JP3137284B2 - 配管用スリーブ - Google Patents
配管用スリーブInfo
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- JP3137284B2 JP3137284B2 JP08297601A JP29760196A JP3137284B2 JP 3137284 B2 JP3137284 B2 JP 3137284B2 JP 08297601 A JP08297601 A JP 08297601A JP 29760196 A JP29760196 A JP 29760196A JP 3137284 B2 JP3137284 B2 JP 3137284B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管を配置する
ために設ける梁部の貫通孔を形成するためのスリーブに
関する。
ために設ける梁部の貫通孔を形成するためのスリーブに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、梁部の貫通孔を形成するためのス
リーブで、特に伸縮自在になるスライド式のスリーブの
技術は多々開示されており、その連結する個数も２つ、
あるいは３つのものも開示されている。一般的な施工方
法としては、収縮した状態のスリーブを梁型枠内に配置
した梁筋の内側に梁主筋やスターラップ筋の隙間から入
れて、梁型枠の内側の所定の位置でスリーブを伸長し
て、両端が梁型枠の内側に接する長さになった際に、針
金やガムテープで一旦、仮に固定しておいて、両端を梁
型枠の内側にそれぞれ釘止めして固定していた。
リーブで、特に伸縮自在になるスライド式のスリーブの
技術は多々開示されており、その連結する個数も２つ、
あるいは３つのものも開示されている。一般的な施工方
法としては、収縮した状態のスリーブを梁型枠内に配置
した梁筋の内側に梁主筋やスターラップ筋の隙間から入
れて、梁型枠の内側の所定の位置でスリーブを伸長し
て、両端が梁型枠の内側に接する長さになった際に、針
金やガムテープで一旦、仮に固定しておいて、両端を梁
型枠の内側にそれぞれ釘止めして固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
梁型枠内でスリーブを伸長して、所望の長さになった際
に、針金やガムテープで固定する手間があった。すなわ
ち、従来のスライド式のスリーブは伸縮自在であるもの
の、所望の長さに固定するための機能がないために、例
えば、必要な長さに伸長していても多少スリーブが傾い
たり、鉄筋や型枠に当たるだけで伸縮して長さが変わっ
てしまうために、その長さを保持するための作業が必要
とされていた。
梁型枠内でスリーブを伸長して、所望の長さになった際
に、針金やガムテープで固定する手間があった。すなわ
ち、従来のスライド式のスリーブは伸縮自在であるもの
の、所望の長さに固定するための機能がないために、例
えば、必要な長さに伸長していても多少スリーブが傾い
たり、鉄筋や型枠に当たるだけで伸縮して長さが変わっ
てしまうために、その長さを保持するための作業が必要
とされていた。
【０００４】また、スリーブの両端をそれぞれ梁型枠の
内側に釘止めする作業が必要であり、通常、釘止めの作
業自体は床や壁などで障害物が無い場所であれば、簡単
な作業ではあるが、梁筋が組み立てられた梁型枠の内側
にスリーブを釘止めする作業は非常に困難になってい
た。すなわち、作業者は、自身が立つスラブより下側に
組み立てた梁型枠内の梁筋の内側に手を入れて、スリー
ブを梁型枠の内側に接するように固定しつつ、釘を打ち
つける非常に困難な作業に多大な労力を必要としてい
た。また、他の方法でも特に是といったものもなく、そ
れぞれの現場で対応しているのが現状であり、施工性の
よいスライド式のスリーブの開発が望まれていた。
内側に釘止めする作業が必要であり、通常、釘止めの作
業自体は床や壁などで障害物が無い場所であれば、簡単
な作業ではあるが、梁筋が組み立てられた梁型枠の内側
にスリーブを釘止めする作業は非常に困難になってい
た。すなわち、作業者は、自身が立つスラブより下側に
組み立てた梁型枠内の梁筋の内側に手を入れて、スリー
ブを梁型枠の内側に接するように固定しつつ、釘を打ち
つける非常に困難な作業に多大な労力を必要としてい
た。また、他の方法でも特に是といったものもなく、そ
れぞれの現場で対応しているのが現状であり、施工性の
よいスライド式のスリーブの開発が望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、スリーブがスラ
イドして自在に長さの調整ができるのみならず、所望の
長さで固定することができると共に、スリーブを梁型枠
の内側に釘止めするための手間を省くことができる等、
梁筋の内側に簡単、確実に配置できる配管用スリーブを
提供するものである。
題に鑑みなされたもので、その目的は、スリーブがスラ
イドして自在に長さの調整ができるのみならず、所望の
長さで固定することができると共に、スリーブを梁型枠
の内側に釘止めするための手間を省くことができる等、
梁筋の内側に簡単、確実に配置できる配管用スリーブを
提供するものである。
【０００６】その手段として、外端に梁型枠に接するフ
ランジ部を周設し、内壁には長手方向に沿って延びると
共に、その一部が円周方向に突出して戻り防止部を形成
した、外方に向かって突出する凹溝を１か所以上設けた
第１スリーブの内壁に沿って、外壁の第１スリーブ側の
端部に突出部を、他方の内壁には、端部に係止板を設
け、長手方向に沿って延びた、外方に向かって突出する
係合溝を、共に第１スリーブの凹溝に沿って摺動可能に
なるように設けた第１スリーブよりやや小径の第２スリ
ーブを進退可能に装着し、更には、外端に梁型枠に接す
るフランジ部を周設し、外壁には第２スリーブの係合板
が係合する鋸歯状の係合帯を長手方向に沿って設けた第
２スリーブよりやや小径の第３スリーブを第２スリーブ
の内壁に沿って進退可能に装着したことを特徴とする。
ランジ部を周設し、内壁には長手方向に沿って延びると
共に、その一部が円周方向に突出して戻り防止部を形成
した、外方に向かって突出する凹溝を１か所以上設けた
第１スリーブの内壁に沿って、外壁の第１スリーブ側の
端部に突出部を、他方の内壁には、端部に係止板を設
け、長手方向に沿って延びた、外方に向かって突出する
係合溝を、共に第１スリーブの凹溝に沿って摺動可能に
なるように設けた第１スリーブよりやや小径の第２スリ
ーブを進退可能に装着し、更には、外端に梁型枠に接す
るフランジ部を周設し、外壁には第２スリーブの係合板
が係合する鋸歯状の係合帯を長手方向に沿って設けた第
２スリーブよりやや小径の第３スリーブを第２スリーブ
の内壁に沿って進退可能に装着したことを特徴とする。
【０００７】上記構造から、３体のスリーブがそれぞれ
スライドして伸長するために、最大伸長時より約１／３
の長さに収納することができるために、梁主筋やスター
ラップ筋の隙間から梁筋の内側に容易に入れることがで
きる。第１スリーブと第２スリーブは伸長時に第２スリ
ーブの突出部が第１スリーブの凹溝に沿って摺動し、円
周方向に突出する戻り防止部に向かって回動させること
で第２スリーブの戻りを防止することができると共に、
第２スリーブと第３スリーブは、第３スリーブに設けた
鋸歯状の係合帯に第２スリーブの係合板が係合するため
に、伸長方向には容易に伸びるが、収縮方向には戻りを
防止することができる。
スライドして伸長するために、最大伸長時より約１／３
の長さに収納することができるために、梁主筋やスター
ラップ筋の隙間から梁筋の内側に容易に入れることがで
きる。第１スリーブと第２スリーブは伸長時に第２スリ
ーブの突出部が第１スリーブの凹溝に沿って摺動し、円
周方向に突出する戻り防止部に向かって回動させること
で第２スリーブの戻りを防止することができると共に、
第２スリーブと第３スリーブは、第３スリーブに設けた
鋸歯状の係合帯に第２スリーブの係合板が係合するため
に、伸長方向には容易に伸びるが、収縮方向には戻りを
防止することができる。
【０００８】また、スリーブとして紙管を用いた場合に
その紙管を型枠に固定するために一般的に使用される受
け具（図８参照）を利用して、その受け具を予め、梁型
枠内に相対した状態で取り付けておくことで、スリーブ
の取付時にそれら受け具にスリーブの両端がそれぞれ外
嵌した状態で装着することでスリーブ本体を固定するこ
とができるために、釘止め等の非常に困難な作業手間を
省くことができるなど、前記従来の課題を解消するもの
である。
その紙管を型枠に固定するために一般的に使用される受
け具（図８参照）を利用して、その受け具を予め、梁型
枠内に相対した状態で取り付けておくことで、スリーブ
の取付時にそれら受け具にスリーブの両端がそれぞれ外
嵌した状態で装着することでスリーブ本体を固定するこ
とができるために、釘止め等の非常に困難な作業手間を
省くことができるなど、前記従来の課題を解消するもの
である。
【０００９】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。図１は本発明の実施例を示す斜視図、図２は本
発明の実施例を示す平面図、図３は中央断面図、図４は
図３のＡ部の部分拡大図、図５は図３のＢ部の部分拡大
図である。１０は円筒状の第１スリーブであり、１１は
外端に周設したフランジ部である。１２、１２は第１ス
リーブ１０の内壁から外方に向かって突出する断面略コ
の字型に形成し、相対する位置に長手方向に沿って直線
的に延びる凹溝であり、１３、１３は凹溝１２、１２の
フランジ部１１と反対側の端部からそれぞれ連続して円
周方向に突出した戻り防止部である。それらの断面も凹
溝１２、１２と同様に略コの字状に内壁から外方に向か
って突出して形成する。２０は第１スリーブ１０よりや
や小径の円筒状であり、その内壁に沿って進退可能にな
る第２スリーブであり、２１、２１は第１スリーブ１０
の凹溝１２、１２に沿ってそれぞれ摺動可能な突出部で
ある。２２、２２は突出部２１、２１と同様に第１スリ
ーブ１０の凹溝１２、１２に沿ってそれぞれ摺動可能に
なるように形成した係合溝であり、その断面は凹溝１
２、１２と同様に略コの字状に内壁から外方に向かって
突出して形成する。２３、２３は係止板であり、係合溝
２２、２２の上辺を基端側を残して切り抜いて断面ヘの
字になるように軸芯方向に折り曲げて形成することで、
基端を軸にして上下方向に弾性力を有する。
明する。図１は本発明の実施例を示す斜視図、図２は本
発明の実施例を示す平面図、図３は中央断面図、図４は
図３のＡ部の部分拡大図、図５は図３のＢ部の部分拡大
図である。１０は円筒状の第１スリーブであり、１１は
外端に周設したフランジ部である。１２、１２は第１ス
リーブ１０の内壁から外方に向かって突出する断面略コ
の字型に形成し、相対する位置に長手方向に沿って直線
的に延びる凹溝であり、１３、１３は凹溝１２、１２の
フランジ部１１と反対側の端部からそれぞれ連続して円
周方向に突出した戻り防止部である。それらの断面も凹
溝１２、１２と同様に略コの字状に内壁から外方に向か
って突出して形成する。２０は第１スリーブ１０よりや
や小径の円筒状であり、その内壁に沿って進退可能にな
る第２スリーブであり、２１、２１は第１スリーブ１０
の凹溝１２、１２に沿ってそれぞれ摺動可能な突出部で
ある。２２、２２は突出部２１、２１と同様に第１スリ
ーブ１０の凹溝１２、１２に沿ってそれぞれ摺動可能に
なるように形成した係合溝であり、その断面は凹溝１
２、１２と同様に略コの字状に内壁から外方に向かって
突出して形成する。２３、２３は係止板であり、係合溝
２２、２２の上辺を基端側を残して切り抜いて断面ヘの
字になるように軸芯方向に折り曲げて形成することで、
基端を軸にして上下方向に弾性力を有する。
【００１０】３０は第２スリーブ２０よりやや小径の円
筒状で、その内壁に沿って進退可能になる第３スリーブ
であり、３１、３１は第３スリーブ３０の外周の相対す
る位置に長手方向に沿って直線的に延びる鋸歯状の係合
帯であり、第２スリーブ２０の係止板２２、２２にそれ
ぞれ係合するように装着する。図５に示すように、鋸歯
状の係合帯３１の歯の向きは、係合板２２が左斜め下方
に向かって形成され、しかも、基端を軸にして上下方向
に弾性力を有しているので、その係合板２２と平行にな
る右斜め上方に傾斜するように形成することで、第３ス
リーブ３０を第２スリーブ２０から引き抜く方向に移動
する場合は、抵抗なく移動することができるが、その反
対方向に移動させる場合は、係合板２２が係合帯３１の
傾斜面に当接して固定される。３２は外端に周設したフ
ランジ部である。
筒状で、その内壁に沿って進退可能になる第３スリーブ
であり、３１、３１は第３スリーブ３０の外周の相対す
る位置に長手方向に沿って直線的に延びる鋸歯状の係合
帯であり、第２スリーブ２０の係止板２２、２２にそれ
ぞれ係合するように装着する。図５に示すように、鋸歯
状の係合帯３１の歯の向きは、係合板２２が左斜め下方
に向かって形成され、しかも、基端を軸にして上下方向
に弾性力を有しているので、その係合板２２と平行にな
る右斜め上方に傾斜するように形成することで、第３ス
リーブ３０を第２スリーブ２０から引き抜く方向に移動
する場合は、抵抗なく移動することができるが、その反
対方向に移動させる場合は、係合板２２が係合帯３１の
傾斜面に当接して固定される。３２は外端に周設したフ
ランジ部である。
【００１１】図６は本発明の実施例の収縮時を示す斜視
図、図７は本発明の使用状態を示す一部断面図である。
梁型枠Ａ、梁筋を組み立てた後、図６に示すように収縮
させた状態の本発明の配管用スリーブを梁主筋Ｂあるい
は、スターラップ筋Ｃを多少ずらしながら、それらの間
から梁筋内に入れて、次に、第１スリーブから第３スリ
ーブが収まった第２スリーブを引き出し、突出部２１、
２１が戻り防止部１３、１３にそれぞれ収るように第２
スリーブを円周方向に回わした後に、第２スリ−ブから
第３スリ−ブを、予め、梁型枠Ａの内側に取り付けた受
け具Ｄ、Ｄに第１スリーブと第３スリーブの端部が外嵌
し、両端のフランジ部が梁型枠に当接するまで引き出し
て装着する。収縮方向に戻らないために、釘止めは不要
なので、この状態でコンクリートを打設することがで
き、養生後、受け具は型枠と共に、コンクリート面から
取り除くが、本発明のスリーブはそのままコンクリート
に埋設して貫通孔を形成することができる。
図、図７は本発明の使用状態を示す一部断面図である。
梁型枠Ａ、梁筋を組み立てた後、図６に示すように収縮
させた状態の本発明の配管用スリーブを梁主筋Ｂあるい
は、スターラップ筋Ｃを多少ずらしながら、それらの間
から梁筋内に入れて、次に、第１スリーブから第３スリ
ーブが収まった第２スリーブを引き出し、突出部２１、
２１が戻り防止部１３、１３にそれぞれ収るように第２
スリーブを円周方向に回わした後に、第２スリ−ブから
第３スリ−ブを、予め、梁型枠Ａの内側に取り付けた受
け具Ｄ、Ｄに第１スリーブと第３スリーブの端部が外嵌
し、両端のフランジ部が梁型枠に当接するまで引き出し
て装着する。収縮方向に戻らないために、釘止めは不要
なので、この状態でコンクリートを打設することがで
き、養生後、受け具は型枠と共に、コンクリート面から
取り除くが、本発明のスリーブはそのままコンクリート
に埋設して貫通孔を形成することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上詳細に説明したようにこの発明の配
管用スリーブによれば、３体のスリーブがそれぞれスラ
イドして伸長するために、最大伸長時より約１／３の長
さに収納することができるために、梁主筋やスターラッ
プ筋の隙間から梁筋の内側に容易に入れることができ、
作業性が向上する。第１スリーブと第２スリーブは伸長
時に第２スリーブの突出部が第１スリーブの凹溝に沿っ
て摺動し、円周方向に突出する戻り防止部に向かって回
動させることで第２スリーブの戻りを防止することがで
きると共に、第２スリーブと第３スリーブは、第３スリ
ーブに設けた鋸歯状の係合帯に第２スリーブの係合板が
係合するために、伸長方向には容易に伸びるが、収縮方
向には戻りを防止することができる。すなわち、スリー
ブを所望の長さに伸ばした際に針金やガムテープで固定
する手間を省きことができ、作業の省力化を実現するこ
とができる。
管用スリーブによれば、３体のスリーブがそれぞれスラ
イドして伸長するために、最大伸長時より約１／３の長
さに収納することができるために、梁主筋やスターラッ
プ筋の隙間から梁筋の内側に容易に入れることができ、
作業性が向上する。第１スリーブと第２スリーブは伸長
時に第２スリーブの突出部が第１スリーブの凹溝に沿っ
て摺動し、円周方向に突出する戻り防止部に向かって回
動させることで第２スリーブの戻りを防止することがで
きると共に、第２スリーブと第３スリーブは、第３スリ
ーブに設けた鋸歯状の係合帯に第２スリーブの係合板が
係合するために、伸長方向には容易に伸びるが、収縮方
向には戻りを防止することができる。すなわち、スリー
ブを所望の長さに伸ばした際に針金やガムテープで固定
する手間を省きことができ、作業の省力化を実現するこ
とができる。
【００１３】また、スリーブとして紙管を用いた場合に
その紙管を型枠に固定するために一般的に使用される受
け具を利用して、その受け具を予め、梁型枠内に対向し
た状態で取り付けておくことで、スリーブの取付時にそ
れら受け具にスリーブの両端をそれぞれ外嵌した状態で
装着することでスリーブ本体を固定することができるた
めに、釘止め等の非常に困難な作業手間を省くことがで
き、作業能率の向上を図ることができるなど実用上有益
な配管用スリーブを得ることができる。
その紙管を型枠に固定するために一般的に使用される受
け具を利用して、その受け具を予め、梁型枠内に対向し
た状態で取り付けておくことで、スリーブの取付時にそ
れら受け具にスリーブの両端をそれぞれ外嵌した状態で
装着することでスリーブ本体を固定することができるた
めに、釘止め等の非常に困難な作業手間を省くことがで
き、作業能率の向上を図ることができるなど実用上有益
な配管用スリーブを得ることができる。
【図１】 本発明の実施例を示す斜視図
【図２】 本発明の実施例を示す平面図
【図３】 本発明の実施例を示す中央断面図
【図４】 本発明の実施例を示す部分拡大断面図
【図５】 本発明の実施例を示す部分拡大断面図
【図６】 本発明の実施例を示す斜視図
【図７】 本発明の実施例の使用状態を示す一部断面図
【図８】 受け具を示す斜視図
１０ 第１スリーブ １１ フランジ部 １２ 凹溝 １３ 戻り防止部 ２０ 第２スリーブ ２１ 突出部 ２２ 係合溝 ２３ 係合板 ３０ 第３スリーブ ３１ 係合帯 ３２ フランジ部 Ａ 梁型枠 Ｂ 梁主筋 Ｃ スラーラップ筋 Ｄ 受け具
Claims (1)
- 【請求項１】 外端に梁型枠に接するフランジ部を周設
し、内壁には長手方向に沿って延びると共に、その一部
が円周方向に突出して戻り防止部を形成した、外方に向
かって突出する凹溝を１か所以上設けた第１スリーブの
内壁に沿って、外壁の第１スリーブ側の端部に突出部
を、他方の内壁には、端部に係止板を設け、長手方向に
沿って延びた、外方に向かって突出する係合溝を、共に
第１スリーブの凹溝に沿って摺動可能になるように設け
た第１スリーブよりやや小径の第２スリーブを進退可能
に装着し、更には、外端に梁型枠に接するフランジ部を
周設し、外壁には第２スリーブの係合板が係合する鋸歯
状の係合帯を長手方向に沿って設けた第２スリーブより
やや小径の第３スリーブを第２スリーブの内壁に沿って
進退可能に装着したことを特徴とする配管用スリーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08297601A JP3137284B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 配管用スリーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08297601A JP3137284B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 配管用スリーブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121723A JPH10121723A (ja) | 1998-05-12 |
| JP3137284B2 true JP3137284B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=17848679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08297601A Expired - Lifetime JP3137284B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 配管用スリーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3137284B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030045727A (ko) * | 2003-05-06 | 2003-06-11 | 김하용 | 높이조절기능을 갖는 배관슬리브 |
| JP5383082B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2014-01-08 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材用のスリーブ |
| JP5226478B2 (ja) * | 2008-11-25 | 2013-07-03 | 未来工業株式会社 | 壁貫通スリーブ |
| FR3012493B1 (fr) * | 2013-10-31 | 2016-10-14 | Rector Int | Boitier de reservation pour element de construction, notamment pour plancher, et element de construction comportant un tel boitier de reservation |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP08297601A patent/JP3137284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10121723A (ja) | 1998-05-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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