JP2003073695A - ポリン石鹸 - Google Patents

ポリン石鹸

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JP2003073695A
JP2003073695A JP2001314557A JP2001314557A JP2003073695A JP 2003073695 A JP2003073695 A JP 2003073695A JP 2001314557 A JP2001314557 A JP 2001314557A JP 2001314557 A JP2001314557 A JP 2001314557A JP 2003073695 A JP2003073695 A JP 2003073695A
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soap
extract
pollen
beeporin
skin
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JP2001314557A
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Hiroko Morita
寛子 森田
Hitoshi Miyashita
仁志 宮下
Yoshikuni Yamamoto
芳邦 山本
Seiji Totsuka
誠司 戸塚
Ryuichi Hishita
隆一 肥下
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MIKUNI KAGAKU KOGYO KK
TAMAKI KK
Yamamoto Perfumery Co Ltd
Original Assignee
MIKUNI KAGAKU KOGYO KK
TAMAKI KK
Yamamoto Perfumery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】環境を破壊することなく、自然界に存在する
花粉より得たビーポリンエキスを石鹸に配合することに
より、皮膚に保湿効果をもたらす石鹸を得ることを目的
とした。 【構 成】蜂が集めた花粉をアルコール溶液に一定期間
浸漬して抽出し、得たビーポリンエキスを透明石鹸又は
液体石鹸或いは固形石鹸に配合してなるポリン石鹸。 【効 果】ビーポリンエキスの働きにより、皮膚に対す
る保湿効果を持ち、かつ、皮膚を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、蜂が集めた花粉をアル
コール溶液に一定期間、約数週間浸漬して抽出し、得た
ビーポリンエキスを石鹸に配合することにより、皮膚に
保湿効果を持つポリン石鹸を得る。
【０００２】
【従来の技術】従来の石鹸が有する効果は、透明性と起
泡性と低膨張潤性を保持するカルボンサン類を必須の成
分とする（特開平２００１−１２３１９５）、或いは透
明にするための透明剤（特開平０８−２６８８７６）、
長期間保存しても白化し難い透明石鹸（特開平０６−４
１５９５）、透明性と重量の維持安定（特開平０９−３
１００９６）、保湿効果を得るため多価アルコール又は
糖類やカルボン酸誘導体又はその塩から構成されたもの
（特開平０９−２４１６９０）、配合材料に純米醸造酒
を配合し皮膚に保湿感を残し、肌荒れを防ぐ（特開平０
９−４０５４７）等々に重点がおかれた技術であり、保
湿効果を高め、且つ環境を汚染しない技術は存在しなか
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自然界に存
在する天然の物質を利用することにより、環境を破壊す
る化学物質を一切使用せず、人間の皮膚に保湿効果を持
たせ、かつ、これを保護することを目的とするものであ
る。石鹸は、本来「汚れや垢を落とすのに用いられる洗
剤」であり、化学的には高級脂肪酸のアルカリ金属塩で
ある。一般には常温で個体の硬石鹸（ナトリュウム塩）
をさし、ほかに、のり状の軟石鹸（カリュウム塩）粉石
鹸などがある。いずれも水溶液は塩基性を示し、表面張
力を低下させ、起泡力が強い洗剤である。
（「講談社 日本語大辞典」より引用。）上記の如
く本来の浴用石鹸を使用する目的は、人間がその身体に
付着した汚れや垢を取り除くために使用するものであ
る。石鹸の使用により皮膚の表面から垢や汚れが取り除
かれると、必然的に皮膚の表面が直接外気に触れること
となり、このため皮膚の表面に肌荒れを生じることにな
る。本発明によるポリン石鹸を使用して皮膚の汚れや垢
を洗い流すと、汚れや垢が落ちた後の皮膚の表面より、
ポリン石鹸に含有されているビーポリンエキスが浸透
し、その働きによって皮膚の表面が保湿保護され、皮膚
の乾燥や肌荒れを防止する効果がある。
【０００４】
【発明の構成】ビーポリンエキスの基になるビーポリン
（花粉）には、良質の蛋白質、アミノ酸他１９種類に及
ぶビタミン類、活性ミネラル、酵素、補酵素などの必須
栄養素が多量に含まれている。蜜蜂は一回の飛行で１５
００の花々を回ってくると言われているが、その精力的
な活動の源泉は、受粉しながら蜜蜂自身が花粉を食べる
ためであり、本発明は、この驚異的に優れた栄養度を持
つビーポリンに注目した結果、このビーポリンよりビー
ポリンエキスをアルコール溶液に、一定期間即ち、約数
週間浸漬した結果抽出することに成功した。このビーポ
リンエキスを石鹸に配合することにより、その保湿効果
により皮膚の荒れを防止することができる。
【０００５】
【実施例】花粉をアルコール溶液に一定期間浸漬した結
果、得られるビーポリンエキスの割合は、花粉１００グ
ラムよりビーポリンエキス１０グラムを、又、花粉１キ
ログラムよりビーポリンエキスを１００グラム抽出でき
た。これにより花粉の重量の１０％程度のビーポリンエ
キスがえられることが判明した。ビーポリンエキスの濃
度を１％又は１０％のものを作る方法は以下の通りであ
る。即ち、１％濃度のビーポリンエキスを１０００グラ
ム作る場合は、花粉１０グラムにアルコールを９９０グ
ラム配合し、合計１０００グラムとしたものを数週間置
いておくと花粉がアルコールに溶解する。その後花粉の
混じつたアルコール溶液をガーゼなどを使用して、ろ過
すると１％のビーポリンエキスを含有するアルコール溶
液が約１０００グラム得られる。また、１０％濃度のビ
ーポリンエキスを作る場合は、花粉１００グラムにアル
コールを９００グラム配合し合計１０００グラムとした
ものを数週間放置し、花粉がアルコール溶液に溶解した
のをガーゼなどを使用して、ろ過すると１０％のビーポ
リンエキスを含むアルコール溶液が約１０００グラム得
られる。上記の如くビーポリンエキスの濃度は、花粉と
アルコールの量を調節することにより、求める濃度のビ
ーポリンエキスが容易に得ることができる。なお、花粉
とアルコールの測定には、ドイツのメトラー社の製造し
た秤量機器を使用した。このようにして得たビーポリン
エキスを１％配合した石鹸と、ビーポリンエキスを１０
％配合した透明石鹸をそれぞれ使用し、その効果を試し
てみた。その結果、ビーポリンエキスを１０％配合した
透明石鹸は、ビーポリンエキスを１％配合した透明石鹸
と比較した場合、明瞭に皮膚の保湿効果が高くなってい
ることがわかり、これによって「皮膚の表面がツヤツヤ
し、シットリとする」という大きな効果を得られること
が証明された。
【０００６】
【発明の効果】ビーポリンエキスを配合した石鹸を使用
すると、皮膚はビーポリンエキスが含有している良質の
蛋白質、アミノ酸、１９種類のビタミン類、活性ミネラ
ル、酵素、補酵素などの栄養素を吸収する。皮膚はこの
働きによって、シットリとし、ツヤツヤとした深い潤い
が得られるという優れた保湿効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 仁志 東京都葛飾区西新小岩５−25−27 (72)発明者 山本 芳邦 兵庫県芦屋市大原町17−17 (72)発明者 戸塚 誠司 京都府相楽郡加茂町南加茂台８−８−３ (72)発明者 肥下 隆一 大阪府大阪狭山市半田１−45−１ 藤和ラ イブ タウン金剛607号 Ｆターム(参考） 4H003 AB03 DA02 EB04 EB43 FA10 FA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 １】蜂が集めた花粉をアルコール溶液に一定
    期間浸漬して抽出し、得たビーポリンエキスを透明石鹸
    に配合してなる保湿効果を持つポリン石鹸。
  2. 【請求項 ２】請求項 １に記載するビーポリンエキス
    を液体石鹸（ボディソープ）に配合してなる保湿効果を
    持つポリン石鹸。
  3. 【請求項 ３】請求項 １に記載するビーポリンエキス
    を固形石鹸に配合してなる保湿効果を持つポリン石鹸。
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