JP2002060794A - 透明固形石鹸組成物 - Google Patents

透明固形石鹸組成物

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JP2002060794A
JP2002060794A JP2000253493A JP2000253493A JP2002060794A JP 2002060794 A JP2002060794 A JP 2002060794A JP 2000253493 A JP2000253493 A JP 2000253493A JP 2000253493 A JP2000253493 A JP 2000253493A JP 2002060794 A JP2002060794 A JP 2002060794A
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fatty acid
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transparent solid
soap composition
soap
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JP2000253493A
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English (en)
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Kazuhiko Yamashina
和彦 山品
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄後の良好なしっとり感を有し、クリーミ
ィな泡質を有し、しかも良好な透明性や固形物性を有す
る透明固形石鹸組成物を提供する。 【解決手段】 成分(A):脂肪酸石鹸、 成分(B):多価アルコール、 および成分(C):一般式(1) 【化1】 [式中、R1は炭素数5ないし21の無置換または少な
くとも1個のヒドロキシル基により置換された直鎖もし
くは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、X
はオキシプロピレン基を示し、nは0.5ないし10の
平均付加モル数を示す。]で表されるポリオキシプロピ
レン脂肪酸アルカノールアミド、を必須成分として含有
することを特徴とする透明固形石鹸組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄後のしっとり
感に優れ、洗浄時の泡質が細かくクリーミィーでしかも
良好な透明性や固形物性を有する透明固形石鹸組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】身体を洗浄する洗浄剤組成物としては古
来より高級脂肪酸塩の固形物、いわゆる「石鹸」が用い
られており現在でも身体洗浄剤の主流である。
【0003】そして、この石鹸に高級感を持たせる目的
で、多価アルコールや糖類等の透明化剤などを配合し透
明にしたいわゆる「透明石鹸」が現在の身体洗浄剤市場
の一部を占めている。
【0004】外観的に美的要素の高い固形の透明石鹸
は、単に贈答用石鹸としてだけでなく、女性の洗顔用石
鹸として広く使用されている。
【0005】従来の透明石鹸は、一般的な非透明な固形
石鹸と同様に、牛脂やヤシ油などの原料油脂をカセイソ
ーダでケン化して得られる脂肪酸石鹸(脂肪酸アルカリ
金属塩)に、エタノールやグリセリンなどの多価アルコ
ールや砂糖等の透明化剤を添加して撹拌しながら約80
℃で加熱した後、冷却固化し乾燥する工程を経て製造さ
れている。
【0006】ところで、透明化剤として使用されている
多価アルコール、例えばグリセリンは、一般的な保湿剤
成分としても知られているが、透明石鹸に配合された場
合には、使用時に容易に洗い落とされてしまうために、
透明石鹸に十分な「しっとり感」を付与することができ
ない。従って、このような従来の透明石鹸を女性の洗顔
用石鹸として使用する場合には、洗浄後の皮膚がかさつ
く等の問題点があり、透明石鹸の皮膚に対する洗浄後の
しっとり感をより改善することが強く求められている。
【0007】透明石鹸の使用後のかさつき感を軽減化す
るため、一般的に知られている保湿剤を配合した場合に
は、例えば、透明性が低下したり、水や湯に対して非常
に溶け崩れ易くなったり、透明石鹸製造の際の乾燥工程
における石鹸硬度が不足したりするという問題がある。
【0008】また、透明固形石鹸組成物中の多価アルコ
ール類等は、透明石鹸の泡質にも影響を与え、非透明な
固形石鹸に比較して、泡質が荒くなる傾向があり、より
クリーミィーな泡質が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の課題を解決しようとするものであり、洗浄後
の良好なしっとり感を有し、クリーミィな泡質を有し、
しかも良好な透明性や固形物性を有する透明固形石鹸組
成物を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、透明石鹸
に特定のポリオキシプロピレン脂肪酸アルカノールアミ
ドを配合することにより上述の目的を達成することがで
きることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0011】すなわち、本発明は、 成分(A):脂肪酸石鹸、 成分(B):多価アルコール、 および成分(C):一般式(1)
【0012】
【化3】
【0013】[式中、R1は炭素数5ないし21の無置
換または少なくとも1個のヒドロキシル基により置換さ
れた直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル
基を表し、Xはオキシプロピレン基を示し、nは0.5
ないし10の平均付加モル数を示す。]で表されるポリ
オキシプロピレン脂肪酸アルカノールアミド、を必須成
分として含有することを特徴とする透明固形石鹸組成物
に関するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明の透明固形石鹸組成物は、成分
(A)として脂肪酸石鹸を含有する。このような脂肪酸
石鹸としては、種々の脂肪酸石鹸を使用することができ
るが、脂肪酸石鹸を構成する脂肪酸は炭素数8〜22の
ものであることが好ましい。また、脂肪酸石鹸を構成す
る脂肪酸としては、直鎖、分岐、あるいは飽和、不飽和
を問わず使用することができ、単独で使用してもよく、
複数種を併せて使用してもよい。このような脂肪酸とし
ては、例えば牛脂、羊油等の動物油脂、ヤシ油、パーム
核油、大豆油、オリーブ油、綿実油等の植物油脂などを
常法により高圧分解して得た脂肪酸混合物や、これらを
分離精製して得られるラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、パルミトオレイ
ン酸、オレイン酸、イソミリスチン酸、イソパルミチン
酸およびイソステアリン酸等の単独または複数種の混合
物を使用することができる。
【0016】また、脂肪酸石鹸を構成する脂肪酸の対イ
オンとしては、リチウム、カリウム、ナトリウム等のア
ルカリ金属原子、アンモニウム基、炭素数2または3の
ヒドロキシアルキル基を有するアルカノールアミンまた
は塩基性アミノ酸のカチオン残基等を挙げることができ
る。
【0017】成分(A):脂肪酸石鹸の透明固形石鹸組
成物当たりの配合量は、当該脂肪酸石鹸の種類や、所望
の石鹸硬度などに応じて適宜定めることができるが、好
ましくは20〜50重量%、より好ましくは25〜45
重量%である。
【0018】20重量%未満では、固形化が困難であ
り、50重量%を越えて配合すると、部分的な結晶析出
が発生し、特に低温保存においては透明性が著しく損な
われ、失透することがあり好ましくない。
【0019】本発明の透明固形石鹸組成物は、成分
(B)として多価アルコールを含有する。成分(B)は
透明化剤として機能しており、従来の透明石鹸において
用いられているものと同様のものである。
【0020】本発明における多価アルコールとは、一分
子中に2個以上のヒドロキシ基を有する化合物である。
【0021】2価の多価アルコールとしては、例えば、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられ
る。3価の多価アルコールとしては、グリセリン等が挙
げられる。4価以上の多価アルコールとしては、ショ
糖、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトール、マルチト
ール、トレハロース、マルトース、プルラン、ペクチ
ン、乳糖、キシリット、カラギーナン、アルギン酸等を
挙げることができる。
【0022】これらの多価アルコールは、単独で使用し
てもよく、2種以上を併用してもよい。
【0023】これらの多価アルコールの透明固形石鹸組
成物当たりの配合量は、透明固形石鹸組成物製造方法に
よって好適値が異なる。すなわち、石鹸分の溶解促進剤
としてエタノール、イソプロパノール等の低級アルコー
ルを使用して乾燥する通常の透明石鹸類の製造方法で
は、この場合の多価アルコールの配合量は、脂肪酸石鹸
を十分に透明化させるために、好ましくは10〜20重
量%、より好ましくは13〜17重量%である。
【0024】また、乾燥期間の短縮を行う目的で脂肪酸
石鹸分の溶解促進剤として低級アルコールを使用しない
場合は、透明固形石鹸組成物製造時、石鹸分の溶解を配
合組成物中の多価アルコールにより促進させる必要があ
るため、多価アルコールの配合比率を30〜60重量
%、好ましくは35〜45重量%と多めに使用する必要
がある。この時、好適には多価アルコールの組成を多価
アルコール総量当たり、2価の多価アルコールの比率が
10〜90重量%、3価の多価アルコールが0〜80重
量%および4価以上の多価アルコールが10〜60重量
%の範囲内であることがさらに製造が容易となり、透明
性が向上する点から望ましい。
【0025】本発明の透明固形石鹸組成物は、成分
(C)として一般式(1)
【0026】
【化4】
【0027】[式中、R1は炭素数5ないし21の無置
換または少なくとも1個のヒドロキシル基により置換さ
れた直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル
基を表し、Xはオキシプロピレン基を示し、nは0.5
ないし10の平均付加モル数を示す。]で表されるポリ
オキシプロピレン脂肪酸アルカノールアミドを含有す
る。
【0028】成分(C)は、透明固形石鹸組成物の安定
化剤、起泡改質剤としても機能しており、透明固形石鹸
組成物に配合された場合に、透明性や固形物性(耐溶け
崩れ性、石鹸硬度)を劣化させないものである。また、
透明石鹸を使用した際に、その多くは洗い落とされる
が、皮膚上に残存するわずかな量のものが皮膚に良好な
しっとり感を付与することができる。
【0029】前記一般式(1)で表される成分(C)の
ポリオキシプロピレン脂肪酸アルコールアミドは、炭素
数6ないし20の直鎖もしくは分岐鎖の飽和または不飽
和の脂肪酸のイソプロパノールアミドにプロピレンオキ
サイドを付加させることにより製造される。一般式
(1)におけるオキシプロピレン基の平均付加モル数n
は、0.5〜10、好ましくは0.7〜1.5である。
nが0.5未満の場合は、透明固形石鹸組成物が低温保
存時に失透する場合があり好ましくない。また、平均付
加モル数nが10を越える場合は、本発明の特徴である
洗浄後のしっとり感が不充分であるため好ましくない。
【0030】このような成分(C)の好適な具体例を示
すと、ポリオキシプロピレン(0.5)ラウリン酸イソ
プロパノールアミド、ポリオキシプロピレン(1)ラウ
リン酸イソプロパノールアミド、ポリオキシプロピレン
(1.5)ラウリン酸イソプロパノールアミド、ポリオ
キシプロピレン(2)ラウリン酸イソプロパノールアミ
ド、ポリオキシプロピレン(5)ラウリン酸イソプロパ
ノールアミド、ポリオキシプロピレン(10)ラウリン
酸イソプロパノールアミド、ポリオキシプロピレン
(1)ミリスチン酸イソプロパノールアミド、ポリオキ
シプロピレン(2)ミリスチン酸イソプロパノールアミ
ド、ポリオキシプロピレン(5)ミリスチン酸イソプロ
パノールアミド、ポリオキシプロピレン(10)ミリス
チン酸イソプロパノールアミド、ポリオキシプロピレン
(2)オレイン酸イソプロパノールアミド、ポリオキシ
プロピレン(5)オレイン酸イソプロパノールアミド、
ポリオキシプロピレン(10)オレイン酸イソプロパノ
ールアミド、ポリオキシプロピレン(5)パルミチン酸
イソプロパノールアミド、ポリオキシプロピレン(1
0)パルミチン酸イソプロパノールアミド、ポリオキシ
プロピレン(0.5)ヤシ油脂肪酸イソプロパノールア
ミド、ポリオキシプロピレン(0.8)ヤシ油脂肪酸イ
ソプロパノールアミド、ポリオキシプロピレン(1)ヤ
シ油脂肪酸イソプロパノールアミド、ポリオキシプロピ
レン(1.4)ヤシ油脂肪酸イソプロパノールアミド、
ポリオキシプロピレン(1.8)ヤシ油脂肪酸イソプロ
パノールアミド、ポリオキシプロピレン(2)ヤシ油脂
肪酸イソプロパノールアミド、ポリオキシプロピレン
(5)ヤシ油脂肪酸イソプロパノールアミド、ポリオキ
シプロピレン(2)パーム核油脂肪酸イソプロパノール
アミド、ポリオキシプロピレン(5)パーム核油脂肪酸
イソプロパノールアミドなどが挙げられる(上記例示の
うち、カッコ内の数字はオキシプロピレン基の平均付加
モル数を示す)。
【0031】本発明の透明固形石鹸組成物には、上述の
成分(A)、(B)及び(C)に加えて、透明化促進剤
として成分(D)として下記一般式(2)
【0032】
【化5】
【0033】[式中R2は、炭素数7ないし19の飽和
または不飽和の炭化水素基を表し、M1およびM2は、お
のおの独立に水素原子、アンモニウム基、アルカリ金属
原子、アルカノールアミンまたは塩基性アミノ酸のカチ
オン残基を表す。]で表されるN−アシルグルタミン酸
塩を配合することが望ましい。
【0034】成分(D)のN−アシルグルタミン酸塩を
具体的に示すと、N−ココイル−L−グルタミン酸モノ
ナトリウム、N−混合脂肪酸アシル(C8〜C20)−L
−グルタミン酸モノナトリウム、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸モノナトリウム、N−ココイル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン、N−ココイル−L
−グルタミン酸モノ−L−リジン塩等が挙げられる。
【0035】N−アシルグルタミン酸塩を配合しなくて
も、透明性は保てるが、透明固形石鹸組成物当たりN−
アシルグルタミン酸塩を0.1〜5重量%、好適には
1.0〜2.0重量%添加することにより、透明石鹸の
透明性をさらに高めることができる。N−アシルグルタ
ミン酸塩の配合量が0.1重量%未満では透明性の顕著
な上昇が確認されず、5重量%を越えて配合すると、透
明固形石鹸組成物の硬度が不足する等の問題点があり好
ましくない。
【0036】本発明の透明固形石鹸組成物には、以上の
成分(A)、成分(B)および成分(C)を必須成分と
して含有するが、起泡性向上のために、成分(E)とし
て高級脂肪酸、好ましくは炭素数12〜18のヤシ油脂
肪酸などの高級脂肪酸を配合することが好ましい。この
ような高級脂肪酸の配合量は、好ましくは3〜20重量
%、より好ましくは5〜15重量%である。
【0037】また、本透明固形石鹸組成物には、金属封
鎖剤の1種又は2種以上配合しても良い。
【0038】金属捕捉剤としては、 エチレンジアミン
四酢酸(EDTA)、1−ヒドロキシエタン−1,1−
ジホスホン酸(HEDP)等が挙げられ、透明固形石鹸
組成物当たりの配合量は、好ましくは0.01〜1.0
重量%、より好ましくは0.05〜0.3重量%であ
る。
【0039】また、本発明の透明固形石鹸組成物には、
さらに透明石鹸の匂いの安定性をより高めるために酸化
防止剤としてジブチルヒドロキシトルエンを含有させて
もよい。特に石鹸組成物中に不飽和脂肪酸比率により酸
化防止剤の配合量は適時変更しうるが、好ましくは1〜
1000ppm、より好ましくは50〜300ppmで
ある。
【0040】本発明の透明固形石鹸組成物には、さらに
透明性を向上させるために、ポリオキシエチレン型およ
び/またはポリオキシプロピレン型非イオン界面活性剤
を配合してもよい。このような目的で配合されるポリオ
キシエチレン型および/またはポリオキシプロピレン型
非イオン界面活性剤としては、POEソルビタンモノラ
ウリレート、POEソルビタンモノオレエート、POE
ソルビタントリオレエート、POEソルビタンモノイソ
ステアレート、POEラウリルエーテル、POEセチル
エーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリル
エーテル、POEベヘニルエーテル、POEヘキシルデ
シルエーテル、POEデシルテトラデシルエーテル、P
OE還元ラノリン、 POEラノリンアルコール、PO
Eフィトステロール、POEまたはPOPセチルエーテ
ル、POEまたはPOPデシルテトラデシルエーテル、
POEノニルフェニルエーテル、POEヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油等を挙げることができる。これらのポリ
オキシエチレン型および/またはポリオキシプロピレン
型非イオン界面活性剤におけるポリオキシエチレン、ポ
リオキシプロピレンの付加モル数は、1〜100が好ま
しく、また、配合量は透明固形石鹸組成物当たり0.5
〜7重量%が好ましい。
【0041】さらに、本発明の透明固形石鹸組成物には
上記成分に加えて、必要に応じて、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩等のスルホン
酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタ
ノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル
硫酸エステル塩、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、 POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム等のPO
Eアルキルエーテル硫酸エステル塩、高級アルコールリ
ン酸エステル類、2−ヤシ油アルキル−N−カルボキシ
エチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2
−パーム核油アルキル−N−カルボキシエチルヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型
両性界面活性剤、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂
肪酸アミドプロピルベタイン等のアミドプロピルベタイ
ン型の両性界面活性剤、ココイルメチルタウリンナトリ
ウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム等のアシル
メチルタウリン塩、ヤシ油脂肪酸アシル加水分解シルク
ペプタイド、ラウロイル加水分解シルクペプタイド、パ
ーム核油脂肪酸アシル加水分解シルクペプタイド、ヤシ
脂肪酸アシル加水分解コラーゲンペプタイド、ラウロイ
ル加水分解コラーゲンペプタイド、パーム核油脂肪酸ア
シル加水分解コラーゲンペプタイド、ヤシ脂肪酸アシル
加水分解カゼインペプタイド、ラウロイル加水分解カゼ
インペプタイド、パーム核油脂肪酸アシル加水分解カゼ
インペプタイド、ヤシ脂肪酸アシル加水分解ケラチンペ
プタイド、ラウロイル加水分解ケラチンペプタイド、パ
ーム核油脂肪酸アシル加水分解ケラチンペプタイド等の
蛋白加水分解物のアシル化物、スルホコハク酸ラウリル
二ナトリウム、POE(1〜4)スルホコハク酸ラウリ
ル二ナトリウム、スルホコハク酸POE(5)ラウロイ
ルエタノールアミド二ナトリウム、オレイン酸アミドス
ルホコハク酸ラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸
型界面活性剤、アシル化イセチオネート、脂肪酸アミド
エーテルサルフェート、モノアルキルリン酸エステル、
さらに、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸モノエタノ
ールアミド、POE脂肪酸モノエタノールアミド、アミ
ンオキサイド、POEアルキルフェニーエーテル等の非
イオン界面活性剤、さらに、塩化ラウリルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ジステアリルトリメチルアンモニウム等のカチオン
界面活性剤、N−2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウ
リン酸アミドエチルグリシン、N−2−ヒドロキシエチ
ル−N−2−ヤシ油脂肪酸アミドエチルグリシン、N−
2−ヒドロキシエチル−N−2−ラウリン酸アミドエチ
ル−β−アラニン、N−2−ヒドロキシエチル−N−2
−ヤシ油脂肪酸アミドエチル−β−アラニン、N−2−
(カルボキシメチル)−N−{2−{N’−(2−ヒド
ロキシエチル)ラウリン酸アミド}エチル}グリシン、
N−2−(カルボキシメチル)−N−{2−{N’(2
−ヒドロキシエチル)ヤシ油脂肪酸アミド}エチル}グ
リシン等の界面活性剤を用いることができる。
【0042】本発明の透明固形石鹸組成物には、必要に
応じて、エステル油等のエモリエント剤、ヒアルロン
酸、キチン、キトサン等の保湿剤、アロエエキス、胎盤
抽出エキス等の細胞賦活剤、アラントイン、グリチルリ
チン酸塩等の消炎剤、香料、色素を加えることができ
る。
【0043】本発明の透明固形石鹸組成物は、所定の成
分を加熱溶解した後、型に注入し、冷却、固化して、切
断、磨き、型打ちすることにより製造することができ
る。
【0044】本発明の透明固形石鹸組成物は常法により
製造することができる。例えば、脂肪酸石鹸分の溶解促
進剤にエタノール等の低級アルコールを使用する場合、
成分(D)の高級脂肪酸、エタノール、成分(B)の多
価アルコールおよび水を混合して加熱溶解する。この溶
液に、成分(A)の脂肪酸石鹸(石鹸用素地)、成分
(C)のポリオキシプロピレン脂肪酸アルカノールアミ
ド、さらに他の成分を必要に応じて添加し、十分に混合
し溶解した後、冷却固化し、所定の大きさと形状に切断
する。そして、切断体積にもよるが、約100g程度の
切り出しであれば、室温で約40日間、水とエタノール
とを徐々に揮散させて乾燥する。これにより透明固形石
鹸組成物が得られる。
【0045】脂肪酸石鹸分の溶解促進剤としてエタノー
ル等の低級アルコールを使用しない場合は、成分(B)
の多価アルコール、成分(A)の脂肪酸石鹸(石鹸用素
地)、成分(C)のポリオキシプロピレン脂肪酸アルカ
ノールアミド、および水、さらに他の成分を必要に応じ
て添加し、充分に加熱溶解した後、型に注入し、冷却、
固化して、切断、磨き、型打ちすることにより製造する
ことができる。石鹸分の溶解剤として低級アルコールを
用いない透明石鹸は、乾燥工程を必要としないが、成形
を容易に行うために固化・切断後、切断体積にもよる
が、約100g程度の切り出しであれば、1週間程度熟
成することが好ましい。
【0046】以上説明したように、本発明の透明固形石
鹸組成物は、透明石鹸改質成分として成分(C)の特定
のポリオキシプロピレン脂肪酸アルカノールアミドを含
有するので、良好な洗浄後のしっとり感を有するととも
に、良好な透明性と固形物性とを有する。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0048】実施例1〜8、比較例1〜2 実施例1〜8並びに比較例1〜2を、表1および表2に
示す処方の固形の透明固形石鹸組成物を常法により製造
した。乾燥終了時の重量変化は表中に記入してある。主
にアルコールおよび水が減量されて試験サンプルとな
る、実施例1〜6および比較例1〜2における乾燥終了
時のエタノール含量は0.1〜1.5%の間であった。
【0049】次に、得られた透明固形石鹸組成物(乾燥
品)について、洗浄後のしっとり感、透明性、匂い安定
性及び固形物性を以下に説明するように試験し評価し
た。得られた結果を表1に示す。
【0050】評価方法 [洗浄後のしっとり感試験]透明固形石鹸組成物を使用
し、25℃の水で洗顔し、タオルで顔を拭いた3分後の
顔の状態を官能評価した。その際、比較例1の石鹸組成
物を対照として次の4段階に評価した。 ◎:対照に比べ非常にしっとり感がある場合 ○:対照に比べややしっとり感がある場合 △:対照とほとんど差がない場合 ×:対照に比べしっとり感が劣る場合
【0051】[透明性試験]透明固形石鹸組成物を室温
下で90日保存し、保存後の色を目視観察した。そし
て、保存前の実施例1の透明固形石鹸組成物を対照とし
て次の4段階に評価した。 ◎:対照と全く差がない場合 ○:対照とほとんど差がない場合 △:対照に比べわずかに変色し透明性も低下している場
合 ×:対照に比べ相当に変色し透明性も低下している場合
【0052】[匂い安定性試験]透明固形石鹸組成物を
室温下で90日保存し、保存後の匂いを官能評価した。
その際、保存前の実施例1の透明固形石鹸組成物を対照
として次の4段階に評価した。 ◎:対照と全く差がない場合 ○:対照とほとんど差がない場合 △:対照に比べ僅かに異臭がある場合 ×:対照に比べ相当な異臭がある場合
【0053】[固形物性試験]10名の専門パネラーに
10日間、実際に透明固形石鹸組成物を使用してもら
い、ふやけ等の固形物性を目視にて評価した。その際、
比較例1の透明固形石鹸組成物を対照とし、10名の評
価結果の平均を次の4段階に評価した。 ◎:対照に比べ良好な固形物性である場合 ○:対照とほとんど差のない固形物性である場合 △:対照に比べやや劣った固形物性である場合 ×:対照に比べ非常に劣った固形物性である場合
【0054】
【表1】
【0055】表1に示した結果から明らかなように、実
施例1〜6のエタノールを使用して調製した本発明の透
明固形石鹸組成物において、ポリオキシプロピレン
(1)ヤシ脂肪酸イソプロパノールアミドが0.01重
量%以上の配合で洗浄後のしっとり感試験の評価スコア
が上昇する、しかしながら10重量%を超える配合では
使用感の改善は見られるが固形物性、特に固形物強度に
満足できるものではなかった。
【0056】
【表2】
【0057】表2に示した結果から明かなように、エタ
ノールを使用せずに調製した透明化固形石鹸組成物にお
いても、本発明の透明固形石鹸組成物は、優れた固形物
性と、しっとりした使用後感を有していた。
【0058】以下の処方により透明固形石鹸組成物を試
作した。いずれの処方も優れた固形物性と、しっとりし
た使用後感を有する透明石鹸であった。
【0059】 実施例9配合成分名 w/w% 牛脂脂肪酸ナトリウム 32.0ヤシ 脂肪酸ナトリウム 8.0 N-ココイル-ク゛ルタミン酸ナトリウム 2.0 濃ク゛リセリン 6.0 白糖 10.0エタノール 20.0ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レン (1)ヤシ脂肪酸イソフ゜ロハ゜ノールアミト゛ 1.0 ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド 1.0 水(100wt%とする量) 残
【0060】 実施例10配合成分名 w/w% 牛脂脂肪酸ナトリウム 28.0ヤシ 脂肪酸ナトリウム 12.0 N-ココイル-ク゛ルタミン酸ナトリウム 2.0 濃ク゛リセリン 6.0 白糖 10.0エタノール 20.0ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レン (1)ヤシ脂肪酸イソフ゜ロハ゜ノールアミト゛ 1.0 ヤシ脂肪酸ビス(ヒドロキシメチル)プロピルアミド 1.0 水(100wt%とする量) 残
【0061】 実施例11配合成分名 w/w% 牛脂脂肪酸ナトリウム 32.0ヤシ 脂肪酸ナトリウム 8.0 N-ココイル-ク゛ルタミン酸ナトリウム 2.0 濃ク゛リセリン 6.0 白糖 10.0エタノール 20.0ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レン (2)ヤシ脂肪酸イソフ゜ロハ゜ノールアミト゛ 0.5 ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキサイド 1.0 ヤシ脂肪酸ビス(ヒドロキシメチル)プロピルアミド 0.5 水(100wt%とする量) 残
【0062】 実施例12配合成分名 w/w% 牛脂脂肪酸ナトリウム 32.0ヤシ 脂肪酸ナトリウム 8.0 N-ココイル-ク゛ルタミン酸ナトリウム 2.0 濃ク゛リセリン 6.0 白糖 10.0エタノール 20.0ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レン (1)ヤシ脂肪酸イソフ゜ロハ゜ノールアミト゛ 1.0エテ゛ト 酸塩 0.1 香料 0.5 水(100wt%とする量) 残
【0063】 実施例13配合成分名 w/w% 牛脂脂肪酸ナトリウム 32.0ヤシ 脂肪酸ナトリウム 8.0 N-ココイル-ク゛ルタミン酸ナトリウム 2.0 濃ク゛リセリン 6.0 白糖 10.0エタノール 20.0ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レン (1)ヤシ脂肪酸イソフ゜ロハ゜ノールアミト゛ 1.0ク゛リチルリチン 酸シ゛カリウム 0.1 色素 微量 水(100wt%とする量) 残
【0064】 実施例14配合成分名 w/w% 牛脂脂肪酸ナトリウム 32.0ヤシ 脂肪酸ナトリウム 8.0 N-ココイル-ク゛ルタミン酸ナトリウム 2.0 濃ク゛リセリン 6.0 白糖 10.0エタノール 20.0ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レン (2)ヤシ脂肪酸イソフ゜ロハ゜ノールアミト゛ 1.0 水溶性コラーケ゛ン 0.01 水(100wt%とする量) 残
【0065】
【発明の効果】請求項1または2に記載の本発明によ
り、洗浄後に良好なしっとり感を有し、クリーミィな泡
質を有し、しかも良好な透明性や固形物性を有する透明
固形石鹸組成物が得られる。
【0066】請求項3に記載の本発明により、上記効果
に加え、色相安定性に優れた透明固形石鹸組成物が得ら
れる。
【0067】請求項4に記載の本発明により、上記効果
に加え、より透明な透明固形石鹸組成物が得られる。
【0068】請求項5に記載の本発明により、上記効果
に加え、起泡性が向上した透明固形石鹸組成物が得られ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成分(A):脂肪酸石鹸、 成分(B):多価アルコール、 および成分(C):一般式(1) 【化1】 [式中、R1は炭素数5ないし21の無置換または少な
    くとも1個のヒドロキシル基により置換された直鎖もし
    くは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、X
    はオキシプロピレン基を示し、nは0.5ないし10の
    平均付加モル数を示す。]で表されるポリオキシプロピ
    レン脂肪酸アルカノールアミド、を必須成分として含有
    することを特徴とする透明固形石鹸組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A):脂肪酸石鹸を20〜50重
    量%、 成分(B):多価アルコールを10〜60重量%、 および成分(C):ポリオキシプロピレン脂肪酸アルカ
    ノールアミドを0.01〜10重量%の割合で含有する
    ことを特徴とする請求項1記載の透明固形石鹸組成物。
  3. 【請求項3】 さらに成分(D):一般式(2) 【化2】 [式中R2は、炭素数7ないし19の飽和または不飽和
    の炭化水素基を表し、M1およびM2は、おのおの独立に
    水素原子、アンモニウム基、アルカリ金属原子、アルカ
    ノールアミンまたは塩基性アミノ酸のカチオン残基を表
    す。]で表されるN−アシルグルタミン酸塩を0.1〜
    5重量%含有する請求項1または請求項2に記載の透明
    固形石鹸組成物。
  4. 【請求項4】 さらに成分(E):高級脂肪酸を含有す
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の透明
    固形石鹸組成物。
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