JPH11301463A - 車輌の制動力制御装置の異常判定装置 - Google Patents

車輌の制動力制御装置の異常判定装置

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JPH11301463A
JPH11301463A JP12814298A JP12814298A JPH11301463A JP H11301463 A JPH11301463 A JP H11301463A JP 12814298 A JP12814298 A JP 12814298A JP 12814298 A JP12814298 A JP 12814298A JP H11301463 A JPH11301463 A JP H11301463A
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stroke
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pressure sensor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制動力制御装置に於いて従来の異常判定装置
によっては特定できなかった異常部位を特定する。 【解決手段】 マスタシリンダ圧力センサ48と、二つ
のストロークセンサ46A、46Bと、ホイールシリン
ダ圧力センサ44FL〜RRと、電子制御装置52とを有す
る。電子制御装置は二つのストロークセンサの検出値S
p1、Sp2の差が所定値以内であり且つ二つのストローク
センサの検出値がマスタシリンダ圧力センサの検出値P
m に基づく基準値よりも小さいときには(S90)、開
閉弁22FRを開弁してマスタシリンダ14とホイールシ
リンダ20FRとを接続し(S100)、検出値Pm とホ
イールシリンダ圧力センサの検出値Pfrとを比較するこ
とにより、マスタシリンダ圧力センサの異常及びブレー
キペダル12のストローク異常の何れであるかを特定す
る(S120、130、160)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌の制動力制御
装置に係り、更に詳細には車輌の制動力制御装置の異常
判定装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の制動力制御装置に於け
る異常を判定するセンサの異常判定装置の一つとして、
例えば特開平5−184007号公報に記載されている
如く、ブレーキランプスイッチがオフであるにも拘らず
ペダル踏力センサの出力が所定値以上であるときには、
ペダル踏力センサが異常であると判定するよう構成され
た異常判定装置が従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報に記載さ
れている如く、同種の状態量を検出する複数のセンサの
出力の間に論理的矛盾があるか否かを判定し、論理的矛
盾があるときには何れかのセンサが異常であると判定す
ることは従来より当技術分野に於いても公知である。
【0004】かかる複数のセンサによる異常判定の応用
として、マスタシリンダの圧力を検出する一つのマスタ
シリンダ圧力センサ及びブレーキペダルの踏み込みスト
ロークを検出する二つのストロークセンサの出力に基づ
き異常部位を特定する異常判定装置が考えられるが、こ
の異常判定装置によっても制動力制御装置の異常部位を
特定することができない場合があることがわかった。
【0005】例えば制動力制御装置がマスタシリンダ
と、加圧液体供給源と、各輪のホイールシリンダに対す
る加圧液体の給排を制御する制御弁と、マスタシリンダ
と各輪のホイールシリンダとの連通を制御する開閉弁
と、通常時には開閉弁を閉弁状態に維持すると共に、各
輪のホイールシリンダの圧力が目標制動圧になるよう制
御弁を制御する制御手段とを有する制動力制御装置であ
る場合には、マスタシリンダ圧力センサが異常である場
合及びブレーキペダルのストロークが異常である場合の
何れの場合にも、二つのストロークセンサの検出値の差
が所定値以内であり且つ二つのストロークセンサの検出
値がマスタシリンダ圧力センサの検出値に基づく基準値
よりも小さくなることがあるため、かかる状況に於いて
はマスタシリンダ圧力センサが異常であるのかブレーキ
ペダルのストロークが異常であるのかを判別することが
できない。
【0006】本発明は、一つのマスタシリンダ圧力セン
サ及び二つのストロークセンサの検出値に基づき制動力
制御装置の異常を判定するよう構成された従来の異常判
定装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の主要な課題は、マスタシリンダとホイー
ルシリンダとが連通接続されるとマスタシリンダ圧力と
ホイールシリンダ圧力とが互いに等しくなることを利用
し、従来の異常判定装置によっては特定できなかった異
常部位を特定することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の主要な課題は、本
発明によれば、請求項1の構成、即ちマスタシリンダ
と、加圧液体供給源と、各輪のホイールシリンダに対す
る加圧液体の給排を制御する制御弁と、前記マスタシリ
ンダと各輪のホイールシリンダとの連通を制御する開閉
弁と、前記制御弁及び前記開閉弁を制御する制御手段と
を有し、前記制御手段は通常時には前記開閉弁を閉弁状
態に維持すると共に、各輪のホイールシリンダの圧力が
目標制動圧になるよう前記制御弁を制御する制動力制御
装置の異常判定及び異常箇所の特定を行う異常判定装置
にして、マスタシリンダの圧力を検出する一つのマスタ
シリンダ圧力センサと、ブレーキペダルの踏み込みスト
ロークを検出する二つのストロークセンサと、ホイール
シリンダの圧力を検出するホイールシリンダ圧力センサ
と、異常判定手段とを有し、前記異常判定手段は前記二
つのストロークセンサの検出値の差が所定値以内であり
且つ前記二つのストロークセンサの検出値がマスタシリ
ンダ圧力センサの検出値に基づく基準値よりも小さいと
きには前記開閉弁を開弁し、前記マスタシリンダ圧力セ
ンサの検出値と前記ホイールシリンダ圧力センサの検出
値とを比較することにより、前記マスタシリンダ圧力セ
ンサの異常及び前記ブレーキペダルのストローク異常の
何れであるかを特定することを特徴とする異常判定装置
によって達成される。
【0008】上記請求項1の構成によれば、二つのスト
ロークセンサの検出値の差が所定値以内であり且つ二つ
のストロークセンサの検出値がマスタシリンダ圧力セン
サの検出値に基づく基準値よりも小さいときには、マス
タシリンダとホイールシリンダとが連通接続され、マス
タシリンダ圧力センサの検出値とホイールシリンダ圧力
センサの検出値とが比較されることにより、マスタシリ
ンダ圧力センサの異常及びブレーキペダルのストローク
異常の何れであるかが特定されるので、確実に異常の内
容が特定される。
【0009】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、異常判
定手段はマスタシリンダ圧力とホイールシリンダ圧力と
を実質的に等しくするに足る短時間のみ開閉弁を開弁す
るよう構成される(好ましい態様1)。
【0010】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様1の構成に於いて、左右両輪の開
閉弁を同時に開弁するよう構成される(好ましい態様
2)。
【0011】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、制御手段はマスタシ
リンダ圧力センサの検出値若しくは二つのストロークセ
ンサの検出値に基づき目標減速度を演算し、目標減速度
に基づき各輪の目標制動圧を演算するよう構成される
(好ましい態様3)。
【0012】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様3の構成に於いて、異常判定手段
はマスタシリンダ圧力センサの検出値若しくは二つのス
トロークセンサの検出値に基づきストロークセンサが異
常であるか否かを判定するよう構成される(好ましい態
様4)。
【0013】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様4の構成に於いて、制御手段はマ
スタシリンダ圧力センサ及び二つのストロークセンサが
正常であるときにはマスタシリンダ圧力センサの検出値
及び二つ又は一方のストロークセンサの検出値に基づき
目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力センサが異常
であるときには二つ又は一方のストロークセンサの検出
値に基づき目標減速度を演算し、一方のストロークセン
サが異常であるときにはマスタシリンダ圧力センサの検
出値及び他方のストロークセンサの検出値に基づき目標
減速度を演算するよう構成される(好ましい態様5)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0015】図1は本発明による異常判定装置が組み込
まれた制動力制御装置の一つの実施形態の油圧回路及び
電子制御装置を示す概略構成図である。
【0016】図1に於て、10は油圧式の制動装置を示
しており、制動装置10は運転者によるブレーキペダル
12の踏み込み操作に応答してブレーキオイルを圧送す
るマスタシリンダ14を有している。マスタシリンダ1
4には左前輪用のブレーキ油圧制御導管16及び右前輪
用のブレーキ油圧制御導管18の一端が接続され、これ
らのブレーキ油圧制御導管の他端にはそれぞれ左前輪及
び右前輪の制動力を制御するホイールシリンダ20FL及
び20FRが接続されている。またブレーキ油圧制御導管
16及び18の途中にはそれぞれ常開型の電磁開閉弁2
2FL及び22FRが設けられている。
【0017】マスタシリンダ14にはストロークシミュ
レータ24及びリザーバ26が接続されており、リザー
バ26には油圧供給導管28及び油圧排出導管30の一
端が接続されている。油圧供給導管28の途中には電動
機32により駆動されるオイルポンプ34が設けられて
おり、油圧供給導管28の他端は左前輪用の油圧供給導
管36FL及びブレーキ油圧制御導管16の一部を介して
左前輪のホイールシリンダ20FLに接続され、右前輪用
の油圧供給導管36FR及びブレーキ油圧制御導管18の
一部を介して右前輪のホイールシリンダ20FRに接続さ
れ、左後輪用の油圧供給導管36RLを介して左後輪のホ
イールシリンダ20RLに接続され、左後輪用の油圧供給
導管36RLの一部及び右後輪用の油圧供給導管36RRを
介して右後輪のホイールシリンダ20RRに接続されてい
る。
【0018】同様に油圧排出導管30の他端は左前輪用
の油圧排出導管38FL、左前輪用の油圧供給導管36FL
の一部及びブレーキ油圧制御導管16の一部を介して左
前輪のホイールシリンダ20FLに接続され、右前輪用の
油圧排出導管38FR、右前輪用の油圧供給導管36FR及
びブレーキ油圧制御導管18の一部を介して右前輪のホ
イールシリンダ20FRに接続され、左前輪用の油圧排出
導管38FLの一部、左後輪用の油圧排出導管38RL及び
左後輪用の油圧供給導管36RLの一部を介して左後輪の
ホイールシリンダ20RLに接続され、左後輪用の油圧排
出導管38RLの一部及び右後輪用の油圧排出導管38RR
及び右後輪用の油圧供給導管36RRの一部を介して右後
輪のホイールシリンダ20RRに接続されている。
【0019】油圧供給導管36FL、36RL、36RL、3
6RRの途中にはそれぞれ常閉型の電磁流量制御弁40F
L、40FR、40RL、40RRが設けられており、油圧排
出導管38FL、38RL、38RL、38RRの途中にはそれ
ぞれ常閉型の電磁流量制御弁42FL、42FR、42RL、
42RRが設けられている。ブレーキ油圧制御導管16及
び18にはそれぞれ対応する制御導管内の圧力をホイー
ルシリンダ20FL及び20FR内の圧力Pfl、Pfrとして
検出する圧力センサ44FL及び44FRが設けられてお
り、油圧供給導管36RL及び36RRにはそれぞれ対応す
る導管内の圧力をホイールシリンダ20RL及び20RR内
の圧力Prl、Prrとして検出する圧力センサ44RL及び
44RRが設けられている。
【0020】更にブレーキペダル12にはその踏み込み
ストロークSp1、Sp2を検出するストロークセンサ46
A及び46Bが設けられ、マスタシリンダ14と右前輪
用の電磁開閉弁22FRとの間のブレーキ油圧制御導管1
8には該制御導管内の圧力をマスタシリンダ圧力Pm と
して検出する圧力センサ48が設けられている。またオ
イルポンプ34の吐出側の油圧供給導管28には該制御
導管内の圧力をポンプ供給圧力Pp として検出する圧力
センサ50が設けられている。
【0021】電磁開閉弁22FL、22FR、電動機32及
び電磁流量制御弁42FL、42FR、42RL、42RRは後
に詳細に説明する如く電子制御装置52により制御され
る。電子制御装置52はマイクロコンピュータ54と駆
動回路56とよりなっており、マイクロコンピュータ5
4は図1には詳細に示されていないが例えば中央処理ユ
ニット(CPU)と、リードオンリメモリ(ROM)
と、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、入出力ポー
ト装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより
互いに接続された一般的な構成のものであってよい。
【0022】マイクロコンピュータ54の入出力ポート
装置には、圧力センサ44FL〜44RRよりそれぞれホイ
ールシリンダ20FL〜20RR内の圧力Pi (i=fl、f
r、rl、rr)を示す信号、ストロークセンサ46A及び
46Bよりブレーキペダル12の踏み込みストロークS
p1、Sp2を示す信号、圧力センサ48よりマスタシリン
ダ圧力Pm を示す信号、圧力センサ50よりポンプ供給
圧力Pp を示す信号が入力されるようになっている。
【0023】またマイクロコンピュータ54のROMは
後述の異常判定及び制動力制御フローを記憶しており、
CPUはホイールシリンダ20FL〜20RR内の圧力Pi
、ブレーキペダル12の踏み込みストロークSp1、Sp
2及びマスタシリンダ圧力Pmに基づき後述の如く異常判
定を行い、異常があるときにはその異常を示す警報を警
報装置58に表示する。
【0024】またマイクロコンピュータ54のCPU
は、踏み込みストロークSp1、Sp2若しくはマスタシリ
ンダ圧力Pm に基づき車輌の目標減速度Gt を演算し、
目標減速度Gt に基づき各輪の目標ホイールシリンダ圧
力Ptiを演算し、各輪のホイールシリンダ圧力が目標ホ
イールシリンダ圧力Ptiになるようホイールシリンダ圧
をフィードバック制御する。尚制動力の制御自体は本発
明の要旨をなすものではなく、当技術分野に於いて公知
の任意の要領にて行われてよい。
【0025】次に図2に示されたフローチャートを参照
して図示の実施形態による異常判定装置の作動について
説明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御
は図には示されていないイグニッションスイッチがオン
に切り換えられることにより開始され、所定の時間毎に
繰返し実行される。またイグニッションスイッチがオン
に切り換えられると、ステップ10に先立ち電磁開閉弁
22FL、22FRが閉弁されることによりマスタシリンダ
14とホイールシリンダ20FL、20FRとの連通が遮断
される。
【0026】まずステップ10に於いてはストロークセ
ンサ46により検出されたブレーキペダル12の踏み込
みストロークSp1、Sp2を示す信号等の読み込みが行わ
れ、ステップ20に於いてはストロークセンサ46A又
は46Bが異常であるか否かの判別が行われ、否定判別
が行われたときにはステップ60へ進み、肯定判別が行
われたときにはステップ30へ進む。
【0027】尚ストロークセンサ46A又は46Bが異
常であるか否かの判別は本発明の要旨をなすものではな
く、当技術分野に於いて公知の任意の要領にて行われて
よく、例えば踏み込みストロークSp1及びSp2の一方が
図6に示されたグラフに対応するマップのIIゾーンにあ
り、踏み込みストロークSp1及びSp2の他方が図6に示
されたグラフに対応するマップのIゾーン又はIII ゾー
ンにあり、踏み込みストロークSp1及びSp2が図7に示
されたグラフに対応するマップのIゾーン又はIII ゾー
ンにあるか否かの判別により行われてよい。また図6及
び図7に於いて、破線は標準値を示している。
【0028】ステップ30に於いては踏み込みストロー
クが図6に示されたグラフに対応するマップのIゾーン
又はIII ゾーンにあるストロークセンサ46A又は46
Bが異常である旨の判定が行われると共に、該ストロー
クセンサが異常であることを示す警報が警報装置58に
表示され、ステップ40に於いては車輌の目標減速度G
t を演算するための踏み込みストロークSp が正常なス
トロークセンサ46A又は46Bにより検出された踏み
込みストロークSp1又はSp2に設定され、ステップ50
に於いては図3に示されたルーチンに従ってマスタシリ
ンダ圧力Pm 及び踏み込みストロークSp に基づき車輌
の最終目標減速度Gt が演算される。
【0029】ステップ60に於いてはマスタシリンダ1
4が昇圧異常であるか否かの判別が行われ、否定判別が
行われたときにはステップ90へ進み、肯定判別が行わ
れたときにはステップ70に於いてマスタシリンダ14
が昇圧異常である旨の判定が行われると共に、マスタシ
リンダが昇圧異常であることを示す警報が警報装置58
に表示され、ステップ80に於いて車輌の目標減速度G
t を演算するための踏み込みストロークSp が踏み込み
ストロークSp1及びSp2の平均値に設定され、しかる後
ステップ190へ進む。
【0030】ステップ90に於いてはマスタシリンダ圧
力Pm 及び踏み込みストロークSp1が図6に示されたグ
ラフに対応するマップのIII ゾーンにあり、且つマスタ
シリンダ圧力Pm 及び踏み込みストロークSp2が図6に
示されたグラフに対応するマップのIII ゾーンにあり、
且つ踏み込みストロークSp1及びSp2が図7に示された
グラフに対応するマップのIIゾーンにあるか否かの判別
が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ110
へ進み、否定判別が行われたときにはステップ100に
於いて車輌の目標減速度Gt を演算するための踏み込み
ストロークSpが踏み込みストロークSp1及びSp2の平
均値に設定され、しかる後ステップ50へ進む。
【0031】ステップ110に於いては電磁開閉弁22
FRが開弁されマスタシリンダ14とホイールシリンダ2
0FRとが連通接続され、ステップ120に於いてはマス
タシリンダ圧力Pm とホイールシリンダ圧力Prrとが実
質的に等しくなるに足る時間(例えば0.5秒程度)経
過後に右前輪のホイールシリンダ20RR内の圧力Prr及
びマスタシリンダ圧力Pm を示す信号の読み込みが行わ
れると共に、圧力Prrがマスタシリンダ圧力Pm と実質
的に同一であるか否かの判別が行われ、否定判別が行わ
れたときにはステップ160へ進み、肯定判別が行われ
たときにはステップ130へ進む。
【0032】ステップ130に於いてはブレーキペダル
12のストロークが異常である旨の判定が行われると共
に、ブレーキペダル12のストロークが異常であること
を示す警報が警報装置58に表示され、ステップ140
に於いては電磁開閉弁22FRが閉弁され、ステップ15
0に於いては図4に示されたルーチンに従ってマスタシ
リンダ圧力Pm に基づき車輌の最終目標減速度Gt が演
算される。
【0033】ステップ160に於いてはマスタシリンダ
圧力Pm を検出する圧力センサ48が異常である旨の判
定が行われると共に、圧力センサ48が異常であること
を示す警報が警報装置58に表示され、ステップ170
に於いては電磁開閉弁22FRが閉弁され、ステップ18
0に於いては車輌の目標減速度Gt を演算するための踏
み込みストロークSp が踏み込みストロークSp1及びS
p2の平均値に設定され、ステップ190に於いては図5
に示されたルーチンに従って踏み込みストロークSp に
基づき車輌の最終目標減速度Gt が演算される。
【0034】ステップ200に於いては最終目標減速度
Gt に対する各輪の目標ホイールシリンダ圧力の係数
(正の定数)をKi (i=fl、fr、rl、rr)として、下
記の式1に従って各輪の目標ホイールシリンダ圧力Pti
(i=fl、fr、rl、rr)が演算される。 Pti=Ki Gt ……(1)
【0035】ステップ210に於いては各輪のホイール
シリンダ圧力Pi が目標ホイールシリンダ圧力Ptiにな
るようフィードバック制御される。この場合、運転者に
よりブレーキペダル12が踏み込まれておらず、最終目
標減速度Gt が0であるときには、オイルポンプ34は
駆動されず、電磁流量制御弁42FL、42FR、42RL、
42RRも図1の位置に維持され、従って各輪に制動力は
与えられない。
【0036】これに対し運転者によってブレーキペダル
12が踏み込まれ、最終目標減速度Gt が正の値である
ときには、各輪のホイールシリンダ20FL〜20RR内の
圧力Pfl〜Prrが目標ホイールシリンダ圧力Ptfl 〜P
trr になるよう、必要に応じて電動機32によりオイル
ポンプ34が駆動されると共に、電磁流量制御弁42F
L、42FR、42RL、42RRがフィードバック制御さ
れ、これにより各輪の制動力が運転者によるブレーキペ
ダル12の踏み込み操作に応じて制御される。
【0037】図3に示された最終目標減速度Gt 演算ル
ーチンのステップ52に於いては、図8に示されたグラ
フに対応するマップより踏み込みストロークSp に基づ
く目標減速度Gstが演算され、またステップ54に於い
ては図9に示されたグラフに対応するマップよりマスタ
シリンダ圧力Pm に基づく目標減速度Gptが演算され
る。
【0038】ステップ56に於いては前回演算された最
終目標減速度Gt に基づき図10に示されたグラフに対
応するマップよりマスタシリンダ圧力Pm に基づく目標
減速度Gptに対する重みα(0≦α≦1)が演算され、
ステップ58に於いては下記の式2に従って目標減速度
Gpt及び目標減速度Gstの重み付け和として最終目標減
速度Gt が演算される。 Gt =αGpt+(1−α)Gst ……(2)
【0039】図4に示された最終目標減速度Gt 演算ル
ーチンのステップ152に於いては、図9に示されたグ
ラフに対応するマップよりマスタシリンダ圧力Pm に基
づく目標減速度Gptが演算され、ステップ154に於い
ては最終目標減速度Gt が目標減速度Gptに設定され
る。
【0040】同様に、図5に示された目標減速度Gt 演
算ルーチンのステップ192に於いては、図8に示され
たグラフに対応するマップより踏み込みストロークSp
に基づく目標減速度Gstが演算され、ステップ194に
於いては最終目標減速度Gtが目標減速度Gstに設定さ
れる。
【0041】図示の実施形態の制動装置10に於いて、
マスタシリンダ圧力を検出する圧力センサ48に異常が
発生すると、圧力センサ48により検出されるマスタシ
リンダ圧力Pm 及びストロークセンサ46A、46Bに
より検出される踏み込みストロークSp1、Sp2は図6に
示されたグラフに対応するマップのIゾーン又はIIIゾ
ーンにあり、踏み込みストロークSp1及びSp2は図7に
示されたグラフに対応するマップのIIゾーンにある。
【0042】また例えば電磁開閉弁22FR若しくは22
FLに異物が介在し、ホイールシリンダ20FR若しくは2
0FLの側より電磁開閉弁22FR若しくは22FLを経てマ
スタシリンダ14へ高圧のオイルが漏洩することに起因
してブレーキペダル12のストロークの異常が発生する
と、マスタシリンダ圧力Pm 及び踏み込みストロークS
p1、Sp2は図6に示されたグラフに対応するマップのII
I ゾーンにあり、踏み込みストロークSp1及びSp2は図
7に示されたグラフに対応するマップのIIゾーンにあ
る。
【0043】従ってマスタシリンダ圧力Pm 及び踏み込
みストロークSp1、Sp2が図6に示されたグラフに対応
するマップのIII ゾーンにあり、踏み込みストロークS
p1及びSp2が図7に示されたグラフに対応するマップの
IIゾーンにあるときには、図6及び図7に示されたグラ
フに対応するマップのゾーンの判別によっては異常が圧
力センサ48の異常であるのかブレーキペダル12のス
トロークの異常であるのかを判別することができない。
【0044】図示の実施形態によれば、ステップ90に
於いてマスタシリンダ圧力Pm 及び踏み込みストローク
Sp1が図6に示されたグラフに対応するマップのIII ゾ
ーンにあり、且つマスタシリンダ圧力Pm 及び踏み込み
ストロークSp2が図6に示されたグラフに対応するマッ
プのIII ゾーンにあり、且つ踏み込みストロークSp1及
びSp2が図7に示されたグラフに対応するマップのIIゾ
ーンにあるか否かの判別が行われる。
【0045】そしてこのステップ90に於いて肯定判別
が行われたときにはステップ110に於いてマスタシリ
ンダ14とホイールシリンダ20FRとが連通接続される
ことにより、マスタシリンダ圧力Pm とホイールシリン
ダ圧力Prrとが等しくされ、ステップ120に於いて右
前輪のホイールシリンダ20RR内の圧力Prrがマスタシ
リンダ圧力Pm と実質的に同一であるか否かの判別が行
われ、肯定判別が行われたときにはステップ130に於
いてブレーキペダル12のストロークが異常である旨の
判定が行われ、否定判別が行われたときにはステップ1
60に於いて圧力センサ48が異常である旨の判定が行
われる。
【0046】従って図示の実施形態によれば、ブレーキ
ペダル12のストロークの異常及びマスタシリンダ圧力
Pm を検出する圧力センサ48の異常を区別して確実に
判定することができる。尚マスタシリンダ14とホイー
ルシリンダ20FRとが連通接続される時間はごく短時間
であるので、ホイールシリンダ20FR内の圧力が低下す
ることによる制動性能や車輌の運動に与える影響は軽微
である。
【0047】特に図示の実施形態によれば、ステップ9
0の判別に先だってステップ20に於いてストロークセ
ンサ46A又は46Bが異常であるか否かの判別が行わ
れ、またステップ60に於いてマスタシリンダ14が昇
圧異常であるかであるか否かの判別が行われるので、こ
れらの判別が行われない場合に比して高精度にブレーキ
ペダル12のストロークの異常及び圧力センサ48の異
常を判定することができる。
【0048】また図示の実施形態によれば、異常の内容
に応じて正常なセンサにより検出されたマスタシリンダ
圧力Pm 若しくは踏み込みストロークSp1、Sp2に基づ
き最終目標減速度Gt が演算されるので、各輪の制動力
を運転者の制動要求に応じて正確に制御することができ
る。
【0049】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【0050】例えば上述の実施形態に於いては、ステッ
プ110に於いて圧力センサ48が設けられた系統であ
る右前輪の電磁開閉弁22FRが開弁されるようになって
いるが、ステップ110に於いて左前輪の電磁開閉弁2
2FLが開弁され、ステップ120に於いてホイールシリ
ンダ圧力Pflがマスタシリンダ圧力Pm と所定の関係に
あるか否かが判別されてもよい。また車輌に不必要なヨ
ーモーメントが作用しないよう左右両輪の電磁開閉弁2
2FR及び22FLが開弁されてもよく、電磁開閉弁の開弁
と同時に後輪の制動圧が増大されてもよい。また電磁開
閉弁の開弁に先立ち、車速や操舵角等が検出され、前輪
の制動力の瞬間的な低下が車輌の運動に大きい悪影響を
及ぼさない状況に於いてのみ電磁開閉弁が開弁されるよ
う修正されてもよい。
【0051】また上述の実施形態に於いては、正常なセ
ンサにより検出されたマスタシリンダ圧力Pm 若しくは
踏み込みストロークSp1、Sp2に基づき最終目標減速度
Gtが演算され、最終目標減速度Gt に基づき各輪の目
標制動圧Ptiが演算されるようになっているが、目標制
動圧の演算自体は本発明の要旨をなすものではなく、当
技術分野に於いて公知の任意の要領にて行われてよい。
【0052】また上述の実施形態に於いては、目標減速
度Gptに対する重みαは前回演算された最終目標減速度
Gt に基づき演算されようになっているが、重みαは目
標減速度Gpt又は目標減速度Gstに基づき演算されても
よい。
【0053】また上述の実施形態に於いては、マスタシ
リンダ圧力Pm に基づく目標減速度Gptは図9に示され
た線形のマップより演算されるようになっているが、目
標減速度Gptを演算するためのマップは図9に於いて破
線にて示されている如く、非線形のマップより演算され
てもよい。
【0054】また上述の実施形態に於いては、ステップ
200に於いて最終目標減速度Gtに基づき各輪の目標
ホイールシリンダ圧力Ptiを演算するための係数Ki は
定数であるが、これらの係数Ki は例えば車輌の走行状
態や走行環境に応じて可変設定されてもよい。
【0055】更に上述の実施形態が適用される制動装置
10のマスタシリンダ14にはブースタは設けられてい
ないが、本発明の異常判定装置はマスタシリンダにブー
スタが設けられた制動装置に適用されてもよく、またブ
レーキ油圧はオイルポンプ34が必要に応じて電動機3
2によって駆動されることにより供給されるようになっ
ているが、図1に於いて仮想線により示されている如
く、制動装置10にアキュムレータが設けられてもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の請求項1の構成によれば、従来の異常判定装置によ
っては異常部位を特定することできなかった状況が生じ
たときには、マスタシリンダとホイールシリンダとが連
通接続されマスタシリンダ圧力とホイールシリンダ圧力
とが互いに等しくなることを利用して異常部位が特定さ
れるので、マスタシリンダ圧力センサの異常及びブレー
キペダルのストローク異常を確実に区別して特定するこ
とができ、従って異常部位に応じて適切に対処すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による異常判定装置が組み込まれた制動
力制御装置の一つの実施形態の油圧回路及び電子制御装
置を示す概略構成図である。
【図2】図示の実施形態による異常判定及び制動力制御
ルーチンを示すフローチャートである。
【図3】図示の実施形態に於けるステップ50の目標減
速度Gt 演算ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図示の実施形態に於けるステップ150の目標
減速度Gt 演算ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図示の実施形態に於けるステップ190の目標
減速度Gt 演算ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】マスタシリンダ圧力Pm 及び踏み込みストロー
クSp1、Sp2の正常ゾーン(II)及び異常ゾーン(I、
III )を示すグラフである。
【図7】踏み込みストロークSp1、Sp2の正常ゾーン
(II)及び異常ゾーン(I、III)を示すグラフであ
る。
【図8】ブレーキペダルの踏み込みストロークSp と目
標減速度Gstとの関係を示すグラフである。
【図9】マスタシリンダ圧力Pm と目標減速度Gptとの
関係を示すグラフである。
【図10】前回演算された最終目標減速度Gt と目標減
速度Gptに対する重みαとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…制動装置 12…ブレーキペダル 14…マスタシリンダ 20FL〜20RR…ホイールシリンダ 44FL〜44RR…圧力センサ 46A、46B…ストロークセンサ 48、50…圧力センサ 52…電子制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダと、加圧液体供給源と、各
    輪のホイールシリンダに対する加圧液体の給排を制御す
    る制御弁と、前記マスタシリンダと各輪のホイールシリ
    ンダとの連通を制御する開閉弁と、前記制御弁及び前記
    開閉弁を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は通
    常時には前記開閉弁を閉弁状態に維持すると共に、各輪
    のホイールシリンダの圧力が目標制動圧になるよう前記
    制御弁を制御する制動力制御装置の異常判定及び異常箇
    所の特定を行う異常判定装置にして、マスタシリンダの
    圧力を検出する一つのマスタシリンダ圧力センサと、ブ
    レーキペダルの踏み込みストロークを検出する二つのス
    トロークセンサと、ホイールシリンダの圧力を検出する
    ホイールシリンダ圧力センサと、異常判定手段とを有
    し、前記異常判定手段は前記二つのストロークセンサの
    検出値の差が所定値以内であり且つ前記二つのストロー
    クセンサの検出値がマスタシリンダ圧力センサの検出値
    に基づく基準値よりも小さいときには前記開閉弁を開弁
    し、前記マスタシリンダ圧力センサの検出値と前記ホイ
    ールシリンダ圧力センサの検出値とを比較することによ
    り、前記マスタシリンダ圧力センサの異常及び前記ブレ
    ーキペダルのストローク異常の何れであるかを特定する
    ことを特徴とする異常判定装置。
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