JPH05177265A - プレス金型 - Google Patents

プレス金型

Info

Publication number
JPH05177265A
JPH05177265A JP3359990A JP35999091A JPH05177265A JP H05177265 A JPH05177265 A JP H05177265A JP 3359990 A JP3359990 A JP 3359990A JP 35999091 A JP35999091 A JP 35999091A JP H05177265 A JPH05177265 A JP H05177265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
blank holder
upper mold
die
lower mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3359990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3252424B2 (ja
Inventor
Hideo Ozawa
秀夫 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oiles Industry Co Ltd filed Critical Oiles Industry Co Ltd
Priority to JP35999091A priority Critical patent/JP3252424B2/ja
Publication of JPH05177265A publication Critical patent/JPH05177265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3252424B2 publication Critical patent/JP3252424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス加工される板部材の周縁部をしっかり
と挟持、保持し得る上に、油圧ラムの油圧力を増大させ
ることなしに所望のプレス加工を板部材に施し得るプレ
ス装置用の金型を提供することにある。 【構成】 金型1は、上型2と、上型2に対向して配さ
れる下型3と、下型3の周りに上下動自在に配されたブ
ランクホルダ4と、ブランクホルダ4を初期位置に配置
すべく、上型2に向かってブランクホルダ4を弾性的に
付勢する弾性装置5と、一端6がブランクホルダ4に回
動自在に連結された爪部材7と、上型2の下型3への接
近において爪部材7を回動させて爪部材7の他端8を、
上型2に形成されたフランジ部9に引掛けるべく、下型
3に連結された回動案内部材10とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼板等の板部材を加工す
るプレス装置に用いられるプレス金型に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば絞加工用プレス装置は、一般に、
油圧ラムに連結された上型と、ベッドに固定された下型
と、下型に対して上下動自在にして下型の周りに配され
たブランクホルダとを具備し、ベッド下面に配されたダ
イクッション装置のクッションピンからの押上弾性力に
よりブランクホルダは初期位置に設定される。またダイ
クッション装置のクッションピンからの押上弾性力は、
下型と上型との間に配される絞加工されるべき板部材の
周縁部をブランクホルダと上型とで挟持する際の挟持力
としても利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の絞加工
用プレス装置では、絞加工されるべき板部材の周縁部を
ブランクホルダと上型とで挟持する挟持力をクッション
ピンからブランクホルダに与えているためダイクッショ
ン装置の押上弾性力は相当大きなものとなり、この大き
な押上弾性力が上型の下降力に抗して上型に付与される
結果、絞加工されるべき板部材に大きなプレス力を与え
ることが困難となり、大きなプレス力を与えたい場合に
は、油圧ラムの油圧を増大させる必要があり、極めて大
型の装置となる。
【0004】このような不都合は絞加工用プレス装置に
限らずピアス加工用等の他のプレス装置においても生じ
得る。
【0005】本発明は前記諸点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、プレス加工される板部
材の周縁部をしっかりと挟持、保持し得る上に、油圧ラ
ムの油圧力を増大させることなしに所望のプレス加工を
板部材に施し得るプレス装置用の金型を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、上型と、この上型に対向して配された下型と、一端
が上型及び下型のうちいずれか一方に回動自在に連結さ
れた爪部材と、上型の下型への接近において爪部材を回
動させて爪部材の他端を、上型及び下型のうちいずれか
他方に引掛けるべく、上型もしくは下型に連結された回
動案内部材とを具備したプレス金型により達成される。
【0007】前記目的はまた上型と、この上型に対向し
て配された下型と、上型もしくは下型の周りに上下動自
在に配されたブランクホルダと、このブランクホルダを
初期位置に配置すべく、下型もしくは上型に向かってブ
ランクホルダを弾性的に付勢する弾性装置と、一端が上
型及び下型のうちいずれか一方に回動自在に連結された
爪部材と、上型の下型への接近において爪部材を回動さ
せて爪部材の他端をブランクホルダに引掛けるべく、上
型及び下型のうちいずれか他方に連結された回動案内部
材とを具備するプレス金型によって達成される。
【0008】更に前記目的は、上型と、この上型に対向
して配された下型と、上型もしくは下型の周りに上下動
自在に配されたブランクホルダと、このブランクホルダ
を初期位置に配置すべく、下型もしくは上型に向かって
ブランクホルダを弾性的に付勢する弾性装置と、一端が
ブランクホルダを介して上型及び下型のうちいずれか一
方に回動自在に連結された爪部材と、上型の下型への接
近において爪部材を回動させて爪部材の他端を上型及び
下型のいずれか他方に引掛けるべく、上型及び下型のう
ちいずれか一方に連結された回動案内部材とを具備する
プレス金型によって達成される。
【0009】また本発明によれば前記目的は、上型と、
この上型に対向して配された下型と、上型もしくは下型
の周りに上下動自在に配されたブランクホルダと、この
ブランクホルダを初期位置に配置すべく、下型もしくは
上型に向かってブランクホルダを弾性的に付勢する弾性
装置と、一端がブランクホルダを介して上型及び下型の
うちいずれか一方に回動自在に連結された爪部材と、上
型の下型への接近において爪部材を回動させて爪部材の
他端を上型及び下型のいずれか他方に引掛けるべく、上
型及び下型のうちいずれか他方に連結された回動案内部
材とを具備するプレス金型によっても達成される。
【0010】本発明の他の例では、上型が上パッド基台
と上パッド基台に対して上下動自在に配された上パッド
とを具備しており、上パッドと上パッド基台との間には
弾性装置が配されており、また他の例では上記例に加え
て又は単独で下型が下パッド基台と下パッド基台に対し
て上下動自在に配された下パッドとを具備しており、下
パッドと下パッド基台との間には弾性装置が配されてい
る。
【0011】本発明における弾性装置の一つの例はコイ
ルスプリングあり、他の例ではガススプリング又はゴム
スプリングであるが、これに限定されないのは勿論であ
る。弾性装置としてのコイル若しくはゴムスプリング又
はガススプリングは一個でも良いが、好ましい例では、
少なくとも3個以上を用いる。
【0012】
【作用】本発明のプレス金型では、一端が上型及び下型
ののうちいずれか一方に回動自在に連結された爪部材
を、上型の下型への接近において回動案内部材により回
動させる。この回動で爪部材の他端は、上型及び下型の
うちいずれか他方に引掛けられ、これにより上型とこの
上型に対向して配された下型との間に配置された板部材
の周縁部がしっかりと保持され、この状態の板部材に対
して上型及び下型の間でプレス加工が施される。
【0013】以下本発明を、図に示す具体例に基づいて
更に詳細に説明する。これにより前記発明及び他の発明
がより明瞭になるであろう。尚、本発明はこれら具体例
に何等限定されないのである。
【0014】
【具体例】図1から図3において、本例の絞加工用プレ
ス装置用の金型1は、上型2と、上型2に対向して配さ
れた下型3と、下型3の周りに上下動自在に配されたブ
ランクホルダ4と、ブランクホルダ4を初期位置に配置
すべく、上型2に向かってブランクホルダ4を弾性的に
付勢する弾性装置5と、一端6が上型2及びブランクホ
ルダ4のうちいずれか一方、本例ではブランクホルダ4
に回動自在に連結された爪部材7と、上型2の下型3へ
の接近において爪部材7を回動させて爪部材7の他端8
を、上型2及びブランクホルダ4のうちいずれか他方、
本例では上型2に形成されたフランジ部9に引掛けるべ
く、上型2側又は下型3側のいずれか一方、本例では下
型3に連結された回動案内部材10とを具備している。
【0015】フランジ部9を有する上型2は、油圧ラム
等に連結された押圧板21にボルト等により取付けられ
ており、油圧ラムの作動で押圧板21が下降すると、上
型2も下型3に向かって下降される。上型2の下面22
は、被加工物である鋼板23に対して絞加工を施すべき
形状に対応した形状をもって形成されている。
【0016】上面31が上型2の下面22と相補的形状
をもって形成された下型3は、回動案内部材10と連結
部32を介して相互に連結されて一体形成されている。
【0017】ブランクホルダ4の上面41には突起(ビ
ード)42が形成されており、突起42の上に鋼板23
の周縁部が配される。尚、突起42に対応して上型2に
も凹所43が形成されている。上記例とは逆に突起42
を上型2に、凹所43をブランクホルダ4に設けても良
い。ブランクホルダ4の上面41に形成された他の突起
44には、所定の厚みを有するディスタンスブロック4
5が固定されて配される。ブランクホルダ4の内周面と
下型3の外周面との間であって下型3の外周面の周りに
は、下型3の外周面に固着された案内部材45が複数個
等間隔に配されており、低摩擦材からなる案内部材45
には、ブランクホルダ4の内周面が摺動自在に接触して
おり、これにより案内部材45は下型3に対するブラン
クホルダ4の上下動を低摩擦状態で案内する。
【0018】本例ではコイルスプリングからなる弾性装
置5は、ブランクホルダ4の下面及び連結部32の上面
に夫々取付けられたばね受51及び52間であって、下
型3の周りに複数個等間隔に配されている。弾性装置5
は、上型2が上方に持ち上げられている場合に、ブラン
クホルダ4の荷重に抗してこれを初期位置(図1に示す
位置)にもたらす程度の弾性力を有している。弾性装置
としては、本例のように複数個のコイルスプリングから
形成する必要はなく、下型3の周りに巻かれるようにし
て配された一個のコイルスプリングでも良く、またコイ
ルスプリングに代えてガススプリング又はゴムスプリン
グでも良い。
【0019】ブランクホルダ4の上方のフランジ部61
の周りには、軸支持部材62がねじ63により複数個等
間隔をもって取付けられており、軸支持部材62の二股
部64には、当該二股部64に配された爪部材7の一端
6を回転自在に貫通して軸65が装着されており、軸6
5及び軸支持部材62を介して爪部材7はその一端6で
ブランクホルダ4にA及びB方向に回動自在に取付けら
れている。軸65には、爪部材7のA及びB方向の回動
を滑らかに行わせるべく、ブッシュ66が被着されてい
る。爪部材7の他端8はシム67を介して押圧パッド6
8を具備しており、シム67の厚み又は枚数を変えるこ
とにより爪部材7によって生起される挟持力を変えるこ
とができる。爪部材7及び軸支持部材62の夫々に植設
されたピン69及び70間には、コイルスプリング71
が張設されており、コイルスプリング71の弾性力は、
爪部材7をB方向に回動させてこれを初期回動位置(図
1及び図2に示す位置)にもたらすようにしている。
【0020】回動案内部材10は、爪部材7に対応して
上方にプレッシャプレート81を具備しており、プレッ
シャプレート81は爪部材7に近接して配されて爪部材
7に対面する側に傾斜案内面82を具備している。下型
3と回動案内部材10との一体物は、ボルト等によりベ
ッド83に取付けられている。
【0021】以上のように形成された本例の絞加工用プ
レス装置の金型1では、図1に示すように上型2が上方
に位置されている際には、爪部材7はコイルスプリング
71によりB方向に回動されたままとなり、ブランクホ
ルダ4は弾性装置5に支持されて上方に位置している。
この状態で被絞加工用の板部材である鋼板23がブラン
クホルダ4上に載置される。次に油圧ラムが作動されて
押圧板21の下降と共に上型2が下降されて図4に示す
ように上型2が鋼板23に当接するとブランクホルダ4
もまた上型2の下降と共に弾性装置5の弾性力に抗して
下降され始める。ブランクホルダ4の下降において爪部
材7が傾斜案内面82を摺接しながら下降する結果、爪
部材7は、スプリング71の弾性力に抗して傾斜案内面
82に押されA方向に回動し始める。更にブランクホル
ダ4の下降に従って爪部材7が下降すると、図5に示す
ように、押圧パッド68がぴったりと上型2のフランジ
部9に当接するように、爪部材7は回動案内部材10の
プレッシャプレート81に更に押されてA方向に回動さ
れ、これにより爪部材7は鋼板23の周縁を挟持するフ
ランジ部9及び61に十分な挟持力を与え、鋼板23の
周縁部をしっかりと固定して絞加工時におけるしわの発
生を阻止する。更に上型2及びブランクホルダ4が下降
されて、図6に示すように下型3の上面31がブランク
ホルダ4の上面より上方に突出し、上型2の下面22と
下型3の上面31とが十分に接近すると、下面22及び
上面31の形状に対応して鋼板23に絞加工が施され
る。この時弾性装置5は最も縮んだ状態にある。所定に
絞加工が施されると、上型2は前記と逆に上昇され、ブ
ランクホルダ4及び爪部材7等は上記と逆に作動し、図
1に示すように初期位置に戻される。次に絞加工が施さ
れた鋼板23が手動又は自動的に取り除かれ、新たに絞
加工を施すべき鋼板23がブランクホルダ4上に手動又
は自動的に載置されて上記の動作が繰り返される。
【0022】ところで絞加工用プレス装置の金型1で
は、ブランクホルダ4を上下動自在に支持すべくベッド
83を貫通して突出するクッションピン等を用いる必要
がないため、ベッド83等を持ち上げることなしに、単
にボルトを緩めて横方向に移動させるだけで上型2及び
下型3並びに回動案内部材10を押圧板21及びベッド
83から取外すことができ、従って型交換を極めて容易
に行い得る。そして従来では型交換に合わせて所定の長
さをもったクッションピンを準備してこれをベッドに貫
通させてダイクッション装置に取付けねばならなかった
が、金型1ではこのような作業を必要としないで型交換
をなし得る。加えて、鋼板23の周縁部をブランクホル
ダ4と上型2とで挟持する挟持力とブランクホルダ4を
上下動自在に支持する支持力とを得るための上型2の下
降力に抗する上向きの力をクッションピンからブランク
ホルダ4に与える必要がなく、金型1のブランクホルダ
4は、単にその荷重を支える弾性装置5で支持されてお
れば良く、従って爪部材7のいずれか一つが仮に取付け
られていなかったとしても、クッションピンの未装着に
よって生じ得た装置の破壊による危険な事態の招来とい
うような不都合なことをもなくし得る。その上ブランク
ホルダ4からの上型2に及ぼされるプレス反力は、実質
弾性装置5の弾性力のみとなる結果、金型1を有する本
絞加工用プレス装置では相対的にプレス能力が大きくな
る。そして常に一定の挟持力でもって鋼板23の周縁部
を挟持するため、品質の一定した製品を提供することが
できる。
【0023】なお、本例では爪部材7の一端6をブラン
クホルダ4に回動自在に連結したが、本発明では図7に
示すように爪部材7の一端6を上型2に回動自在に連結
して金型を形成しても良い。
【0024】上記は絞加工用プレス装置の金型の例であ
るが、本発明は図8に示すようにピアス、リストライク
等の加工用プレス装置の金型91にも適用し得る。即
ち、図8に示す例の金型91は、上パッド92及び上パ
ッド基台93からなる上型94と、下パッド95及び下
パッド基台96からなる下型97とを具備し、上パッド
92と上パッド基台93との間には、弾性装置5として
コイルスプリングが配されており、爪部材7の一端は、
軸支持部材62を介して上パッド92に回動自在に連結
されており、回動案内部材10は上パッド基台93に一
体的に設けられている。下型97の下パッド95は下パ
ッド基台96にボルト等により固着されており、上型9
4の上パッド92は上下方向に関して上パッド基台93
に対して離反自在であり、従って上型94への押圧力が
解除されて上型94が上方にもたらされると、弾性装置
5により上パッド92は上パッド基台93から下方に離
反されて上パッド92の上面98と上パッド基台93の
下面99との間に隙間が生じるようになっている。本例
ではこのようにして爪部材7が上型94及び下型97の
接近、離反方向に関して回動案内部材10に対して可動
とされている。本金型91も上記と同様に作用する。
【0025】尚、上記金型91では、下パッド95を下
パッド基台96にボルト等により固着したが、本発明は
これに限定されず、例えば図9に示すように下パッド9
5と下パッド基台96との間に弾性装置5と同様の弾性
装置100を配し、下パッド95を下パッド基台96に
対して上型94及び下型97の接近、離反方向に関して
可動としても良く、従って上型94への押圧力が解除さ
れて上型94が上方にもたらされると、弾性装置100
により下パッド95は下パッド基台96から離反されて
下パッド95の下面と下パッド基台96の上面との間に
隙間が生じるようになっている。図9に示す例の金型1
10では、回動案内部材10は上パッド基台93に一体
的に設けても良いが、これに代えて図示のごとく下パッ
ド基台96に一体的に設けても良い。そして本例の金型
110はトリム及びリストライク用に適用しても良いの
である。トリム及びリストライク用の金型110は上パ
ッド基台93に連結された曲げ刃111を有しており、
曲げ刃111の外側に爪部材7及び軸支持部材62が配
されている。本例の金型110も上記と同様な作用効果
を奏し得る。
【0026】更にトリム及びリストライク用の金型とし
ては、図10に示すように形成しても良いのである。す
なわち図10に示す金型では、上パッド92に一体的に
固着された引掛け部材121に爪部材7の一端が引っ掛
けられるようになっており、下パッド95が固着された
下パッド基台96に一体的に固着された連結部材120
に、爪部材7の他端が軸支持部材62を介して回動自在
に連結されており、上パッド基台93に一体的に回動案
内部材10が設けられている。図10に示す例の金型で
も前記と同様な作用効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によるプレス金型で
は、爪部材でもって被加工部材の周縁部に対する挟持力
を発生させているため、クッションピン等を用いること
なしにプレス加工される板部材の周縁部をしっかりと挟
持、保持し得る上に、油圧ラムの油圧力を増大させるこ
となしに所望のプレス加工を板部材に施し得、加えて型
取替えを極めて簡単に行い得ると共に、均一な製品を、
危険のない作業でもって製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい具体例の断面図である。
【図2】図1に示す具体例の爪部材周辺の詳細拡大図で
ある。
【図3】図2に示す爪部材及び軸支持部材等の側面図で
あって、爪部材がA方向に回動された状態のものであ
る。
【図4】図1に示す具体例の動作説明図である。
【図5】図1に示す具体例の動作説明図である。
【図6】図1に示す具体例の動作説明図である。
【図7】本発明の好ましい他の具体例の断面図である。
【図8】本発明の好ましい更に他の具体例の断面図であ
る。
【図9】本発明の好ましい更に他の具体例の断面図であ
る。
【図10】本発明の好ましい更に他の具体例の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 金型 2 上型 3 下型 4 ブランクホルダ 5 弾性装置 7 爪部材 10 回動案内部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と、この上型に対向して配された下
    型と、一端が上型及び下型のうちいずれか一方に回動自
    在に連結された爪部材と、上型の下型への接近において
    爪部材を回動させて爪部材の他端を、上型及び下型のう
    ちいずれか他方に引掛けるべく、上型もしくは下型に連
    結された回動案内部材とを具備したプレス金型。
  2. 【請求項2】 上型と、この上型に対向して配された下
    型と、上型もしくは下型の周りに上下動自在に配された
    ブランクホルダと、このブランクホルダを初期位置に配
    置すべく、下型もしくは上型に向かってブランクホルダ
    を弾性的に付勢する弾性装置と、一端が上型及び下型の
    うちいずれか一方に回動自在に連結された爪部材と、上
    型の下型への接近において爪部材を回動させて爪部材の
    他端をブランクホルダに引掛けるべく、上型及び下型の
    うちいずれか他方に連結された回動案内部材とを具備す
    るプレス金型。
  3. 【請求項3】 上型と、この上型に対向して配された下
    型と、上型もしくは下型の周りに上下動自在に配された
    ブランクホルダと、このブランクホルダを初期位置に配
    置すべく、下型もしくは上型に向かってブランクホルダ
    を弾性的に付勢する弾性装置と、一端がブランクホルダ
    を介して上型及び下型のうちいずれか一方に回動自在に
    連結された爪部材と、上型の下型への接近において爪部
    材を回動させて爪部材の他端を上型及び下型のいずれか
    他方に引掛けるべく、上型及び下型のうちいずれか一方
    に連結された回動案内部材とを具備するプレス金型。
  4. 【請求項4】 上型と、この上型に対向して配された下
    型と、上型もしくは下型の周りに上下動自在に配された
    ブランクホルダと、このブランクホルダを初期位置に配
    置すべく、下型もしくは上型に向かってブランクホルダ
    を弾性的に付勢する弾性装置と、一端がブランクホルダ
    を介して上型及び下型のうちいずれか一方に回動自在に
    連結された爪部材と、上型の下型への接近において爪部
    材を回動させて爪部材の他端を上型及び下型のいずれか
    他方に引掛けるべく、上型及び下型のうちいずれか他方
    に連結された回動案内部材とを具備するプレス金型。
  5. 【請求項5】 上型は上パッド基台と上パッド基台に対
    して上下動自在に配された上パッドとを具備しており、
    上パッドと上パッド基台との間には弾性装置が配されて
    いる請求項1に記載のプレス金型。
  6. 【請求項6】 下型は下パッド基台と下パッド基台に対
    して上下動自在に配された下パッドとを具備しており、
    下パッドと下パッド基台との間には弾性装置が配されて
    いる請求項1又は5に記載のプレス金型。
JP35999091A 1991-12-27 1991-12-27 プレス金型 Expired - Fee Related JP3252424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35999091A JP3252424B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 プレス金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35999091A JP3252424B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 プレス金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05177265A true JPH05177265A (ja) 1993-07-20
JP3252424B2 JP3252424B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=18467330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35999091A Expired - Fee Related JP3252424B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 プレス金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3252424B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100857640B1 (ko) * 2007-03-08 2008-09-08 현대자동차주식회사 가변형 금형
US20110126607A1 (en) * 2009-12-01 2011-06-02 GM Global Technology Operations LLC Stretch-forming device and method for stretch forming a workpiece and stretch-formed part
JP2011152549A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Daihatsu Motor Co Ltd プレス成形金型
KR101134031B1 (ko) * 2009-10-06 2012-04-13 정보식 드로잉 금형장치
CN103433350A (zh) * 2013-08-14 2013-12-11 芜湖市续元工贸有限公司 一种汽车后纵梁端板成型模具
CN104128423A (zh) * 2014-01-24 2014-11-05 无锡红弦汽车轻量化科技有限公司 热成形钢板的液压分离装置及分离工艺
CN104148477A (zh) * 2014-01-24 2014-11-19 无锡红弦汽车轻量化科技有限公司 热成形钢板的分离用冲压模具及分离工艺
JP2017170482A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 新日鐵住金株式会社 ハット断面を有するプレス部品の製造方法および製造装置
CN111448009A (zh) * 2017-12-07 2020-07-24 日本制铁株式会社 模具装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108856471A (zh) * 2018-07-23 2018-11-23 郑空军 手机金属面板冲孔方法
CN112246961B (zh) * 2020-12-23 2021-03-16 烟台鑫洋电子有限公司 一种提高材料利用率的落料模具

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100857640B1 (ko) * 2007-03-08 2008-09-08 현대자동차주식회사 가변형 금형
KR101134031B1 (ko) * 2009-10-06 2012-04-13 정보식 드로잉 금형장치
US20110126607A1 (en) * 2009-12-01 2011-06-02 GM Global Technology Operations LLC Stretch-forming device and method for stretch forming a workpiece and stretch-formed part
JP2011152549A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Daihatsu Motor Co Ltd プレス成形金型
CN103433350A (zh) * 2013-08-14 2013-12-11 芜湖市续元工贸有限公司 一种汽车后纵梁端板成型模具
CN104128423A (zh) * 2014-01-24 2014-11-05 无锡红弦汽车轻量化科技有限公司 热成形钢板的液压分离装置及分离工艺
CN104148477A (zh) * 2014-01-24 2014-11-19 无锡红弦汽车轻量化科技有限公司 热成形钢板的分离用冲压模具及分离工艺
CN104148477B (zh) * 2014-01-24 2016-07-20 无锡朗贤汽车组件研发中心有限公司 热成形钢板的分离用冲压模具及分离工艺
JP2017170482A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 新日鐵住金株式会社 ハット断面を有するプレス部品の製造方法および製造装置
CN111448009A (zh) * 2017-12-07 2020-07-24 日本制铁株式会社 模具装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3252424B2 (ja) 2002-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05177265A (ja) プレス金型
US4125009A (en) Blank and draw apparatus with gap control
CN218049839U (zh) 一种汽车结构件加工用冲压机构
JP2007118017A (ja) ダブルアクションプレス装置とプレス方法
JP2505346B2 (ja) ダイ成形金型
JPH06269869A (ja) ワークのプレス装置
JP4741746B2 (ja) パンチ金型及びパンチプレス
JP2663291B2 (ja) 円形絞りプレス型のしわ押え、ノツクアウト機構及び方法
JP3572913B2 (ja) 金型装置
JP2003211231A (ja) プレス金型のシワ押え圧力調整機構
JPH0824970A (ja) プレス装置のワーク分離装置
KR101720258B1 (ko) 지지 겸 리프팅 수단을 구비하는 포밍금형
JP4453994B2 (ja) パンチ金型
CN216780016U (zh) 密集孔可调定位式集中冲孔模具
JPS63168232A (ja) 絞り加工法
CN219403297U (zh) 用于数控机床的保持机构
JPH05123773A (ja) 絞り成形装置
CN213728787U (zh) 薄板异形零部件拉伸成型装置
JPH08174084A (ja) プレス加工装置
JPH0618655Y2 (ja) プレス成形装置
JPH04167938A (ja) ワークの加工取外し装置
JPH0747197Y2 (ja) タレットプレス装置のワークテーブル装置
CN215587655U (zh) 一种机械零部件加工用冲压装置及其固定机构和缓震机构
JPH08164420A (ja) プレス型装置
CN220592915U (zh) 一种金属冲压件精度检测治具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees