JPH11293291A - 透明固形石鹸組成物 - Google Patents

透明固形石鹸組成物

Info

Publication number
JPH11293291A
JPH11293291A JP9747398A JP9747398A JPH11293291A JP H11293291 A JPH11293291 A JP H11293291A JP 9747398 A JP9747398 A JP 9747398A JP 9747398 A JP9747398 A JP 9747398A JP H11293291 A JPH11293291 A JP H11293291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
hop extract
extract
hop
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9747398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Kamagata
鎌形裕康
Toshie Shimada
島田年江
Tetsuya Nagashima
長島徹哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOTSUBA YUKA KK
Original Assignee
YOTSUBA YUKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOTSUBA YUKA KK filed Critical YOTSUBA YUKA KK
Priority to JP9747398A priority Critical patent/JPH11293291A/ja
Publication of JPH11293291A publication Critical patent/JPH11293291A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時的着色や熱による着色の少ない透明固形
石鹸組成物を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 【化1】 (式中Rは、C7からC19の飽和又は不飽和のアルキル
基を表す。Mは、アンモニウム、アルカリ金属、アルカ
ノールアミンまたは塩基性アミノ酸を表す)で表される
高級脂肪酸塩、透明化剤およびホップエキスを必須成分
として含有することを特徴とする透明固形石鹸組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、経時着色の少ない
透明固形石鹸組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身体を洗浄する洗浄剤としては古来より
高級脂肪酸塩の固形化物、いわいる「石鹸」が用いられ
ており、現在でも身体洗浄剤の主流をしめている。
【0003】そして、この石鹸に高級感を持たせる目的
で、高級脂肪酸塩に多価アルコール類や糖類などの透明
化剤を配合しエタノール水溶液で溶解、固化、乾燥し透
明にしたいわゆる「透明固形石鹸」が現在の身体洗浄剤
市場の一部を占めている。又、最近では、製造期間が短
く、かつ、エタノール等による環境汚染問題も発生しな
い方法として低級アルコールを全く使用しない透明固形
石鹸の製法も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透明固
形石鹸の基剤となる高級脂肪酸塩は、長期間保存すると
酸化により着色する性質がある。透明固形石鹸が着色す
ると、透明性という高級感が著しく損なわれ、商品価値
が大幅に低下してしまう。
【0005】高級脂肪酸塩の酸化劣化による経時的着色
の原因のひとつして、CuイオンやFeイオンの存在が
考えられている。
【0006】従って、CuイオンやFeイオンによる酸
化劣化の経時着色を防止する手段として、各種の金属イ
オン封止剤を配合することが行われているが、いずれの
金属イオン封止剤も経時着色の防止効果は充分ではな
い。
【0007】透明固形石鹸の経時的な着色を防止するた
め、ジエチレントリアミン五酢酸および1−ヒドロキシ
−1,1−ジホスホン酸を組み合わせて使用する透明固
形洗浄剤組成物が提示されている(特開平9−1112
97号)。
【0008】しかしながら、上記発明は、効果が充分で
なく、人の皮膚への安全性の面で問題がある。
【0009】本発明が解決しようとする課題は、経時的
着色や熱による着色の少ない透明固形石鹸組成物を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は透明固形石
鹸の諸性能を損なうことなく経時的着色や熱による着色
を防止することを鋭意検討した結果、ホップエキスを配
合することにより上記課題を解決できることを見出し本
発明を完成した。
【0011】すなわち本発明は、一般式(1)
【0012】
【化2】
【0013】(式中Rは、C7からC19の飽和またはは
不飽和のアルキル基を表す。Mは、アンモニウム、アル
カリ金属、アルカノールアミンまたは塩基性アミノ酸を
表す)で表される高級脂肪酸塩、透明化剤およびホップ
エキスを必須成分として含有することを特徴とする透明
固形石鹸組成物に関するものてある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において基剤として用いら
れる前記一般式(1)の高級脂肪酸塩としては、例えば
ヤシ油脂肪酸ナトリウム、パーム油脂肪酸ナトリウム、
パーム核油脂肪酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、
ミリスチン酸ナトリウム、牛脂脂肪酸ナトリウム、ヤシ
油脂肪酸トリエタノールアミン、パーム油脂肪酸トリエ
タノールアミン、パーム核油脂肪酸トリエタノールアミ
ン、ラウリン酸トリエタノールアミン、ミリスチン酸ト
リエタノールアミン、牛脂脂肪酸トリエタノールアミ
ン、ヤシ油脂肪酸カリウム、パーム油脂肪酸カリウム、
パーム核油脂肪酸カリウム、ラウリン酸カリウム、ミリ
スチン酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウム、ヤシ油脂肪酸
リジン塩、パーム油脂肪酸リジン塩、パーム核油脂肪酸
リジン塩、ラウリン酸リジン塩、ミリスチン酸リジン
塩、牛脂脂肪酸リジン塩、ヤシ油脂肪酸アルギニン塩、
パーム油脂肪酸アルギニン塩、パーム核油脂肪酸アルギ
ニン塩、ラウリン酸アルギニン塩、ミリスチン酸アルギ
ニン塩、牛脂脂肪酸アルギニン塩等の単独または混合物
を挙げることができる。
【0015】そして、混合脂肪酸系にする場合には、天
然系の脂肪酸をそのまま用いてもよく、又、単一脂肪酸
を所定の組成に混合してもよい。
【0016】本発明の透明固形石鹸の着色防止に用いら
れるホップエキスとは、ホップの雌花穂(球果)より抽
出したものであり、精製水、プロピレングリコール等で
抽出して得られる水溶性エキスと、バーシック油、流動
パラフィン等で抽出して得られる油溶性エキスを挙げる
ことができる。ホップエキス中には、有効成分として、
精油(ファルネセン等)、バレロニン酸、ミルセン樹脂
成分(フルムン、ルプロン等)、タンニン、フラボノイ
ド、サイトカニン等が含有されている。
【0017】ホップエキスの配合量は、透明固形石鹸原
料あたり0.05〜5wt%、好ましくは0.1〜3w
t%である。配合量が0.05wt%未満では着色防止
効果が少なく、5wt%を超えて配合しても効果は向上
せず、コスト増につながり好ましくない。
【0018】本発明の透明固形石鹸を枠練り法で製造す
る際に、石鹸基剤等を溶解させるために用いる低級アル
コールとしては、エタノールとnープロピルアルコール
とtert−ブチルアルコール及び又はイソプロピルア
ルコールを用いてもよい。
【0019】本発明の透明固形石鹸は、公知の透明化剤
により透明とすることができる。公知の透明化剤として
は、多価アルコール類や糖類を挙げることができる。多
価アルコールのうち2価のものとしては、例えばエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール等を挙げることがで
きる。
【0020】多価アルコールの3価のものとしては、例
えばグリセリン等を挙げることができる。
【0021】4価以上の多価アルコールまたは糖類とし
ては、例えばショ糖、ブドウ糖、マンニトール、ソルビ
トール、マンニトール、マルチトール、トレハロース、
マルトース、プルラン、ペクチン、乳糖、キシリット、
カラギーナン、アルギン酸等を用いることができる。
【0022】また、本発明の透明固形石鹸には必要に応
じて、以下のような界面活性剤を加えてもよい。
【0023】アルキルベンゼンスルホン酸塩、αーオレ
フィンスルホン酸塩等のスルホン酸塩。
【0024】ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ト
リエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のア
ルキル硫酸エステル塩。
【0025】ポリオキエチレンラウリルエーテル硫酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ト
リエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル硫酸アンモニウム等のポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩。
【0026】高級アルコールリン酸エステル類。
【0027】ココイルサルコシンナトリウム、ラウロイ
ルサルコシンナトリウム、ミリストイルサルコシンナト
リウム、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサ
ルコシントリエタノ−ルアミン、ラウロイルサルコシン
ナトリウム−L−アルギニン塩、ラウロイルサルコシン
ナトリウム−Lーリジン塩等のアシルサルコシン塩。コ
コイルメチル−β−アラニンナトリウム、ラウロイルメ
チル−β−アラニンナトリウム、ミリストイルメチル−
β−アラニンナトリウム、パルミトイルメチル−β−ア
ラニンナトリウム、 ステアロイルメチル−β−アラニ
ンナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニンカリウ
ム、 ラウロイルメチル−β−アラニントリエタノール
アミン、ココイルメチル−β−アラニン−L−アルギニ
ン塩、ココイルメチル−β−アラニン−L−リジン塩等
のアシル−β−アラニン塩。
【0028】N−ココイル−L−グルタミン酸モノナト
リウム、N−混合脂肪酸アシル(C8〜C20)−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム、N−ラウロイル−L−グル
タミン酸モノナトリウム、N−ココイル−L−グルタミ
ン酸モノトリエタノールアミン、N−ココイル−L−グ
ルタミン酸モノ−L−リジン塩、N−ココイル−L−グ
ルタミン酸モノ−L−アルギニン塩等のアシルグルタミ
ン酸塩。
【0029】2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチ
ル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、
2−パーム核油アルキル−N−カルボキシエチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ヤシ
油アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエ
チルイミダゾリニウムベタイン、2−パーム核油アルキ
ル−N−カルボキシメチル−N−ヒロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型両性界面活性
剤。
【0030】ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラ
ウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸ア
ミドプロピルベタイン等のアミドプロピルベタイン型の
両性界面活性剤。
【0031】ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウ
ロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルメチルタウ
リン塩。
【0032】ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタ
イド、ラウロイル加水分解シルクペプタイド、パーム核
油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、ヤシ油脂肪
酸アシル加水分解コラーゲンペプタイド、ラウロイル加
水分解コラーゲンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル
加水分解コラーゲンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加
水分解カゼインペプタイド、ラウロイル加水分解カゼイ
ンペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼイ
ンペプタイド、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペ
プタイド、ラウロイル加水分解ケラチンペプタイト、パ
ーム核油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の
蛋白加水分解物のアシル化物。
【0033】スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、P
OE(1〜4)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、
スルホコハク酸POE(5)ラウロイルエタノールアミ
ド二ナトリウム、オレイン酸アミドスルホコハク酸二ナ
トリウム等のスルホコハク酸型界面活性剤。
【0034】アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化
イセチオネート、脂肪酸アミドエーテルサルフェート、
モノアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレン脂
肪酸エタノールアミドリン酸エステル、更に、脂肪酸ジ
エタノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、PO
E脂肪酸モノエタノールアミド、アミンオキサイド、P
OE高級アルコールエーテル、POEアルキルフェニル
エーテル等の非イオン界面活性剤、更に、塩化ラウリル
トリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルア
ンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等
のカチオン界面活性剤。
【0035】N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウ
リン酸アミドエチルグリシン、N−2−ヒドロキシエチ
ル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチルグリシン、N−
2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウリン酸アミドエチ
ル−β−アラニン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2
−ヤシ油脂肪酸アミドエチル−β−アラニン、N−(カ
ルボキシメチル)−N−{2−[N−(2−ヒドロキシ
エチル)ラウリン酸アミド]エチル}グリシン、N−
(カルボキシメチル)−N−{2−[N−(2−ヒドロ
キシエチル)ヤシ油脂肪酸アミド]エチル}グリシン等
の界面活性剤。
【0036】本発明の透明固形石鹸には、必要に応じ
て、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン酸、キ
チン、キトサン等の保湿剤、アロエエキス、胎盤抽出エ
キス等の細胞賦括剤、アラントイン、グリチルリチン酸
塩等の消炎剤、エデト酸、ヒドロキシエタンジフォスホ
ン酸等の金属イオン封鎖剤、香料、色素等を加えること
ができる。
【0037】本発明の透明固形石鹸を製造する方法は、
特に限定されないず、公知の枠練り法や機械練り法を挙
げることができるが、枠練り法が一般的である。
【0038】枠練り法としては、以下の二つの方法を挙
げることができる。
【0039】(1)低級アルコール法 石鹸素地、多価アルコール類および/または糖類、ホッ
プエキス等を低級アルコール水溶液で加熱溶解する。加
熱溶解したものを型に流し込み、型内で冷却固化する。
冷却固化後、型より取りだして所定の大きさに切断し、
さらに30日〜40日乾燥し、表面を磨き、型打ちし、
包装する。
【0040】(2)非アルコール法 石鹸素地、多価アルコール類および/または糖類、ホッ
プエキス等を水溶液で加熱溶解する。加熱溶解したもの
を型に流し込み、型内で冷却固化する。冷却固化後、型
より取りだして所定の大きさに切断し、さらに30日〜
40日乾燥し、表面を磨き、型打ちし、包装する。
【0041】
【実施例】実施例1〜4、比較例1〜2 下記の表1に示した処方にて透明固形石鹸を試作し、熱
着色の評価を行った。
【0042】
【表1】
【0043】(試作方法)所定の原料を、コンデンサー
付き四ツ口フラスコ中で約70℃で溶解後、直径約67
mmのポリ塩化ビニル製パイプ中に流し込み一夜冷却
し、固化した。翌日パイプより取り出し、約25mmに
切断後、30日間室内で乾燥させた後、表面を磨き、型
打ちし試験用サンプルとした。
【0044】(熱着色評価方法)40℃の恒温室内に1
ケ月保存し着色の程度を目視で観察した。
【0045】○・・・着色が殆どない。
【0046】 △・・・少し着色 ×・・・明らかに着色 実施例1〜6の透明固形石鹸はいずれも透明性も良く、
泡立ちも良好であった。
【0047】以下、同様にして透明固形石鹸を調整し
た。 実施例7 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 40.0% ・N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノナトリウム 2.0 ・濃グリセリン 8.0 ・白糖 13.0 ・tert−ブチルアルコール 23.0 ・ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム(30%) 15.0 ・油溶性ホップエキス 0.5 ・エデト酸塩 0.1 ・水 残
【0048】 実施例8 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 42.0% ・ミリスチン酸ナトリウム 1.0 ・ヤシ脂肪酸L−リジン塩 1.0 ・2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(30%) 3.0 ・ラウリン酸ジエタノールアミド 1.0 ・濃グリセリン 6.0 ・白糖 14.0 ・イソプロピルアルコール 16.0 ・水溶性ホップエキス 2.0 ・香料 0.5 ・水 残
【0049】 実施例9 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 30.0% ・パーム核油脂肪酸ナトリウム 10.0 ・ラウリン酸カリウム 1.0 ・N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン 2.0 ・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(30%) 5.0 ・濃グリセリン 6.0 ・白糖 14.0 ・エタノール 18.0 ・水溶性ホップエキス 0.8 ・油溶性ホップエキス 0.2 ・水 残
【0050】実施例10〜12 (試作方法)所定の原料を、コンデンサー付き四ツ口フ
ラスコ中で約80℃で溶解後、直径約67mmのポリ塩
化ビニル製パイプ中に流し込み一夜冷却、固化した。翌
日パイプより取り出し、約24mmに切断後、表面を磨
き、型打ちし試験用サンプルとした(丸型、厚さ23m
m重量約80g)。
【0051】 実施例10 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 38.0% ・N−混合脂肪酸アシル(C8〜C20)−L−グルタミン酸 モノナトリウム 1.0 ・1,3−ブチレングリコール 18.0 ・ポリエチレングリコール2000 20.0 ・ショ糖 10.0 ・水溶性ホップエキス 3.0 ・エデト酸塩 0.1 ・水 12.9
【0052】 実施例11 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 27.0% ・ミリスチン酸ナトリウム 2.0 ・ヤシ脂肪酸L−リジン塩 1.0 ・ココイルメチル−βーアラニンナトリウム 0.5 ・プロピレングリコール 20.0 ・ジプロピレングリコール 20.0 ・ソルビトール 10.0 ・油溶性ホップエキス 2.0 ・エデト酸塩 0.1 ・香料 0.5 ・水 18.9
【0053】 実施例12 ・石鹸用素地(牛脂:ヤシ脂肪酸=8:2) 12.0% ・パーム核油脂肪酸ナトリウム 11.0 ・ラウリン酸カリウム 5.0 ・ラウロイルサルコシンナトリウム 5.0 ・ポリプロピレングリコール 12.0 ・グリセリン 13.0 ・ブドウ糖 7.0 ・マンニトール 7.0 ・香料 0.5 ・油溶性ホップエキス 4.0 ・水溶性ホップエキス 0.5 ・水 27.5
【0054】実施例7〜12の透明固形石鹸の熱着色を
前記1〜7の透明固形石鹸と同様に行った。その結果を
表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】実施例7〜12の透明固形石鹸はいずれも
透明性、泡立ちともに良好であった。
【0057】
【発明の効果】ホップエキスを配合する本発明により、
経時着色、熱着色の少ない透明固形石鹸を製造すること
ができる。
【0058】またホップエキスは、植物の抽出エキスで
あるため、本発明の透明固形石鹸を使用しても肌を荒ら
すことがない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中Rは、C7からC19の飽和またはは不飽和のアル
    キル基を表す。Mは、アンモニウム、アルカリ金属、ア
    ルカノールアミンまたは塩基性アミノ酸を表す)で表さ
    れる高級脂肪酸塩、透明化剤およびホップエキスを必須
    成分として含有することを特徴とする透明固形石鹸組成
    物。
  2. 【請求項2】 ホップエキスの配合割合が透明固形石鹸
    原料当たり0.05〜5wt%であることを特徴とする
    請求項1に記載の透明固形石鹸組成物。
  3. 【請求項3】 透明化剤が多価アルコールおよび/また
    は糖類であることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の透明固形石鹸組成物。
JP9747398A 1998-04-09 1998-04-09 透明固形石鹸組成物 Pending JPH11293291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9747398A JPH11293291A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 透明固形石鹸組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9747398A JPH11293291A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 透明固形石鹸組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11293291A true JPH11293291A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14193280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9747398A Pending JPH11293291A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 透明固形石鹸組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11293291A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002256296A (ja) * 2000-12-25 2002-09-11 Shiseido Honeycake Kogyo Kk 透明固形石鹸組成物
JP2003073695A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Yamamoto Koryo Kk ポリン石鹸
JP2009144069A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Nof Corp 透明固形石鹸
DE102005042101B4 (de) * 2004-09-13 2010-02-11 Tohoku Ricoh Co., Ltd., Shibata Flammhemmendes Mittel und flammhemmende Harzzusammensetzung
JP2012246443A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Masao Funakoshi 石鹸
JP2012255109A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Seiko:Kk サラシア属植物成分含有透明固形石鹸
JP2015151539A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日油株式会社 枠練り固形石けん
JP2018534390A (ja) * 2015-10-16 2018-11-22 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 特に選択された成分の別々の濃縮領域を有する石鹸バー

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002256296A (ja) * 2000-12-25 2002-09-11 Shiseido Honeycake Kogyo Kk 透明固形石鹸組成物
JP2003073695A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Yamamoto Koryo Kk ポリン石鹸
DE102005042101B4 (de) * 2004-09-13 2010-02-11 Tohoku Ricoh Co., Ltd., Shibata Flammhemmendes Mittel und flammhemmende Harzzusammensetzung
JP2009144069A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Nof Corp 透明固形石鹸
JP2012246443A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Masao Funakoshi 石鹸
JP2012255109A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Seiko:Kk サラシア属植物成分含有透明固形石鹸
JP2015151539A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日油株式会社 枠練り固形石けん
JP2018534390A (ja) * 2015-10-16 2018-11-22 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 特に選択された成分の別々の濃縮領域を有する石鹸バー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2267765C (en) Mild cleansing bar compositions
NZ203198A (en) Detergent composition
WO2006030881A1 (ja) 洗浄剤組成物
JPH11293291A (ja) 透明固形石鹸組成物
JPH05255693A (ja) 洗浄剤組成物
JPS5914515B2 (ja) 透明固型洗剤
JP2008111015A (ja) 固形石鹸組成物
JP3375833B2 (ja) 皮膚洗浄剤
JP2004284964A (ja) 固形洗浄剤
JPH10147800A (ja) 透明石鹸組成物およびその製造方法
JP2001140000A (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH0625695A (ja) 洗浄剤組成物
JP2001107097A (ja) 洗浄剤組成物
JPH02231412A (ja) 低刺激性洗浄剤組成物
JPH09125100A (ja) 透明固形洗浄剤
JP3463298B2 (ja) 透明固形洗浄剤
JPH09194893A (ja) 改良された透明固形石鹸
JPH0673395A (ja) 洗浄剤組成物
JP3640265B2 (ja) 固形石鹸組成物
JP2731865B2 (ja) ゲル状洗浄剤
JP2000007554A (ja) 洗浄用の化粧料
JPS6131160B2 (ja)
JP2002060794A (ja) 透明固形石鹸組成物
JP3547728B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2002060795A (ja) 透明固形石鹸組成物