JPH0672658U - マスキング材 - Google Patents

マスキング材

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JPH0672658U
JPH0672658U JP2014193U JP2014193U JPH0672658U JP H0672658 U JPH0672658 U JP H0672658U JP 2014193 U JP2014193 U JP 2014193U JP 2014193 U JP2014193 U JP 2014193U JP H0672658 U JPH0672658 U JP H0672658U
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清之助 堀木
禮二 牧野
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はパイプ状あるいは棒状の部分にマスキ
ング材を容易かつ密着して取付けることを目的とする。 【構成】マスキング材6を折曲げ部9を介して一対の半
円筒部7,8に二つ割りし、パイプ状の部分1を該半円
筒部7,8ではさんで重ね合わせ、係合手段10,11
によって固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は塗装、メッキ等の表面処理の際、パイプ状あるいは棒状の部分をマス キングするために用いられるマスキング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車のガソリンタンクには図6に示すようなパイプ状の挿口部(1) が 設けられ、該挿口部(1) にはホースが接続されるが、該ホースの抜け防止のため に大径膨出部(2,3) が形成されている。
【0003】 このような形状の挿口部(1) をマスキングするには従来、挿入孔(5) を有する 円筒状のマスキング材(4) が使用されていた(例えば実開昭62−15376号 等)。上記マスキング材(4) は例えばポリスチレン発泡体を材料とする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記マスキング材(4) の挿入孔(5) の内径は該挿口部(1) の大径膨出部(2,3) の存在のため、該挿口部(1) の径よりも若干大きくして該大径膨出部(2,3) が該 挿入孔(5) に嵌合し易いようにする必要があり、そのために該マスキング材(4) の挿入孔(5) と挿口部(1) との間に隙間を生じて塗料等が侵入し易く、完全なマ スキングが困難であったし、またマスキング材(4) の挿入孔(5) に挿口部(1) を 挿入する際の抵抗も大きく、マスキング材(4) の取付け取はずし作業が困難であ った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、折曲げ部(16)を介して 接続されている一対の半円筒部(7,8) と、該一対の半円筒部(7,8) を重合状態に 係合する係合手段(10,11) とからなるマスキング材(6) を提供するものであり、 該マスキング材(6) の該一対の半円筒部(7,8) には夫々対応する位置に一個また は二個以上の大径の膨出部嵌合溝(12,13,14,15) が形成されているマスキング材 (6) を提供するものである。
【0006】
【作用】
マスキング材(6) を折曲げ部(16)を介して折曲げて一対の半円筒部(7,8) を重 ね合わせ、パイプ状の部分(1) を該マスキング材(6) の一対の半円筒部(7,8) で はさみ、係合手段によって該一対の半円筒部(7,8) を重合状態に係合する。 このようにして該パイプ状の部分(1) はマスキング材(6) の一対の半円筒部(7 ,8) を重ね合わせることによって形成される挿入孔(20)内に収容される。
【0007】
【実施例】
本考案を図1〜図3に示す一実施例によって説明すれば、マスキング材(6) は 一対の半円筒部(7,8) と、該一対の半円筒部(7,8) を縦方向で接続する接続部(9 ) とからなり、該一対の半円筒部(7,8) の一方(7) には両縁からフランジ(7A,7A ) が差出され、また周壁には左右一対の係合溝(10,10) が形成され、他方(8) に は該一方の半円筒部(7) の係合溝(10,10) に係合する係合フランジ(11,11) が形 成されている。 更に該半円筒部(7,8) の夫々には挿口部(1) の大径膨出部(2,3) に対応して大 径の膨出部嵌合溝(12,13,14,15) が形成されている。 該マスキング材(6) の接続部(9) の中央部には折曲げ部としてのベローズ部(1 6)が形成され、その両側において半円筒部(7) 側には嵌合突起(17)、半円筒部(8 ) 側には嵌合凹部(18)が形成されている。
【0008】 上記構成において、例えば図2に示す自動車のガソリンタンク(19)の挿口部(1 ) をマスキングするには、該マスキング材(6) を接続部(9) のベローズ部(16)を 介して折曲げて重合するとともに、一対の半円筒部(7,8) によって該挿口部(1) をはさみ、一方の半円筒部(7) の係合溝(10,10) に他方の半円筒部(8) の係合フ ランジ(11,11) を係合し、更に接続部(9) の嵌合突起(17)を嵌合凹部(18)に嵌合 することによって固定する。 このようにしてマスキング材(6) の一対の半円筒部(7,8) を重ね合わせること によって形成される挿入孔(20)内に挿口部(1) が収容され、そして挿口部(1) の 大径膨出部(2,3) は該マスキング材(6) の膨出部嵌合溝(12,13,14,15) に嵌合さ れる。
【0009】 上記のようにしてガソリンタンク(19)の挿口部(1) にマスキング材(6) を取付 けた後、例えばポリ塩化ビニルゾル等の塗料をガソリンタンク(19)に塗装し、加 熱ゲル化させた後該マスキング材(6) の半円筒部(7,8) 相互を開離させてマスキ ング材(6) を挿口部(1) から取はずす。
【0010】 上記本考案のマスキング材(6) はポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ ン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン共重合体 、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性プラスチックやメチルペンテンコ ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ スルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレン オキシド等の熱可塑性エンジニアリングプラスチック等の熱可塑性のシートまた は発泡体のシート、あるいはポリウレタン、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノー ル樹脂、エポキシ樹脂、アミノビイマレイミド、ビイマレイミドアジン等の熱硬 化性プラスチックの熱硬化性のシートまたは発泡体のシート、あるいはスチレン ーブタジエンゴム、アクリロニトリルースチレンーブタジエンゴム、アクリロニ トリルーブタジエンゴム等の合成ゴムおよび天然ゴム類のシートまたは発泡体の シート、あるいはポリアミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、アセテー ト繊維等の合成繊維、木質繊維、天然繊維、無機繊維およびこれらの不織布や編 織物、紙、ダンボール、木、合板、ハードボード等をポリウレタン、メラミン樹 脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等のバインダーを含浸させた含浸シート、あるい は金属シート、あるいは前記材料の二種以上の混合物のシートまたは発泡体のシ ート、あるいは前記材料の二種以上の積層物等からなる成形体である。前記成形 体は真空成形、プレス成形、射出成形等によって製造される。
【0011】 上記本考案のマスキング材には炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリ ウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシウム 、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、 酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、 クレー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、ケイ酸カルシウム、ベンナイト、ホ ワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、高炉スラグ 、フライアッシ等の無機充填剤、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、でん粉、木綿繊維粉 、小麦粉等の充填材、染料、顔料等の着色剤、DOP、DBP等の可塑剤等の一 種または二種以上が混合されてもよい。
【0012】 図4および図5には本考案の他の実施例が示される。本実施例においてはマス キング材(26)は一対の半円筒部(27,28) と、該一対の半円筒部(27,28) を横方向 で接続する接続部(29)とからなり、該一対の半円筒部(27,28) の一方(27)の内壁 には係合段部(30)が形成されており、他方(28)には該係合段部(30)に係合する係 合フランジ(31)が形成されている。 更に該一対の半円筒部(27,28) の夫々には前実施例の挿口部(1) の膨出部(2,3 ) に対応して大径の膨出部嵌合溝(32,33,34,35) が形成されている。 該マスキング材(26)の接続部(29)の中央部には折曲げ部としてのベローズ部(3 6)が形成され、その両側において半円筒部(27)側(29A) の両端縁には半円筒部(2 8)側(29B) の両端縁を係合する係合溝(37)が形成されている。
【0013】 上記構成においては自動車のガソリンタンク(19)の挿口部(1) をマスキングす るには、図5に示すように該マスキング材(26)を接続部(29)のベローズ部(36)を 介して折曲げて重合するとともに、一対の半円筒部(27,28) によって該挿口部(1 ) をはさみ、一方の半円筒部(27)の係合段部(30)に他方の半円筒部(28)の係合フ ランジ(31)を係合し、更に接続部(29)の半円筒部(27)側(29A) の係合溝(37)に半 円筒部(28)側(29B) の両端縁を係合する。
【0014】 本実施例以外、例えばパイプ状部分の大径の膨出部嵌合溝は一個または二個以 上であってもよく、また大径の膨出部嵌合溝は省略されてもよい。また接続部(9 ) の嵌合突起(17)および嵌合凹部(18)や接続部(29)の係合溝(37)も省略されても よい。
【0015】
【考案の効果】
したがって本考案においてはマスキング材にパイプ状部分を挿込むのではなく 、該部分を一対の半円筒部に二つ割したマスキング材ではさみ込むので、該部分 に大径膨出部等が存在してもマスキング材を極めて容易かつ密着して取付けるこ とが出来、マスキングが確実に行われ、また取はずしも極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】展開状態斜視図
【図2】マスキング材取付説明図
【図3】マスキング材取付状態側面図図4および図5に
は本考案の他の実施例が示される。
【図4】展開状態斜視図
【図5】マスキング材取付状態側面図
【図6】従来例の斜視図
【符号の説明】
6,26 マスキング材 7,8,27,28 半円筒部 10 係合溝(係合手段) 11 係合フランジ(係合手段) 12,13,14,15,32,33,34,35 膨出部嵌合溝 16,36 ベローズ部(折曲げ部) 17 嵌合突起 18 嵌合凹部 30 係合段部(係合手段) 31 係合フランジ(係合手段) 37 係合溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折曲げ部を介して接続されている一対の半
    円筒部と、該一対の半円筒部を重合状態に係合する係合
    手段とからなることを特徴とするマスキング材
  2. 【請求項2】該一対の半円筒部には夫々対応する位置に
    一個または二個以上の大径の膨出部嵌合溝が形成されて
    いる請求項1に記載のマスキング材
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