JP2002367474A - キーシート - Google Patents

キーシート

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JP2002367474A
JP2002367474A JP2001170956A JP2001170956A JP2002367474A JP 2002367474 A JP2002367474 A JP 2002367474A JP 2001170956 A JP2001170956 A JP 2001170956A JP 2001170956 A JP2001170956 A JP 2001170956A JP 2002367474 A JP2002367474 A JP 2002367474A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れたキ
ーシートを低コストで提供すること。また、虹彩色光沢
調と金属光沢調とを併せ持つデザイン性の優れたキーシ
ートを提供すること。 【解決手段】 キートップ本体12と透光性樹脂フィル
ム13とを備え、キートップ本体12の上面側に透光性
樹脂フィルム13が湾曲一体化されたキーシート11に
おいて、透光性樹脂フィルム13の裏面13aに樹脂層
14を積層し、この樹脂層14の裏面14aにホログラ
ムパターンを形成する。ホログラムパターン形成面に
は、反射層が積層されていることが好ましい。また、反
射層16は金属蒸着層又はメタルインク層であることが
好ましい。さらに、反射層16は厚さが2〜300nm
かつ可視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層であるこ
とが好ましい。加えて、ホログラムパターン形成面の少
なくとも一部に、表示部17を形成することが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の情報
通信機器、音響機器等の電子機器の押釦スイッチに用い
られるキーシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯機器等の電子機器において
は、軽量化、小型化及び薄型化が求められており、これ
らに用いられる押釦スイッチにおいても軽量化、小型化
及び薄型化が要求されている。従来、このような要求に
応えるものとして、合成樹脂よりなるキートップ本体の
上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなる押釦
スイッチのキーシートが知られている。
【0003】そして、商品デザイン構成が多様化する
中、このようなキーシートにおいては高いファッション
性が要望されている。例えば、近年の携帯電話に用いら
れるキーシート等においては、メタリック色調或いは金
属光沢調を呈するキーシートや、虹彩色光沢調を呈する
キーシート等が要望されている。
【0004】従来、このような要望を具現化する手段と
して、例えば、有機マトリックス中に金属粉末やパール
顔料を含む塗料を樹脂フィルムにスクリーン印刷やスプ
レー塗装することにより、メタリック色調を呈するキー
シートを実現する方法が知られている。また、特開20
00−330689号公報には、真空蒸着法或いはスパ
ッタリング法などによってアルミニウムやクロム等の金
属薄膜層を樹脂フィルムに形成することにより、金属光
沢調を呈するキーシートを実現する方法が開示されてい
る。さらに、特開平11−260182号公報におい
て、蒸着法によって無機物薄膜層を樹脂フィルムに形成
することにより、特定波長の光を選択的に反射して虹彩
色光沢調を呈するキーシートを実現する方法が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話等に用
いられるキーシートにおいては、美観に優れ高級感があ
るなどの高いファッション性から虹彩色光沢調を呈する
キーシートが要望され、特に、虹彩色光沢調と金属光沢
調とを併せ持つキーシートが強く要望されている。
【0006】しかし、上記金属粉末やパール顔料を含む
塗料を樹脂フィルムにスクリーン印刷やスプレー塗装す
る方法では、メタリック色調を呈するキーシートは得ら
れるが、光沢感が不足し、虹彩色光沢調や金属光沢調を
呈するキーシートを実現することができなかった。
【0007】また、真空蒸着法或いはスパッタリング法
などによってアルミニウムやクロム等の金属薄膜層を樹
脂フィルムに形成する方法では、金属光沢調を呈するキ
ーシートは得られるが、薄膜を形成する金属の色調のみ
を呈するものであり、しかも薄膜の多色化が困難である
ことから虹彩色光沢調を呈するキーシートを実現するこ
とができなかった。
【0008】一方、無機物薄膜層を透光性樹脂フィルム
に形成する方法では、虹彩色光沢調を呈するキーシート
を得られるが、特定波長の光を選択的に反射することに
より虹彩色光沢を示すものであるため、透明感があり金
属光沢調を呈するキーシートは得られなかった。また、
無機物薄膜層を構成する無機化合物として、化学的に安
定な金属酸化物、金属窒化物、金属弗化物、金属炭化物
或いは金属硫化物などを用いているため、エッチング等
の二次加工による無機物薄膜層の除去が困難であるとい
う問題があった。そのため、デザイン上、キーシートの
一部のみに虹彩色光沢が要求される場合には、キーシー
トに予めマスキング等の処理を施して位置選択的に無機
物薄膜層を形成する必要があり、種々のデザインを簡易
にかつ低コストで施すことが困難であった。従って、デ
ザイン性の優れたキーシートを低コストで実現すること
ができなかった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、虹彩色光沢調を呈するデ
ザイン性の優れたキーシートを低コストで提供すること
にある。また、本発明の他の目的は、虹彩色光沢調と金
属光沢調とを併せ持つデザイン性の優れたキーシートを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、合成樹脂よりなるキート
ップ本体と透光性樹脂フィルムとを備え、キートップ本
体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなる
キーシートにおいて、透光性樹脂フィルムの裏面に、ホ
ログラムパターンが形成されていることを特徴とする。
【0011】このように構成することにより、虹彩色光
沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実現する
ことができる。また、このホログラムパターンは、透光
性樹脂フィルムと屈折率が同程度の材料をホログラムパ
ターン形成面に塗布する等して、簡易に光学的に消失さ
せることができるため、種々のデザインに応じて虹彩色
光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシ
ートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、合成樹脂よりな
るキートップ本体と透光性樹脂フィルムとを備え、キー
トップ本体の上面側に透光性樹脂フィルムが湾曲一体化
してなるキーシートにおいて、前記透光性樹脂フィルム
の裏面には樹脂層が積層され、当該樹脂層の裏面に、ホ
ログラムパターンが形成されていることを特徴とする。
【0013】このように構成することにより、虹彩色光
沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実現する
ことができる。また、このホログラムパターンは、樹脂
層と屈折率が同程度の材料をホログラムパターン形成面
に塗布する等して、簡易に光学的に消失させることがで
きるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を
任意に設定したデザイン性の優れたキーシートを簡易か
つ低コストで実現することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、ホログラムパターン形成
面に、反射層が積層されていることを特徴とする。この
ように構成することにより、ホログラムパターンの干渉
模様による虹彩色光沢が明瞭に視認できるようになり、
鮮やかな虹彩色光沢調を呈するキーシートを簡易かつ低
コストで実現することができる。また、反射層をホログ
ラムパターン形成面の一部に積層させることにより、反
射層が形成された部分と反射層が形成されていない部分
とのコントラストを相違させて、デザイン性の優れた虹
彩色光沢調を呈するキーシートを簡易かつ低コストで実
現することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、反射層が、金属蒸着層又はメタルイン
ク層であることを特徴とする。このように金属光沢を有
する反射層を用いることにより、鮮やかな虹彩色光沢調
と金属光沢調とを併せ持つキーシートを簡易かつ低コス
トで実現することができる。また、金属蒸着層又はメタ
ルインク層は、上記従来の無機物薄膜層と比較して、エ
ッチング等による除去が容易であることから、デザイン
に応じて2次加工を容易に行うことができ、デザイン性
の優れたキーシートを簡易かつ低コストで実現すること
ができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、反射層が、厚さが2〜300nmかつ
可視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層であることを
特徴とする。
【0017】このように金属光沢と照光機能を併せ持つ
金属蒸着層を用いると、バックライトによる照光機能を
付与することができ、視認性を向上させたデザイン性の
優れるキーシートを簡易かつ低コストで実現することが
できる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明において、ホログラムパ
ターン形成面に、表示部が形成されていることを特徴と
する。
【0019】種々のデザインを描画した表示部を形成す
ることにより、デザイン性の優れたキーシートを簡易か
つ低コストで実現することができる。また、ホログラム
パターンが形成される層(透光性樹脂フィルム又は樹脂
層)と屈折率が同程度の材料を用いて表示部を形成する
と、ホログラムパターンを光学的に消失させることがで
き、種々のデザインに応じて表示部及び虹彩色光沢の部
位を任意に設定して、デザイン性の優れたキーシートを
簡易かつ低コストで実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化したキーシートの第1実施形態を、図1に基づい
て説明する。
【0021】図1に示すように、本実施形態のキーシー
ト11は、合成樹脂よりなるキートップ本体12と透光
性樹脂フィルム13とを備え、キートップ本体12の上
面側に透光性樹脂フィルム13が湾曲一体化された構成
となっている。すなわち、透光性樹脂フィルム13の少
なくとも一部がキートップ本体12の上面側形状と略同
一形状に湾曲され、キートップ本体12の上面12a及
び側面12bが、透光性樹脂フィルム13にて被覆され
た構成となっている。また、透光性樹脂フィルム13の
裏面13aには合成樹脂よりなる樹脂層14が積層さ
れ、この樹脂層14の裏面14aにホログラムパターン
が形成されている。そして樹脂層14の裏面14a、よ
り具体的にはホログラムパターン形成面に、反射層16
が積層されている。
【0022】キートップ本体12を構成する合成樹脂
は、特に限定されるものではなく、例えば、熱可塑性樹
脂、熱可塑性エラストマー、硬化性樹脂或いは架橋ゴム
などの公知の合成樹脂から要求性能に応じて適宜選択し
て用いることができるが、加工性を考慮すると熱可塑性
樹脂であることが好ましい。また、キートップ本体12
を構成する合成樹脂は、透光性を有する合成樹脂である
ことが好ましい。キートップ本体12の裏面12c側に
LED(発光ダイオード)やEL(エレクトロルミネセ
ンス)などの照光器を付設することにより、照光機能を
付与することができる。具体的な熱可塑性樹脂として
は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリカー
ボネート樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アクリ
ル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂
(ABS樹脂)等が挙げられる。これらのなかでも、透
明性、剛性、耐熱性、コストなどを考慮すると、ポリカ
ーボネート樹脂を用いることがより好ましい。
【0023】透光性樹脂フィルム13は、可撓性を有す
るものであればその組成や種類、弾性率、色調について
特に限定されるものではなく、例えば、ポリオレフィン
系樹脂フィルム、ポリビニル系樹脂フィルム、ポリカー
ボネート系樹脂フィルム、フッ素系樹脂フィルム、ポリ
アセテート系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィル
ム、ポリアミド系樹脂フィルム、ポリイミド系樹脂フィ
ルム等の公知の透光性を有する樹脂フィルムから、要求
性能に応じて適宜選択して用いることができる。これら
のなかでも、透明性が良好なフッ素系樹脂フィルム、ポ
リエステル系樹脂フィルム、ポリカーボネート系樹脂フ
ィルムが好ましい。
【0024】透光性樹脂フィルム13の裏面13aには
合成樹脂よりなる樹脂層14が積層され、この樹脂層1
4の裏面14aにホログラムパターンが形成されてい
る。ここでホログラムパターンとは、樹脂層14の裏面
14aに形成された凹凸パターン(格子溝、回折格子)
を意味し、外光を反射して干渉模様による虹彩色光沢が
視認されるように形成されたものをいう。従って、ホロ
グラフィー技術により3次元虚像が視認されるように形
成されたものに限られない。
【0025】このようなホログラムパターンとしては、
ホログラムレリーフが形成されているスタンパ(エンボ
ス金型)を用いてエンボス加工することにより凹凸パタ
ーンが形成されるエンボスタイプ、感光剤に対して撮
影、現像、定着を行うことにより凹凸パターンが形成さ
れる体積位相タイプ等が知られているが、特にこれらに
限定されるものではなく、例えば、機械刻線、レーザー
加工或いはイオンビーム加工により凹凸パターンが形成
されたものであっても構わない。
【0026】樹脂層14を構成する合成樹脂は、ホログ
ラムパターンの形成方法により公知の合成樹脂から要求
性能に応じて適宜選択して用いることが好ましい。すな
わち、エンボスタイプのホログラムパターンを形成する
場合には、樹脂層14を構成する合成樹脂がエンボス加
工し易い熱可塑性樹脂であることが好ましい。一方、体
積位相タイプのホログラムパターンを形成する場合に
は、樹脂層14を構成する合成樹脂が光硬化性樹脂であ
ることが好ましい。なお、機械刻線、レーザー加工或い
はイオンビーム加工によりホログラムパターンを形成す
る場合には、樹脂層14を構成する合成樹脂は特に限定
されるものではなく、公知の合成樹脂を好適に用いるこ
とができる。
【0027】樹脂層14の裏面14a、より具体的には
ホログラムパターン形成面には反射層16が積層されて
いる。ここで反射層16とは、透光性樹脂フィルム13
又は樹脂層14と屈折率が実質的に異なる層をいい、そ
の素材は特に限定されるものではない。このように反射
層16を積層させることにより、外光が反射層16にて
反射されて、ホログラムパターンの干渉模様による虹彩
色光沢が明瞭に視認できるようになり、鮮やかな虹彩色
光沢調を呈するデザイン性の優れたキーシート11を簡
易かつ低コストで実現することができる。また、反射層
16は金属光沢を有するものであることが好ましい。金
属光沢を有する反射層16を用いることにより、虹彩色
光沢調と金属光沢調とを併せ持つキーシート11を実現
することができる。具体的な金属光沢を有する反射層1
6としては、例えば、金属粉末配合塗料(メタルイン
ク)を塗布或いは印刷して形成されるメタルインク層
や、アルミニウム又はクロム等の金属よりなる金属蒸着
層が挙げられる。
【0028】反射層16として金属蒸着層を積層させる
場合、金属蒸着層の厚さは2〜300nmであることが
好ましく、5〜50nmであることがより好ましい。金
属蒸着層の厚さが2nm未満では金属光沢が乏しくな
り、一方、金属蒸着層の厚さが300nmを超えるとキ
ートップ本体12の上面形状に湾曲変形する際にクラッ
クが生じやすくなり、また、透光性が不十分でバックラ
イトによる照光機能を付与することが困難となるため好
ましくない。
【0029】また、金属蒸着層の可視光線透過率は1〜
60%であることが好ましい。可視光線透過率が1%未
満では透光性が不十分でバックライトによる照光機能を
付与することが困難となり、可視光線透過率が60%以
上を超えると金属光沢が得られなくなるため好ましくな
い。実際には、キートップ本体12や透光性樹脂フィル
ム13に使用する樹脂の種類、屈折率、形状などに依存
するが、可視光線透過率が1〜60%の範囲で、金属光
沢と照光機能を併せ持つ層を実現することができる。こ
こで、可視光線透過率とは、JIS K−7105によ
る測定値を意味する。
【0030】以下、本実施形態のキーシート11の製造
方法を説明する。まず、透光性樹脂フィルム13の裏面
13aに樹脂層14を積層し、この樹脂層14の裏面1
4aにホログラムパターンを形成した後、ホログラムパ
ターン形成面である樹脂層14の裏面14aに反射層1
6を積層させる。次いで、得られた透光性樹脂フィルム
13をキートップ本体12成形用の上下金型間に挟持
し、透光性樹脂フィルム13の裏面13a側から溶融し
た合成樹脂を金型のキャビティ内に注入することによ
り、キートップ本体12を射出成形するとともに、透光
性樹脂フィルム13の一部を成形されるキートップ本体
12の上面側と略同形状に湾曲させ、キートップ本体1
2と透光性樹脂フィルム13とを熱融着一体化させるこ
とによりキーシート11が製造される。
【0031】以上詳述したように、本実施形態によれば
以下に示す作用効果が奏される。 (1) 合成樹脂よりなるキートップ本体12と透光性
樹脂フィルム13とを備え、キートップ本体12の上面
側に透光性樹脂フィルム13が湾曲一体化されたキーシ
ート11において、透光性樹脂フィルム13の裏面13
aに合成樹脂よりなる樹脂層14を積層し、この樹脂層
14の裏面14aにホログラムパターンを形成した。
【0032】このようにホログラムパターンを樹脂層1
4の裏面14aに形成することにより、軽量、薄型かつ
小型で、かつ虹彩色光沢調を呈するデザイン性の優れた
キーシート11を簡易かつ低コストで実現することがで
きる。また、このホログラムパターンは、樹脂層14と
屈折率が同程度の材料をホログラムパターン形成面に塗
布等して光学的に消失させることができるため、種々の
デザインに応じて虹彩色光沢の部位を任意に設定したデ
ザイン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで
実現することができる。また、透光性樹脂フィルム13
の裏面13a側(樹脂層14の裏面14a)にホログラ
ムパターンが形成された構成であるため、耐摩耗性に優
れるキーシート11を実現することができる。
【0033】(2) 樹脂層14を構成する合成樹脂と
して、熱可塑性樹脂又は光硬化性樹脂を用いた。このよ
うに樹脂層14を構成する合成樹脂として熱可塑性樹脂
又は光硬化性樹脂を用いると、ホログラムパターンの形
成が容易となり、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の
部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート1
1を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0034】(3) ホログラムパターン形成面に反射
層16を積層した。このように反射層16を積層させる
ことにより、外光が反射層16にて反射されて、ホログ
ラムパターンの干渉模様による虹彩色光沢が明瞭に視認
できるようになり、鮮やかな虹彩色光沢調を呈するデザ
イン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実
現することができる。また、反射層16をホログラムパ
ターン形成面の一部に積層させることにより、反射層1
6が形成された部分と反射層16が形成されていない部
分とのコントラストを相違させた、デザイン性の優れた
視認性の良好なキーシート11を簡易かつ低コストで実
現することができる。
【0035】(4) 反射層16として、金属蒸着層又
はメタルインク層を用いた。このように金属蒸着層又は
メタルインク層を用いることにより、鮮やかな虹彩色光
沢調と金属光沢調とを併せ持つデザイン性の優れたキー
シート11を簡易かつ低コストで実現することができ
る。また、金属蒸着層又はメタルインク層は、上記従来
の無機物薄膜層と比較して、エッチング等による除去が
容易であることから、デザインに応じて金属蒸着層又は
メタルインク層を除去するなどの2次加工を容易に行う
ことができ、デザイン性の優れたキーシート11を簡易
かつ低コストで実現することができる。
【0036】(5) 反射層16として、厚さが2〜3
00nmかつ可視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層
を積層させた。このように構成すると、金属光沢と照光
機能を併せ持つ反射層16とすることができ、バックラ
イトによる照光機能を付与して視認性を向上させたデザ
イン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実
現することができる。
【0037】(第2実施形態)以下、本発明を具現化し
たキーシートの第2実施形態を、図2に基づいて説明す
る。なお、以降の説明においては、固有の構成のみを説
明し、上記第1実施形態と同様の構成についての重複す
る記載は省略する。
【0038】図2に示すように、本実施形態のキーシー
ト11は、透光性樹脂フィルム13の裏面13aにホロ
グラムパターンが形成され、このホログラムパターン形
成面、より具体的には透光性樹脂フィルム13の裏面1
3aに、抜き文字状の反射層16が積層され、さらに、
その反射層16の裏面16aに保護層18が積層されて
いる。そして、反射層16が積層されていないホログラ
ムパターン形成面(透光性樹脂フィルム13の裏面13
aの一部)には、表示部17が形成されている。表示部
17は、透光性インクによる表示部17aと遮光性イン
クによる表示部17bとからなり、表示部17bが乗せ
文字状に形成されている。
【0039】表示部17は、インクや塗料などを塗布・
印刷等することにより文字・数字・記号或いは絵柄等の
図柄を描画したものである。この表示部17は、文字・
数字・記号或いは絵柄等の図柄が乗せ文字状に描画され
たものであっても、抜き文字状に描画されたものであっ
ても構わない。また、保護層18は、後述する製法にお
けるマスキング材として、インクや塗料などを塗布・印
刷等することにより形成されたものである。
【0040】これら表示部17及び保護層18に用いら
れるインクや塗料は、特に限定されるものではなく公知
のインクや塗料を用いることができるが、密着性の観点
から各層との接着性が高いものであることが好ましい。
また、表示部17に用いられるインクや塗料は、ホログ
ラムパターンが形成される層(本実施形態では透光性樹
脂フィルム13)と屈折率が同程度のインクや塗料であ
ることが好ましい。このようにホログラムパターンが形
成される層と屈折率が同程度のインクや塗料を用いる
と、ホログラムパターンを光学的に消失させることがで
きるため、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を
任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡
易かつ低コストで実現することができる。この具体的な
インクや塗料としては、例えば、ウレタン系、アクリル
系、ビニル系、ポリカーボネート系、ポリエステル系の
インクや塗料などが挙げられる。なお、これらのインク
や塗料の硬化形態については特に限定されるものではな
いが、耐久性などを考慮すると熱硬化型であることが好
ましい。
【0041】次に、本実施形態のキーシート11の製造
方法を図3(a)〜(d)に基づいて説明する。まず、
図3(a)に示すように、透光性樹脂フィルム13の裏
面13aにホログラムパターンを形成した後、ホログラ
ムパターン形成面である透光性樹脂フィルム13の裏面
13aに反射層16を積層する。次いで、図3(b)に
示すように、反射層16の一部にマスキング材として保
護層18を抜き文字状に形成する。そして、図3(c)
に示すように、保護層18が形成されていない部分の反
射層16をエッチング等の2次加工を施して除去し、抜
き文字状の反射層16を形成する。その後、図3(d)
に示すように、反射層16を除去した部分(ホログラム
パターン形成面である透光性樹脂フィルム13の裏面1
3aの一部)に表示部17(表示部17a,17b)を
形成する。そして、得られた透光性樹脂フィルム13を
上記第1実施形態と同様にキートップ本体12とを熱融
着一体化させることによりキーシート11が製造され
る。
【0042】以上詳述したように、本実施形態によれば
上記(3)〜(5)に記載の作用効果に加え、以下の作
用効果が奏される。 (6) 合成樹脂よりなるキートップ本体12と透光性
樹脂フィルム13とを備え、キートップ本体12の上面
側に透光性樹脂フィルム13が湾曲一体化されたキーシ
ート11において、透光性樹脂フィルム13の裏面13
aの一部にホログラムパターンを形成した。
【0043】このように、ホログラムパターンを透光性
樹脂フィルム13の裏面13aに形成することにより、
軽量、薄型かつ小型で、かつ虹彩色光沢調を呈するデザ
イン性の優れたキーシート11を簡易かつ低コストで実
現することができる。また、このホログラムパターン
は、透光性樹脂フィルム13と屈折率が同程度の材料を
ホログラムパターン形成面に塗布する等して光学的に消
失させることができるため、種々のデザインに応じて虹
彩色光沢の部位を任意に設定したデザイン性の優れたキ
ーシート11を簡易かつ低コストで実現することができ
る。さらに、透光性樹脂フィルム13の裏面13aにホ
ログラムパターンが形成された構成であるため、耐摩耗
性に優れるキーシート11を実現することができる。
【0044】(7) ホログラムパターン形成面、すな
わち透光性樹脂フィルム13の裏面13aに、抜き文字
状の反射層16を積層した。このように透光性樹脂フィ
ルム13の裏面13aに抜き文字状の反射層16を積層
させることにより、照光時に反射層16が形成されてい
ない部分(抜き文字の部分)が明瞭に視認され、デザイ
ン性及び視認性の優れたキーシート11を簡易かつ低コ
ストで実現することができる。
【0045】(8) ホログラムパターン形成面、すな
わち透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一部に反射
層16を形成するとともに、反射層16が形成されてい
ない部分(透光性樹脂フィルム13の裏面13aの一
部)に表示部17を形成した。
【0046】このように反射層16及び表示部17を形
成することにより、照光時に表示部17が明瞭に視認さ
れる、デザイン性及び視認性の優れたキーシート11を
簡易かつ低コストで実現することができる。また、ホロ
グラムパターンが形成される透光性樹脂フィルム13と
屈折率が同程度のインクや塗料を用いて表示部17を形
成すると、ホログラムパターンを光学的に消失させるこ
とができ、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部位を
任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11を簡
易かつ低コストで実現することができる。また、透光性
樹脂フィルム13の裏面13aに表示部17が形成され
た構成であるため、視認性及び耐摩耗性に優れるキーシ
ート11を実現することができる。
【0047】
【実施例】以下、実施例を挙げて上記各実施形態をさら
に具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を何ら制
限するものではない。
【0048】(実施例1)図4に本実施例のキーシート
11を示す。透光性樹脂フィルム13としてポリエチレ
ンテレフタレート樹脂フィルムを用い、この透光性樹脂
フィルム13の裏面13aに、アクリル系インクを印刷
して乗せ文字状の表示部17を形成した。この表示部1
7が形成された透光性樹脂フィルム13の裏面13a全
面に、透光性合成樹脂としてウレタン系樹脂を塗布して
樹脂層14を形成した。次いで、樹脂層14の裏面14
aにエンボス加工にてホログラムパターンを形成した。
さらに、ホログラムパターン形成面となる樹脂層14の
裏面14a全面に、アルミニウムを蒸着させて層厚20
nmの反射層16(金属蒸着層)を形成した。
【0049】得られた透光性樹脂フィルム13を、キー
トップ本体12成形用の上下金型(図示しない)間に挟
持し、透光性樹脂フィルム13の裏面13a側から溶融
したポリカーボネート樹脂を金型のキャビティ内に注入
することにより、キートップ本体12を射出成形すると
ともに、透光性樹脂フィルム13の一部を成形されるキ
ートップ本体12の上面側と略同形状に湾曲させて、キ
ートップ本体12と透光性樹脂フィルム13とを熱融着
一体化させてキーシート11を製造した。
【0050】このキーシート11は、表示部17が明瞭
に視認される、視認性の良好なものであった。また、透
光性樹脂フィルム13全面が、虹彩色光沢調と金属光沢
調を呈するデザイン性の優れたものであった。
【0051】(実施例2)図5に本実施例のキーシート
11を示す。透光性樹脂フィルム13としてポリカーボ
ネート樹脂フィルムを用い、この透光性樹脂フィルム1
3の裏面13a全面に、透光性の光硬化性樹脂よりなる
感光剤を塗布して樹脂層14を形成し、この樹脂層14
に対して撮影、現像、定着を行うことにより、ホログラ
ムパターンを形成した。次いで、ホログラムパターン形
成面となる樹脂層14の裏面14aの一部に、ウレタン
系インクを印刷して乗せ文字状の表示部17を形成し
た。さらに、表示部17が形成された樹脂層14の裏面
14a全面に、メタルインクを印刷して反射層16(メ
タルインク層)を形成した。
【0052】得られた透光性樹脂フィルム13を、キー
トップ本体12成形用の上下金型(図示しない)間に挟
持し、上記実施例1と同様にキーシート11を製造し
た。このキーシート11は、表示部17が明瞭に視認さ
れる、視認性の良好なものであった。また、表示部17
が金属光沢調を呈するとともに、表示部17以外の部分
が虹彩色光沢調と金属光沢調を呈するデザイン性の優れ
たものであった。
【0053】(実施例3)図6に本実施例3のキーシー
ト11を示す。透光性樹脂フィルム13としてポリエス
テル樹脂フィルムを用い、この透光性樹脂フィルム13
の裏面13a全面に、透光性合成樹脂としてウレタン系
樹脂を塗布して樹脂層14を形成した。次いで、この樹
脂層14の裏面14aにエンボス加工にてホログラムパ
ターンを形成した。そして、ホログラムパターン形成面
となる樹脂層14の裏面14a全面に、アルミニウムを
蒸着させて層厚20nmの反射層16(金属蒸着層)を
形成した。さらに反射層16の裏面16aの一部にポリ
エステル系のインクを印刷して、抜き文字状の保護層1
8を形成した。
【0054】次いで、保護層18が形成されていない部
分の反射層16を、アルカリエッチングにて除去し、十
分な水洗及び乾燥後、反射層16を除去した部分(ホロ
グラムパターン形成面である樹脂層14の裏面14aの
一部)にウレタン系インクをベタ印刷して、抜き文字状
の表示部17を形成した。
【0055】得られた透光性樹脂フィルム13を、キー
トップ本体12成形用の上下金型(図示しない)間に挟
持し、上記実施例1と同様にキーシート11を製造し
た。このキーシート11は、表示部17が明瞭に視認さ
れる、視認性の良好なものであった。また、表示部17
以外の部分が虹彩色光沢調と金属光沢調を呈するデザイ
ン性の優れたものであった。
【0056】(実施例4)図7に本実施例4のキーシー
ト11を示す。本実施例においては、反射層16を除去
した部分に、透光性のウレタン系インクを抜き文字状に
塗布して表示部17aを、遮光性のウレタン系インクを
乗せ文字状に塗布して表示部17bをそれぞれ形成した
ほかは、上記実施例3と同様にキーシート11を製造し
た。
【0057】このキーシート11は、表示部17の表示
部17bが乗せ文字状に明瞭に視認される、視認性の良
好なものであった。また、表示部17以外の部分が虹彩
色光沢調と金属光沢調を呈するデザイン性の優れたもの
であった。
【0058】(変形例)尚、本発明は、前記各実施形態
及び各実施例の構成に限定されるものではなく、この発
明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変
更して具体化してもよい。
【0059】・ ホログラムパターンの形成個所を変更
すること。例えば、樹脂層14の裏面14a全面或いは
その一部のみに形成したり、透光性樹脂フィルム13の
裏面13a全面或いはその一部のみに形成すること。
【0060】このようにホログラムパターンの形成個所
を適宜変更することにより、キートップ本体12の全面
或いはその一部が、又は、透光性樹脂フィルム13の全
面或いはその一部が、虹彩色光沢調を呈する種々のデザ
インのキーシート11を簡易かつ低コストで実現するこ
とができる。
【0061】・ ホログラムパターンが形成された透光
性樹脂フィルム13、ホログラムパターンが形成された
樹脂層14、或いは、ホログラムパターンが形成された
樹脂層14と反射層16との積層体を、市販のホログラ
ムフィルムを用いて構成すること。
【0062】このように構成しても、虹彩色光沢調を呈
するキーシート11を簡易かつ低コストで実現すること
ができ、また、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の部
位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシート11
を簡易かつ低コストで実現することができる。
【0063】以下、上記各実施形態及び各実施例並びに
変形例から把握される技術的思想について記載する。 ・ 樹脂層が、熱可塑性樹脂又は光硬化性樹脂であるこ
とを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載
のキーシート。このように構成すると、ホログラムパタ
ーンの形成が容易となり、種々のデザインに応じて虹彩
色光沢の部位を任意に設定した、デザイン性の優れたキ
ーシートを簡易かつ低コストで実現することができる。
【0064】・ 反射層が、抜き文字状に形成されてい
ることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに
記載のキーシート。このように構成すると、反射層が形
成された部分と反射層が形成されていない部分とのコン
トラストの相違により、抜き文字の部分の視認性を向上
させることができる。また、キーシートに照光機能を付
与した場合には、照光時に抜き文字の部分が明瞭に視認
される、デザイン性の高いキーシートを実現することが
できる。
【0065】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、ホログラムパターンを利用することにより、虹彩色
光沢調を呈するキーシート、及び、虹彩色光沢調と金属
光沢調とを併せ持つデザイン性に優れたキーシートを実
現でき、さらに、種々のデザインに応じて虹彩色光沢の
部位を任意に設定したデザイン性の優れたキーシートを
簡易かつ低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のキーシートを示す断面図。
【図2】 第2実施形態のキーシートを示す断面図。
【図3】 第2実施形態のキーシートの製造方法を示す
断面図。
【図4】 実施例1のキーシートを示す断面図。
【図5】 実施例2のキーシートを示す断面図。
【図6】 実施例3のキーシートを示す断面図。
【図7】 実施例4のキーシートを示す断面図。
【符号の説明】
11…キーシート、12…キートップ本体、13…透光
性樹脂フィルム、13a…裏面、14…樹脂層、16…
反射層としての金属蒸着層。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂よりなるキートップ本体と透光
    性樹脂フィルムとを備え、キートップ本体の上面側に透
    光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなるキーシートにお
    いて、 透光性樹脂フィルムの裏面に、ホログラムパターンが形
    成されていることを特徴とするキーシート。
  2. 【請求項2】 合成樹脂よりなるキートップ本体と透光
    性樹脂フィルムとを備え、キートップ本体の上面側に透
    光性樹脂フィルムが湾曲一体化してなるキーシートにお
    いて、 前記透光性樹脂フィルムの裏面には樹脂層が積層され、
    当該樹脂層の裏面に、ホログラムパターンが形成されて
    いることを特徴とするキーシート。
  3. 【請求項3】 ホログラムパターン形成面に、反射層が
    積層されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のキーシート。
  4. 【請求項4】 反射層が、金属蒸着層又はメタルインク
    層であることを特徴とする請求項3に記載のキーシー
    ト。
  5. 【請求項5】 反射層が、厚さが2〜300nmかつ可
    視光線透過率が1〜60%の金属蒸着層であることを特
    徴とする請求項4に記載のキーシート。
  6. 【請求項6】 ホログラムパターン形成面の少なくとも
    一部に、表示部が形成されていることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載のキーシート。
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