JPH112835A - アクティブマトリクス基板 - Google Patents
アクティブマトリクス基板Info
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- JPH112835A JPH112835A JP9157051A JP15705197A JPH112835A JP H112835 A JPH112835 A JP H112835A JP 9157051 A JP9157051 A JP 9157051A JP 15705197 A JP15705197 A JP 15705197A JP H112835 A JPH112835 A JP H112835A
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- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/136—Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit
- G02F1/1362—Active matrix addressed cells
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-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォトパターニングプロセスの回数を削減し
て良品率を高めるとともに、画素電極とドレイン電極あ
るいは画素電極と端子部の電極との良好なコンタクトを
得ることを目的とする。 【解決手段】 ソース信号線、ドレイン電極10および
各端子部を、ITO19、第1のメタルであるタンタル
20および第2のメタルである窒化タンタル21の3層
の同一パターンとし、1回のフォトプロセスでパターニ
ング形成を可能とし、さらに、窒化タンタル21によっ
てタンタル20の酸化を防止し、画素電極5とドレイン
電極10あるいは画素電極5と各配線部の電極との良好
なコンタクトを得るようにしている。
て良品率を高めるとともに、画素電極とドレイン電極あ
るいは画素電極と端子部の電極との良好なコンタクトを
得ることを目的とする。 【解決手段】 ソース信号線、ドレイン電極10および
各端子部を、ITO19、第1のメタルであるタンタル
20および第2のメタルである窒化タンタル21の3層
の同一パターンとし、1回のフォトプロセスでパターニ
ング形成を可能とし、さらに、窒化タンタル21によっ
てタンタル20の酸化を防止し、画素電極5とドレイン
電極10あるいは画素電極5と各配線部の電極との良好
なコンタクトを得るようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置など
に用いられるアクティブマトリクス基板に関する。
に用いられるアクティブマトリクス基板に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のアクティブマトリクス基
板の一部を示す等価回路図である。
板の一部を示す等価回路図である。
【0003】ガラスのような透明絶縁基板1上に、タン
タルなどでゲート信号線20、補助容量Cs形成のため
の付加容量共通配線30、メタル/ITO(Indiu
mTin Oxide)の2層からなるソース信号線4
0がそれぞれ交差するように形成されている。そして、
透過型の場合には、ITO等の透明導電膜で、反射型の
場合には、アルミ等で画素電極5が形成されてマトリク
ス状に配列されており、これら各画素電極5の近傍にそ
れぞれゲート信号線20、ソース信号線40および画素電
極5に接続されたスイッチング素子としての薄膜トラン
ジスタ60が配置されている。
タルなどでゲート信号線20、補助容量Cs形成のため
の付加容量共通配線30、メタル/ITO(Indiu
mTin Oxide)の2層からなるソース信号線4
0がそれぞれ交差するように形成されている。そして、
透過型の場合には、ITO等の透明導電膜で、反射型の
場合には、アルミ等で画素電極5が形成されてマトリク
ス状に配列されており、これら各画素電極5の近傍にそ
れぞれゲート信号線20、ソース信号線40および画素電
極5に接続されたスイッチング素子としての薄膜トラン
ジスタ60が配置されている。
【0004】アクティブマトリクス基板の周辺部には、
ビデオ信号、同期信号を入力するためのゲート信号線用
端子70、付加容量共通配線用端子80、ソース信号線用
端子90が形成されており、これらの各端子70〜90の
電極材料である金属表面には、それらの酸化を防止する
目的で画素電極5あるいはソース電極の材料であるIT
Oが設けられている。
ビデオ信号、同期信号を入力するためのゲート信号線用
端子70、付加容量共通配線用端子80、ソース信号線用
端子90が形成されており、これらの各端子70〜90の
電極材料である金属表面には、それらの酸化を防止する
目的で画素電極5あるいはソース電極の材料であるIT
Oが設けられている。
【0005】図10および図11は、1画素部分の平面
図を、図12は、図11の切断線A−Aの断面図をそれ
ぞれ示している。なお、図10においては、画素電極を
省略して示している。
図を、図12は、図11の切断線A−Aの断面図をそれ
ぞれ示している。なお、図10においては、画素電極を
省略して示している。
【0006】画素電極5は、図12に示されるように、
層間絶縁膜18の上に形成されており、薄膜トランジス
タ60のドレイン電極100は、コンタクトホール11を
介して画素電極5に接続されている。また、ドレイン電
極100と付加容量共通配線30とがゲート絶縁膜12を
挟むことにより補助容量部を形成している。
層間絶縁膜18の上に形成されており、薄膜トランジス
タ60のドレイン電極100は、コンタクトホール11を
介して画素電極5に接続されている。また、ドレイン電
極100と付加容量共通配線30とがゲート絶縁膜12を
挟むことにより補助容量部を形成している。
【0007】図13は、図11の切断線B−Bの薄膜ト
ランジスタ60部分の断面図である。
ランジスタ60部分の断面図である。
【0008】この薄膜トランジスタ60は、先ず、ゲー
ト電極160を形成後、ゲート絶縁膜12およびシリコ
ン半導体層13を連続成膜する。さらに、n+シリコン
膜を、第1のn十シリコン層14と第2のn十シリコン
層15に分離形成する。第1のn十シリコン層14にメ
タル25/ITO26の2層からなるドレイン電極10
を、第2のn+シリコン層15にメタル25/ITO2
6の2層からなるソース電極170を、電気的にそれぞ
れ接続するものである。なお、この図13においては、
層間絶縁膜18および画素電極5は、省略している。
ト電極160を形成後、ゲート絶縁膜12およびシリコ
ン半導体層13を連続成膜する。さらに、n+シリコン
膜を、第1のn十シリコン層14と第2のn十シリコン
層15に分離形成する。第1のn十シリコン層14にメ
タル25/ITO26の2層からなるドレイン電極10
を、第2のn+シリコン層15にメタル25/ITO2
6の2層からなるソース電極170を、電気的にそれぞ
れ接続するものである。なお、この図13においては、
層間絶縁膜18および画素電極5は、省略している。
【0009】このように層間絶縁膜18を介して、ソー
ス信号線と画素電極5とを別の層にする構造では、ソー
ス信号線の上に画素電極を重ねることができるので、高
開口率化が可能である。また画素電極5は、ソース信号
線4上の層間絶縁膜18の上層にあるために、ソース―
画素間リークを低減することが可能である。
ス信号線と画素電極5とを別の層にする構造では、ソー
ス信号線の上に画素電極を重ねることができるので、高
開口率化が可能である。また画素電極5は、ソース信号
線4上の層間絶縁膜18の上層にあるために、ソース―
画素間リークを低減することが可能である。
【0010】かかる従来のアクティブマトリクス基板の
製法を、図14および図15に基づいて説明する。
製法を、図14および図15に基づいて説明する。
【0011】図14は、薄膜トランジスタ60の断面図
を、図15は、ゲート信号線用端子70、ソース信号線
用端子90および付加容量共通配線用端子80の各端子部
の断面図であり、前記各端子部は、同一の構造であるの
で、一種類のみを代表的に示している。
を、図15は、ゲート信号線用端子70、ソース信号線
用端子90および付加容量共通配線用端子80の各端子部
の断面図であり、前記各端子部は、同一の構造であるの
で、一種類のみを代表的に示している。
【0012】先ず、各図(a)に示されるように、ゲー
ト信号線20、ゲート電極160および各端子部の電極
を、共通のゲートメタル27で形成する。
ト信号線20、ゲート電極160および各端子部の電極
を、共通のゲートメタル27で形成する。
【0013】次に、各図(b)に示されるように、ゲー
ト絶縁膜12、シリコン半導体層13およびn+シリコ
ン層24を連続成膜する。
ト絶縁膜12、シリコン半導体層13およびn+シリコ
ン層24を連続成膜する。
【0014】さらに、図15(c)に示されるように、
ゲート信号線用端子70、付加容量共通配線用端子80お
よびソース信号線用端子90を形成するためにコンタク
トホールを形成する。
ゲート信号線用端子70、付加容量共通配線用端子80お
よびソース信号線用端子90を形成するためにコンタク
トホールを形成する。
【0015】続いて、各図(d)に示されるように、メ
タル25/ITO26の2層からなるソース電極170
およびドレイン電極100を、メタル/ITOの2層を
連続形成した後、メタル、ITOの順に別々にフォトパ
ターニングすることにより形成する。これによって、図
13にも示されるように、TFT近傍以外のドレイン電
極100および各端子部70,80,90は、ITO26の
単層のみで形成される。
タル25/ITO26の2層からなるソース電極170
およびドレイン電極100を、メタル/ITOの2層を
連続形成した後、メタル、ITOの順に別々にフォトパ
ターニングすることにより形成する。これによって、図
13にも示されるように、TFT近傍以外のドレイン電
極100および各端子部70,80,90は、ITO26の
単層のみで形成される。
【0016】なお、ITOは、断線防止とメタルをエッ
チングする際のソースより下層膜への保護膜として機能
する。また、ドレイン電極100を、薄膜トランジスタ
近傍以外をITO単層のみで形成するのは、メタルを除
去して高開口率化を図るとともに、画素電極5の材料で
あるITOとのオーミック接触をとるためである。
チングする際のソースより下層膜への保護膜として機能
する。また、ドレイン電極100を、薄膜トランジスタ
近傍以外をITO単層のみで形成するのは、メタルを除
去して高開口率化を図るとともに、画素電極5の材料で
あるITOとのオーミック接触をとるためである。
【0017】その後、各図(e)に示されるように、T
FTチャネル部のn+シリコン24を除去してチャネル
部を形成し、さらに層間絶縁膜18、画素電極5を形成
する。
FTチャネル部のn+シリコン24を除去してチャネル
部を形成し、さらに層間絶縁膜18、画素電極5を形成
する。
【0018】さらに必要に応じて配向膜などを形成して
アクティブマトリクス基板が完成する。そして、対向基
板と貼り合わせた後、液晶を封入して液晶表示装置が完
成する。
アクティブマトリクス基板が完成する。そして、対向基
板と貼り合わせた後、液晶を封入して液晶表示装置が完
成する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例のアクティブマトリクス基板では、薄膜トランジ
スタと画素電極とを接続するドレイン電極および各端子
部は、メタル/ITOの2層でソース電極と同時に形成
されるが、ドレイン電極の薄膜トランジスタ近傍以外の
部分および各端子部は、上述のようにITOの単層で形
成するために、メタルとITOとの2回のフォトパター
ニングプロセスを行わねばならず、これによるプロセス
増加あるいはフォトパターニング不良によるソース−ド
レインリーク不良を起こし良品率低下をもたらすという
問題がある。
従来例のアクティブマトリクス基板では、薄膜トランジ
スタと画素電極とを接続するドレイン電極および各端子
部は、メタル/ITOの2層でソース電極と同時に形成
されるが、ドレイン電極の薄膜トランジスタ近傍以外の
部分および各端子部は、上述のようにITOの単層で形
成するために、メタルとITOとの2回のフォトパター
ニングプロセスを行わねばならず、これによるプロセス
増加あるいはフォトパターニング不良によるソース−ド
レインリーク不良を起こし良品率低下をもたらすという
問題がある。
【0020】そこで、高開口率化を多少犠牲にしても、
フォトパターニングプロセスの回数を削減して良品率を
高めるために、ITO単層の部分も、メタル/ITOの
2層とする、すなわち、メタル/ITOの2層でソース
信号線、ドレイン電極および各端子部のすべてを形成す
ることが考えられるが、この場合には、次のような問題
が生じることになる。
フォトパターニングプロセスの回数を削減して良品率を
高めるために、ITO単層の部分も、メタル/ITOの
2層とする、すなわち、メタル/ITOの2層でソース
信号線、ドレイン電極および各端子部のすべてを形成す
ることが考えられるが、この場合には、次のような問題
が生じることになる。
【0021】すなわち、画素電極とドレイン電極あるい
は画素電極と各端子部の電極とのコンタクト不良が生じ
る。これはドレイン電極あるいは各端子部で用いられる
メタルが、画素電極であるITOの成膜前までの灰化処
理によってその表面が酸化され、あるいは、画素電極で
あるITOの成膜中にその表面が酸化されることによる
ものである。
は画素電極と各端子部の電極とのコンタクト不良が生じ
る。これはドレイン電極あるいは各端子部で用いられる
メタルが、画素電極であるITOの成膜前までの灰化処
理によってその表面が酸化され、あるいは、画素電極で
あるITOの成膜中にその表面が酸化されることによる
ものである。
【0022】この結果、液晶表示装置の表示品位を著し
く低下させたり、あるいは、接触抵抗の増大にともなう
電圧降下を解消するために信号電圧を大きくすることに
よる消費電力の増大を招くといった問題が生じていた。
く低下させたり、あるいは、接触抵抗の増大にともなう
電圧降下を解消するために信号電圧を大きくすることに
よる消費電力の増大を招くといった問題が生じていた。
【0023】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、フォトパターニングプロセスの回数を削減し
て良品率を高めるとともに、画素電極とドレイン電極あ
るいは画素電極と端子部の電極との良好なコンタクトを
得ることを目的とする。
であって、フォトパターニングプロセスの回数を削減し
て良品率を高めるとともに、画素電極とドレイン電極あ
るいは画素電極と端子部の電極との良好なコンタクトを
得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0025】すなわち、本発明は、フォトパターニング
工程を削減するために、従来ITO単層であった部分も
メタル/ITOの2層とするとともに、さらに、メタル
/ITOのメタルの酸化を防止するために、さらにメタ
ル層を追加し、これによって、画素電極とドレイン電極
との間あるいは画素電極と各端子部の電極との間の良好
なコンタクトを得るものである。
工程を削減するために、従来ITO単層であった部分も
メタル/ITOの2層とするとともに、さらに、メタル
/ITOのメタルの酸化を防止するために、さらにメタ
ル層を追加し、これによって、画素電極とドレイン電極
との間あるいは画素電極と各端子部の電極との間の良好
なコンタクトを得るものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について、詳細に説明する。
の形態について、詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
アクティブマトリクス基板の一部を示す等価回路図であ
る。
アクティブマトリクス基板の一部を示す等価回路図であ
る。
【0028】ガラスのような透明絶縁基板1上に、ゲー
ト信号線2、補助容量Cs形成のための付加容量共通配
線3、ソース信号線4がそれぞれ交差するように形成さ
れている。そして、透過型の場合には、ITO等の透明
導電膜で、反射型の場合には、アルミ等で画素電極5が
形成されてマトリクス状に配列されており、これら各画
素電極5の近傍にそれぞれゲート信号線2、ソース信号
線4および画素電極5に接続されたスイッチング素子と
して薄膜トランジスタ(TFT)6が配置されている。
ト信号線2、補助容量Cs形成のための付加容量共通配
線3、ソース信号線4がそれぞれ交差するように形成さ
れている。そして、透過型の場合には、ITO等の透明
導電膜で、反射型の場合には、アルミ等で画素電極5が
形成されてマトリクス状に配列されており、これら各画
素電極5の近傍にそれぞれゲート信号線2、ソース信号
線4および画素電極5に接続されたスイッチング素子と
して薄膜トランジスタ(TFT)6が配置されている。
【0029】アクティブマトリクス基板の周辺部には、
ビデオ信号、同期信号を入力するためのゲート信号線用
端子7、付加容量共通配線用端子8、ソース信号線用端
子9が形成されている。
ビデオ信号、同期信号を入力するためのゲート信号線用
端子7、付加容量共通配線用端子8、ソース信号線用端
子9が形成されている。
【0030】図2および図3は、1画素部分の平面図
を、図4は、図3の切断線A−Aの断面図をそれぞれ示
している。なお、図2においては、画素電極を省略して
示している。
を、図4は、図3の切断線A−Aの断面図をそれぞれ示
している。なお、図2においては、画素電極を省略して
示している。
【0031】画素電極5は、図4に示されるように、層
間絶縁膜18の上に形成されており、薄膜トランジスタ
6のドレイン電極10は、コンタクトホール11を介し
て画素電極5に接続されている。また、ドレイン電極1
0と付加容量共通配線3とが、ゲート絶縁膜12を挟む
ことにより補助容量部を形成している。
間絶縁膜18の上に形成されており、薄膜トランジスタ
6のドレイン電極10は、コンタクトホール11を介し
て画素電極5に接続されている。また、ドレイン電極1
0と付加容量共通配線3とが、ゲート絶縁膜12を挟む
ことにより補助容量部を形成している。
【0032】図5は、図3の切断線B−Bの薄膜トラン
ジスタ6の断面図である。後述する構成を有するゲート
電極16を形成した後、ゲート絶縁膜12およびシリコ
ン半導体層13を連続成膜する。n+シリコン膜を、第
1のn十シリコン層14と第2のn十シリコン層15に
分離形成する。第1のn十シリコン層14に、後述する
構成のドレイン電極10を、第2のn+シリコン層15
に後述する構成のソース電極17を、電気的にそれぞれ
接続するものである。なお、この図5においては、層間
絶縁膜18および画素電極5は、省略している。
ジスタ6の断面図である。後述する構成を有するゲート
電極16を形成した後、ゲート絶縁膜12およびシリコ
ン半導体層13を連続成膜する。n+シリコン膜を、第
1のn十シリコン層14と第2のn十シリコン層15に
分離形成する。第1のn十シリコン層14に、後述する
構成のドレイン電極10を、第2のn+シリコン層15
に後述する構成のソース電極17を、電気的にそれぞれ
接続するものである。なお、この図5においては、層間
絶縁膜18および画素電極5は、省略している。
【0033】このように層間絶縁膜18を介して、ソー
ス信号線4と画素電極5とを別の層にする構造では、ソ
ース信号線4の上に画素電極5を重ねることができるの
で、高開口率化が可能である。また画素電極5は、ソー
ス信号線4上の層間絶縁膜18の上層にあるために、ソ
ース―画素間リークを低減することが可能である。
ス信号線4と画素電極5とを別の層にする構造では、ソ
ース信号線4の上に画素電極5を重ねることができるの
で、高開口率化が可能である。また画素電極5は、ソー
ス信号線4上の層間絶縁膜18の上層にあるために、ソ
ース―画素間リークを低減することが可能である。
【0034】この実施の形態では、高開口率化を多少犠
牲にしても、フォトパターニングプロセスの回数を削減
して良品率を高めるとともに、画素電極5とドレイン電
極10あるいは画素電極5と各端子部における電極との
良好なコンタクトを得るために、次のように構成してい
る。
牲にしても、フォトパターニングプロセスの回数を削減
して良品率を高めるとともに、画素電極5とドレイン電
極10あるいは画素電極5と各端子部における電極との
良好なコンタクトを得るために、次のように構成してい
る。
【0035】すなわち、ソース信号線4、ソース電極1
7およびドレイン電極10は、下層から順に、ITO
(Indium Tin Oxide)19、第1のメ
タルであるタンタル20および第2のメタルである窒化
タンタル21の少なくとも3層で構成されており、さら
に、後述するように、ゲート信号線用端子7、付加容量
共通配線用端子8およびソース信号線用端子9も、IT
O19、タンタル20および窒化タンタル21の3層を
備えた構成となっており、これら3層が同一のパターン
で形成されている。
7およびドレイン電極10は、下層から順に、ITO
(Indium Tin Oxide)19、第1のメ
タルであるタンタル20および第2のメタルである窒化
タンタル21の少なくとも3層で構成されており、さら
に、後述するように、ゲート信号線用端子7、付加容量
共通配線用端子8およびソース信号線用端子9も、IT
O19、タンタル20および窒化タンタル21の3層を
備えた構成となっており、これら3層が同一のパターン
で形成されている。
【0036】つまり、この実施の形態では、従来ITO
単層であった部分もメタル/ITOの2層とするととも
に、メタル(第1のメタル)の酸化を防止するために、
さらに第2のメタルとしての窒化タンタルを追加し、同
一パターンのITO19、タンタル20および窒化タン
タル21の3層の構成としたものである。
単層であった部分もメタル/ITOの2層とするととも
に、メタル(第1のメタル)の酸化を防止するために、
さらに第2のメタルとしての窒化タンタルを追加し、同
一パターンのITO19、タンタル20および窒化タン
タル21の3層の構成としたものである。
【0037】これによって、フォトレジストによるパタ
ーニング工程が1回削減され、アクティブマトリクス基
板の製造時間の短縮を図ることができるとともに、フォ
トレジストパターニング不良を低減して良品率を高める
ことができ、コストダウンを図ることができる。
ーニング工程が1回削減され、アクティブマトリクス基
板の製造時間の短縮を図ることができるとともに、フォ
トレジストパターニング不良を低減して良品率を高める
ことができ、コストダウンを図ることができる。
【0038】しかも、第2のメタルである窒化タンタル
21によって、画素電極5であるITOの成膜前までの
灰化処理によって第1のメタルであるタンタル20の表
面が酸化されるのを防止し、あるいは、画素電極5のI
TO成膜中にタンタル20の表面が酸化されるのを防止
することができ、良好なコンタクトを得ることが可能と
なり、これによって、液晶表示装置の表示品位が低下し
たり、あるいは、接触抵抗が増大するために消費電力の
増大を招くといった問題を解消することができる。
21によって、画素電極5であるITOの成膜前までの
灰化処理によって第1のメタルであるタンタル20の表
面が酸化されるのを防止し、あるいは、画素電極5のI
TO成膜中にタンタル20の表面が酸化されるのを防止
することができ、良好なコンタクトを得ることが可能と
なり、これによって、液晶表示装置の表示品位が低下し
たり、あるいは、接触抵抗が増大するために消費電力の
増大を招くといった問題を解消することができる。
【0039】なお、本発明の他の実施の形態として、I
TO19とタンタル20との間に、さらに窒化タンタル
を介在させて4層とし、低抵抗化を図ってもよい。
TO19とタンタル20との間に、さらに窒化タンタル
を介在させて4層とし、低抵抗化を図ってもよい。
【0040】また、この実施の形態では、各端子部7〜
9におけるゲートのメタル材料とソースのITO19と
のコンタクトにおいても、ゲートのメタル材料が酸化す
ることによるコンタクト不良をなくすために、ゲート信
号線2および付加容量共通配線3は、下層から順に、第
3のメタルとしてのタンタル22および酸化を防止する
ための第4のメタルとしての窒化タンタル23から構成
されている。つまり、従来のゲートメタル(第3のメタ
ル)であるタンタル22の上に、さらに、酸化防止用の
第4のメタルである窒化タンタル23を形成するのであ
る。
9におけるゲートのメタル材料とソースのITO19と
のコンタクトにおいても、ゲートのメタル材料が酸化す
ることによるコンタクト不良をなくすために、ゲート信
号線2および付加容量共通配線3は、下層から順に、第
3のメタルとしてのタンタル22および酸化を防止する
ための第4のメタルとしての窒化タンタル23から構成
されている。つまり、従来のゲートメタル(第3のメタ
ル)であるタンタル22の上に、さらに、酸化防止用の
第4のメタルである窒化タンタル23を形成するのであ
る。
【0041】これらの窒化タンタル21,23は、十分
な酸化防止機能を果たすために、例えば40%以上の高
濃度の窒化タンタルであるのが好ましい。
な酸化防止機能を果たすために、例えば40%以上の高
濃度の窒化タンタルであるのが好ましい。
【0042】次に、以上の構成を有するアクティブマト
リクス基板の製法を、図6および図7に基づいて説明す
る。
リクス基板の製法を、図6および図7に基づいて説明す
る。
【0043】図6は、薄膜トランジスタ6の断面図を、
図7は、ゲート信号線用端子7、ソース信号線用端子9
および付加容量共通配線用端子8の各端子部の断面図で
あり、前記各端子部は、同一の構造であるので、一種類
のみを代表的に示している。
図7は、ゲート信号線用端子7、ソース信号線用端子9
および付加容量共通配線用端子8の各端子部の断面図で
あり、前記各端子部は、同一の構造であるので、一種類
のみを代表的に示している。
【0044】先ず、各図(a)に示されるように、ゲー
ト信号線2、ゲート電極16および付加容量共通配線3
としてタンタル22を例えば約30nm、窒化タンタル
23を例えば約100nmの膜厚で形成する。窒化タン
タルは、上述のように窒素を40%以上含む膜であるの
が好ましい。
ト信号線2、ゲート電極16および付加容量共通配線3
としてタンタル22を例えば約30nm、窒化タンタル
23を例えば約100nmの膜厚で形成する。窒化タン
タルは、上述のように窒素を40%以上含む膜であるの
が好ましい。
【0045】次に、各図(b)に示されるように、ゲー
ト絶縁膜12として窒化シリコンを例えば約300n
m、シリコン半導体層13としてアモルファスシリコン
を約50nm、n+シリコン層24としてがμc(マイ
クロクリスタル)―n+シリコンを約50nmを成膜
し、n+シリコン層24はTFTチャネル形成部を除い
て除去する。
ト絶縁膜12として窒化シリコンを例えば約300n
m、シリコン半導体層13としてアモルファスシリコン
を約50nm、n+シリコン層24としてがμc(マイ
クロクリスタル)―n+シリコンを約50nmを成膜
し、n+シリコン層24はTFTチャネル形成部を除い
て除去する。
【0046】さらに、図7(c)に示されるように、ゲ
ート信号線用端子7、付加容量共通配線用端子8および
ソース信号線用端子9の形成のためにコンタクトホール
を形成する。
ート信号線用端子7、付加容量共通配線用端子8および
ソース信号線用端子9の形成のためにコンタクトホール
を形成する。
【0047】つづいて、各図(d)に示されるように、
ソース信号線4、ソース電極17およびドレイン電極1
0としてITO19を例えば約150nm、タンタル2
0を例えば約150nm、窒化タンタル21を例えば約
30nmの膜厚で形成するとともに、同時に各端子部も
同様に形成する。
ソース信号線4、ソース電極17およびドレイン電極1
0としてITO19を例えば約150nm、タンタル2
0を例えば約150nm、窒化タンタル21を例えば約
30nmの膜厚で形成するとともに、同時に各端子部も
同様に形成する。
【0048】ここで上層の窒化タンタル21は、上述の
ように窒素を40%以上含む膜とするのが好ましい。ま
た、窒化タンタル21は、その膜厚が、0.02〜0.2
μmであるのが好ましい。
ように窒素を40%以上含む膜とするのが好ましい。ま
た、窒化タンタル21は、その膜厚が、0.02〜0.2
μmであるのが好ましい。
【0049】その後TFTチャネル部のn+シリコン層
24を除去してチャネル部を形成し、さらに、各図
(e)に示されるように、層間絶縁膜18として透明度
の高い感光性樹脂、例えばアクリル樹脂を用いて例えば
2μmの膜を形成し、さらにコンタクトホールを形成
し、層間絶縁膜のコンタクトホール部での膜残りをなく
すために灰化処理を行う。その後画素電極5としてIT
Oを150nm成膜、パターニングすることで形成す
る。
24を除去してチャネル部を形成し、さらに、各図
(e)に示されるように、層間絶縁膜18として透明度
の高い感光性樹脂、例えばアクリル樹脂を用いて例えば
2μmの膜を形成し、さらにコンタクトホールを形成
し、層間絶縁膜のコンタクトホール部での膜残りをなく
すために灰化処理を行う。その後画素電極5としてIT
Oを150nm成膜、パターニングすることで形成す
る。
【0050】なお、薄膜トランジスタ6のチャネル分離
形成のためのn+シリコン層のドライエッチング工程に
おいて、ドライエッチング後に灰化処理を行わないよう
にしてもよく、あるいは、ドライエッチング後に酸化性
ガスを用いないプラズマ、例えば窒素プラズマ、ヘリウ
ムプラズマあるいはアルゴンプラズマにさらしてもよ
い。これによって、ソースメタル表面が酸化するのを回
避することができる。
形成のためのn+シリコン層のドライエッチング工程に
おいて、ドライエッチング後に灰化処理を行わないよう
にしてもよく、あるいは、ドライエッチング後に酸化性
ガスを用いないプラズマ、例えば窒素プラズマ、ヘリウ
ムプラズマあるいはアルゴンプラズマにさらしてもよ
い。これによって、ソースメタル表面が酸化するのを回
避することができる。
【0051】さらに必要に応じて配向膜などを形成して
本発明のアクティブマトリクス基板が完成する。そし
て、対向基板と貼り合わせた後、液晶を封入して液晶表
示装置が完成する。
本発明のアクティブマトリクス基板が完成する。そし
て、対向基板と貼り合わせた後、液晶を封入して液晶表
示装置が完成する。
【0052】上述の実施の形態では、ゲート電極を、ゲ
ートメタルと窒化メタルとによって構成したけれども、
本発明の他の実施の形態として、従来例と同様に、ゲー
トメタルのみによって構成してもよい。
ートメタルと窒化メタルとによって構成したけれども、
本発明の他の実施の形態として、従来例と同様に、ゲー
トメタルのみによって構成してもよい。
【0053】本発明の他の実施の形態として、ソース信
号線用端子9は、図8に示されるように、ソース電極で
あるITO19、タンタル20および窒化タンタル21
並びに画素電極5のみで構成してもよい。
号線用端子9は、図8に示されるように、ソース電極で
あるITO19、タンタル20および窒化タンタル21
並びに画素電極5のみで構成してもよい。
【0054】上述の実施の形態では、補助容量Csを付
加容量共通配線3とドレイン電極10とを重ねることに
より形成する、いわゆるCs On Com方式について
適用したけれども、本発明の他の実施の形態として、補
助容量を隣のゲート配線とドレイン電極との間で形成す
る、いわゆるCs On Gate方式にも適用できるの
は勿論である。
加容量共通配線3とドレイン電極10とを重ねることに
より形成する、いわゆるCs On Com方式について
適用したけれども、本発明の他の実施の形態として、補
助容量を隣のゲート配線とドレイン電極との間で形成す
る、いわゆるCs On Gate方式にも適用できるの
は勿論である。
【0055】また、上述の実施の形態では、メタル材料
としてタンタルを用いたけれども、本発明の他の実施の
形態として、メタル材料は、チタン、モリブデン、ニオ
ブ、クロムなどを用いてもよい。
としてタンタルを用いたけれども、本発明の他の実施の
形態として、メタル材料は、チタン、モリブデン、ニオ
ブ、クロムなどを用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ソース信
号線およびドレイン電極は、ITO、第1のメタルおよ
び第2のメタルの少なくとも3層で構成し、各端子部も
前記3層を備える構成としているので、1回のフォトプ
ロセスでパターニング形成が可能となり、製造時間を短
縮することができるとともに、フォトレジストのパター
ニング不良による良品率低下を回避することができ、大
幅なコストダウンが可能となる。
号線およびドレイン電極は、ITO、第1のメタルおよ
び第2のメタルの少なくとも3層で構成し、各端子部も
前記3層を備える構成としているので、1回のフォトプ
ロセスでパターニング形成が可能となり、製造時間を短
縮することができるとともに、フォトレジストのパター
ニング不良による良品率低下を回避することができ、大
幅なコストダウンが可能となる。
【0057】また、ソースメタルである第1のメタルの
上層には、窒素が高濃度に含まれた窒化メタルなどの酸
化防止用の第2のメタルが形成されているので、画素電
極とドレイン電極あるいは画素電極と各配線部の電極と
のコンタクトが良好にとれることになり、液晶表示装置
の表示品位および信頼性が向上する。
上層には、窒素が高濃度に含まれた窒化メタルなどの酸
化防止用の第2のメタルが形成されているので、画素電
極とドレイン電極あるいは画素電極と各配線部の電極と
のコンタクトが良好にとれることになり、液晶表示装置
の表示品位および信頼性が向上する。
【0058】さらにゲート信号線および付加容量共通配
線の第3のメタルの上層に、窒素が高濃度に含まれた窒
化メタルなどの第4のメタルを形成することにより、ゲ
ート信号線用端子、付加容量共通配線用端子において、
その上層のITOとの良好なコンタクトをとることがで
きる。
線の第3のメタルの上層に、窒素が高濃度に含まれた窒
化メタルなどの第4のメタルを形成することにより、ゲ
ート信号線用端子、付加容量共通配線用端子において、
その上層のITOとの良好なコンタクトをとることがで
きる。
【図1】本発明のアクティブマトリクス基板の部分等価
回路図である。
回路図である。
【図2】本発明のアクティブマトリクス基板の1画素部
分の平面図である。
分の平面図である。
【図3】本発明のアクティブマトリクス基板の1画素部
分の平面図である。
分の平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】本発明の製造方法の一例を示すTFTの断面図
である。
である。
【図7】図6に対応する端子部の断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態のソース信号線用端子
の断面図である。
の断面図である。
【図9】従来例のアクティブマトリクス基板の部分等価
回路図である。
回路図である。
【図10】従来例のアクティブマトリクス基板の1画素
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図11】従来例のアクティブマトリクス基板の1画素
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図12】図11のA−A断面図である。
【図13】図11のB−B断面図である。
【図14】従来例の製造方法を示すTFTの断面図であ
る。
る。
【図15】図14に対応する端子部の断面図である。
2 ゲート信号線 3 付加容量共通配線 4 ソース信号線 5 画素電極 6 薄膜トランジスタ 7 ゲート信号線用端子 8 付加容量共通配線用端子 9 ソース信号線用端子 10 ドレイン電極 19 ITO 20 タンタル 21 窒化タンタル
フロントページの続き (72)発明者 咲花 由和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 片山 幹雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁基板上にスイッチング素子がマトリ
クス状に形成され、該スイッチング素子を制御するゲー
ト信号線が形成され、前記スイッチング素子にデータ信
号を供給するソース信号線がゲート信号線と直交する形
で形成され、前記スイッチング素子、ゲート信号線およ
びソース信号線の上部に層間絶縁膜が形成され、該層間
絶縁膜上に形成された画素電極が層間絶縁膜を貫くコン
タクトホールを介して前記スイッチング素子のドレイン
電極またはその延長と接続されたアクティブマトリクス
基板において、 前記ソース信号線および前記ドレイン電極は、ITO
(Indium TinOxide)、第1のメタルお
よび第2のメタルの少なくとも3層で構成されることを
特徴とするアクティブマトリクス基板。 - 【請求項2】 前記ソース信号線用端子、ゲート信号線
用端子および付加容量共通配線用端子の少なくとも一つ
が、前記ITO、前記第1のメタルおよび前記第2のメ
タルの少なくとも3層を備える請求項1記載のアクティ
ブマトリクス基板。 - 【請求項3】 前記3層は、下層から順に、ITO、第
1のメタルおよび第2のメタルであり、前記第2のメタ
ルが、窒化メタルである請求項1または2記載のアクテ
ィブマトリクス基板。 - 【請求項4】 前記第1のメタルが、タンタルであり、
前記第2のメタルが、窒化タンタルである請求項3記載
のアクティブマトリクス基板。 - 【請求項5】 ゲート信号線および付加容量共通配線の
少なくとも一方が、第3のメタルおよび第4のメタルの
少なくとも2層で構成される請求項1ないし4のいずれ
かに記載のアクティブマトリクス基板。 - 【請求項6】 前記2層は、下層から順に、第3のメタ
ルおよび第4のメタルであり、前記第4のメタルが、窒
化メタルである請求項5記載のアクティブマトリクス基
板。 - 【請求項7】 前記ソース信号線用端子、ゲート信号線
用端子および付加容量共通配線用端子の少なくとも一つ
が、前記第3のメタルおよび前記第4のメタルの2層を
備える請求項5または6記載のアクティブマトリクス基
板。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157051A JPH112835A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | アクティブマトリクス基板 |
US09/095,586 US5995177A (en) | 1997-06-13 | 1998-06-11 | Active matrix substrate with multi-layer signal lines and/or electrodes |
KR1019980022194A KR100308367B1 (ko) | 1997-06-13 | 1998-06-13 | 액티브매트릭스기판 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157051A JPH112835A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | アクティブマトリクス基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112835A true JPH112835A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15641133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9157051A Pending JPH112835A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | アクティブマトリクス基板 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5995177A (ja) |
JP (1) | JPH112835A (ja) |
KR (1) | KR100308367B1 (ja) |
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JP2008090309A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Samsung Electronics Co Ltd | 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法 |
CN102253543A (zh) * | 2011-07-29 | 2011-11-23 | 南京中电熊猫液晶显示科技有限公司 | 液晶显示器的存储电极连接架构 |
JP2016174155A (ja) * | 2009-02-25 | 2016-09-29 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
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TW525216B (en) * | 2000-12-11 | 2003-03-21 | Semiconductor Energy Lab | Semiconductor device, and manufacturing method thereof |
SG111923A1 (en) | 2000-12-21 | 2005-06-29 | Semiconductor Energy Lab | Light emitting device and method of manufacturing the same |
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KR100838185B1 (ko) * | 2001-09-24 | 2008-06-13 | 엘지디스플레이 주식회사 | 어레이 기판 및 이를 이용한 액정 표시 장치와, 이의 제조방법 |
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GB0216904D0 (en) * | 2002-07-20 | 2002-08-28 | Koninkl Philips Electronics Nv | Active matrix liquid crystal display device |
KR101050300B1 (ko) * | 2004-07-30 | 2011-07-19 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치용 어레이 기판 및 그 제조 방법 |
KR101066492B1 (ko) * | 2004-12-24 | 2011-09-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박막 트랜지스터 기판 및 그 제조 방법 |
JP2008047893A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Samsung Electronics Co Ltd | 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2620240B2 (ja) * | 1987-06-10 | 1997-06-11 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
JPH02256029A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アクティブマトリックス基板 |
JPH04174822A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Fujitsu Ltd | アクティブマトリクス型液晶表示パネル |
EP0603866B1 (en) * | 1992-12-25 | 2002-07-24 | Sony Corporation | Active matrix substrate |
JPH06250211A (ja) * | 1993-02-23 | 1994-09-09 | Hitachi Ltd | 液晶表示基板とその製造方法 |
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-
1997
- 1997-06-13 JP JP9157051A patent/JPH112835A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-11 US US09/095,586 patent/US5995177A/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-13 KR KR1019980022194A patent/KR100308367B1/ko not_active IP Right Cessation
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Also Published As
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US5995177A (en) | 1999-11-30 |
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