JPH0677731A - 発振制御回路および発振回路 - Google Patents
発振制御回路および発振回路Info
- Publication number
- JPH0677731A JPH0677731A JP11922092A JP11922092A JPH0677731A JP H0677731 A JPH0677731 A JP H0677731A JP 11922092 A JP11922092 A JP 11922092A JP 11922092 A JP11922092 A JP 11922092A JP H0677731 A JPH0677731 A JP H0677731A
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- JP
- Japan
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- oscillation
- cmos inverter
- mostr
- resistance
- resistor
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- Pending
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- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より低電圧で発振可能な発振制御回路および
発振回路を提供する。 【構成】 CMOSインバータ1と、CMOSインバー
タ1に並列に接続した第1の抵抗2と、CMOSインバ
ータ1を構成しているトランジスタのうち少なくとも1
つのトランジスタに並列に接続した第2の抵抗3とによ
り発振制御回路Aを構成し、発振制御回路AのCMOS
インバータ1および第1の抵抗2に並列に水晶振動子4
を接続することにより発振回路を構成している。
発振回路を提供する。 【構成】 CMOSインバータ1と、CMOSインバー
タ1に並列に接続した第1の抵抗2と、CMOSインバ
ータ1を構成しているトランジスタのうち少なくとも1
つのトランジスタに並列に接続した第2の抵抗3とによ
り発振制御回路Aを構成し、発振制御回路AのCMOS
インバータ1および第1の抵抗2に並列に水晶振動子4
を接続することにより発振回路を構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振制御回路および発
振回路に関するものである。
振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えば図4に示したように、C
MOSインバータ41とこれに並列に接続された抵抗4
2とで発振制御回路が構成され、この発振制御回路のC
MOSインバータ41の入力端子43aと出力端子43
bとの間に水晶振動子44を接続して発振回路が構成さ
れている。
MOSインバータ41とこれに並列に接続された抵抗4
2とで発振制御回路が構成され、この発振制御回路のC
MOSインバータ41の入力端子43aと出力端子43
bとの間に水晶振動子44を接続して発振回路が構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
CMOSインバータ41を構成しているPチャネルMO
Sトランジスタ41aのゲート−ソース間のスレッショ
ルド電圧とNチャネルMOSトランジスタ41bのゲー
ト−ソース間のスレッショルド電圧の和以上の電源電圧
が供給されないとCMOSインバータ41がアンプとし
て機能しないため発振が開始されなかった。
CMOSインバータ41を構成しているPチャネルMO
Sトランジスタ41aのゲート−ソース間のスレッショ
ルド電圧とNチャネルMOSトランジスタ41bのゲー
ト−ソース間のスレッショルド電圧の和以上の電源電圧
が供給されないとCMOSインバータ41がアンプとし
て機能しないため発振が開始されなかった。
【0004】本発明は、より低電圧で発振可能な発振制
御回路および発振回路を提供することを目的としてい
る。
御回路および発振回路を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、CMOSイン
バータと、このCMOSインバータに並列に接続した第
1の抵抗と、上記CMOSインバータを構成している複
数のトランジスタのうち少なくとも1つのトランジスタ
に並列に接続した第2の抵抗とを設けることにより、上
記課題を解決するものである。また、CMOSインバー
タと、このCMOSインバータに並列に接続した第1の
抵抗と、上記CMOSインバータおよび上記第1の抵抗
に並列に接続した水晶振動子と、上記CMOSインバー
タを構成している複数のトランジスタのうち少なくとも
1つのトランジスタに並列に接続した第2の抵抗とを設
けることにより、上記課題を解決するものである。
バータと、このCMOSインバータに並列に接続した第
1の抵抗と、上記CMOSインバータを構成している複
数のトランジスタのうち少なくとも1つのトランジスタ
に並列に接続した第2の抵抗とを設けることにより、上
記課題を解決するものである。また、CMOSインバー
タと、このCMOSインバータに並列に接続した第1の
抵抗と、上記CMOSインバータおよび上記第1の抵抗
に並列に接続した水晶振動子と、上記CMOSインバー
タを構成している複数のトランジスタのうち少なくとも
1つのトランジスタに並列に接続した第2の抵抗とを設
けることにより、上記課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】まず、本発明の第1の実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0007】図1において、1aはPチャネルMOSト
ランジスタ、1bはNチャネルMOSトランジスタであ
り、こられによりCMOSインバータ1が構成される。
PチャネルMOSトランジスタ1aのソースはプラス電
源ライン(図示せず。)に接続し、NチャネルMOSト
ランジスタ1bのソースはグランドライン(図示せ
ず。)に接続している。2はCMOSインバータ1に並
列に接続された第1の抵抗、3はPチャネルMOSトラ
ンジスタ1aに並列に接続された第2の抵抗であり、こ
の場合はCMOSインバータ1の出力端子と上記プラス
電源ライン間に接続されたプルアップ抵抗となってい
る。このプルアップ抵抗3の抵抗値はPチャネルMOS
トランジスタ1aおよびNチャネルMOSトランジスタ
1bのオン抵抗より十分大きくかつオフ抵抗より十分小
さい値(例えば10キロオーム)であることが好まし
い。1〜3により発振制御回路Aが構成される。この発
振制御回路Aは1つの基板上に形成される集積回路であ
る。4は水晶振動子であり、この集積回路の外部接続用
端子5a、5bによりCMOSインバータ1および第1
の抵抗2に並列に接続している。6aおよび6bはコン
デンサである。
ランジスタ、1bはNチャネルMOSトランジスタであ
り、こられによりCMOSインバータ1が構成される。
PチャネルMOSトランジスタ1aのソースはプラス電
源ライン(図示せず。)に接続し、NチャネルMOSト
ランジスタ1bのソースはグランドライン(図示せ
ず。)に接続している。2はCMOSインバータ1に並
列に接続された第1の抵抗、3はPチャネルMOSトラ
ンジスタ1aに並列に接続された第2の抵抗であり、こ
の場合はCMOSインバータ1の出力端子と上記プラス
電源ライン間に接続されたプルアップ抵抗となってい
る。このプルアップ抵抗3の抵抗値はPチャネルMOS
トランジスタ1aおよびNチャネルMOSトランジスタ
1bのオン抵抗より十分大きくかつオフ抵抗より十分小
さい値(例えば10キロオーム)であることが好まし
い。1〜3により発振制御回路Aが構成される。この発
振制御回路Aは1つの基板上に形成される集積回路であ
る。4は水晶振動子であり、この集積回路の外部接続用
端子5a、5bによりCMOSインバータ1および第1
の抵抗2に並列に接続している。6aおよび6bはコン
デンサである。
【0008】つぎに、動作を説明する。電源投入してか
ら電源電圧がNチャネルMOSトランジスタ1bのゲー
ト−ソース間のスレッショルド電圧値に達すると、Nチ
ャネルMOSトランジスタ1bがオン状態となる。これ
によりプルアップ抵抗3からNチャネルMOSトランジ
スタ1bを介する電流経路が導通するので、発振制御回
路Aはアンプとして機能し発振可能となる。電源電圧が
さらに上昇してPチャネルMOSトランジスタ1aがオ
ン状態になると、プルアップ抵抗3はPチャネルMOS
トランジスタ1aのオン抵抗より十分に大きいので、C
MOSインバータ1で発振するように切り換わる。
ら電源電圧がNチャネルMOSトランジスタ1bのゲー
ト−ソース間のスレッショルド電圧値に達すると、Nチ
ャネルMOSトランジスタ1bがオン状態となる。これ
によりプルアップ抵抗3からNチャネルMOSトランジ
スタ1bを介する電流経路が導通するので、発振制御回
路Aはアンプとして機能し発振可能となる。電源電圧が
さらに上昇してPチャネルMOSトランジスタ1aがオ
ン状態になると、プルアップ抵抗3はPチャネルMOS
トランジスタ1aのオン抵抗より十分に大きいので、C
MOSインバータ1で発振するように切り換わる。
【0009】このようにして、電源電圧がNチャネルM
OSトランジスタ1bのゲート−ソース間のスレッショ
ルド電圧値に達した時点から発振可能となる。
OSトランジスタ1bのゲート−ソース間のスレッショ
ルド電圧値に達した時点から発振可能となる。
【0010】つぎに、図2に本発明の第2の実施例を示
す。同図において図1と同じ符号を付したものは同じも
のを示す。本例では、第2の抵抗はCMOSインバータ
1の出力端子と上記グランドライン間に接続されたプル
ダウン抵抗7となっているので、第1の実施例と異なり
電源電圧がPチャネルMOSトランジスタ1aのゲート
−ソース間のスレッショルド電圧値に達した時点から発
振可能となる。
す。同図において図1と同じ符号を付したものは同じも
のを示す。本例では、第2の抵抗はCMOSインバータ
1の出力端子と上記グランドライン間に接続されたプル
ダウン抵抗7となっているので、第1の実施例と異なり
電源電圧がPチャネルMOSトランジスタ1aのゲート
−ソース間のスレッショルド電圧値に達した時点から発
振可能となる。
【0011】また、他の実施例として、図3に示すよう
に、第1の実施例におけるプルアップ抵抗3と第2の実
施例におけるプルダウン抵抗7とを並設してもよい。同
図において図1と同じ符号を付したものは同じものを示
す。この場合はプルアップ抵抗3およびプルダウン抵抗
7の抵抗値の比によりバイアス点を適宜調節することが
できる。ただし、低電圧で発信可能とするためには、両
抵抗の比を十分大きくすること(例えばプルアップ抵抗
3が10キロオームでプルダウン抵抗7が100キロオ
ーム、あるいはプルアップ抵抗3が100キロオームで
プルダウン抵抗7が10キロオーム)が必要である。
に、第1の実施例におけるプルアップ抵抗3と第2の実
施例におけるプルダウン抵抗7とを並設してもよい。同
図において図1と同じ符号を付したものは同じものを示
す。この場合はプルアップ抵抗3およびプルダウン抵抗
7の抵抗値の比によりバイアス点を適宜調節することが
できる。ただし、低電圧で発信可能とするためには、両
抵抗の比を十分大きくすること(例えばプルアップ抵抗
3が10キロオームでプルダウン抵抗7が100キロオ
ーム、あるいはプルアップ抵抗3が100キロオームで
プルダウン抵抗7が10キロオーム)が必要である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、CMOSインバータを
構成しているトランジスタの特性を変更することなく、
簡単な構成によって、より低電圧で発振可能とする発振
制御回路および発振を開始する発振回路を実現できる。
構成しているトランジスタの特性を変更することなく、
簡単な構成によって、より低電圧で発振可能とする発振
制御回路および発振を開始する発振回路を実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示した電気回路図
【図2】本発明の第2の実施例を示した電気回路図
【図3】本発明の他の実施例を示した電気回路図
【図4】従来例を示した電気回路図
1 CMOSインバータ 2 第1のの抵抗 3,7 第2の抵抗 4 水晶振動子
Claims (2)
- 【請求項1】 CMOSインバータと、 このCMOSインバータに並列に接続した第1の抵抗
と、 上記CMOSインバータを構成しているトランジスタの
うち少なくとも1つのトランジスタに並列に接続した第
2の抵抗と、 を具備することを特徴とする発振制御回路。 - 【請求項2】 CMOSインバータと、 このCMOSインバータに並列に接続した第1の抵抗
と、 上記CMOSインバータおよび上記第1の抵抗に並列に
接続した水晶振動子と、 上記CMOSインバータを構成しているトランジスタの
うち少なくとも1つのトランジスタに並列に接続した第
2の抵抗と、 を具備することを特徴とする発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11922092A JPH0677731A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 発振制御回路および発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11922092A JPH0677731A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 発振制御回路および発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677731A true JPH0677731A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=14755935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11922092A Pending JPH0677731A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 発振制御回路および発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4869256A (en) * | 1987-04-22 | 1989-09-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus |
JPH07162237A (ja) * | 1993-12-07 | 1995-06-23 | Nec Corp | 発振回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5080062A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-28 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP11922092A patent/JPH0677731A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5080062A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-28 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4869256A (en) * | 1987-04-22 | 1989-09-26 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus |
JPH07162237A (ja) * | 1993-12-07 | 1995-06-23 | Nec Corp | 発振回路 |
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