JPH11298627A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JPH11298627A JPH11298627A JP10097090A JP9709098A JPH11298627A JP H11298627 A JPH11298627 A JP H11298627A JP 10097090 A JP10097090 A JP 10097090A JP 9709098 A JP9709098 A JP 9709098A JP H11298627 A JPH11298627 A JP H11298627A
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Abstract
により、応答前に発信元を判断し、回線の接続を切断し
た後に、その発信元に応じた処理を実行するようにし
て、発信元に通信料金を負担させないようにする。 【解決手段】交換機から送出されて来る発信元情報を検
出する検出手段と、検出手段が検出した発信元情報が、
予め登録した発信元情報と一致したときに、回線Lの接
続を切断して呼出信号を受けないようにした後、検出し
た発信元情報に対応して予め登録された処理を実行する
制御装置1とを備える。
Description
レイサービスを有効に利用したファクシミリ装置などの
通信端末装置に関する。
して、ナンバーディスプレイサービスの運用が開始さ
れ、このサービスを利用すれば、電話機などにおいて、
呼出に応答する前に、発信元の電話番号などが表示され
るようになっている。図5は、このサービスの基本動作
を示す図である。なお、図中の〜は、各動作に対し
て割り付けられた番号であり、情報受信端末とは、この
サービスを利用することができる電話機、ファクシミリ
装置などの通信端末装置を示す。
ら、予めサービス契約がされた情報受信端末に対する呼
出があったときに、受信端末側の回線である加入者線L
1,L2(電話回線)の極性を反転し()、情報受信
端末起動信号を送出する()。これに対し受信端末側
は、発信元電話番号等情報(以下「情報等」という)の
受信が可能な状態になると、端末内の直流回路を閉じて
(直流ループ閉結)、一次応答信号を送出する()。
交換機側は、直流抵抗値から一次応答信号を判断する
と、モデム信号で情報等を受信端末側に送信する
()。受信端末側では、情報等のモデム信号を受信す
ると直流回路を開く(直流ループ開放)ことによる受信
完了信号を送出し()、交換機側は、情報等の信号の
送出から時間t内に受信完了信号を受けると、呼出信号
を送出する()。
鳴動させてユーザに応答を促すが、予め発信元の情報を
受信しディスプレイに表示するなどして、相手の電話番
号等が確認できるので、相手に応じた対応(例えば、留
守番電話への切り替え)をとることができる。ここで呼
出信号に対し、ハンドセットを取り上げるなどして応答
した場合は、情報受信端末は、再度、直流回路を閉じて
(直流ループ閉結)、二次応答信号を送出し()、そ
の後、極性が復極されて通話ができるようになる(,
)。
は、発信元の通信端末装置の電話番号の他に、発信元電
話番号を通知できない場合はその理由が含まれる。その
理由には、電話番号入力前の操作(「184」をダイヤ
ル)等により非通知指定をした場合の発信、公衆電話か
らの発信、サービス提供不可の場合といったものがあ
る。
通信端末装置では、ナンバーディスプレイサービスの機
能を備えていたとしても、このサービスとは無関係に、
遠隔の他の装置から、この装置の機能設定が変更される
場合は、一旦回線を接続して、その後に送出されて来る
信号の内容に従う必要があり、遠隔の装置側では、必ず
通信料金がかかっていた。
る場合、待機モードを電話待機モードからファクシミリ
受信待機モードに変更するときには、外出先の電話機な
どから電話をかけ、トーン信号を送出するなどの操作が
必要であった。また、遠隔の他の装置では、この装置の
メモリに蓄積されている画像データを取り出す場合(こ
のような機能をリモート受信という。)も、一旦回線を
接続する必要があるので、通信料金がかかることには変
わりがなかった。
たものであり、ナンバーディスプレイサービスを利用す
ることにより、応答前に発信元を判断し、回線の接続を
切断した後に発信元に応じた処理を実行するようにし
て、発信元に通信料金を負担させないようにした通信端
末装置を提供することを目的としている。
に、本発明の請求項1に記載の通信端末装置は、交換機
から送出されて来る発信元情報を検出する検出手段と、
検出手段が検出した発信元情報が、予め登録した発信元
情報と一致したときに、回線の接続を切断して呼出信号
を受けないようにした後、検出した発信元情報に対応し
て予め登録された処理を実行する制御手段とを備える。
て来る前に、発信元情報を検出するために、ナンバーデ
ィスプレイサービスの契約を結び、このサービスに対応
した機能を備えておく必要がある。この通信端末装置で
は、予め登録された処理を実行する前に、回線の接続を
切断して呼出信号を受けない(送出させない)ようにし
ているので、呼出に対して応答することがなく、発信元
に通信料金を負担させることがない。
る情報を蓄積した蓄積手段を更に備え、制御手段は、予
め登録された処理として、検出した発信元情報に含まれ
ている発信元に、蓄積手段に蓄積された情報を送信す
る。これによって、発信元では、リモート受信が通信料
金を負担することなく実行できる。請求項3では、請求
項1において、通信する情報を蓄積した蓄積手段を更に
備え、制御手段は、予め登録された処理として、検出し
た発信元情報に対応して予め登録された相手先に、蓄積
手段に蓄積された情報を送信する。これによって、遠隔
から、この通信端末装置に電話をかけるだけで、他の通
信端末装置に対する送信を実行させることができる。
いて、図面とともに説明する。図1は、通信端末装置の
構成の一例を示したブロック図である。ここには、通信
端末装置としてファクシミリ装置Fの構成を示している
が、本発明はこれには限定されず、発信元情報を検出す
るナンバーディスプレイサービス対応機能を備えた装置
であればよく、例えば、電話機や、通信機能を備えたパ
ーソナルコンピュータなどでもよい。また、ナンバーデ
ィスプレイサービス対応機能は、装置に内蔵することに
は限定されず、アダプタとして外付けするようにしても
よい。
成し、以下の各部を制御する主制御部、2は電話回線L
にダイヤル信号を送出し、電話回線Lの閉結、開放を検
出し、更に、極性反転の検出機能をも備えたNCU、3
はファクシミリ通信を行うために信号の変調と復調を行
うモデム、4は符号化した画像データを蓄積する画像メ
モリ、5はこの装置Fの制御に必要な各種データを記憶
するためのRAM、6は制御プログラムなどを予め記憶
したROM、7は液晶画面やLEDランプなどで構成さ
れた表示部、8は各種スイッチなどで構成された操作
部、9はセットされた原稿から画像データを読み取る読
取部、10はファクシミリ受信した画像や、読取部9か
ら読み取った画像を、予めセットされた記録紙に印字出
力する記録部である。
み取った原稿の画像を、符号化した後、一旦画像メモリ
4に蓄積し、順次読み出して、モデム3、NCU2を介
してファクシミリ送信を行うとともに、他の通信端末装
置から電話回線Lを通じて、ファクシミリ受信した画像
データを、順次、画像メモリ4に蓄積し、読み出しなが
ら復号して、記録部10によって記録する基本動作を行
っている。
リ4に、読取部9から読み取った画像などを蓄積させて
おけば、電話回線Lを通じた他の装置からのリモート送
信要求に対して、画像メモリ4内の画像を送信するよう
になっている(リモート送信)。更に、このファクシミ
リ装置Fは、図5とともに説明したナンバーディスプレ
イサービスの機能を、主制御部1とNCU2とモデム3
が果たすようになっており、発信元情報の検出手段を構
成している。
送出されて来る発信元情報を検出すると、この検出した
発信元情報が、予め登録した発信元情報と一致したとき
には、回線Lの接続を切断して呼出信号を受けないよう
にした後、検出した発信元情報に対応して予め登録され
た処理を実行する。ここに、予め登録された処理には、
待機モードの変更やその他この装置Fに対する設定の
他、リモート送信などがあり、予め、RAM5に設定登
録されている。主制御部1は、発信元情報を検出したと
きに、RAM5を参照して、処理の実行を判断する。
電話機を接続している場合であって、外出時に、待機モ
ードを電話待機モードからファクシミリ受信待機モード
に切り替えることを忘れていたとしても、この装置Fで
は、予め定められた外出先(勤務先など)から電話をか
けるだけで、待機モードの切り替えが遠隔操作できるこ
とになる。したがって、従来のように、トーン信号を送
出するための操作などが必要なくなる。また、呼び出す
前(呼出信号の送出前)に、回線Lが切断されるので、
通信料金の負担がない。
部1は、発信元情報を検出すると、そこに含まれている
発信元を呼び出して、画像メモリ4に蓄積された情報を
送信する。これによって、発信元では、リモート受信が
通信料金を負担することなく実行できる。また、主制御
部1は、発信元情報を検出すると、予め登録された処理
として、その検出した発信元情報に対応して予め登録さ
れた相手先に、画像メモリ4に蓄積された情報を送信す
ることもできる。これによって、遠隔から、このファク
シミリ装置Fに発呼するだけで、他の通信端末装置に対
するメモリ装置が実行できる。
動作をフローチャート(ステップ100〜109)で示
している。なお、ここでは、予め登録する処理を実行す
る機能をマクロ機能と呼んでいる。ファクシミリ装置F
は、情報受信端末起動信号(図5の)を受信すると
(100)、一次応答信号(図5の)を送出して(1
01)、情報等信号(図5の)を検出する(10
2)。この信号には、発信元情報として、少なくとも発
信元電話番号が含まれているので、この電話番号がマク
ロ機能用かを判断し(103)、マクロ機能用ではない
番号であれば、通常のナンバーディスプレイサービスの
動作に従って、受信完了信号(図5の)を送出し(1
04)、呼出信号(図5の)を検出して(105)、
着信すれば(106)、図5に示したように、通信、通
話が開始できる。
発信元電話番号が、マクロ機能用であれば、情報等信号
の検出から所定時間t(例えば7秒)を待った後(10
7)、ナンバーディスプレイサービスの動作を中止し、
直流ループを断する(108)。この所定時間tは、交
換機側の受信完了信号の待ち時間であり、交換機では、
この時間tの間に受信完了信号を検出しなければ、回線
Lの切断動作に移行し、図5の以降の手順は行われな
い。ファクシミリ装置F側は、この時間tが経過した後
に、直流ループを断しているので、交換機側は、これを
受信完了信号と判断することがない。その後、ファクシ
ミリ装置Fは、発信元電話番号に対応して登録されてい
るマクロ機能を実行する(109)。
(図2の103)を判断する方法について、図3ととも
に説明する。図3(a),(b)は、各々、予めRAM
5に記憶されている発信元情報テーブルT1,T2の構
成例である。図3(a)に示した発信元情報テーブルT
1には、マクロ機能用の発信元電話番号が登録されてお
り、ここに格納されている番号と同じ発信元電話番号を
検出すると、予め定められたマクロ機能を実行する。な
お、複数の発信元電話番号の各々に対して、別のマクロ
機能を実行させるときは、発信元電話番号に対応させ
て、実行させるマクロ機能を登録しておけばよい。
録されている番号から発信があったときにのみ、待機モ
ードに切り替えたり、画像メモリ4に蓄積している画像
データを送信する(リモート送信)ことができる。な
お、リモート送信を実行する場合は、発信元電話番号の
各々に対応させ、その発信元に送信する画像データを格
納した、画像メモリ4内のボックス番号を登録しておく
ようにしてもよい。
ブルT2には、マクロ機能用の発信元電話番号に対応さ
せて送信先電話番号が登録されている。このテーブルT
2に登録されている番号と同じ発信元電話番号を検出す
ると、マクロ機能として、その電話番号に対応して登録
された送信先電話番号を呼び出し、画像メモリ4に蓄積
している画像データを送信する。
元電話番号に複数の送信先電話番号が登録されている場
合は、同報送信を実行する。このテーブルT2を使用す
る場合も、発信元電話番号あるいは各送信先電話番号に
対応させて、送信する画像データを格納した、画像メモ
リ4内のボックス番号を登録しておいてもよい。図4に
は、図3(b)の発信元情報テーブルT2を使用してマ
クロ機能を実行するときの動作をフローチャート(ステ
ップ200〜203)で示している。ここでは、図2に
おいて説明した動作とは異なり、検出した発信元電話番
号がテーブルT2に登録されていない場合でも、マクロ
機能を実行するようになっている。
発信元情報テーブルT2にあるかをサーチして(20
0)、テーブルT2にあるときは(201のY)、上述
したように、送信先電話番号に対して、画像メモリ4に
蓄積された画像を送信する(202)。一方、発信元電
話番号がテーブルT2にないときは(201のN)、そ
の発信元を呼び出して、画像メモリ4に蓄積された画像
を送信する(203)。この場合、画像メモリ4に画像
が蓄積されているか否かで、マクロ機能を実行するか、
マクロ機能を実行せずに通常の着信動作を行うかを判断
するようにしてもよい。
を、電話番号として登録する例を示したが、本発明はこ
れには限定されず、この指定を電子メールのアドレスと
してもよい。この場合は、プロバイダに発呼し、登録さ
れたメールアドレスに対して、画像メモリ4内のデータ
をメールとして送信することになる。
発明の請求項1に記載の通信端末装置は、交換機から送
出されて来る発信元情報が、予め登録した発信元情報と
一致したときには、その発信元情報に対応して予め登録
された処理を自動的に実行する。したがって、この装置
に対して、発呼するだけで遠隔操作することができる。
また、呼出信号が送出されて来る前に回線を切断して、
予め登録された処理を実行するので、発信元に通信料金
を負担させることがない。
め登録した発信元情報と一致したときには、その発信元
に対して、予め蓄積された情報を送信するので、発信元
では、通信料金を負担しなくてもリモート受信を実行す
ることができる。請求項3では、検出した発信元情報
が、予め登録した発信元情報と一致したときには、その
発信元情報に対応して登録された相手先に、予め登録さ
れた情報を送信するので、発信元では、通信料金を負担
しなくても、他の通信端末装置に対するリモート送信を
指示することができる。
ック図である。
フローチャートである。
る。
フローチャートである(マクロ機能)。
す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】交換機から送出されて来る発信元情報を検
出する検出手段と、 上記検出手段が検出した発信元情報が、予め登録した発
信元情報と一致したときに、回線の接続を切断して呼出
信号を受けないようにした後、検出した発信元情報に対
応して予め登録された処理を実行する制御手段と、を備
えた通信端末装置。 - 【請求項2】通信する情報を蓄積した蓄積手段を更に備
え、 上記制御手段は、予め登録された処理として、上記検出
した発信元情報に含まれている発信元に、上記蓄積手段
に蓄積された情報を送信することを特徴とする請求項1
に記載の通信端末装置。 - 【請求項3】通信する情報を蓄積した蓄積手段を更に備
え、 上記制御手段は、予め登録された処理として、上記検出
した発信元情報に対応して予め登録された相手先に、上
記蓄積手段に蓄積された情報を送信することを特徴とす
る請求項1に記載の通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09709098A JP3870544B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09709098A JP3870544B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 通信端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298627A true JPH11298627A (ja) | 1999-10-29 |
JP3870544B2 JP3870544B2 (ja) | 2007-01-17 |
Family
ID=14182953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09709098A Expired - Fee Related JP3870544B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3870544B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204317A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-07-19 | Asahi Optical Co Ltd | インターネットカメラシステム |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP09709098A patent/JP3870544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002204317A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-07-19 | Asahi Optical Co Ltd | インターネットカメラシステム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3870544B2 (ja) | 2007-01-17 |
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