JP3207894B2 - パネルスイッチ板及びその製造方法 - Google Patents

パネルスイッチ板及びその製造方法

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JP3207894B2
JP3207894B2 JP29849791A JP29849791A JP3207894B2 JP 3207894 B2 JP3207894 B2 JP 3207894B2 JP 29849791 A JP29849791 A JP 29849791A JP 29849791 A JP29849791 A JP 29849791A JP 3207894 B2 JP3207894 B2 JP 3207894B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材シート上のスイッ
チ押圧位置に、中央部が盛り上がった形状のキートップ
部が形成されたパネルスイッチ板、及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、各種の産業機器の分野におい
て、デザイン、色彩性等の視覚的要因や操作時における
タッチ感覚、更には使用環境に応じた耐久性等の点か
ら、パネルスイッチが一般的になっており、スイッチの
表面側に配置されるパネルスイッチ板としては、特に、
基材シート上のスイッチ押圧位置に凸状のキートップ部
が形成されたパネルスイッチ板は、その視認性の良さ、
操作の確実性等の点から広く利用されている。
【0003】これまで、このような凸状のキートップ部
を有するパネルスイッチ板を製造するための方法として
は、プラスチック製の基材シートを熱プレス加工して凸
状部(エンボス)を形成させる方法や、塩化ビニル樹脂
をゲル化させて凸状部を形成する方法等が知られてきて
いる。しかし、基材シート上のスイッチ押圧位置にエン
ボスを形成させる方法にあっては、エンボス形成用の金
型が必要であり、金型製作費が非常に高くなるという欠
点があった。又、塩化ビニル樹脂をゲル化させる方法に
あっては、工程の安定化に欠け、キートップ部の形状等
において精度の良いものが得られないという問題点があ
った。
【0004】そこで、これらの欠点を改良するものとし
て、光硬化性樹脂を用いて基材シートの表面にキートッ
プ部を形成する方法が提案されてきており、例えば、特
公平2−2403号公報には、回転ドラム表面の凹部に
光硬化性樹脂を充填し、その表面に基材シートを圧着し
ながら光硬化性樹脂を照射硬化させることで、基材シー
ト上に光硬化性樹脂からなる凸状のキートップ部を転写
形成するモールドプリント法が記載されている。
【0005】しかしながら、この方法は、短時間で大量
のパネルスイッチ板が生産できるという点では優れてい
るが、製造しようとするキートップ部の形状、配置パタ
ーン等に応じて、回転ドラム表面に凹部を形成させる必
要があるために、製造工程が複雑であり、手間やコスト
の面で、少量多種の生産には適さないという欠点があっ
た。
【0006】又、この方法では、基材シートに図柄や文
字等を設ける際、図柄部分とキートップ部分との位置を
合わせることが難しく、歩留りが悪く、高い位置精度を
有するパネルスイッチ板の製造に適当なものとはいえな
かった。
【0007】上述の如く、今日まで、基材シート上のス
イッチ押圧位置に凸状のキートップ部が形成されたパネ
ルスイッチ板を、金型や回転ドラムを使用することな
く、簡単に製造できる方法は報告されていない。又、キ
ートップ部が位置精度良く形成されたパネルスイッチ板
についても報告されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を改良し、金型や回転ドラムを使用することなく、短時
間で簡単に、凸状のキートップ部が形成されたパネルス
イッチ板を製造することが可能な方法を提供することを
課題とする。又、位置精度良く、基材シート上にキート
ップ部を形成させることが可能な、パネルスイッチ板の
製造方法を提供することも、本発明の課題である。更
に、本発明は、基材シート上に形成されるキートップ部
の位置精度に優れたパネルスイッチ板を提供することも
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の、パネルスイッ
チ板の製造方法は、基材シート上のスイッチ押圧位置の
中心に、中央部が盛り上がった形状になるようにして樹
脂を滴下し、その後、この樹脂を硬化させて、凸状のキ
ートップ部を形成することを特徴とする。即ち、本発明
は、基材シート上のスイッチ押圧位置に、キートップ部
を形成する樹脂が直接滴下され、中央部が盛り上がった
形状において硬化させることを特徴とするものである。
【0010】まず初めに、本発明の製造方法の一例を図
面に示し、本発明を説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。図1は、本発明のパネルスイッチ板
の製造方法における製造状態の一例を示す斜視図であ
り、図2は、図1における製造状態を示す断面図であ
る。図1及び図2に示される製造状態は、ディスペンサ
4を用いて樹脂3を滴下する場合のものであって、文字
が印刷された基材シート1上のスイッチ押圧位置2の中
央部分に、ディスペンサ4のノズル5から樹脂3を直接
滴下し、中央部が盛り上がった形状の、未硬化の樹脂3
からなるキートップ部6を形成する。そして、この後、
未硬化の樹脂3を硬化させると、中央部が盛り上がった
形状になったキートップ部6を有するパネルスイッチ板
が得られる。
【0011】又、図3は、図1及び図2の方法によって
製造されたパネルスイッチ板を、キートップ部6と機器
7のスイッチ部8との位置が合うようにして、機器7に
装着した状態を示す断面図である。図3に示されるよう
に、上述の方法によって得られるパネルスイッチ板で
は、キートップ部6の中央部が盛り上がった形状となる
ために、指の接触感覚によってスイッチの位置を認識す
ることができ、操作性に優れたものとなる。又、基材シ
ート1上に滴下する樹脂3の量を、精度良く任意に制御
することによって、所望の高さ及び大きさを有する凸状
のキートップ部6を簡単に形成させることができる。
【0012】尚、本発明の、パネルスイッチ板の製造方
法において使用可能な基材シート1としては、押圧によ
って変形可能な柔軟性を有するシートであれば、その材
質は特に限定されるものではなく、ポリウレタン系樹脂
シート、ポリエステル系樹脂シート、アクリル系樹脂シ
ート、塩化ビニール樹脂シート等の各種のプラスチック
シートが適しており、厚さは約75〜500μmのもの
が好ましい。
【0013】又、この基材シート1には、表面側及び/
又は裏面側に印刷層を設けるのが一般的であり、例え
ば、透明性を有する基材シートの裏面に印刷層を設ける
場合においては、図4に示されるように、印刷層9側
に、接着層10を介して印刷層保護用プラスチックシー
ト11を貼り合わせたり、印刷層保護用コーティングを
施すことが好ましい。この際、印刷層保護用プラスチッ
クシート11としては、汎用のものが使用できる。尚、
本発明では、印刷層9及び接着層10についても特に材
質が限定されるものではなく、汎用のインキ及び接着剤
を広く使用することができる。又、接着層10として
は、接着剤の代わりに粘着剤を使用しても良い。
【0014】一方、上記の基材シート1上に直接滴下す
る樹脂3に関しても、特にその種類が限定されるもので
はなく、光硬化型樹脂、熱硬化型樹脂、溶剤乾燥型樹脂
等がいずれも利用できるが、特に好ましいものは、紫外
線硬化型樹脂である。樹脂3として、紫外線硬化型樹脂
を用いた場合には、紫外線の照射によって瞬間的に硬化
可能なために、中央部が盛り上がった形状であるキート
ップ部6を簡単に形成することができる。尚、この際、
市販の紫外線硬化型樹脂がいずれも利用できるが、滴下
方法、形成するキートップ部の大きさ、盛り上がった部
分の高さ等に応じて、適宜、粘度、チクソトロピック
性、表面張力等を調整しておくことが好ましい。この樹
脂3には充填剤等を添加しても良く、添加量を変化させ
ることによって、形成されるキートップ部の表面の触感
を調整することができる。
【0015】又、本発明では、基材シート1上に樹脂3
を滴下させる方法は、基材シート1上のスイッチ押圧位
置2の中央部が、盛り上がった形状であるキートップ部
6が得られるものであれば、任意の方法が採用できる
が、一般的には、図1及び図2に示されるような滴下ノ
ズル5が先端に設けられたディスペンサ4を用いる方法
が好ましく、この方法では、樹脂3の吐出時間、吐出圧
力、ノズル形状、樹脂温度等が任意に設定でき、これに
よって、滴下される樹脂3の一回の吐出量を正確に調整
することができる。この際、樹脂3を、基材シート1の
上方から離して滴下しても良いし、ノズル5の先端の樹
脂3が、基材シート1に接触するようにして滴下しても
良い。
【0016】更に、本発明では、樹脂3を滴下させる
際、滴下面、即ち基材シートのキートップ部形成面に対
する、滴下ノズルの位置関係をX−Y制御することによ
って、キートップ部の形状をより確実に形成することが
でき、多数回の滴下を制御した場合には、キートップ部
の自動生産が可能となる。
【0017】尚、本発明では、基材シート1上に滴下さ
れる樹脂3として、紫外線硬化型樹脂を用いた場合、紫
外線を照射して樹脂の硬化を行うが、照射方法が特に限
定されるものではなく、照射硬化させるための光源とし
ても、高圧水銀ランプ等の、従来より使用されてきてい
る公知のものを全て利用することができる。
【0018】又、本発明は、基材シート上のスイッチ押
圧位置の周囲を取り囲むようにして型枠を設け、その
後、この型枠内に、中央部が盛り上がった形状になるよ
うにして樹脂を導入し、その後、この樹脂を硬化させ
て、凸状のキートップ部を形成することを特徴とする、
パネルスイッチ板の製造方法でもあり、この方法では、
予め所望の形状、例えば円状、楕円状、三角形状、四角
形状等の型枠を基材シート上に配置することで、種々の
表面形状をもったキートップ部を形成させることができ
る。即ち、このような型枠が設けられる場合には、その
内部に導入される樹脂が、型枠の形状に合うようにして
一定の範囲内で流動するので、樹脂を、正確にスイッチ
押圧位置の中心に導入しなくても良いことになる。
【0019】この製造方法においては、基材シート上に
配置される型枠は、樹脂を導入する部分の周囲を取り囲
むようになったものであれば、特にその形態や材質が限
定されないが、型枠の形成方法としては、基材シートの
上に感光性レジスト、例えばドライフィルムレジストを
貼り合わせ、フォトマスクを用いて、キートップ部を形
成する位置に樹脂導入用の開孔部を設ける方法や、スク
リーン印刷法等によってキートップ部の輪郭に相当する
位置に、突出した線状の型枠を形成させる方法等が好ま
しい。
【0020】次に、感光性レジスト法によって型枠を形
成した場合の、本発明のパネルスイッチ板の製造方法の
一例を挙げて、本発明を説明する。この方法では、ま
ず、基材シートの上にラミネートロール等を用いてフィ
ルム状感光性レジストを貼り合わせ、その後、通常の写
真法により、所望の型枠の形状に応じた遮光マスクを密
着させ、紫外線等により露光を行い、これを現像して、
基材シート上に型枠を形成する。
【0021】そして、このようにして形成させた型枠の
内部の中央部近傍に、図5に示されるように、樹脂を滴
下する等して導入する。例えば、この図5においては、
キートップ部6を形成する位置に、文字が印刷され、そ
の周囲を取り囲むようにして、感光性レジスト12から
なる型枠13が配置されており、この型枠13によって
囲まれた凹部の内部に、ディスペンサ4のノズル5から
樹脂3が滴下される様子が示されている。
【0022】尚、この製造方法において使用される基材
シート1は、前述のものであり、感光性レジスト12と
しては、プリント配線板の製造用に市販されているドラ
イフィルムレジスト等を好適に使用することができる
が、ドライフィルムレジスト以外のものであっても、写
真法によってパターン形成が可能な樹脂で、しかも基材
シートに貼り合わせ可能なものであれば限定されない。
又、この際に使用される樹脂3の種類は、前述のものと
同様である。型枠13内に導入される樹脂3の粘度につ
いては、型枠13の内部で比較的速やかに広がるように
流動性を持ち、しかも適度な表面張力を有するものが適
しており、一般的にはその粘度が、1000〜3000
cps (25℃)程度のものを使用することが好ましい。
【0023】上述の方法における型枠13として必要な
高さ、即ち、感光性レジスト12の厚みは、キートップ
部6の形状、型枠13の内部に導入される樹脂3の流動
性等によって決定されるものである。一般に、キートッ
プ部6の表面積が大きく、キートップ部6の凸状の高さ
が高く、導入する樹脂の流動性が大きくなるほど、型枠
13の高さを高くする必要がある。例えば、キートップ
部6の面積が1〜2cm2 、キートップ部6の高さが50
0μm、樹脂3が紫外線硬化型樹脂であって、その粘度
が2000cps (25℃)の場合、250〜350μm
の高さを有する型枠13が必要であり、型枠13の高さ
の設定は、フィルム状感光性レジストの厚みを選択する
ことによって行うことができる。又、必要に応じてフィ
ルム状感光レジストを複数枚重ねて型枠の高さを設定し
ても良い。
【0024】尚、本発明の製造方法においては、樹脂3
によりキートップ部6を形成させた後、感光性レジスト
12を、通常の処理方法により基材シート1から剥離し
ても良いし、又、キートップ部6の輪郭部分のみに型枠
13を形成した場合には、輪郭をより強調するために、
型枠13をそのまま残しておくこともできる。本発明で
は、感光性レジスト法によって型枠が形成される場合、
図5に示されるような、スイッチ押圧位置以外の部分が
全面にわたって感光レジストで覆われているものでなく
ても良く、少なくとも樹脂を導入する部分、即ち、スイ
ッチ押圧位置の輪郭部分のみに型枠が形成されるもので
あっても良い。
【0025】型枠13として、キートップ部の輪郭に相
当する位置に、突出した線状のものを形成させる場合に
は、一般的にスクリーン印刷法や転写形成法等が好まし
く、これらの方法を用いた場合には、線状に精度良く、
型枠を形成させることができる。
【0026】スクリーン印刷法を用いて型枠を形成させ
る場合には、例えば、図6に示されるように、型枠に対
応したパターンを有するスクリーン印刷版14を、基材
シート1上のスイッチ押圧位置2にパターンが合致する
ように設置し、型枠形成用樹脂17を、このスクリーン
印刷版14を通して基材シート1上に塗布した後、この
樹脂17を硬化させて所望の形状の型枠を形成する方法
が採用される。尚、この際に使用されるスクリーン印刷
版14は、一般的には、スクリーンメッシュ15の上に
エマルジョン膜16が設けられたものである。
【0027】図7には、キートップ部を形成させる際の
一例として、基材シート1上に、上述のスクリーン印刷
法にて型枠13を設け、その内部にディスペンサ4のノ
ズル5から樹脂3が滴下される様子が示されている。そ
して、このようにして得られたパネルスイッチ板の断面
構造は、図8に示されるようになっており、型枠13と
隆起部分18とからキートップ部6が形成されている。
【0028】この場合、型枠形成用樹脂17としては、
線状に精度良くスクリーン印刷が可能なものであれば特
に限定されるものではないが、市販の紫外線硬化型樹脂
が特に適しており、このような樹脂の粘度は大きいもの
が好ましい。又、型枠13を形成させる際の硬化方法に
ついても特に限定されるものではなく、例えば、光硬化
法、熱硬化法、溶剤乾燥法等の公知の方法が使用できる
が、作業性等を考慮すると、光硬化法が好ましい。尚、
上記の型枠形成用樹脂17には、塗布される時の粘度を
調整するために充填剤が添加されても良い。
【0029】そして、スクリーン印刷で塗布する厚さ、
即ち、型枠13の必要な高さに関しては、前述の感光性
レジストの場合と同様に、導入される樹脂3を型枠13
の内部に保持することができ、均一な表面形状を有する
キートップ部が形成できるものであれば良く、導入され
る樹脂3の流動性、キートップ部の形状等に応じて適宜
決定されるものであるが、一般的には、約30〜350
μm程度であることが好ましく、型枠13の線幅は約
0.2〜2mm程度であることが好ましい。一般に、樹
脂3が紫外線硬化型樹脂であって、その粘度が2000
cps (25℃)である場合には、型枠13の高さは、2
50〜350μmが好ましい。
【0030】このような型枠13の高さの設定は、スク
リーン印刷板14のエマルジョン膜16の厚さ、スクリ
ーンメッシュ15のメッシュ数、印刷する型枠形成用樹
脂17の粘度等のパラメーターを調整することにより行
われ、型枠13の高さを高くするためには、エマルジョ
ン膜厚を厚く、メッシュ数を少なく、型枠形成用樹脂の
粘度を高くすれば良い。特に、本発明では、より高い高
さの型枠を形成させる際に、硬化した型枠の上に再度ス
クリーン印刷を施せば良く、型枠の高さの調整が簡単で
ある。
【0031】又、この型枠13は、基材シート1上のス
イッチ押圧位置2の輪郭周縁部分のみを囲ったものであ
っても、あるいは、基材シート1上のスイッチ押圧位置
2以外の部分を全て覆ったものであっても良く、その表
面形状は、型枠13により形成されるキートップ部6の
形状に応じて、所望の形状、例えば、円状、楕円状、三
角形状、四角形状等にすることができる。
【0032】更に、このようにして形成される型枠13
は、無色で目立たないようにしても良いし、あるいは着
色して輪郭をはっきりさせても良い。尚、この型枠13
についても、上述の感光性レジストからなる型枠の場合
と同様に、紫外線硬化型樹脂を硬化させた後、基材シー
ト上より取り除いても良いし、あるいはキートップ部の
輪郭をより強調するために、必要に応じてそのまま残し
ておいても良い。
【0033】本発明は更に、上記の製造方法を用いて製
造されるパネルスイッチ板でもあり、このパネルスイッ
チ板にあっては、基材シート上のスイッチ押圧位置に、
凸状のキートップ部が設けられていて、このキートップ
部は、スイッチ押圧位置の中心に樹脂を滴下し、硬化さ
せ、中央部が盛り上がった形状に形成されていることを
特徴とする。又、本発明は、上記のパネルスイッチ板に
おいて、スイッチ押圧位置に滴下される樹脂が、透明性
を有するものであることを特徴とするものでもある。更
に、上記のキートップ部が、スイッチ押圧位置の周囲を
取り囲む型枠と、型枠内で中央部が盛り上がった形状に
形成された隆起部分とからなり、この型枠と隆起部分が
一体成形されていることを特徴とするものでもある。
尚、本発明では、上記の樹脂として、紫外線硬化型樹脂
が好ましい。
【0034】以下、本発明のパネルスイッチ板の、代表
的な構成例を図面に示し、本発明を説明する。図9は、
本発明のパネルスイッチ板の、好ましい一例を示す断面
図であって、透明性を有する基材シート1のスイッチ押
圧位置2の表面側には、凸状のキートップ部6が形成さ
れており、このキートップ部6は、中央部が盛り上がっ
た形状である、透明性をもったプラスチック樹脂製の隆
起部分18と、その周囲に設けられた型枠13とからな
る。
【0035】一方、図9に例示される本発明のパネルス
イッチ板にあっては、基材シート1のスイッチ押圧位置
2の裏面側に印刷層9が設けられ、隆起部分18及び基
材シート1を通して印刷層9が見えるようになってお
り、更に、印刷層9側には、接着層10を介して印刷層
保護用プラスチックシート11が貼り合わされた構造と
なっている。この際、印刷層9は、基材シート1の表面
側に設けても良く、印刷層保護用プラスチックシート1
1を貼り合わせる代わりに、印刷層保護用のコーティン
グ層を設けても良い。
【0036】次に、上記のパネルスイッチ板を製造する
際の工程について、図9〜13を用いて説明する。まず
初めに、基材シート1、例えばプラスチックシートの裏
面側に所望のパネルスイッチ表示となるようにして印刷
層9を設け(図10参照)、この印刷層9側に接着層1
0を塗布して印刷層保護用プラスチックシート11を貼
り合わせる(図11参照)。そして、印刷層9の図柄に
合わせるようにして、基材シート1の表面側のスイッチ
押圧位置の輪郭周縁部に、線状に、スクリーン印刷法に
よって型枠形成用樹脂17を塗布する(図12参照)。
この型枠形成用樹脂17は、紫外線硬化型の樹脂である
ことが好ましい。
【0037】その後、市販の紫外線ランプ等を用いて型
枠形成用樹脂17を硬化させ、得られた型枠13の中央
部近傍に隆起部分18を形成するための樹脂3を置き、
表面張力によって均一に型枠13内を流動して中央部分
が盛り上がった形状となるようにする(図13参照)。
この際、樹脂3の内部に含まれる気泡を除去することを
目的として、周囲を減圧雰囲気にする等の脱泡工程を行
うことが好ましい。
【0038】そして、中央部分が盛り上がった球面形状
となった樹脂3を硬化させ、隆起部分18を形成させる
と、図9に示されるような断面構造を有する、本発明の
パネルスイッチ板が得られる。この際、樹脂3として、
紫外線硬化型樹脂を用いた場合には、紫外線を照射する
だけで瞬時にキートップ部が形成できる。
【0039】尚、本発明では、硬化して得られる隆起部
分18の盛り上がりの高さを、型枠13の中央部近傍に
導入する樹脂3の量により調整することができるが、紫
外線硬化型樹脂を用いて充分な高さのキートップ部を形
成するには、樹脂内部の硬化が完全なものとなるように
紫外線照射を複数回に分けて行っても良い。
【0040】又、本発明では、視覚的な効果を付与する
ために型枠13の部分に所望の色を着色することもで
き、この場合には着色剤を添加した型枠形成用樹脂17
を使用すれば良い。これに対し、隆起部分18を構成す
る樹脂3は、基材シート1に印刷した図柄や文字が見え
るようにするために透明性を有するものであることが好
ましく、本発明のパネルスイッチ板では、型枠13によ
ってキートップ部6の輪郭が明確になり、視認性に優れ
たものとなる。
【0041】本発明のパネルスイッチ板では、キートッ
プ部6の中央部が盛り上がった形状となるために、指の
感覚でスイッチの位置を容易に認識することができ、
又、操作する際の指の接触感覚が優れる。しかも、表示
される図柄を表面に印刷した場合にあっても、その表面
がキートップ部を形成する樹脂によって保護されるの
で、指が接触する部分の文字が汚れないという利点があ
り、更には、隆起部分18がレンズの役割を果たすこと
によって、その下方に印刷された図柄や文字が大きく浮
き出した感じで観察されるという利点もある。
【0042】本発明のパネルスイッチ板が特に適してい
る利用分野としては、各種産業機器の操作盤、リモコン
スイッチ、カード電卓、電子手帳等が挙げられる。以下
に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本
発明は、これらに限定されるものではない。
【0043】
【実施例】
実施例1 基材シートとしては、スイッチ押圧位置に文字が印刷さ
れた厚さ200μmのポリエステルフィルムを用いた。
一方、キートップ部を形成させるための樹脂としては、
ウレタンアクリレート(根上工業社製、アートレジン
UV−1255)70gと、テトラヒドロフルフリルア
クリレート30gと、メチルフェニルグリオキシレート
(光重合開始剤)1gとを混合攪拌したものを調整して
使用した。
【0044】まず、図1及び図2に示されるようにし
て、上記の基材シートのスイッチ押圧位置に、ディスペ
ンサのノズルから前記の樹脂を1滴ずつ点滴し、このス
イッチ押圧位置に、未硬化の樹脂からなる、直径7mm
の円形で、しかも球面状のキートップ部を形成させた。
その後、この基材シートに対して高圧水銀ランプで30
00mJ/ cm2 の光照射を行い、前記未硬化の樹脂を硬
化させ、中央部が盛り上がった形状のキートップ部が形
成されたパネルスイッチ板を得た。
【0045】このようにして得られたパネルスイッチ板
を、図3に示すように、パネルスイッチ板のキートップ
部と機器のボタン部とが合致するようにして、機器に装
着した。そして、キートップ部を押圧してキー操作を行
ったところ、ボタン部は良好に作動した。又、キートッ
プ部は、触感の点においても優れ、その表面が球面状で
あるためにスイッチ押圧位置の文字が拡大されて視認性
が良好であった。
【0046】実施例2 前記実施例1と同様の基材シートを準備する一方、感光
性レジストとして厚さ50μmのドライフィルムレジス
ト(ネガ型、アルカリ現像型)を準備した。まず、この
基材シート上に、上記ドライフィルムレジストを3枚重
ねてラミネートし、その後、基材シート上のスイッチ押
圧位置に合わせて1cm角の遮光部を形成したフォトマ
スクを、上記ドライフィルムレジストに密着させ、20
0mJ/ cm2 の紫外線を露光した。そして、これを1%
炭酸ナトリウム水溶液で現像し、ドライフィルムレジス
トに1cm角の開孔部を形成させて型枠とした。
【0047】次に、図5に示すようにして、ディスペン
サのノズルから、ドライフィルムレジストに形成された
型枠の中心位置に、0.10mlの前記実施例1と同様
の樹脂を滴下し、基材シートのスイッチ押圧位置に、未
硬化の樹脂からなるキートップ部を形成させた。その
後、この基材シートに対して高圧水銀ランプで3000
mJ/ cm2 の光照射を行い、前記未硬化の樹脂を完全に
硬化させて、型枠が形成されたドライフィルムレジスト
を、3%水酸化ナトリウム水溶液を用いて基材シートか
ら剥離し、スイッチ押圧位置にキートップ部が形成され
たパネルスイッチ板を得た。
【0048】このようにして得られたパネルスイッチ板
を、実施例1の場合と同様に、パネルスイッチ板のキー
トップ部と機器のボタン部とが合致するようにして、機
器に装着し、キー操作を行ったところ、ボタン部は良好
に作動した。又、キートップ部は、触感の点においても
優れ、その表面が球面状であるためにスイッチ押圧位置
の文字が拡大されて視認性が良好であった。
【0049】実施例3 基材シートとしては、実施例1に記載されるものと同様
の、スイッチ押圧位置に文字が印刷された厚さ200μ
mのポリエステルフィルムを使用した。又、キートップ
部を形成させるための樹脂に関しても、実施例1に記載
されるものと同様の紫外線硬化型樹脂を使用した。一
方、型枠形成用樹脂としては、ウレタンアクリレート
(根上工業社製、アートレジン UV−1255)70
g、テトラヒドロフルフリルアクリレート30g、メチ
ルフェニルグリオキシレート(光重合開始剤)1g、及
びアクリルビーズ(直径10〜15μm)50gを混合
攪拌したものを調整して使用した。又、スクリーン印刷
版としては、図6に示されるように、50メッシュのス
クリーン上に、厚さ300μmのエマルジョン膜が設け
られ、上記基材シート上のスイッチ押圧位置に合うよう
に、キートップ部の輪郭周縁部を線幅1mmで囲うパタ
ーンを形成したものを使用した。尚、キートップ部の位
置及び形状は、スイッチ押圧位置上に、1cm角の正方
形が形成されるようにした。
【0050】そして、このスクリーン印刷版を用いて、
上記の型枠形成用樹脂を基材シート上のスイッチ押圧位
置の輪郭周縁部に一致するよう印刷し、高圧水銀ランプ
を用いて5000mJ/ cm2 の強さの光を照射して硬化
させ、型枠を形成させた。次に、図7に示すように、デ
ィスペンサの滴下ノズルから、0.1ccの上記紫外線
硬化型樹脂を枠体の中心位置に滴下し、基材シートのス
イッチ押圧位置に、未硬化の紫外線硬化型樹脂からなる
キートップ部を形成させた。その後、得られた未硬化の
紫外線硬化型樹脂からなるキートップ部に、高圧水銀ラ
ンプを用い、3000mJ/ cm2 の強さの光を照射し
て、未硬化の紫外線硬化型樹脂を硬化させ、キートップ
部が形成されたパネルスイッチ板を得た。
【0051】このようにして得られたパネルスイッチ板
を、実施例1の場合と同様に、パネルスイッチ板のキー
トップ部と機器のボタン部とが合致するようにして、機
器に装着し、キー操作を行ったところ、ボタン部は良好
に作動した。又、キートップ部は、触感の点においても
優れ、その表面が球面状であるためにスイッチ押圧位置
の文字が拡大されて視認性が良好であった。
【0052】実施例4 厚さ400μmの透明ウレタン樹脂シートの裏面側に、
キーパターンの印刷層を設けた後、この印刷層側に、ウ
レタン系接着剤を用いて同様の透明ウレタン樹脂シート
を貼り合わせ、接着剤を硬化させることによって、パネ
ルスイッチ用基材シートを作成した。そして、印刷され
た図柄に合わせて透明ウレタン樹脂シートの表面側に、
市販のアクリル系紫外線硬化型樹脂(MRF−RE、長
瀬スクリーン印刷研究所製)をスクリーン印刷によって
2回印刷し、型枠の幅が約0.5mm、高さが約30μ
mの型枠を形成させ、紫外線ランプ:120W/ cm2
コンベアー速度:0.5m/ min.の条件にて紫外線を照
射し、上記の樹脂を硬化させた。
【0053】次に、上記の方法で形成した型枠の中央部
近傍に、所望の隆起部分の高さになるようにして市販の
アクリル系紫外線硬化型樹脂(S−COAT UV、積
水化学工業社製)を、図7に示されるようにして導入
し、型枠内で中央部が盛り上がった形状に広がらせた。
尚、この間、周囲の雰囲気が減圧になるようにして、樹
脂の内部に存在する気泡を除去した。その後、型枠を形
成するのに使用した紫外線照射条件と同じ条件にて紫外
線を2回照射して隆起部分の樹脂を硬化させ、隆起部分
と型枠とからなる凸状のキートップ部が形成された、本
発明のパネルスイッチ板を得た。
【0054】
【発明の効果】本発明の、パネルスイッチ板の製造方法
においては、凸状のキートップ部を形成させるための樹
脂を直接基材シート上に導入するので、使用する樹脂の
物性を変更したり、パネルスイッチ板を取り付ける機器
の設定を変更する場合にも、キートップ部の凸状、形状
及びスイッチ押圧位置のパターンを所望のものに任意に
調整でき、多種少量の生産にも適し、しかも高速に生産
することができる。特に、樹脂を型枠内に導入する方法
として、ディスペンサを用いる方法を用いた場合には、
凸状部分を形成させる範囲及び形状の精度が高いものと
なる。
【0055】又、本発明の、パネルスイッチ板の製造方
法では、高価な金型を必要とせず、又、各スイッチ位置
における型枠の形成にスクリーン印刷法が利用できるた
め、位置精度が良好である。しかも、型枠及び隆起部分
を紫外線硬化型樹脂により構成した場合にあっては、紫
外線を照射することで簡単に凸状キートップ部を形成す
ることができる。
【0056】更に、本発明では、特にカード電卓のよう
に、スイッチ押圧位置の表示等が小さい場合であって
も、樹脂を滴下した際に、樹脂自身の表面張力によっ
て、中央部分が盛り上がったレンズ状のキートップ部を
形成するので、デザイン性、視認性、操作性等において
優れたパネルスイッチ板が得られる。尚、本発明の製造
方法にあっては、基材シートがすでに機器に装着されて
いる場合であっても、その機器のスイッチ押圧位置に直
接キートップ部を形成することができるので、工程的な
自由度があり、キートップ部の位置精度も高い。
【0057】又、本発明のパネルスイッチ板では、中央
部が盛り上がった形状の隆起部分18の周囲に設けられ
た型枠13によって、キートップ部6の輪郭が明確にな
り、視認性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、パネルスイッチ板の製造方法の一例
を示す斜視図である。
【図2】図1に示したパネルスイッチ板の製造方法にお
ける製造状態を示す断面図である。
【図3】図1及び図2に示される方法によって製造され
たパネルスイッチ板を、機器7に装着した状態を示す断
面図である。
【図4】基材シート1の裏面側に印刷層9を設けた場合
におけるパネルスイッチ板の一例を示す断面図である。
【図5】感光性レジスト12から形成された型枠13を
用いてキートップ部6を形成させる際の製造状態を示す
斜視図である。
【図6】スクリーン印刷法による型枠の形成方法の一例
を示す斜視図である。
【図7】基材シート1に形成される型枠13が、線状の
四角形状である場合における、製造状態を示す斜視図で
ある。
【図8】図7に示される方法によって製造されたパネル
スイッチ板の断面図である。
【図9】本発明のパネルスイッチ板の一例を示す断面図
である。
【図10】図9に示されるパネルスイッチ板の製造にお
いて、基材シート1の裏面側に印刷層9を設けた時の断
面図である。
【図11】図10の基材シート1の裏面側に、接着層1
0を介して印刷層保護用プラスチックシート11をラミ
ネートした時の断面図である。
【図12】図11に示される基材シート1の表面側に型
枠13を形成させた際の断面図である。
【図13】図12に示される基材シート1の表面側に形
成された型枠13の中央部近傍に樹脂3を導入した際、
樹脂3が徐々に型枠内に広がっていく様子を表した断面
図である。
【符号の説明】
1 基材シート 2 スイッチ押圧位置 3 樹脂 4 ディスペンサ 5 ノズル 6 キートップ部 7 機器 8 スイッチ部 9 印刷層 10 接着層 11 印刷層保護用プラスチックシート 12 感光性レジスト 13 型枠 14 スクリーン印刷版 15 スクリーンメッシュ 16 エマルジョン膜 17 型枠形成用樹脂 18 隆起部分
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平2−400813 (32)優先日 平成2年12月7日(1990.12.7) (33)優先権主張国 日本(JP) 特許権者において、権利譲渡または実施許諾の用意があ る。 (56)参考文献 特開 平4−209427(JP,A) 特開 昭63−310525(JP,A) 特開 平4−166268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 11/00 H01H 13/70

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シート上のスイッチ押圧位置の中心
    に、中央部が盛り上がった形状になるようにして樹脂を
    滴下し、その後、上記樹脂を硬化させて、凸状のキート
    ップ部を形成することを特徴とする、パネルスイッチ板
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記基材シート上のスイッチ押圧位置の
    周囲を取り囲むようにして型枠を設け、その後、上記型
    枠内に、中央部が盛り上がった形状になるようにして樹
    脂を導入することを特徴とする、請求項1記載のパネル
    スイッチ板の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記型枠が、感光性レジスト法によって
    形成されたものであることを特徴とする、請求項2記載
    のパネルスイッチ板の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記型枠が、スクリーン印刷法によって
    形成されたものであることを特徴とする、請求項2記載
    のパネルスイッチ板の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記樹脂が、紫外線硬化型樹脂であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜4いずれか1項に記載のパ
    ネルスイッチ板の製造方法。
  6. 【請求項6】 基材シート上のスイッチ押圧位置に、凸
    状のキートップ部が設けられたものであって、上記キー
    トップ部が、上記スイッチ押圧位置の中心に樹脂を滴下
    し、硬化させ、中央部が盛り上がった形状に形成されて
    いることを特徴とする、パネルスイッチ板。
  7. 【請求項7】 上記樹脂が、透明性を有するものである
    ことを特徴とする、請求項6記載のパネルスイッチ板。
  8. 【請求項8】 上記キートップ部が、上記スイッチ押圧
    位置の周囲を取り囲む型枠と、上記型枠内で中央部が盛
    り上がった形状に形成された隆起部分とからなり、上記
    型枠と隆起部分が一体成形されていることを特徴とす
    る、請求項6又は7に記載のパネルスイッチ板。
  9. 【請求項9】 上記樹脂が、紫外線硬化型樹脂であるこ
    とを特徴とする、請求項6〜8いずれか1項に記載のパ
    ネルスイッチ板。
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