JPH11300425A - 絞り型の静音構造とその静音助走ユニット - Google Patents

絞り型の静音構造とその静音助走ユニット

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JPH11300425A
JPH11300425A JP10108874A JP10887498A JPH11300425A JP H11300425 A JPH11300425 A JP H11300425A JP 10108874 A JP10108874 A JP 10108874A JP 10887498 A JP10887498 A JP 10887498A JP H11300425 A JPH11300425 A JP H11300425A
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0076Noise or vibration isolation means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D24/00Special deep-drawing arrangements in, or in connection with, presses
    • B21D24/04Blank holders; Mounting means therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 絞り型のブランクホルダー上の薄板にダイが
当接する際の騒音をできるだけ少なくする絞り型の静音
構造を提供する。 【解決手段】 クッションピン4とブランクホルダー3
との間にサブブランクホルダー5を配置し、サブブラン
クホルダーとブランクホルダーとの間に弾性体を介在さ
せてサブブランクホルダーとブランクホルダーとの間に
ブランクホルダーの助走隙間H1を設け、サブブランク
ホルダーに、ダイ7がブランクホルダー上の薄板に衝合
する前にブランクホルダーを押圧して助走させる助走レ
バー13を回動自在に設け、ダイの助走レバーに対向す
る箇所に助走レバーを駆動する作動カム31を配置し、
ブランクホルダーが助走後ダイがブランクホルダー上の
薄板に衝合するようにした絞り型の静音構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や家電部品
などの板金部品を絞り加工する時に使用する絞り型の静
音構造とその静音助走ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】絞り型の一例を図6に示す。この絞り型
は、中央に位置させたパンチ101と、パンチ101に
外嵌めされクッションピン102により支持されて昇降
自在に設けられたブランクホルダー103と、パンチ1
01に対向して配置し昇降するダイ104とよりなる。
【0003】パンチ101とブランクホルダー103と
よりなる下型109は、プレス機械のボルスター106
に固定される。ダイ104よりなる上型110はプレス
機械のラム107に固定されて、プレス機械を駆動する
と昇降する。また、ブランクホルダー103はクッショ
ンピン102により支持されていて、プレス機械のクッ
ション装置によりクッションピン102を昇降させ、そ
れに伴ってブランクホルダー103も昇降する。
【0004】絞り加工について説明すると、まず、ブラ
ンクホルダー103を二点鎖線で示す位置までクッショ
ンピン102により上昇させる。次に、薄板108を二
点鎖線で示すように、ブランクホルダー103およびパ
ンチ101上に載置する。その後、上型110を下降さ
せると、パンチ101の全外周においてダイ104がブ
ランクホルダー103上の薄板108に衝合してブラン
クホルダー103とダイ104とで薄板108を挟持す
る。続いて、上型110が下降すると、ブランクホルダ
ー103とダイ104とで挟持した薄板108は絞り込
まれ上型110が図示の下死点に至るとワークWに絞り
込まれる。
【0005】上型110が上昇すると、クッションピン
102の上昇力によりブランクホルダー103を二点鎖
線の状態まで上昇させ、ワークWをパンチ101から外
す。上型110ではダイ104にエアベント105が設
けられていてワークWが自重により落下する際ワークW
とダイ104との間が負圧になるのを避ける。あるいは
スプリングで付勢された押出ピン(図示せず)によりワ
ークWを下方に移動させてワークWをダイ104より外
し、プレス機械より取り出されたワークWは次工程のプ
レス機械に送られる。
【0006】上記の絞り加工において、ブランクホルダ
ー103上に載置した薄板108にダイ104が衝合す
る時、パンチ101の全外周全面にわたる薄板108と
ダイ104とが同時に接触し、クッションピン102の
圧力は60〜100トン程度あることもあり、大きな騒
音が生じている。静かな環境が求められている昨今にお
いては、絞り型の騒音は大きな社会問題になっている。
【0007】この絞り型のブランクホルダー上の薄板に
ダイが衝合する時に生じる騒音を防止するために、ブラ
ンクホルダー上にウレタンゴムやガススプリングを設け
てダイがブランクホルダー上の薄板に衝合する前にウレ
タンゴムやガススプリングに衝合させ衝撃力をいくらか
でも吸収させ騒音をへらす試みが行われたが十分な効果
は得られていない。
【0008】また、ダイがブランクホルダー上の薄板に
衝合した時に、クッションピンの下降のはじめの一定の
時間だけにクッション圧を下げる試みがなされている
が、これはプレス機械のクッション装置を改良せねばな
らず、コストがかかり過ぎる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】絞り型において、ブラ
ンクホルダー上の薄板にダイが衝合する際、大きな騒音
を発生するが、この騒音をできるだけ小さくすることが
求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、薄板の絞り加工おいて、ブランクホルダ
ー上の薄板にダイが衝合する際の騒音を可及的に小さく
すべく、パンチと、パンチに外嵌めされクッションピン
により支持されて昇降自在に設けられたブランクホルダ
ーと、パンチに対向して配置し昇降するダイとよりな
り、クッションピンにより上昇したブランクホルダー上
に薄板を載置し、ダイを下降させてブランクホルダーと
ダイとで薄板を挟持しパンチとにより薄板を絞り加工す
る絞り型において、クッションピンとブランクホルダー
との間にサブブランクホルダーを配置し、サブブランク
ホルダーとブランクホルダーとの間に弾性体を介在させ
てサブブランクホルダーとブランクホルダーとの間にブ
ランクホルダーの助走隙間を設け、サブブランクホルダ
ーに、ダイがブランクホルダー上の薄板に衝合する前に
ブランクホルダーを押圧して助走させる助走レバーを回
動自在に設け、ダイの助走レバーに対向する箇所に助走
レバーを駆動する作動カムを配置し、ブランクホルダー
が助走後ダイがブランクホルダー上の薄板に衝合するよ
うにした絞り型の静音構造とした。
【0011】また、本発明は、具体的には、速度を変化
させる傾斜角のカム面を有する作動カムとした。さら
に、本発明は、既存の絞り型の静音構造への改良を容易
にするため、サブブランクホルダーとダイに取付けら
れ、ブランクホルダーを助走させてからサブブランクホ
ルダーに衝合させるようにした静音助走ユニットとし
た。
【0012】さらにその上に、本発明は、既存の絞り型
の静音構造への改良を容易にするため、助走レバーおよ
び助走レバーを駆動する作動カムを有する静音助走ユニ
ットとした。また、本発明は、上型のパッドなどによる
騒音源の静音を期するために、下型に作動カムを設け、
上型の前記作動カムに対向する箇所に助走レバーを設け
たので、静音が期せる。
【0013】さらに、本発明は、薄板あるいはワークを
挟持して加工するプレス型において、薄板あるいはワー
クを挟持する前に静音ユニットにより助走させてから挟
持するようにしたプレス型であるので、プレス型におい
て静音が期せる。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明は、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて以下詳細に説明する。図1で
は、下型1は、パンチ2と、パンチ2に外嵌めされ昇降
自在に設けられたブランクホルダー3と、同じくパンチ
2に外嵌めされブランクホルダー3の下方でクッション
ピン4に支持されたサブブランクホルダー5とよりな
る。
【0015】上型6は、パンチ2に対向して配置された
ダイ7よりなる。下型1のサブブランクホルダー5とブ
ランクホルダー3との間にはバネ11を介在させてブラ
ンクホルダー3をサブブランクホルダー5上に浮上させ
隙間を設け、その隙間を助走隙間H1 とする。なお、バ
ネ11はサブブランクホルダー5の上面に凹設した支持
穴12に挿入する。ここでは、バネを例示しているが、
ウレタンゴムなどの弾性体でブランクホルダーを支持し
加圧後圧縮され、加圧力が除かれると復元するものであ
ればよい。
【0016】また、ブランクホルダー3を押圧して助走
させる概略三角形状の助走レバー13は、ブラケット1
4に回動自在に設ける。ブラケット14はボルト15に
よりサブブランクホルダー5により固定し、キー16は
ブラケット14のサブホルダー5の取付位置を正確にす
るため設ける。サブブランクホルダー5とダイ7に取付
けられ、ブランクホルダー3を助走させてからサブブラ
ンクホルダー5に衝合させる静音助走ユニットを設け
る。その一例を図示する。
【0017】助走レバー13はブラケット14に設けた
回転軸17のまわりに回転自在に設け、ブランクホルダ
ー3のフランジ18を押圧させる。助走レバー13の押
圧面19が常時、フランジ18に当接するように、助走
レバー13とブラケット14との間には引っ張りバネ2
0を設ける。助走レバー13の上部にローラ21を回転
自在に設け、ブラケット14の前記ローラ21に対向す
る箇所にローラ22を回転自在に設ける。
【0018】ローラ21とローラ22との間に対向する
ダイ7の箇所に、作動カム31を設ける。この作動カム
31は支持台32を介してダイ7に取付ける。支持台3
2はボルト33によりダイ7に、作動カム31はボルト
34により支持台32によりそれぞれ固定する。作動カ
ム31と支持台32とを一体物として製作してもよい。
【0019】作動カム31は、上型6が下降する当初ロ
ーラ21に接触する部位に直角に近い低速傾斜角αを有
し、続いて中速傾斜角βを連設してなるカム面35を有
し、低速傾斜角αと中速傾斜角βとの連続部は円弧で滑
らかに接続する。作動カム31の低速傾斜角α、中速傾
斜角βを変化させることにより助走レバー13の下降速
度、ブランクホルダー3の下降速度を制御できる。
【0020】上記では、助走レバー13と作動カム31
を有する静音助走ユニットについて述べたが、本発明は
これに限定されずサブブランクホルダーとダイに取付け
られ、ブランクホルダーを助走させてからサブブランク
ホルダーに衝合させる機構のものであればよい。例え
ば、押し下げロッドをダイに固定しておき、押し下げロ
ッドによりブランクホルダーを助走させるようにしても
よい。
【0021】次に、作動について説明する。薄板41を
パンチ2およびブランクホルダー3上に載置する。上型
6が下降し、作動カム31により助走レバー13がブラ
ンクホルダー3のフランジ18に当接し始める状態を図
1に示す。この図1のブランクホルダー3とダイ7との
作動開始隙間H2 は、ブランクホルダー3が助走後にサ
ブブランクホルダー5と衝合させるようにするために、
助走隙間H1 より大きく設定する。助走隙間H1 および
作動開始隙間H2 、助走隙間H1 と作動開始隙間H2
の関係(作動開始隙間H2 は助走隙間H1 よりどの程度
大きいものか)は、消音効果が十分なものに設定する。
【0022】ブランクホルダー3が助走レバー13によ
り走助させられ、バネ11を圧縮してブランクホルダー
3の下面がサブブランクホルダー5の上面に当接後、ブ
ランクホルダー3の薄板41にダイ7が当接する。その
状態が図2に示す状態である。ダイ7は静止しているブ
ランクホルダー3でなく助走しているブランクホルダー
3の薄板41に当接することとなる。静止している薄板
41にダイ7が衝合するのでなく、助走している薄板4
1にダイ7が当接するのでほとんど騒音は発生しない。
【0023】その後、上型6が引き続き下降し、図3に
示す下死点の状態で絞りが完了し、ワークWが形成され
る。上型6が上昇すると、ワークWはブランクホルダー
3によりパンチ2より外され、ダイ7にエアベント8が
設けられていてワークWが自重により落下する際ワーク
Wとダイ7との間が負圧になるのを避ける。あるいはス
プリングで付勢された押出ピン(図示せず)によりワー
クWをダイ7外に排出する。
【0024】図4には、ダイ7にガイドプレート51を
ボルト52により取付けたものを示し、ガイドプレート
51はブランクホルダー3を摺動させ、ブランクホルダ
ー3の位置決めをなす。また、サブブランクホルダー5
にはガイドポスト53をボルト54により取付け、ガイ
ドプレート53はブランクホルダー3を摺動させ、サブ
ブランクホルダー5の位置決めをなす。
【0025】助走レバー13、ブラケット14、作動カ
ム31など(ローラ21、ローラ22、回転軸17、引
っ張りバネ20、支持台32を含む)を規格部品として
大きさに応じて種々なものを備えておくと、既存の絞り
型を静音構造のものに容易に変更できる。なお、ブラン
クホルダー3の下面あるいはサブブランクホルダー5の
上面にウレタンシートなどを張設しておくと、より一層
の静音効果が得られる。
【0026】また、上記は、助走レバー13およびブラ
ケット14を下型1に、作動カム31を上型6に取付け
た例について述べたが、図5に示すように、助走レバー
63およびブラケット64を上型6に、作動カム81を
下型1に設けても静音効果が得られる。この場合、パッ
ド51はスプリング52で付勢されているが、助走レバ
ー63および作動カム81により助走して後、薄板41
に衝合するので静音効果が得られる。
【0027】さらに、本発明は、曲げや一端側を下方へ
曲げ他端側を上方へ曲げる二重曲げの時に、薄板あるい
はワークを挟持する前に静音ユニットにより助走してか
ら挟持するようにし、静音効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述のように、パンチと、パ
ンチに外嵌めされクッションピンにより支持されて昇降
自在に設けられたブランクホルダーと、パンチに対向し
て配置し昇降するダイとよりなり、クッションピンによ
り上昇したブランクホルダー上に薄板を載置し、ダイを
下降させてブランクホルダーとダイとで薄板を挟持しパ
ンチとにより薄板を絞り加工する絞り型において、クッ
ションピンとブランクホルダーとの間にサブブランクホ
ルダーを配置し、サブブランクホルダーとブランクホル
ダーとの間に弾性体を介在させてサブブランクホルダー
とブランクホルダーとの間にブランクホルダーの助走隙
間を設け、サブブランクホルダーに、ダイがブランクホ
ルダー上の薄板に衝合する前にブランクホルダーを押圧
して助走させる助走レバーを回動自在に設け、ダイの助
走レバーに対向する箇所に助走レバーを駆動する作動カ
ムを配置し、ブランクホルダーが助走後ダイがブランク
ホルダー上の薄板に衝合するようにした絞り型の静音構
造であるので、ブランクホルダーが助走してからブラン
クホルダー上の薄板にダイが衝合するので、静止してい
るブランクホルダーの薄板にダイが衝合するのに比して
可及的に騒音の発生を減少できる。また、本発明は、助
走レバーや回転カムをユニット化することにより既存の
絞り型の改良用静音構造として使用することができる。
【0029】また、本発明は、作動カムのカム面の傾斜
角を種々に変化させることにより、ブランクホルダーの
助走の速度を制御できる。さらに、本発明は、サブブラ
ンクホルダーとダイに取付けられ、ブランクホルダーを
助走させてからサブブランクホルダーに衝合させるよう
にした静音助走ユニットとしたので、既存の絞り型の静
音構造への改良が容易にできる。
【0030】さらにその上に、本発明は、助走レバーお
よび助走レバーを駆動する作動カムを有する静音助走ユ
ニットとしたので、既存の絞り型の静音構造への改良が
容易にできる。また、本発明は、下型に作動カムを設
け、上型の前記作動カムに対向する箇所に助走レバーを
設けたので、上型のパッドなどによる騒音源の静音が期
せる。
【0031】さらに、本発明は、薄板あるいはワークを
挟持して加工するプレス型において、薄板あるいはワー
クを挟持する前に静音ユニットにより助走させてから挟
持するようにしたプレス型であるので、プレス型におい
て静音が期せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の助走レバーの作動が開始し始めた状態
を示す要部の縦断面図である。
【図2】本発明のブランクホルダーが助走し、サブブラ
ンクホルダーに当接してからダイがブランクホルダー上
の薄板に接合した状態を示す要部の縦断面図である。
【図3】本発明の図2の状態から上型がさらに下降し、
絞りが完了した下死点の状態を示す要部の縦断面図であ
る。
【図4】本発明の絞り型の下死点の状態を示し、ガイド
プレートがサブブランクホルダーを位置決めしている状
態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の下型に作動カムを、上型に助走レバ
ー、ブラケットをそれぞれ設けたプレス型の縦断面図で
ある。
【図6】従来の絞り型の縦断面図である。
【符号の説明】
1…下型 2…パンチ 3…ブランクホルダー 4…クッションピン 5…サブブランクホルダー 6…上型 7…ダイ 8…エアベント 11…バネ 13…助走レバー 14…ブラケット 31…作動カム 32…支持台 41…薄板 W…ワーク
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、薄板の絞り加工において、ブランクホル
ダー上の薄板にダイが衝合する際の騒音を可及的に小さ
くすべく、パンチと、パンチに外嵌めされクッションピ
ンにより支持されて昇降自在に設けられたブランクホル
ダーと、パンチに対向して配置し昇降するダイとよりな
り、クッションピンにより上昇したブランクホルダー上
に薄板を載置し、ダイを下降させてブランクホルダーと
ダイとで薄板を挟持しパンチとにより薄板を絞り加工す
る絞り型において、クッションピンとブランクホルダー
との間にパンチに外嵌めされたサブブランクホルダーを
配置し、サブブランクホルダーとブランクホルダーとの
間に弾性体を介在させてサブブランクホルダーとブラン
クホルダーとの間にブランクホルダーの助走隙間を設
け、サブブランクホルダーに、ダイがブランクホルダー
上の薄板に衝合する前にブランクホルダーを押圧して助
走させる助走レバーを回動自在に設け、ダイの助走レバ
ーに対向する箇所に助走レバーを駆動する作動カムを配
置し、ブランクホルダーが助走後ダイがブランクホルダ
ー上の薄板に衝合するようにした絞り型の静音構造とし
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに、本発明は、薄板あるいはワークを
挟持して加工するプレス型において、薄板あるいはワー
クを挟持する前に助走レバーと作動カムとよりなる静音
ユニットにより助走させてから挟持するようにしたプレ
ス型であるので、プレス型において静音が期せる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述のように、パンチと、パ
ンチに外嵌めされクッションピンにより支持されて昇降
自在に設けられたブランクホルダーと、パンチに対向し
て配置し昇降するダイとよりなり、クッションピンによ
り上昇したブランクホルダー上に薄板を載置し、ダイを
下降させてブランクホルダーとダイとで薄板を挟持しパ
ンチとにより薄板を絞り加工する絞り型において、クッ
ションピンとブランクホルダーとの間にパンチに外嵌め
されたサブブランクホルダーを配置し、サブブランクホ
ルダーとブランクホルダーとの間に弾性体を介在させて
サブブランクホルダーとブランクホルダーとの間にブラ
ンクホルダーの助走隙間を設け、サブブランクホルダー
に、ダイがブランクホルダー上の薄板に衝合する前にブ
ランクホルダーを押圧して助走させる助走レバーを回動
自在に設け、ダイの助走レバーに対向する箇所に助走レ
バーを駆動する作動カムを配置し、ブランクホルダーが
助走後ダイがブランクホルダー上の薄板に衝合するよう
にした絞り型の静音構造であるので、ブランクホルダー
が助走してからブランクホルダー上の薄板にダイが衝合
するので、静止しているブランクホルダーの薄板にダイ
が衝合するのに比して可及的に騒音の発生を減少でき
る。また、本発明は、助走レバーや作動カムをユニット
化することにより既存の絞り型の改良用静音構造として
使用することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】さらに、本発明は、薄板あるいはワークを
挟持して加工するプレス型において、薄板あるいはワー
クを挟持する前に助走レバーと作動カムとよりなる静音
ユニットにより助走してから挟持するようにしたプレス
型であるので、プレス型において静音が期せる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチと、パンチに外嵌めされクッショ
    ンピンにより支持されて昇降自在に設けられたブランク
    ホルダーと、パンチに対向して配置し昇降するダイとよ
    りなり、クッションピンにより上昇したブランクホルダ
    ー上に薄板を載置し、ダイを下降させてブランクホルダ
    ーとダイとで薄板を挟持しパンチとにより薄板を絞り加
    工する絞り型において、クッションピンとブランクホル
    ダーとの間にサブブランクホルダーを配置し、サブブラ
    ンクホルダーとブランクホルダーとの間に弾性体を介在
    させてサブブランクホルダーとブランクホルダーとの間
    にブランクホルダーの助走隙間を設け、サブブランクホ
    ルダーに、ダイがブランクホルダー上の薄板に衝合する
    前にブランクホルダーを押圧して助走させる助走レバー
    を回動自在に設け、ダイの助走レバーに対向する箇所に
    助走レバーを駆動する作動カムを配置し、ブランクホル
    ダーが助走後ダイがブランクホルダー上の薄板に衝合す
    るようにした絞り型の静音構造。
  2. 【請求項2】 作動カムは、速度を変化させる傾斜角の
    カム面を有するようにした請求項1記載の絞り型の静音
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1のサブブランクホルダーとダイ
    に取付けられ、ブランクホルダーを助走させてからサブ
    ブランクホルダーに衝合させるようにした静音助走ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 助走レバーおよび助走レバーを駆動する
    作動カムを有する請求項3記載の静音助走ユニット。
  5. 【請求項5】 下型に作動カムを設け、上型の前記作動
    カムに対向する箇所に助走レバーを設けてなるプレス型
    の静音構造。
  6. 【請求項6】 薄板あるいはワークを挟持して加工する
    プレス型において、薄板あるいはワークを挟持する前に
    静音ユニットにより助走してから挟持するようにしたプ
    レス型。
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CN102601257A (zh) * 2012-03-08 2012-07-25 无锡同捷汽车设计有限公司 一种成形模行程限位装置
FR3008330A1 (fr) * 2013-07-15 2015-01-16 Peugeot Citroen Automobiles Sa Outillage de presse adapte pour emboutir des pieces de grande dimension

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