JP4585712B2 - キーシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の情報通信機器、音響機器等の電子機器の押釦スイッチに用いられるキーシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯機器等の電子機器においては、軽量化、小型化及び薄型化が求められており、これらに用いられる押釦スイッチにおいても軽量化、小型化及び薄型化が要求されている。従来、このような要求に応えるものとして、合成樹脂よりなるキートップ本体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなる押釦スイッチのキーシートが知られている。
【0003】
そして、商品デザイン構成が多様化する中、このようなキーシートにおいては高いファッション性が要望されている。例えば、近年の携帯電話に用いられるキーシート等においては、メタリック色調或いは金属光沢調を呈するキーシートや、虹彩色光沢調を呈するキーシート等が要望されている。
【0004】
従来、このような要望を具現化する手段として、例えば、有機マトリックス中に金属粉末やパール顔料を含む塗料を樹脂フィルムにスクリーン印刷やスプレー塗装することにより、メタリック色調を呈するキーシートを実現する方法が知られている。また、特開2000−330689号公報には、真空蒸着法或いはスパッタリング法などによってアルミニウムやクロム等の金属薄膜層を樹脂フィルムに形成することにより、金属光沢調を呈するキーシートを実現する方法が開示されている。さらに、特開平11−260182号公報において、蒸着法によって無機物薄膜層を樹脂フィルムに形成することにより、特定波長の光を選択的に反射して虹彩色光沢調を呈するキーシートを実現する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、携帯電話等に用いられるキーシートにおいては、美観に優れ高級感があるなどの高いファッション性から虹彩色光沢調を呈するキーシートが要望され、特に、虹彩色光沢調と金属光沢調とを併せ持つキーシートが強く要望されている。
【0006】
しかし、上記金属粉末やパール顔料を含む塗料を樹脂フィルムにスクリーン印刷やスプレー塗装する方法では、メタリック色調を呈するキーシートは得られるが、光沢感が不足し、虹彩色光沢調や金属光沢調を呈するキーシートを実現することができなかった。
【0007】
また、真空蒸着法或いはスパッタリング法などによってアルミニウムやクロム等の金属薄膜層を樹脂フィルムに形成する方法では、金属光沢調を呈するキーシートは得られるが、薄膜を形成する金属の色調のみを呈するものであり、しかも薄膜の多色化が困難であることから虹彩色光沢調を呈するキーシートを実現することができなかった。
【0008】
一方、無機物薄膜層を透光性樹脂フィルムに形成する方法では、虹彩色光沢調を呈するキーシートを得られるが、特定波長の光を選択的に反射することにより虹彩色光沢を示すものであるため、透明感があり金属光沢調を呈するキーシートは得られなかった。また、無機物薄膜層を構成する無機化合物として、化学的に安定な金属酸化物、金属窒化物、金属弗化物、金属炭化物或いは金属硫化物などを用いているため、エッチング等の二次加工による無機物薄膜層の除去が困難であるという問題があった。そのため、デザイン上、キーシートの一部のみに虹彩色光沢が要求される場合には、キーシートに予めマスキング等の処理を施して位置選択的に無機物薄膜層を形成する必要があり、種々のデザインを簡易にかつ低コストで施すことが困難であった。従って、デザイン性の優れたキーシートを低コストで実現することができなかった。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れたキーシートを低コストで提供することにある。また、本発明の他の目的は、虹彩色光沢調と金属光沢調とを併せ持つデザイン性の優れたキーシートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、合成樹脂よりなるキートップ本体と透光性樹脂フィルムとを備え、キートップ本体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなるキーシートにおいて、透光性樹脂フィルムの裏面に、ホログラムパターンを形成し、当該ホログラムパターンが形成された面の一部に前記透光性樹脂フィルムと同じ屈折率の材料を塗布したことを特徴とする。
【0011】
このように構成することにより、虹彩色光沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。また、このホログラムパターンは、透光性樹脂フィルムと屈折率が同程度の材料をホログラムパターン形成面に塗布する等して、簡易に光学的に消失させることができるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、合成樹脂よりなるキートップ本体と透光性樹脂フィルムとを備え、キートップ本体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなるキーシートにおいて、前記透光性樹脂フィルムの裏面には樹脂層が積層され、当該樹脂層の裏面に、ホログラムパターンを形成し、当該ホログラムパターンが形成された面の一部に前記樹脂層と同じ屈折率の材料を塗布したことを特徴とする。
【0013】
このように構成することにより、虹彩色光沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。また、このホログラムパターンは、樹脂層と屈折率が同程度の材料をホログラムパターン形成面に塗布する等して、簡易に光学的に消失させることができるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ホログラムパターン形成面に、反射層が積層されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、反射層が、ホログラムパターン形成面の一部に積層されていることを特徴とする。
このように構成することにより、ホログラムパターンの干渉模様による虹彩色光沢が明瞭に視認できるようになり、鮮やかな虹彩色光沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。また、反射層をホログラムパターン形成面の一部に積層させることにより、反射層が形成された部分と反射層が形成されていない部分とのコントラストを相違させて、デザイン性の優れた虹彩色光沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、反射層が、金属蒸着層又はメタルインク層であることを特徴とする。
このように金属光沢を有する反射層を用いることにより、鮮やかな虹彩色光沢調と金属光沢調とを併せ持つキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。また、金属蒸着層又はメタルインク層は、上記従来の無機物薄膜層と比較して、エッチング等による除去が容易であることから、デザインに応じて2次加工を容易に行うことができ、デザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、反射層が、厚さが2〜300nmかつ可視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層であることを特徴とする。
【0017】
このように金属光沢と照光機能を併せ持つ金属蒸着層を用いると、バックライトによる照光機能を付与することができ、視認性を向上させたデザイン性の優れるキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、ホログラムパターン形成面に、表示部が形成されていることを特徴とする。
【0019】
種々のデザインを描画した表示部を形成することにより、デザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。また、ホログラムパターンが形成される層(透光性樹脂フィルム又は樹脂層)と屈折率が同程度の材料を用いて表示部を形成すると、ホログラムパターンを光学的に消失させることができ、種々のデザインに応じて表示部及び虹彩色光沢の部位を任意に設定して、デザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したキーシートの第1実施形態を、図1に基づいて説明する。なお、第1実施形態は、特許請求の範囲に対応するものではなく、参考例として記載するものである。
【0021】
図1に示すように、本実施形態のキーシート11は、合成樹脂よりなるキートップ本体12と透光性樹脂フィルム13とを備え、キートップ本体12の上面側に透光性樹脂フィルム13が湾曲一体化された構成となっている。すなわち、透光性樹脂フィルム13の少なくとも一部がキートップ本体12の上面側形状と略同一形状に湾曲され、キートップ本体12の上面12a及び側面12bが、透光性樹脂フィルム13にて被覆された構成となっている。また、透光性樹脂フィルム13の裏面13aには合成樹脂よりなる樹脂層14が積層され、この樹脂層14の裏面14aにホログラムパターンが形成されている。そして樹脂層14の裏面14a、より具体的にはホログラムパターン形成面に、反射層16が積層されている。
【0022】
キートップ本体12を構成する合成樹脂は、特に限定されるものではなく、例えば、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、硬化性樹脂或いは架橋ゴムなどの公知の合成樹脂から要求性能に応じて適宜選択して用いることができるが、加工性を考慮すると熱可塑性樹脂であることが好ましい。また、キートップ本体12を構成する合成樹脂は、透光性を有する合成樹脂であることが好ましい。キートップ本体12の裏面12c側にLED(発光ダイオード)やEL(エレクトロルミネセンス)などの照光器を付設することにより、照光機能を付与することができる。具体的な熱可塑性樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)等が挙げられる。これらのなかでも、透明性、剛性、耐熱性、コストなどを考慮すると、ポリカーボネート樹脂を用いることがより好ましい。
【0023】
透光性樹脂フィルム13は、可撓性を有するものであればその組成や種類、弾性率、色調について特に限定されるものではなく、例えば、ポリオレフィン系樹脂フィルム、ポリビニル系樹脂フィルム、ポリカーボネート系樹脂フィルム、フッ素系樹脂フィルム、ポリアセテート系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィルム、ポリアミド系樹脂フィルム、ポリイミド系樹脂フィルム等の公知の透光性を有する樹脂フィルムから、要求性能に応じて適宜選択して用いることができる。これらのなかでも、透明性が良好なフッ素系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィルム、ポリカーボネート系樹脂フィルムが好ましい。
【0024】
透光性樹脂フィルム13の裏面13aには合成樹脂よりなる樹脂層14が積層され、この樹脂層14の裏面14aにホログラムパターンが形成されている。ここでホログラムパターンとは、樹脂層14の裏面14aに形成された凹凸パターン(格子溝、回折格子)を意味し、外光を反射して干渉模様による虹彩色光沢が視認されるように形成されたものをいう。従って、ホログラフィー技術により3次元虚像が視認されるように形成されたものに限られない。
【0025】
このようなホログラムパターンとしては、ホログラムレリーフが形成されているスタンパ(エンボス金型)を用いてエンボス加工することにより凹凸パターンが形成されるエンボスタイプ、感光剤に対して撮影、現像、定着を行うことにより凹凸パターンが形成される体積位相タイプ等が知られているが、特にこれらに限定されるものではなく、例えば、機械刻線、レーザー加工或いはイオンビーム加工により凹凸パターンが形成されたものであっても構わない。
【0026】
樹脂層14を構成する合成樹脂は、ホログラムパターンの形成方法により公知の合成樹脂から要求性能に応じて適宜選択して用いることが好ましい。すなわち、エンボスタイプのホログラムパターンを形成する場合には、樹脂層14を構成する合成樹脂がエンボス加工し易い熱可塑性樹脂であることが好ましい。一方、体積位相タイプのホログラムパターンを形成する場合には、樹脂層14を構成する合成樹脂が光硬化性樹脂であることが好ましい。なお、機械刻線、レーザー加工或いはイオンビーム加工によりホログラムパターンを形成する場合には、樹脂層14を構成する合成樹脂は特に限定されるものではなく、公知の合成樹脂を好適に用いることができる。
【0027】
樹脂層14の裏面14a、より具体的にはホログラムパターン形成面には反射層16が積層されている。ここで反射層16とは、透光性樹脂フィルム13又は樹脂層14と屈折率が実質的に異なる層をいい、その素材は特に限定されるものではない。このように反射層16を積層させることにより、外光が反射層16にて反射されて、ホログラムパターンの干渉模様による虹彩色光沢が明瞭に視認できるようになり、鮮やかな虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、反射層16は金属光沢を有するものであることが好ましい。金属光沢を有する反射層16を用いることにより、虹彩色光沢調と金属光沢調とを併せ持つキーシート11を実現することができる。具体的な金属光沢を有する反射層16としては、例えば、金属粉末配合塗料(メタルインク)を塗布或いは印刷して形成されるメタルインク層や、アルミニウム又はクロム等の金属よりなる金属蒸着層が挙げられる。
【0028】
反射層16として金属蒸着層を積層させる場合、金属蒸着層の厚さは2〜300nmであることが好ましく、5〜50nmであることがより好ましい。金属蒸着層の厚さが2nm未満では金属光沢が乏しくなり、一方、金属蒸着層の厚さが300nmを超えるとキートップ本体12の上面形状に湾曲変形する際にクラックが生じやすくなり、また、透光性が不十分でバックライトによる照光機能を付与することが困難となるため好ましくない。
【0029】
また、金属蒸着層の可視光線透過率は1〜60%であることが好ましい。可視光線透過率が1%未満では透光性が不十分でバックライトによる照光機能を付与することが困難となり、可視光線透過率が60%以上を超えると金属光沢が得られなくなるため好ましくない。実際には、キートップ本体12や透光性樹脂フィルム13に使用する樹脂の種類、屈折率、形状などに依存するが、可視光線透過率が1〜60%の範囲で、金属光沢と照光機能を併せ持つ層を実現することができる。ここで、可視光線透過率とは、JIS K−7105による測定値を意味する。
【0030】
以下、本実施形態のキーシート11の製造方法を説明する。
まず、透光性樹脂フィルム13の裏面13aに樹脂層14を積層し、この樹脂層14の裏面14aにホログラムパターンを形成した後、ホログラムパターン形成面である樹脂層14の裏面14aに反射層16を積層させる。次いで、得られた透光性樹脂フィルム13をキートップ本体12成形用の上下金型間に挟持し、透光性樹脂フィルム13の裏面13a側から溶融した合成樹脂を金型のキャビティ内に注入することにより、キートップ本体12を射出成形するとともに、透光性樹脂フィルム13の一部を成形されるキートップ本体12の上面側と略同形状に湾曲させ、キートップ本体12と透光性樹脂フィルム13とを熱融着一体化させることによりキーシート11が製造される。
【0031】
以上詳述したように、本実施形態によれば以下に示す作用効果が奏される。
(1) 合成樹脂よりなるキートップ本体12と透光性樹脂フィルム13とを備え、キートップ本体12の上面側に透光性樹脂フィルム13が湾曲一体化されたキーシート11において、透光性樹脂フィルム13の裏面13aに合成樹脂よりなる樹脂層14を積層し、この樹脂層14の裏面14aにホログラムパターンを形成した。
【0032】
このようにホログラムパターンを樹脂層14の裏面14aに形成することにより、軽量、薄型かつ小型で、かつ虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、このホログラムパターンは、樹脂層14と屈折率が同程度の材料をホログラムパターン形成面に塗布等して光学的に消失させることができるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、透光性樹脂フィルム13の裏面13a側(樹脂層14の裏面14a)にホログラムパターンが形成された構成であるため、耐摩耗性に優れるキーシート11を実現することができる。
【0033】
(2) 樹脂層14を構成する合成樹脂として、熱可塑性樹脂又は光硬化性樹脂を用いた。
このように樹脂層14を構成する合成樹脂として熱可塑性樹脂又は光硬化性樹脂を用いると、ホログラムパターンの形成が容易となり、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0034】
(3) ホログラムパターン形成面に反射層16を積層した。
このように反射層16を積層させることにより、外光が反射層16にて反射されて、ホログラムパターンの干渉模様による虹彩色光沢が明瞭に視認できるようになり、鮮やかな虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、反射層16をホログラムパターン形成面の一部に積層させることにより、反射層16が形成された部分と反射層16が形成されていない部分とのコントラストを相違させた、デザイン性の優れた視認性の良好なキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0035】
(4) 反射層16として、金属蒸着層又はメタルインク層を用いた。
このように金属蒸着層又はメタルインク層を用いることにより、鮮やかな虹彩色光沢調と金属光沢調とを併せ持つデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、金属蒸着層又はメタルインク層は、上記従来の無機物薄膜層と比較して、エッチング等による除去が容易であることから、デザインに応じて金属蒸着層又はメタルインク層を除去するなどの2次加工を容易に行うことができ、デザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0036】
(5) 反射層16として、厚さが2〜300nmかつ可視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層を積層させた。
このように構成すると、金属光沢と照光機能を併せ持つ反射層16とすることができ、バックライトによる照光機能を付与して視認性を向上させたデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0037】
(第2実施形態)
以下、本発明を具現化したキーシートの第2実施形態を、図2に基づいて説明する。なお、以降の説明においては、固有の構成のみを説明し、上記第1実施形態と同様の構成についての重複する記載は省略する。
【0038】
図2に示すように、本実施形態のキーシート11は、透光性樹脂フィルム13の裏面13aにホログラムパターンが形成され、このホログラムパターン形成面、より具体的には透光性樹脂フィルム13の裏面13aに、抜き文字状の反射層16が積層され、さらに、その反射層16の裏面16aに保護層18が積層されている。そして、反射層16が積層されていないホログラムパターン形成面(透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一部)には、表示部17が形成されている。表示部17は、透光性インクによる表示部17aと遮光性インクによる表示部17bとからなり、表示部17bが乗せ文字状に形成されている。
【0039】
表示部17は、インクや塗料などを塗布・印刷等することにより文字・数字・記号或いは絵柄等の図柄を描画したものである。この表示部17は、文字・数字・記号或いは絵柄等の図柄が乗せ文字状に描画されたものであっても、抜き文字状に描画されたものであっても構わない。また、保護層18は、後述する製法におけるマスキング材として、インクや塗料などを塗布・印刷等することにより形成されたものである。
【0040】
これら表示部17及び保護層18に用いられるインクや塗料は、特に限定されるものではなく公知のインクや塗料を用いることができるが、密着性の観点から各層との接着性が高いものであることが好ましい。また、表示部17に用いられるインクや塗料は、ホログラムパターンが形成される層(本実施形態では透光性樹脂フィルム13)と屈折率が同程度のインクや塗料であることが好ましい。このようにホログラムパターンが形成される層と屈折率が同程度のインクや塗料を用いると、ホログラムパターンを光学的に消失させることができるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。この具体的なインクや塗料としては、例えば、ウレタン系、アクリル系、ビニル系、ポリカーボネート系、ポリエステル系のインクや塗料などが挙げられる。なお、これらのインクや塗料の硬化形態については特に限定されるものではないが、耐久性などを考慮すると熱硬化型であることが好ましい。
【0041】
次に、本実施形態のキーシート11の製造方法を図3(a)〜(d)に基づいて説明する。
まず、図3(a)に示すように、透光性樹脂フィルム13の裏面13aにホログラムパターンを形成した後、ホログラムパターン形成面である透光性樹脂フィルム13の裏面13aに反射層16を積層する。次いで、図3(b)に示すように、反射層16の一部にマスキング材として保護層18を抜き文字状に形成する。そして、図3(c)に示すように、保護層18が形成されていない部分の反射層16をエッチング等の2次加工を施して除去し、抜き文字状の反射層16を形成する。その後、図3(d)に示すように、反射層16を除去した部分(ホログラムパターン形成面である透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一部)に表示部17(表示部17a,17b)を形成する。そして、得られた透光性樹脂フィルム13を上記第1実施形態と同様にキートップ本体12とを熱融着一体化させることによりキーシート11が製造される。
【0042】
以上詳述したように、本実施形態によれば上記(3)〜(5)に記載の作用効果に加え、以下の作用効果が奏される。
(6) 合成樹脂よりなるキートップ本体12と透光性樹脂フィルム13とを備え、キートップ本体12の上面側に透光性樹脂フィルム13が湾曲一体化されたキーシート11において、透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一部にホログラムパターンを形成した。
【0043】
このように、ホログラムパターンを透光性樹脂フィルム13の裏面13aに形成することにより、軽量、薄型かつ小型で、かつ虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、このホログラムパターンは、透光性樹脂フィルム13と屈折率が同程度の材料をホログラムパターン形成面に塗布する等して光学的に消失させることができるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。さらに、透光性樹脂フィルム13の裏面13aにホログラムパターンが形成された構成であるため、耐摩耗性に優れるキーシート11を実現することができる。
【0044】
(7) ホログラムパターン形成面、すなわち透光性樹脂フィルム13の裏面13aに、抜き文字状の反射層16を積層した。
このように透光性樹脂フィルム13の裏面13aに抜き文字状の反射層16を積層させることにより、照光時に反射層16が形成されていない部分(抜き文字の部分)が明瞭に視認され、デザイン性及び視認性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0045】
(8) ホログラムパターン形成面、すなわち透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一部に反射層16を形成するとともに、反射層16が形成されていない部分(透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一部)に表示部17を形成した。
【0046】
このように反射層16及び表示部17を形成することにより、照光時に表示部17が明瞭に視認される、デザイン性及び視認性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、ホログラムパターンが形成される透光性樹脂フィルム13と屈折率が同程度のインクや塗料を用いて表示部17を形成すると、ホログラムパターンを光学的に消失させることができ、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。また、透光性樹脂フィルム13の裏面13aに表示部17が形成された構成であるため、視認性及び耐摩耗性に優れるキーシート11を実現することができる。
【0047】
【実施例】
以下、実施例を挙げて上記各実施形態をさらに具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を何ら制限するものではない。
【0048】
(参考例1)
図4に本参考例のキーシート11を示す。
透光性樹脂フィルム13としてポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを用い、この透光性樹脂フィルム13の裏面13aに、アクリル系インクを印刷して乗せ文字状の表示部17を形成した。この表示部17が形成された透光性樹脂フィルム13の裏面13a全面に、透光性合成樹脂としてウレタン系樹脂を塗布して樹脂層14を形成した。次いで、樹脂層14の裏面14aにエンボス加工にてホログラムパターンを形成した。さらに、ホログラムパターン形成面となる樹脂層14の裏面14a全面に、アルミニウムを蒸着させて層厚20nmの反射層16(金属蒸着層)を形成した。
【0049】
得られた透光性樹脂フィルム13を、キートップ本体12成形用の上下金型(図示しない)間に挟持し、透光性樹脂フィルム13の裏面13a側から溶融したポリカーボネート樹脂を金型のキャビティ内に注入することにより、キートップ本体12を射出成形するとともに、透光性樹脂フィルム13の一部を成形されるキートップ本体12の上面側と略同形状に湾曲させて、キートップ本体12と透光性樹脂フィルム13とを熱融着一体化させてキーシート11を製造した。
【0050】
このキーシート11は、表示部17が明瞭に視認される、視認性の良好なものであった。また、透光性樹脂フィルム13全面が、虹彩色光沢調と金属光沢調を呈するデザイン性の優れたものであった。
【0051】
(実施例2)
図5に本実施例のキーシート11を示す。
透光性樹脂フィルム13としてポリカーボネート樹脂フィルムを用い、この透光性樹脂フィルム13の裏面13a全面に、透光性の光硬化性樹脂よりなる感光剤を塗布して樹脂層14を形成し、この樹脂層14に対して撮影、現像、定着を行うことにより、ホログラムパターンを形成した。次いで、ホログラムパターン形成面となる樹脂層14の裏面14aの一部に、ウレタン系インクを印刷して乗せ文字状の表示部17を形成した。さらに、表示部17が形成された樹脂層14の裏面14a全面に、メタルインクを印刷して反射層16(メタルインク層)を形成した。
【0052】
得られた透光性樹脂フィルム13を、キートップ本体12成形用の上下金型(図示しない)間に挟持し、上記実施例1と同様にキーシート11を製造した。
このキーシート11は、表示部17が明瞭に視認される、視認性の良好なものであった。また、表示部17が金属光沢調を呈するとともに、表示部17以外の部分が虹彩色光沢調と金属光沢調を呈するデザイン性の優れたものであった。
【0053】
(実施例3)
図6に本実施例3のキーシート11を示す。
透光性樹脂フィルム13としてポリエステル樹脂フィルムを用い、この透光性樹脂フィルム13の裏面13a全面に、透光性合成樹脂としてウレタン系樹脂を塗布して樹脂層14を形成した。次いで、この樹脂層14の裏面14aにエンボス加工にてホログラムパターンを形成した。そして、ホログラムパターン形成面となる樹脂層14の裏面14a全面に、アルミニウムを蒸着させて層厚20nmの反射層16(金属蒸着層)を形成した。さらに反射層16の裏面16aの一部にポリエステル系のインクを印刷して、抜き文字状の保護層18を形成した。
【0054】
次いで、保護層18が形成されていない部分の反射層16を、アルカリエッチングにて除去し、十分な水洗及び乾燥後、反射層16を除去した部分(ホログラムパターン形成面である樹脂層14の裏面14aの一部)にウレタン系インクをベタ印刷して、抜き文字状の表示部17を形成した。
【0055】
得られた透光性樹脂フィルム13を、キートップ本体12成形用の上下金型(図示しない)間に挟持し、上記実施例1と同様にキーシート11を製造した。
このキーシート11は、表示部17が明瞭に視認される、視認性の良好なものであった。また、表示部17以外の部分が虹彩色光沢調と金属光沢調を呈するデザイン性の優れたものであった。
【0056】
(実施例4)
図7に本実施例4のキーシート11を示す。
本実施例においては、反射層16を除去した部分に、透光性のウレタン系インクを抜き文字状に塗布して表示部17aを、遮光性のウレタン系インクを乗せ文字状に塗布して表示部17bをそれぞれ形成したほかは、上記実施例3と同様にキーシート11を製造した。
【0057】
このキーシート11は、表示部17の表示部17bが乗せ文字状に明瞭に視認される、視認性の良好なものであった。また、表示部17以外の部分が虹彩色光沢調と金属光沢調を呈するデザイン性の優れたものであった。
【0058】
(変形例)
尚、本発明は、前記各実施形態及び各実施例の構成に限定されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化してもよい。
【0059】
・ ホログラムパターンの形成個所を変更すること。例えば、樹脂層14の裏面14a全面或いはその一部のみに形成したり、透光性樹脂フィルム13の裏面13a全面或いはその一部のみに形成すること。
【0060】
このようにホログラムパターンの形成個所を適宜変更することにより、キートップ本体12の全面或いはその一部が、又は、透光性樹脂フィルム13の全面或いはその一部が、虹彩色光沢調を呈する種々のデザインのキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0061】
・ ホログラムパターンが形成された透光性樹脂フィルム13、ホログラムパターンが形成された樹脂層14、或いは、ホログラムパターンが形成された樹脂層14と反射層16との積層体を、市販のホログラムフィルムを用いて構成すること。
【0062】
このように構成しても、虹彩色光沢調を呈するキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができ、また、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0063】
以下、上記各実施形態及び各実施例並びに変形例から把握される技術的思想について記載する。
・ 樹脂層が、熱可塑性樹脂又は光硬化性樹脂であるキーシート。このように構成すると、ホログラムパターンの形成が容易となり、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定した、デザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0064】
・ 反射層が、抜き文字状に形成されている記載のキーシート。このように構成すると、反射層が形成された部分と反射層が形成されていない部分とのコントラストの相違により、抜き文字の部分の視認性を向上させることができる。また、キーシートに照光機能を付与した場合には、照光時に抜き文字の部分が明瞭に視認される、デザイン性の高いキーシートを実現することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、ホログラムパターンを利用することにより、虹彩色光沢調を呈するキーシート、及び、虹彩色光沢調と金属光沢調とを併せ持つデザイン性に優れたキーシートを実現でき、さらに、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のキーシートを示す断面図。
【図2】第2実施形態のキーシートを示す断面図。
【図3】第2実施形態のキーシートの製造方法を示す断面図。
【図4】 参考例1のキーシートを示す断面図。
【図5】実施例2のキーシートを示す断面図。
【図6】実施例3のキーシートを示す断面図。
【図7】実施例4のキーシートを示す断面図。
【符号の説明】
11…キーシート、12…キートップ本体、13…透光性樹脂フィルム、13a…裏面、14…樹脂層、16…反射層としての金属蒸着層。
Claims (7)
- 合成樹脂よりなるキートップ本体と透光性樹脂フィルムとを備え、キートップ本体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなるキーシートにおいて、
透光性樹脂フィルムの裏面に、ホログラムパターンを形成し、当該ホログラムパターンが形成された面の一部に前記透光性樹脂フィルムと同じ屈折率の材料を塗布したことを特徴とするキーシート。 - 合成樹脂よりなるキートップ本体と透光性樹脂フィルムとを備え、キートップ本体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなるキーシートにおいて、
前記透光性樹脂フィルムの裏面には樹脂層が積層され、当該樹脂層の裏面に、ホログラムパターンを形成し、当該ホログラムパターンが形成された面の一部に前記樹脂層と同じ屈折率の材料を塗布したことを特徴とするキーシート。 - ホログラムパターン形成面に、反射層が積層されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキーシート。
- 反射層が、ホログラムパターン形成面の一部に積層されていることを特徴とする請求項3に記載のキーシート。
- 反射層が、金属蒸着層又はメタルインク層であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のキーシート。
- 反射層が、厚さが2〜300nmかつ可視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層であることを特徴とする請求項5に記載のキーシート。
- ホログラムパターン形成面の少なくとも一部に、表示部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のキーシート。
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