JPH112988A - 定着温度制御方法 - Google Patents

定着温度制御方法

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JPH112988A
JPH112988A JP9153502A JP15350297A JPH112988A JP H112988 A JPH112988 A JP H112988A JP 9153502 A JP9153502 A JP 9153502A JP 15350297 A JP15350297 A JP 15350297A JP H112988 A JPH112988 A JP H112988A
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warm
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裕 宮坂
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 定着ローラ101の通紙部に設けた温度セン
サ表面の汚れによる検知ずれに影響される事なく、温度
上昇率の高い定着ローラ101に対しても、定着ローラ
101を所定温度に制御でき、かつ、ウォーミングアッ
プ期間の延長を防止できる定着温度制御方法を提供する
ことにある。 【解決手段】 定着ローラ101の通紙部にサーミスタ
105を設け、定着ローラ101の非通紙部にサーミス
タ106を設け、サーミスタ105,106からの検出
結果に基づき定着ローラ101の加熱制御する定着温度
制御方法で、ウォームアップ中にサーミスタ106から
の検出温度が所定温度Tsub1に達したら、ウォーム
アップを完了し、その時点のサーミスタ105からの検
出温度から換算した温度データを不揮発性メモリに格納
し、ウォームアップ完了以降にサーミスタ105からの
検出温度に基づき不揮発メモリに格納してあるTmai
n1で加熱制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写材に付着して
いる未定着トナーを加熱溶融して定着する熱ローラ方式
の定着温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱ローラ方式の定着装置は、熱源を有す
る定着ローラと、これに圧接する圧着ローラと、定着ロ
ーラに接するクリーニング部材と、定着ローラに接する
サーミスタを備え、未定着トナーを担持した転写材が定
着ローラと圧着ローラのニップ部に通紙され、未定着ロ
ーラが加熱溶融されて転写材に定着される。一方、転写
材に定着されることなく定着ローラに付着したトナーは
クリーニング部材により除去される。また、サーミスタ
はクリーニングされた定着ローラの表面温度を測定し、
その測定結果に基づいて熱源の制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写材
に定着されることなく定着ローラに付着したトナーや転
写紙の紙粉等は、前述のクリーニング動作で完全に除去
できるわけでなく、除去できずにクリーニング部材の接
触部を通過したトナーや紙粉等の一部がサーミスタの検
出部に付着して堆積して、画像形成回数が増すとサーミ
スタの熱応答性が低下し、検知ずれが生じる。そのた
め、定着ローラの実際の表面温度が制御温度に比べて高
くなってしまう不具合がある。従って、定期点検時に、
サーミスタの検出部に付着、堆積したトナーや紙粉等を
清掃、除去あるいは交換等を行い、サーミスタの検知ず
れを定期的に解消している。
【0004】図13は定期点検前後のサーミスタの検出
出力と定着ローラの表面温度の推移を示したグラフであ
る。
【0005】図13(a)は定期点検終了直後のサーミ
スタの検出出力推移を示すグラフである。図13(a)
に示すグラフは縦軸に電圧(v)をとり、横軸に時間
(sec)をとってある。実線は定着ローラの通紙部に
設けたメインサーミスタからの検出出力を示したもので
あり、一点鎖線は定着ローラの非通紙部に設けたサブサ
ーミスタからの検出出力を示してある。サーミスタは温
度によって抵抗値が変動するためにグラフに示すような
特性となっている。時刻T1はウォームアップ終了時刻
を示しており、かかる時刻T1でメインサーミスタから
の出力電圧はVmain1となっている。また、サブサ
ーミスタからの出力電圧は定着ローラの通紙部と非通紙
部(ローラ端部)とで温度上昇率が異なるため(通紙部
温度上昇率>非通紙部温度上昇率)、温度Tmain1
に相当する電圧Vmain1よりも大きい電圧Vsub
1となっている。
【0006】図13(b)は定期点検終了直後の定着ロ
ーラの実際の表面温度を示すグラフである。図13
(b)に示すグラフは縦軸に温度(℃)をとり、横軸に
時間(sec)をとってある。実線は定着ローラの通紙
部における実際の表面温度を示したものであり、一点鎖
線は定着ローラの非通紙部における実際の表面温度を示
してある。定着ローラの通紙部における実際の表面温度
は時刻T1でTmain1に達しているが、定着ローラ
の非通紙部における実際の表面温度は時刻T1でTma
in1より低く、時間経過と共に表面温度Tmain1
に向かって昇温していることが分かる。これは時刻T1
では定着ローラ端部で温度低下が生じていても、時間経
過とともにローラ表面温度がTmain1に収束するた
めである。
【0007】図13(c)は定期点検直前のサーミスタ
の検出出力推移を示すグラフである。図13(c)に示
すグラフは縦軸に電圧(v)をとり、横軸に時間(se
c)をとってある。実線は定着ローラの通紙部に設けた
メインサーミスタからの検出出力を示したものであり、
一点鎖線は定着ローラの非通紙部に設けたサブサーミス
タからの検出出力を示してある。時刻T2はウォームア
ップ終了時刻を示しており、かかる時刻でメインサーミ
スタからの出力電圧はVmain2となっている。ま
た、時刻T2のサブサーミスタからの出力電圧Vsub
2は、図13(a)に比較してメインサーミスタからの
出力電圧との差が小さくなっている。また、時刻T2
時刻T1より遅くなっている。これは定期点検前にウォ
ーミングアップ期間が延長していることを意味する。こ
れらはメインサーミスタの検知部にトナーや紙粉等が付
着して熱応答性が低下し、検知ずれが生じたためであ
る。
【0008】図13(d)は定期点検直前の定着ローラ
の実際の表面温度を示すグラフである。図13(d)に
示すグラフは縦軸に温度(℃)をとり、横軸に時間(s
ec)をとってある。実線は定着ローラの通紙部におけ
る実際の表面温度を示したものであり、一点鎖線は定着
ローラの非通紙部における実際の表面温度を示してあ
る。定着ローラの通紙部における実際の表面温度は時刻
2で本来の制御温度であるTmain1より高いTm
ain2に達している。また、定着ローラの非通紙部に
おける時刻T2での実際の表面温度も時刻T1で到達する
Tsub1より高いTsub2に達している。また、時
間経過と共にTmain2に向かって昇温していること
が分かる。
【0009】従って、図13(a)〜図13(d)に示
したグラフから、メイン温度センサの検知部にトナー、
紙粉等が付着すれば、定着温度制御が正確にできない。
【0010】前述のウォームアップ完了時のメインサー
ミスタとサブサーミスタの検知温度差はメインスイッチ
オン前の定着ローラの温度状態に影響を受け、また前記
定着ローラの温度状態は通紙時の転写材サイズ及び通紙
枚数等に応じて変化する。具体的には、大サイズの転写
材で連続して画像形成すれば、定着ローラの両端部から
の放熱が増加するため、定着ローラの非通紙部の表面温
度が定着ローラの通紙部における表面温度よりも低い状
態となる。一方、ハガキ等に代表される小サイズで連続
して画像形成すれば、定着ローラの通紙部の放熱が増加
し、それにともない定着ローラが加熱制御されるため
に、定着ローラの非通紙部の表面温度が定着ローラの通
紙部における表面温度よりも高い状態となる。このよう
な状態で、メインスイッチがオフされた場合、定着ロー
ラが十分冷えれば、ウォームアップ後の通紙部と非通紙
部との温度差に影響を及ぼさないが、定着ローラが十分
冷えていない状態で、再びウォームアップを行うと、ウ
ォームアップ後の通紙部と非通紙部との温度差に影響を
及ぼすことになる。
【0011】一方、発熱抵抗体ローラの一例としてセラ
ミックベース上に耐熱抵抗発熱パターンを焼き付けた発
熱導体を形成し、該発熱導体をセラミックベース及び耐
熱ゴム層とで被覆した定着ローラが提案されている(特
開昭54−30841号公報、同56−138766号
公報参照)。さらに、定着ローラの表層または表層近傍
に層状の発熱部を有する定着ローラが提案されている
(特開平3−80279号公報)。抵抗発熱体は例えば
熱伝導性の良好なアルミナ等のセラミック体中に発熱導
体を埋設した構成としてあるため、ロール全面にわたっ
て温度分布を均一とすることができ、かつ、発熱抵抗体
はロール表面に近い部位に配置されていること、およ
び、従来の輻射熱により加熱する場合に比べて熱効率が
良いことから、従来の輻射熱により加熱する場合に比較
して、温度上昇率が極めて大きいので、定着可能温度に
達するまでのウォームアップ時間を短縮することができ
る。
【0012】反面、前述してあるように発熱抵抗体は温
度上昇率が極めて大きいため、コピー期間又はアイドリ
ング期間に万一異常が生じたときに短時間で異常高温に
達してしまうという技術的課題がある。
【0013】本発明の第1の目的は、上記に鑑み、定着
ローラの通紙部に設けた温度センサ表面の汚れによる検
知ずれに影響される事なく、定着ローラを所定温度に制
御でき、かつ、ウォーミングアップ期間の延長を防止で
きる定着温度制御方法を提供することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、上記に鑑み、定着
ローラの通紙部に設けた温度センサ表面の汚れによる検
知ずれに影響される事なく、温度上昇率の異なる定着ロ
ーラに対しても、定着ローラを所定温度に制御でき、か
つ、ウォーミングアップ期間の延長を防止できる定着温
度制御方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
によって達成される。
【0016】(1) 定着ローラの通紙部にメイン温度
センサを設け、前記定着ローラの非通紙部にサブ温度セ
ンサを設け、当該サブ温度センサ及び前記メイン温度セ
ンサからの検出結果に基づき前記定着ローラの加熱制御
する定着温度制御方法において、ウォームアップ中に前
記サブ温度センサからの検出温度が所定温度Tsub1
に達したら、ウォームアップを完了し、その時点のメイ
ン温度センサからの検出温度Tmain1をメモリ(R
AM)に格納し、ウォームアップ完了以降に前記メイン
温度センサからの検出温度に基づき前記不揮発メモリに
格納してあるTmain1で加熱制御することを特徴と
する定着温度制御方法。
【0017】(2) 定着ローラの通紙部にメイン温度
センサを設け、前記定着ローラの非通紙部にサブ温度セ
ンサを設け、当該サブ温度センサ及び前記メイン温度セ
ンサからの検出結果に基づき前記定着ローラの加熱制御
する定着温度制御方法において、ウォームアップ開始時
点の前記定着ローラの表面温度が室温近傍であると判断
した場合にウォームアップ中に前記サブ温度センサから
の検出温度が所定温度Tsub1に達したら、ウォーム
アップを完了し、その時点のメイン温度センサからの検
出温度Tmain1を不揮発性メモリに格納し、ウォー
ムアップ完了以降に前記メイン温度センサからの検出温
度に基づき前記不揮発メモリに格納してあるTmain
1で加熱制御し、ウォームアップ開始時点の前記定着ロ
ーラの表面温度が室温近傍より高い場合は、前記不揮発
メモリに格納してあるTmain1で加熱制御すること
を特徴とする定着温度制御方法。
【0018】(3) 前記定着ローラは一体的に発熱体
を有すること特徴とする(1)又は(2)に記載の定着
温度制御方法。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本実施の形態における定着装置の概略
構成を図1を参照して説明する。
【0020】図1は本実施の形態における熱ローラ定着
方式の定着装置の概略構成図であり、図1(a)は本実
施の形態における熱ローラ定着方式の定着装置の概略断
面図を示しており、図1(b)は温度検知手段の設置場
所を示した斜視図である。
【0021】本実施の形態の定着装置は、熱ローラ定着
方式によるものであり、トナー像が転写された転写材に
熱を伝達する定着ローラ101と定着ローラ101に熱
を供給するヒータ102と定着ローラ101に転写材を
押圧しながら加圧ローラ103と定着ローラ101表面
にオイルを塗布する塗布フェルト104と定着ローラ1
01の温度検知するサーミスタ105,106と塗布フ
ェルト104により塗布されたオイルの余剰分をかきと
る定着ブレード107と転写材を定着ローラ101から
分離するための定着爪108とサーミスタ105,10
6の検知温度を入力してヒータ102の通電制御及び定
着ローラ101の回転制御を行うCPU5とからなる。
【0022】ヒータ102は発熱抵抗体の一例としてセ
ラミック基台に抵抗発熱体を印刷したセラミックヒータ
であり、定着ローラ101全面にわたって温度分布を均
一とすることができ、かつ、セラミックヒータはハロゲ
ンランプ等に比して発熱導体がロール表面に近い部位に
配置してあることから、従来の輻射熱により加熱する場
合に比較して、温度立ち上がり時間が極めて短いので、
定着可能温度に達するまでのウォームアップ時間を短縮
することができる。
【0023】サーミスタ105,106は接触型のもの
であり、サーミスタ105は、定着ローラ101の中央
に配置してあり、サーミスタ105は請求項にいうメイ
ン温度センサに相当するものであり、サーミスタ106
は定着ローラ101の端で非通紙部(図に向かって左
側)に配置してあり、サーミスタ106は請求項に言う
サブ温度センサに相当する。サーミスタ105,106
は、検知温度に対して抵抗値が変化する特性を有する。
サーミスタの検知温度は予め準備してある特性に基づき
抵抗値を換算することによって得られる。
【0024】本実施の形態の定着温度制御装置の概略構
成について図2を参照して説明する。
【0025】図2は本実施の形態における定着温度制御
回路のブロック図である。
【0026】本実施の形態の定着温度制御回路は、ヒー
タ102とトライアック2と商用交流電源3とCPU5
とトライアック駆動回路6とからなり、CPU5の給電
指示信号によってヒータ102をオン/オフする制御回
路である。
【0027】ヒータユニット1は定着ローラ101とヒ
ータ102とサーミスタ105,106等をまとめたも
のであり、ヒータ102は前述のようにセラミック基台
に抵抗発熱体を印刷したセラミックヒータである。サー
ミスタ105,106は定着ローラ101の表側に固定
され取り付けられており、定着ローラ101の温度状態
を検出する。サーミスタ105,106は定着ローラ1
01に対して電気的に独立して配線しており、ヒータ1
02は二つのコネクタで配線してある。温度検出回路
(図示せず)は、ヒータ102の温度変化に応じて抵抗
値が変化するサーミスタ105,106に固定抵抗(図
示せず)を直列接続して、その分圧された電位を検出し
てCPU5に送出している。
【0028】なお、本実施の形態ではヒータ102がセ
ラミックヒータとして説明するが、これに限定されるも
のでなく、ハロゲンランプであってもよい。
【0029】ヒータユニット1にはトライアック2を介
して商用交流電源3を接続してある。トライアック2は
ヒータ102への給電の実行と停止をスイッチングする
ものであり、スイッチングの際に発生するノイズを除去
するスパークキラー(図示せず)を設けてある。
【0030】CPU5は、温度検出回路からの出力電圧
を参照しながら、サーミスタ105,106での検出温
度が制御温度よりも低ければ、給電信号をオンし、サー
ミスタでの検出温度が制御温度よりも高ければ、給電信
号をオフするものである。
【0031】IP2はA/D入力ポートであり、入力さ
れたアナログ電圧を内部でデジタル値に変換して読み事
ができる。CPU5は内蔵メモリにサーミスタ出力を温
度換算したデータを書き込んである。従って、CPU5
は、A/D入力ポートIP2の値と内蔵メモリのデータ
を比較することにより、定着ローラ101の温度を精度
良く検出することができる。なお、CPU5は外付けの
不揮発RAM(図示せず)を備えている。
【0032】OP1は出力ポートである。ヒータ102
のオン/オフの最小単位は商用交流電源3が50Hzな
ら10msとなり、商用交流電源3が60Hzなら8m
sとなる。
【0033】トライアック駆動回路6は、CPU5から
の給電信号に基づいてトライアック2をON/OFF制
御するものである。
【0034】次に本実施の形態の定着温度制御回路にお
ける制御動作について図8を参照して説明する。
【0035】図8は本実施の形態の定着温度制御回路の
各部信号を示したタイムチャートである。
【0036】商用交流電源3は、図8(a)に示すよう
に常に一定周期のsin波で表される。先ず、電源投入
されると、CPU5はウォームアップ状態に設定する。
これにより給電指示信号が図8(b)に示すようにオン
され、図8(c)に示すようにヒータ102に給電され
ると図8(d)に示すようにヒータの表面温度を上昇さ
せる。この期間は「ウォームアップ状態」と呼ばれ、記
録動作のための前段階として位置づけられる記録動作の
準備期間となる。
【0037】このウォームアップ状態を経て定着ローラ
101の表面温度が制御点温度に達すると、図8(b)
に示すようにヒータへの給電はオフされ、図8(d)に
示すように定着ローラ101の温度が再び制御点温度を
下回ると、図8(b)に示すようにヒータへの給電をオ
ンして常に設定される一定温度にキープする。
【0038】次に図3〜図6を参照して本実施の形態の
定着温度制御回路の詳細な動作を説明する。
【0039】本制御プログラムは、タスク形式であり、
一つの独立した制御プログラムが複数集まった集合体で
構成してある。細分化された各プログラムを機能別にま
とめ一つのタスクを形成している。かかる幾つかのタス
クをモニタタスクコントロールと呼ばれるモニタプログ
ラムにより必要に応じて呼び出し、必要な量のプログラ
ムを実行し終了する。つまり、時間的に少しの量のプロ
グラム実行を一単位とし、複数のタスクを次々に処理す
る。従って、ミクロ的には一つのプログラム実行を行う
のであるが、マクロ的には、各タスクを並列処理してい
ることになる。
【0040】図3は本実施の形態の定着装置を採用した
画像形成装置の制御動作を示すフローチャートである。
【0041】電源が投入されると、CPU5はイニシャ
ル処理を実行する(ステップ1)。これにより、メモ
リ、駆動入出力系のリセットや定着温度のモニタ等を実
行する。
【0042】CPU5はウォームアップが完了したか否
かを確認する(ステップ2)。CPU5はウォームアッ
プの完了を確認すれば、コピーボタンのオンを確認する
(ステップ3)。CPU5はコピーボタンのオンを確認
すれば、コピー処理を実行する(ステップ4)。これに
より、駆動モータのオン/オフ制御や給紙のオン/オフ
制御、帯電のオン/オフ制御、現像バイアスのオン/オ
フ制御、転写/分離等のオン/オフ制御、光学露光系の
制御等がなされる。
【0043】図4は定着温度処理タスクを示すフローチ
ャートである。
【0044】定着温度処理タスクはモニタプログラムに
より350msec毎に呼び出されて起動される。
【0045】定着温度処理タスクが起動されると、CP
U5は通紙部に設けられたサーミスタ105の検出結果
から定着ローラ101の通紙部温度に換算したデータを
Tmainに格納する(ステップ11)。ここで、Tm
ainに格納されるデータはウォームアップ初期の定着
温度を含むリアルタイムに読み込まれたデータである。
CPU5は非通紙部に設けられたサーミスタ106の検
出結果から定着ローラ101の非通紙部温度に換算した
データをTsubに格納する(ステップ12)。ここ
で、Tsubに格納されるデータはウォームアップ初期
の定着温度を含むリアルタイムに読み込まれたデータで
ある。CPU5はウォームアップ完了フラグがオンであ
るか否かを確認する(ステップ13)。CPU5は、ス
テップ13でウォームアップ完了フラグがオフであると
判断すれば、ウォームアップ中の定着駆動処理タスクを
起動する(ステップ14)。CPU5は、ステップ13
でウォームアップ完了フラグがオンであると判断すれ
ば、ウォームアップ後の定着駆動処理タスクを起動する
(ステップ15)。
【0046】図5はウォームアップ中の定着駆動処理タ
スクを示すフローチャートである。
【0047】CPU5が図4に示すステップ14でウォ
ームアップ中の定着駆動処理タスクを起動すれば、Ts
ub<Tsub1であるか否かを判断する(ステップ1
41)。ここでTsub1はウォームアップ中の定着駆
動オン/オフ状態を決定するサーミスタ106用の制御
温度データである。
【0048】CPU5は、ステップ141でTsub<
Tsub1であると判断すれば、定着駆動をオンにする
(ステップ142)。
【0049】CPU5は、ステップ141でTsub≧
Tsub1あると判断すれば、定着駆動をオフにし(ス
テップ143)、ウォームアップ完了フラグをオンに
し、RAMのMEM(Tmain1)に前述したサーミ
スタ105の検出結果Tmainの値を格納し(ステッ
プ144)、ウォームアップ中の定着駆動処理タスクを
終了する(ステップ145)。また、前記RAMのME
M(Tmain1)は不揮発性のRAMであってもよ
い。
【0050】図6はウォームアップ後の定着駆動処理タ
スクを示すフローチャートである。
【0051】CPU5が図4に示すステップ15でウォ
ームアップ後の定着駆動処理タスクを起動すれば、Tm
ain<mem(Tmain1)であるか否かを判断す
る(ステップ151)。ここでmem(Tmain1)
は前述したステップ144で記憶されたウォームアップ
完了時の通紙部に設けたサーミスタ105からの検出デ
ータである。
【0052】CPU5は、ステップ151でTmain
<mem(Tmain1)であると判断すれば、定着駆
動をオンにする(ステップ152)。
【0053】CPU5は、ステップ151でTmain
≧mem(Tmain1)であると判断すれば、定着駆
動をオフにし(ステップ153)、ウォームアップ完了
フラグをオンにする(ステップ154)。
【0054】図7は本実施の形態における定期点検前の
ウォームアップ中のサーミスタ検出出力の推移と定着ロ
ーラ101の表面温度推移を示したグラフである。
【0055】図7(a)は定期点検前のウォームアップ
中のサーミスタ検出出力の推移を示すグラフである。図
7(a)に示すグラフは縦軸に電圧(v)をとり、横軸
に時間(sec)をとってある。実線は定着ローラ10
1の通紙部に設けたメインサーミスタからの検出出力推
移を示したものであり、一点鎖線は定着ローラ101の
非通紙部に設けたサブサーミスタからの検出出力推移を
示してある。CPU5はサーミスタ106からの検出結
果が所定値Vsub1(定期点検直後と同じ値)に達し
た場合にウォームアップを終了するため、ウォームアッ
プ終了時刻は定期点検直後のウォームアップ終了時刻T
1と同じ時刻となる。また時刻T1におけるサーミスタ1
05からの検出結果はVmain1となっていて、これ
も定期点検直後のウォームアップ時点のサーミスタ10
5からの検出値と同じ値である。
【0056】図7(b)は定期点検直前の定着ローラ1
01の実際の表面温度推移を示すグラフである。図7
(b)に示すグラフは縦軸に温度(℃)をとり、横軸に
時間(sec)をとってある。実線は定着ローラ101
の通紙部における実際の表面温度を示したものであり、
一点鎖線は定着ローラ101の非通紙部における実際の
表面温度を示してある。定着ローラ101の通紙部にお
ける実際の表面温度は時刻T1以降で定期点検直後の制
御温度Tmain1と同じ温度で制御されており、ま
た、定着ローラ101の非通紙部における実際の表面温
度も時刻T1で定期点検直後のウォームアップ終了時の
温度Tsub1になっている。
【0057】このように本実施の形態によれば、定期点
検直前でメインサーミスタの検知部に付着したトナー、
紙粉等による検知ずれに感度低下に影響されることな
く、ウォームアップ時間を延長させることもない。従っ
て、定着ローラ101の実温度を所定温度に制御でき、
高温オフセットを防止でき、安全性も高くできる。
【0058】(実施の形態2)本実施の形態は、前述し
た実施の形態1とほぼ同様の装置構成で、かつ同様の回
路構成であるので、同一構成については同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。本実施の形態の定着温度制御
回路の動作は、実施の形態1と異なるので、図9〜図1
2を参照して説明する。
【0059】定着ローラ101の表面温度が環境温度付
近まで冷えた状態から定着温度制御を実行すれば、実施
の形態1で十分に対応できる。しかしながら、上述して
あるように大サイズの転写材で連続して画像形成すれ
ば、定着ローラ101端部からの放熱が中央部に比べて
増加するために、定着ローラ101の非通紙部の表面温
度が定着ローラ101の通紙部の表面温度よりも低い状
態となる。一方、ハガキ等に代表される小サイズで連続
して画像形成すれば、定着ローラ101の非通紙部から
放熱が少なくなるために、定着ローラ101の非通紙部
の表面温度が定着ローラ101の通紙部における表面温
度よりも高い状態となり、これらの状態でメインスイッ
チがオフされ、定着ローラ101が十分冷えない状態
で、再び、メインスイッチがオンされると、前述した定
着ローラ101の温度分布の影響を受けやすく、定着ロ
ーラ101の温度制御が正確に行われにくく、これらの
状態に影響を受けない給電制御が必要である。
【0060】図9は本実施の形態の定着装置を採用した
画像形成装置の制御動作を示すフローチャートである。
【0061】電源が投入されると、CPU5はイニシャ
ル処理を実行する(ステップ31)。これにより、メモ
リ、駆動入出力系のリセット等を実行する。
【0062】CPU5はサーミスタ105の検出結果か
ら定着ローラ101の通紙部の温度に換算したデータを
Tmain0に格納する(ステップ32)。ここで、T
main0に格納されるデータはパワーオン時に読み込
まれたデータである。
【0063】CPU5はTmain0≦50℃かつTs
ub0≦50℃であるか否かを確認する(ステップ3
3)。CPU5は、ステップ33でTmain0<50
℃かつTsub0≦50℃であると判断すれば、ASA
フラグをオン゛1゛にする(ステップ34)。CPU5
は、ステップ33でTmain0>50℃またはTsu
b0>50℃であると判断すれば、ASAフラグをオフ
゛0゛にする(ステップ35)。なお、ここでは、サー
ミスタ105、106からの検出データで定着ローラ1
01が冷えているか否かを判断したが、サーミスタ10
5、またはサーミスタ106からの単独の検出データで
判断しても良い。また、前述したサーミスタ105,1
06の二つに限る必要もない。なお、機内温度センサを
サーミスタ105、106等と併用してもよい。
【0064】CPU5は、ステップ34又はステップ3
5に続いて定着温度処理タスクを起動する(ステップ3
6)。
【0065】CPU5はウォームアップが完了したか否
かを確認する(ステップ37)。CPU5はウォームア
ップの完了を確認すれば、コピーボタンのオンを確認す
る(ステップ38)。CPU5はコピーボタンのオンを
確認すれば、コピー処理を実行する(ステップ39)。
これにより、駆動モータのオン/オフ制御や給紙のオン
/オフ制御、帯電のオン/オフ制御、現像バイアスのオ
ン/オフ制御、転写/分離等のオン/オフ制御、光学露
光系の制御等がなされる。
【0066】図10は定着温度処理タスクを示すフロー
チャートである。
【0067】定着温度処理タスクはモニタプログラムに
より350msec毎に呼び出されて起動される。
【0068】定着温度処理タスクが起動されると、CP
U5はサーミスタ105の検出結果から定着ローラ10
1の通紙部の温度に換算したデータをTmainに格納
する(ステップ41)。ここで、RAMのTmainに
格納されるデータはウォームアップ初期の定着温度を含
むリアルタイムに読み込まれたデータである。CPU5
はサーミスタ106の検出結果から定着ローラ101の
非通紙部の温度に換算したデータをRAMのTsubに
格納する(ステップ42)。ここで、RAMのTsub
に格納されるデータはウォームアップ初期の定着温度を
含むリアルタイムに読み込まれたデータである。CPU
5はウォームアップ完了フラグがオンであるか否かを確
認する(ステップ43)。CPU5は、ステップ43で
ウォームアップ完了フラグがオンであると判断すれば、
定着冷えていないときの定着駆動処理タスクを起動する
(ステップ46)。CPU5は、ステップ43でウォー
ムアップ完了フラグがオフであると判断すれば、ASA
フラグ=1(オン状態)であるか否かを判断する(ステ
ップ44)。
【0069】CPU5は、ステップ44でASAフラグ
=1(オン状態)でないと判断すれば、定着冷えていな
いときの処理タスクを起動する(ステップ46)。
【0070】CPU5は、ステップ44でASAフラグ
=1(オン状態)であると判断すれば、定着冷えている
ときの処理タスクを起動する(ステップ45)。
【0071】図11は定着冷えているときの処理タスク
を示すフローチャートである。
【0072】CPU5は、図10に示すステップ44で
定着冷えているときの処理タスクを起動すれば、Tsu
b<Tsub1であるか否かを判断する(ステップ45
1)。ここでTsubはサーミスタ106からリアルタ
イムに検出された温度データで、Tsub1は定着ロー
ラ101が冷えているときからのウォームアップ中の定
着駆動オン/オフ状態を決定するサーミスタ106用の
制御温度データである。
【0073】CPU5は、ステップ451でTsub<
Tsub1であると判断すれば、定着駆動をオンにする
(ステップ452)。
【0074】CPU5は、ステップ451でTsub≧
Tsub1あると判断すれば、定着駆動をオフにし(ス
テップ453)、ウォームアップ完了フラグをオンに
し、不揮発性のSRAM1(Tmain1)にTmai
nの値を格納する(ステップ454)。
【0075】図12は定着冷えていないときの処理タス
クを示すフローチャートである。
【0076】CPU5は、図10に示すステップ46で
定着冷えているときの処理タスクを起動すれば、Tma
in<SRAM1(Tmain1)であるか否かを判断
する(ステップ461)。ここで、Tmainはサーミ
スタ105からリアルタイムに検出される温度データ
で、不揮発性SRAM(Tmain1)は定着ローラ1
01が冷えている状態からウォームアップを開始したと
きの、ウォームアップ完了時点のサーミスタ105から
の検出温度データである。
【0077】CPU5は、ステップ461でTmain
<SRAM1(Tmain1)であると判断すれば、定
着駆動をオンにする(ステップ462)。
【0078】CPU5は、ステップ461でTmain
≧SRAM1(Tmain1)であると判断すれば、定
着駆動をオフにし(ステップ463)、ウォームアップ
完了フラグをオンにする(ステップ464)。
【0079】本実施の形態によれば、定期点検直前でメ
インサーミスタの検知部に付着したトナーや紙粉等によ
るサーミスタ105の熱応答性低下による検知ずれやメ
インスイッチ投入前後の定着ローラ101の温度分布に
影響されることなく、定期点検直前まで、定着ローラ1
01を正確に温度制御でき、またウォームアップ時間を
延長させることもない。従って、高温オフセットを防止
でき、安全性も高くできる。
【0080】なお、上述してある本実施の形態では発熱
抵抗体の例としてセラミックヒータを用いて定着ローラ
101として説明してあるが、これに限定するものでな
く、図14に示すような定着ローラ101であってもよ
い。図14は本実施の形態において定着ローラ101の
他の例を示す断面図である。
【0081】21は金属製の芯金であり、22は絶縁体
層であり、23はエポキシ系プライマを伴って嵌着した
後に焼成した抵抗発熱体層であり、24は離型材料とし
てのPFAチューブである(特開平3−80279号公
報参照)。
【0082】なお、ハロゲンランプを熱源とする定着ロ
ーラ101であってもよい。
【0083】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、上記構成を備
えることにより、定着ローラの通紙部に設けた温度セン
サ表面の汚れによる検知ずれに影響される事なく、定着
ローラを所定温度に制御でき、かつ、ウォームアップ時
間の延長もないので、高温オフセット防止や安全性の面
で優れる。
【0084】請求項2に記載の発明は、上記構成を備え
ることにより、電源投入時の定着ローラの表面温度分布
や定着ローラの通紙部に設けた温度センサ表面の汚れに
よる検知ずれに影響されることなく、定着ローラを所定
温度に制御できる。
【0085】請求項3に記載の発明は、上記構成を備え
ることにより、定着ローラの通紙部に設けた温度センサ
表面の汚れによる検知ずれに影響される事なく、定期点
検直前まで定着ローラを正確に温度制御でき、また、温
度上昇率の高い定着ローラに対して、高温オフセットを
防止でき、安全性も優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における熱ローラ定着方式の定着
装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態における定着温度制御回路のブロ
ック図である。
【図3】本実施の形態の定着装置を採用した画像形成装
置の制御動作を示すフローチャートである。
【図4】定着温度処理タスクを示すフローチャートであ
る。
【図5】ウォームアップ中の定着駆動処理タスクを示す
フローチャートである。
【図6】ウォームアップ後の定着駆動処理タスクを示す
フローチャートである。
【図7】本実施の形態における定期点検前のウォームア
ップ中のサーミスタ検出出力推移と定着ローラ101の
表面温度推移を示したグラフである。
【図8】本実施の形態の定着温度制御回路の各部信号を
示したタイムチャートである。
【図9】本実施の形態の定着装置を採用した画像形成装
置の制御動作を示すフローチャートである。
【図10】定着温度処理タスクを示すフローチャートで
ある。
【図11】定着冷えているときの処理タスクを示すフロ
ーチャートである。
【図12】定着冷えていないときの処理タスクを示すフ
ローチャートである。
【図13】定期点検前後のサーミスタの検出出力と定着
ローラ101の表面温度との関係を示したグラフであ
る。
【図14】本実施の形態において定着ローラの他の例を
示す断面図である。
【符号の説明】
5 CPU 101 定着ローラ 102 ヒータ 103 圧着ローラ 105,106 サーミスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラの通紙部にメイン温度センサ
    を設け、前記定着ローラの非通紙部にサブ温度センサを
    設け、当該サブ温度センサ及び前記メイン温度センサか
    らの検出結果に基づき前記定着ローラの加熱制御する定
    着温度制御方法において、ウォームアップ中に前記サブ
    温度センサからの検出温度が所定温度Tsub1に達し
    たら、ウォームアップを完了し、その時点のメイン温度
    センサからの検出温度Tmain1をメモリ(RAM)
    に格納し、ウォームアップ完了以降に前記メイン温度セ
    ンサからの検出温度に基づき前記不揮発メモリに格納し
    てあるTmain1で加熱制御することを特徴とする定
    着温度制御方法。
  2. 【請求項2】 定着ローラの通紙部にメイン温度センサ
    を設け、前記定着ローラの非通紙部にサブ温度センサを
    設け、当該サブ温度センサ及び前記メイン温度センサか
    らの検出結果に基づき前記定着ローラの加熱制御する定
    着温度制御方法において、ウォームアップ開始時点の前
    記定着ローラの表面温度が室温近傍であると判断した場
    合にウォームアップ中に前記サブ温度センサからの検出
    温度が所定温度Tsub1に達したら、ウォームアップ
    を完了し、その時点のメイン温度センサからの検出温度
    Tmain1を不揮発性メモリに格納し、ウォームアッ
    プ完了以降に前記メイン温度センサからの検出温度に基
    づき前記不揮発メモリに格納してあるTmain1で加
    熱制御し、ウォームアップ開始時点の前記定着ローラの
    表面温度が室温近傍より高い場合は、前記不揮発メモリ
    に格納してあるTmain1で加熱制御することを特徴
    とする定着温度制御方法。
  3. 【請求項3】 前記定着ローラは一体的に発熱体を有す
    ること特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着温
    度制御方法。
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