JP3992326B2 - マスキング材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のバンパー等の部材を塗装する際、該部材の特定個所を塗装から保護するために用いられるマスキング材に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
塗装においては、部材の特定個所を塗装から保護することが必要な場合がある。このような場合には従来、例えば粘着シートを該特定個所に適合する形状に切抜き、これをマスキング材として該特定個所に貼着した上で部材に塗装を施し、塗装後該マスキング材を剥離する方法が採られている。
【0003】
しかし粘着テープを該特定個所に適性に貼着したり、また剥離したりするためには非常に手間がかかる。また該粘着テープを剥離する際に、周縁の塗膜も一緒に剥離してしまうような不具合も生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、部材(1) において周縁にフランジ(8) が形成され該フランジ(8) の外側にはスリット(9) が形成されている被保護部(7) を保護するマスキング材(1) であって、該マスキング材(1) は該被保護部(7) に適合する形状を有し、かつ周縁には該被保護部(7) のフランジ(8) を嵌合する嵌合溝(11)が設けられ、更に該嵌合溝(11)の外側には該被保護部(7) のフランジ(8) の外側のスリット(9) に挿着される舌片(14)が外方向に向けて差出されており、該舌片 (14) を該スリット (9) 側に折曲て該スリットに挿着するマスキング材を提供するものである。
該マスキング材(10)に補強リブ(12)を形成すると、該マスキング材(10)の剛性が高められ、取付け取はずしの際、該マスキング材が大きく変形せず、取付け取はずしが容易に出来る。本発明のマスキング材は生産性の高いプラスチックの真空成形品であることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明を図1〜図6に示す一具体例によって説明する。図に示す自動車のバンパー(1) は、例えばポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ポリエステル等の熱可塑性プラスチック成形品であり、例えばカーボンブラック等の顔料によって黒色に着色されており、上縁中央部には車体へ取付けるための左右一対の取付けブラケット(2,2) 、下縁中央切欠部(3) にはナンバープレートを取付けるための左右一対のフックブラケット(4,4) 、一側部にはマフラー当接凹部(5) 、縦方向中間部には左右一対の横長凹陥部(6,6) が形成されており、図2に示すように該凹陥部(6,6) の底部には夫々被保護部である孔部(7,7) が設けられており、該孔部(7) の周縁にはフランジ(8) が形成され、各孔部(7) のフランジ(8) の外側には前後左右に水抜きのための四個のスリット(9) が設けられている。
【0006】
図3および図4に示すマスキング材(10)は、例えばポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ポリエステル等の熱可塑性プラスチックのシートあるいはポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル,ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、結晶性ポリエステル、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミノビスマレイミド、メチルペンテンコポリマー、セルロースアセテート等のエンジニアリングプラスチックのシート、あるいは上記プラスチックの二種以上の混合物のシート、あるいは上記プラスチックシートの二種以上の積層物からなり、該プラスチックシートに真空成形、プレス成形等を施すことによって成形される。
【0007】
上記プラスチックシートには、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、クレー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、ケイ酸カルシウム、ベンナイト、ホワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、高炉スラグ、フライアッシュ、セメント、ジルコニア粉等の無機充填剤、木綿、竹、麻、羊毛等の天然繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維等の有機合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維、リンター、リネン、サイザル、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、でん粉、小麦粉等の有機充填材等の補強材を添加して形状保持性、寸法安定性、圧縮および引張強度等を向上せしめてもよいし、更に難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、結晶化促進剤、化学発泡剤、カプセル型発泡剤等の発泡剤、染料、顔料等の着色剤、DOP、DBP等の可塑剤等の一種または二種以上が混合されてもよい。
【0008】
該マスキング材(10)は、該バンパー(1) の孔部(7) の形状に適合する略舟型形形状をしており、周縁には該バンパー(1) の孔部(7) のフランジ(8) を嵌合する嵌合溝(11)が設けられ、また短方向に沿って複数個の補強リブ(12)が形成されており、一端部のリブ(12)には把手(13)が一体的に形成されている。更に該マスキング材(10)には図3に示すように周縁から外方向に向けて四個の舌片(14)が差出されている。
【0009】
上記マスキング材(10)は図5に示すように該バンパー(1) の左右一対の孔部(7,7) に夫々取付けられるが、マスキング材取付けに際しては、把手(13)を手でつまみ、該孔部(7)のフランジ(8) を該マスキング材(10)の嵌合溝(11)に嵌合するがこの際図6に示すように該マスキング材(10)の舌片(14)を該孔部(7) の周縁のスリット(9) 側に折曲げ、該スリット (9) に挿着して位置決めを行なうと共にマスキング材(10)の取付強度を向上せしめる。
【0010】
このようにしてマスキング材(10)をバンパー(1) の孔部(7) に取付けた後、バンパー(1) の地色(例えば黒色)とは異なった色(例えば白色)の塗料を塗装し、その後該マスキング材(10)を把手(13)を手でつまんで取はずす。そうすれば孔部(7) のフランジ(8) のみは塗装が施されずにバンパー(1) の地色が残ることになり、バンパー(1) の孔部(7) 周縁が明確に輪郭付けされて好ましい外観を呈することになる。
上記マスキング材(10)は補強リブ(12)によって剛性が高められており、したがって孔部(7) への取付け取はずしの際に変形せず、取付け取はずしが容易である。
本発明は上記具体例によって限定されるものではなく、例えば被保護部は孔部以外凹部、凸部、平坦部等どのような形状でもよい。
【0011】
【発明の効果】
本発明は部材の被保護部周縁のフランジを嵌合する嵌合溝と、該フランジ外側のスリットに挿着する舌片とを有するマスキング材を使用して、該フランジを塗装から保護するので、マスキング材の取付け取はずしが極めて簡単に出来、しかも該マスキング材の取付強度が大きく、塗装に際して被保護部のマスキングを効率的に行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バンパー斜視図
【図2】 バンパー底面図
【図3】 マスキング材上側斜視図
【図4】 マスキング材下側斜視図
【図5】 マスキング材取付状態A−A断面図
【図6】 マスキング材取付状態孔部拡大断面図
【符号の説明】
1 バンパー(部材)
7 孔部
8 フランジ
10 マスキング材
11 嵌合溝
12 補強リブ

Claims (3)

  1. 部材において周縁にフランジが形成され該フランジの外側にはスリットが形成されている被保護部を保護するマスキング材であって、該マスキング材は該被保護部に適合する形状を有し、かつ周縁には該被保護部のフランジを嵌合する嵌合溝が設けられ、更に該嵌合溝の外側には該被保護部のフランジの外側のスリットに挿着される舌片が外方向に向けて差出されており、該舌片を該スリット側に折曲て該スリットに挿着することを特徴とするマスキング材。
  2. 該マスキング材には補強リブが形成されている請求項1に記載のマスキング材。
  3. 該マスキング材はプラスチックの真空成形品である請求項1または2に記載のマスキング材。
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