引されているこ
とから、軸60Aとの係合によりそのロックが強制解除
される。
【0023】以上によりスロット11Aに挿入されたデ
ィスクD1は光学メカニズム50に装着され、以後、タ
−ンテ−ブル駆動モ−タ(図示しない)により所定の線
速度で回転駆動され、光学ヘッド52によりその記録情
報が光学的に読み出される。なお、タ−ンテ−ブル51
に装着されたディスクD1をスロット11Aからイジェ
クトする際には上述した動作が逆に行われる。よって、
その詳細な説明を省略する。
ィスクD1は光学メカニズム50に装着され、以後、タ
−ンテ−ブル駆動モ−タ(図示しない)により所定の線
速度で回転駆動され、光学ヘッド52によりその記録情
報が光学的に読み出される。なお、タ−ンテ−ブル51
に装着されたディスクD1をスロット11Aからイジェ
クトする際には上述した動作が逆に行われる。よって、
その詳細な説明を省略する。
【0024】次にスロット11Aに挿入されたディスク
D1が第1ディスクホルダ21に収納されるまでの動作
を説明する。
D1が第1ディスクホルダ21に収納されるまでの動作
を説明する。
【0025】スロット11AにディスクD1が挿入され
ると、ディスクD1は上述したようにその挿入先端が回
動ア−ム40の係合凹部40A内に挿入されて、挿入姿
勢が矯正される。ディスク挿入に伴い回動ア−ム40が
所定の角度まで回動すると、駆動機構M1によりベルト
33の反時計方向への回転駆動が開始され、ディスクD
1は時計方向に回転しながら装置後方に向けて移送され
る。ディスク移送に伴い回動ア−ム40は時計方向に回
動し、ディスクD1が再生位置を過ぎた図5に示される
途中位置にて最も時計方向に回動する。以後、回動ア−
ム40はディスク移送に伴いディスク周縁部の装置前方
側に係合し、反時計方向に回動する。なお、この途中位
置にてディスクD1の右外側面がフリクションシ−ト3
4の切断部に落ち込むことになるが、切断幅が狭いため
ディスク移送に支障を来すことはない。更にディスクD
1が移送され回動ア−ム40が所定角度まで反時計方向
に戻ると、ディスクD1が収納位置まで移送されたと判
断され、ベルト33の回転駆動が停止する(図6)。
ると、ディスクD1は上述したようにその挿入先端が回
動ア−ム40の係合凹部40A内に挿入されて、挿入姿
勢が矯正される。ディスク挿入に伴い回動ア−ム40が
所定の角度まで回動すると、駆動機構M1によりベルト
33の反時計方向への回転駆動が開始され、ディスクD
1は時計方向に回転しながら装置後方に向けて移送され
る。ディスク移送に伴い回動ア−ム40は時計方向に回
動し、ディスクD1が再生位置を過ぎた図5に示される
途中位置にて最も時計方向に回動する。以後、回動ア−
ム40はディスク移送に伴いディスク周縁部の装置前方
側に係合し、反時計方向に回動する。なお、この途中位
置にてディスクD1の右外側面がフリクションシ−ト3
4の切断部に落ち込むことになるが、切断幅が狭いため
ディスク移送に支障を来すことはない。更にディスクD
1が移送され回動ア−ム40が所定角度まで反時計方向
に戻ると、ディスクD1が収納位置まで移送されたと判
断され、ベルト33の回転駆動が停止する(図6)。
【0026】続いて駆動機構M2により光学メカニズム
50がストッカ部20の上下移動を妨げない前方位置に
持ち来され(図7)、駆動機構M3によりディスクガイ
ド部31,32及び回動ア−ム40がディスク周縁部D
eから離隔する位置に持ち来される(図8)。
50がストッカ部20の上下移動を妨げない前方位置に
持ち来され(図7)、駆動機構M3によりディスクガイ
ド部31,32及び回動ア−ム40がディスク周縁部D
eから離隔する位置に持ち来される(図8)。
【0027】以上によりスロット11Aに挿入されたデ
ィスクD1はストッカ部20の1番ディスクホルダ21
に収納され、ディスク再生装置1000は直ちにストッ
カ部20の上下移動が可能な停止状態とされる。勿論こ
の収納されたディスクD1をスロット11Aからイジェ
クトする際には上述した動作が逆に行われる。
ィスクD1はストッカ部20の1番ディスクホルダ21
に収納され、ディスク再生装置1000は直ちにストッ
カ部20の上下移動が可能な停止状態とされる。勿論こ
の収納されたディスクD1をスロット11Aからイジェ
クトする際には上述した動作が逆に行われる。
【0028】次に上述した停止状態から2番ディスクホ
ルダ22に収納されたディスクD2が再生されるまでの
動作を説明する。
ルダ22に収納されたディスクD2が再生されるまでの
動作を説明する。
【0029】先ず、駆動機構M1により4本のストッカ
スクリュ−27が同時に時計方向に1回転駆動され、2
番ディスクホルダ22が移送高さに持ち来される(図1
1)。続いて駆動機構M3によりディスクガイド部3
1,32がディスクを挾持する位置まで持ち来され、ま
た回動ア−ム40が反時計方向に回動してディスク周縁
部Deに係合する。その後、駆動機構M4により光学メ
カニズム50が後方位置に持ち来される(図6)。
スクリュ−27が同時に時計方向に1回転駆動され、2
番ディスクホルダ22が移送高さに持ち来される(図1
1)。続いて駆動機構M3によりディスクガイド部3
1,32がディスクを挾持する位置まで持ち来され、ま
た回動ア−ム40が反時計方向に回動してディスク周縁
部Deに係合する。その後、駆動機構M4により光学メ
カニズム50が後方位置に持ち来される(図6)。
【0030】光学メカニズム50が後方位置に移動した
ことにより切り換え機構S1はプ−リ35側に切り換わ
り、駆動機構M1によりベルト33の時計方向への回転
駆動が開始される。ディスクD2は反時計方向に回転し
ながら装置前方に向けて移送され、ディスク移送に伴い
回動ア−ム40が時計方向に回動する。ディスクが途中
位置(図5)を過ぎると、回動ア−ム40はディスク周
縁部の装置後方側に係合するため反時計方向に回動し始
める。そして、回動ア−ム40が所定角度まで反時計方
向に回動すると、ディスクD2が再生位置に持ち来され
たと判断され、ベルト33の回転駆動が停止される(図
2)。
ことにより切り換え機構S1はプ−リ35側に切り換わ
り、駆動機構M1によりベルト33の時計方向への回転
駆動が開始される。ディスクD2は反時計方向に回転し
ながら装置前方に向けて移送され、ディスク移送に伴い
回動ア−ム40が時計方向に回動する。ディスクが途中
位置(図5)を過ぎると、回動ア−ム40はディスク周
縁部の装置後方側に係合するため反時計方向に回動し始
める。そして、回動ア−ム40が所定角度まで反時計方
向に回動すると、ディスクD2が再生位置に持ち来され
たと判断され、ベルト33の回転駆動が停止される(図
2)。
【0031】ディスクD2が再生位置に持ち来される
と、駆動機構M3によりクランパア−ム61が反時計方
向に駆動され、クランパ60がクランプ位置に持ち来さ
れる(図3)。続いて、駆動機構M2により光学メカニ
ズム50がアップ位置に持ち来され、ディスクD1がタ
−ンテ−ブル51とクランパ60との間に挾持される。
再び駆動機構M3によりクランパア−ム61が時計方向
に駆動されてクランパ60から離脱すると共に、ディス
クガイド部31,32及び回動ア−ム40がディスク周
縁部Deから離隔する位置に持ち来される(図4)。以
上により、ディスクホルダ22に収納されたディスクD
2は光学メカニズム50に装着され、以後所定の線速度
により回転駆動されると共に、光学ヘッド52によりそ
の記録情報が光学的に読み出される。
と、駆動機構M3によりクランパア−ム61が反時計方
向に駆動され、クランパ60がクランプ位置に持ち来さ
れる(図3)。続いて、駆動機構M2により光学メカニ
ズム50がアップ位置に持ち来され、ディスクD1がタ
−ンテ−ブル51とクランパ60との間に挾持される。
再び駆動機構M3によりクランパア−ム61が時計方向
に駆動されてクランパ60から離脱すると共に、ディス
クガイド部31,32及び回動ア−ム40がディスク周
縁部Deから離隔する位置に持ち来される(図4)。以
上により、ディスクホルダ22に収納されたディスクD
2は光学メカニズム50に装着され、以後所定の線速度
により回転駆動されると共に、光学ヘッド52によりそ
の記録情報が光学的に読み出される。
【0032】以上、本実施例装置の代表的な動作を説明
したが、待機状態からストッカ部20に収納されたディ
スクを再生する動作や再生位置のディスクをストッカ部
20の他のディスクに交換する動作等、他の動作は上述
した動作例から理解されるため、その詳細な説明を省略
する。
したが、待機状態からストッカ部20に収納されたディ
スクを再生する動作や再生位置のディスクをストッカ部
20の他のディスクに交換する動作等、他の動作は上述
した動作例から理解されるため、その詳細な説明を省略
する。
【0033】なお、本発明は上述の実施例に何ら限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲を
逸脱することなく、種々の態様を取り得ることができる
のは勿論である。例えば、上述した実施例装置によれ
ば、ディスクをディスク移送方向に延びた2つのディス
クガイド部31,32により挾持して移送するようにし
たが、ディスクを2本のロ−ディングロ−ラにより挾持
して移送するディスク移送機構に本発明を適用してもよ
い。また、保持部材を回動ア−ム40により構成した
が、回動支持に限定されるものではない。また、係合凹
部40Aも傾斜面40Bとコ字溝40Cに限定されるも
のではない。例えば、ディスク外側面の角とのみ係合す
るよう傾斜面40Bのみにより構成しても良い。更に、
係合凹部40Aを低摩擦係数の樹脂により形成してディ
スク周縁Deとの摩擦を低減したり、係合凹部40Aを
プ−リ形状とし、回動ア−ム40の先端に回転自在に取
り付けても良い。
れるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲を
逸脱することなく、種々の態様を取り得ることができる
のは勿論である。例えば、上述した実施例装置によれ
ば、ディスクをディスク移送方向に延びた2つのディス
クガイド部31,32により挾持して移送するようにし
たが、ディスクを2本のロ−ディングロ−ラにより挾持
して移送するディスク移送機構に本発明を適用してもよ
い。また、保持部材を回動ア−ム40により構成した
が、回動支持に限定されるものではない。また、係合凹
部40Aも傾斜面40Bとコ字溝40Cに限定されるも
のではない。例えば、ディスク外側面の角とのみ係合す
るよう傾斜面40Bのみにより構成しても良い。更に、
係合凹部40Aを低摩擦係数の樹脂により形成してディ
スク周縁Deとの摩擦を低減したり、係合凹部40Aを
プ−リ形状とし、回動ア−ム40の先端に回転自在に取
り付けても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、移送時におけるディス
クのピッチング振動を防止することができ、クランプミ
スを格段に減少させることができる。また、スロットに
挿入されたディスクを直ちに水平姿勢に矯正することが
でき、ディスクの挿入先端がクランパなどの装置内部の
機構に接触するのを防止することができる。また、係合
凹部はディスク周縁部とのみ係合するので、ディスク記
録面を損傷させることもない。
クのピッチング振動を防止することができ、クランプミ
スを格段に減少させることができる。また、スロットに
挿入されたディスクを直ちに水平姿勢に矯正することが
でき、ディスクの挿入先端がクランパなどの装置内部の
機構に接触するのを防止することができる。また、係合
凹部はディスク周縁部とのみ係合するので、ディスク記
録面を損傷させることもない。
【図1】本発明ディスク移送機構を適用したチェンジャ
−型ディスク再生装置1000の要部上面図。
−型ディスク再生装置1000の要部上面図。
【図2】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図3】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図4】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図5】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図6】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図7】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図8】ディスク再生装置1000の動作説明に供する
上面図。
上面図。
【図9】ストッカスクリュ−27の斜視図。
【図10】螺旋ガイド27Aとディスクホルダ21〜2
6の位置関係を示す断面図。
6の位置関係を示す断面図。
【図11】螺旋ガイド27Aとディスクホルダ21〜2
6の位置関係を示す断面図。
6の位置関係を示す断面図。
【図12】螺旋ガイド27Aとディスクホルダ21〜2
6の位置関係を示す断面図。
6の位置関係を示す断面図。
【図13】回動ア−ム40の動作説明に供する要部斜視
図。
図。
【図14】従来のディスク移送機構を示す側面図。
10 シャシ 11 フロントパネル 11A スロット 20 ストッカ部 21〜26 ディスクホルダ 27 ストッカスクリュ− 27A 螺旋ガイド 30 ディスク移送機構 31 駆動側ディスクガイド部 32 固定側ディスクガイド部 32A スリット 33 ベルト 34 フリクションシ−ト 40 回動ア−ム(保持部材) 40A 係合凹部 41 バネ 50 光学メカニズム 60 クランパ D1〜D6 ディスク M1〜M3 駆動機構 S1 切り換え機構 De ディスク周縁部
Claims (3)
- 【請求項1】ディスクを第1の個所と第2の個所で支持
して移送するディスク移送装置において、 上記支持した個所とは異なる上記ディスクの周縁部と係
合可能な係合凹部を備え、上記ディスクの移送に伴い移
動し、移送過程におけるディスクの姿勢を一定に保持す
る保持部材を設けたことを特徴とするディスク移送装
置。 - 【請求項2】上記ディスク移送装置は、上記第1の個所
を上記ディスク移送方向にガイドするガイド溝を備え、
該ガイド溝に挿入された上記ディスク外側面を駆動する
ベルトを内蔵した駆動側ディスクガイド部と、上記第2
の個所を上記ディスク移送方向にガイドするガイド溝を
備え、該ガイド溝に挿入された上記ディスクの外側面と
係合するディスク移送面を備えた固定側ディスクガイド
部と、上記駆動側ディスクガイド部と上記固定側ディス
クガイド部とを近接する方向に付勢する付勢手段とを含
み、 上記保持部材を上記係合凹部の移動軌跡が上記固定側デ
ィスクガイド部と交差するよう移動可能に配置し、 上記固定側ディスクガイド部に上記係合凹部との係合を
避けるスリットを形成したことを特徴とする請求項1記
載のディスク移送装置。 - 【請求項3】上記保持部材は回動自在に支持され、その
先端に上記係合凹部を備える回動ア−ムからなり、上記
係合凹部がディスク挿入のためのスロット近傍に位置す
るよう付勢されていることを特徴とする請求項1又は2
記載のディスク移送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105135A JPH10283705A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ディスク移送装置 |
US09/057,209 US6577578B1 (en) | 1997-04-08 | 1998-04-08 | Disk transfer device with alignment mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105135A JPH10283705A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ディスク移送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10283705A true JPH10283705A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14399318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9105135A Pending JPH10283705A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ディスク移送装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6577578B1 (ja) |
JP (1) | JPH10283705A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4125116B2 (ja) * | 2000-09-20 | 2008-07-30 | 三菱電機株式会社 | ディスク装置 |
JP2005302212A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Tokyo Pigeon Co Ltd | ディスクプレーヤ装置 |
JP2005310213A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | ディスク装置 |
US8453841B1 (en) | 2009-04-23 | 2013-06-04 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk placement and storage assembly with disk cassette and disk slotter |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE892952A (fr) * | 1982-04-23 | 1982-08-16 | Staar Sa | Dispositif automatique pour tourne-disques de mise en position operative d'un disque. |
US4677607A (en) * | 1984-04-11 | 1987-06-30 | Alpine Electronics Inc. | Disc loading mechanism for disc player |
BE901937A (fr) * | 1985-03-14 | 1985-07-01 | Staar Sa | Dispositif d'insertion et d'ejection automatique de supports d'informations. |
JPH067491Y2 (ja) * | 1988-05-16 | 1994-02-23 | 武美 小岩 | 回転ディスク装着機構 |
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