JPH11284437A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH11284437A
JPH11284437A JP10081737A JP8173798A JPH11284437A JP H11284437 A JPH11284437 A JP H11284437A JP 10081737 A JP10081737 A JP 10081737A JP 8173798 A JP8173798 A JP 8173798A JP H11284437 A JPH11284437 A JP H11284437A
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JP
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terminal
signal
gate
output
standby signal
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JP10081737A
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English (en)
Inventor
Makoto Nagamatsu
誠 永末
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
    • H03B5/36Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振出力ばかりでなく、外部から与えられた
クロックに対応する信号を出力する機能を持つ水晶発振
回路において、消費電力を低減する。 【解決手段】 スタンバイ信号STBYが“L”、且つ
スイッチ12がオンのとき、PMOS15a及びNMO
S15bで構成された抵抗手段15がフィードバック抵
抗となり、水晶発振子11を用いた発振が行われる。ま
た、スイッチ12がオフとなってクロック信号CLKが
入力されたときには、該クロック信号CLKがNORゲ
ート16で駆動され、インバータ17を介して出力され
る。ここで、信号STBYが“H”になると、PMOS
15a及びNMOS15bがオフし、端子13,14間
が遮断されるので、クロック信号CLKが“H”になっ
ても、該端子13,14及びNORゲート16の出力端
子O16を介してグランドGNDに無駄な電流が流れな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水晶発振子等を用
いた発振を行い、その結果を出力するばかりでなく、外
部から与えられたクロックに対応する信号を出力する機
能を持つ発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の水晶発振回路を示す回路
図である。この水晶発振回路は、発振を行う水晶発振子
1を備えている。水晶発振子1の一方の電極は、スイッ
チ2を介して端子3に接続され、該水晶発振子の他方の
電極が端子4に接続されている。端子3と端子4との間
には、対向するPチャネル型電界効果トランジスタ(以
下、PMOSという)とNチャネル型電界効果トランジ
スタ(以下、NMOSという)で構成され、常時、オン
状態のトランスファゲート5が接続されている。端子3
には、さらに、電源電圧VDDとグランドGNDとの間
に接続された2入力NORゲート6の一方の入力端子が
接続され、端子4には、該NORゲート6の出力端子O
6 が接続されている。NORゲート6の他方の入力端子
には、スタンバイ信号STBYが入力される構成になっ
ている。NORゲート6の出力端子O6 から出力される
発振信号がインバータ7を介して出力される構成になっ
ている。
【0003】次に、図2の動作を説明する。スタンバイ
信号STBYは、低消費電力モードを設定する信号であ
り、該低消費電力モードのときには、有効を示す“H”
レベルとなり、通常の動作モードのときには無効を示す
“L”となる。通常モードでスタンバイ信号STBYが
“L”のときには、スイッチ2がオンであれば、水晶発
振子1を用いた発振が行われる。このときには、水晶発
振子1は固有の直列共振周波数fを有する直列共振回路
として動作する。トランスファゲート5はフィードバッ
ク抵抗として用いられ、NORゲート6は該フィードバ
ック抵抗により反転アンプとして動作する。水晶振動子
1の直列共振周波数fにおける該反転アンプのゲインが
1倍以上であると、周波数fで発振が維持される。低消
費電力モードでスタンバイ信号STBYが“H”のとき
には、NORゲート6の出力する発振信号が停止され、
出力端子O6 がグランドGNDの電圧に固定されるの
で、水晶発振子1の発振が停止する。
【0004】この水晶発振回路は、外部からクロック信
号CLKを導入し、該クロック信号CLKを駆動して対
象回路に出力することも、可能になっている。このクロ
ック信号CLKを出力するときには、スイッチ2がオフ
され、端子3から水晶振動子1が切離される。クロック
信号CLKは端子3に入力され、NORゲート6は、ス
タンバイ信号STBYが“L”のときに、該クロック信
号CLKを電源VDDの電圧またはグランドGNDの電
圧に駆動する。スタンバイ信号STBYが“L”のとに
は、グランドGNDの電圧を出力する。そして、クロッ
クCLKに対応した信号が、NORゲート6を介して、
後段の回路に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水晶発振回路では、次のような課題があった。図3は、
図2中のNORゲートを示す回路図である。NORゲー
ト6は、出力端子O6 と電源VDDとの間に直列に接続
された2個のPMOS6a,6bと、該出力端子O6
グランドGNDとの間に並列に接続2個のNMOS6
c,6dとを備えている。PMOS6a及びNMOS6
dのゲートにスタンバイ信号STBYが入力され、PM
OS6b及びNMOS6cのゲートに端子3の信号が入
力されるようになっている。
【0006】スタンバイ信号STBYが“H”で与えら
れたときに、出力端子O6 は、強制的にグランドGND
に接続され、発振信号或いはクロック信号CLKを出力
しなくなり、対象回路を低消費電力モードを設定するこ
とができる。ところが、この状態でクロック信号CLK
が“H”のときには、NMOS6c,6dがいずれもオ
ンしているので、トランスファゲート5及びNMOS6
c,6dを介して端子3からグランドGNDに電流が流
れてしまう。よって、水晶発振回路での消費電力の低減
に限界があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、第1の端子と、第2
の端子と、電源とグランドとの間に接続され且つスタン
バイ信号と第1の端子上の信号とを入力し、スタンバイ
信号が第1の論理レベルのときには、第1の端子上の信
号に基づいて発振信号を出力し、スタンバイ信号が第2
の論理レベルのときには、発振信号の出力を停止するゲ
ート手段と、ゲート手段の出力端子及び第2の端子に一
端が接続された抵抗手段と、ゲート手段の出力端子に接
続され、発振信号に基づく論理を設定して後段回路に与
える出力部とを備えた発振回路において、抵抗手段を次
のように構成している。即ち、前記抵抗手段は、第1の
端子と第2の端子との間に接続され、スタンバイ信号が
第1の論理レベルのときにオンして所定の抵抗値を設定
し、スタンバイ信号が第2の論理レベルのときにはオフ
するスイッチ回路で構成している。このような構成を採
用したことにより、スタンバイ信号が第2の論理レベル
のときに、スイッチ回路がオフし、第1の端子と第2の
端子の間が遮断される。
【0008】第2の発明は、発振回路において、ゲート
手段を次のような構成にしている。即ち、ゲート手段
は、第1の端子の信号に基づき出力端子と電源との間を
オン、オフする第1のスイッチング素子と、第1の端子
の信号に基づき出力端子とグランドとの間を第1のスイ
ッチング素子とは相補的にオン、オフする第2のスイッ
チング素子と、電源と出力端子との間に第1のスイッチ
ング素子と直列に接続され、スタンバイ信号が第1の論
理レベルのときにオンし、スタンバイ信号が第2の論理
レベルのときにオフする第3のスイッチング素子と、グ
ランドと出力端子との間に第2のスイッチング素子と直
列に接続され、スタンバイ信号が第1の論理レベルのと
きにオンし、スタンバイ信号が第2の論理レベルのとき
にオフする第4のスイッチング素子とで、構成してい
る。このような構成を採用することにより、ゲート手段
は、出力端子に対してスリーステートを設定する。そし
て、スタンバイ信号が第2の論理レベルのときには、出
力端子が電源及びグランドから解放されている。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。発振回路のひとつである図1の水晶発振
回路は、発振を行う例えば、従来と同様の水晶発振子1
1と、スイッチ12とを備えている。水晶発振子11の
一方の電極は、スイッチ12を介して第1の端子13に
接続され、該水晶発振子11の他方の電極が第2の端子
14に接続されている。端子13と端子14との間に
は、従来とは異なる抵抗手段15が接続されている。
【0010】抵抗手段15は、ドレイン同士とソース同
士が互いに接続されたPMOS15aとNMOS15b
からなるスイッチ回路で構成されている。PMOS15
aのゲートには、スタンバイ信号STBYが入力され、
NMOS15bのゲートには、スタンバイ信号STBY
がインバータ15cを介して入力される接続になってい
る。端子13には、ゲート手段である2入力NORゲー
ト16の一方の入力端子が接続されている。このNOR
ゲート16は、従来と同様であり、図3の回路構成にな
っている。NORゲート16の出力端子O16が、端子1
4に接続されると共に、出力部であるインバータ17に
接続されている。
【0011】次に、図1の水晶発振回路の動作を説明す
る。スタンバイ信号STBYは、低消費電力モードのと
きに有効を示す第2の論理レベルである“H”となり、
通常動作モードのときには無効を示す第1の論理レ9ル
である“L”となる。通常動作モードで、スタンバイ信
号STBYが“L”のときには、スイッチ12がオンで
あれば、水晶発振子11を用いた発振が行われる。この
ときには、スタンバイ信号STBYが“L”なので、P
MOS15a及びNMOS15bはオンし、そのオン抵
抗がフィードバック抵抗として働き、NORゲート16
と反転アンプを形成する。これにより、水晶発振回路
は、水晶発振子11を用いた発振を継続し、インバータ
17が、NORゲート16の出力信号に対する論理を設
定し、供給対象の後段回路に出力する。この水晶発振回
路は、従来と同様に、通常動作モードにおいて、外部か
ら導入されたクロック信号CLKに対応する信号を後段
回路へ与える機能を有している。このクロック信号CL
Kを導入して駆動するときには、スイッチ12がオフに
設定され、水晶振動子11が端子13から切離される。
クロック信号CLKは、端子13を介してNORゲート
16に入力され、該NORゲート16がクロック信号C
LKのレベルに応じ、出力端子O16を電源VDDの電圧
またはグランドGNDに接続し、電圧を設定して該出力
端子O16から出力する。NORゲート16から出力する
信号がインバータ17を介して、後段回路に供給され
る。
【0012】低消費電力モードになり、スタンバイ信号
STBYが“H”に設定されると、NORゲート16
は、出力端子O16をグランドGNDに接続し、該グラン
ドGNDの電圧に設定する。そのため、水晶発振子11
を用いて発振を行っている場合でも、その発振が停止
し、発振信号に対応する信号が後段回路に与えられな
い。クロック信号CLKを駆動して出力している場合で
も、出力端子O16の電圧が固定され、後段回路に対して
クロック信号CLKに対応する信号が与えられない。す
なわち、後段回路における低消費電力モードが設定され
る。ここで、スタンバイ信号STBYが“H”のときに
は、PMOS15aのゲートに“H”が与えられ、NM
OS15bのゲートにはインバータ15cを介して
“L”が与えられる。そのため、PMOS15aとNM
OS15bとが共にオフし、端子13と端子14の間が
遮断される。その結果、例えば端子13に与えられるク
ロック信号CLKが“H”になっても、この抵抗手段1
5を介して出力端子O16に電流が流れない。
【0013】以上のように、この第1の実施形態では、
抵抗手段15をPMOS15aとNMOS15bとイン
バータ15cとで構成し、スタンバイ信号STBYが
“H”になったときには、端子13と端子14の間を遮
断するようにしたので、低消費電力モードのときに、端
子13から出力端子O16に流れる電流がなくなり、一層
の低消費電力化が実現できる。
【0014】第2の実施形態 図4は、本発明の第2の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。この水晶発振回路は、第1の実施形態と
同様の水晶発振子21とスイッチ22とを備えている。
水晶発振子21の一方の電極は、スイッチ22を介して
第1の端子23に接続され、該水晶発振子21の他方の
電極が第2の端子24に接続されている。端子23と端
子24との間には、第1の実施形態とは異なる抵抗手段
25が接続されている。
【0015】抵抗手段25は、端子23と端子24との
間に接続されたスイッチ回路であるPMOS25aで構
成されている。このPMOS25aのゲートには、スタ
ンバイ信号STBYが入力される構成になっている。端
子23には、2入力NORゲート26の一方の入力端子
に接続されている。NORゲート26は、第1の実施形
態と同様であり、図3の回路構成になっている。NOR
ゲート26の出力端子O26が、端子24に接続されると
共に、インバータ27に接続されている。
【0016】次に、図4の水晶発振回路の動作を説明す
る。スタンバイ信号STBYが“L”で与えられたとき
には、PMOS25aがオンし、所定のオン抵抗の値を
示すので、この水晶発振回路は、第1の実施形態と同様
に動作する。低消費電力モードが設定され、スタンバイ
信号STBYが“H”になると、該スタンバイ信号ST
BYをゲートに入力するPMOS25aがオフする。こ
れにより、端子23と端子24との間の電流路が遮断さ
れる。そのため、この状態でクロック信号CLKが
“H”レベルになっても、端子23,24及び出力端子
26を介してグランドGNDに電流が流れない。
【0017】以上のように、この第2の実施形態では、
抵抗手段25をPMOS25aで構成し、スタンバイ信
号STBYが“H”になったときには、端子23と端子
24との間を遮断するようにしたので、低消費電力モー
ドのときに、端子23から出力端子O26に流れる電流が
なくなり、低消費電力化が実現できる。そのうえ、抵抗
手段25の構成がPMOS25aのみでなので、第1の
実施形態よりも、回路規模を小さくできる。
【0018】第3の実施形態 図5は、本発明の第3の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。この水晶発振回路は、第1の実施形態と
同様の水晶発振子31とスイッチ32とを備えている。
水晶発振子31の一方の電極は、スイッチ32を介して
第1の端子33に接続され、該水晶発振子31の他方の
電極が第2の端子34に接続されている。端子33と端
子34との間には、第1及び第2の実施形態とは異なる
抵抗手段35が接続されている。
【0019】抵抗手段35は、端子33と端子34との
間に接続されたスイッチ回路であるNMOS35aで形
成されている。このNMOS35aのゲートには、スタ
ンバイ信号STBYがインバータ35bを介して入力さ
れる構成になっている。端子33には、2入力NORゲ
ート36の一方の入力端子に接続されている。NORゲ
ート36は、第1の実施形態と同様であり、図3の回路
構成になっている。NORゲート36の出力端子O
36が、端子34に接続されると共に、インバータ37に
接続されている。
【0020】次に、図5の水晶発振回路の動作を説明す
る。スタンバイ信号STBYが“L”で与えられたとき
には、インバータ35bの“H”の出力がNMOS35
aのゲートに与えられる。よって、NMOS25aがオ
ンし、所定のオン抵抗の値を示す。そのため、この水晶
発振回路は、第1の実施形態と同様に動作する。低消費
電力モードが設定され、スタンバイ信号STBYが
“H”になると、該スタンバイ信号STBYをインバー
タ35bを介してゲートに入力するNMOS35aはオ
フする。これにより、端子33と端子34との間の電流
路が遮断される。そのため、この状態でクロック信号C
LKが“H”レベルになっても、端子33,34及び出
力端子O36を介してグランドGNDに電流が流れない。
【0021】以上のように、この第3の実施形態では、
抵抗手段35にNMOS25aを備え、スタンバイ信号
STBYをインバータ35bを介して該NMOS35a
に与えるようにしている。そのため、第1及び第2の実
施形態と同様に、スタンバイ信号STBYが“H”にな
ったときに、端子33と端子34の間が遮断される。よ
って、低消費電力モードのときに、端子33から出力端
子O36に流れる電流がなくなり、低消費電力化が実現で
きる。そのうえ、抵抗手段35の構成がNMOS35a
及びインバータ35bのみでなので、第1の実施形態よ
りも、回路規模を小さくできる。
【0022】第4の実施形態 図6は、本発明の第4の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。この水晶発振回路は、発振を行う第1の
実施形態と同様の水晶発振子41と、スイッチ42とを
備えている。水晶発振子41の一方の電極は、スイッチ
42を介して第1の端子43に接続され、該水晶発振子
41の他方の電極が第2の端子44に接続されている。
【0023】端子43と端子44との間には、従来と同
様の抵抗手段45が接続されている。抵抗手段45は、
ドレイン同士とソース同士が互いに接続されたPMOS
45aとNMOS45bとで構成されている。PMOS
45aのゲートはグランドGNDに接続され、NMOS
45bのゲートが電源VDDに接続されている。端子4
3には、第1の実施形態とは異なるゲート手段46が接
続されている。
【0024】図7は、図6中のゲート手段46を示す回
路図である。このゲート手段46は、スリーステートイ
ンバータの構成をとり、出力端子O46と電源VDDとの
間に直列に接続された第1のスイッチング素子であるP
MOS46aと、第3のスイッチング素子であるPMO
S46bとを備えている。出力端子O46とグランドGN
Dとの間に、第4のスイッチング素子であるNMOS4
6cと第2のスイッチング素子であるNMOS46dと
が、直列に接続されている。
【0025】PMOS46aのゲートには、スタンバイ
信号STBYが入力され、NMOS46cのゲートに
は、該スタンバイ信号STBYがインバータ46eを介
して与えられる接続になっている。PMOS46a及び
NMOS46dのゲートには、端子43上の信号が与え
られる構成になっている。ゲート手段46の出力端子O
46は、出力部である2入力ORゲート47の一方の入力
端子に接続されている。ORゲート47の他方の入力端
子には、スタンバイ信号STBYが入力される接続にな
っている。
【0026】次に、図6の水晶発振回路の動作を説明す
る。スタンバイ信号STBYが“L”となって、通常動
作モードが設定されている場合、ゲート手段46中のP
MOS46b及びNMOS46cがオンしている。この
とき、PMOS45a及びNMOS45bは導通状態な
ので、端子43,44の間には該PMOS45a及びN
MOS45bのオン抵抗によりフィードバック抵抗が形
成される。よって、ゲート手段46のインバータ46e
と該フィードバック抵抗により形成される反転アンプに
より、水晶発振子41の固有の直列共振周波数fでの発
振が継続される。また、出力端子O43上の発振信号に対
応する論理がORゲート47によって設定され、該OR
ゲート47から後段回路へ出力される。
【0027】スイッチ42がオフに設定され、端子43
からクロック信号CLKが与えられると、そのクロック
信号CLKに基づき、PMOS45a及びNMOS46
dが相補的にオン、オフし、クロック信号CLKに対応
した発振信号が出力端子O46から出力される。ORゲー
ト47は、出力端子O43上の発振信号に対応する論理を
設定し、後段回路に出力する。一方、スタンバイ信号S
TBYが“H”の場合、ゲート手段46におけるPMO
S46b及びNMOS46cがオフする。この状態で
は、出力端子O46が電源VDD及びグランドGNDから
遮断され、発振が停止する。また、クロック信号CLK
をが与えられている場合でも、該クロック信号CLKの
レベルにかかわらず、出力端子O46が電源VDD及びグ
ランドGNDから遮断される。よって、クロック信号C
LKが“H”のときでも、端子43,44及び出力端子
43を介してグランドGNDに電流が流れることがな
い。
【0028】以上のように、この第4の実施形態では、
ゲート手段46をPMOS46a,46b及びNMOS
46c,46dを用いて構成し、スタンバイ信号STB
Yが“H”のときには、出力端子O46が電源VDD及び
グランドGNDから解放されるようにしたので、端子4
3,44及び出力端子O46を介してグランドGNDに電
流がながれなくなる。よって、消費電力を低減できる。
【0029】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。 (1) 第1〜第3の実施形態のPMOS15a,26
a及びNMOS15b35bは、適当な抵抗値を示すス
イッチ回路であればよく、他のスイッチ回路の、例えば
PNP型バイポーラトランジスタ等で構成することも可
能である。 (2) 第4の実施形態の出力部は、ORゲート47で
構成したが、第1〜第3の実施形態と論理を合わせる場
合には、NORゲートで構成してもよい、
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、抵抗手段をスイッチ回路で構成し、スタンバ
イ信号が第1の論理レベルのときにオンして所定の抵抗
値を設定し、スタンバイ信号が第2の論理レベルのとき
にはオフするようにしたので、スタンバイ信号が第2の
論理レベルのときに、第1の端子と第2の端子との間が
遮断され、第1の端子が“H”になっても無駄な電流消
費がなくなり、消費電力を低減できる。第2の発明によ
れば、ゲート手段を第1〜第4のスイッチチング素子で
構成したので、スタンバイ信号が第2の論理レベルのと
きに、該ゲート手段の出力端子が電源及びグランドから
解放される。そのため、第1の端子が“H”になって
も、無駄な電流消費がなくなり、消費電力を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。
【図2】従来の水晶発振回路の回路図である。
【図3】図2中のNORゲート6を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す水晶発振回路の
回路図である。
【図7】図6中のゲート手段46を示す回路図である。
【符号の説明】
11,21,31,41 水晶発振子 12,22,32,42 スイッチ 13,23,33,43 第1の端子 14,24,34,44 第2の端子 15,25,35,45 抵抗手段 15a,25a,45a, PMOS
(抵抗手段) 15b,35a,45b, NMOS
(抵抗手段) 16,26,36,46 ゲート手段 46a,46b PMOS
(スイッチング素子) 46c,46d NMOS
(スイッチング素子) 17,27,37 インバータ
(出力部) 47 ORゲート
(出力部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端子と、 第2の端子と、 電源とグランドとの間に接続され且つスタンバイ信号と
    前記第1の端子上の信号とを入力し、該スタンバイ信号
    が第1の論理レベルのときには、該第1の端子上の信号
    に基づいて発振信号を出力し、該スタンバイ信号が第2
    の論理レベルのときには、該発振信号の出力を停止する
    ゲート手段と、 前記ゲート手段の出力端子及び前記第2の端子に一端が
    接続され、前記第1の端子に他端が接続された抵抗手段
    と、 前記ゲート手段の出力端子に接続され、前記発振信号に
    基づく論理を設定して後段回路に与える出力部とを備え
    た発振回路において、 前記抵抗手段は、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続され、前
    記スタンバイ信号が前記第1の論理レベルのときにオン
    して所定の抵抗値を設定し、該スタンバイ信号が前記第
    2の論理レベルのときには該第1及び第2の端子の間を
    オフするスイッチ回路で構成したことを特徴とする発振
    回路。
  2. 【請求項2】 第1の端子と、 第2の端子と、 電源とグランドとの間に接続され且つスタンバイ信号と
    前記第1の端子上の信号とを入力し、該スタンバイ信号
    が第1の論理レベルのときには、該第1の端子上の信号
    に基づいて発振信号を出力し、該スタンバイ信号が第2
    の論理レベルのときには、該発振信号の出力を停止する
    ゲート手段と、 前記ゲート手段の出力端子及び前記第2の端子に一端が
    接続され、前記第1の端子に他端が接続された抵抗手段
    と、 前記ゲート手段の出力端子に接続され、前記発振信号に
    基づく論理を設定して後段回路に与える出力部とを備え
    た発振回路において前記ゲート手段は、 前記第1の端子の信号のレベルに基づき当該ゲート手段
    の出力端子と前記電源との間をオン、オフする第1のス
    イッチング素子と、 前記第1の端子の信号のレベルに基づき当該ゲート手段
    の出力端子と前記グランドとの間を前記第1のスイッチ
    ング素子とは相補的にオン、オフする第2のスイッチン
    グ素子と、 前記電源と当該ゲート手段の出力端子との間に前記第1
    のスイッチング素子と直列に接続され、該電源と該ゲー
    ト手段の出力端子との間を前記スタンバイ信号が第1の
    論理レベルのときにオンし、該スタンバイ信号が第2の
    論理レベルのときにオフする第3のスイッチング素子
    と、 前記グランドと当該ゲート手段の出力端子との間に前記
    第2のスイッチング素子と直列に接続され、該グランド
    と該ゲート手段の出力端子との間を前記スタンバイ信号
    が第1の論理レベルのときにオンし、該スタンバイ信号
    が第2の論理レベルのときにオフする第4のスイッチン
    グ素子とで、構成したことを特徴とする発振回路。
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