JPH11306465A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JPH11306465A
JPH11306465A JP10805998A JP10805998A JPH11306465A JP H11306465 A JPH11306465 A JP H11306465A JP 10805998 A JP10805998 A JP 10805998A JP 10805998 A JP10805998 A JP 10805998A JP H11306465 A JPH11306465 A JP H11306465A
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JP
Japan
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monitoring
processing unit
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dispatch base
unit
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Application number
JP10805998A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morita
健一 森田
Kiyoshi Sonomoto
潔 園本
Hitoshi Shiroyama
仁司 白山
Hiroshi Makino
浩 牧野
Masayuki Kuwabara
政行 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視センタの管制員の判断に頼ることなく時
間帯および日付に応じて異常情報を適切な出動拠点に送
信することのできる遠隔監視装置の提供。 【解決手段】 出動拠点処理部21a〜23a、31a
〜33aのそれぞれに、対応業務終了時に監視センタ1
0へ切替指令を出力する出力手段を備えるとともに、監
視センタ10は、処理部12により所定時間に出力され
る切替指令に応じ記憶部13の対応する出動拠点情報を
変更して異常情報の送信先を切替えるようになってい
る。 【効果】 監視センタの管制員の労力の低減を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視装置に係
り、特に、ビルの設備機器に異常が発生した場合、監視
センタを介して出動拠点から出動要員を派遣し前記異常
に対応させる遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔監視装置は、複数のビルのそ
れぞれに設けられ、同一ビル内の設備機器の異常を検出
する端末装置と、これらの端末装置と通信回線を介して
接続され、異常発報を処理する監視センタと、この監視
センタと通信回線を介して接続され出動指令に対応する
出動拠点とを有している。
【0003】このように構成される従来の遠隔監視装置
にあっては、ビルの設備機器に異常が発生したことを端
末装置が検出すると、この端末装置から異常発報が監視
センタに送信され、監視センタは、前記異常発報に基づ
き監視業務に必要な異常情報を作成するとともに、この
異常情報を出動拠点、例えば営業所に送信する。営業所
は前記異常情報に基づき出動要員を前記ビルに派遣し異
常に対応させる。
【0004】ところで、このような設備機器に対する監
視業務は昼夜あるいは平日および休日の区別なく行う必
要がある。このため、昼間かつ平日は複数の出動拠点に
より対応を行うが、夜間および休日は人件費等の問題か
ら、複数の出動拠点をまとめ、昼間かつ平日の監視業務
より広い地域がその対象となる所定の出動拠点に数人で
待機し、異常発生に対応を行うのが普通である。したが
って、監視センタは時間帯および日付に応じて異常情報
の送信先を変更していく必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の遠隔監視装置では、時間帯および日付に応じた異常
情報の送信先の判断は、監視センタの管制員により行わ
れていた。このため、管制員に多大な労力が求められる
とともに、適切な異常情報の送信先が判断されない恐れ
があった。
【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、監視センタの管
制員の判断に頼ることなく時間帯および日付に応じて異
常情報を適切な出動拠点に送信することのできる遠隔監
視装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数のビルのそれぞれに設けられ、同一ビ
ル内の設備機器の異常を検出する端末装置と、これらの
端末装置と通信回線を介して接続され、異常発報を処理
する監視センタと、この監視センタと通信回線を介して
接続され、昼間かつ平日の出動指令に対応する第1の出
動拠点と、前記監視センタと通信回線を介して接続さ
れ、夜間および休日の出動指令に対応する第2の出動拠
点とを有するとともに、前記監視センタは、前記異常発
報に基づき監視業務に必要な異常情報を作成する処理部
と、前記異常情報の作成に要する情報を記憶する記憶部
と、前記異常情報を対応する前記出動拠点に送信する送
信部と、情報の入力操作を行う操作部とを備え、かつ前
記出動拠点のそれぞれは、受信した前記異常情報の表示
および情報の入力操作を行う出動拠点処理部を備えた遠
隔監視装置において、前記出動拠点処理部のそれぞれ
に、対応業務終了時に前記監視センタへ切替指令を出力
する出力手段を備えるとともに、前記監視センタは、前
記処理部により前記切替指令に応じ前記記憶部の対応す
る出動拠点情報を変更して異常情報の送信先を切替る構
成にしてある。
【0008】前記のように構成した本発明によれば、例
えば前記第1の出動拠点はあらかじめ定められた対応業
務終了時刻に達すると、前記出動拠点処理部に備えられ
た出力手段からに前記監視センタへ切替指令を出力す
る。前記監視センタは前記切替指令に応じて前記処理部
により前記記憶部の対応する出動拠点情報を変更し、異
常情報の送信先を夜間および休日の出動指令に対応する
前記第2の出動拠点に切替る。この後、昼間かつ平日に
あっては前記第1の出動拠点がその対応に当たるビルか
ら異常発報が送信されると、前記監視センタは前記処理
部により異常情報を作成し、この異常情報を前記送信部
から前記通信回線を介して前記第2の出動拠点に送信す
る。前記第2の出動拠点は前記異常情報に基づき対応要
員を前記ビルに派遣し異常に対応させる。このように、
あらかじめ定められた時刻に達したときに異常情報の送
信先は時刻に応じた出動拠点に切替えられるようになっ
ており、これによって、監視センタの管制員の判断に頼
ることなく時間帯および日付に応じて異常情報を適切な
出動拠点に送信することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遠隔監視装置の実
施の形態を図に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の遠隔監視装置の一実施形態
を示すブロック図、図2は第1の出動拠点から第2の出
動拠点への監視業務切替えの処理手順を示すフローチャ
ート、図3は第1の出動拠点から第2の出動拠点への他
の監視業務切替えの処理手順を示すフローチャート、図
4は第2の出動拠点から第1の出動拠点への監視業務切
替えの処理手順を示すフローチャートである。
【0011】本実施形態の遠隔監視装置は図1に示すよ
うに、図示しない複数のビルのそれぞれに設けられ、同
一ビル内の設備機器の異常を検出する端末装置1a〜1
nと、これらの端末装置1a〜1nと通信回線L1を介
して接続され、異常発報を処理する監視センタ10と、
この監視センタ10と通信回線L2を介して接続される
監視ブロック20、30とを有している。
【0012】また、前記の監視センタ10は、通信回線
L1と接続され前記異常発報を受信する受信部11a〜
11mと、前記異常発報に基づき監視業務に必要な異常
情報を作成する処理部12と、前記異常情報の作成に要
する情報を記憶する記憶部13と、前記異常情報を対応
する出動拠点に送信する送信部14a〜14lと、情報
の入力操作を行う操作部15a〜15jとを備えてい
る。
【0013】さらに、前記の監視ブロック20は、監視
センタ10と通信回線L2を介して接続され、昼間かつ
平日の出動指令に対応する第1の出動拠点、例えば営業
所21、22と、監視センタ10と通信回線L2を介し
て接続され、夜間および休日の出動指令に対応する第2
の出動拠点、例えばサービスセンタ23とを有してお
り、かつ営業所21、22、サービスセンタ23のそれ
ぞれは、受信した前記異常情報の表示および情報の入力
操作を行う出動拠点処理部21a、22a、23aを備
えている。また、前記の監視ブロック30も同様に、営
業所31、32、サービスセンタ33を有するととも
に、営業所31、32、サービスセンタ33のそれぞれ
は、出動拠点処理部31a、32a、33aを備えてい
る。
【0014】そして、第1の出動拠点、すなわち、営業
所21、22、31、32およびサービスセンタ23、
33の出動拠点処理部21a、22a、23a、31
a、32a、33aのそれぞれに、対応業務終了時に監
視センタ10へ切替指令を出力する図示しない出力手段
を備えるとともに、監視センタ10は、処理部12によ
り前記切替指令に応じて記憶部13の対応する出動拠点
情報を変更し、異常情報の送信先を切替るようになって
いる。また、処理部12は、前記切替指令に応じて送信
先の出動拠点処理部が起動しているかどうかを判断する
とともに、起動していることが判断されたことに応じて
切替可能とする図示しない判断手段と、切替先の出動拠
点処理部が起動不可であることに応じて操作部15a〜
15jを介して監視業務を代行可能とする図示しない代
行監視手段を備えている。
【0015】この実施形態にあっては、平日の昼間に端
末装置1aが同一ビル内の設備機器の異常を検出する
と、端末装置固有に設定された認識番号と異常があった
設備機器の情報に基づき発報情報を通信回線L1を介し
て監視センタ10に送信する。監視センタ10は受信部
11aにより異常発報を受信すると、この情報を処理部
12に送る。処理部12は発報情報内の認識番号および
設備機器情報を取り出し、この取り出した情報を元に記
憶部13に記憶されているビル名称、住所、設備機器の
名称、管轄出動拠点の情報等を検索し、これらの情報に
基づき監視業務に必要な異常情報を作成する。この異常
情報は例えば送信部14aに送られ、送信部14aは異
常情報内に設定されている出動拠点情報を判別し、通信
回線L2を介して例えば営業所21に送信する。営業所
21は出動拠点処理部21aにより異常情報を表示し、
この異常情報に含まれるビル名称、住所、設備機器の名
称等を確認し、出動要員を異常の発生したビルに派遣し
て設備機器の復旧作業を行う。 一方、夜間や休日等に
あっては所定時間に基づき営業所21、22、31、3
2から異常情報の送信先がサービスセンタ22、33に
切替られるが、その切替処理に関して図2に基づき以下
説明する。
【0016】例えば営業所21では対応業務切替時間に
なると、手順S21に示すように対応要員は出動拠点処
理部21aを操作して切替を行う。この操作により出動
拠点処理部21aは手順S22として通信回線L2を介
して監視センタ10に切替指令、すなわち監視拠点切替
コマンド送信する。監視拠点切替コマンドを受信した監
視センタ10の送信部14aはこのコマンドを処理部1
2に送り、処理部12は手順S23として営業所21が
管轄する地域の夜間の出動拠点であるサービスセンタ2
3の出動拠点処理部23aが起動しているかどうかの確
認を行うため起動確認信号を送信部14aから通信回線
L2を介してサービスセンタ23に送信する。サービス
センタ23にあっては出動拠点処理部23aが起動して
いる場合、この出動拠点処理部23aは応答信号を通信
回線L2を介して監視センタに返送する。一方、処理部
12は手順S24として起動確認信号送信の後、一定時
間以内に応答信号が送信されてくるのを待機し、ここ
で、応答信号が送信されてきた場合、出動拠点処理部2
3aが起動していると判断し、手順S25として記憶部
13に記憶されている監視端末情報のうち営業所21が
管轄する情報を取出し、この情報に含まれる監視拠点を
営業所21からサービスセンタ23に変更するととも
に、変更した情報を記憶部13に記憶させる。この後、
手順S26として監視切替完了コマンドを送信部14a
をから通信回線L2を介して営業所21の出動拠点処理
部21aに送信する。出動拠点処理部21aは監視切替
完了コマンドを受信すると監視切替完了の通知を行い、
これにより対応要員はその通知を確認した後に出動拠点
処理部21aを終了させ、営業所21の業務を終了す
る。一方、前述した手順S24で一定時間以内に応答信
号が送信されて来ない場合、処理部12はサービスセン
タ23の出動拠点処理部23aが起動されていない、も
しくは故障等により応答信号の送信が行えないと判断
し、手順S27として監視切替処理を中止するととも
に、手順S28として監視切替失敗コマンドを送信部1
4aから通信回線L2を介してサービスセンタ23の出
動拠点処理部23aに送信する。出動拠点処理部23a
は監視切替失敗コマンドを受信すると、その内容を通知
し、これにより対応要員は引き続き監視業務を継続し、
サービスセンタ23の出動拠点処理部23aの起動また
は障害の回復が行われた後に、再度監視切替の処理を実
行し、監視切替完了後、営業所21の業務を終了する。
【0017】次に、営業所21で現在対応中の端末装置
の監視を継続して行い、この端末装置以外についてはサ
ービスセンタ23に監視拠点の切替を行う場合について
図3に基づき説明する。
【0018】例えば営業所21にあって対応業務切替時
間になった際、引き続き継続して監視を行いたい端末装
置がある場合、手順S31に示すように対応要員は出動
拠点処理部21aによりその端末装置を選択操作すると
ともに切替操作を行う。この操作により出動拠点処理部
21aは手順S32として通信回線L2を介して監視セ
ンタ10に切替指令、すなわち監視拠点切替コマンド送
信する。監視拠点切替コマンドを受信した監視センタ1
0の送信部14aはこのコマンドを処理部12に送り、
処理部12は手順S33として営業所21が管轄する地
域の夜間の出動拠点であるサービスセンタ23の出動拠
点処理部23aが起動しているかどうかの確認を行うた
め起動確認信号を送信部14aから通信回線L2を介し
てサービスセンタ23に送信する。サービスセンタ23
にあっては出動拠点処理部23aが起動している場合、
この出動拠点処理部23aは応答信号を通信回線L2を
介して監視センタに返送する。一方、処理部12は手順
S34として起動確認信号送信の後、一定時間以内に応
答信号が送信されてくるのを待機し、ここで、応答信号
が送信されてきた場合、出動拠点処理部23aが起動し
ていると判断し、手順S35として記憶部13に記憶さ
れている監視端末情報のうち営業所21が管轄する情報
で、かつ、前述した監視業務を継続して行う端末装置以
外の情報を取出し、この情報に含まれる監視拠点を営業
所21からサービスセンタ23に変更するとともに、変
更した情報を記憶部13に記憶させる。この後、手順S
36として監視切替完了コマンドを送信部14aをから
通信回線L2を介して営業所21の出動拠点処理部21
aに送信する。出動拠点処理部21aは監視切替完了コ
マンドを受信すると監視切替完了の通知を行う。対応要
員は監視切替終了を確認した後も引き続き選択した端末
装置の監視業務を行う。その後、すべての監視業務を終
了したい場合、もう1度全件の監視切り替えを実行し、
監視業務を営業所21からサービスセンタ23に切替
え、出動拠点処理部21aを終了させ、営業所21の業
務を終了する。一方、前述した手順S34で一定時間以
内に応答信号が送信されて来ない場合、処理部12はサ
ービスセンタ23の出動拠点処理部23aが起動されて
いない、もしくは故障等により応答信号の送信が行えな
いと判断し、手順S37として監視切替処理を中止する
とともに、手順S38として監視切替失敗コマンドを送
信部14aから通信回線L2を介してサービスセンタ2
3の出動拠点処理部23aに送信する。出動拠点処理部
23aは監視切替失敗コマンドを受信すると、その内容
を通知し、これにより対応要員は引き続き監視業務を継
続し、サービスセンタ23の出動拠点処理部23aの起
動または障害の回復が行われた後に、再度監視切替の処
理を実行し、監視切替完了後、営業所21の業務を終了
する。
【0019】なお、詳細な説明はしないが営業所22、
31、32も前述と同様にサービスセンタ22およびサ
ービスセンタ33に切替られるようになっている。
【0020】次に、サービスセンタ22から営業所2
1、22に監視業務を切替る処理について図4に基づき
以下説明する。
【0021】例えばサービスセンタ23では対応業務切
替時間になると、手順S41に示すように対応要員は出
動拠点処理部23aを操作して切替処理を行う。この操
作により出動拠点処理部23aは手順S42として通信
回線L2を介して監視センタ10に切替指令、すなわち
監視拠点切替コマンド送信する。監視拠点切替コマンド
を受信した監視センタ10の送信部14aはこのコマン
ドを処理部12に送り、処理部12は手順S43として
サービスセンタ23が管轄する地域の昼間かつ平日の出
動拠点である営業所21、22の出動拠点処理部21
a、22aが起動しているかどうかの確認を行うため起
動確認信号を送信部14aから通信回線L2を介して営
業所21、22のそれぞれに送信する。営業所21、2
2にあっては出動拠点処理部21a、22aが起動して
いる場合、これらの出動拠点処理部21a、22aのそ
れぞれは応答信号を通信回線L2を介して監視センタ1
0に返送する。一方、処理部12は手順S44として起
動確認信号送信の後、一定時間以内に応答信号が送信さ
れてくるのを待機し、ここで、出動拠点処理部21aか
ら応答信号が送信されてきた場合、出動拠点処理部21
aが起動していると判断し、手順S45として記憶部1
3に記憶されている監視端末情報のうち営業所21が管
轄する情報を取出し、この情報に含まれる監視拠点をサ
ービスセンタ23から営業所21に変更するとともに、
変更した情報を記憶部13に記憶させる。次いで、出動
拠点処理部22aから応答信号が送信されてきた場合、
出動拠点処理部22aが起動していると判断し、同様に
手順S45として記憶部13に記憶されている監視端末
情報のうち営業所22が管轄する情報を取出し、この情
報に含まれる監視拠点をサービスセンタ23から営業所
22に変更するとともに、変更した情報を記憶部13に
記憶させる。この後、手順S46としてそれぞれの監視
切替完了コマンドを送信部14aから通信回線L2を介
してサービスセンタ23の出動拠点処理部23aに送信
する。出動拠点処理部23aは監視切替完了コマンドを
受信すると監視切替完了の通知を行い、これにより対応
要員はその通知を確認した後に出動拠点処理部23aを
終了させ、サービスセンタ23の業務を終了する。一
方、前述した手順S44で一定時間以内にいずれか一方
および両方の出動拠点処理部21a、22aから応答信
号が送信されて来ない場合、処理部12は営業所21、
22の出動拠点処理部21aあるいは出動拠点処理部2
2aが起動されていない、もしくは故障等により応答信
号の送信が行えないと判断し、手順S47として応答の
なかった営業所の監視切替処理を中止するとともに、手
順S48として監視切替失敗コマンドを送信部14aか
ら通信回線L2を介してサービスセンタ23の出動拠点
処理部23aに送信する。出動拠点処理部23aは監視
切替失敗コマンドを受信すると、1ヶ所以上の営業所に
対して監視切替えが行えなかった場合はその旨を通知
し、これにより対応要員は引き続き監視切替えの行えな
かった例えば営業所21の監視業務を継続し、営業所2
1の出動拠点処理部21aの起動または障害の回復が行
われた後に、再度監視切替の処理を実行し、監視切替完
了後、サービスセンタ23の業務を終了する。
【0022】また、監視切替えが出動拠点処理部の故障
等により長期的に行うことができない場合の処理を以下
説明する。
【0023】例えば営業所21の出動拠点処理部21a
の故障により監視業務を行うことができない場合、監視
センタ10の対応要員は例えば操作部15aにより営業
所21の出動拠点処理部21aの監視代行処理を行う。
すなわち、操作部15aは監視代行処理が行われると、
処理部12に監視代行信号を送り、処理部12は前記監
視代行信号に応じて記憶部13に記憶される情報のう
ち、営業所12が管轄する端末装置情報を取り出す。こ
の情報に含まれる監視拠点を監視センタ10に変更し、
変更した情報を記憶部13に記憶させる。これに応じて
この後営業所21が管轄する端末装置が異常を検出した
場合、監視センタ10により対応することができる。
【0024】一方、監視代行処理の解除を行う場合、監
視センタ10の操作部15aにより監視代行解除処理を
行う。これに応じて操作部15aから監視代行解除信号
が処理部12に送られ、処理部12は営業所21の出動
拠点処理部21aが起動しているかどうかの確認を行う
ため起動確認信号を送信部14aから通信回線L2を介
して営業所21に送信する。営業所21にあっては起動
確認信号に応じて出動拠点処理部21aから応答信号を
通信回線L2を介して監視センタ10に返送する。一
方、処理部12は起動確認信号送信の後、一定時間以内
に応答信号が送信されてくるのを待機し、ここで、出動
拠点処理部21aから応答信号が送信されてきた場合、
出動拠点処理部21aが起動していると判断し、記憶部
13に記憶されている監視端末情報のうち営業所21が
管轄する情報を取出し、この情報に含まれる監視拠点を
監視センタ10から営業所21に変更するとともに、変
更した情報を記憶部13に記憶させる。次いで、監視代
行が終了した旨を操作部15aに表示する。
【0025】このように構成した実施形態では、あらか
じめ定められた時刻に達したときに切替指令に応じて異
常情報の送信先が時刻に応じた出動拠点に切替るように
なっており、これによって、監視センタの管制員の判断
に頼ることなく時間帯および日付に応じて異常情報を適
切な出動拠点に送信することができる。また、監視セン
タ10の処理部12は切替指令に応じて切替先の出動拠
点に備えられた出動拠点処理部が起動しているかどうか
を判断するとともに、起動していることが判断されたこ
とに応じて切替を許可するため、より確実に異常情報を
出動拠点に送信することができる。さらに、監視センタ
10の処理部12は切替先の出動拠点が起動できない場
合、操作部15aを介して監視業務を代行可能とするた
め、監視業務漏れを確実に防ぐことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、監
視センタの管制員の判断に頼ることなく時間帯および日
付に応じて異常情報を適切な出動拠点に送信することが
でき、これによって、監視センタの管制員の労力低減を
図ることができるとともに、確実な対応業務を実現する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔監視装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】第1の出動拠点から第2の出動拠点への監視業
務切替えの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】第1の出動拠点から第2の出動拠点への他の監
視業務切替えの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第2の出動拠点から第1の出動拠点への監視業
務切替えの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1n 端末装置 10 監視センタ 11a〜11m 受信部 12 処理部 13 記憶部 14a〜14l 送信部 15a〜15j 操作部 20、30 監視ブロック 21、22、31、32 営業所(第1の出動拠点) 23、33 サービスセンタ(第2の出動拠点) 21a、22a、23a、31a、32a、33a 出
動拠点処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 浩 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 桑原 政行 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビルのそれぞれに設けられ、同一
    ビル内の設備機器の異常を検出する端末装置と、これら
    の端末装置と通信回線を介して接続され、異常発報を処
    理する監視センタと、この監視センタと通信回線を介し
    て接続され、昼間かつ平日の出動指令に対応する第1の
    出動拠点と、前記監視センタと通信回線を介して接続さ
    れ、夜間および休日の出動指令に対応する第2の出動拠
    点とを有するとともに、前記監視センタは、前記異常発
    報に基づき監視業務に必要な異常情報を作成する処理部
    と、前記異常情報の作成に要する情報を記憶する記憶部
    と、前記異常情報を対応する前記出動拠点に送信する送
    信部と、情報の入力操作を行う操作部とを備え、かつ前
    記出動拠点のそれぞれは、受信した前記異常情報の表示
    および情報の入力操作を行う出動拠点処理部を備えた遠
    隔監視装置において、 前記出動拠点処理部のそれぞれに、対応業務終了時に前
    記監視センタへ切替指令を出力する出力手段を備えると
    ともに、前記監視センタは、前記処理部により前記切替
    指令に応じ前記記憶部の対応する出動拠点情報を変更し
    て異常情報の送信先を切替ることを特徴とする遠隔監視
    装置。
  2. 【請求項2】 前記処理部に、前記切替指令に応じて切
    替先の出動拠点処理部が起動しているかどうかを判断す
    るとともに、起動していることが判断されたことに応じ
    て切替可能とする判断手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 前記処理部に、切替先の出動拠点処理部
    が起動不可であることに応じて前記操作部を介して監視
    業務を代行可能とする代行監視手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の遠隔監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307260A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Zojirushi Corp 生活モニターシステム
JP2011227609A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Furuno Electric Co Ltd 通知装置、航海当直警報システム、ステージの変化状況表示方法、及びステージの変化状況表示プログラム

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JP2001307260A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Zojirushi Corp 生活モニターシステム
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