JPS6357697A - 皮膚洗浄料 - Google Patents

皮膚洗浄料

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JPS6357697A
JPS6357697A JP20259186A JP20259186A JPS6357697A JP S6357697 A JPS6357697 A JP S6357697A JP 20259186 A JP20259186 A JP 20259186A JP 20259186 A JP20259186 A JP 20259186A JP S6357697 A JPS6357697 A JP S6357697A
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嘉子 佐藤
康晴 川尻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は洗浄料、ざらに詳しくは洗浄による肌のつっば
り感やかきつき感を防ぎ、肌荒れの生ずるのを防ぐ効果
に優れた洗浄料に関する。
[従来の技術] 洗浄料は種々の汚れなどを落とすのに用いられるでおり
、洗浄力を高めると肌荒れを生じやすく、充分汚れを落
としながら肌荒れ防止効果のある薬効剤の開発は待望さ
れているが、かかる効果を有する薬効剤は現在までまだ
見出されていない。
従来、天然物から抽出した各種原料、たとえばタンパク
質、多糖、抽出エキス、天然高分子等が、その使用効果
が特徴的であるため洗浄料に配合されてきた。しかしそ
の効果はいまだ十分でなく効果を期待するには、およば
なかった。
[発明が解決しようとする問題点] かかる現状に鑑み、本発明者らは洗浄による肌のつ)」
fり感やかきつき感を防ぎ、肌荒れの生ずるのをη斗 
果を高める方法はないものかと鋭意研究した結ゝ;、ボ
タン科植物またはその抽出液を配合することによって、
この目的が達成できることを見出して本発明を完成する
に至った。
[問題点を解決するための手段J すなわち、本発明はボタン科植物またはその抽出液から
の1種または、2種以上を配合することを特徴とする洗
浄料を提供するものである。
以下、本発明の構成について詳述する。 本発明に使用
される、ボタン科植物はシャクヤク、ボタン等がある。
例えばシャクヤク、ボタンは打撲薬、婦人薬として漢方
製剤、生薬製剤の一成分として用いられているが、その
ほとんどが内服剤としてであり、洗浄料に配合された例
は見当らない。
ボタン科植物は、粉末として洗浄料に配合しても良いし
、適当な溶媒で抽出した抽出液として配合しても良い。
抽出法は、溶媒、例えば水、メタノールやエタノールの
ような低級アルコール、含水低級アルコールなどのよう
な適当な溶媒中でシャクヤク、ボタンなどの全草や根茎
を加熱還流し、濾過して得ることができ、一般にはこの
抽出液を濃縮して使用する。このような方法で得られた
抽出液は、溶媒を留去後ざらに、1.3−ブチレングリ
コールのような溶媒に溶解したり、または得られた液を
適当に濃縮した濃縮物として、本発明に使用することも
できる。別の方法として、シャクヤクの根茎を前記した
適当な抽出溶媒で抽出して得られる抽出物、あるいはシ
ャクヤク、ボタンの根茎を熱水で抽出して得られる抽出
物をシリカゲルクロマトグラフィーなどの吸着系クロマ
トグラフィーを用いて分画して得られる抽出物を用いる
こともできる。
本発明におけるシャクヤク、ボタンなどのボタン科植物
の配合量は、洗浄料金量中、乾燥重量で0.001〜1
0重量%、好ましくは0.05〜5重量%で、ざらに好
ましくは、0.01〜1重量%である。0.001重量
%未満では、その効果は配合してもあまり期待できない
。10%を超えると、製品の製造工程上好ましくない。
また抽出物の乾燥残渣の配合量では洗浄料全量中o、0
001〜1重量%、好ましくはo、oo5〜0゜5重量
%で、ざらに好ましくは、o、oi〜0゜1重量%であ
る。0.001重量%未満では、配合しても本発明の効
果が発揮されない。
本発明の洗浄料は前記の必須成分に加えて必要に応じて
、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品等
に一般に用いられる各種成分、すなわち水性成分、粉末
成分、油分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸
化防止剤、香料、色材、紫外線吸収剤、薬剤等を配合す
ることができる。また本発明の洗浄料の剤型は任意であ
り、例えば化粧水等の可溶化系、乳液、クリームなどの
乳化系あるいは軟膏、粉末分散系、固形等、どのような
剤型でも構わない。
また、本発明の洗浄料の用途も任意である。
[実施例〕 つぎに、試験例および実施例によって本発明をざらに詳
細に説明する。試験例1.2は洗浄剤の一般的な試験法
である。なお、本発明は、これによって限定されるもの
ではない。配合量は重量%である。
試験例1.刺激性(官能評価) 実施例1の液体洗浄剤組成物1%水溶液(350c)を
用いて、モルモット20匹よる浸漬試験による評価であ
る。即ち、1分間の浸漬乾燥操作を1日1回3日間行い
、最終浸漬の24時間後の肌あれの程度を以下の基準で
視覚判定する。
O:皮膚荒れ殆どなし △:皮膚の角質表層に一部落屑性変化あり×:3割以上
に乾燥落屑性変化あり 表1 第1表に示すように、ボタン科植物抽出物残渣を添加し
たものはコントロールに比べていずれも顕著な効果を示
した。
試験例2.実使用テスト 実施例2の処方のクレンジングフオームにおいてボタン
科植物(シャクヤク)抽出液を0重量%、2重量%と変
化きせたクレンジングフオームで人体パネルで洗顔後の
肌荒れ防止試験を行った。すなわち、女性g1康人(顔
面)の皮膚表面形態をミリスチン樹脂によるレプリカ法
を用いて肌のレプリカをとり顕微鏡(17倍)にて観察
する。
皮紋の状態および角層の剥離状態から表−2に示す基準
にもとずいて肌荒れ評価1.2と判断された者(肌荒れ
パネル)40名を用い、20名には実施例1で得たクレ
ンジングフオームを用いて1週間、他の20名にはシャ
クヤク抽出液を配合しないクレンジングフオームを用い
て1週間1日2回洗顔した。使用テスト終了した24時
間後再びレプリカを採り肌の状態を観察し、表−2の判
断基準に従って評価した。
表−2 結果を表−3に示す。
(以下余白) 表−3 この結果よりシャクヤクの抽出物を配合した洗浄料を使
用した顔面部位は他の洗浄料を使用した顔面部位と比較
し、顕著な肌荒れ防止効果が認められた。
実施例1 液体洗浄剤 グリセリン             8.0%香料 
               適量アルキルベンゼン
スルフオン酸ナトリウム7.0 ボタン抽出物*1.0 水                 残余合計   
           100.0”製法 ボタンなど
ボタン科植物の根10Kgを充分水洗し、約5mmに細
切したものに40%エタノール801を加え、50°C
にて2日間浸漬する。この抽出液を濾過し、濾液を40
°Cで5時間攪拌し、析出した沈澱物を濾過して除く。
この濾液を減圧蒸溜し、濃縮する。
実施例2 クレンジングフオーム ミリスチン酸          15,0%ステアリ
ン酸          10.0ラウリン酸    
         5.0ステアリン酸モノグリセライ
ド   1.0t11製ラノリン          
  1.0香料・防腐剤・酸化防止剤      適量
水酸化カリウム          6.5シャクヤク
抽出液※        2.0ソルビトール    
      20.0精製水            
   残余合計             100.0
※シヤクヤクの根を充分水洗し、粉末にしたもの20部
に、70%エタノール120部を加え、室温にて10日
間時々攪拌しながら抽出を行い、濾別して約100部の
抽出液を得る。
実施例3 石鹸 カルボキシメチルセルロース   8.0%過脂肪剤 
           2.0石鹸素地       
    50.0ラウリル硫酸トリエタノールアミン 30.0 グリセリン           2.0シヤクヤク抽
出液※       0.02香料         
     0.5酸化防止剤           適
量防腐剤             適量精製水   
          残余※シャクヤクの根を充分水洗
し、粉末にしたもの5Kgに水101を加え、10時間
加熱還流して濾過し、得られた濾液を3日間静置し、濾
過し濾液に水を加え、全量101とした。
実施例3 ボディシャンプー グリセリン            16.0%脂肪酸
               7.0シヤクヤク抽出
液※         0.5水酸化カリウム(85%
)      10.0ビタミンEアセテート    
    0.05香Pl              
   O,3防腐剤               適
量へキサメタリン酸ナトリウム     0.05精製
水               残余合計     
         100.0※シヤクヤクの根を充分
水洗し、約5II11に細切したもの10Kgに1.3
−ブチレングリコール501を加え、50’ cで2日
間浸漬した。これを濾過し、濾液を室温で5時間攪拌し
、析出した沈澱物を濾過して除去した。濾液は1.3−
ブチレンゲリコールを加え、全量501とした。
実施例4 クレンジングクリーム Δ。
セタノール             0.5%ワセリ
ン              2.0スクワラン  
           7.0自己乳化型モノステアリ
ン酸グリセリン2.5 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアリン酸エステ
ル(20E、O,)       1.5ポホバ油  
            5.OB。
プロピレングリコール        5.0グリセリ
ン            5.0ボタン抽出液※  
          2.0ビーガム(モンモリロナイ
ト)1.0 水酸化カリウム           0.3ヒアルロ
ン酸ナトリウム       0.01精製水    
           残余合計          
    100.0※ボタンの根を充分水洗し、約5m
mに細切したもの10Kgにエタノール501を加え、
50°Cで2日間浸漬した。これを濾過し、濾液を室温
で5時間攪拌し、析出した沈澱物を濾過して除去した。
濾液はエタノールを留去し残留物に1.3−ブチレング
リコールを加え、全量501とした。
実施例5 クレンジングローション A、エタノール           5.0%POE
オレイルアルコールエーテル2.02−エチルへキシル
−P−ジメチルアミノベンゾエート         
   0.05香料              0.
05B、1.3ブチレングリコール   10.0ボタ
ン抽出液※         1.0グリセリン   
        5.0色素            
  適量精製水             残余合計 
           100.0※ボタンの根を充分
水洗し、粉末にしたもの5Kgに水101を加え、10
時間加熱還流して濾過し、得られた濾液を3日間静置し
、濾過し濾液に水を加え、全量101とした。
[発明の効果コ 本発明の洗浄料は、ボタン科植物またはその抽出液から
のを配合することにより、洗浄による肌のつっばり感や
かぎつき感を防ぎ、肌荒れの生ずるのを防ぐ効果に優れ
た利点を持っている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボタン科植物またはその抽出液から選ばれた1種
    または2種以上を配合することを特徴とする洗浄料。
  2. (2)ボタン科植物が、シャクヤクまたはボタンである
    特許請求範囲第1項記載の洗浄料。
  3. (3)ボタン科植物から選ばれた1種または2種以上を
    乾燥した物として合計で0.001%から10%(重量
    %)含有する特許請求範囲第1項または第2項記載の洗
    浄料。
  4. (4)ボタン科植物の抽出液から選ばれた1種または2
    種以上を乾燥残留物として合計で0.0001%から1
    %(重量%)含有する特許請求範囲第1項または第2項
    記載の洗浄料。
JP61202591A 1986-08-28 1986-08-28 皮膚洗浄料 Expired - Lifetime JPH0676597B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1216617A3 (en) * 2000-12-23 2002-11-27 Naturobiotech Co., Ltd. Composition with acaricidal activity derived from plants
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