JPH11290386A - 立ち上がり補助椅子 - Google Patents
立ち上がり補助椅子Info
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- JPH11290386A JPH11290386A JP10101055A JP10105598A JPH11290386A JP H11290386 A JPH11290386 A JP H11290386A JP 10101055 A JP10101055 A JP 10101055A JP 10105598 A JP10105598 A JP 10105598A JP H11290386 A JPH11290386 A JP H11290386A
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Abstract
ことができ、かつ、起き上がり動作や腰掛ける動作をゆ
っくりと行うことのできる立ち上がり補助椅子を実現す
ること。 【解決手段】 立ち上がり補助椅子1において、腰掛け
ていた者が立ち上がろうとする際に、肘掛け5の上面部
501に配置されている操作片81を押さえ込むと、座
部押し上げ機構6において、ガスシリンダのバルブが開
になって、押し上げ用ばねによって座部後端部を押し上
げ始める。従って、体力の低下した者は、その力を借り
て椅子から立ち上がることができる。また、斜め姿勢に
なった座部に座る際に操作片81を押さえ込むと、ガス
シリンダのバルブが開になるので、押し上げ用ばねを圧
縮しながら座部に座ることができる。このような座部の
動きはガスシリンダによって速度規制されているので、
起き上がり動作や腰掛ける動作をゆっくりと行うことが
できる。
Description
ことにより利用者の立ち上がり動作を補助する立ち上が
り補助椅子に関するものである。
行するのに大きな負担がかかるだけでなく、椅子から立
ち上がるときでも大きな負担がかかる。このような負担
を軽減できる福祉機器として、実開平7−9327号公
報および特開平9−56749号公報には、椅子の座部
を平伏した状態から座部前端部を中心に回転するように
座部後端部を押し上げることにより、腰掛けていた者の
立ち上がり動作を補助する立ち上がり補助椅子が提案さ
れている。
の下面部にレバーが配置されており、腰掛けていた者が
立ち上がる際にレバーを握ると、座部後端部の押し上げ
動作が開始される。
うな福祉機器は、体力の低下した者が使用するのが一般
的であり、このような者にとってはレバーを握る操作自
体が負担であるという問題点がある。
体力の低下した者であっても容易に操作することのでき
る立ち上がり補助椅子を実現することにある。
腰掛ける動作をゆっくりと行うことのできる立ち上がり
補助椅子を実現することにある。
に、本発明では、座部と、該座部の両側に配置された肘
掛けと、前記座部を平伏した状態から座部前端側を中心
に回転するように座部後端部を押し上げることにより、
腰掛けていた者の立ち上がり動作を補助する座部押し上
げ機構と、該座部押し上げ機構に対して前記座部後端部
の押し上げ動作を開始させる操作部とを有する立ち上が
り補助椅子において、前記操作部は、前記肘掛けの上面
部において押さえ込むことにより前記座部押し上げ機構
に対して前記座部後端部の押し上げ動作を開始させる操
作片を備えていることを特徴とする。
がろうとする際に、肘掛けの上面部に配置されている操
作片を押さえ込むと、座部押し上げ機構が座部後端部を
押し上げるので、体力の低下した者でも椅子から容易に
立ち上がることができる。ここで、操作片はあくまで肘
掛けの上面部において押さえ込まれるように操作される
構成なので、利用者は手を操作片に被せ、そのまま体重
をかければ、座部押し上げ機構は、座部後端部を押し上
げる動作を開始する。従って、利用者はレバーを握るよ
うな操作を行わなくてもよいので、体力の低下した者で
あっても容易に操作することができる。また、肘掛けの
上面に手を載せて体重をかけるという動作は、椅子から
立ち上がる際に自然に行う動作であるため、利用者によ
って使い勝手がよい。
は、前記脚部側と前記座部側との間に押し上げ用ばねと
流体シリンダとを備えていることが好ましい。このよう
に構成した場合には、前記操作片の押し込み動作に連動
して当該流体シリンダのバルブが開状態になることによ
り、前記座部押し上げ機構は、平伏姿勢にある前記座部
に対して前記押し上げ用ばねによる前記座部後端部の押
し上げ動作を開始するとともに、当該前記座部後端部の
押し上げ速度が前記流体シリンダによって低く抑えられ
る。従って、立ち上がり動作をゆっくりと行うことがで
きるので、利用者によって使い勝手がよい。
連動して前記流体シリンダのバルブが開状態になること
により、前記座部後端部が押し上げられた状態にある前
記座部に腰掛ける際の当該座部の平伏姿勢への復帰が許
容されるとともに、当該座部の前記押し上げ用ばねに抗
しながらの平伏姿勢への復帰速度が前記流体シリンダに
よって低く抑えられるように構成することが好ましい。
このように構成すると、腰掛ける動作をゆっくりと行う
ことができるので、利用者によって使い勝手がよい。
は、本例の立ち上がり補助椅子の正面図、およびその肘
掛けに構成されている操作部を拡大した右側面図であ
る。図2は、本例の立ち上がり補助椅子の右側面図であ
る。
上がり補助椅子1には、脚部2、四角形の平面形状を有
する座部3、背もたれ部4、及び肘掛け5が構成されて
いる。
脚21、22から構成され、これらの脚21、22は適
度に湾曲して椅子として安定性と意匠性を高めている。
の上端部にボルト止めされた左右一対の肘木から構成さ
れている。左右の肘掛け5のうち、腰掛けた者の右手側
に位置する肘掛け5の先端側には、図1(B)を参照し
て後述する操作部80が構成されている。ここで、操作
部80は左手側に配置される場合もある。
掛け5の後端部、および後ろ側の脚22の高さ方向の略
中間位置にボルト止めされた背板43と、この背板43
の前面に貼られた背クッション42とから構成されてい
る。
上がり補助椅子1では、座部3(座板30)と脚部2と
の間において、座部3に腰掛けていた利用者が立ち上が
ろうとしたとき、図2に二点鎖線で示すように座部3の
後端部31を押し上げることによって、利用者の立ち上
がり動作を補助する座部押し上げ機構6が構成されてい
る。
上がり補助椅子1に構成されている座部押し上げ機構6
が座部3の後端部31を押し上げている状態を示す斜視
図、および座部3を平伏させている状態を示す斜視図で
ある。
まず、脚部2の側に固定されている四角形の固定板61
と、座部3の下面部を構成する座板30に固定されてい
る四角形の押し上げ板62とが設けられている。これら
の座板30及び押し上げ板62には、窓部分が構成され
ており、その軽量化を図ってあるとともに、強度を高め
てある。押し上げ板62には、座板30にボルトなどに
よって連結するための連結部分621、622が形成さ
れている。
61の前方寄りの位置でその側面部611に対して外側
に位置するように重ねられている。これらの重なり部分
には、固定板61の前方寄りの位置(座部3の前端部)
において、横方向に水平に配置された回転中心軸63の
軸端630が支持されている。このため、押し上げ板6
2は、回転中心軸63の回りを矢印A方向、及び矢印B
の方向のいずれの方向にも回転可能である。
本の押し上げ用ばね64が装着されている。押し上げ用
ばね64の両端のうち、一方の端部は、固定板61上に
配置されたばね受け69の斜面部692の上に当接し、
他方の端部は、押し上げ板62の裏面部622に当接し
ている。このため、押し上げ用ばね64は、脚部2の側
と座部3の側との間に配置され、押し上げ板62を回転
中心軸63の回りに矢印Aの方向に付勢されている。
げ用ばね63の付勢力を調整するための押し上げ力調整
機構60が構成されている。この押し上げ力調整機構6
0では、固定板61の前端面に突出しているボルト69
3の頭(図示せず。)をいずれかの方向に回すことによ
って、ボルト693に接続されているばね受け69を前
後いずれかの方向に移動させる構成になっている。たと
えば、ばね受け69を前方に移動させると、斜面部69
2の高い位置に、押し上げ用ばね64の端部が移動する
ことになるので、押し上げ用ばね64が押し上げ板62
を押し上げる力が高まるようになっている。なお、ボル
ト693が通る位置には、押し上げ用ばね64の位置を
規定するためのブロック694が回転中心軸63に取り
付けられているので、このブロック694の下端部は、
ボルト693を通すための溝695が形成されている。
し上げ力調整機構60としては、図3に示す構造の他、
固定板61に下から止めたねじの上方への突出量を調整
することにより押し上げ用ばね63の端部の位置を調整
する構成であってもよい。
構6には、脚部2側と座部3側との間に押し上げ用ばね
64と並列に作用するガスシリンダ9(流体シリンダ)
が配置されている。このガスシリンダ9は、本体部分9
1が脚部2の側に固定されているが、作動軸92の先端
は押し上げ板62に取り付けられている水平軸620を
介して座部3の側に連結されている。ここで、ガスシリ
ンダ9のバルブ93からは、肘掛け5に形成されている
操作部80に向けてスリーブ604が延びており、この
スリーブ604にはワイヤー605が通されている。ワ
イヤー605に対しては戻しばね603が配置され、ワ
イヤー605は常にバルブ93の方に引っ張られている
状態にある。従って、操作部80において特別の操作を
しない限り、バルブ93は閉状態にある。これに対し
て、後述するように、操作部80の方にワイヤー605
を引っ張ると、バルブ93が開いてガスシリンダ9が作
動する。
うに、操作部80は、肘掛け5の上面部501に取り付
けられた押しボタンからなる操作片81と、操作片81
に機構的に接続するリンク機構84とを有している。
形成された上側部分811と、この上側部分811から
下方に突き出た円筒部812とを備えている。肘掛け5
にはそれを上下に貫通する段付きの貫通孔503が形成
され、この貫通孔503には操作片81の下側部分81
2が上方から浅く差し込まれている。また、貫通孔50
3の下端開口からは軸体82が差し込まれ、この軸体8
2の上側部分である胴部821の上端部は操作片81の
下端部に連結されている。軸体82の下端部は、貫通孔
502の下端開口よりも大径の鍔部822になってお
り、この鍔部822は肘掛け5の下面部502よりも下
方に位置している。また、鍔部822の下端面からは軸
体82の軸線方向に沿ってねじ孔が形成され、このねじ
孔にはねじ823が取り付けられている。
には、軸体82の胴部821を取り巻くようにスリーブ
505を介してコイルばね83が配置され、コイルばね
83は、操作片81と貫通孔503内の第1の段部50
4との間に配置されている。従って、操作片81は、矢
印L2で示すように、コイルばね83によって上方に付
勢されているが、ストッパ片82の鍔部822が肘掛け
5の下面部502に引っかかっているので、操作片81
は貫通孔502から上方に抜け出てしまうことがない。
また、コイルばね83の付勢力に抗して操作片81を下
方に押し込んでも、操作片81は貫通孔503の内周面
に形成された第2の段部500に掛かっているスリーブ
505の肉厚部の上面部に突き当たるので、それ以上、
下方に移動することはない。
84が収納されたケース87が取り付けられている。リ
ンク機構84は、ケース87の側板871に両端が支持
された水平軸851と、この水平軸851を中心に回転
可能な第1のリンク片85と、第1のリンク片85の先
端に連結軸841を介して接続された第2のリンク片8
6とを備えている。第2のリンク片86の先端は鉤部8
61となっており、この鉤部861はケース87の底板
872上を矢印N1、N2の方向に移動可能である。連
結軸841は操作片81の真下(軸体82の真下)に位
置し、軸体82に止められたねじ823の頭に相当する
部分に第1のリンク片85の上端面が接している。従っ
て、矢印L1で示すように、操作片81を下方に押し込
むと、軸体82を介して第1のリンク片85の上端面が
押し下げられ、第1のリンク片85と第2のリンク片8
6とは連結軸841が押し広げられることになる。ま
た、ワイヤー605を引き量を大きく確保することを目
的に、操作片81を下方に押し込んだときには第1のリ
ンク片85の先端側下端部でワイヤー605を押し下げ
るように構成されている。
を介して、ガスシリンダ9のバルブ93に接続するワイ
ヤー605が引き込まれている。このワイヤー605の
先端部には円筒状のピン606が取り付けられており、
このピン606が第2のリンク片86の鉤部861に保
持されている。
ないし図4を参照して、立ち上がり補助椅子1の使用方
法を説明する。
として使用しているときには、図4に示すように、ガス
シリンダ9が縮退状態にあって、押し上げ板62が平伏
姿勢にあるので、図2に実線で示すように、座部3も平
伏状態にある。また、操作片81から手が離れている状
態では、戻しばね603(図3参照。)によって、ワイ
ヤー605が矢印N2の方向に引っ張られているので、
ガスシリンダ9のバルブ93は閉状態にある。また、リ
ンク機構84では、ワイヤー605が矢印N2の方向に
引っ張られているので、リンク機構84の連結軸841
は上方に浮き上がり、第1のリンク片85と第2のリン
ク片86とは連結軸841を節として折れ曲がってい
る。
立ち上がろうと、肘掛け5の上面部501に配置されて
いる操作片81の上に右手を置いて体重をかけると、矢
印L1に示すように操作片81が押さえ込まれる。従っ
て、リンク機構84の連結軸841が押さえ込まれるの
で、第1のリンク片85と第2のリンク片86とは連結
軸841の部分で押し広げられ、鉤部861が矢印N1
の方向に移動する。それ故、ワイヤー605が矢印N1
の方向に引っ張られるので、ガスシリンダ9のバルブ9
3が開になる。その結果、押し上げ板62は、押し上げ
用ばね64に付勢されて押し上げ板62が斜めに起き上
がるので、図2に二点鎖線で示すように、座部3の前端
側を中心に回転するように座部3の後端部31が押し上
げられる。従って、利用者はその力の助けを借りて立ち
上がることができる。このとき、座部3が立ち上がる速
度はガスシリンダ9によって低く抑えられるので、利用
者はゆっくりと立ち上がることができる。
たところで座部6が停止する。このとき、操作片81
は、コイルばね83に付勢されて浮き上がる。また、ワ
イヤー605は、戻しばね603(図3参照。)によっ
て、矢印N1の方向に引っ張られるので、連結軸841
が上方に浮き上がるようにして、第1のリンク片85と
第2のリンク片86とは、連結軸841を節として折れ
曲がる。
(図2に二点鎖線で示す座部3を参照。)に腰を下ろす
際には、座部30に利用者は右手を操作片81の上に置
き、体重をかける。従って、操作片81が押さえ込まれ
るので、リンク機構84の連結軸841が押さえ込まれ
る。それ故、第1のリンク片85と第2のリンク片86
とは、連結軸841の部分で押し広げられ、鉤部861
が矢印N1の方向に移動するので、ワイヤー605が矢
印N1の方向に引っ張られる。その結果、ガスシリンダ
9のバルブ93が開になって、利用者の体重によって、
押し上げ板62が押し上げ用ばね64に抗しながら平伏
姿勢に戻り、利用者は平伏姿勢となった座部3(図2に
実線で示す座部3を参照。)に腰掛けることになる。こ
のようにして座部3が平伏姿勢に復帰するときの速度
は、ガスシリンダ9によって低く抑えられるので、利用
者はゆっくりと腰掛けることができる。
時点で操作片81から手を離すことになる。従って、操
作片81は、コイルばね83に付勢されて浮き上がる。
また、ワイヤー605は、戻しばね603(図3参
照。)によって、矢印N1の方向に引っ張られるので、
連結軸841が上方に浮き上がるようにして、第1のリ
ンク片85と第2のリンク片86とは、連結軸841を
節として折れ曲がった状態に戻る。
上がり補助椅子1では、腰掛けていた者が立ち上がろう
とする際に、肘掛け5の上面部501に配置されている
操作片81を押さえ込むと、座部押し上げ機構6が座部
3の後端部31を押し上げるので、体力の低下した者で
も容易に立ち上がることができる。ここで、操作片81
はあくまで肘掛け5の上面部501において押さえ込ま
れるように操作される構成なので、利用者は手を操作片
81に被せ、そのまま体重をかければ、座部押し上げ機
構6が座部3の後端部31を押し上げる動作を開始す
る。従って、利用者はレバーを握るような操作を行わな
くてもよいので、体力の低下した者であっても容易に操
作することができる。また、肘掛け5の上面501に手
を載せて体重をかけるという動作は、椅子から立ち上が
る際に自然に行う動作であるため、利用者によって使い
勝手がよい。
いて、座部押し上げ機構6には、脚部2と座部3との間
で押し上げ用ばね64とガスシリンダ9とが並列に作用
するように配置されているので、平伏姿勢のある座部3
に対して押し上げ用ばね64が座部3の後端部31を押
し上げる際に、その押し上げ速度がガスシリンダ9によ
って低く抑えられる。従って、立ち上がり動作をゆっく
りと行うことができるので、利用者によって使い勝手が
よい。また、斜めに押し上げられた状態にある座部3に
腰掛ける際に、座部3の押し上げ用ばね64に抗しなが
らの平伏姿勢への復帰速度もガスシリンダ9によって低
く抑えられている。それ故、腰掛ける動作をゆっくりと
行うことができるので、利用者によって使い勝手がよ
い。
上がり補助椅子では、腰掛けていた者が立ち上がろうと
する際に、肘掛けの上面部に配置されている操作片を押
さえ込むと、座部押し上げ機構が座部後端部を押し上げ
るので、体力の低下した者でも椅子から容易に立ち上が
ることができる。ここで、操作片はあくまで肘掛けの上
面部において押さえ込まれるように操作される構成なの
で、利用者は掌を操作片に被せ、そのまま体重をかけれ
ば、座部押し上げ機構が座部後端部を押し上げる動作を
開始する。従って、利用者はレバーを握るような力の必
要な操作を行わなくてもよい。また、肘掛けの上面に掌
を載せて体重をかけるという動作は、椅子から立ち上が
る際に自然に行う動作であるため、利用者によって使い
勝手がよい。
立ち上がり補助椅子の正面図、およびその肘掛けに構成
されている操作部を拡大した右側面図である。
る。
を押し上げたときの座部押し上げ機構の斜視図である。
を平伏させたときの座部押し上げ機構の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 座部と、該座部の両側に配置された肘掛
けと、前記座部を平伏した状態から座部前端側を中心に
回転するように座部後端部を押し上げることにより、腰
掛けていた者の立ち上がり動作を補助する座部押し上げ
機構と、該座部押し上げ機構に対して前記座部後端部の
押し上げ動作を開始させる操作部とを有する立ち上がり
補助椅子において、 前記操作部は、前記肘掛けの上面部において押さえ込む
ことにより前記座部押し上げ機構に対して前記座部後端
部の押し上げ動作を開始させる操作片を備えていること
を特徴とする立ち上がり補助椅子。 - 【請求項2】 請求項1において、前記座部押し上げ機
構は、前記脚部側と前記座部側との間に押し上げ用ばね
と流体シリンダとを備え、 前記操作片の押し込み動作に連動して当該流体シリンダ
のバルブが開状態になることにより、前記座部押し上げ
機構は、平伏姿勢にある前記座部に対して前記押し上げ
用ばねによる前記座部後端部の押し上げ動作を開始する
とともに、当該前記座部後端部の押し上げ速度が前記流
体シリンダによって低く抑えられることを特徴とする立
ち上がり補助椅子。 - 【請求項3】 請求項2において、前記操作片の押し込
み動作に連動して前記流体シリンダのバルブが開状態に
なることにより、前記座部後端部が押し上げられた状態
にある前記座部に腰掛ける際の当該座部の平伏姿勢への
復帰が許容されるとともに、当該座部の前記押し上げ用
ばねに抗しながらの平伏姿勢への復帰速度が前記流体シ
リンダによって低く抑えられることを特徴とする立ち上
がり補助椅子。
Priority Applications (1)
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JP10105598A JP4015747B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 立ち上がり補助椅子 |
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Publications (2)
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ID=14290439
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JP10105598A Expired - Fee Related JP4015747B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 立ち上がり補助椅子 |
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TWI565458B (zh) * | 2014-01-22 | 2017-01-11 | 邦友股份有限公司 | 起立輔助裝置 |
CN111419569A (zh) * | 2019-01-09 | 2020-07-17 | 株式会社邦友 | 起立辅助装置以及偏移构件 |
US11707636B2 (en) | 2008-07-14 | 2023-07-25 | Arizona Board Of Regents On Behalf Of Arizona State University | Methods and devices for modulating cellular activity using ultrasound |
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-
1998
- 1998-04-13 JP JP10105598A patent/JP4015747B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4015747B2 (ja) | 2007-11-28 |
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