JPH0832717A - ビル群遠隔管理装置 - Google Patents

ビル群遠隔管理装置

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JPH0832717A
JPH0832717A JP16027694A JP16027694A JPH0832717A JP H0832717 A JPH0832717 A JP H0832717A JP 16027694 A JP16027694 A JP 16027694A JP 16027694 A JP16027694 A JP 16027694A JP H0832717 A JPH0832717 A JP H0832717A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の監視センタ装置を利用して異常検出情
報の受信や処理を代行してもらうことにより、監視対象
が小規模な場合に高価な装置を新たに設置しなくとも各
ビルの設備機器の遠隔管理が行え、且つ通報を受けた時
間帯や異常内容に応じて適切な対応が図れる、ビル群遠
隔管理装置を提供する。 【構成】 ビル群Bの端末装置2bから通報された異常
検出情報を処理したデータが監視センタ装置10から配
信される末端監視装置30,40を設置するとともに、
該監視センタ装置10に、該情報が通報された時間帯や
該情報の内容に応じて配信すべき末端監視装置を選択す
る配信先切替装置17,18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のビルの設備機器
を効率的に遠隔管理するために用いられるビル群遠隔管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のビルの空調設備やエレ
ベータ等の設備機器を遠隔管理するため、各ビルにそれ
ぞれ設備機器の異常を検出する端末装置を設置するとと
もに、これらの端末装置と電話回線を介して接続した監
視センタ装置を所定の監視拠点に設置し、各端末装置か
ら通報された情報を監視センタ装置で処理して適切な対
応が行えるようにしたビル群遠隔管理装置が知られてい
る。
【0003】すなわち、上記端末装置は、当該ビルの設
備機器を常時電気的にチェックしており、異常が発生し
た場合には電話回線を介して、当該ビルのビルコードや
異常内容等をデータ信号化した異常検出情報を上記監視
センタ装置に送信する。この監視センタ装置には予め、
各ビルに関するビル名や設備機器名等のデータベースが
記憶されているので、端末装置から異常検出情報が通報
されると、監視センタ装置はそのデータ信号をデータベ
ースを検索しつつ読み取り、通報してきたビル名やその
所在地、異常が検出された設備機器名、通報日時、異常
内容、対応方法等の必要データを表示装置や印字装置に
出力する。そのため、監視センタ装置の設置されている
監視拠点に待機している対応要員は、通報された異常に
関する必要データを表示装置等を見て確認したうえで、
故障箇所を修理するため現場へ出動したり、あるいは現
場近くの営業所に連絡して出動を要請するなどして、迅
速な対応を図り、質の高い設備管理が行えるようになっ
ている。
【0004】なお、この種のビル群遠隔管理装置の従来
技術は、例えば特開昭61−121551号公報に記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したビ
ル群遠隔管理装置の最大の利点は、ある程度広い地域を
カバーする監視拠点に監視センタ装置を設置して適所に
対応要員を分散させておくことにより、各ビルにそれぞ
れ設備機器の異常に対応しうる管理人や警備員等を常駐
させる必要がなくなるということにあり、特に監視対象
のビル数が100以上と大規模な場合には、かかるビル
群遠隔管理装置を採用すれば人件費が極端に少なくなる
ため、設備管理に要する費用を大幅に低減することがで
きる。
【0006】だがその一方で、かかるビル群遠隔管理装
置の中枢部である監視センタ装置には、通報された異常
の内容や通報を受けた時間帯に応じた適切な連絡先が読
み出せる高度なデータ処理能力が要求されるとともに、
各ビルの設備機器が正常に稼動しているか否かを連続し
て監視できる高信頼性が要求される関係上、2重系構成
や電源バックアップ等の障害回避策を組み込まねばなら
ず、必然的に監視センタ装置自体は大型で高価な装置に
ならざるを得ない。それゆえ、監視対象のビル数が10
〜100程度と小規模な場合、各ビルの常駐要員が不要
になって人件費が低減されたとしても、高価な監視セン
タ装置を設置すればほとんど採算が取れないことが多
く、これが、常駐要員の確保が困難になっているにも拘
らず遠隔管理体制に移行できない大きな理由と考えられ
ている。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、監視対象が小規模な場合に高価な
装置を新たに設置しなくとも各ビルの設備機器の遠隔管
理が行え、且つ通報を受けた時間帯や異常内容に応じて
適切な対応が図れる、ビル群遠隔管理装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、既
設の監視センタ装置を利用し、この監視センタ装置が設
置されている地点とは異なる複数の監視拠点にそれぞ
れ、監視対象となるビル群の設備機器に関する情報が上
記監視センタ装置から配信される末端監視装置を設置す
るとともに、上記監視センタ装置に、異常検出情報が通
報された時間帯と該検出情報の内容とに応じて配信すべ
き上記末端監視装置を選択する配信先切替手段を設ける
ことによって達成される。
【0009】
【作用】例えば他社管理のビル群の端末装置と接続され
ている既設の監視センタ装置が利用できれば、この監視
センタ装置の監視対象に若干数のビル群を追加して異常
検出情報の受信および処理を代行してもらい、且つ上記
追加ビル群の複数の監視拠点に設置した末端監視装置へ
それぞれ該監視センタ装置から代行処理済みの情報(通
報された異常に関する必要データ)を配信してもらうこ
とにより、若干数のビル群の設備機器の遠隔管理を高価
な装置を新たに設置する必要のない低コストにて行うこ
とができる。そして、上記監視センタ装置に、通報され
た異常の内容や通報を受けた時間帯に応じて配信すべき
末端監視装置を選択する配信先切替手段を付設しておけ
ば、常に適切な末端監視装置に代行処理済みの情報が配
信されることになって、質の高い設備管理が行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるビル群遠隔管理装置の一
実施例を、図1のブロック図に基づいて説明する。
【0011】同図において、符号10は大規模ビル群A
を管理しているビル管理会社1Aの監視センタ装置で、
この監視センタ装置10は大規模ビル群Aから離れた地
点に設置してあり、大規模ビル群Aの各ビル内に設置さ
れている端末装置2aと該監視センタ装置10とは通信
回線3aを介して接続されている。また、符号30,4
0はいずれも小規模ビル群Bを管理しているビル管理会
社1Bの末端監視装置で、これらの末端監視装置30,
40は小規模ビル群Bの設備機器の異常を監視するため
のものであるが、小規模ビル群Bの各ビル内に設置され
ている端末装置2bは通信回線3bを介して上記監視セ
ンタ装置10に接続されている。なお、監視センタ装置
10と末端監視装置30,40はすべて異なる地点(監
視拠点)に設置されている。
【0012】まず、ビル管理会社1Aの監視センタ装置
10の構成について説明すると、この監視センタ装置1
0は、通信回線3aを介して各端末装置2aとの通信を
行う複数の通信装置11aや、通信回線3bを介して各
端末装置2bとの通信を行う通信装置11bや、通信装
置11aに送信されてきた異常検出情報を編集処理する
処理装置12や、通信装置11bに送信されてきた異常
検出情報を編集処理する処理装置16や、ビル群Aおよ
びビル群Bの各ビルに関するデータベースが記憶されて
いる記憶装置13や、処理装置12,16にて編集処理
された処理済みデータを表示するとともに種々の入力操
作が可能な監視操作装置14や、該処理済みデータ等を
印字する印字装置15や、小規模ビル群Bの設備機器の
異常に関する処理済みデータをそれぞれ通信回線4b,
4cを介して末端監視装置30,40の通信装置に配信
する配信装置19b,19cや、端末装置2bから異常
検出情報が通報された時間帯に応じて配信すべき末端監
視装置を選択する時間帯別配信先切替装置17や、端末
装置2bから通報された異常検出情報の内容に応じて配
信すべき末端監視装置を選択する発報内容別配信先切替
装置18や、小規模ビル群Bの設備機器の異常に関する
処理済みデータを末端監視装置30,40のファクシミ
リに送るファクシミリ20等により構成されている。
【0013】一方、ビル管理会社1Bの末端監視装置3
0は、通信回線4bを介して監視センタ装置10の配信
装置19bから情報を受信する通信装置31や、この受
信情報を表示するとともに入力操作が可能な表示操作卓
32や、該受信情報等を印字する印字装置33や、監視
センタ装置10のファクシミリ20からの情報を受信す
るファクシミリ34等により構成されている。同様に、
末端監視装置30とは異なる監視拠点に設置されている
末端監視装置40は、通信回線4cを介して配信装置1
9cから情報を受信する通信装置41や、この受信情報
を表示するとともに入力操作が可能な表示操作卓42
や、該受信情報等を印字する印字装置43や、ファクシ
ミリ20からの情報を受信するファクシミリ44等によ
り構成されている。
【0014】なお、ビル管理会社1Aの監視センタ装置
10が設置されている監視拠点には大規模ビル群Aへの
出動が可能な対応要員が待機しており、また、ビル管理
会社1Bの末端監視装置30,40が設置されている監
視拠点にはそれぞれ、小規模ビル群Bへの出動が可能な
対応要員が待機している。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
【0016】いま、ビル群Aのうちのあるビルの設備機
器に異常が発生し、当該ビル内の端末装置2aがこの異
常を検知すると、該端末装置2aは、当該ビルのビルコ
ードや異常が発生した設備機器コード、異常内容を示す
状態コード等をデータ信号化して異常検出情報を作成
し、この検出情報を通信回線3aを介して監視センタ装
置10の通信装置11aに送信する。監視センタ装置1
0の記憶装置13には予め、ビル群A,Bの各ビルに関
するビル名や所在地、設備機器名等のデータベースが記
憶されており、端末装置2aから通信装置11aへ異常
検出情報が通報されると、処理装置12が、該検出情報
のデータ信号を記憶装置13のデータベースを検索しつ
つ読み取って、通報してきたビル名やその所在地、異常
が検出された設備機器名、通報日時、異常内容、対応方
法等の必要データを編集処理し、その結果を監視操作装
置14および印字装置15に出力する。したがって、こ
の監視拠点に待機している対応要員は、ビル群Aのうち
のあるビルの設備機器に発生した異常に関する処理済み
データを監視操作装置14の表示情報や印字装置15の
印字情報を見て瞬時に確認することができ、そのため現
場地図や機器配置図、交換部品、工具等を携帯して、現
場へ直ちに出向くことができる。
【0017】なお、現場に到着した対応要員は、異常が
通報された設備機器の状況を確認したうえで、必要があ
れば部品交換などの対策を講じる。また、現場に到着し
てみると異常が通報された設備機器が正常に稼動してい
ることもあるが、その場合にも一過性の誤動作なのか潜
在的な不具合がないのかなどを調査する。そして、現場
から監視拠点に帰着した対応要員は、現場への到着時刻
や復旧時刻、故障原因や対応内容等の結果報告を監視操
作装置14を用いて入力する。こうして入力された情報
は、異常履歴情報として記憶装置13に書き込まれて保
持される。
【0018】一方、ビル群Bのうちのあるビルの設備機
器に異常が発生したことが当該ビルの端末装置2bにて
検知されると、該端末装置2bは、当該ビルのビルコー
ドや異常が発生した設備機器コード、異常内容を示す状
態コード等をデータ信号化して異常検出情報を作成し、
この検出情報を通信回線3bを介して監視センタ装置1
0の通信装置11bに送信する。そして、通信装置11
bを経由して異常検出情報が通報される処理装置16
が、該検出情報のデータ信号を記憶装置13のデータベ
ースを検索しつつ読み取って、通報してきたビル名やそ
の所在地、異常が検出された設備機器名、通報日時、異
常内容、対応方法等の必要データを編集処理し、その結
果の一部が時間帯別配信先切替装置17および発報内容
別配信先切替装置18に送られる。時間帯別配信先切替
装置17は、予め入力されている時間帯別切替情報を検
索して、設備機器の異常が通報された時間帯が例えば平
日昼間であれば末端監視装置30を指定し、夜間であれ
ば末端監視装置40を指定する信号を処理装置16に送
り返す。また、発報内容別配信先切替装置18は、予め
入力されている発報内容別切替情報を検索して、通報さ
れた異常内容が例えば防犯防災に関する異常であれば末
端監視装置40を指定する信号を処理装置16に送り返
す。こうして時間帯別配信先切替装置17や発報内容別
配信先切替装置18により配信先が指定されたなら、処
理装置16はその配信先に応じた配信装置19bもしく
は19cに、通報された異常に関する処理済みデータを
出力するので、そのデータは通信回線4bもしくは4c
を介して、末端監視装置30の通信装置31もしくは末
端監視装置40の通信装置41に送信される。
【0019】なお、本実施例では、処理装置16にて編
集処理されたビル群Bの設備機器の異常に関する必要デ
ータが、ファクシミリ20を経由して、末端監視装置3
0,40のファクシミリ34,44にも送信されるよう
になっている。
【0020】さて、末端監視装置30の通信装置31に
送信された処理済みデータが表示操作卓32に送られる
と、この表示操作卓32は警報ブザーを鳴動させて異常
発生を報知しつつ該データを表示し、また、該データは
印字装置33にも送られて印字される。したがって、こ
の末端監視装置30が設置されている監視拠点に待機し
ている対応要員は、ビル群Bのうちのどのビルのどの設
備機器にどんな異常が発生し、どんな対応が必要なのか
といったデータを、表示操作卓32の表示情報や印字装
置33の印字情報を見て瞬時に確認でき、そのため現場
地図や機器配置図、交換部品、工具等を携帯して現場へ
急行し、異常が通報された設備機器の状況確認や故障箇
所の修理といった対策を迅速に講じることができる。そ
して、現場から監視拠点に帰着した対応要員は、現場へ
の到着時刻や復旧時刻、故障原因や対応内容等の結果報
告を表示操作卓32を用いて入力し、こうして表示操作
卓32に保持された異常履歴情報は、配信装置19bが
一定時間ごとに実行する末端監視装置30への情報問い
合わせ時に、通信装置31および通信回線4bを介して
該配信装置19bへ送信され、処理装置16にて編集処
理された後に記憶装置13に書き込まれて保持される。
【0021】同様に、ビル群Bから通報された設備機器
の異常に関する処理済みデータが、監視センタ装置10
から末端監視装置40の通信装置41に送信された場合
も、表示操作卓42に表示されたり印字装置43にて印
字される該データを見ることにより、対応要員は必要な
情報が瞬時に確認できるので、現場へ急行して迅速な対
応が図れ、また、帰着後に結果報告を表示操作卓42に
入力しておくことにより、異常履歴情報を監視センタ装
置10の記憶装置13に書き込んで保持させることがで
きる。
【0022】このように本実施例では、大規模ビル群A
の監視拠点に設置されている既設の監視センタ装置10
の監視対象に小規模ビル群Bを追加して、これらビル群
Bの各端末装置2bから通報される異常検出情報の受信
および処理が該監視センタ装置10にて代行されるよう
になっていて、且つ、かかる代行処理済みの情報(通報
された異常に関する必要データ)が、該監視センタ装置
10からビル群Bの監視拠点に設置した末端監視装置3
0,40へ配信されるようになっているので、これら末
端監視装置30,40には高度なデータ処理能力や大容
量の記憶保持能力が要求されず、そのため監視センタ装
置10に通信装置11bや配信装置19b,19c等の
若干の装置を付設しさえすれば、小規模ビル群Bの監視
拠点には小型で安価な末端監視装置30,40を設置す
るだけで該ビル群Bの遠隔管理が行える。そして、本実
施例では、監視センタ装置10に、端末装置2bから通
報を受けた時間帯や通報された異常の内容に応じて配信
すべき末端監視装置を選択する時間帯別配信先切替装置
17や発報内容別配信先切替装置18が付設してあるこ
とから、常に適切な末端監視装置に代行処理済みの情報
が配信されるようになっており、そのため通報を受けた
時間帯や異常内容に応じて適切且つ迅速な対応が図れる
質の高い設備管理が行える。
【0023】また、本実施例にあっては、監視センタ装
置10に設けたビル群A用の通信装置11aとビル群B
用の通信装置11bとが独立に機能し、通信装置11a
はビル群Aの各端末装置2aから送られてくる情報のみ
を受信し、通信装置11bはビル群Bの各端末装置2b
から送られてくる情報のみを受信するようになっている
ので、いずれか一方のビル群の端末装置から頻繁に異常
検出情報が通報されてきても他方のビル群からの通報に
支障をきたす虞がない。
【0024】さらにまた、本実施例では、監視センタ装
置10の配信装置19b,19cから末端監視装置3
0,40へ配信された情報が何らかのトラブルで受信さ
れなかったとしても、同様の情報がファクシミリ20か
らファクシミリ34,44へ送られるようになっている
ので、高信頼性が確保されている。
【0025】なお、上記実施例では、末端監視装置3
0,40の表示操作卓32,42に入力した異常履歴情
報が一定時間ごとに監視センタ装置10へ送信されるよ
うにしてあるが、入力した異常履歴情報が直ちに監視セ
ンタ装置10へ送信されるようにしたり、あるいは異常
履歴情報は監視センタ装置10へ送信せず、表示操作卓
32,42に保持されるようにしても良い。
【0026】また、監視センタ装置10にさらに別の末
端監視装置を接続すれば、ビル群Bに関する情報の配信
先を増やしたり、ビル群Bとは異なる他の小規模ビル群
の遠隔管理も行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるビル
群遠隔管理装置は、既設の監視センタ装置の監視対象に
若干数のビル群を追加して異常検出情報の受信および処
理を代行してもらい、且つ上記追加ビル群の複数の監視
拠点に設置した末端監視装置へそれぞれ該監視センタ装
置から代行処理済みの情報を配信してもらうことによっ
て、高価な装置を新たに設置することなく上記追加ビル
群の設備機器の遠隔管理が行えるというものであり、し
かも、上記監視センタ装置が、通報された異常の内容や
通報を受けた時間帯に応じて配信すべき末端監視装置を
選択するため、常に適切な末端監視装置に代行処理済み
の情報が配信されるようになっており、その結果、小規
模ビル群に対して質の高い設備管理が低コストにて行え
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1A,1B ビル管理会社 2a,2b 端末装置 3a,3b,4b,4c 通信回線 10 監視センタ装置 11a,11b,31,41 通信装置 12,16 処理装置 13 記憶装置 14 監視操作装置 15,33,43 印字装置 17 時間帯別配信先切替装置 18 発報内容別配信先切替装置 19b,19c 配信装置 20,34,44 ファクシミリ 30,40 末端監視装置 32,42 表示操作卓 A 大規模ビル群 B 小規模ビル群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビルにそれぞれ当該ビルの設備機
    器の異常を検出する端末装置を設置し、且つ、これら複
    数のビルから離れた地点に、各ビルの上記端末装置から
    異常検出情報が通報されるとともに各ビルに関するデー
    タベースが記憶されていて、このデータベースと上記異
    常検出情報とに基づいて所要の処理を行う監視センタ装
    置を設置して、ビル群の設備機器の遠隔管理に用いられ
    る装置において、 上記監視センタ装置が設置されている地点とは異なる複
    数の監視拠点にそれぞれ、特定ビル群の設備機器に関す
    る情報が上記監視センタ装置から配信される末端監視装
    置を設置するとともに、上記監視センタ装置に、上記異
    常検出情報が通報された時間帯と該検出情報の内容とに
    応じて配信すべき上記末端監視装置を選択する配信先切
    替手段を設けたことを特徴とするビル群遠隔管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記監視セン
    タ装置に、上記末端監視装置が監視する各ビルの端末装
    置から送られてくる情報のみを受信する特定ビル群専用
    の通信手段を設けたことを特徴とするビル群遠隔管理装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016100762A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 株式会社日立ビルシステム 遠隔監視システム
JP2016115140A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社日立ビルシステム ビル設備機器の遠隔監視システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016100762A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 株式会社日立ビルシステム 遠隔監視システム
JP2016115140A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社日立ビルシステム ビル設備機器の遠隔監視システム

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