JPH0950589A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JPH0950589A
JPH0950589A JP20236095A JP20236095A JPH0950589A JP H0950589 A JPH0950589 A JP H0950589A JP 20236095 A JP20236095 A JP 20236095A JP 20236095 A JP20236095 A JP 20236095A JP H0950589 A JPH0950589 A JP H0950589A
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Japan
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monitoring
monitoring center
center device
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JP20236095A
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Kenichi Morita
健一 森田
Hitoshi Shiroyama
仁司 白山
Toru Kato
亨 加藤
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視センター装置内の各装置に障害が発生し
ても出動拠点へ発報情報を送ることのできる遠隔監視装
置を提供する。 【構成】 監視ブロックAの監視センター装置10と監
視ブロックBの監視センター装置30に、専用の通信回
線L5を介して通信を行う通信手段のセンター間通信装
置17および37を設け、監視センター内の装置に障害
が発生した場合でも、他の監視ブロックの監視センター
装置により処理の代行を行える構成としている。 【効果】 監視センター装置内の各装置に障害が発生し
ても、出動拠点へ発報情報を送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末装置および
これらの端末層を遠隔的に監視する監視センター装置と
その複数の出動拠点より形成される監視ブロックを複数
有する遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遠隔監視装置は、複数のビル内の
それぞれに設けられ、同一ビル内の設備機器に接続され
る端末装置と、これら端末装置から通信回線を介して送
信される発報データを受信・格納するとともに発報情報
の作成・送信を行う手段を備えた監視センター装置と、
監視センター装置からの発報情報を受信、表示する手段
を備えた出動拠点とにより形成される監視ブロックを有
しており、このような監視ブロックは複数存在している
のが普通である。そして前記監視センター装置は、端末
装置から発報データを通信回線を介して受信する通信装
置と、この受信装置が受信した発報データの処理を行い
発報情報に変換する処理装置と、この処理装置が作成し
た発報情報を画面表示および印字表示する表示手段と、
この発報情報を異常のあったビルの管轄である出動拠点
に送信する配信装置とを備えている。また、前記出動拠
点には、前記監視センター装置から送られてくる発報情
報を通信回線を介して受信する通信装置と、この受信し
た発報情報を画面表示および印字表示を行う表示手段を
備えている。
【0003】そして、各々の監視センター装置は、端末
装置からの発報データを受信し、発報情報に変換し出動
拠点に送信するという性格上、監視センター装置内の各
装置に障害が発生した場合でも、発報情報を出動拠点に
送信できるように各装置を二重化構成とし、片方の装置
に障害が発生した場合でももう片方の装置により処理を
続行するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の監視センター装置では、内部の各装置を二重化構成と
しても2台同時に障害が発生した場合には、出動拠点へ
発報情報を送信することができなくなり、設備機器の復
旧に多大な時間を要することになる。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、監視センター装
置内の各装置に障害が発生したことに対して迅速・確実
に出動拠点へ発報情報を送信できる遠隔監視装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のビル内のそれぞれに設けられ、同一
ビル内の設備機器に接続される端末装置と、これら端末
装置から通信回線を介して送信される発報データを受信
・格納するとともに発報情報の作成・送信を行う手段を
備えた監視センター装置と、監視センター装置からの発
報情報を受信、表示する手段を備えた出動拠点とにより
形成される監視ブロックを複数有する遠隔監視装置にお
いて、前記監視センター装置内の発報情報受信手段に障
害が発生した場合、各監視センター間の専用の通信回線
を介して他の監視センター装置へ送信処理を依頼する通
信手段を備えた構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したので、監視セン
ター装置の配信装置や通信装置に障害が発生し、出動拠
点へ発報情報を送信できなくなっても、センター間通信
装置を使用することにより他の監視ブロックの監視セン
ター装置の配信装置や通信装置により出動拠点へ発報情
報を送信することができ、発報情報送信の遅延や送信漏
れをおこすことなく設備機器の異常に対する対策を行う
という目的を達成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の遠隔監視装置の実施例を図に
基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。
【0010】一般に遠隔監視装置は図1に示すように、
図示しない複数のビル内のそれぞれに設けられ、同一ビ
ル内の設備機器に接続される端末装置1a〜1nと、こ
れらの端末装置1a〜1nと通信回線L1を介して接続
される監視センター装置10とこの監視センター装置1
0と通信回線L2を介して接続される複数の出動拠点2
0a〜20nとにより形成される監視ブロックAを有し
ている。また、監視センター装置10には、前記通信回
線L1を介して前記端末装置1a〜1nから送られてく
る設備機器の状態の変化を示す発報データを受信する複
数の通信装置11a〜11nと、受信した発報データを
解析し出動拠点20a〜20nに送る発報情報を作成す
る処理装置12a、12bと、この処理装置12a、1
2bの処理に必要な情報を格納する記憶装置13a、1
3bと、処理装置12a、12bの処理結果を表示する
表示装置、例えば印字装置14および複数の監視操作装
置15a〜15bと、出動拠点20a〜20nに通信回
線L2を介して発報情報の送信を行う配信装置16a、
16bとが備えられているとともに、前記の通信装置1
1a〜11nには接続ユニットT11、処理装置12
a、12bには接続ユニットT12a、T12b、記憶
装置13a、13bには接続ユニットT13a、13
b、印字装置14には接続ユニットT14、監視操作装
置15a〜15nには接続ユニットT15、配信装置1
6a、16bには接続ユニットT16a、T16bによ
りリング状に接続され、ネットワークを形成している。
以上のように構成される監視センター装置は、設備機器
の状態の変化を即時に検出し出動拠点に知らせる必要が
あるという性格上、監視センター装置10内の各装置は
障害が発生した場合でも処理を続けられるような構成を
とっており、例えば、通信装置および監視表示装置の複
数化、処理装置、印字装置および配信装置の二重化とい
う構成をとり互いに状態の監視を行っている。また、出
動拠点20a〜20nには、監視センター装置10から
送られてくる発報情報を受信する通信装置21a〜21
nと、受信した発報情報を表示する表示装置例えば、監
視操作装置22a〜22nおよび印字装置23a〜23
nとにより構成される。
【0011】そして、本実施例の遠隔監視装置は、前述
した監視センター装置10に、監視センター装置10に
障害が発生し、発報情報を前記出動拠点に送信すること
ができなくなった場合、他の監視ブロックの監視センタ
ー装置により処理を代行するために他の監視ブロックの
監視センター装置と専用の通信回線L5を介して行う通
信のためのセンター間通信装置17が設けられている。
このセンター間通信装置17にも接続ユニットT17が
割当てられており、前記ネットワークの一部になってい
る。
【0012】なお、他の監視ブロックBも前述した監視
ブロックAと同等の構成となっている。すなわち、3a
〜3nは端末装置、30は監視センター装置、31a〜
31nは受信装置、32a、32bは処理装置、33
a、33bは記憶装置、34は印字装置、35a〜35
nは監視操作装置、36a、36bは配信装置、37は
センター間通信装置、T31、T32a、T32b、T
33a、T33b、T34、T35、T36、T37は
接続ユニット、L2、L4は通信回線、40a〜40n
は出動拠点、41a〜41nは通信装置、42a〜42
nは監視操作装置、43a〜43nは印字装置である。
【0013】この実施例にあっては、端末装置1aが接
続されるビル内の設備機器に異常が発生すると、端末装
置1aはこれを検知して異常情報を発報データとして通
信回線L1を介して監視センター装置10へ送信する。
発報データの内容は、たとえば端末装置自身の識別コー
ドであるビルコード、異常が発生した設備機器のコー
ド、異常内容のコードである。この発報データを受信し
た監視センター装置10の通信装置11aは、受信処理
が終了すると処理装置12aへ発報データを送信する。
処理装置12aは発報データを受信すると、発報データ
内のビルコードを読み出し記憶装置13a内に格納され
ている情報の中から、読み出したビルコードと同じビル
コードの情報を取り出す。記憶装置13aに格納されて
いる情報の内容は、ビルの名称、設備機器の名称、発報
の状態である。記憶装置13aから取り出した情報を基
に処理装置12aは、発報情報を作成し、表示装置であ
る印字装置14、監視操作装置15aおよび配信装置1
6aへ送信する。印字装置14及び監視操作装置15a
は発報情報を受け取るとそれぞれ印字表示および画面表
示を行う。また、配信装置16aは、発報情報の中に示
された送信先の出動拠点20aへ通信回線L2を介して
発報情報を送信する。この発報情報を受信した出動拠点
20aの通信装置21aは、表示装置である監視操作装
置22aおよび印字装置23aへ発報情報を送る。監視
操作装置22aおよび印字装置23aはそれぞれ画面表
示および印字表示を行う。出動拠点20aの対応要員
は、画面表示および印字表示された発報情報を基にビル
の名称、所在地、異常があった設備機器の名称、対応方
法を確認した後に現地地図、設備機器配置図、設備機器
図面、部品等対応に必要な機材を携帯して異常が発生し
たビルに出動する。現地に到着した対応要員は、設備機
器の状況を確認し、必要に応じて部品交換などの対策を
講じる。現地に到着した時点で設備機器が正常に稼動し
ていることが多々あるが、この場合にも一過性の誤動作
なのか滞在的な不具合なのかどうかの調査を行う。対応
を終え現地から到着した対応要員は、現地で対応した結
果、例えば故障か誤動作かの区別、対応内容、現地到着
時刻、復旧時刻等を監視操作装置22aを用いて入力す
る。この入力された情報は、履歴情報に対応結果として
書き込まれ、前記監視センター装置10の記憶装置13
aに格納される。このようにして監視ブロックの各ビル
内の設備機器に異常が発生した場合、対応要員が迅速に
対応することができる。
【0014】一方、監視センター装置10の配信装置1
6aおよび16bに障害が発生し、発報情報を出動拠点
20aへ送信できなくなった場合、処理装置12aは、
配信ユニット16aおよび16bの接続ユニットT16
をネットワークから切り離し、印字装置14および監視
操作装置15aに出動拠点20aへ発報情報を送信でき
ないことを表示し管制員に知らせるとともに、センター
間通信装置17へ発報情報を送信する。センター間通信
装置17は、発報情報を受け取ると他の監視センター装
置との専用の通信回線L5を介して監視ブロックBの監
視センター装置30のセンター間通信装置37へ発報情
報を送信する。監視センター装置30のセンター間通信
装置37は、監視センター装置10のセンター間通信装
置17から発報情報を受け取ると、配信装置36aへ受
け取った発報情報を送る。配信装置36aは、受け取っ
た発報情報の中に示された送信先の出動拠点20aへ通
信回線L4から通信回線L2を介して発報情報を送信す
る。この発報情報を受信した出動拠点20aの通信装置
21aは、表示装置である監視操作装置22aおよび印
字装置23aへ発報情報を送る。監視操作装置22aお
よび印字装置23aはそれぞれ画面表示および印字表示
を行う。出動拠点20aの対応要員は、画面表示および
印字表示された発報情報を基にビルの名称、所在地、異
常があった設備機器の名称、対応方法を確認した後に現
地地図、設備機器配置図、設備機器図面、部品等対応に
必要な機材を携帯して異常が発生したビルに出動する。
現地に到着した対応要員は、設備機器の状況を確認し、
必要に応じて部品交換などの対策を講じる。現地に到着
した時点で設備機器が正常に稼動していることが多々あ
るが、この場合にも一過性の誤動作なのか滞在的な不具
合なのかどうかの調査を行う。対応を終え現地から到着
した対応要員は、現地で対応した結果、例えば故障か誤
動作かの区別、対応内容、現地到着時刻、復旧時刻等を
監視操作装置22aを用いて入力する。この入力された
情報は、履歴情報に対応結果として書き込まれ、通信回
線L2から通信回線L4、監視センター装置30の配信
装置36a、センター間通信装置37、通信回線L5、
監視センター装置10のセンター間通信装置17を介し
て記憶装置13aに格納される。このようして監視ブロ
ックの各ビル内の設備機器に異常が発生した場合、対応
要員が迅速に対応することができる。
【0015】また、監視センター装置10の通信装置1
1a〜11nに障害が発生した場合や監視ブロックAに
地震、停電や水害等により通信装置11a〜11nに端
末装置1a〜1nからの発報データが集中し、通信装置
11a〜11nが発報データを受信不能となった場合に
は、処理装置12aは、通信装置11a〜11nの接続
ユニットT11をネットワーク上から切り離し、印字装
置14および監視操作装置15aに端末装置11a〜1
1nが発報データを受信できないことを表示し管制員に
知らせる。一方端末装置1aは、通信装置11a〜11
nが発報データを受信できないことを検知すると、予め
設定されている監視ブロックBの通信装置31aへ通信
回線L1から通信回線L3を経由して発報データを送信
する。監視ブロックAの監視センター装置30の端末装
置1aからの発報データを受信した監視センター装置3
0の通信装置31aは、受信処理が終了すると処理装置
32aへ発報データを送信する。処理装置32aは発報
データを受信すると、発報データ内のビルコードを読み
出す。ビルコードには、監視ブロックのコードが記載さ
れており、処理装置32aは受信した発報コードが監視
ブロックAの端末装置1aから送られてきたことを認識
する。これにより処理装置32aは発報データの処理を
行わずにセンター間通信装置37へ発報データを送信す
る。発報データを受け取ったセンサー間通信装置37
は、通信回線L5を介して監視センター装置10のセン
ター間通信装置17へ発報データを送信する。センター
間通信装置17は発報データを受信すると処理装置12
aへ発報データを送信する。処理装置12aは発報デー
タを受信すると、発報データ内のビルコードを読み出し
記憶装置13a内に格納されている情報の中から、読み
出したビルコードと同じビルコードの情報を取り出す。
記憶装置13aに格納されている情報の内容は、ビルの
名称、設備機器の名称、発報の状態である。記憶装置1
3aから取り出した情報を基に処理装置12aは、発報
情報を作成し、表示装置である印字装置14、監視操作
装置15aおよび配信装置16aへ送信する。印字装置
14および監視操作装置15aは発報情報を受け取ると
それぞれ印字表示および画面表示を行う。また、配信装
置16aは、発報情報の中に示された送信先の出動拠点
20aへ通信回線L2を介して発報情報を送信する。こ
の発報情報を受信した出動拠点20aの通信装置21a
は、表示装置である監視操作装置22aおよび印字装置
23aへ発報情報を送る。監視操作装置22aおよび印
字装置23aはそれぞれ画面表示及び印字表示を行う。
出動拠点20aの対応要員は、前記と同様の対応を行う
こととなる。
【0016】さらに、非常に希なケースではあるが、監
視センター装置10の通信装置11a〜11nに障害が
発生した場合や監視ブロックAに地震、停電や水害等に
より通信装置11a〜11nに端末装置1a〜1nから
の発報データが集中し、通信装置11a〜11nが発報
データを受信不能となったと同時に監視センター装置1
0の配信装置16aおよび16bに障害が発生し、発報
情報を出動拠点20aへ送信できなくなった場合は、処
理装置12aは、通信装置11a〜11nの接続ユニッ
トT11および配信ユニット16aおよび16bの接続
ユニットT16をネットワークから切り離し、印字装置
14および監視操作装置15aに通信装置11a〜11
nが発報データを受信できないことと出動拠点20aへ
発報情報を送信できないことを表示し管制員に知らせ
る。一方端末装置1aは、通信装置11a〜11nが発
報データを受信できないことを検知すると、予め設定さ
れている監視ブロックBの通信装置31aへ通信回線L
1から通信回線L3を経由して発報データを送信する。
監視ブロックAの監視センター装置30の端末装置1a
からの発報データを受信した監視センター装置30の通
信装置31aは、受信処理が終了すると処理装置32a
へ発報データを送信する。処理装置32aは発報データ
を受信すると、発報データ内のビルコードを読み出す。
ビルコードには、監視ブロックのコードが記載されてお
り、処理装置32aは受信した発報コードが監視ブロッ
クAの端末装置1aから送られてきたことを認識する。
これにより処理装置32aは発報データの処理を行わず
にセンター間通信装置37へ発報データを送信する。発
報データを受け取ったセンター間通信装置37は、通信
回線L5を介して監視センター装置10のセンター間通
信装置17へ発報データを送信する。センター間通信装
置17は発報データを受信すると処理装置12aへ発報
データを送信する。処理装置12aは発報データを受信
すると、発報データ内のビルコードを読み出し記憶装置
13a内に格納されている情報の中から、読み出したビ
ルコードと同じビルコードの情報を取り出す。記憶装置
13aに格納されている情報の内容は、ビルの名称、設
備機器の名称、発報の状態である。記憶装置13aから
取り出した情報を基に処理装置12aは、発報情報を作
成し、表示装置である印字装置14、監視操作装置15
aおよび配信装置16aへ送信する。印字装置14およ
び監視操作装置15aは発報情報を受け取るとそれぞれ
印字表示および画面表示を行う。処理装置12aは、セ
ンター間通信装置17へ発報情報を送信する。センター
間通信装置17は、発報情報を受け取ると他の監視セン
ター装置との専用の通信回線L5を介して監視ブロック
Bの監視センター装置30のセンター間通信装置37へ
発報情報を送信する。監視センター装置30のセンター
間通信装置37は、監視センター装置10のセンター間
通信装置17から発報情報を受け取ると、配信装置36
aへ受け取った発報情報を送る。配信装置36aは、受
け取った発報情報の中に示された送信先の出動拠点20
aへ通信回線L4から通信回線L2を介して発報情報を
送信する。この発報情報を受信した出動拠点20aの通
信装置21aは、表示装置である監視操作装置22aお
よび印字装置23aへ発報情報を送る。監視操作装置2
2aおよび印字装置23aはそれぞれ画面表示および印
字表示を行う。出動拠点20aの対応要員は、前記と同
様の対応を行い、結果を監視操作装置22aを用いて入
力する。この入力された情報は、履歴情報に対応結果と
して書き込まれ、通信回線L2から通信回線L4、監視
センター装置30の配信装置36a、センター間通信装
置37、通信回線L5、監視センター装置10のセンタ
ー間通信装置17を介して記憶装置13aに格納され
る。このようにして監視ブロックの各ビル内の設備機器
に異常が発生した場合、対応要員が迅速に対応すること
ができる。
【0017】また、監視センター装置10全体に障害が
発生し、端末装置1aからの発報データの受信および処
理ならびに発報情報の出動拠点20aへの送信が不可能
となった場合、監視センター装置30は、受信した発報
データを管轄の出動拠点20aへ送信する。出動拠点2
0aは、監視センター装置30から受け取った発報デー
タを監視操作装置22aおよび印字装置23aに表示す
る。監視操作装置22aおよび印字装置23aに表示さ
れる発報データは、ビルコードおよび異常があった設備
機器の番号等必要最小限の情報だけであるが、出動拠点
20aの対応要員は予め備えている台帳を参考にするこ
とにより、設備機器の異常があったビルの名称、および
設備機器の名称を検索することができ、対応を行うこと
ができる。
【0018】このように構成した実施例では、監視セン
ター装置10の配信装置16a、16bや通信装置11
a〜11nに障害が発生し、出動拠点へ発報情報を送信
できなくなっても、センター間通信装置17、37を使
用することにより他の監視ブロックBの監視センター装
置30の配信装置36a、36bや通信装置31a〜3
1nを使用することにより出動拠点へ発報情報を送信す
ることができ、発報情報送信の遅延や送信漏れをおこす
ことなく設備機器の異常に対する対策を行うという目的
を達成することができる。
【0019】なお、本実施例にあっては2つの監視ブロ
ックA、Bに備えられた監視センター装置10、30の
それぞれにセンター間通信装置17、37を設けた場合
について説明したが、さらに多くの監視ブロックの監視
センター装置にセンター間通信装置を設け、監視センタ
ー装置内の各装置に異常に対し互いに補完しあう構成と
してもよい。この場合、他の監視センター装置へ処理の
依頼を行ったときこのほかの監視センター装置の負荷が
大きく処理を行えない場合は、さらに他の監視センター
装置に処理の依頼を行うように構成することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、監
視センター装置内の各装置に障害が発生した場合でも、
出動拠点において設備機器の異常に対して速やかに対応
することができ、設備機器の正常状態への復旧を早急に
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
A、B 監視ブロック 10、30 監視センター装置 20、40 出動拠点 1a〜1n、3a〜3n 端末装置 11a〜11n、21a〜21n、31a〜31n、4
1a〜41n 通信装置 12a、12b、32a、32b 処理装置 13a、13b、33a、33b 記憶装置 14、23a〜23n、34、43a〜43n 印字装
置 15a〜15n、22a〜22n、35a〜35n、4
2a〜42n 監視操作装置 16a、16b、36a、36b 配信装置 17、37 センター間通信装置 L1〜L5 通信回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビル内のそれぞれに設けられ、同
    一ビル内の設備機器に接続される端末装置と、これら端
    末装置から通信回線を介して送信される発報データを受
    信・格納するとともに発報情報の作成・送信を行う手段
    を備えた監視センター装置と、監視センター装置からの
    発報情報を受信、表示する手段を備えた出動拠点とによ
    り形成される監視ブロックを複数有する遠隔監視装置に
    おいて、前記監視センター装置内の発報情報受信手段に
    障害が発生した場合、各監視センター間の専用の通信回
    線を介して他の監視センター装置へ送信処理を依頼する
    通信手段を備えたことを特徴とする遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】 監視センター装置の発報データ受信手段
    に障害が発生した場合、他の監視センター装置で代りに
    受信処理を行い、前述の各監視センター間の専用の通信
    回線を介して発報データを受け取り、処理を継続する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視装
    置。
  3. 【請求項3】 発報データ受信手段および発報情報受信
    手段に同時に障害が発生した場合、他の監視センター装
    置で代りに受信処理を行い、前述の各監視センター間の
    専用の通信回線を介して発報データを受け取り、処理を
    行った後、前述の各監視センター間の専用の通信回線を
    介して他の監視センター装置へ送信処理を依頼する手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視装
    置。
  4. 【請求項4】 前述の監視センター装置の全設備・状態
    に障害が発生した場合、他の監視センター装置で代りに
    受信処理を行い、その発報データをそのまま担当地区の
    出動拠点へ送信する手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の遠隔監視装置。
JP20236095A 1995-08-08 1995-08-08 遠隔監視装置 Pending JPH0950589A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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