JP2001024775A - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

通信装置及びその制御方法

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JP2001024775A
JP2001024775A JP19593699A JP19593699A JP2001024775A JP 2001024775 A JP2001024775 A JP 2001024775A JP 19593699 A JP19593699 A JP 19593699A JP 19593699 A JP19593699 A JP 19593699A JP 2001024775 A JP2001024775 A JP 2001024775A
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call
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JP19593699A
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Teruyuki Nishii
照幸 西井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置の操作性を向上させる。特に、通知
された電話番号等の相手通信装置の識別情報を使用して
発呼を行なう場合の操作性を向上させる。例えば、着信
履歴等を参照して発呼を行なう際に、着信を拒否した相
手に対して発呼してしまうことを防止する。 【解決手段】 通知された通信相手の識別情報と着信の
際の処理に関する情報を対応させて記憶するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、特に、
発呼者電話番号等の通信相手の識別情報を受信すること
が可能な通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本電信電話株式会社(NTT)が提供
するサービスの1つとして、発信電話番号通知サービス
(いわゆる、ナンバー・ディスプレイサービス)があ
る。
【0003】このサービスに対応する電話機やファクシ
ミリ装置等の通信装置は、加入者回線の極性反転後に交
換機から送られる情報受信端末起動信号(CAR)を検
出すると、直流ループを形成することにより交換機に対
して一次応答する。交換機は一次応答を検出すると着呼
側通信装置に対してITU−T勧告V.23に準拠した情報信
号を用いて発呼側の電話番号を通知する。
【0004】着呼側通信装置は発信側電話番号(ナンバ
ー・ディスプレイ情報)の受信が完了すると直流ループ
を開放(直流ループ断)することにより交換機に対して
受信完了信号を送信し、交換機はこの受信完了信号を検
出すると着信側通信装置に呼出信号を送信する。
【0005】そして、呼出信号を受信した着呼側通信装
置は、直流ループを再び形成することにより呼出信号に
応答し(二次応答)、発呼側と通信可能になる。
【0006】また、このサービスの代表的な利用方法と
して、検出した発呼側電話番号を表示部に表示させると
いうものがあった。
【0007】また、装置本体に複数もしくは1つの端末
を接続し、電話番号別に応答する端未を設定しておき、
受信したナンバー・ディスプレイ情報とその設定された
電話番号を比較し、対応した端未で応答、あるいは転送
等の着信制御を行うことができた。また、ナンバー・デ
ィスプレイ情報から取得した発信側電話番号を履歴管理
し、その情報を元に発信動作を行なうこともできた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、加入者交換網から到来する情報受信端末起動信
号(CAR)を検出した後に加入者交換網から通知される
ナンバー・ディスプレイ情報に対して、着信処理を登
録、実行させることはできるが、履歴管理された発信側
電話番号を検索して使用する際に、その発信先との交信
状況、すなわち電話で応答したか、データ通信を行なっ
たか、あるいは着信を拒否したか、など、詳細が分から
ないという問題があった。このような詳細が分からない
と、履歴管理された電話番号から発信操作を行なうと、
着信を拒否した相手であるにも拘らず発信を行なってし
まう等の、実際操作を行う時に支障をきたすという不具
合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、通信装置の操作性を向上させ
ることを目的とする。
【0010】そして、本発明は上記目的を達成するため
に、発呼側の通信装置の識別情報を通知する機能を有す
る通信網に接続可能な通信装置において、通信相手の識
別情報に対応させて着信の際の処理に関する情報を登録
する登録手段と、前記識別情報を受信する識別情報受信
手段と、前記識別情報受信手段により受信された識別情
報及び前記登録手段により登録された情報に基いて、着
信処理を制御する制御手段と、前記識別情報受信手段に
より受信された識別情報に対応させて前記制御手段によ
り制御された着信処理に関する情報を記憶する記憶手段
を有することを特徴とする通信装置を提供する。
【0011】また、発呼側の通信装置の識別情報を通知
する機能を有する通信網に接続可能な通信装置の制御方
法において、通信相手の識別情報に対応させて着信の際
の処理に関する情報を登録させるための登録工程と、前
記識別情報を受信させるための識別情報受信工程と、前
記識別情報受信工程において受信された識別情報及び前
記登録工程において登録された情報に基いて、着信処理
を制御する制御工程と、前記識別情報受信工程において
受信された識別情報に対応させて前記制御工程において
制御された着信処理に関する情報を記憶させる記憶工程
を有することを特徴とする通信装置の制御方法を提供す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の実施
例を図面を参考にして説明する。
【0013】図1は、本実施例に係わるファクシミリ装
置のブロック図である。
【0014】同図において、制御部1はマイクロプロセ
ッサ素子などからなり、ROM8に格納されているプログ
ラムに従って装置全体の制御を行う。RAM4は、オペレ
ータが操作部3より入力した情報に基いた各種定数の格
納や、制御部1が各種処理を行う際に使用する変数の格
納に使用するとともに、読み取り、記録で扱う画像デー
タの格納などにも使用するもので、必要に応じて読み出
しや書き込みを行う。
【0015】表示部9は、登録など操作の際のガイダン
スや、各種警告、時刻など装置の状態を表示する。読取
部2は原稿の読み取りを行うもので、ライン単位に走査
を行うスキャナなどからなり、記録部6は画信号や装置
定数など各種レポートの印字出力を行う。通信部7は、
モデム、NCU(網制御装置)などからなり、通信網に接
続されて通信データの授受を行う。また、ナンバー・デ
ィスプレイ情報の受信に際し、加入者交換網から到来す
る情報受信端未起動信号(CAR)、および加入者交換網
から通知されるナンバー・ディスプレイ情報の検出手
段、外部に接続された電話機のフックを検出手段、加入
者交換網に対して一次、二次応答、受信完了信号を返す
ための回線切り換え手段、外部に接続された電話機を加
入者回線から切り離す電話機切り換え手段、および電話
機に直流を供給する給電手段などを持つ。
【0016】音声再生部5は音声ファイル(データ)を
解読して音声情報に変換し、加入者回線、あるいはスピ
ーカを介して出力する。操作部3は発信操作や着信操作
の他に、電話番号に対応させて着信処理の登録を行なう
ためのものである。具体的には、03-1234-5678の電話番
号が通知された場合にはファクシミリ受信を行なうよう
に、03-9876-5432の電話番号が通知された場合には電話
による通話を行なうように、045-111-1111の電話番号が
通知された場合には着信を拒否するように登録すること
ができる。更に、各電話番号に対応させてその電話番号
の発信人名称(略称)などの登録もできる。尚、操作部
3の操作により登録された上記情報はRAM4に記憶され
る。また、後述するような履歴管理されている発信側電
話番号及びその電話番号に関連する各種情報の表示操作
等の様々な操作を行なうこともできる。
【0017】図2は、上記通信部7内部のブロック図で
ある。
【0018】通信部7には加入者回線213の極性を検
出する極性検出部205があり、必要に応じて常時、極
性を監視し、情報受信端末起動信号(CAR)の受信ため
のトリガを発生したり、発呼放棄の検出を行う。
【0019】情報受信端末起動信号(CAR)、および呼
び出し信号の検出は回線切り換えスイッチ211を介し
て接続された呼び出し信号検出部201で行う。
【0020】情報受信端末起動信号(CAR)検出時、回
線切り換えスイッチ211をファクシミリ装置内部、つ
まりモデム203側に切り換えて、ナンバー・ディスプ
レイ情報を復調するV.23モデム、およびファクシミリ
通信データを復調するV.21/V.17/V.34モデムなど
から構成されるモデム203に加入者回線213を接続
する。モデム203の下流にはダイヤルパルス信号を生
成するダイヤル部204を設けており、ダイヤル部20
4は発呼時、所望のダイヤルに合わせて適宜ダイヤルパ
ルス信号を生成する。
【0021】外付け電話機208、およびファクシミリ
装置に内蔵される本体電話機209は電話機切り換えス
イッチ210を介して加入者回線213、および呼び出
し信号発生部202と接続されており、場合に応じて双
方を切り換え、加入者回線213と接続して発呼、通話
を行ったり、呼び出し信号発生部202と接続して呼び
出し信号発生部202で生成した呼び出し信号を外付け
電話機208、および本体電話機209に印可して呼出
音を鳴動させる。
【0022】外付け電話機208、および本体電話機2
09は個別にフック検出部1(206)、2(207)
と接続されており、個別にフックアップを検出できる。
また、このフックアップ検出部206、207は外付け
電話機208、本体電話機209からの信号の直流成分
をカットした交流信号をモデム203に入力し、モデム
203で外付け電話機208、および本体電話機209
からのトーン信号(CNG/DTMF)を検出できるようにす
る。
【0023】図3は日本電信電話株式会社(NTT)が発
行している技術参考資料に図示されている、ナンバー・
ディスプレイ回線、およびモデムダイヤルイン回線にお
ける接続動作シーケンス図で、加入者交換機と情報受信
端末との間の信号授受に関して、その詳細を示したもの
である。
【0024】以下、図4のフローチャートに従って処理
の詳細を示す。尚、以下に説明する処理は制御部1がRO
M8に記憶されたプログラムに従って各部を制御するこ
とにより行なわれる。
【0025】待機状態(電話機切換スイッチ210をa
側、回線切換スイッチ211をa側に接続した状態)で
極性反転、情報受信端末起動信号(CAR)が呼び出し信
号検出部201で検出されると、引き続き加入者交換機
から到来するナンバー・ディスプレイ情報を受信するた
め、図2で示した電話機切り換えスイッチ210を呼び
出し信号発生部側つまりb側に切り換えて加入者回線2
13を外付け電話機208、本体電話機209から切り
離し(S1)、回線切り換えスイッチ211をファクシ
ミリ装置内部つまりb側に切り換えて直流ループの形成
を行い(S2)、加入者交換機に対して一次応答すると
共に加入者回線213からのナンバー・ディスプレイ情
報をモデム203で検出できるようにする。
【0026】そして、ファクシミリ装置内部のモデム2
03をV.23信号受信状態に設定し、ナンバー・ディス
プレイ情報、およびダイヤルイン情報を受信する(S
3)。
【0027】ナンバー・ディスプレイ情報、およびダイ
ヤルイン情報のデータフォーマットに従って最終データ
まで受信を行いつつ(S5)、発呼側が呼を放棄した場
合など、極性が反転するか否かを継続監視する(S
4)。
【0028】極性の反転を検出すると(S4)、加入者
交換機が回線を切断したものとして電話機切り換えスイ
ッチ210をa側、および回線切り換えスイッチ211
をa側に切り換え、待機状態に戻る。
【0029】ナンバー・ディスプレイ情報、およびダイ
ヤルイン情報をすべて受信し終えると(S5)、その受
信した電話番号の解析を行なうと共に、直流ループを切
断して(直流ループ断)受信完了信号を加入者交換機に
出力する。そして、予めファクシミリ装置本体の操作部
3によりRAM4に登録されている着信処理の設定に基い
て、受信した電話番号が着信を拒否する電話番号である
か否かを判定し(S6)、着信を拒否する電話番号であ
った場合、その後送られてくる呼び出し信号に自動的に
応答し、例えば、『都合により、電話をおつなぎするこ
とができません。』等のメッセージを相手に送出してか
ら回線を開放することにより着信を拒否する。そして、
発信側電話番号履歴情報として通知された発信側電話番
号と着信を拒否した情報をRAM4に記憶する(S1
2)。尚、その際に、着信処理の設定として予め登録し
てある発信側電話番号に対応する発信人名称や着信した
時刻等の情報も対応させて記憶しておく。また、電話機
切り換えスイッチ210、および回線切り換えスイッチ
211を加入者交換機側、つまりa側にして(S10)回
線を開放して(S11)待機状態に戻る。
【0030】また、S6において着信を拒否する電話番
号でなかった場合、引き続いてその電話番号がファクシ
ミリ受信用に設定されている電話番号であるか否かを判
定する(S7)。受信した電話番号を解析した結果、予
めファクシミリ装置本体の操作部3によりRAM4に登録
されている着信処理の設定に基いて、ファクシミリ受信
用の電話番号であった場合(S7)、引き続き到来する
呼び出し信号に応答し、発信側電話番号履歴情報として
受信した発信側電話番号に対応させて、予め登録されて
いるその電話番号の発信人名称とファクシミリ通信を行
った情報や着信した時刻等を記憶して(S8)、ファク
シミリ通信を行い(S9)、終了後電話機切り換えスイ
ッチ210、および回線切り換えスイッチ211を加入
者交換機側(a側)に切り換えて(S10)回線を開放し
(S11)待機状態に戻る。そして、通信時間を上述し
た各種情報と共に記憶する。
【0031】また、受信した電話番号を解析した結果、
予めファクシミリ装置本体に登録されているファクシミ
リ受信用の電話番号でなかった場合(S7)、その電話
番号が電話受信用に指定されている、あるいは着信処理
の指定が無い電話番号からの着信と判定し、発信側電話
番号履歴情報として受信した発信側電話番号に対応させ
て、予め登録されているその電話番号の発信人名称と電
話呼び出し、通話を行った情報を記憶して(S13)、
電話呼び出し、および通話処理を行い(S14)、終了
後、回線を開放し(S11)待機状態に戻る。そして、
通話時間を上述した各種情報と共に記憶する。
【0032】一方、発信側電話番号履歴情報の参照側に
ついては、図5に示したようなフォーマットで表示さ
れ、使用する際にこの電話番号の相手側と以前どのよう
な交信を行ったかが判別できる。
【0033】また、各発信側電話番号履歴情報は1つず
つ表示され、履歴情報が表示された状態で発呼ボタンを
押下すると、表示されている発信側電話番号の相手に発
呼を行なうことができる。
【0034】但し、着信拒否を行なった相手が表示され
ている際に発呼ボタンが押下された場合には、例えば、
『着信拒否した番号です。』等の表示を行ないその相手
には発呼できないようにする。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
加入者交換網から到来する情報受信端未起動信号(CA
R)、および前記加入者交換網から通知されるナンバー
・ディスプレイ情報を履歴管理する際、時間や発信側電
話番号とともに、その着信処理の内容、すなわち電話機
による通話、ファクシミリ通信、あるいは着信を拒否、
などの情報を同時に管理することにより、履歴検索して
発信操作、あるいは登録操作を行う際の操作性を向上す
ることができる。
【0036】尚、上記説明では、発信側電話番号履歴情
報を参照して発呼を行なう際、着信拒否した相手には発
呼できないようにしたが、着信拒否した相手が表示され
た状態で発呼ボタンが押下されると、例えば、『着信拒
否した番号です。ダイヤルしますか? YES/NO』等の警
告表示を行ない、オペレータがYESを選択した場合に限
りその発呼を許可するようにしても良い。
【0037】また、発信側電話番号履歴情報は1つずつ
表示されるものとしたが、複数の情報を表示できるよう
にし、操作部による操作により複数の内の1つを選択し
てから発呼ボタンを押下すると選択された相手に対して
発呼を行なうようにしても良い。
【0038】(実施例2)本実施例で説明するファクシ
ミリ装置の構成も上記実施例1で説明したファクシミリ
装置と同様なので説明は省略する。
【0039】以下、図7のフローチャートに従つて処理
の詳細を示す。尚、以下に説明する処理も制御部1がRO
M8に記憶されたプログラムに従って各部を制御するこ
とにより行なわれる。
【0040】待機状態(電話機切換スイッチ210をa
側、回線切換スイッチ211をa側に接続した状態)で
極性反転、情報受信端末起動信号(CAR)を検出する
と、引き続き加入者交換機から到来するナンバー・ディ
スプレイ情報を受信するため、図2で示した電話機切り
換えスイッチ210を呼び出し信号発生部側つまりb側
に切り換えて加入者回線213を外付け電話機208、
本体電話機209から切り離し(S21)、回線切り換
えスイッチ211をファクシミリ装置内部つまりb側に
切り換えて直流ループの形成を行い(S22)、加入者
交換機に対して一次応答すると共に加入者回線213か
らのナンバー・ディスプレイ情報をモデム203で検出
できるようにする。
【0041】そして、ファクシミリ装置内部のモデム2
03をV.23信号受信状態に設定し、ナンバー・ディス
プレイ情報、およびダイヤルイン情報を受信する(S2
3)。
【0042】ナンバー・ディスプレイ情報、およびダイ
ヤルイン情報のデータフォーマットに従って最終データ
まで受信を行いつつ(S5)、発呼側が呼を放棄した場
合など、極性が反転するか否かを継続監視する(S2
4)。
【0043】極性の反転を検出すると(S24)、加入
者交換機が回線を切断したものとして電話機切り換えス
イッチ210をa側、および回線切り換えスイッチ21
1をa側に切り換え、待機状態に戻る。
【0044】ナンバー・ディスプレイ情報、およびダイ
ヤルイン情報をすべて受信し終えると(S25)、その
受信した電話番号を解析を行なうと共に、直流ループを
切断して(直流ループ断)受信完了信号を加入者交換機
に出力する。そして、予めファクシミリ装置本体の操作
部3によりRAM4に登録されている着信処理の設定に基
いて、受信した電話番号が着信を拒否する電話番号であ
るか否かを判定し(S26)、着信を拒否する電話番号
であった場合、その後送られてくる呼び出し信号に自動
的に応答し、例えば、『都合により、電話をおつなぎす
ることができません。』等のメッセージを相手に送出し
てから回線を開放することにより着信を拒否した後に、
電話機切り換えスイッチ210、および回線切り換えス
イッチ211を加入者交換機側(a側)に切り換えて(S
30)回線を開放し(S31)待機状態に戻る。つま
り、着信拒否した場合には、発信側電話番号履歴情報を
記憶しないようにする。
【0045】また、受信した電話番号が着信を拒否する
電話番号でなかった場合(S26)、引き続いてその電
話番号がファクシミリ受信用に設定されている電話番号
であるか否かを判定する(S27)。その結果、予めフ
ァクシミリ装置本体の操作部3によりRAM4に登録され
ている着信処理の設定に基いて、ファクシミリ受信用の
電話番号であった場合(S27)、引き続き到来する呼
び出し信号に応答し、発信側電話番号履歴情報として受
信した発信側電話番号に対応させて、予め登録されてい
るその電話番号の発信人名称とファクシミリ通信を行っ
た情報や着信した時刻等を記憶して(S28)、ファク
シミリ通信を行い(S29)、終了後電話機切り換えス
イッチ210、および回線切り換えスイッチ211を加
入者交換機側(a側)に切り換えて(S30)回線を開放
して(S31)待機状態に戻る。そして、通信時間を上
述した各種情報と共に記憶する。
【0046】また、受信した電話番号を解析した結果、
予めファクシミリ装置本体に登録されているファクシミ
リ受信用の電話番号でなかった場合(S27)、その電
話番号が電話受信用に指定されている、あるいは着信処
理の指定が無い電話番号からの着信と判定し、発信側電
話番号履歴情報として受信した発信側電話番号に対応さ
せて、予め登録されているその電話番号の発信人名称と
電話呼び出し、通話を行った情報を記憶して(S3
2)、電話呼び出し、および通話処理を行い(S3
3)、終了後、回線を開放し(S31)待機状態に戻
る。そして、通話時間を上述した各種情報と共に記憶す
る。
【0047】一方、発信側電話番号履歴情報の参照側に
ついては、図6に示したようなフォーマットで表示さ
れ、使用する際にこの電話番号の相手側と以前どのよう
な交信を行ったかが判別できる。
【0048】また、各発信側電話番号履歴情報は1つず
つ表示され、表示された状態で発呼ボタンを押下する
と、表示されている発信側電話番号の相手に発呼を行な
うことができる。
【0049】上述したように着信拒否した相手について
は発信側電話番号履歴情報が記憶されていないので、発
信側電話番号履歴情報を参照しても表示されることはな
く、発信側電話番号履歴情報を使用して発呼を行なう場
合に着信拒否した相手に対して発呼してしまうことはな
くなる。
【0050】以上説明したように、本実施例によれば、
加入者交換網から到来する情報受信端末起動信号(CA
R)、および前記加入者交換網から通知されるナンバー
・ディスプレイ情報を履歴管理する際、着信を拒否した
発信側電話番号を履歴情報から削除する(記憶しないよ
うにする)ことで、履歴情報からの発信で誤って通信を
拒否した相手との交信を防止することができる。
【0051】尚、上記第1、第2の実施例では、ナンバ
ー・ディスプレイ情報の受信が終了すると受信完了信号
を加入者交換機に送出し、その後に送られてくる呼出信
号に応答(二次応答)してから応答メッセージを送出
し、回線を切断(開放)するようにすることにより着信
を拒否するようにしたが、受信した電話番号が着信拒否
するように登録されている電話番号である場合は受信完
了信号を送出しないようにして、加入者交換機から呼出
信号が送られてこないようにして着信を拒否するように
しても良い。
【0052】また、受信した電話番号が着信拒否するよ
うに登録されている電話番号である場合は、受信完了信
号の送出後に呼出信号が送られて来てもその呼出信号を
無視するようにして、着信鳴動やファクシミリ受信等の
処理を行なわないようにして着信を拒否するようにして
も良い。
【0053】また、上記第1、第2の実施例の説明で
は、着信処理の指定が行なわれていない電話番号がナン
バー・ディスプレイ情報として受信された場合には電話
呼び出しを行なうようにしたが、操作部の操作により、
着信処理の指定が無い電話番号からの着信は拒否する、
または、ファクシミリ受信を行なうように設定できるよ
うにしても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信装置の操作性を向上させることができる。
【0055】特に、通知された電話番号等の相手通信装
置の識別情報を使用して発呼を行なう場合の操作性を向
上させることができる。例えば、着信履歴等を参照して
発呼を行なう際に、着信を拒否した相手に対して発呼し
てしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるファクシミリ装置のブロ
ック構成図
【図2】本発明の実施例であるファクシミリ装置の通信
部のブロック構成図
【図3】ナンバー・ディスプレイ回線、およびダイヤル
イン回線における接続動作シーケンス図
【図4】本発明の第1の実施例の動作を示した処理フロ
ーチャート
【図5】本発明の実施例1の履歴管理情報の表示例
【図6】本発明の実施例2の履歴管理情報の表示例
【図7】本発明の第1の実施例の動作を示した処理フロ
ーチャート
【符号の説明】
1 制御部 2 読み取り部 3 操作部 4 RAM 5 音声再生部 6 記録部 7 通信部 8 ROM 9 表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼側の通信装置の識別情報を通知する
    機能を有する通信網に接続可能な通信装置において、 通信相手の識別情報に対応させて着信の際の処理に関す
    る情報を登録する登録手段と、 前記識別情報を受信する識別情報受信手段と、 前記識別情報受信手段により受信された識別情報及び前
    記登録手段により登録された情報に基いて、着信処理を
    制御する制御手段と、 前記識別情報受信手段により受信された識別情報に対応
    させて前記制御手段により制御された着信処理に関する
    情報を記憶する記憶手段を有することを特徴とする通信
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記登録手段により登録される着信処理は、着信拒否を
    含むことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記登録手段により登録される着信処理は、着信拒否を
    含み、前記制御手段により着信が拒否された場合には、
    前記記憶手段は着信処理に関する情報を記憶しないこと
    を特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記記憶手段により記憶された情報を表示する表示手段
    を有することを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記表示手段は、前記制御手段により着信が拒否された
    着信処理に関する情報は表示しないようにすることを特
    徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記記憶手段により記憶された情報を利用して発呼を行
    なう発呼手段を有することを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記発呼手段は、前記制御手段により着信が拒否された
    着信処理に関する情報を利用しては発呼処理が行なえな
    いようにすることを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記登録手段は、着信の際の処理として少なくともデー
    タ通信、通話、着信拒否を登録できることを特徴とする
    通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記制御手段は、着信を拒否することが可能であり、 前記識別情報受信手段により前記識別情報が受信された
    後に前記通信網から送られてくる呼出信号に対して応答
    し、所定のメッセージを送出してから回線を回線を開放
    することにより着信を拒否することを特徴とする通信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 前記制御手段は、着信を拒否することが可能であり、 前記識別情報受信手段により前記識別情報が受信された
    後に前記通信網から送られてくる呼出信号に対して応答
    しないようにすることにより着信を拒否することを特徴
    とする通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 前記制御手段は、着信を拒否することが可能であり、 前記識別情報受信手段により前記識別情報が受信された
    後に、前記識別情報が受信できたことを前記通信網に通
    知しないようにして着信を拒否することを特徴とする通
    信装置。
  12. 【請求項12】 発呼側の通信装置の識別情報を通知す
    る機能を有する通信網に接続可能な通信装置の制御方法
    において、 通信相手の識別情報に対応させて着信の際の処理に関す
    る情報を登録させるための登録工程と、 前記識別情報を受信させるための識別情報受信工程と、 前記識別情報受信工程において受信された識別情報及び
    前記登録工程において登録された情報に基いて、着信処
    理を制御する制御工程と、 前記識別情報受信工程において受信された識別情報に対
    応させて前記制御工程において制御された着信処理に関
    する情報を記憶させる記憶工程を有することを特徴とす
    る通信装置の制御方法。
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