JP2005047386A - 車輌の制動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力センサの実際の零点ずれ量より零点補正値が大きくならないよう零点補正値を更新することにより、補正が過大になることを防止しつつ正確にマスタシリンダ圧力を検出する。
【解決手段】暫定の基準値Pm1p、Pm2pが設定され(S110)、圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力、暫定の基準値、暫定の基準値よりも第一の所定値α小さい値のうち2番目に大きい値が更新後の暫定の基準値に設定され(S120、160)、運転者により制動操作が行われていないときに圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力、更新後の暫定の基準値、更新後の暫定の基準値よりも第二の所定値β大きい値のうち2番目に大きい値が更新後の零点補正値Pm1o、Pm2oとされることにより(S150、190)、零点補正値が圧力センサ66、68の零点ずれ量を越えないよう更新される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車輌の制動力制御装置に係り、更に詳細には所謂電子制御式の制動力制御装置に係る。
自動車等の車輌の制動力制御装置の一つとして、例えば下記の特許文献1に記載されている如く、圧力センサによりマスタシリンダ圧力を運転者の制動操作量として検出し、検出されたマスタシリンダ圧力に基づき各車輪のホイールシリンダ圧力を制御する制動力制御装置が従来より知られている。
特開平5−139279号公報
一般に、圧力センサの如きセンサには所謂零点ずれが生じることがあるので、上述の如き制動力制御装置に於いて、マスタシリンダ圧力に基づき各車輪のホイールシリンダ圧力を正確に制御するためには、圧力センサの零点ずれ量の悪影響を排除してマスタシリンダ圧力を正確に検出する必要があり、そのため圧力センサにより検出されたマスタシリンダ圧力を圧力センサの零点補正値にて補正し、補正後のマスタシリンダ圧力に基づいて各車輪のホイールシリンダ圧力を制御することが考えられる。
しかし圧力センサの零点ずれ量は経時的に変化することがあるので、零点補正値が例えば車輌の出荷時に一定の値に設定されると、マスタシリンダ圧力を正確に検出することができなくなる場合があり、特に圧力センサの実際の零点ずれ量に比して零点補正値が大きい場合には、補正が過大になり制動操作量が過少に推定されるため、運転者が制動操作を行っているにも拘らず制動操作が行われていないと判定されたり運転者の制動操作量に対応する十分な制動力が発生されなくなったりする場合がある。
本発明は、圧力センサの如き検出手段により検出される運転者の制動操作量に基づき各車輪のホイールシリンダ圧力を制御するよう構成された従来の制動力制御装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、検出手段の実際の零点ずれ量に比して零点補正値が大きくならないよう零点補正値を更新することにより、補正が過大になることを防止しつつ正確に運転者の制動操作量を検出し運転者の制動操作量に基づいて正確に各車輪のホイールシリンダ圧力を制御することである。
上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項1の構成、即ち制動操作量検出手段により運転者の制動操作量を検出し、検出された制動操作量を前記制動操作量検出手段の零点補正値にて補正し、補正後の制動操作量に基づいて各車輪の目標制動量を演算し、各車輪の制動量が対応する目標制動量になるよう制御する車輌の制動力制御装置に於いて、運転者により制動操作が行われていないときに前記零点補正値が前記制動操作量検出手段の零点ずれ量に近づくよう前記零点補正値を学習により更新する零点補正値更新手段を有し、前記零点補正値更新手段は前記零点補正値が前記制動操作量検出手段の零点ずれ量を越えないよう前記零点補正値を更新することを特徴とする車輌の制動力制御装置によって達成される。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記零点補正値更新手段は前記制動操作量検出手段の零点ずれ量よりも小さい暫定の零点補正値を設定し、運転者により制動操作が行われていないときに前記制動操作量検出手段により検出された制動操作量、前記暫定の零点補正値、前記暫定の零点補正値よりも所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とすることにより前記零点補正値を更新するよう構成される(請求項2の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項2の構成に於いて、前記零点補正値更新手段は暫定の基準値を設定し、前記制動操作量検出手段により検出された制動操作量、前記暫定の基準値、前記暫定の基準値よりも第一の所定値小さい値のうち2番目に大きい値を更新後の暫定の基準値に設定し、運転者により制動操作が行われていないときに前記制動操作量検出手段により検出された制動操作量、更新後の前記暫定の基準値、更新後の前記暫定の基準値よりも第二の所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とするよう構成される(請求項3の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至3の構成に於いて、前記零点補正値更新手段は前記零点補正値を所定の時間毎に更新し、運転者により制動操作が行われているときには前回の前記零点補正値を維持するよう構成される(請求項4の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至4の構成に於いて、前記零点補正値更新手段はストップランプスイッチがオフのときに運転者により制動操作が行われていないと判定するよう構成される(請求項5の構成)。
上記請求項1の構成によれば、制動力制御装置は運転者により制動操作が行われていないときに零点補正値が制動操作量検出手段の零点ずれ量に近づくよう零点補正値を学習により更新する零点補正値更新手段を有し、零点補正値更新手段は零点補正値が制動操作量検出手段の零点ずれ量を越えないよう零点補正値を更新するので、零点補正値が制動操作量検出手段の零点ずれ量に近づくよう零点補正値を更新して運転者の制動操作量を正確に検出し、各車輪の制動量を正確に運転者の制動操作量に応じて制御することができると共に、補正が過大になって制動操作量が過少に推定されることを確実に防止し、これにより運転者が制動操作を行っているにも拘らず制動操作が行われていないと判定されたり運転者の制動操作量に対応する十分な制動力が発生されなくなったりすることを確実に防止することができる。
また上記請求項2の構成によれば、零点補正値更新手段は制動操作量検出手段の零点ずれ量よりも小さい暫定の零点補正値を設定し、運転者により制動操作が行われていないときに制動操作量検出手段により検出された制動操作量、暫定の零点補正値、暫定の零点補正値よりも所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とするので、零点補正値が制動操作量検出手段の零点ずれ量を越えないよう更新後の零点補正値を制動操作量検出手段の零点ずれ量に近づけることができる。
また上記請求項3の構成によれば、零点補正値更新手段は暫定の基準値を設定し、制動操作量検出手段により検出された制動操作量、暫定の基準値、暫定の基準値よりも第一の所定値小さい値のうち2番目に大きい値を更新後の暫定の基準値に設定し、運転者により制動操作が行われていないときに制動操作量検出手段により検出された制動操作量、更新後の暫定の基準値、更新後の暫定の基準値よりも第二の所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とするので、後に詳細に説明する如く、更新毎に確実に零点補正値を制動操作量検出手段の零点ずれ量に近づけることができる。
また上記請求項4の構成によれば、零点補正値更新手段は零点補正値を所定の時間毎に更新し、運転者により制動操作が行われているときには前回の前記零点補正値を維持するので、運転者により制動操作が行われているときに零点補正値が不必要に更新されることを確実に防止することができる。
また上記請求項5の構成によれば、零点補正値更新手段はストップランプスイッチがオフのときに運転者により制動操作が行われていないと判定するので、運転者により制動操作が行われていない状況を確実に判定し、これにより運転者により制動操作が行われていないときに零点補正値を確実に更新することができると共に、運転者により制動操作が行われているときに零点補正値が更新されることを確実に防止することができる。
[課題解決手段の好ましい態様]
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至5の構成に於いて、検出された制動操作量より制動操作量検出手段の零点補正値を減算することにより、検出された制動操作量を制動操作量検出手段の零点補正値にて補正するよう構成される(好ましい態様1)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至5の構成に於いて、制動操作量検出手段は運転者の制動操作量としてマスタシリンダ圧力を検出する圧力センサであるよう構成される(好ましい態様2)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様2の構成に於いて、制動力制御装置はマスタシリンダ圧力を検出する二つの圧力センサを有し、二つの圧力センサにより検出されるマスタシリンダ圧力の各々について零点補正値を更新し零点補正値にてマスタシリンダ圧力を補正するよう構成される(好ましい態様3)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様3の構成に於いて、制動力制御装置は少なくとも補正後の二つのマスタシリンダ圧力の平均値に基づき各車輪の目標制動量を演算し、目標制動量に基づき各車輪の制動力を制御するよう構成される(好ましい態様4)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様4の構成に於いて、制動力制御装置は各車輪の目標制動量として各車輪の目標ホイールシリンダ圧力を演算し、各車輪のホイールシリンダ圧力が対応する目標ホイールシリンダ圧力になるよう制御するよう構成される(好ましい態様5)。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は本発明による車輌の制動力制御装置の実施例の油圧回路を示す概略構成図及び制御系を示すブロック図である。尚図1に於いては、簡略化の目的で各弁のソレノイドの図示は省略されている。
図1に於いて、10は電気的に制御される油圧式のブレーキ装置を示しており、ブレーキ装置10は運転者によるブレーキペダル12の踏み込み操作に応答してブレーキオイルを圧送するマスタシリンダ14を有している。ブレーキペダル12とマスタシリンダ14との間にはドライストロークシミュレータ16が設けられている。
マスタシリンダ14は第一のマスタシリンダ室14Aと第二のマスタシリンダ室14Bとを有し、これらのマスタシリンダ室にはそれぞれ左前輪用のブレーキ油圧供給導管18及び右前輪用のブレーキ油圧制御導管20の一端が接続されている。ブレーキ油圧制御導管18及び20の他端にはそれぞれ左前輪及び右前輪の制動力を制御するホイールシリンダ22FL及び22FRが接続されている。
ブレーキ油圧供給導管18及び20の途中にはそれぞれ常開型の電磁開閉弁(マスタカット弁)24L及び24Rが設けられ、電磁開閉弁24L及び24Rはそれぞれ第一のマスタシリンダ室14A及び第二のマスタシリンダ室14Bと対応するホイールシリンダ22FL及び22FRとの連通を制御する遮断弁として機能する。またマスタシリンダ14と電磁開閉弁24FLとの間のブレーキ油圧供給導管18には常閉型の電磁開閉弁(常閉弁)26を介してウェットストロークシミュレータ28が接続されている。
マスタシリンダ14にはリザーバ30が接続されており、リザーバ30には油圧供給導管32の一端が接続されている。油圧供給導管32の途中には電動機34により駆動されるオイルポンプ36が設けられており、オイルポンプ36の吐出側の油圧供給導管32には高圧の油圧を蓄圧するアキュムレータ38が接続されている。リザーバ30とオイルポンプ36との間の油圧供給導管32には油圧排出導管40の一端が接続されている。リザーバ30、オイルポンプ36、アキュムレータ38等は後述の如くホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RR内の圧力を増圧するための高圧の圧力源として機能する。
尚図1には示されていないが、オイルポンプ36の吸入側の油圧供給導管32と吐出側の油圧供給導管32とを連通接続する導管が設けられ、該導管の途中にはアキュムレータ38内の圧力が基準値を越えた場合に開弁し吐出側の油圧供給導管32より吸入側の油圧供給導管32へオイルを戻すリリーフ弁が設けられている。
オイルポンプ36の吐出側の油圧供給導管32は、油圧制御導管42により電磁開閉弁24Lとホイールシリンダ22FLとの間のブレーキ油圧供給導管18に接続され、油圧制御導管44により電磁開閉弁24Rとホイールシリンダ22FRとの間のブレーキ油圧供給導管20に接続され、油圧制御導管46により左後輪用のホイールシリンダ22RLに接続され、油圧制御導管48により右後輪用のホイールシリンダ22RRに接続されている。
油圧制御導管42、44、46、48の途中にはそれぞれ常閉型の電磁式のリニア弁50FL、50FR、50RL、50RRが設けられている。リニア弁50FL、50FR、50RL、50RRに対しホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRの側の油圧制御導管42、44、46、48はそれぞれ油圧制御導管52、54、56、58により油圧排出導管40に接続されており、油圧制御導管52、54の途中にはそれぞれ常閉型の電磁式のリニア弁60FL、60FRが設けられ、また油圧制御導管56、58の途中にはそれぞれ常閉型の電磁式のリニア弁よりも低廉な常開型の電磁式のリニア弁60RL、60RRが設けられている。
リニア弁50FL、50FR、50RL、50RRはそれぞれホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRに対する増圧弁(保持弁)として機能し、リニア弁60FL、60FR、60RL、60RRはそれぞれホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRに対する減圧弁として機能し、従ってこれらのリニア弁は互いに共働してアキュムレータ38内より各ホイールシリンダに対する高圧のオイルの給排を制御する増減圧制御弁を構成している。
尚各電磁開閉弁、各リニア弁及び電動機34に駆動電流が供給されない非制御時には電磁開閉弁24L及び24Rは開弁状態に維持され、電磁開閉弁26、リニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL及び60FRは閉弁状態に維持され、リニア弁60RL及び60RRは開弁状態に維持される(非制御モード)。またリニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL〜60RRの何れかが失陥し、対応するホイールシリンダ内の圧力を正常に制御できなくなった場合にも各電磁開閉弁等は非制御モードに設定され、これにより左右前輪のホイールシリンダ内の圧力は直接マスタシリンダ14により制御される。
図1に示されている如く、第一のマスタシリンダ室14Aと電磁開閉弁24Lとの間のブレーキ油圧制御導管18には該制御導管内の圧力を第一のマスタシリンダ圧力Pm1として検出する第一の圧力センサ66が設けられている。同様に第二のマスタシリンダ室14Bと電磁開閉弁24Rとの間のブレーキ油圧制御導管20には該制御導管内の圧力を第二のマスタシリンダ圧力Pm2として検出する第二の圧力センサ68が設けられている。ブレーキペダル12には運転者によるブレーキペダルの踏み込みストロークStを検出するストロークセンサ70が設けられ、オイルポンプ34の吐出側の油圧供給導管32には該導管内の圧力をアキュムレータ圧力Paとして検出する圧力センサ72が設けられている。
それぞれ電磁開閉弁24L及び24Rとホイールシリンダ22FL及び22FRとの間のブレーキ油圧供給導管18及び20には、対応する導管内の圧力をホイールシリンダ22FL及び22FR内の圧力Pfl、Pfrとして検出する圧力センサ74FL及び74FRが設けられている。またそれぞれ電磁開閉弁50RL及び50RRとホイールシリンダ22RL及び22RRとの間の油圧制御導管46及び48には、対応する導管内の圧力をホイールシリンダ22RL及び22RR内の圧力Prl、Prrとして検出する圧力センサ74RL及び74RRが設けられている。
電磁開閉弁24L及び24R、電磁開閉弁26、電動機34、リニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL〜60RRは、電子制御装置78により制御される。電子制御装置78はマイクロコンピュータ80と駆動回路82とよりなっている。尚マイクロコンピュータ80は図1には詳細に示されていないが例えばCPUとROMとRAMと入出力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続された一般的な構成のものであってよい。
マイクロコンピュータ80には、圧力センサ66及び68よりそれぞれ第一のマスタシリンダ圧力Pm1及び第二のマスタシリンダ圧力Pm2を示す信号、ストロークセンサ70よりブレーキペダル12の踏み込みストロークStを示す信号、圧力センサ72よりアキュムレータ圧力Paを示す信号、圧力センサ74FL〜74RRよりそれぞれホイールシリンダ22FL〜22RR内の圧力Pi(i=fl、fr、rl、rr)を示す信号、ストップランプスイッチ(STPSW)76より該ストップランプスイッチがオンであるか否かを示す信号が入力される。
マイクロコンピュータ80は、後述の如く図2に示されたフローチャートによる制動力制御ルーチンを記憶しており、ブレーキペダル12が踏み込まれると電磁開閉弁26を開弁すると共に、電磁開閉弁24L及び24Rを閉弁し、その状態にて圧力センサ66、68により検出され且つ零点補正値にて補正されたマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2及びストロークセンサ70より検出された踏み込みストロークStに基づき各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Pti(i=fl、fr、rl、rr)をマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2よりも高い値に演算し、各車輪のホイールシリンダ圧力Piが目標ホイールシリンダ圧力Ptiになるようリニア弁50FL〜50RR及びリニア弁60FL〜60RRを制御する。
以上の説明より解る如く、マイクロコンピュータ80は運転者の制動操作量に基づき各車輪の目標ホイールシリンダ圧力を演算し、電磁開閉弁24L及び24R、電磁開閉弁26、電動機34、リニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL〜60RR、電子制御装置78、圧力センサ66等の各センサと共働して高圧の圧力源の圧力を使用して電磁開閉弁24L及び24Rを閉弁させた状態で各車輪のホイールシリンダ圧力が対応する目標ホイールシリンダ圧力になるようリニア弁50FL〜50RR及びリニア弁60FL〜60RRを制御する制御手段を構成している。
図示の実施例に於いては、マイクロコンピュータ80は後述の如く図3に示されたフローチャートによるマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2に対する零点補正値更新ルーチンを記憶しており、ストップランプスイッチ76よりの信号に基づき運転者により制動操作が行われていないか否かを判定し、運転者により制動操作が行われていないときにはマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2に対する零点補正値がそれぞれ圧力センサ66及び68の零点ずれ量に近づくよう各零点補正値を学習により更新する。
特にマイクロコンピュータ80は、暫定の基準値を設定し、圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力、暫定の基準値、暫定の基準値よりも第一の所定値小さい値のうち2番目に大きい値を更新後の暫定の基準値に設定し、運転者により制動操作が行われていないときに圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力、更新後の暫定の基準値、更新後の暫定の基準値よりも第二の所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とすることにより、零点補正値が圧力センサ66、68の零点ずれ量を越えないよう零点補正値を更新する。
次に図2に示されたフローチャートを参照して実施例に於ける制動力制御について説明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御はマイクロコンピュータ80が起動されることにより開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては運転者による制動要求があるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ20へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ30へ進む。尚運転者による制動要求があるか否かの判別は、例えば圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力Pm1及びPm2の平均値Pmaが開始基準値Pms(正の定数)以上であるか否か又はストロークセンサ70により検出された踏み込みストロークStが開始基準値Sts(正の定数)以上であるか否か又はストップランプスイッチ76がオンであるか否かの判別により行われてよい。
ステップ20に於いては電磁開閉弁26が開弁され又は開弁状態が維持されると共に、電磁開閉弁24L及び24Rが閉弁され又は閉弁状態が維持され、これによりマスタシリンダ14とウェットストロークシミュレータ28とが連通接続されると共に、マスタシリンダ14と各車輪のホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRとの連通が遮断される。ステップ30に於いては電磁開閉弁26が閉弁されると共に、電磁開閉弁24L及び24Rが開弁され、これによりマスタシリンダ14とウェットストロークシミュレータ28との連通が遮断されると共に、マスタシリンダ14と各車輪のホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRとが連通接続される。
ステップ40に於いては圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2を示す信号及び後述の図3に示されたルーチンにより更新されるマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2に対する零点補正値Pm1o、Pm2oの読み込みが行われると共に、マスタシリンダ圧力Pm1、Pm2がそれぞれ零点補正値Pm1o、Pm2oにて減算されることにより補正される。
ステップ50に於いては補正後のマスタシリンダ圧力Pm1及びPm2の平均値Pmaが演算されると共に、平均値Pmaに基づき図4に示されたグラフに対応するマップよりマスタシリンダ圧力に基づく目標減速度Gptが演算される。
ステップ60に於いてはストロークセンサ70により検出された踏み込みストロークStに基づき図5に示されたグラフに対応するマップより踏み込みストロークに基づく目標減速度Gstが演算される。
ステップ70に於いては前回の最終目標減速度Gtfに基づき図6に示されたグラフに対応するマップより目標減速度Gptに対する重みα(0≦α≦1)が演算されると共に、下記の式1に従って目標減速度Gpt及び目標減速度Gstの重み付け和として最終目標減速度Gtが演算される。尚図示の実施例に於いては、重みαは前回の最終目標減速度Gtfに基づき演算されるようになっているが、目標減速度Gpt又はGstに基づき演算されるよう修正されてもよい。
Gt=α・Gpt+(1−α)Gst ……(1)
ステップ80に於いては最終目標減速度Gtに対する各車輪の目標ホイールシリンダ圧力の係数(各車輪のブレーキ効き係数を考慮した正の変換係数)をKi(i=fl、fr、rl、rr)として、下記の式2に従って各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Pti(i=fl、fr、rl、rr)が演算される。
Pti=Ki・Gt ……(2)
ステップ90に於いては各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiとホイールシリンダ圧力Piとの偏差ΔPiに基づき図には示されていないマップ又は関数によりリニア弁50FL〜50RRの目標電流Ihi及びリニア弁60FL〜60RRの目標電流Idiが演算されると共に、目標電流Ihi及びIdiに基づきリニア弁50FL〜50RR及びリニア弁60FL〜60RRが制御されることにより、各車輪の制動圧Piが目標ホイールシリンダ圧力Ptiになるよう制御される。
図3は実施例に於けるマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2に対する零点補正値更新ルーチンを示すフローチャートである。尚図3に示されたルーチンによる零点補正値更新はマイクロコンピュータ80が起動されることにより開始され、所定の時間毎に割り込みにより繰り返し実行される。
まずステップ110に於いては零点補正値の暫定の基準値Pm1p及びPm2pがそれぞれ初期値Pm1po及びPm2poに設定されると共に、暫定の零点補正値Pm1o及びPm2oがそれぞれ初期値Pm1qo及びPm2qoに設定される。尚暫定の基準値Pm1p、Pm2p及び暫定の零点補正値Pm1o、Pm2oは例えば車輌の出荷時に設定され、マイクロコンピュータ80のROMに格納される。この場合、図7に示されている如く、暫定の基準値の初期値Pm1po及びPm2poは圧力センサに於いて生じるプラス側の零点ずれ量の最大値(破線)よりも大きい値に設定され、暫定の零点補正値の初期値Pm1qo及びPm2qoは圧力センサに於いて生じるマイナス側の零点ずれ量の最小値(一点鎖線)よりも小さい値に設定される。
ステップ120に於いては暫定の基準値Pm1pの前回値をPm1pfとし、αを正の定数として、下記の式3に従って圧力センサ66について暫定の基準値Pm1pが演算される。尚下記の式3に於けるMEDは括弧内の数値のうち2番目に大きい値(中間の大きさの値)を選択することを意味し、このことは後述の他の式についても同様である。
Pm1p=MED(Pm1pf,Pm1p−α,Pm1) ……(3)
ステップ130に於いてはストップランプスイッチ76がオンであるか否かの判別により、運転者により制動操作が行われているか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ140に於いて零点補正値Pm1oが前回値Pm1ofに設定され、否定判別が行われたときにはステップ150に於いて零点補正値Pm1oの前回値をPm1ofとし、βを正の定数として、下記の式4に従って圧力センサ66について零点補正値Pm1oが演算される。
Pm1o=MED(Pm1of,Pm1of+β,Pm1p) ……(4)
同様に、ステップ160に於いては暫定の基準値Pm2pの前回値をPm2pfとし、αを正の定数として、下記の式5に従って圧力センサ68について暫定の基準値Pm2pが演算される。
Pm2p=MED(Pm2pf,Pm2p−α,Pm2) ……(5)
ステップ170に於いてはストップランプスイッチ76がオンであるか否かの判別により、運転者により制動操作が行われているか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ180に於いて零点補正値Pm2oが前回値Pm2ofに設定され、否定判別が行われたときにはステップ190に於いて零点補正値Pm2oの前回値をPm2ofとし、βを正の定数として、下記の式6に従って圧力センサ68について零点補正値Pm2oが演算される。
Pm2o=MED(Pm2of,Pm2of+β,Pm2p) ……(6)
かくして図示の実施例によれば、ステップ40に於いてマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2がそれぞれ零点補正値Pm1o、Pm2oにて減算されることにより補正され、ステップ50〜80に於いて補正後のマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2及び踏み込みストロークStに基づき各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算され、各車輪のホイールシリンダ圧力Piがマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2よりも高い目標制動圧Ptiになるよう、電磁開閉弁24L及び24Rが閉弁された状態でブレーキバイワイヤ式に制御される。
この場合零点補正値Pm1o、Pm2oは、図3に示されたフローチャートによる零点補正値更新ルーチンにより、運転者により制動操作が行われていないときにはマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2に対する零点補正値がそれぞれ圧力センサ66及び68の零点ずれ量に近づくよう学習により更新されるので、零点補正値Pm1o、Pm2oを更新毎に確実に圧力センサ66及び68の零点ずれ量に漸次近づけることができ、これによりマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2を正確に検出することができる。
特に図示の実施例によれば、暫定の基準値が設定され、圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力、暫定の基準値、暫定の基準値よりも第一の所定値α小さい値のうち2番目に大きい値が更新後の暫定の基準値に設定され、運転者により制動操作が行われていないときに圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力、更新後の暫定の基準値、更新後の暫定の基準値よりも第二の所定値β大きい値のうち2番目に大きい値が更新後の零点補正値とされることにより、零点補正値が圧力センサ66、68の零点ずれ量を越えないよう更新される。
従って図7に示されている如く、零点補正値Pm1o、Pm2oにて補正後のマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2(二点鎖線)が実際のマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2(実線)よりも小さくなることがないので、零点補正値Pm1o、Pm2oによるマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2の補正が過大になって運転者の制動操作量が過少に推定されることを確実に防止し、これにより運転者が制動操作を行っているにも拘らず制動操作が行われていないと判定されたり運転者の制動操作量に対応する十分な制動力が発生されなくなったりすることを確実に防止することができる。
また図示の実施例によれば、二つの圧力センサ66、68によりそれぞれマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2が検出され、検出されたマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2が上述の如く更新される零点補正値Pm1o、Pm2oにて補正され、補正後のマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2の平均値Pmaに基づいて各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算されるので、一つの圧力センサにより検出されたマスタシリンダ圧力に基づいて各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算される場合や、二つの圧力センサにより検出されたマスタシリンダ圧力の一方のみが上述の如く更新される零点補正値にて補正される場合に比して、正確に運転者の制動操作量に応じて各車輪の制動力を制御することができる。
更に図示の実施例によれば、零点補正値Pm1o、Pm2oは車輌の走行毎に更新されるので、車輌の走行終了時に最後に更新された零点補正値Pm1o、Pm2oを記憶するFEEPROMの如き不揮発性の記憶手段は不要である。尚車輌の走行終了時に最後に更新された零点補正値Pm1o、Pm2oが不揮発性の記憶手段に記憶され、次の車輌の走行時にそれらの零点補正値がステップ110に於いて初期値に設定されるよう修正されてもよい。
以上に於いては本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の実施例に於いては、二つの圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2が上述の如く更新される零点補正値Pm1o、Pm2oにて補正されるようになっているが、ストロークセンサ70により検出された踏み込みストロークStも同様に補正されるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、ステップ130及び170に於いてストップランプスイッチ76がオンであるか否かの判別により、運転者により制動操作が行われているか否かの判別が行われるようになっているが、ストロークセンサ70により検出された踏み込みストロークSt又はストップランプスイッチ76よりの信号及び踏み込みストロークStに基づき運転者により制動操作が行われているか否かの判別が行われるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、図3のルーチンは図2のルーチンとは独立し、割り込みにより実行されるようになっているが、図3のステップ180又は190の完了後に図2のステップ10へ進むよう修正されることにより、図2及び図3の各ステップが一つのルーチンとして実行されるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、マスタシリンダ圧力は二つの圧力センサ66及び68により検出され、各検出値Pm1、Pm2が上述の如く更新される零点補正値Pm1o、Pm2oにて補正されるようになっているが、マスタシリンダ圧力は一つの圧力センサにより検出され、その検出値が上述の如く更新される零点補正値にて補正されるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、各車輪の目標制動圧Ptiは運転者の制動操作量を示す値としてのマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2の平均値Pma及びブレーキペダルの踏み込み量Stに基づいて運転者の要求減速度Gtが演算され、各車輪の目標制動圧Ptiは運転者の要求減速度Gtに基づいて演算されるようになっているが、制動力の制御自体は本発明の要旨をなすものではなく、当技術分野に於いて公知の任意の要領にて実行されてよい。
更に上述の実施例に於いては、各車輪のホイールシリンダ圧力Piを制御する増減圧制御弁は増圧制御弁としてのリニア弁50FL〜50RR及び減圧制御弁としてのリニア弁60FL〜60RRよりなっているが、これらの弁は増減圧及び保持の機能を備えた制御弁に置き換えられてもよい。
本発明による車輌の制動力制御装置の実施例の油圧回路を示す概略構成図及び制御系を示すブロック図である。 実施例に於ける制動力制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例に於ける零点補正値更新ルーチンを示すフローチャートである。 マスタシリンダ圧力の平均値Pmaと目標減速度Gptとの間の関係を示すグラフである。 ブレーキペダルの踏み込みストロークStと目標減速度Gstとの間の関係を示すグラフである。 前回の最終目標減速度Gtfと目標減速度Gptに対する重みαとの間の関係を示すグラフである。 暫定の基準値の初期値Pm1po、Pm2po及び暫定の零点補正値の初期値Pm1qo、Pm2qoと共にブレーキペダルの踏み込みストロークStとマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2との間の関係を示すグラフである。
符号の説明
10 ブレーキ装置
12 ブレーキペダル
14 マスタシリンダ
22FL〜22RR ホイールシリンダ
24F、24R、26 電磁開閉弁
50FL〜50RR リニア弁
60FL〜60RR リニア弁
66、68 圧力センサ
70 ストロークセンサ
72、74FL〜74RR 圧力センサ
78 電子制御装置

Claims (5)

  1. 制動操作量検出手段により運転者の制動操作量を検出し、検出された制動操作量を前記制動操作量検出手段の零点補正値にて補正し、補正後の制動操作量に基づいて各車輪の目標制動量を演算し、各車輪の制動量が対応する目標制動量になるよう制御する車輌の制動力制御装置に於いて、運転者により制動操作が行われていないときに前記零点補正値が前記制動操作量検出手段の零点ずれ量に近づくよう前記零点補正値を学習により更新する零点補正値更新手段を有し、前記零点補正値更新手段は前記零点補正値が前記制動操作量検出手段の零点ずれ量を越えないよう前記零点補正値を更新することを特徴とする車輌の制動力制御装置。
  2. 前記零点補正値更新手段は前記制動操作量検出手段の零点ずれ量よりも小さい暫定の零点補正値を設定し、運転者により制動操作が行われていないときに前記制動操作量検出手段により検出された制動操作量、前記暫定の零点補正値、前記暫定の零点補正値よりも所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とすることにより前記零点補正値を更新することを特徴とする請求項1に記載の車輌の制動力制御装置。
  3. 前記零点補正値更新手段は暫定の基準値を設定し、前記制動操作量検出手段により検出された制動操作量、前記暫定の基準値、前記暫定の基準値よりも第一の所定値小さい値のうち2番目に大きい値を更新後の暫定の基準値に設定し、運転者により制動操作が行われていないときに前記制動操作量検出手段により検出された制動操作量、更新後の前記暫定の基準値、更新後の前記暫定の基準値よりも第二の所定値大きい値のうち2番目に大きい値を更新後の零点補正値とすることを特徴とする請求項2に記載の車輌の制動力制御装置。
  4. 前記零点補正値更新手段は前記零点補正値を所定の時間毎に更新し、運転者により制動操作が行われているときには前回の前記零点補正値を維持することを特徴とする請求項1乃至3に記載の車輌の制動力制御装置。
  5. 前記零点補正値更新手段はストップランプスイッチがオフのときに運転者により制動操作が行われていないと判定することを特徴とする請求項1乃至4に記載の車輌の制動力制御装置。
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