JPS61137809A - 化粧品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、新規な有効成分を配合した各種化粧品に関す
る。

（従来の技術） 従来１人の美粧を目的とした化粧品として、各種の化粧
品１石鹸、クリーム、ヘヤートニック。

ホテーローション、オーデコロン、シャンツー、リンス
等が広く使用され、これうの各種化粧品等には種々の天
然香料、合成香料が配合されている。

（発明が解決しようとしている問題点）上記の如き、従
来の各種化粧品等には、種々の天然香料１合成香料が配
合されており、これ峰の配合された香料によって、人体
の皮膚が悪影響常置けたり、化粧品それ自体の品質が損
なわれたりすることが多い、またこのような悪影響が無
い場合であっても、これらの香料は皮膚臭（体臭）をマ
スキングするものであるため、望ましくない皮膚臭を十
分に除去できず使用後も皮膚臭が残るという問題がある
。

本発明者は上述の如き従来技術の化粧品における香料の
種々の欠点を解決すべく鋭意研究の結果、ある特定の天
然物の抽出液を従来の香料に代えて各種化粧品に配合す
るときは、上述の如き従来技術の欠点が十分に解決でき
ることを知見して本発明を完成した。

（問題点を解決するための手段） すなわち、本発明は、ウーロン茶の抽出液を配合したこ
とを特徴とする化粧品である。

本発明を更に詳細、に説明すると、本発明において使用
し、主として本発明を特徴づけるウーロン茶の抽出液と
は、従来良く知られているウーロン茶あるいは好ましく
はそれらの薬層を、水、あるいはアルコール、エチレン
グリコール、グリセリン、ポリプロピレングリコール等
の親水性有機溶剤あるいは゛これらの混合物により、約
５０〜１００℃あるいはそれ以上の温度で抽出処理して
得られるものであって、本発明においてはこれらの抽出
液をそのまま使用することができる。またこれらの抽出
液の固型分濃度はいかなる濃度でもよいが、あまり薄い
と有効性が低く、また、あまりにも濃厚すぎるとその使
用が困難となるので、一般的にはブリックス濃度が約７
０〜７８％程度の濃厚液として使用するのが好適である
。

本発明の化粧品は、上記の如きウーロン茶の抽出液を各
種の化粧品に適量配合することによって得られる０本発
明において、上記のウーロン茶の抽出液を配合する「化
其品」とは、各種化粧品の外１石齢、クリーム、ヘヤー
トニック、ポデーローション、オーデコロン、シャンプ
ー、リンス等をも包含するものである。これらの各種化
粧品それ自体は、すべて従来公知のものでよく１、また
従来使用されている天然または合成の香料が既に配合さ
れているものでもよいし、また配合されていないもので
もよい、好ましいものは配合されていないものであるが
、配合されているものであっても、前述の如きウーロン
茶の抽出液を配合することによって本発明の目的が達成
される。

本発明において、ウーロン茶の抽出液の化粧品等に対す
る配合割合は、一般的には、化粧品の重量の０．０１〜
３重賃％程度であるが、例えば、各種化粧用クリームに
対しては、約Ｏ８１％前後、その他の化粧品には、０．
０１％前後、そして石鹸等の洗剤、リンス、シャンプー
等には、約２％前後の配合量が好適である。

ウーロン茶の抽出液の配合方法は、上記の如き各種化粧
品等の製造工程時に所定の割合で配合するのが好ましい
が、すでに製造された化粧品中に配合しても同効である
。

（作用・効果） 以上の如き本発明の化粧品は、これを人の美粧、すなわ
ち従来の化粧品と同様に使用すると。

皮膚をしっとりと柔かくし、望ましくない皮膚臭を消す
ことができ、非常にされやかな感触と香気を生じるもの
であり、また、洗剤類においては、皮膚を荒すことなく
、優れた洗浄効果を与えることができる。

このような作用と効果は、ウーロン茶の抽出液中には、
リナロール、リナロールオキサイド、ｌ−オクテン−３
−オールの如き天然の脂肪酸成分が含まれており、これ
らの成分が、化粧品の原料中の脂肪酸成分と相互に作用
して相開効果を生じるためであり、またウーロン茶の抽
出液中には香気成分として、ゲラニオールが多量に含ま
れているため、されやかな香気効果を与えるものである
。更にウーロン茶の抽出液中には、ビタミンが１．２６
５ｇ／ｇ、そしてビタミンＣが４．２９５ｇ／ｇと多量
に含まれており、これらの成分が皮膚に栄養効果を与え
るものと考えられている。

次に実施例をあげて本発明を更に具体的に説明する。な
お１文中％とあるのは重量基準である。

実施例１ ウーロン茶の薬層１００ｇを６００ｇの水に入れ、６０
〜７０℃の温度で１〜２時Ｍ（１回目）、１〜２時間（
２回目）、１〜２時間（３回目）と３回抽出処理を行い
、適当に濃縮して、ブリックス７０〜７８、固型分濃度
５０％の抽出液（ＰＨ５、２〜５．６）を得た。この抽
出液を各種化粧品に対して下記の割合で配合して本発明
の化粧品を得た。

上記のウーロン茶 −」ニー皿−」ｉ−・８ 石　　触　　　　　　　　　　　　　　１　、θ〜　１
　、５％クリーム　　　　　　　　　０．０５％へヤー
ドニック　　　　　　０．０１％ボデーローション　　
　　　１．０％ オーデコロン　　　　　　　ｏ、ｏｉ％シャンプー　　
　　　　　　　１．０％リンス　　　　　　　　　　　
１，０％上記の本発明の化粧品をパネラ−１Ｏ人により
、パネルテストを行ったところ、下記の結果が得られ、
ウーロン茶の抽出液を配合した本発明の化粧品の優秀性
が明らかにされた。

１−一一−Ｊ　　ざらつく　しっとりとして柔い／−、
強すぎる　されやかで柔い Ｌ−」し−五　　残る　　　完全にとれる特許出願人　
　サンアイ化学工業株式会社兼　　松　　　　昇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウーロン茶の抽出液を配合したことを特徴とする化粧品
   。