JPH11297149A - キートップ部材、キートップシートおよびキートップ部材の製造方法 - Google Patents

キートップ部材、キートップシートおよびキートップ部材の製造方法

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JPH11297149A
JPH11297149A JP10252698A JP10252698A JPH11297149A JP H11297149 A JPH11297149 A JP H11297149A JP 10252698 A JP10252698 A JP 10252698A JP 10252698 A JP10252698 A JP 10252698A JP H11297149 A JPH11297149 A JP H11297149A
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JP10252698A
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Inventor
Takao Shimizu
隆男 清水
Tsutomu Nagasawa
務 長沢
Yoshinari Shizukuda
能成 雫田
Nobuyuki Hiruma
信幸 昼間
Masahide Takahashi
昌秀 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記号等の表示部の視認性に優れ、また、使用
により表示部が磨耗することもなく、かつ、安価に製造
できるキートップ部材、キートップシートおよびキート
ップ部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 樹脂フィルム23aに印刷等でキートッ
プの機能等を表す記号等の表示部を形成して表示シート
23を作成する。そして、成形型31の成形凹部31a
内に所定の深さまで熱硬化性の第1の液状反応硬化性材
料21を注入し、この第1の液状反応硬化性材料21上
に表示シート23を載せて密着させ、次いで、表示シー
ト23上に第2の液状反応硬化性材料22を載せ、第1
および第2の液状反応硬化性材料21,22を加熱等で
硬化させ、表示シート23が一体化した第1樹脂部21
および第2樹脂部22と一体化して樹脂部21,22中
に埋入したキートップ部材20を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話等の移
動体通信機器、家庭用電話機、電子手帳、車載用スイッ
チ、リモコン、計算機あるいはパーソナルコンピュータ
のデータ入力装置に用いられるスイッチのキートップ部
材、このキートップ部材を用いたキートップシート、お
よび、キートップ部材の製造方法に係り、詳しくは、文
字、記号あるいは図形等の表示部の視認性と耐久性に優
れ、かつ、照光式の押釦スイッチにも用いることができ
るキートップ部材、キートップシート、および、キート
ップ部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の移動体通信機器のデータ
入力装置(押釦スイッチ)にあっては、従来、支承部に
複数の可動部がドーム状の薄肉部を介して変位可能に連
続するシート基体をシリコーンゴム等のゴム組成物で成
形し、このシート基体の可動部上に樹脂製のキートップ
部材を固着し、可動部の裏面に回路基板の固定接点と接
触可能な可動接点等を設けたものが知られる。
【0003】一般に、キートップ部材は、ABS、ポリ
エステル、ポリカーボネート、アクリル等の熱可塑性樹
脂を用いて射出成形等により形成される。そして、この
キートップ部材には、シート基体への固着前等におい
て、天面等に印刷等で文字、記号あるいは図形等の表示
部を形成し、また、必要に応じて塗装等の表面処理を行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のキートップ部材にあっては、熱可塑性樹脂を用
いて射出成形により成形するため、大型の射出成形機が
不可欠であり、また、成形金型にも高圧の樹脂圧力に耐
えられる頑丈なものが求められ、製造コストが高くなる
のみならず、納期も長く、さらに、小ロットの製造に適
さないという問題があった。
【0005】また、上述した従来のキートップ部材は、
天面に表示部を形成した場合、使用時におけるオペレー
タの指との接触で表示部が擦れて消失してしまうという
問題がある。この問題を解決するためキートップ部材を
透明樹脂で成形して裏面に表示部を形成することが行わ
れるが、キートップ部材の裏面に表示部を形成するに
は、キートップ部材を治具等を用いて定位置に整列固定
しなければならず、その整列作業が繁雑で、依然として
製造コストが高く、また、位置精度が表示部の品位に大
きな影響を及ぼし高品位の表示部を得ることがきわめて
困難という問題があった。この発明は、上記問題に鑑み
なされたもので、簡易な設備により高い生産性をもって
低コストで製造でき、また、耐久性と視認性に優れた表
示部が得られるキートップ部材、キートップシート、お
よびキートップ部材の製造方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、スイッチに操作用の部材と
して設けられる樹脂製のキートップ部材において、表示
部が形成された表示シートを少なくとも天面側が透明な
樹脂中に埋入した。
【0007】また、請求項2記載の発明にかかるキート
ップシートは、可動部が面垂直方向に変位可能に形成さ
れたゴム弾性体製の基体シートを備え、該基体シートの
可動部表面に請求項1記載のキートップ部材を固着して
構成される。
【0008】さらに、請求項3記載の発明にかかるキー
トップ部材の製造方法は、成形金型の成形凹部内に熱硬
化性または紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材料を
注入した後、樹脂フィルムに表示部を形成してなる表示
シートを前記成形凹部内の液状反応硬化性材料上に載
せ、次に、前記表示シート上に熱硬化性または紫外線硬
化型の第2の液状反応硬化性材料を注入し、前記第1の
液状反応硬化性材料および前記第2の液状硬化性反応材
料を硬化させて前記表示シートと一体化した第1樹脂部
と第2樹脂部とを成形する。
【0009】またさらに、請求項4記載の発明にかかる
キートップ部材の製造方法は、成形金型の成形凹部内に
熱硬化性または紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材
料を注入した後、樹脂フィルムに表示部を形成してなる
表示シートを前記成形凹部内の液状反応硬化性材料上に
載せ、前記第1の液状反応硬化性材料を硬化させて前記
表示シートと一体化した第1樹脂部を成形し、次に、前
記表示シート上に熱硬化性または紫外線硬化型の第2の
液状反応硬化性材料を注入し、該第2の液状硬化性反応
材料を硬化させて前記表示シートと一体化した第2の樹
脂部を成形する。
【0010】キートップ部材は、樹脂(後述する紫外線
硬化型樹脂等)からなる板あるいは柱状であって、内部
に埋入した状態で表示シートを有する。このキートップ
部材は、スプリング等により付勢され、あるいは、基体
シート等に固着されてキートップシートを構成し、回路
基板等とともに押釦スイッチ等を構成する。回路基板
は、固定接点、周知の回路素子およびLED等の発光体
等が設けられ、取り付けられる機器のケーシング内、例
えば、携帯電話機やキーボード等のケーシング内に収容
される。ケーシングは、データ入力用のキー(キートッ
プ)と同数の穴を有するもの等が用いられ、これらの穴
からキートップ部材が操作可能に突出する。
【0011】基体シートは、支承部に連続してキートッ
プと同数の可動部を変位可能に備え、直接、あるいは、
皿バネ的な弾性変形特性を有するドーム部が形成された
クリック板を介して回路基板に組み付けられる。この基
体シートは、クリック板を介して回路基板に組み付けら
れる場合は可動部の裏面に押圧部が一体に、また、回路
基板に直接に組み付けられる場合は回路基板の固定接点
と接触可能な可動接点が導電性ゴム等で形成される。こ
の基体は、支承部が回路基板への支持部として機能し、
可動部上に接着剤(照光式に構成する場合は透光性接着
剤)等を用いて、あるいは、インサート成形等でキート
ップ部材が固着される。
【0012】また、基体シートは、ウレタンゴム、アク
リルゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、イソプレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EP
DM)等の合成ゴムや天然ゴム、ポリエステル系若しく
はウレタン系の熱可塑性エラストマ等の透光性のゴム弾
性体(組成物)を用いて、圧縮成形や射出成形等で単独
に、あるいは、キートップ部材をインサートとするイン
サート成形等により成形される。そして、この基体シー
トは、必要に応じて、特に、照光式に構成する場合等
に、表面に可動部上面部分等を除いて透光性着色層等が
設けられ、また、着色顔料を添加したゴム組成物で遮光
性に構成される。
【0013】そして、キートップ部材は、請求項3,4
記載の方法、いわゆるポッティング、あるいは、類似し
た方法で製造される。すなわち、請求項3においては、
熱硬化性または紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材
料を成形金型の成形凹部内に注入した後に該成形凹部内
の液状反応硬化性材料上に表示シートを載せ、続いて、
表示シート上に第2の液状反応硬化性材料を注入し、こ
れら第1および第2の液状反応硬化性材料を紫外線の照
射や加熱により硬化させて表示シートの両面側に表示シ
ートと一体化した第1の樹脂部と第2の樹脂部を成形
し、この後に、成形金型から離型してキートップ部材を
得る。
【0014】また、請求項4記載の方法においては、熱
硬化性または紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材料
を成形金型の成形凹部内に注入した後に該成形凹部内の
液状反応硬化性材料上に表示シートを載せ、紫外線の照
射や加熱により第1の液状反応硬化性材料を硬化させて
表示シートと一体化した第1の樹脂部を成形し、次い
で、第2の液状反応硬化性材料を表示シート上に注入
し、紫外線の照射や加熱により第2の液状反応硬化性材
料を硬化させて表示シートを一体化した第2の樹脂部を
形成し、この後に、成形金型から離型してキートップ部
材を得る。
【0015】液状反応硬化性材料は粘度が1〜1000
ポイズのもの、特に、照光式スイッチに用いる場合は透
明なものが用いられ、圧空式ディスペンサ、シリンダ式
ディスペンサ、スクリュ式ディスペンサ等を用いて成形
金型の成形凹部に注入される。そして、第1の液状反応
硬化性材料は上面に表示シートを載せる関係から上面が
平面をなすように注入することが好ましく、また、第2
の液状反応硬化性材料は液面が成形凹部の周辺の金型表
面と略同一面をなすように注入量を管理することが望ま
しく、注入量の厳密な管理が困難な場合は成形金型の凹
部開口面に凹部開口の周縁で余剰受け溝を形成し、この
余剰受け溝にあふれる材料を受け入れる等の対策を施
す。
【0016】液状反応硬化性材料を具体的に述べると、
熱硬化性の液状反応硬化性材料は主剤に硬化剤を配合し
たもの、紫外線硬化型の液状反応硬化性材料は光重合型
プレポリマーとモノマーを含む主剤に光重合開始剤等を
添加した市販のものが用いられる。そして、これら液状
反応硬化性材料には、必要に応じて、充填剤、老化防止
剤、反応促進剤、反応抑制剤、安定剤、着色剤等が配合
される。
【0017】主剤としては、アクリル系、メタクリル
系、スチレン系、不飽和ポリエステル系、ポリエステル
ポリオール系、ポリエステルエーテル系、アリルフタレ
ート系、ウレタン系、シリコーン系、エポキシ系あるい
はフェノール系等のモノマーおよび/またはオリゴマ
ー、これらの誘導体のモノマーおよび/またはオリゴマ
ー、若しくは、これらの複数種を混合したものが用いら
れる。
【0018】硬化剤はパーオキサイド、イソシアネー
ト、アミン系等の主剤に適したものが用いられる。充填
剤は、炭酸カルシウム、シリカ、クレー等の各種無機粉
体、ガラスファイバー、ガラスビーズ、セラミックス系
の材料等が例示される。なお、上述した主剤、硬化剤、
光重合開始剤および充填剤等は広く市販されている各種
のものを用いることができる。
【0019】望ましい態様としては、この液状反応硬化
性材料は、硬化収縮が小さく、かつ、透明で耐熱性、耐
環境性、着色性、成形性等に優れたもの、具体的には、
アクリル系、メタクリル系、アリル系、ウレタン系、不
飽和ポリエステル系、シリコーン系の材料、またはその
誘導体、混合物が用いられる。
【0020】成形金型は、成型凹部がキートップ部材の
外形状を賦形すれば足り、また、大気圧下で成形を行
う。したがって、成形金型は、射出圧力等を考慮する必
要が無く、構造を簡素化でき、また、種々の材質のも
の、例えば、鉄のみならず非鉄金属(合金)、樹脂、セ
ラミックス(ガラス)等を用いることができる。ただ
し、この成形金型は、熱硬化性の液状反応硬化性材料に
対しては熱伝導率に優れた金属材質のものを、また、紫
外線硬化型の液状反応硬化性材料に対してはガラス等の
透明なものを用いることが好ましい。
【0021】そして、熱硬化性の液状反応硬化性材料用
の成形金型には加熱装置が設けられ、また、紫外線硬化
型の液状反応硬化性材料用の成形金型には紫外線照射装
置が付設される。加熱装置は、成形金型内に埋設された
電気ヒータや蒸気配管等からなり、成形金型すなわち成
形凹部内の液状反応硬化性材料を加熱する。紫外線照射
装置は、高圧水銀ランプ等を備えたものからなり、成形
凹部内の液状反応硬化性材料に紫外線を照射する。な
お、これら成形金型には加熱装置と紫外線照射装置を並
設することも可能である。
【0022】表示シートは、樹脂フィルムとして、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリアミド、ポリイミド、シリコーン系等の市販
のもの、望ましくは、液状反応硬化性材料の発熱に耐え
る耐熱性、また、印刷適性等の観点からポリエステル
系、ポリイミド系の10μm〜125μmの厚みでキー
トップシート(押釦スイッチ)のキー配列やキートップ
部材の天面あるいはキートップシートと対応した大きさ
のもの、特に、照光式スイッチに用いる場合は透明なも
のが用いられる。この樹脂フィルムには、必要に応じ
て、表示部の形成後あるいは形成前において、表示部や
樹脂部(液状反応硬化性材料)等との密着性を改善する
ためにコロナ放電、プラズマ処理、UV(紫外線線照
射)処理、プライマー処理等が施される。
【0023】表示部は、キートップの機能やデザイン等
を表す文字、記号、図形の印刷等で代表されるが、その
他、金属薄膜、幾何学模様、ホログラム等も採用でき
る。この表示部は、透明樹脂シート上に、スクリーン印
刷、オフセット印刷、グラビア印刷、タンポ印刷、イン
クジェット印刷、電子写真印刷、転写印刷等の印刷、塗
装、塗工、コーティング、スパッタリング、エッチン
グ、蒸着等により形成される。望ましい態様としては、
この表示部は、複数の層を組み合わせて、例えば、抜き
文字が形成された着色層の表裏の少なくとも一面に文字
などの印刷層を積層して構成、具体的には、文字等の抜
き部を有する金属蒸着層上に文字等を印刷して形成す
る。
【0024】なお、表示シートは、樹脂シートに直接に
印刷等で表示部を形成したもののみならず、印刷された
紙、写真を透明な樹脂シートでラミネートしたものも用
いることができ、このラミネート構造を採用することで
高品位の表示部が得られる。
【0025】完成したキートップ部材は、裏面側に可動
接点等を設けた後に機器のケーシング内にスプリング等
を介して組み付けることで押釦スイッチを構成し、ま
た、基体シートの可動部上に透光性接着剤等を用いて固
着することでキートップシートを構成する。前述したよ
うに、キートップシートは回路基板に直接あるいはクリ
ック板を介して組み付けられてスイッチを構成する。
【0026】
【作用】この発明にかかるキートップ部材は、表示部が
形成された表示シートを基材である樹脂中に埋入させる
ため、使用に際して表示部が磨耗することがなく、表示
部に優れた耐久性、すなわち、長期にわたって優れた視
認性が保持される。
【0027】また、この発明にかかるキートップ部材の
製造方法は、表示部が形成された表示シートを予め製作
し、第1の液状反応硬化性材料と第2の液状反応硬化性
材料を表示シートが埋入するように注入、すなわち、ポ
ッティングを行うため、成形金型を簡素な構造で安価な
成形金型を用いることができ、その製造コストを低減、
特に、小ロットのキートップ部材も安価に製造できる。
また、表示部も印刷等の多彩な方法により形成でき、デ
ザイン的に優れ、かつ、高品位の表示部が得られる。さ
らに、キートップ部材は、液状反応硬化性材料が硬化し
た樹脂部と表示部との間に接着剤等が介在しないため、
異物の混入も少なく、優れた視認性が得られる。
【0028】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図7はこの発明の一の実施の
形態を表し、図1がキートップシートの平面図、図2が
同キートップシートの断面図、図3がキートップ部材を
示す図、図4および図5がキートップ部材の製造工程の
概要を図番およびアルファベット順に示す図である。
【0029】先ず、図1,2を参照して完成したキート
ップシート1を説明すると、キートップシート1は基体
シート10と複数のキートップ部材20を主要な要素と
して構成される。基体シート10は、シリコーンゴム組
成物等を用いた射出成形や圧縮成形等で成形され、回路
基板への支持部である支承部11に複数(12)の可動
部12がそれぞれ略ドーム状の薄肉部13を介して連続
する。この基体シート10には、可動部12表面にそれ
ぞれキートップ部材20が接着剤(図示せず)等で固着
され、また、可動部12の裏面側に押圧部12aが一体
に突設される。
【0030】図示を省略するが、キートップシート1は
クリック板等を介して回路基板と組み付けられて携帯電
話機等のケーシング内に収容され、キートップ部材20
の先端部分がケーシング外へ押圧操作可能に突出し、ま
た、押圧部12aが押圧操作でクリック板のドーム部を
押圧してドーム部の可動接点を回路基板の固定接点に接
触させ、回路を開閉する。
【0031】なお、上述した基体シート10は照光式の
押釦スイッチを構成する場合は透光性あるいは透光性に
構成してさらに表面等に可動部12の天面部分等を除い
て遮光性の着色層を形成するが、また、照光式の押釦ス
イッチを構成しない場合は基体シート10を遮光性に構
成することも可能である。
【0032】キートップ部材20は、それぞれが配設位
置等に応じて種々の形状に成形されるが(図1参照)、
代表的な板状を例に説明すれば、図3a,bに示すよう
に、先端側に有色あるいは無色透明な第1樹脂部21
を、基体シート10側に第2樹脂部22を有し、これら
樹脂部21,22間に表示シート23が埋入される。第
1樹脂部21および第2樹脂部22は、後述するように
紫外線硬化型の樹脂を成形硬化して構成され、表示シー
ト23と一体的に固着する。表示シート23は、ポリエ
ステル樹脂等の樹脂フィルム23aの表面(第2樹脂部
21側の面)に数字や記号の表示部23bを有し、樹脂
フィルム23aに表示部23bを印刷等で形成してな
る。なお、述べるまでもないが、照光式スイッチに用い
る場合は、第2樹脂部22も有色あるいは無色透明に構
成し、また、樹脂フィルム23aも透明なものを用い
る。
【0033】なお、上述したキートップ部材20は表示
シート23の外形状が樹脂部21,22の断面形状と一
致するが、表示シート23の形状は任意に設定でき、図
3cに示すように表示シート23の外形状を樹脂部2
1,22の断面形状よりも小さくして表示シート23が
樹脂部21,22内に完全に埋没するように構成しても
よい。また、表示シート23の表示部23b形成面の方
向も任意に設定でき、図3bに示すように先端側に位置
させることも、図3dに示すように基端側に位置させる
ことも可能である。さらに、樹脂フィルム23aは着色
されたもの等を任意に用いることができるが、照光式の
押釦スイッチを構成する場合は透明なものを用いる。
【0034】次に、製造方法を図4および図5を参照し
て説明する。先ず、大判の樹脂フィルム(23a)にプ
ライマ処理等を施した後にスイッチに用いられる数字
(0〜9)と記号(#,*)等をスクリーン印刷等で所
定間隔を空けて形成する。そして、この大判の樹脂フィ
ルム(23a)から数字や記号を含む所定の範囲を切り
出し、すなわち、上述した樹脂部21,22の断面形状
に合致した形状に裁断し、表示シート23を得る。
【0035】そして、上述した表示シート23を成形ス
テーションに搬送する。成形ステーションには、成形金
型装置30および注入装置40が配設される。成形金型
装置30は、成形型31と加熱型32を有する。成形型
31は、上部に1つのキートップシート1のキー配列あ
るいはキートップシート1の1列のキーと対応した複数
の成形凹部31aが形成され、内部に加熱用の蒸気通路
31bを有する(図4,5参照)。加熱型32は、下部
に押圧加熱面を有し、内部にヒータ32bを有する(図
5b参照)。注入装置40は、内部に熱硬化性の液状反
応硬化性材料を貯留し、この材料をエアーホースから供
給される圧縮空気の作用でノズル41から流出する(図
4a,5a参照)。なお、成形型31および加熱型32
は加熱手段として蒸気通路31b,32bに替えて電気
ヒータ等を用いることも可能である。
【0036】ここで、この成形ステーションにおいて
は、先ず、成形金型装置30の成形型31の成形凹部3
1a開口面を開き、次いで、図4aに示すように、各成
形凹部31aに注入装置40により透明な熱硬化性の第
1の液状反応硬化性材料(便宜上、第1樹脂部と同一の
番号21で示す)を計量して注入する。この第1の液状
反応硬化性材料21の注入量は、成形凹部31a内に所
定の深さhに溜まるまで、すなわち、第1樹脂部21の
厚みと等しくなる量に設定される。なお、成形型31は
材料を成形凹部31a内に注入する前に予熱しておくこ
とが望ましい。
【0037】次いで、図4bに示すように、成形型31
の成形凹部31a内の第1の液状反応硬化性材料21が
完全硬化する前に、この第1の液状反応硬化性材料21
上に表示シート23を載せる。続いて、図5aに示すよ
うに、成形型31の成形凹部31aの表示シート23上
にノズル41から熱硬化性の第2の液状反応硬化性材料
(便宜上、22で表す)を所定量だけ注入する。この第
2の液状反応硬化性材料22の注入量は、第2樹脂部2
2の成形に必要な量として規定される。
【0038】なお、後の加熱型32を用いた加熱を考慮
すると、第2の液状反応硬化性材料を規定量注入した状
態で該材料の液面が成形型31の成形凹部31a開口面
と同一面となるように成形凹部31aを形成することが
望ましい。また、この実施の形態では、第1の液状反応
硬化性材料21と第2の液状反応硬化性材料22を区別
するが、同一の組成の材料を用いることも可能である。
【0039】この後、図5bに示すように、成形型31
上に加熱型32を載せ、成形型31の蒸気通路31bお
よび加熱型32の蒸気通路32bに蒸気を流して加熱す
る。したがって、第1の液状反応硬化性材料21および
第2の液状反応硬化性材料22は表示シート23を埋入
させて硬化し、それぞれが表示シート23と固着する。
そして、液状反応硬化性材料21,22が硬化した後、
すなわち第1樹脂部21と第2樹脂部22が成形された
後に、成形型31から取り出してキートップ部材20が
得られる。なお、蒸気説明では加熱型32を用いる、加
熱型32は必ずしも用いる必要が無く、また、加熱型3
2に替えて紫外線照射装置(後述)を用いることもで
き、また、加熱型32と紫外線照射装置を併用すること
も可能である。
【0040】そして、成形されたキートップ部材20
は、シート基体10の可動部12表面に接着剤等を用い
て固着し、キートップシート1が完成する。このキート
ップシート1は、回路基板に組み付けられてスイッチを
構成、すなわち、携帯電話機等のケーシング内に回路基
板と組み付けられて収容され、電話番号入力等に用いる
押釦スイッチを構成する。
【0041】上述したように、この実施の形態は、頑丈
な成形型を必要とせず、構造が簡単な成形型31により
成形できる。このため、キートップ部材20の製造コス
トを低減でき、また、小ロットのキートップ部材20の
製造にもコストを増大させることなく対処できる。そし
て、製造されたキートップ部材20は、表示シート23
が樹脂部21,22内に一体化して埋入固着し、表示部
23bの視認性にも優れ、表示部23bの磨耗も生じる
ことが無く、高い耐久性が得られる。
【0042】図6および図7はこの発明の他の実施の形
態を示し、キートップ部材の製造工程の概要を図番およ
びアルファベット順に示す。なお、上述した実施の形態
と同一の部分には同一の番号を付し、一部の説明を割愛
する。
【0043】この実施の形態は、紫外線硬化型の反応硬
化性材料を用い、また、成形型31を紫外線が透過可能
なガラス等から構成し、また、反応硬化性材料の硬化に
紫外線照射装置50を用いる。すなわち、図6a等に示
すように、成形型31はガラスから構成して成形凹部3
1aを形成し、また、紫外線照射装置50として高圧水
銀ランプを用いる。
【0044】そして、この実施の形態は、先ず、前述し
た実施の形態と同様に、成形型31の成形凹部31a内
に紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材料21を注入
し、この成形凹部31a内の第1の液状反応硬化性材料
21上に表示シート23を載せる(図4a参照)。そし
て、図6aに示すように、高圧水銀ランプ50により成
形型31の裏面側から紫外線を照射し、第1の液状反応
硬化性材料21を硬化させて表示シート23と一体化し
た第1樹脂部21を成形する。
【0045】次に、図6bに示すように、成形型31の
成形凹部31a内の表示シート23上に、すなわち、第
1樹脂部21と一体化した表示シート23上にノズル4
1から第2の液状反応硬化性材料22を所定量注入す
る。この後、図7に示すように、成形型31の成形凹部
31a開口側から高圧水銀ランプ50により紫外線を照
射し、第2の液状反応硬化性材料21を硬化させて表示
シート23と一体化した第2樹脂部22を成形する。そ
して、成形型31の成形凹部31aから取り出してキー
トップ部材20が得られる。
【0046】この実施の形態にあっても、ガラス等の構
造が簡単な成形型31を用いるため、製造コストの上昇
が防止でき、また、小ロットの製造にもコストを大きく
上昇させることなく対応できる。そして、製造されたキ
ートップ部材20は、表示シート23が樹脂部21,2
2中に一体化して埋入し、表示部23bの磨耗のおそれ
が無く、また、表示部23bの視認性も良好である。
【0047】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。 1.実施例1 キートップの形状の成形凹部31aが形成された金属製
成形型31を用意し、この成形型31を電気ヒータを用
いて140゜Cの温度に温調した。次に、反応硬化性樹
脂として、アクリシラップSY−430(三菱レーヨン
(株)製商品名)100重量部に硬化剤としてメチルエ
チルケトンパーオキサイドを1重量部加えた材料を準備
した。また、表示シート23として、ポリエチレンテレ
フタレートの75μm厚みのフィルム上にスクリーン印
刷で数字とデザインが印刷されたものを準備した。
【0048】そして、成形型31の成形凹部31aに上
述の反応硬化性材料21を注入し、成形凹部31aを約
半分満たした後に、反応硬化性材料21上に直ちに表示
シート23を載せて密着させた。続いて、印刷シート2
3上に反応硬化性材料22を注入し、成形凹部31aを
完全に満たした。この結果、反応硬化性材料21,22
は成形型31の熱で効果を始め、約5分後に硬化し(固
まり)、これを成形型31から取り出した。そして、反
応硬化性材料21,22の硬化反応を完全に終了させる
ため、取り出した成型品をさらに120゜Cに維持され
た恒温槽に1時間投入した。
【0049】2.実施例2 キートップの形状の成形凹部31aが形成されたガラス
製成形型31を用意し、また、反応硬化性材料として紫
外線硬化型の反応硬化性樹脂であるダイヤビームUT−
1029(三菱レーヨン(株)製商品名)を用意し、さ
らに、実施例1と同様の表示シート23を準備した。
【0050】そして、成形型31の成形凹部31a内に
ダイヤビームUT−1029を注入し、成形凹部31a
を約半分満たした後、表示シート23を印刷面がダイヤ
ビームUT−1029と接触するように密着させ、成形
型31を通して高圧水銀ランプ50により紫外線を約1
0秒間照射して硬化させた。次に、印刷シート23上に
ダイヤビームUT−1029を注入し、成形凹部31a
を完全に満たし、同様にして高圧水銀ランプ50により
紫外線を約10秒間照射した。次に、硬化したもの、す
なわち、キートップ部材20を成形型31から取出、1
20゜Cの恒温槽に1時間投入し、反応硬化性材料の硬
化反応を完全に終了させた。
【0051】上述した実施例1および実施例2はとも
に、表示シート23が樹脂部21,22内に完全に埋入
一体化したキートップ部材20が得られた。そして、こ
れら実施例1および実施例2により得られたキートップ
部材20は、表示シート23の表示部が明瞭に視認で
き、高品位なものであった。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明にかかるキートップ部材によれば、樹脂中に表示部が
形成された表示シートを埋入させるため、使用に際して
表示部が磨耗を生じることが無く優れた耐久性が得ら
れ、また、取り扱いも簡単でスイッチの組み立ても容易
に行える。
【0053】また、請求項3記載の発明にかかるキート
ップ部材の製造方法によれば、成形型の成形凹部内に所
定の深さまで第1の液状反応硬化性材料を注入し、この
第1の液状反応硬化性材料上に表示部が形成された表示
シートを載せて密着させ、次いで、この表示シート上に
第2の液状反応硬化性材料を注入し、これら反応硬化性
材料を加熱あるいは紫外線の照射により硬化させてキー
トップ部材を製造する。
【0054】さらに、請求項4記載の発明にかかるキー
トップ部材の製造方法によれば、成形型の成形凹部内に
所定の深さまで第1の液状反応硬化性材料を注入し、こ
の第1の液状反応硬化性材料上に表示部が形成された表
示シートを載せて密着させ、第1の液状反応硬化性材料
を加熱や紫外線照射により表示シートと一体化させて硬
化させた後に、表示シート上に第2の液状反応硬化性材
料を注入し、この第2の液状反応硬化性材料を加熱や紫
外線照射により表示シートと一体化させて硬化させ、キ
ートップ部材を得る。
【0055】したがって、請求項3,4記載の発明は、
簡単な工程、大規模な射出機や頑丈な金型を必要としな
い簡単な設備で安価にキートップ部材を製造でき、ま
た、表示部も印刷等の多彩な方法により形成でき、デザ
イン的に優れ、かつ、高品位の表示部が得られる。さら
に、キートップ部材は、液状反応硬化性材料が硬化した
樹脂部と表示部との間に接着剤等が介在しないため、異
物の混入も少なく、優れた視認性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる押釦スイッ
チ用キートップシートの平面図である。
【図2】同キートップシートの断面図である。
【図3】同キートップシートに用いるキートップ部材の
詳細を示し、aが平面図、bが断面図、cが他の態様を
示す断面図、dがまた他の態様を示す断面図、eがさら
に他の態様を示す断面図である。
【図4】この発明の一の実施の形態にかかるキートップ
部材の製造方法における製造工程の概要をアルファベッ
ト順に示す模式図である。
【図5】図4に続く製造工程の概要をアルファベット順
に示す模式図である。
【図6】この発明の他の実施の形態にかかるキートップ
部材の製造方法における製造工程の概要をアルファベッ
ト順に示す模式図である。
【図7】図6の工程に続く工程の概要を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 キートップシート 10 基体シート 11 支承部 12 可動部 13 スカート部 20 キートップ部材 21 第1樹脂部 22 第2樹脂部 23 表示シート 23a 樹脂フィルム 23b 表示部 31 成形型 31a 成形凹部 40 注入装置 41 ノズル 50 紫外線照射装置(高圧水銀ランプ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 昼間 信幸 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地の1 信越ポリマー株式会社東京工場内 (72)発明者 高橋 昌秀 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地の1 信越ポリマー株式会社東京工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチに操作用の部材として設けられ
    るキートップ部材であって、表示部が形成された表示シ
    ートを少なくとも天面側が透明な樹脂中に埋入したこと
    を特徴とするキートップ部材。
  2. 【請求項2】 可動部が面垂直方向に変位可能に形成さ
    れたゴム弾性体製の基体シートを備え、該基体シートの
    可動部表面に請求項1記載のキートップ部材を固着した
    ことを特徴とするキートップシート。
  3. 【請求項3】 成形金型の成形凹部内に熱硬化性または
    紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材料を注入した
    後、樹脂フィルムに表示部を形成してなる表示シートを
    前記成形凹部内の液状反応硬化性材料上に載せ、次に、
    前記表示シート上に熱硬化性または紫外線硬化型の第2
    の液状反応硬化性材料を注入し、前記第1の液状反応硬
    化性材料および前記第2の液状硬化性反応材料を硬化さ
    せて前記表示シートと一体化した第1樹脂部と第2樹脂
    部とを成形することを特徴とするキートップ部材の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 成形金型の成形凹部内に熱硬化性または
    紫外線硬化型の第1の液状反応硬化性材料を注入した
    後、樹脂フィルムに表示部を形成してなる表示シートを
    前記成形凹部内の液状反応硬化性材料上に載せ、前記第
    1の液状反応硬化性材料を硬化させて前記表示シートと
    一体化した第1樹脂部を成形し、次に、前記表示シート
    上に熱硬化性または紫外線硬化型の第2の液状反応硬化
    性材料を注入し、該第2の液状硬化性反応材料を硬化さ
    せて前記表示シートと一体化した第2の樹脂部を成形す
    ることを特徴とするキートップ部材の製造方法。
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