JPH11300246A - マスキング材 - Google Patents

マスキング材

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JPH11300246A
JPH11300246A JP10131262A JP13126298A JPH11300246A JP H11300246 A JPH11300246 A JP H11300246A JP 10131262 A JP10131262 A JP 10131262A JP 13126298 A JP13126298 A JP 13126298A JP H11300246 A JPH11300246 A JP H11300246A
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JP
Japan
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masking material
masking
end edge
flange
hinge
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JP10131262A
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English (en)
Inventor
Masanori Ogawa
正則 小川
Katsumi Terada
克己 寺田
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、粘着テープ等を使用するこ
となく、マスキング対象物である部材の周囲に簡単に取
付固定することのできるマスキング材を提供することで
ある。 【解決手段】 プラスチックシートの成形物からなり、
部材4の周囲を囲繞して該部材4の周面を保護するマス
キング材1Aであって、二分割し、各分割部分2A,3
Aの一方の端縁20A,30Aを相互に蝶着し、該各分割部
分2A,3Aの他方の端縁に相互係合手段22A,32Aを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車窓
枠等の部材の周面を被覆保護するためのマスキング材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車窓枠等の部材を異色塗
装する場合、該部材の周面を被覆保護するために、図11
及び図12に示すようなマスキング材1Pを使用してい
る。該マスキング材1Pは、断面コの字形の本体部5P
と、ヒンジ部51P,51Pを介して該本体部5Pの両端縁
に連続している背面部6P,6Pとからなり、該本体部
5Pをマスキング対象物である部材4に嵌合させた後、
該ヒンジ部51P,51Pを介して両背面部6P,6Pを該
部材4側に折り曲げて該部材4の周囲を囲繞し、最後に
該背面部6P,6P相互の重なり部分を粘着テープ7P
で固定することによりマスキングを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにマスキング材1Pの背面部6P,6Pを一々折り
曲げそして該背面部6P,6P相互の重なり部分を粘着
テープ7Pで固定する作業は煩雑であり、特に自動車製
造工場等の連続大量生産ラインで部材4に対してマスキ
ングを行う際には、円滑な操業に著しく支障をきたすこ
ととなる。また、該マスキング材1Pは繰り返し使用す
ることができるが、該粘着テープ7Pは使い捨てになっ
て資源を無駄遣いすることになり、かつ使用済み粘着テ
ープ7Pのスクラップの廃棄も問題になる。
【0004】従って、本発明の課題は、粘着テープ等を
使用することなく、マスキング対象物である部材の周囲
に簡単に取付固定することのできるマスキング材を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、プラスチックシートの成形物からなり、
部材(4)の周囲を囲繞して該部材(4)の周面を保護
するマスキング材(1…)であって、二分割され、各分
割部分(2…,3…)の一方の端縁(20…,30…)は相
互に蝶着されており、該各分割部分(2…,3…)の他
方の端縁には相互係合手段が設けられていることを特徴
とするマスキング材(1…)を提供するものである。
【0006】分割された一方の分割部分(2…)と他方
の分割部分(3…)とは、一体的に成形してもよいし、
それぞれ別個に成形し、各分割部分(2…,3…)にお
ける一方の端縁(20…,30…)相互を高周波溶着、超音
波溶着等によって蝶着してもよい。該相互係合手段とし
ては、該分割部分(2…,3…)相互を係合させること
ができるものであればいかなるものであってもよく、フ
ック状のフランジ(22A)と板状のフランジ(32A)、
凸条(24B)と凸条(34B)、孔(25C)と突起部(35
C)、フック(26D)とフック(36D)、中空突起部
(25E)と突起部(35E)等を例示することができる。
【0007】該マスキング材(1…)においては、蝶着
された端縁(20…,30…)を介して該分割部分(2…,
3…)相互を開き、マスキング対象物である部材(4)
に嵌合させつつ、該分割部分(2…,3…)相互を閉じ
て該部材(4)の周囲を囲繞し、そして該各分割部分
(2…,3…)の他方の端縁に設けられた係合手段を相
互に係合させることにより、粘着テープ等を使用するこ
となく、該マスキング材(1…)を該部材(4)に簡単
に取付固定し、該部材(4)の周面を保護することがで
きる。
【0008】また、塗装後には、各分割部分(2…,3
…)の端縁において相互に係合している係合手段を解く
ことにより、部材(4)から該マスキング材(1…)を
簡単に取り外すことができ、更に粘着テープ等を使用し
ないためスクラップが生じることもない。
【0009】該部材(8)の周面に穴(82)が形成され
ている場合には、該一方又は両方の分割部分(2E,3
E)における該他方の端縁に、該部材(8)の穴(82)
に係合する係合手段(25E,35E)を設けてもよい。こ
のような係合手段(25E,35E)を該部材(8)の穴
(82)に係合させることにより、該マスキング材(1
E)の該部材(8)への位置決めを容易に行うことがで
きるとともに、該マスキング材(1E)を該部材(8)
に確実に固定することができる。
【0010】上記各分割部分(2…,3…)の任意の主
面には、補強リブ(23A,33A)が形成されていてもよ
い。このように補強リブを設けることにより、該各分割
部分(2…,3…)の剛性を大きくすることができ、該
マスキング材(1…)の形状が保持される。そのため、
該マスキング材(1…)は手で持っても変形しにくく、
従って部材(4)に嵌合させ易く、また各分割部分(2
…,3…)相互を係合させ易く、作業性が良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。本発明の第1の実施形態によるマスキン
グ材1Aを図1に示す。該マスキング材1Aは、第1の
マスキング材2Aと第2のマスキング材3Aとからな
り、該第1のマスキング材2Aの一端縁20Aと該第2の
マスキング材3Aの一端縁30Aとは蝶着されており、そ
の蝶着部分はヒンジ部Hを構成する。なお、該第1のマ
スキング材2Aと該第2のマスキング材3Aとは、一体
的に成形してもよいし、それぞれ別個に成形し、該第1
のマスキング材2Aの一端縁20Aと該第2のマスキング
材3Aの一端縁30Aとを、高周波溶着、超音波溶着等に
よって蝶着してもよい。
【0012】該第1のマスキング材2Aの本体部21Aは
断面コの字形になっており、該本体部21Aにおける上記
ヒンジ部Hの反対側の端縁には、フック状のフランジ22
Aが設けられている。また、該第2のマスキング材3A
の本体部31Aは断面コの字形になっており、該本体部31
Aにおける上記ヒンジ部Hの反対側の端縁には、板状の
フランジ32Aが設けられている。該第1のマスキング材
2Aにおける本体部21Aの主面及び該第2のマスキング
材3Aにおける本体部31Aの主面には、それぞれ補強リ
ブ23A,33Aが縦横に形成されている。
【0013】該マスキング材1Aは、例えばポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ポリエス
テル等の熱可塑性プラスチックのシートあるいはポリア
ミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
フェニレンエーテル,ポリフェニレンオキシド、ポリス
ルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、
結晶性ポリエステル、ポリアミドイミド、ポリイミド、
ポリエーテルイミド、ポリアミノビスマレイミド、メチ
ルペンテンコポリマー、セルロースアセテート等のエン
ジニアリングプラスチックのシート、あるいは上記プラ
スチックの二種以上の混合物のシート、あるいは上記プ
ラスチックシートの二種以上の積層物からなり、該プラ
スチックシートに真空成形、プレス成形等を施すことに
よって成形される。
【0014】上記プラスチックシートには、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化
マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミ
ナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、ク
レー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、ケイ酸カルシ
ウム、ベンナイト、ホワイトカーボン、カーボンブラッ
ク、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、高炉スラグ、フライ
アッシュ、セメント、ジルコニア粉等の無機充填剤、木
綿、竹、麻、羊毛等の天然繊維、ポリアミド繊維、ポリ
エステル繊維、アクリル繊維、ビスコース繊維、アセテ
ート繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維等の有
機合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊維、炭素繊維、
セラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維、
リンター、リネン、サイザル、木粉、ヤシ粉、クルミ
粉、でん粉、小麦粉等の有機充填材等の補強材を添加し
て形状保持性、寸法安定性、圧縮及び引張強度等を向上
させてもよいし、更に難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐
剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、帯電防止剤、結晶化促進剤、化学発泡剤、カ
プセル型発泡剤等の発泡剤、染料、顔料等の着色剤、D
OP、DBP等の可塑剤等の一種又は二種以上が混合さ
れてもよい。
【0015】上記マスキング材1Aをマスキング対象物
である部材4に取り付けるには、図1に示すように、ヒ
ンジ部Hを介して第1のマスキング材2A及び第2のマ
スキング材3A相互を開き、それぞれ部材4に嵌合させ
つつ、図2に示すように、該第1のマスキング材2A及
び第2のマスキング材3A相互を閉じて該部材4の周囲
を囲繞し、そして該第1のマスキング材2Aにおけるフ
ック状のフランジ22Aを該第2のマスキング材3Aにお
ける板状のフランジ32Aに係合させる。このようにし
て、該マスキング材1Aは、粘着テープ等を使用するこ
となく、該部材4に簡単に取付固定することができ、該
部材4の周面を保護することができる。
【0016】なお、該第1のマスキング材2Aにおける
本体部21Aの主面及び該第2のマスキング材3Aにおけ
る本体部31Aの主面にはそれぞれ碁盤目状の補強リブ23
A,33Aが形成されているため、該第1のマスキング材
2A及び第2のマスキング材3Aは剛性が大きくなり、
形状が保持される。そのため、該第1のマスキング材2
A及び第2のマスキング材3Aは手で持っても変形しに
くく、従って部材4に嵌合させ易く、また該第1のマス
キング材2A(フック状のフランジ22A)及び第2のマ
スキング材3A(板状のフランジ32A)相互を係合させ
易く、作業性が良い。
【0017】該部材4にマスキング材1Aを取り付けた
後、該部材4以外の部分に対して、既に該部材4に塗装
された色と異なる色の塗装を施す。塗装後、第1のマス
キング材2Aのフック状のフランジ22Aと第2のマスキ
ング材3Aの板状のフランジ32Aとの係合を解き、部材
4から第1のマスキング材2A及び第2のマスキング材
3Aを取り外す。このようなマスキング材1Aにおいて
は、部材4からの取り外しも簡単で、また粘着テープ等
を使用しないためスクラップが生じることもない。
【0018】次に、本発明の第2の実施形態によるマス
キング材1Bを図3に示す。該マスキング材1Bは、上
記第1の実施形態によるマスキング材1Bと略同様の構
成を有するが、該第2のマスキング材3Bの本体部31B
におけるヒンジ部Hの反対側の端縁には、断面コの字形
の凸条34Bが設けられており、該第1のマスキング材2
Bの本体部21Bにおけるヒンジ部Hの反対側の端縁に
は、該第2のマスキング材3Bの凸条34Bを内側に係合
させることのできる断面コの字形の凸条24Bが設けられ
ている。
【0019】上記マスキング材1Bをマスキング対象物
である部材4に取り付けるには、図3に示すように、ヒ
ンジ部Hを介して第1のマスキング材2B及び第2のマ
スキング材3B相互を開き、それぞれ部材4に嵌合させ
つつ、図4に示すように、該第1のマスキング材2B及
び第2のマスキング材3B相互を閉じて該部材4の周囲
を囲繞し、そして該第1のマスキング材2Bの凸条24B
を該第2のマスキング材3Bの凸条34Bに係合させれば
よい。
【0020】本発明の第3の実施形態によるマスキング
材1Cを図5に示す。該マスキング材1Cは、上記第1
の実施形態によるマスキング材1Aと略同様の構成を有
するが、第1のマスキング材2Cの本体部21Cにおける
ヒンジ部Hの反対側の端縁には、複数の孔25Cを有する
フランジ22Cが設けられており、第2のマスキング材3
Cの本体部31Cにおけるヒンジ部Hの反対側の端縁に
は、該第1のマスキング材2Cにおけるフランジ22Cの
孔25Cに係合させることのできる、頭部351 Cを拡径し
た突起部35Cを複数個有するフランジ32Cが設けられて
いる。
【0021】上記マスキング材1Cをマスキング対象物
である部材4に取り付けるには、図5に示すように、ヒ
ンジ部Hを介して第1のマスキング材2C及び第2のマ
スキング材3C相互を開き、それぞれ部材4に嵌合させ
つつ、図6に示すように、該第1のマスキング材2C及
び第2のマスキング材3C相互を閉じて該部材4の周囲
を囲繞し、そして該第2のマスキング材3Cにおけるフ
ランジ32Cの各突起部35Cを該第1のマスキング材2C
におけるフランジ22Cの各孔25Cに挿入、係合させれば
よい。
【0022】本発明の第4の実施形態によるマスキング
材1Dを図7に示す。該マスキング材1Dは、上記第1
の実施形態によるマスキング材1Aと略同様の構成を有
するが、第1のマスキング材2Dの本体部21Dにおける
ヒンジ部Hの反対側の端縁には、外側に折り返されたフ
ック26Dが設けられており、第2のマスキング材3Dの
本体部31Dにおけるヒンジ部Hの反対側の端縁には、内
側に折り返されたフック36Dが設けられている。
【0023】上記マスキング材1Dをマスキング対象物
である部材4に取り付けるには、図7に示すように、ヒ
ンジ部Hを介して第1のマスキング材2D及び第2のマ
スキング材3D相互を開き、それぞれ部材4に嵌合させ
つつ、図8に示すように、該第1のマスキング材2D及
び第2のマスキング材3D相互を閉じて該部材4の周囲
を囲繞し、そして第1のマスキング材2Dのフック26D
と、第2のマスキング材3Dのフック36Dとを相互に係
合させればよい。
【0024】本発明の第5の実施形態によるマスキング
材1Eを図9及び図10に示す。該マスキング材1Eは、
第1のマスキング材2Eと第2のマスキング材3Eとか
らなり、該第1のマスキング材2Eの一端縁20Eと該第
2のマスキング材3Eの一端縁30Eとは蝶着されてお
り、その蝶着部分はヒンジ部Hを構成する。
【0025】該第1のマスキング材2Eの本体部21Eに
は、マスキング対象物である部材8に形成されている凹
部81に対応するように、凹部27Eが形成されており、ま
た該本体部21Eにおける上記ヒンジ部Hの反対側の端縁
には、段部28Eを介してフランジ22Eが形成されてい
る。該フランジ22Eには、該部材8の凹部81に設けられ
ている穴82に係合させることのできる、頭部251 Eを拡
径した中空の突起部25Eが複数個形成されている。
【0026】一方、該第2のマスキング材3Eの本体部
31Eには、該部材8の凹部81に対応するように、凹部37
E,37Eが形成されており、また該本体部31Eにおける
上記ヒンジ部Hの反対側の端縁には、段部38Eを介して
フランジ32Eが形成されている。該フランジ32Eには、
上記第1のマスキング材2Eのフランジ22Eに形成され
た中空突起部25Eの中空部分に係合させることのでき
る、頭部351 Eを拡径した突起部35Eが複数個形成され
ている。
【0027】なお、該第1のマスキング材2Eにおける
本体部21Eの主面及び該第2のマスキング材3Eにおけ
る本体部31Eの主面には、それぞれ補強リブ23E,33E
が縦横に形成されている。
【0028】上記マスキング材1Eを部材8に取り付け
るには、図9に示すように、ヒンジ部Hを介して第1の
マスキング材2E及び第2のマスキング材3E相互を開
き、図10に示すように、該第1のマスキング材2Eにお
けるフランジ22Eの各中空突起部25Eを該部材8におけ
る凹部81の穴82に挿入、係合させた後、該第1のマスキ
ング材2Eにおける本体部21Eの凹部27Eを該部材8の
凹部81に嵌合させるとともに、該第2のマスキング材3
Eにおける本体部31Eの凹部37E,37Eを該部材8の凹
部81,81に嵌合させつつ、該第1のマスキング材2E及
び第2のマスキング材3E相互を閉じて該部材8の周囲
を囲繞し、そして該第2のマスキング材3Eにおけるフ
ランジ32Eの各突起部35Eを該第1のマスキング材2E
におけるフランジ22Eの中空突起部25Eの中空部分に挿
入、係合させればよい。
【0029】このように、第1のマスキング材2Eの中
空突起部25Eを部材8の穴82に係合させることにより、
該マスキング材1Eの該部材8への位置決めを容易に行
うことができるとともに、該マスキング材1Eを該部材
8に確実に固定することができる。
【0030】以上、図面を参照して本発明を説明した
が、本発明は図面に示した態様に限定されることはな
く、本発明の範囲を逸脱しない限り種々の変更を施すこ
とができる。例えば、各マスキング材の主面に形成され
た補強リブはなくてもよいし、第1〜第4の実施形態に
よるマスキング材も、第5の実施形態によるマスキング
材のように、マスキング対象物である部材の凹凸表面に
対応する凹凸形状を有していてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明のマスキング材は、粘着テープ等
を使用することなく、マスキング対象物である部材の周
囲に簡単に取付固定することができ、更に取外しも簡単
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるマスキング材の
斜視図である。
【図2】図1におけるマスキング材を被マスキング部に
取付固定した状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態によるマスキング材の
斜視図である。
【図4】図3におけるマスキング材を被マスキング部に
取付固定した状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態によるマスキング材の
斜視図である。
【図6】図5におけるマスキング材を被マスキング部に
取付固定した状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態によるマスキング材の
斜視図である。
【図8】図7におけるマスキング材を被マスキング部に
取付固定した状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第5の実施形態によるマスキング材の
斜視図である。
【図10】図9におけるマスキング材を被マスキング部
に取付固定した状態を示す断面図である。
【図11】従来のマスキング材の斜視図である。
【図12】従来のマスキング材を被マスキング部に取付
固定した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1P…マスキング材 2A,2B,2C,2D,2E…第1のマスキング材 23A…補強リブ 3A,3B,3C,3D,3E…第2のマスキング材 33A…補強リブ 4,8…部材 82…穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートの成形物からなり、
    部材の周囲を囲繞して該部材の周面を保護するマスキン
    グ材であって、二分割され、各分割部分の一方の端縁は
    相互に蝶着されており、該各分割部分の他方の端縁には
    相互係合手段が設けられていることを特徴とするマスキ
    ング材。
  2. 【請求項2】 該部材の周面に穴が形成されており、該
    一方又は両方の分割部分における該他方の端縁には、該
    部材の穴に係合する係合手段が設けられている請求項1
    記載のマスキング材。
  3. 【請求項3】 該各分割部分の任意の主面に補強リブが
    形成されている請求項1又は2記載のマスキング材。
JP10131262A 1998-04-24 1998-04-24 マスキング材 Pending JPH11300246A (ja)

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Citations (3)

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JPH1057855A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Nagoya Yuka Kk マスキング材

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