JPH04217000A - 装飾板の製造方法 - Google Patents

装飾板の製造方法

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Publication number
JPH04217000A
JPH04217000A JP40387190A JP40387190A JPH04217000A JP H04217000 A JPH04217000 A JP H04217000A JP 40387190 A JP40387190 A JP 40387190A JP 40387190 A JP40387190 A JP 40387190A JP H04217000 A JPH04217000 A JP H04217000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
photocurable resin
mold
forming
formwork
Prior art date
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Pending
Application number
JP40387190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Kamei
亀井 洋一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP40387190A priority Critical patent/JPH04217000A/ja
Publication of JPH04217000A publication Critical patent/JPH04217000A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字あるいは模様等の描
かれた画面上の適宜の位置に、凸部加工が施されてなる
装飾板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文字あるいは模様等の描かれた画面上の
適宜の位置、特に強調しようとする部分に、凸部加工が
施されてなる装飾板はその視認性の良さ、装飾性等を利
点とし、自動車、電気機器、家具等の銘板や建材、内装
材、表示板、表札、アクセサリー等種々のものに用いら
れる。
【0003】このような装飾板の凸部を形成する方法と
して、プレス、射出等成形による方法、機械彫り、エッ
チング、サンドブラスト等による方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法はいずれも設備が高価であったり、工程が煩雑である
といった不都合があった。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、装飾板の画面上に、簡単かつ精密に凸部を形
成することのできる装飾板の製造方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾板の製造方
法は、文字あるいは模様等の描かれた画面上の適宜の位
置に、凸部加工が施されてなる装飾板の製造方法であっ
て、前記画面上の適宜の位置に光硬化性樹脂を導入し、
該光硬化性樹脂を照射硬化させて凸部を形成するもので
ある。
【0007】凸部を形成する装飾板の画面には、文字あ
るいは模様等どのようなものが描かれていてもよい。ま
た、その材質としても、特に限定されるものではない。
【0008】光硬化性樹脂は公知のものが使用でき、所
望の凸部を形成するために粘度、チクソトロピック性、
表面張力等を適宜調整すればよい。充填剤を添加するこ
とも好適である。また、光硬化性樹脂は無色透明なもの
でもよいし、染顔料により着色してもよい。あるいはガ
ラスビーズ等を添加してキラキラと輝くような光沢感や
、ツヤ消し状のものにすることも好適である。
【0009】光硬化性樹脂を、画面上の適宜の位置に導
入する方法としては、画面上に光硬化性樹脂を直接点滴
する方法と、あらかじめ画面上に設けた型枠に光硬化性
樹脂を流し込む方法とが考えられる。また、この型枠を
形成する方法としても、フィルム状感光性レジストによ
って形成する方法、印刷法によって形成する方法、型枠
シートを画面上に装着して形成する方法等が挙げられる
【0010】光硬化性樹脂を点滴する場合は、ディスペ
ンサーを利用するのが好ましい。この場合、光硬化性樹
脂の吐出時間、吐出圧、ノズル形状、液温等を調整する
ことにより、1回の吐出量を制御でき、形状精度良く凸
部を形成することができる。また、X−Y制御を行うこ
とにより、自動生産することもできる。
【0011】フィルム状感光性レジストを用いて型枠を
形成する場合は、プリント配線板の製造用に市販されて
いるドライフィルムレジスト等が好適に使用できるが、
この他でも、写真法によってパターン形成が可能な樹脂
であり、それが画面上に張り合わせ可能なフィルム状の
ものであれば、本発明に使用することができる。
【0012】画面上に所望の形状の型枠を形成するには
、画面上にラミネートロール等を用いてフィルム状感光
性レジストを張り合わせた後、通常の写真法によりパタ
ーン形成を行えばよい。即ち、所望の型枠の形状に応じ
た遮光マスクを用いて露光を行い、これを現像すること
により、型枠を形成する。型枠として必要な高さは、凸
部の形状、導入する光硬化性樹脂の流動性等によって決
まる。一般に凸部の面積が広いほど、凸部の高さが高い
ほど、光硬化性樹脂の流動性が大きくなるほど、型枠を
高くする必要がある。型枠の高さの設定は、フィルム状
感光性レジストの厚みの選択で行うことができる。また
、必要に応じてフィルム状感光性レジストを複数枚重ね
て型枠を高くすることもできる。
【0013】なお、この場合に光硬化性樹脂を導入する
方法としても、前記点滴による方法を利用することがで
きる。また、導入した光硬化性樹脂を照射硬化させた後
、周囲の型枠はレジストの通常の処理手段によって剥離
してもよいし、また、凸部の輪郭部分のみに型枠を形成
した場合等には、輪郭をより明瞭にするためにそのまま
型枠を残しておくこともできる。
【0014】印刷法によって型枠を形成する場合は、ス
クリーン印刷法によって行うことができる。すなわち、
型枠に対応したパターンを有するスクリーン印刷版を、
画面上の凸部形成位置にパターンが合致するよう設置し
、型枠を形成するための樹脂を該スクリーン印刷版を通
して画面上に塗布し、これを硬化させる。
【0015】型枠を形成するための樹脂としては、スク
リーン印刷が可能なものであれば、特に限定されるもの
ではない。また、型枠を形成するための樹脂の硬化方式
も特に限定されるものではなく、熱硬化型、光硬化型、
溶剤乾燥型等、公知のものを適用することができるが、
作業性等を考慮すると光硬化型が望ましい。塗布する樹
脂の粘度を調整するため、樹脂に充填剤を添加すること
もできる。
【0016】型枠として必要な高さ、すなわち、スクリ
ーン印刷で形成する塗膜の厚さは、凸部の形状、導入す
る光硬化性樹脂の流動性等によって決まる。一般に、凸
部の面積が大きく、凸状の高さが高く、導入する光硬化
性樹脂の流動性が大きくなるほど、型枠を高くしなけれ
ばならない。例えば、凸部の面積が1〜2cm2 で、
凸状の高さが500μmで、光硬化性樹脂の粘度が20
00cpsの場合、型枠の高さとしては、250〜35
0μmが必要とされる。この型枠の高さの設定は、スク
リーン印刷版のエマルジョン膜厚、メッシュ数、塗布す
る樹脂の粘度等のパラメーターを調整することによって
行う。型枠を高くするためには、エマルジョン膜厚を厚
く、メッシュ数を少なく、塗布する樹脂の粘度を高くす
ればよい。この型枠の形成方法においては、スクリーン
印刷の解像度はさほど必要としないため、これらのパラ
メーターはもっぱら塗膜厚への影響のみ考慮して決める
ことができる。また、硬化した型枠の上に、繰り返しス
クリーン印刷することにより、より高い型枠を形成する
こともできる。
【0017】なお、この型枠は、凸部の輪郭部分のみを
囲繞するよう形成してもよいし、押圧位置以外の部分を
すべて覆うように形成してもよい。
【0018】なお、型枠を形成する樹脂が、たとえば水
溶性樹脂等の剥離可能なものであれば、凸部を形成した
後、型枠を除去してもよいし、また、凸部の輪郭部分の
みに型枠を形成した場合等には、輪郭をより強調するた
めに、型枠をそのまま残しておくこともできる。
【0019】型枠シートを装着することによって型枠を
形成する場合は、あらかじめ所望の形状となされた型枠
シートを用いる。この型枠シートとしては、光硬化性樹
脂を導入することのできる所望の形状の枠を形成するこ
とが可能であれば、特にその材質を限定されるものでは
ないが、光硬化性樹脂に対する離型性を有し、画面上に
密着できるものが望ましい。例えば、シリコンゴムシー
ト、ポリオレフィンシート、フッ素樹脂シート等が前記
性質を有しており、好適に使用することができる。型枠
シートに所望の形状の枠を形成する手段としては、例え
ば、ナイフで切除する方法、ルーターを用いる方法、レ
ーザー加工による方法、打ち抜き加工による方法等、公
知の手段を用いることができる。
【0020】光硬化性樹脂を硬化させた後、画面上から
取り除かれた型枠シートは、そのままで、もしくは洗浄
して、繰り返し使用することができる。
【0021】なお、上記した3種類の型枠の形成方法の
うち、美麗な凸部を形成できるという点では、印刷法に
よる方法が最も好ましい。
【0022】光硬化性樹脂を照射硬化させる方法として
は、特に限定されるものではなく、また、照射硬化させ
るための光源としても従来より使用されている公知のも
のを全て利用することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0024】ただし、光硬化性樹脂組成物としては、ウ
レタンアクリレート(根上工業株式会社製、アートレジ
ンUV−1255)70g、テトラヒドロフルフリルア
クリレート30g、メチルフェニルグリオキシレート(
光重合開始剤)1gを混合攪拌することによって調製し
たものを使用した。
【0025】また、装飾板としては、文字を印刷したポ
リスチレン板を用いた。
【0026】
【実施例1】装飾板の画面上の文字の位置に合わせて、
前記光硬化性樹脂組成物をディスペンサーにより点滴し
て導入した。このディスペンサーによって所望の形状に
点滴した後、高圧水銀灯を用いて3000mJ/cm2
 光照射を行い、液滴を光硬化させ、凸部を有する装飾
板を得た。
【0027】
【実施例2】装飾板の画面上に厚さ50μmのドライフ
ィルムレジスト(ネガ型、アルカリ現像型)を3枚重ね
てラミネートした。文字の位置に合わせて遮光部を形成
したフォトマスクをドライフィルムレジストに密着させ
て200mJ/cm2 の紫外線を露光した。これを1
%炭酸ナトリウム水溶液で現像し、型枠を形成した。
【0028】まず、図1に示すように、この型枠1の枠
10内に、前記光硬化性樹脂組成物2をディスペンサー
3により点滴して導入した。次に、点滴された液滴が枠
10内に十分広がった後、高圧水銀灯を用いて3000
mJ/cm2 光照射を行い、液滴を光硬化させた。
【0029】その後、型枠として使用したレジストを3
%水酸化ナトリウム水溶液で剥離し、凸部を有する装飾
板を得た。
【0030】
【実施例3】型枠を形成するための樹脂としては、ウレ
タンアクリレート(根上工業株式会社製  アートレジ
ンUV−1255)70gと、テトラヒドロフルフリル
アクリレート30gと、メチルフェニルグリオキシレー
ト(光重合開始剤)1gと、直径10〜15μmのアク
リルビーズ50gとを混合攪拌したものを調製して使用
した。
【0031】スクリーン印刷版としては、50メッシュ
のスクリーン上に、300μm厚のエマルジョン膜で、
前記装飾板の画面上の文字位置に合わせて、文字の輪郭
部を幅1mmで囲繞するパターンを形成したものを作成
した。
【0032】まず、このスクリーン印刷板を用いて、前
記型枠形成用樹脂を基板に塗布し、高圧水銀ランプで5
000mJ/cm2 の光を照射して硬化させ、型枠を
形成した。次に、この型枠内に前記光硬化性樹脂組成物
を導入後、該光硬化性樹脂組成物を硬化させた。そして
、型枠を剥離せず、そのままの状態で凸部を有する装飾
板を得た。
【0033】ただし、光硬化性樹脂組成物の導入、硬化
は第2実施例と同様に行った。
【0034】
【実施例4】型枠シートとして厚さ1mmのシリコンゴ
ムシートに、前記装飾板の画面上の文字位置に合わせて
穴を形成したものを作成して使用した。
【0035】まず、装飾板の文字位置と型枠シートの穴
の位置が一致するよう装飾板の画面上に型枠シートを装
着した。次に、この型枠内に光硬化性樹脂組成物を導入
後、該光硬化性樹脂組成物を硬化させた。その後、型枠
シートを剥離し、凸部を有する装飾板を得た。
【0036】ただし、光硬化性樹脂組成物の導入、硬化
は第2実施例と同様に行った。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、画
面上の適宜の位置に導入した光硬化性樹脂を照射硬化さ
せるといった簡単な作業で凸状部を形成することができ
るので、簡単かつ精密に凸部を形成した装飾板を得るこ
とができる。
【0038】また、その凸部は光硬化性樹脂の表面張力
により若干丸味を帯びてレンズ状となるためその視認性
、装飾性は優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例2に係る型枠に光硬化性樹脂を導入する
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2  光硬化性樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字あるいは模様等の描かれた画面上の適
    宜の位置に、凸部加工が施されてなる装飾板の製造方法
    であって、前記画面上の適宜の位置に光硬化性樹脂を導
    入し、該光硬化性樹脂を照射硬化させて凸部を形成する
    ことを特徴とする装飾板の製造方法。
JP40387190A 1990-12-19 1990-12-19 装飾板の製造方法 Pending JPH04217000A (ja)

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JP40387190A JPH04217000A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 装飾板の製造方法

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JP40387190A JPH04217000A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 装飾板の製造方法

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JPH04217000A true JPH04217000A (ja) 1992-08-07

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ID=18513598

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JP40387190A Pending JPH04217000A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 装飾板の製造方法

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