JPH11283A - 吹出ノズル - Google Patents

吹出ノズル

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JPH11283A
JPH11283A JP32261297A JP32261297A JPH11283A JP H11283 A JPH11283 A JP H11283A JP 32261297 A JP32261297 A JP 32261297A JP 32261297 A JP32261297 A JP 32261297A JP H11283 A JPH11283 A JP H11283A
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air
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blowing
auxiliary plate
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Tsutomu Kato
務 加藤
Kazuo Ogino
和郎 荻野
Jiro Yuzuta
二郎 柚田
Yukihisa Hasegawa
幸久 長谷川
Tadashi Ogawa
正 小川
Takao Takeyama
隆雄 竹山
Naoki Yoneda
直樹 米田
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風速を必要以上に増加させることなく、手を
挿入した場合にすぐに手全体に風が当たるようなノズル
形状とすることで乾燥時間を短縮し、騒音を効果的に低
減することができ、また風速を必要以上に増加させるこ
となく、風量を増加させることで乾燥時間を短縮し、騒
音を効果的に低減することを目的とする。 【解決手段】 吹出口5の先端での送風吹出口9の形状
を正面から見た形状が外側に向かうほど凸とし、高速風
を送風することにより乾燥時間を短縮できるものであ
り、高速風が手に均一に当たるため乾燥時間を短くでき
るので、90m/s以上の高速風を必要としなくなるた
め、風速を低減することで騒音も大幅に低減でき、また
高圧遠心送風機8の回転数の低減ができ、消費電力の低
減ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面所やトイレな
どにて手を洗い、濡れた手を乾燥させる手乾燥装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手乾燥装置の吹出ノズル
は、当該機器の重要な構成部品であり、当該機器の性能
を向上させるために各種の工夫がなされている。われわ
れが提案している手乾燥装置では吹出口を急縮小ノズル
としていることで高速度の風を送風することで乾燥時間
を短縮できるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の吹出
ノズルでは、高速度の風を吹き出させるために騒音が上
昇する傾向にあり、風速を10m/s増加することで約
2.5dB(A)の上昇があることがわかっている。
【0004】また、乾燥時間を短縮するために、風速お
よび風量を増加させることが必要になってくるため、騒
音の低下が難しくなるという課題があり、乾燥時間を短
縮しながら、騒音を低下させることが要求されている。
【0005】また、製品価格が高く、できるだけ安価に
しなければならないという課題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、ノズル周辺に誘引効果を持たせ、風速を必要
以上に増加させることなく風量を増大し乾燥時間を短縮
することを目的としている。また、乾燥時間を短縮する
と同時に騒音を低減させることを目的としている。
【0007】また、吹出ノズル部の製作コストを安価に
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の吹出ノズルは上
記目的を達成するために、高圧遠心送風機による送風手
段により、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出
す送風吹出口を持ち、この送風吹出口の正面から見た形
状が外側に向かうほど凸となる吹出ノズルとしたもので
ある。
【0009】本発明によれば、風速を必要以上に増加さ
せることなく手を挿入した場合に、即手全体に風が当た
るようなノズル形状とすることで乾燥時間を短縮し、騒
音を効果的に低減することのできる吹出ノズルが得られ
る。
【0010】また他の手段は、送風吹出口の断面形状が
スリット状になり、中央に向かうほど幅が大きくなる吹
出ノズルとしたものである。
【0011】そして本発明によれば、高速風を送風する
ことにより乾燥時間を短縮でき、その高速風の速度分布
が変化し騒音の発生周波数が分散され、騒音レベルを低
減できる吹出ノズルが得られる。
【0012】また他の手段は、送風吹出口の断面形状が
スリット状になり、前記送風吹出口を複数に分割する格
子を設けた吹出ノズルとしたものである。
【0013】そして本発明によれば、高速風を送風する
ことにより乾燥時間を短縮でき、高速風の出口での乱れ
を整流することで、騒音レベルを低減できる吹出ノズル
が得られる。
【0014】また他の手段は、送風吹出口の前後に誘引
効果を持たせるための補助板を設けた吹出ノズルとした
ものである。
【0015】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風
量を増加することで乾燥時間をより短縮し、風量増加に
ともなう騒音増加を補助板の遮音効果により防ぐことが
できる吹出ノズルが得られる。
【0016】また他の手段は、送風吹出口を補助板に覆
い隠されるように突出して配置された吹出ノズルとした
ものである。
【0017】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風
速を増加することで乾燥時間をより短縮し、風量増加に
ともなう騒音増加を補助板の遮音効果により防ぐことが
できる吹出ノズルが得られる。
【0018】また他の手段は、手乾燥室の送風吹出口の
手挿入方向の反対側のみの片方に補助板が配置された吹
出ノズルとしたものである。
【0019】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風
速を増加することで乾燥時間をより短縮するとともに、
手乾燥室内の循環風を増加させ乾燥時間を短縮すること
ができる。
【0020】また他の手段は、送風吹出口の前後および
左右方向に誘引効果を持たせるための補助板を配してな
る吹出ノズルとしたものである。
【0021】そして本発明によれば、風速を増加するこ
となく風量を増大させ、手にあたる風の面積を大きくす
ることができる吹出ノズルが得られる。
【0022】また他の手段は、吹出ノズルの前後および
左右方向に誘引効果を持たせるための補助板を設け、さ
らにその外側に前後および左右方向に一定間隔をおいて
補助板を設けた吹出ノズルとしたものである。
【0023】そして本発明によれば、風速を増加するこ
となく風量を増大させ、手にあたる風の面積を前後方向
のみでなく左右方向にも大きくすることができる吹出ノ
ズルが得られる。
【0024】また他の手段は、送風吹出口先端より下方
に前後および左右方向に補助板が突出するように設置し
た吹出ノズルとしたものである。
【0025】そして本発明によれば、風速を増加するこ
となく風量を増大させ、手にあたる風の面積を大きくす
ることができ、さらに送風吹出口を前方から遮断し遮音
した吹出ノズルが得られる。
【0026】また他の手段は、送風吹出口の前面方向お
よびフロントケースの前面を覆う補助板を設けた吹出ノ
ズルとしたものである。
【0027】そして本発明によれば、風速を増加するこ
となく手乾燥室の循環風量を増大させ手にあたる風の面
積を大きくすることができ、さらに前面騒音を遮音した
吹出ノズルが得られる。
【0028】また他の手段は、手乾燥室の一部分に孔を
設けた返り板を設け、誘引効果を持たせた吹出ノズルと
したものである。
【0029】そして本発明によれば、風速を増加するこ
となく風量を大幅に増大させ、手にあたる風の面積を大
きくすることができ、さらに大幅に安価な吹出ノズルが
得られる。
【0030】また他の手段は、送風吹出口の前後または
左右方向に誘引効果を持たせるための補助板を設け、前
記送風吹出口と前記補助板とが一体で成形した吹出ノズ
ルとしたものである。
【0031】そして本発明によれば、風速を増加するこ
となく風量を大幅に増大させ、手にあたる風の面積を大
きくすることができ、さらに送風吹出口と補助板とを一
体で製作可能で安価となる吹出ノズルが得られる。
【0032】また他の手段は、補助板に切欠き穴を設け
た吹出ノズルとしたものである。そして本発明によれ
ば、高速風を送風したとき、送風吹出口の幅が小さい場
合には高速風の速度を上昇できるが、風量が減少してし
まうため乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板によ
る誘引効果を持たせ風量を増加することで乾燥時間をよ
り短縮し、さらに補助板で発生する乱れを切欠き穴で低
減することができる吹出ノズルが得られる。
【0033】また他の手段は、補助板の断面形状が翼型
である吹出ノズルとしたものである。
【0034】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風
量を増加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助
板で発生する乱れを低減することができる吹出ノズルが
得られる。
【0035】また他の手段は、補助板の送風吹出側の端
面に凸部を設けた吹出ノズルとしたものである。
【0036】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風
量を増加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助
板で発生する乱れを低減することができる吹出ノズルが
得られる。
【0037】また他の手段は、補助板の材質の一部分あ
るいは全体を吸音材とした吹出ノズルとしたものであ
る。
【0038】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風
量を増加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助
板で発生する騒音を吸音効果を含め低減することができ
る吹出ノズルが得られる。
【0039】また他の手段は、送風吹出口の壁面に微細
の溝を設けた吹出ノズルとしたものである。
【0040】そして本発明によれば、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘因効果を持たせ風
速を増加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助
板で発生する損失を低減することができる吹出ノズルが
得られる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明は、高圧遠心送風機による
送風手段により、発生した空気流を集めて高速度の風を
吹き出す送風吹出口を持ち、この送風吐出口の正面から
見た形状が外側に向かうほど凸となる吹出ノズルとした
ものであり、風速を必要以上に増加させることなく手を
挿入した場合に、すぐに手全体に風が当たるようなノズ
ル形状とすることで乾燥時間を短縮し、騒音を効果的に
低減することができる。
【0042】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、この送風吹出口の断面形状がスリット状
になり、中央に向かうほど幅が大きくなる吹出ノズルと
したものであり、高速風を送風することにより乾燥時間
を短縮でき、その高速風の速度分布が変化し騒音の発生
周波数が分散され、騒音レベルを低減することができ
る。
【0043】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、この送風吹出口の断面形状がスリット状
になり、前記送風吹出口を複数に分割する格子を設けた
吹出ノズルとしたものであり、高速風を送風することに
より乾燥時間を短縮でき、高速風の出口での乱れを整流
することで、騒音レベルを低減することができる。
【0044】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、この送風吹出口の前後に誘因効果を持た
せるための補助板を設けた吹出ノズルとしたものであ
り、高速風を送風したとき、送風吹出口の幅が小さい場
合には高速風の速度を上昇できるが、風量が減少してし
まうため乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板によ
る誘因効果を持たせ風速を増加することで乾燥時間をよ
り短縮することができる。
【0045】また、送風吹出口を補助板に覆い隠される
よう突出して配置された吹出ノズルとしたものであり、
高速風を送風したとき、送風吹出口の幅が小さい場合に
は高速風の速度を上昇できるが、風量が減少してしまう
ため乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板による誘
引効果を持たせ風速を増加することで乾燥時間をより短
縮し、風速増加にともなう騒音増加を補助板の遮音効果
により防ぐことができる。
【0046】また、手乾燥室の送風吹出口の手挿入方向
の反対側のみの片方に補助板が設置された吹出ノズルと
したものであり、高速風を送風したとき、送風吹出口の
幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風量
が減少してしまうため乾燥時間が長くなるのを防ぐた
め、補助板による誘引効果を持たせ風量を増加すること
で乾燥時間をより短縮し、手乾燥室内の循環風を増加
し、誘引効果を持たせ風量を増加することで乾燥時間を
より短縮することができる。
【0047】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、この送風吹出口の前後および左右方向に
誘引効果を持たせるための補助板を設けた吹出ノズルと
したものであり、広範囲から誘引し大風量を得ることが
でき乾燥時間の短縮ができる。
【0048】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す吹出
口を持ち、この吹出口の前後および左右方向に誘引効果
を持たせるための補助板を設け、さらにその外側に前後
および左右方向に一定間隔をおいて補助板を設けた吹出
ノズルとしたものであり、より広範囲から誘引し大風量
を得ることができ乾燥時間の大幅な短縮ができる。
【0049】また、吹出口先端より下方に前後および左
右方向に補助板が突出するように設置した吹出ノズルと
したものであり、風量を増やし乾燥時間を短縮するのみ
でなく、前後および左右方向への音の伝搬を防ぐことが
できる。
【0050】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、この送風吹出口の前面方向およびフロン
トケースの前面を覆う補助板を設けた吹出ノズルとした
ものであり、風量の増加をおこない乾燥時間の短縮がで
きるとともに前面の騒音の遮音ができる。
【0051】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、手乾燥室の一部分に孔を設けた返り板を
設け、補助板と同等の誘引効果を持たせた吹出ノズルと
したものであり、誘引風により返り部での循環流を強め
風量の増加をおこない乾燥時間の短縮ができる。
【0052】また、高圧遠心送風機による送風手段によ
り、発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風
吹出口を持ち、この送風吹出口の前後または左右方向に
誘引効果を持たせるための補助板を設け、前記送風吹出
口と前記補助板とを一体の成形された吹出ノズルとした
ものであり、製造コストを安価にできることに加えて、
風量の増加をおこない乾燥時間の短縮ができる。
【0053】また、補助板の一部分に切欠き穴を設けた
吹出ノズルとしたものであり、高速風を送風したとき、
送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇で
きるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長くなる
のを防ぐため、補助板による誘引効果を持たせ風量を増
加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助板で発
生する乱れを低減することができる。
【0054】また、補助板の断面形状が翼型である吹出
ノズルとしたものであり、高速風を送風したとき、送風
吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できる
が、風量が減少してしまうため乾燥時間が長くなるのを
防ぐため、補助板による誘因効果を持たせ風量を増加す
ることで乾燥時間をより短縮し、さらに補助板で発生す
る乱れを低減することができる。
【0055】また、補助板の送風吹出側の端面に凸部を
設けた吹出ノズルとしたものであり、高速風を送風した
とき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を
上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長
くなるのを防ぐため、補助板による誘因効果を持たせ風
量を増加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助
板で発生する乱れを低減することができる。
【0056】また、補助板の材質の一部分あるいは全体
を吸音材とした吹出ノズルとしたものであり、高速風を
送風したとき、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風
の速度を上昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥
時間が長くなるのを防ぐため、補助板による誘因効果を
持たせ風量を増加することで乾燥時間をより短縮し、さ
らに補助板で発生する騒音を吸音効果を含め低減するこ
とができる。
【0057】また、送風吹出口の壁面に微細の溝を設け
た吹出ノズルとしたものであり、高速風を送風したと
き、送風吹出口の幅が小さい場合には高速風の速度を上
昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長く
なるのを防ぐため、補助板による誘因効果を持たせ風量
を増加することで乾燥時間をより短縮し、さらに補助板
で発生する損失を低減することができる。
【0058】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0059】
【実施例】
(実施例1)図1〜図5に示すように、手乾燥装置本体
1はフロントケース2および下部に突設した水受け部3
で構成され、フロントケース2内に送風手段4を設け、
吹出口5を水受け部3に向けて設けている。手乾燥装置
本体1は取付金具6をねじ等の固定具7にて洗面所等の
壁面に取り付けて固定されており、手乾燥装置本体1の
内部には送風手段4として高圧遠心送風機8を用い、吹
出口5の先端での送風吹出口9の形状を正面から見た形
状が外側に向かうほど凸としている。
【0060】上記構成により高圧遠心送風機8により発
生した高静圧空気は吹出口5を通って送風される風を、
送風吹出口9が絞り込む急縮小形状として吹出口5から
高速風を送風することにより乾燥時間を短縮できるもの
であり、高速風が手に均一に当たるため乾燥時間を短く
できるので、90m/s以上の高速風を必要としなくな
る。
【0061】すなわち図5に示すように、風速と騒音の
関係は比例関係となるため、風速を低減することで騒音
も大幅に低減でき、また高圧遠心送風機8の回転数の低
減にもなり、消費電力の低減となる。
【0062】(実施例2)実施例1と同一箇所には同一
番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0063】図6および図7に示すように、送風吹出口
10の断面形状がスリット状になり、中央に向かうほど
スリットの幅が大きくなっている。
【0064】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口10が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することにより乾
燥時間を短縮できるものであり、高速風の速度分布が変
化し騒音の発生周波数が分散され、騒音レベルを低減で
きる。
【0065】(実施例3)実施例1と同一箇所には同一
番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0066】図8および図9に示すように、送風吹出口
11の断面形状はスリット状になり、幅は通常2.5m
mの間隔となっている。この送風吹出口11を複数の格
子12により分割している。
【0067】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口11が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することにより乾
燥時間を短縮できるものであり、複数の格子により高速
風の出口での乱れを整流することで、騒音レベルを低減
できる。
【0068】(実施例4)実施例1と同一箇所には同一
番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0069】図10および図11に示すように、送風吹
出口13の前後に前記送風吹出口13から一定の間隔を
とって補助板14を設置している。
【0070】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
13から高速風となり送風される。前記送風吹出口13
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
14による誘引効果をもたせ風量を増加することで乾燥
時間をより短縮することができる。
【0071】(実施例5)実施例1および実施例5と同
一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0072】図12および図13に示すように、送風吹
出口15の前後に前記送風吹出口15から一定の間隔を
とり、かつ送風吹出口15を覆い隠すように送風吹出口
15より長く突出した補助板16を設置している。
【0073】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
15から高速風となり送風される。前記送風吹出口15
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
16による誘引効果をもたせ風量を増加することで乾燥
時間をより短縮し、また送風吹出口15を覆い隠すよう
に送風吹出口15より長く突出した補助板16により風
速増加にともなう騒音増加を遮音効果により防ぐことが
できる。
【0074】(実施例6)実施例1および実施例4と同
一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0075】図14に示すように、送風吹出口17の後
部に前記送風吹出口17から一定の間隔をとり、すなわ
ち送風吹出口17の手挿入方向と反対側に補助板18を
設置している。
【0076】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
17から高速風となり送風される。前記送風吹出口17
を通って送風される高速風は、手乾燥室(図示せず)で
循環するが、前記補助板18が設置されているため、誘
引効果により循環風量を増加し乾燥時間をより短縮し、
風速を増加させずに済み騒音上昇を防ぐことができる。
【0077】(実施例7)実施例1、4および実施例5
と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略
する。
【0078】図15に示すように、送風吹出口19の前
後に前記送風吹出口19から一定の間隔をとって補助板
20を設置し、さらに左右にも補助板21を設置してい
る。
【0079】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
19から高速風となり送風される。前記送風吹出口19
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
20および補助板21により前後左右の誘引効果をもた
せ、風量を増加することで乾燥時間をより短縮すること
ができる。
【0080】(実施例8)実施例1、4、5および実施
例7と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0081】図16に示すように、送風吹出口22の前
後に前記送風吹出口22から一定の間隔をとって補助板
23を設置し、さらに左右にも補助板24を設置してい
る。また前記補助板23、24から一定の間隔をとって
別の前後および左右の幅を変えた補助板25、26が前
後左右に設置されている。
【0082】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
22から高速風となり送風される。前記送風吹出口22
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
23、補助板24、補助板25、および補助板26によ
り前後左右の誘引効果をもたせ大幅に風量を増加するこ
とで乾燥時間を大幅に短縮することができる。
【0083】(実施例9)実施例1、4、5および実施
例7と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0084】図17に示すように、送風吹出口27の前
後に前記送風吹出口27から一定の間隔をとって補助板
28を設置し、さらに左右にも補助板29を設置してい
る。しかも前記補助板28および29は前記送風吹出口
27の端面より下方に突出するよう設置している。
【0085】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
27から高速風となり送風される。前記送風吹出口27
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
28および補助板29により前後左右の誘引効果をもた
せ風量を増加することで乾燥時間をより短縮するととも
に、送風吹出口27の端面より下方に突出しているので
前後左右への騒音の放射を遮音できる。
【0086】なお、前記補助板28および29が複数設
置してある場合も、同等の効果を発揮する。
【0087】(実施例10)実施例1および実施例4と
同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0088】図18に示すように、送風吹出口30の前
に前記送風吹出口30から一定の間隔をとって、かつフ
ロントケース2の前面を覆うように補助板31を設置し
ている。
【0089】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
30から高速風となり送風される。前記送風吹出口30
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
31により前面の誘引効果をもたせ風量を増加すること
で乾燥時間をより短縮するとともに、フロントケース2
の前面を覆うように設けた補助板31により騒音の放射
を遮音することができる。
【0090】(実施例11)実施例1と同一箇所には同
一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0091】図19に示すように、手乾燥室32には循
環風を強くするための返り板33が、送風吹出口34の
前に前記送風吹出口34から一定の間隔をとって設置さ
れており、また前記返り板33は一部分に孔35を設
け、誘引効果を持たせるように設置されている。
【0092】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
34から高速風となり送風される。前記送風吹出口34
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、手乾燥
室32の上部に設けた返り板33により誘引効果をもた
せて風量を増加することで乾燥時間をより短縮すること
ができる。
【0093】(実施例12)実施例1、4、5および実
施例7と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0094】図20に示すように、送風吹出口36の前
に前記送風吹出口36から一定の間隔をとって補助板3
7を設け、前記送風吹出口36と前記補助板37を一体
で成形されている。
【0095】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って、絞り込む急縮小形状となっている前記送風吹出口
36から高速風となり送風される。前記送風吹出口36
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少して乾燥時間が長くなるのを防ぐため、補助板
37を設け誘引効果をもたせ風量を増加することで乾燥
時間をより短縮するとともに前記送風吹出口36と前記
補助板37を一体で成形することにより製造コストを安
価にすることができる。
【0096】(実施例13)実施例1、4および実施例
5と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0097】図21に示すように、送風吹出口38の前
後に吹出口5から一定の間隔をとり、かつ送風吹出口3
8を覆い隠すように補助板39を設置し、その補助板3
9の送風吹出口38付近の一部分に切欠き穴40を設け
たものである。
【0098】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口38が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することとなり、
送風吹出口38の幅が小さい場合には高速風の速度を上
昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長く
なるのを防ぐため、補助板39による誘引効果を持たせ
風速を増加することで乾燥時間をより短縮し、風速増加
にともなう騒音増加を補助板39の遮音効果により防
ぎ、さらに補助板39に設けた切欠き穴40により補助
板39で発生する乱れを低減することができる。
【0099】(実施例14)実施例1、4および実施例
5と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0100】図22に示すように、送風吹出口41の前
後に吹出口5から一定の間隔をとり、かつ送風吹出口4
1を覆い隠すように補助板42を設置し、その補助板4
2の形状を翼型にしたものである。
【0101】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口41が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することとなり、
送風吹出口41の幅が小さい場合には高速風の速度を上
昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長く
なるのを防ぐため、補助板42による誘引効果を持たせ
風速を増加することで乾燥時間をより短縮し、風速増加
にともなう騒音増加を補助板42の遮音効果により防
ぎ、さらに翼型にした補助板42により補助板42で発
生する乱れを低減することができる。
【0102】(実施例15)実施例1、4および実施例
5と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0103】図23に示すように、送風吹出口43の前
後に吹出口5から一定の間隔をとり、かつ送風吹出口4
3を覆い隠すように補助板44を設置し、その補助板4
4の端面に凸部45を設けたものである。
【0104】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口43が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することとなり、
送風吹出口43の幅が小さい場合には高速風の速度を上
昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長く
なるのを防ぐため、補助板44による誘引効果を持たせ
風速を増加することで乾燥時間をより短縮し、風速増加
にともなう騒音増加を補助板44の遮音効果により防
ぎ、さらに補助板44の端面に設けた凸部45により補
助板44で発生する乱れを低減することができる。
【0105】(実施例16)実施例1、4および実施例
5と同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0106】図24に示すように、送風吹出口46の前
後に吹出口5から一定の間隔をとり、かつ送風吹出口4
6を覆い隠すように補助板47を設置し、その補助板4
7の材質を吸音材48にしたものである。
【0107】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口46が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することとなり、
送風吹出口46の幅が小さい場合には高速風の速度を上
昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長く
なるのを防ぐため、補助板47による誘引効果を持たせ
風速を増加することで乾燥時間をより短縮し、風速増加
にともなう騒音増加を補助板47の遮音効果により防
ぎ、さらに材質が吸音材48であるので補助板47で発
生する騒音を吸音効果を含め低減することができる。
【0108】(実施例17)実施例1と同一箇所には同
一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0109】図25に示すように、送風吹出口49の前
後に吹出口5から一定の間隔をとり、かつ送風吹出口4
9を覆い隠すように補助板50を設置し、その送風吹出
口49の壁面に微細の溝51を加工したものである。
【0110】上記構成により高静圧空気は吹出口5を通
って送風される風を、送風吹出口49が絞り込む急縮小
形状として吹出口5から高速風を送風することとなる、
送風吹出口49の幅が小さい場合には高速風の速度を上
昇できるが、風量が減少してしまうため乾燥時間が長く
なるのを防ぐため、補助板50による誘引効果を持たせ
風速を増加することで乾燥時間をより短縮し、風速増加
にともなう騒音増加を補助板50の遮音効果により防
ぎ、さらに送風吹出口49の壁面に設けた溝51により
送風吹出口49で発生する損失を低減することができ
る。
【0111】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、風速を必要以上に増加させることなく手を
挿入した場合にすぐに全体に風が当たるようなノズル形
状とすることで乾燥時間を短縮し、騒音を効果的に低減
することのできるという効果のある吹出ノズルを提供で
きる。
【0112】また、高速風を送風することにより乾燥時
間を短縮でき、その高速風の速度分布が変化し騒音の発
生周波数が分散され、騒音レベルを低減できる吹出ノズ
ルを提供できる。
【0113】また、高速風を送風することにより乾燥時
間を短縮でき、高速風の出口での乱れを整流すること
で、騒音レベルを低減できる吹出ノズルを提供できる。
【0114】また、高速風を送風したとき、送風吹出口
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少してしまうため乾燥時間が長くなるのを防ぐた
め、補助板による誘引効果を持たせ風速を増加すること
で乾燥時間をより短縮することができる吹出ノズルを提
供できる。
【0115】また、高速風を送風したとき、送風吹出口
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少してしまうため乾燥時間が長くなるのを防ぐた
め、補助板による誘引効果を持たせ風量を増加すること
で乾燥時間をより短縮し、風速増加にともなう騒音増加
を補助板の遮音効果により防ぐことができる吹出ノズル
を提供できる。
【0116】また、手乾燥室での循環風量を補助板の誘
引効果により増加させ、吹出口での風速を増加させるこ
となく、したがって騒音上昇させることなく、乾燥時間
をより短縮することができる吹出ノズルを提供できる。
【0117】また、高速風を送風したとき、送風吹出口
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少してしまうため乾燥時間が長くなるのを防ぐた
め、補助板による誘引効果を持たせ風量を増加すること
で乾燥時間をより短縮し、風速増加にともなう吹出口お
よび本体前面での騒音増加を補助板の遮音効果により防
ぐことができる吹出ノズルを提供できる。
【0118】また、高速風を送風したとき、送風吹出口
の幅が小さい場合には高速風の速度を上昇できるが、風
量が減少してしまうため乾燥時間が長くなるのを防ぐた
め、補助板による誘引効果を持たせ風量を増加すること
で乾燥時間をより短縮するとともに、返り部や吹出口と
一体とすることにより製造コストの安価な吹出ノズルを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の吹出ノズルの斜視図
【図2】同要部断面図
【図3】同吹出ノズルを適用した手乾燥装置の全体を示
す断面図
【図4】同正面図
【図5】同風速−騒音特性曲線を示す図
【図6】同実施例2の吹出ノズルの斜視図
【図7】同正面図
【図8】同実施例3の吹出ノズルの斜視図
【図9】同正面図
【図10】同実施例4の吹出ノズルの斜視図
【図11】同要部断面図
【図12】同実施例5の吹出ノズルの斜視図
【図13】同要部断面図
【図14】同実施例6の吹出ノズルの斜視図
【図15】同実施例7の吹出ノズルの斜視図
【図16】同実施例8の吹出ノズルの斜視図
【図17】同実施例9の要部断面図
【図18】同実施例10の断面図
【図19】同実施例11の断面図
【図20】同実施例12の要部断面図
【図21】同実施例13の吹出ノズルの斜視図
【図22】同実施例14の吹出ノズルの斜視図
【図23】同実施例15の吹出ノズルの斜視図
【図24】同実施例16の吹出ノズルの斜視図
【図25】同実施例17の吹出ノズルの斜視図
【符号の説明】
1 手乾燥装置本体 2 フロントケース 4 送風手段 5 吹出口 8 高圧遠心送風機 9 送風吹出口 10 送風吹出口 11 送風吹出口 12 格子 13 送風吹出口 14 補助板 15 送風吹出口 16 補助板 17 送風吹出口 18 補助板 19 送風吹出口 20 補助板 21 補助板 22 送風吹出口 23 補助板 24 補助板 25 補助板 26 補助板 27 送風吹出口 28 補助板 29 補助板 30 送風吹出口 31 補助板 32 手乾燥室 33 返り板 34 送風吹出口 35 孔 36 送風吹出口 37 補助板 38 送風吹出口 39 補助板 40 切欠き穴 41 送風吹出口 42 補助板 43 送風吹出口 44 補助板 45 凸部 46 送風吹出口 47 補助板 48 吸音材 49 送風吹出口 50 補助板 51 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 幸久 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 小川 正 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 竹山 隆雄 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 米田 直樹 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧遠心送風機による送風手段により、発
    生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出口
    を持ち、この送風吹出口の正面から見た形状が外側に向
    かうほど凸となる吹出ノズル。
  2. 【請求項2】高圧遠心送風機による送風手段により、発
    生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出口
    を持ち、この送風吹出口の断面形状がスリット状にな
    り、中央に向かうほど幅が大きくなる吹出ノズル。
  3. 【請求項3】高圧遠心送風機による送風手段により、発
    生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出口
    を持ち、この送風吹出口の断面形状がスリット状にな
    り、前記送風吹出口を複数に分割する格子を設けた吹出
    ノズル。
  4. 【請求項4】高圧遠心送風機による送風手段により、発
    生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出口
    をもち、この送風吹出口の前後に誘引効果を持たせるた
    めの補助板を設けた吹出ノズル。
  5. 【請求項5】送風吹出口を補助板の一部分が覆い隠され
    るように突出して配置された請求項4記載の吹出ノズ
    ル。
  6. 【請求項6】送風吹出口の手挿入方向の反対側のみの片
    方に補助板が設置されるように配置された請求項4また
    は5記載の吹出ノズル。
  7. 【請求項7】高圧遠心送風機による送風手段により、発
    生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出口
    を持ち、この送風吹出口の前後および左右方向に誘引効
    果を持たせるための補助板を設けた吹出ノズル。
  8. 【請求項8】高圧遠心送風機による送風手段により、発
    生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出口
    を持ち、この送風吹出口の前後および左右方向に誘引効
    果を持たせるための補助板を設け、さらにその外側に前
    後および左右方向に一定間隔をおいて補助板を設けた請
    求項7記載の吹出ノズル。
  9. 【請求項9】送風吹出口先端より下方に前後および左右
    に補助板が突出するように設置した請求項7または8記
    載の吹出ノズル。
  10. 【請求項10】高圧遠心送風機による送風手段により、
    発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出
    口を持ち、この送風吹出口の前面方向およびフロントケ
    ース前面を覆う補助板を設けた吹出ノズル。
  11. 【請求項11】高圧遠心送風機による送風手段により、
    発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出
    口を持ち、手乾燥室の一部分に孔を設けた返り板を設け
    誘引効果を持たせた吹出ノズル。
  12. 【請求項12】高圧遠心送風機による送風手段により、
    発生した空気流を集めて高速度の風を吹き出す送風吹出
    口を持ち、この送風吹出口の前後または左右方向に誘引
    効果を持たせるための補助板を設け、前記送風吹出口と
    前記補助板とが一体で成形された吹出ノズル。
  13. 【請求項13】補助板の一部分に切欠き穴を設けた請求
    項4または5記載の吹出ノズル。
  14. 【請求項14】補助板の断面形状が翼型である請求項4
    または5記載の吹出ノズル。
  15. 【請求項15】補助板の送風吹出側の端面に凸部を設け
    た請求項4または5記載の吹出ノズル。
  16. 【請求項16】補助板の材質の一部分あるいは全体を吸
    音材とした請求項4、5または7記載の吹出ノズル。
  17. 【請求項17】送風吹出口の壁面に微細の溝を設けた請
    求項1、2、3、4、5または7記載の吹出ノズル。
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