JPH11303423A - 支保工用の支承金具 - Google Patents

支保工用の支承金具

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JPH11303423A
JPH11303423A JP11104798A JP11104798A JPH11303423A JP H11303423 A JPH11303423 A JP H11303423A JP 11104798 A JP11104798 A JP 11104798A JP 11104798 A JP11104798 A JP 11104798A JP H11303423 A JPH11303423 A JP H11303423A
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Shinichi Nogami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願出願人の、先願発明「特願平7−189
076」のものに就いて、長さ粗調節機構を改良した、
支保工用の支承金具を提供する。 【解決手段】 コンクリート打設型枠の支保工等に用い
る、長さ可変のロッド状金具であって、パイプ状の主ロ
ッド1の先端側に副ロッド2の先端側を摺動及び回動自
在に内嵌させ、主ロッドの先端には長さ粗調節機構20
を、副ロッドの基端側には長さ微調節機構としての螺杆
3を螺着する。長さ粗調節機構20は、副ロッド2の外
周面長手方向の複数箇所に設けた係合凹部5と、主ロッ
ド1の先端部に軸方向移動を阻止した状態で遊嵌され
て、副ロッド2を回動させることにより、主ロッド1に
設けた刳抜孔7を通して係合凹部5に係脱させ得る係合
突部8a及び拡径用切れ目8bを備えた掛止環8との組
合わせから成る。係脱状態を固定又は解除させる固定手
段21を付設するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建設工事
に於いて、コンクリート打設型枠等の構築用部材を仮固
定する等の支保工に用いる為の、使い勝手を大幅に改善
した、長さ可変の支保工用の支承金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図15に示した様に、高
層住宅のベランダを打設する床打設型枠50の前端に連
結した擁壁打設型枠60を、垂直向きに仮固定させるの
に、図16に示した構造の支承金具Bを使っていた。長
さ可変のこの支承金具Bは、所定長さのパイプ状本体7
1の一端側に、長さ調節杆72の一端側を摺動自在に内
嵌させ、夫々の自由端に連結用部材73,74を連結し
た構成を備えている。支承金具Bの長さを粗調節するに
は、長さ調節杆72の長手方向に所定間隔を隔てて設け
たピン孔72aのいずれかを、パイプ状本体71の1箇
所に設けたピン孔71aに合わせて、固定ピン75を差
し込めばよい。
【0003】連結用部材73は、座板73aの下面に、
床打設型枠50への固定用の2本のボルト73bを突設
し、座板73aの上側には、螺杆73cの下端をピン連
結し、この螺杆73cの上端には、抜き勾配付の連結棒
73dの下端側に設けた螺孔を螺じ込む構成なってい
る。そして、連結棒73dの上端を、連結ピン76を使
って、パイプ状本体71の自由端に係脱自在に連結させ
ている。支承金具Bの長さの微調節は、螺杆73cへの
連結棒73dの螺じ込み加減によって行う。長さ調節杆
72の自由端の連結用部材74は、擁壁打設型枠60を
構成する端太材61に着脱自在に連結させる為のもので
ある。端太材61が、角パイプか、丸パイプか、或いは
形鋼であるかに応じて、楔打込式や螺止式等の連結金具
を使い分けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の支
承金具Bには、以下に列挙した如き、幾つかの改善の余
地が残されている。 (a) 各型枠50,60のサイズに応じて、支承金具
Bの長さを粗調節する際の、固定ピン75の差込位置を
変える操作が甚だ面倒である。 (b) この調節操作には両手を要するので、支承金具
Bの取付けは1人では行い難い。 (c) 支承金具Bの長さの微調節は、螺杆73cへの
連結棒73dの螺込加減によって行うが、この調節は、
連結用部材73の構造からして、支承金具Bを型枠に取
付けた後は行えないので、甚だ不便である。 (d) パイプ状本体71と連結用部材74との連結部
は、ユニバーサルジョイント構造になっていないので、
施工場所の状況により取付角度を変えたくても、これを
行い難い。
【0005】そこで、本願出願人は、上記支承金具Bの
少なからぬ欠点が概ね解消させた、長さ可変の支承金具
を創案し、先に、「 特願平7−189076 」とし
て特許出願している。
【0006】然しながら、上記先願発明のものは、長さ
粗調節機構の構造がいささか複雑に過ぎる嫌いがあった
ので、この難点を改善した支保工用の支承金具を新たに
提供するのが、本発明の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による支保工用の支承金具は、コンクリート
打設型枠の支保工等に用いる、長さ可変のロッド状金具
であって、所定長さのパイプ状の主ロッド1と、該主ロ
ッド1の先端側から、その内空部に摺動及び回動自在に
内嵌させた所定長さのパイプ状の副ロッド2と、該副ロ
ッド2を、任意の前記摺動位置に於いて、前記主ロッド
1に係脱自在に係止させる、長さ粗調節機構20と、前
記副ロッド2の基端側に設けた雌ねじ2aにその先端側
を螺合させた、長さ微調節機構としての螺杆3及びその
回転手段と、前記前記螺杆3の基端部を、回転自在に連
結させる自在接手4と、前記主ロッド1の基端及び前記
自在接手4の自由端に夫々取着されて、前記コンクリー
ト打設型枠等に連結又は当接させる連結部材30及び4
0とを備えており、前記長さ粗調節機構20は、前記副
ロッド2の外周面長手方向に所定間隔を隔てて設けた複
数の係合凹部5と、前記主ロッド1の先端部に、軸方向
への移動を阻止された状態で遊嵌されて、前記副ロッド
2を回動させることにより、前記主ロッド1に設けた刳
抜孔7を通して、前記係合凹部5に係脱させ得る係合突
部8a及び拡径用切れ目8bを備えた掛止環8との組合
わせから成ることを特徴とする。そして、掛止環8の係
合突部8aを、副ロッド2の係合凹部5に係止させた状
態を固定させる、固定手段を付設するとよい。固定手段
は、略U形乃至コ字形の固定用レバー21から成り、そ
の両脚端を夫々直角に折曲した支軸21cを、主ロッド
1の先端部に設けた軸孔に支持されており、略90度の
角度範囲で回動操作することにより、その両脚の押圧部
21a,21a間で、掛止環8を挟み付けて縮径状態に
保たせ、又は、縮径解除させる構成にするとよい。又、
螺杆3の回動手段とし、スパナ等の回転用工具を掛ける
為の凹み3bを、螺杆3の外周面に設けるとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を、図
1〜図14を参照しながら説明する。図1及び図2に示
した様に、この実施例の支保工用の支承金具(以下、単
に支承金具と云う)Aの概略の構成は、所定長さのパイ
プ状の主ロッド1の先端(図1では左端)側に、所定長
さのパイプ状の副ロッド2の先端(図1では右端)側を
摺動及び回動自在に遊嵌し、主ロッド1の先端部には、
支承金具Aの全体の長さを大まかに調節する、長さ粗調
節機構20を組付けている。
【0009】そして、パイプ状の副ロッド2の基端側に
設けた雌ねじ2aには、支承金具Aの全体長さを細かく
調節する微調節機構としての、螺杆3の先端側を螺合さ
せている。この螺杆3の基端側には、自在接手4を連結
している。又、主ロッド1の基端及び自在接手4の自由
端には、連結部用材30及び40を夫々ピン連結してい
る。両連結用部材30,40は、コンクリート打設型枠
等の構築用部材に、一時的に連結乃至は当接させる為の
ものである。
【0010】次に、支承金具Aの具体的な構造を、順次
説明する。金属パイプから成る主ロッド1は、幾分縮径
させてある基端から所定深さのスリット1a(図2参
照)を切込状に設けている。スリット1aには、後述す
る、図14に示した連結用部材30をピン連結させてい
る。
【0011】副ロッド2の外周面には、図1に示した様
に、長手方向に所定間隔を隔てた複数箇所に、各1組の
係合凹部5,5を対向状に設けている。この実施例の係
合凹部5は、図3に示した様に、外周面の周方向に設け
た2条の平行切れ目b,b間を、湾曲状に押し込んで形
成させている。
【0012】次に、長さ粗調節機構20の構成を、図4
〜図10を参照しながら説明する。図3,図4に示した
様に、主ロッド1の先端部には、この部分を折返加工す
る等して、短い外套管6を設けることにより、この外套
管6と主ロッド1の外周面との間に環状空隙aを形成さ
せている。更に、主ロッド1の先端部の周壁には、1組
の係合凹部5,5の配置に対応した配置で、1組の方形
の刳抜孔7,7を、環状空隙a内に位置する様に設けて
いる。
【0013】環状空隙a内には、図5に示した掛止環8
を嵌め込んでいる。ばね材から成る短円筒形をした掛止
環8には、副ロッド2に設けた複数組の係合凹部5,5
のいずれかに選択的に係合させる為の、1組の内向きの
係合突部8a,8aと、斜め向きの拡径用切れ目8bを
設けている。8cは、環状空隙a内に収めた掛止環8を
安定させる為の安定用突部である。掛止環8は、その係
合突部8aを刳抜孔7に挿通させることによって、主ロ
ッド1の軸方向への移動を阻止されている。
【0014】長さ粗調節機構20は、上記の複数組の係
合凹部5と、主ロッド1の先端部の外套管6と、その内
側の環状空隙aに納められて、いずれかの係合凹部5に
選択的に係脱させる係合突部8aを備えた掛止環8と
を、構成要素としている。
【0015】外套管6には、掛止環8を、主ロッド1の
外周面に押し付けて、縮径状態に保持させる為の固定手
段を組付けている。この固定手段は、図4に示した様
に、線材を曲げ加工して作られた略コ字形の固定用レバ
ー21から成り、その両脚端近くの夫々を平行状に直角
に折曲して、掛止環8を押さえ付ける1組の押圧部21
a,21aを形成させている。更に、両押圧部21a,
21aの先端部分を、外套管6の外側向きに夫々直角に
折曲して、1組の支軸21b,21bを形成させてい
る。
【0016】固定用レバー21は、図4,6,7に示し
た様に、各支軸21bを、外套管6に設けた1対の軸孔
6aに嵌め込ませている。これによって、固定用レバー
21を支軸21bの周りに回動させて、主ロッド1の外
周面に平行状に当てがった固定作動位置(図6〜図8参
照)と、主ロッド1に対して直交状に立ち上がらせた固
定解除位置(図9,図10参照)を採らせることが出来
る。
【0017】次に、長さ微調節機構としての螺杆3に就
いて、図11〜図13を参照しながら説明する。螺杆3
の基端近くには、図12,図13に示した様に、環状溝
3aを周設している。螺杆3の基端側には、自在接手4
の一端側が遊嵌状態で外嵌されており、この外嵌部分の
2箇所に設けた凹入部4aを、環状溝3a内に遊嵌させ
ている。これによって、螺杆3は、自在接手4に回転自
在に連結された状態になる。自在接手4の自由端には、
ピン孔4bを設けている。
【0018】又、螺杆3の基端寄り箇所の外周面には、
図1,2及び図11に示した様に、螺杆3の回動手段と
なる1組の凹み3b,3bを対向状に設けている。この
凹み3b,3bに、図11に示した様に、手近にあるス
パナ等のナット廻し具80を掛ければ、螺杆3を容易に
回転させることが出来る。
【0019】次に主ロッド1の基端部に連結させた、こ
の実施例の連結部材は30は、図14に示した構造を備
えている。即ち、横断面コ字形のチャンネル状をした座
板31の中央部に、パイプ製の連結手32をT形に連結
させて、その本体としている。座板31の両端近くに
は、ボルト33,33を下向きに突設している。このボ
ルト33は、座板31を型枠等の構築用部材に固定させ
る為のものである。34はボルト33に装着したカップ
で、スペーサーとしての役割を果たす。
【0020】連結手32は、その上端側を扁平に潰して
扁平部32aとしている。この扁平部32aには、上下
に適宜の間隔を距てた複数箇所、この場合は2箇所に折
取用凹条cを設けて、扁平部32aの上端側を適宜の長
さだけ切除出来る様にしている。又、扁平部32aの先
端には、連結ピン35(図2参照)を通すピン孔32b
を設けている。更に、比較的厚肉のパイプ製の連結手3
2を扁平に潰し易くする為に、扁平部32aの下側部分
に、パイプの中心に達する2条の切れ目を、上下に所定
間隔を隔てて向かい合わせに設け、この切れ目間を半円
筒形に潰している。
【0021】次に、この実施例の連結用部材40は、図
1,図2に示した様に、背中合わせに当接させた2つの
コ字形ブラケット41,42を、その当接部分を貫通す
る連結パイプ43によって、回動自在に連結させた構造
を備えている。そして、一方のブラケット41の両脚
を、連結ピン44を介して自在接手4の自由端側に連結
させている。従って、連結用金具40はユニバーサルジ
ョイントの如く作用する。
【0022】他方のコ字形ブラケット42には、図1に
示した様に、その両脚部分に2組の楔孔45,46を設
けている。これによって、連結部用材40を、その断面
形状が異なる2種類の構築用部材(端太材61等)に夫
々楔止することが出来る。
【0023】次に、支承金具Aの作用を、従来例を示し
た図15の様に、高層住宅のベランダ部分を打設する床
打設型枠50の前端に連結した擁壁打設型枠60を、起
立状態に仮固定する支保工に用いる場合に例をとって説
明する。尚、以下に述べる支保工の手順は、その一例を
示したに過ぎない。
【0024】長さ可変の支承金具Aは、保管時には、そ
の取扱いの便の為に、最も短い長さに固定させて置くと
よい。これを行うには、後述する様に、長さ粗調節機構
20の固定状態を解除させたうえ、副ロッド2を主ロッ
ド1の奧端迄押し込み、90度回動させると最奧の係合
凹部5に、主ロッド1に組付けた掛止環8の係合突部8
aが嵌め込まれる。そこで、図7,図8に示した様に、
固定用レバー21を、主ロッド1に向けて倒して行く
と、その両脚の押圧部21a,21a間で挟み付けられ
た掛止環8が縮径状態に保持されて、支承金具Aは最短
長さに固定される。
【0025】この支承金具Aを、突っかい棒の如く使っ
て、擁壁打設型枠60を直立状態に支承するには、先
ず、固定用レバー21を、図9,図10に示した固定解
除位置に向けて90度回動し起立させる。これによっ
て、掛止環8は、図10に示した様に、1組の押圧部2
1a,21aによる挟み付けから開放される。
【0026】そこで、副ロッド2を、その軸周りに約9
0度回動させて行くと、副ロッド2の外周面が掛止環8
の係合突部8aを外方に押しやる状態になって、今迄、
係合凹部5内にあった係合突部8aは、図10に示した
様に、外に押し出される。この状態になれば、主ロッド
1との係合を解かれた副ロッド2は、主ロッド1内に嵌
め込まれてる部分を自由に引き出すことが出来る。この
引き出し操作による長さ調節は、隣接する係合凹部5,
5間の長さを、調節の1単位として、段階的にしか行え
ない。
【0027】この段階で、連結用部材30を床打設型枠
50に固定する。そして、支承金具Aの長さの微調節操
作に移る。これを行うには、螺杆3の凹み3aに、スパ
ナ等を掛けて左右いずれかの方向に回転させ、螺杆3を
副ロッド2の基端側から螺脱するか、又は螺じ込めばよ
い。これによって、支承金具Aを、所望の正確な長さに
簡単・迅速に調節することが出来る。
【0028】支承金具Aの長さを調節し終えたら、副ロ
ッド2側の連結用部材40を、楔47を使って端太材6
1に連結させれば、擁壁打設型枠60を正しく直立状態
に保持させることが出来る。もっとも、支承金具Aを、
粗調節の段階で所定の長さにかなり近付けられた場合に
は、連結用部材40を端太材61に取付けてから、上記
の微調節操作を行ってもよい。
【0029】組立を終えた型枠50,60に注入したコ
ンクリートが、硬化すれば、支承金具Aと型枠50,6
0を取り外すが、その際に、床面側の連結用部材30
は、主ロッド1との連結ピン35を外すと、コンクリー
ト中に取り残される。このままでは、連結手32の扁平
部32aの上端部分がコンクリート面の上に突出してい
て、床面の仕上げの邪魔になる。そこで、この突出部分
を、ハンマー等で打撃すれば、上下いずれかの折取用凹
条cの箇所で簡単に折り取ることが出来る。
【0030】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明による支保工用の支承金具は、図16に示した従来の
ものに較べて、以下に列挙した如き優れた特長を備え
る。 (a) 支承金具の長さを粗調節するには、副ロッド
を、その軸周りに回動させながら主ロッドに出し入れす
る操作だけで足りる。 (b) 長さ粗調節機構は、冒頭に述べた、本願出願人
の先願発明のものに比べて大幅に簡素化出来る。 (c) 従って、使用現場で部品が壊れたり動かなくな
る等のトラブルを起こす恐れが著しく少なくなり、耐久
性も増す。 (d) この回動操作は片手で行えるので、1人だけで
支承金具を取り付けられ、作業能率が大幅に向上する。 (e) 粗調節状態を、固定又は解除するには、固定用
レバーを回動操作するだけで確実に行える。 (f) 長さの微調節は、手近にあるスパナ等を、螺杆
の凹みに掛けて回転させるだけで、極めて簡単に行え
る。 (g) この微調節は、支承金具の取付後でも、少ない
力で容易に行える。 (h) 支承金具の末端に設けた連結用部材が、ユニバ
ーサルジョイントとしての機能を備えるので、取付場所
の状況が多様であっても、支障無く取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、支承金具の平
面図である。
【図2】同上、支承金具の側面図である。
【図3】同上、長さ粗調節機構の組付箇所の近傍を示
す、部分斜視図である。
【図4】同上、主ロッドの先端部を示す、部分斜視図及
び部分破断斜視図である。
【図5】同上、掛止環の斜視図である。
【図6】同上、主ロッドの先端部に形成した環状空隙に
掛止環を収めた状態を示す、部分破断斜視図である。
【図7】同上、長さ粗調節機構の組付箇所の近傍の、部
分横断面図である。
【図8】同上、図7のW−W線に沿う縦断面図である。
【図9】同上、固定用レバーを固定解除位置に回動させ
た状態での、主ロッドの先端部の斜視図である。
【図10】同上、固定用レバーを固定解除位置に回動さ
せた状態での図8相当図である。
【図11】同上、長さ微調節機構としての螺杆の回動手
段の説明図である。
【図12】同上、図1のV−V線に沿う縦断面図であ
る。
【図13】同上、螺杆と自在接手との連結箇所を示す、
部分縦断面図である。
【図14】同上、主ロッド側の連結用部材の、斜視図で
ある。
【図15】従来例を示すもので、ベランダの擁壁を打設
する型枠を、従来の支承金具で支保した状態の説明図で
ある。
【図16】同上、 分解した支承金具の側面図である。
【符号の説明】
A 支承金具 1 主ロッド 2 副ロッド 2a 雌ねじ 3 螺杆(長さ微調節機構) 3b 凹み(回動手段) 4 自在接手 5 係合凹部 6 外套管 6a 軸孔 7 刳抜孔 8 掛止環 8a 係合突部 8b 拡径用切れ目 8c 安定用突部 20 長さ粗調節機構 21 固定用レバー(固定手段) 21a 押圧部 21b 支軸 a 環状空隙 b 平行切れ目 30 連結用部材 31 座板 32 連結手 32a 扁平部 32b ピン孔 33 ボルト 34 カップ 35 連結ピン c 折取用凹条 40 連結用部材 41,42 コ字形ブラケット 43 連結パイプ 44 連結ピン 45,46 楔孔 47 楔 50 床打設型枠 60 擁壁打設型枠 61 端太材 B 従来の支承金具 71 パイプ状本体 71a ピン孔 72 長さ調節杆 72a ピン孔 73 連結部材 73a 座板 73b ボルト 73c 螺杆 73d 連結棒 74 連結部材 75 固定ピン 76 連結ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打設型枠の支保工等に用い
    る、長さ可変のロッド状金具であって、 所定長さのパイプ状の主ロッド1と、 該主ロッド1の先端側から、その内空部に摺動及び回動
    自在に内嵌させた所定長さのパイプ状の副ロッド2と、 該副ロッド2を、任意の前記摺動位置に於いて、前記主
    ロッド1に係脱自在に係止させる、長さ粗調節機構20
    と、 前記副ロッド2の基端側に設けた雌ねじ2aにその先端
    側を螺合させた、長さ微調節機構としての螺杆3及びそ
    の回転手段と、 前記前記螺杆3の基端部を、回転自在に連結させる自在
    接手4と、 前記主ロッド1の基端及び前記自在接手4の自由端に夫
    々取着されて、前記コンクリート打設型枠等に連結又は
    当接させる連結部材30及び40とを備えており、 前記長さ粗調節機構20は、 前記副ロッド2の外周面長手方向に所定間隔を隔てて設
    けた複数の係合凹部5と、 前記主ロッド1の先端部に、軸方向への移動を阻止され
    た状態で遊嵌されて、前記副ロッド2を回動させること
    により、前記主ロッド1に設けた刳抜孔7を通して、前
    記係合凹部5に係脱させ得る係合突部8a及び拡径用切
    れ目8bを備えた掛止環8との組合わせから成ることを
    特徴とする支保工用の支承金具。
  2. 【請求項2】 前記掛止環8の係合突部8aを、前記副
    ロッド2の係合凹部5に係止させた状態を固定させる、
    固定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の支保
    工用の支承金具。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、略U形乃至コ字形の固
    定用レバー21から成り、その両脚端を夫々直角に折曲
    した支軸21cを、前記主ロッド1の先端部に設けた軸
    孔に支持されており、略90度の角度範囲で回動操作す
    ることにより、その両脚の押圧部21a,21a間で、
    前記掛止環8を挟み付けて縮径状態に保たせ、又は、縮
    径解除させることを特徴とする請求項1又は2記載の支
    保工用の支承金具。
  4. 【請求項4】 前記螺杆3の回動手段は、スパナ等の回
    転用工具を掛ける為に、前記螺杆3の外周面に設けた凹
    み3bであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の支保工用の支承金具。
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JP (1) JPH11303423A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156261A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 大成建設株式会社 トンネル支保工用の継ぎ材
CN108507883A (zh) * 2018-04-28 2018-09-07 四川大学 深地高温高压环境下岩石损伤力学测试系统

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JP2016156261A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 大成建設株式会社 トンネル支保工用の継ぎ材
CN108507883A (zh) * 2018-04-28 2018-09-07 四川大学 深地高温高压环境下岩石损伤力学测试系统

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