JPH08174084A - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置

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Publication number
JPH08174084A
JPH08174084A JP6335463A JP33546394A JPH08174084A JP H08174084 A JPH08174084 A JP H08174084A JP 6335463 A JP6335463 A JP 6335463A JP 33546394 A JP33546394 A JP 33546394A JP H08174084 A JPH08174084 A JP H08174084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
die
cutting tool
panel
wrinkle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6335463A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kida
廣 喜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP6335463A priority Critical patent/JPH08174084A/ja
Publication of JPH08174084A publication Critical patent/JPH08174084A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、同一のプレス型にて絞り加工と外形
穴抜き及び曲げ加工の3加工を可能としたプレス加工装
置を提供する。 【構成】下型2には、固定曲刃3と、抜刃5を有する昇
降動可能なシワ押え用受台4と、絞り受け面7を有し前
記固定曲刃3とシワ押え用受台4との間にスプリング1
7により常に上昇方向に付勢して配置された受け部材6
とを備え、上型11には、パット12と、前記シワ押え
用受台4上のパネル端縁を押さえるシワ押え用部材13
と、前記受け部材6に対接してパネルを絞り加工する絞
り加工面15と前記シワ押え用受台4の抜刃5と対応し
てパネル外形穴抜きする抜刃16と、前記固定曲刃3と
対応してパネルを曲げ加工する可動曲刃24とを有する
昇降動可能な刃具14と、前記刃具14の昇降位置を切
換変更するカム部材18と、前記カム部材18を作動す
るアクチュエータ20とを備えた構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル状ワークの端縁
を同一のプレス型にて絞り加工と外形穴抜き及び曲げ加
工可能としたプレス加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディーの外板又は内板等のパネ
ル状のワークで、その端縁をL形に絞り加工と外形穴抜
き及び曲げ加工をプレス型で加工するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなパネル状
のワーク端縁をL形に絞り加工と外形穴抜き及び曲げ加
工をプレス型で加工する場合、従来で絞り加工、外形穴
抜き加工及び曲げ加工は、それぞれ別個の金型により加
工しており、3つの金型とプレス機を必要とし、加工作
業能率や金型及びプレス機の設備費が多大であり改善が
要求されていた。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、同一のプレス型にて絞り加工と外形穴抜き及び曲げ
加工可能としたプレス加工装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、固定曲刃と、ダイクッションピン
により上昇方向の押圧され抜刃を有する昇降動可能なシ
ワ押え用受台と、絞り受け面を有し前記固定曲刃とシワ
押え用受台との間にスプリングにより常に上昇方向に付
勢して配置された受け部材とを備えた下型と、前記下型
上のパネルを押さえるパットと、前記シワ押え用受台上
のパネル端縁を押さえるシワ押え用部材と、前記受け部
材に対接してパネルを絞り加工する絞り加工面と前記シ
ワ押え用受台の抜刃と対応してパネル外形穴抜きする抜
刃と、前記固定曲刃と対応してパネルを曲げ加工する可
動曲刃とを有する昇降動可能な刃具と、前記刃具の昇降
位置を切換変更するカム部材と、前記カム部材を作動す
るアクチュエータとを備えた上型とから構成されたもの
である。
【0006】
【作用】上記の構成により、上型を2回下降作動するこ
とによりパネル状ワークの端縁を同一のプレス型にて絞
り加工と外形穴抜き及び曲げ加工が行われる。すなわ
ち、第1回目の下降動では刃具が上昇位置に置かれるよ
うカム部材を非作動状態とする。これにより、上型の下
降動によって刃具の絞り加工面と下型側の受け部材の絞
り受け面とによってパネル状ワークの端縁を絞り加工す
る。
【0007】第2回目の下降動では刃具が下降位置に置
かれるようカム部材を作動状態とする。これにより、上
型の下降動によって刃具の抜刃とシワ押え用受台の抜刃
とによってパネル外形穴抜きを行ない、さらに、刃具の
可動曲刃と下型の固定曲刃とによってパネルを曲げ加工
する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はボルスター、2は前記ボルスタ
ー1上に固設されてた下型である。この下型2には、固
定曲刃3と、ダイクッションピン22により上昇方向に
押圧され抜刃5を有する昇降動可能なシワ押え用受台4
と、受け部材6とを備えている。10はシワ押え用受台
4のバックアップを兼ねたガイドである。
【0009】前記受け部材6は前記固定曲刃3とシワ押
え用受台4との間に配置され、スプリング17により常
に上昇方向に付勢されている。この受け部材6の上部に
は絞り受け面7を有し、この絞り受け面7は後述する上
型11側に設けられている刃具14の絞り加工面と対接
する。また、受け部材6は係合段部8が形成されてお
り、これが当接する突部9が下型2に突設され、スプリ
ング17による受け部材6の上昇付勢端を規制してい
る。
【0010】11は前記下型に対し昇降動する上型であ
る。この上型11には、前記下型2上のパネル状ワーク
Wを押さえるパット12と、前記シワ押え用受台4上の
パネル状ワークWの端縁を押さえるシワ押え用部材13
と、前記受け部材6に対接する昇降動可能な刃具14
と、この刃具14の昇降位置を切換変更するカム部材1
8と、前記カム部材18を作動するアクチュエータ20
とを備えている。
【0011】前記刃具14はパネル状ワークWの端縁を
絞り加工する絞り加工面15と、前記シワ押え用受台4
の抜刃5と対応してパネル状ワークWの外形穴抜きする
抜刃16と、前記固定曲刃3と対応してパネル状ワーク
Wの端縁を曲げ加工する可動曲刃24とを有している。
【0012】前記刃具14の昇降位置を切換変更するカ
ム部材18は、前記刃具14を上昇位置に規制する上段
カム面19aと、前記刃具14を下降位置に規制する下
段カム面19bとを備え、この上段カム面19aと下段
カム面19bとをアクチュエータ20によって切換作動
するようになっている。21はカム部材18に固設され
ている先行ピンであり、23は前記先行ピン21が当接
するダイクッションピンである。
【0013】上記構成による本発明の動作を説明する。
図1は上型11の第1回目の下降動状態であり、パネル
状ワークWの端縁を絞り加工する。また、図2は上型1
1の第2回目の下降動状態であり、パネル外形穴抜きと
パネル状ワークWの端縁を曲げ加工する。
【0014】前記図1の上型11の第1回目の下降動で
は、刃具14が上昇位置に置かれるようカム部材18の
上段カム面19aが刃具14の上面に当接するようアク
チュエータ20を非作動状態とする。これにより、上型
11の下降動によって刃具14の絞り加工面15と下型
2側の受け部材6の絞り受け面7とによってパネル状ワ
ークWの端縁を絞り加工する。
【0015】この上型11の第1回目の下降動の完了後
に上型11を上昇させ第2回目の下降動を行なう。この
第2回目の下降動の際に、アクチュエータ20を作動し
て刃具14が下降位置に置かれるようカム部材18の下
段カム面19bを刃具14の上面に当接するよう切換変
更し、さらに先行ピン21がダイクッションピン23に
当接するよう切換変更する。
【0016】これにより、上型11の下降動によってシ
ワ押え用受台4を上昇させているダイクッションピン2
2を先行ピン21に接しているダイクッションピン23
を介して先に下降させ、ワークWを下型2に固定させた
後、刃具14の抜刃16とシワ押え用受台4の抜刃5と
によってパネル外形穴抜きを行ない、さらに、刃具14
の可動曲刃24と下型2の固定曲刃3とによってパネル
状ワークWの端縁を曲げ加工するのである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、1つのプ
レス型で上型の2回の下降動により1つのプレス型で、
絞り加工と外形穴抜き及び曲げ加工の3加工を可能とす
るため、加工精度のバラツキがなくなると共に、加工作
業能率の向上と金型及びプレス機の設備費の低減が実現
できる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の絞り加工時の断面図
【図2】本発明装置のパネル外形穴抜きと曲げ加工時の
断面図
【符号の説明】
1 ボルスター 2 下型 3 固定曲刃 4 シワ押え用受台 5 抜刃 6 受け部材 7 絞り受け面 11 上型 12 パット 13 シワ押え用部材 14 刃具 15 絞り加工面 16 抜刃 17 スプリング 18 カム部材 19a 上段カム面 19b 下段カム面 20 アクチュエータ 21 先行ピン 22 ダイクッションピン 23 ダイクッションピン 24 可動曲刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定曲刃と、ダイクッションピンにより
    上昇方向の押圧され抜刃を有する昇降動可能なシワ押え
    用受台と、絞り受け面を有し前記固定曲刃とシワ押え用
    受台との間にスプリングにより常に上昇方向に付勢して
    配置された受け部材とを備えた下型と、 前記下型上のパネルを押さえるパットと、前記シワ押え
    用受台上のパネル端縁を押さえるシワ押え用部材と、前
    記受け部材に対接してパネルを絞り加工する絞り加工面
    と前記シワ押え用受台の抜刃と対応してパネル外形穴抜
    きする抜刃と、前記固定曲刃と対応してパネルを曲げ加
    工する可動曲刃とを有する昇降動可能な刃具と、前記刃
    具の昇降位置を切換変更するカム部材と、前記カム部材
    を作動するアクチュエータとを備えた上型とから構成さ
    れたことを特徴とするプレス加工装置。
JP6335463A 1994-12-22 1994-12-22 プレス加工装置 Pending JPH08174084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6335463A JPH08174084A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 プレス加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6335463A JPH08174084A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 プレス加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08174084A true JPH08174084A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18288848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6335463A Pending JPH08174084A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 プレス加工装置

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JP (1) JPH08174084A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107030193A (zh) * 2017-06-06 2017-08-11 安徽江淮汽车集团股份有限公司 带有冲孔机构的拉伸模具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107030193A (zh) * 2017-06-06 2017-08-11 安徽江淮汽车集团股份有限公司 带有冲孔机构的拉伸模具

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