JPH11279813A - 開放車輌ライダ保護装置及び方法 - Google Patents

開放車輌ライダ保護装置及び方法

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JPH11279813A
JPH11279813A JP10345250A JP34525098A JPH11279813A JP H11279813 A JPH11279813 A JP H11279813A JP 10345250 A JP10345250 A JP 10345250A JP 34525098 A JP34525098 A JP 34525098A JP H11279813 A JPH11279813 A JP H11279813A
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gas
vehicle
inflatable member
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JP10345250A
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English (en)
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Jacob Alaloof
ジエイコブ・アラルーフ
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ALALOOF ACTIVE PROTEC AAP Ltd
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    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
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    • A41D13/015Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches with shock-absorbing means
    • A41D13/018Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches with shock-absorbing means inflatable automatically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J27/00Safety equipment
    • B62J27/20Airbags specially adapted for motorcycles or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D2600/00Uses of garments specially adapted for specific purposes
    • A41D2600/10Uses of garments specially adapted for specific purposes for sport activities
    • A41D2600/102Motorcycling
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】開放車輌及び乗馬のような他の開放輸送手段の
ライダの保護装置。 【解決手段】身体の前部及び後部を覆って保護する第1
の膨張部並びにライダの上部脊椎を覆って一時的に不動
にする第2の膨張部を有する。ライダの身体の少なくと
も上部を包囲する衣服形状の膨張式部材、これに組み込
まれた加圧気体源32、ライダが所定の距離車輌から突
然離れることに応答して膨張式部材を素早く膨張させる
ように膨張式部材の内部を加圧気体源に曝す曝し手段と
を備える。曝し手段は、加圧気体と連係する気体放出手
段と、脆性素子を有し、膨張式部材と車輌とを選択的に
係脱させるコネクタとを含み、コネクタはライダが車輌
から突然離れることによりコネクタに少なくとも所定の
力を印加することに応答して、先づ、この力を気体放出
手段に伝えて気体放出手段を作動させることにより膨張
式部材を膨張させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートバイのよう
な開放車輌(non-enclosed vehicle)のユーザの保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】事故の際に、オートバイのライダは、自
動車の乗客と比べて重傷を負う危険が大きいことが広く
認識されている。これは、特に、オートバイは、自動車
とは異なり、ユーザを取り囲む保護システムが装備され
ていないからである。従って、オートバイのライダが走
行している車輌または静止物体に衝突した場合にライダ
が受ける傷害のほかに、オートバイと他の車輌または静
止物体との衝突の際に、ライダがオートバイから投げ出
される危険も著しく高い。オートバイから投げ出される
と、オートバイのライダは致命的な傷害、あるいは少な
くとも身体の特に重要な部分、特に、背中、脊椎、首及
び骨盤に重傷を負いやすい。これにより、麻痺または死
亡に至らない場合でも、極めて重大な損傷を受ける可能
性がある。
【0003】かかる問題は、本技術分野において充分に
認識されているのも拘わらず、これまでは満足のいく解
決法は提案されていなかった。本技術分野のかかる状況
は、以下において簡単に説明するように、数多くの刊行
物において指摘されている。
【0004】Demaraisのフランス国特許出願第9107
659号、同公告第2,677,856号には、オート
バイのライダの保護装置が開示されている。この衣服
は、ライダが落下した場合にライダを保護するように圧
縮空気源に結合された、天然または合成ゴムから形成す
るのが好ましい膨張室を備えている。
【0005】Van Wykの南アフリカ国特許出願第840
9018号には、オートバイのライダの安全服が開示さ
れている。この衣服は、流体圧源に接続され、車輌また
は着用者の減速の際に膨張するようになっている。
【0006】Hasseのドイツ国特許出願第DE3323
701号には、手動曳索を有する2層構造の膨張材料か
ら形成されたオートバイのライダ及び歩行者用の安全ジ
ャケットが開示されている。
【0007】Sweeneyのイギリス国特許第2,099,
687号には、圧縮気体源から迅速に膨張することがで
きる区画室を有する、オートバイのライダの保護服が開
示されている。
【0008】Craneの米国特許第4,059,852号
には、オートバイのライダの膨張式スーツが開示されて
おり、このスーツは、入口と連係した加圧気体源を有し
ている。気体源と連係したバルブが配設されていて、オ
ートバイのライダが車輌から突然離れたときに起動する
ようになっている。
【0009】Kim等の米国特許第4,984,821号
には、衝撃吸収チューブと、ガス導管を介して衝撃吸収
チューブに接続された気体調整器と、1つ以上の圧縮気
体貯蔵及び放出装置と、車輌により作動される点火コン
トローラと、電気ワイヤ及び引張り糸を介して点火コン
トローラに接続されたトリガ装置と、力を印加すると分
離するように電気ワイヤと引張り糸との中間に配置され
たコネクタとを備えた気体膨張式の衝撃吸収安全服が開
示されている。事故の際には、車輌が、点火コントロー
ラを作動させることができない場合がしばしばある。
【0010】上記した刊行物は特に、身体のある領域に
クッションを提供するように、着用者がオートバイから
離れたときに素早く膨張する衣類を開示している。膨張
した形状は、衣服の非膨張状態にある形状と近似してい
るが、所定の部分が幾分厚くなっている。従って、衣服
は、膨張すると、ある程度の保護を提供するが、人がオ
ートバイから投げ出されて地面に衝突したときに受ける
力の再分散が比較的少なく、従って、直接的な衝撃力に
対して有意の保護をほとんど提供することができない。
従って、上記したように、着用者の重大な損傷を防止す
るのに充分な程度まで衝撃力を必ずしも低くすることが
できない。
【0011】Bothwellの英国特許第1,479,733
号には、着用者の身体に対する衝撃を緩衝するように構
成された保護服が開示されている。この衣服は、膨張し
て大きなボールとなることにより、前部バッグと着用者
の顔との間にギャップを画成して自由に呼吸をすること
ができるようにしているが、このギャップがあるために
着用者の首を固定することができない。膨張は、着用者
が落下したときにオートバイが発生する電気パルスによ
り行われる。
【0012】Taheriの米国特許第4,637,074号
には、衝突に関係した損傷から保護するように、自動車
のような車輌において使用する膨張式の衣服が開示され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
が有する上記課題を解決することができる、開放車輌及
び乗馬のような他の開放輸送手段のライダの保護装置を
提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の保護装置は、ラ
イダが車輌から意図せずに離れることに応答して力を散
逸させまたはそらせるように自動的に膨張する衣服の形
態をなしている。
【0015】本発明に係る開放車輌のライダの保護装置
は、開放車輌のライダの身体の前部及び後部を覆って保
護する少なくとも第1の膨張部および少なくともライダ
の上部脊椎を覆って一時的に不動にする少なくとも第2
の膨張部を有し、ライダの身体の少なくとも上部を包囲
する衣服形状の膨張式部材と、該膨張式部材に組み込ま
れた加圧気体源と、ライダが少なくとも所定の距離車輌
から突然離れることに応答して膨張式部材を素早く膨張
させるように膨張式部材の内部を加圧気体源に曝す曝し
手段とを備えている。曝し手段は、加圧気体と連係する
気体放出手段と、脆性素子を有し膨張式部材と車輌とを
選択的に係脱させるコネクタとを含み、コネクタはライ
ダが車輌から突然離れることによりコネクタに少なくと
も所定の力を印加することに応答して、先づ、この力を
気体放出手段に伝えて気体放出手段を作動させることに
より膨張式部材を膨張させ、次いで、脆性素子にこの力
を伝えて車輌から離脱させることにより膨張式部材を車
輌から取り外すように構成されている。更に、曝し手段
は、気体放出手段及びコネクタ手段に連係して配設され
た電気機械式操作手段を含み、該電気機械式操作手段は
ライダが少なくとも所定の距離車輌から突然離れること
に応答して電流供給手段を作動させ、気体放出手段を起
動させることにより膨張式部材を膨張させるとともに膨
張式部材を車輌から取り外すように構成された機械手段
を有している。特に、膨張式部材は非膨張状態にあると
きには衣服状の形状を有するとともに、膨張した状態に
なると、ライダが車輌から突然離れた後に物体に衝突し
て遭遇する大きな集中力がライダに直接伝わるのを阻止
してライダの身体の包囲された上部を重大な傷害から保
護することができるように膨張した略丸い形状を有して
いる。
【0016】本発明の一の実施の形態によれば、加圧気
体源は火工式気体発生器(pyrotechnic gas generator)
を含む。
【0017】本発明の一の実施の形態によれば、加圧気
体源はハイブリッド気体発生器を含む。
【0018】
【発明の実施の形態】先づ、図1について説明すると、
オートバイのような参照番号10で示す開放車輌と、参
照番号12で示す自動車との衝突が図示されている。側
面衝突の場合には、参照番号14で示すオートバイのラ
イダはオートバイから突き出され、背中が地面16に着
地するまで空中を飛ぶ。無防備に場合には、オートバイ
のライダの首や背中に重大な傷害を引き起こし、多くの
場合には、死亡または永久的な不具に至る。当業者であ
れば認識することができるように、永久的な傷害、更に
は致命傷を最も受けやすい身体の個所は、首、背中及び
骨盤である。
【0019】かくして、本発明は、外衣として着用する
ように適合され、かつ、例えば、他の車輌または静止物
体と衝突した場合のように、ライダが車輌から突然離れ
たときに、直ちに膨張する、参照番号18で示される保
護装置を提供するものである。膨張した状態にあるこの
装置は、参照番号18’で示されている。ライダが着地
するまで、骨盤から首に至るライダの身体上部全体は、
ライダを上記したような傷害から保護するように動作す
るバルーン状の保護クッションに包まれる。これは、衝
撃力のある部分をそらせ、かつ、残りの衝撃力を身体の
保護される部分の略全体に拡げ即ち分配して、大きな集
中力が身体の特定部分に移行するのを防止することによ
り達成される。
【0020】本明細書の上記従来技術の項において説明
したように、迅速に膨張する緩衝装置をオートバイのラ
イダに対して提供する種々の試みが本技術分野において
なされてきたが、これらはいずれも、衝撃力を適正にそ
らせあるいは分散させることができない比較的薄い緩衝
手段を提供することを特徴としている。
【0021】これに対して、本発明は、丸いまたは球状
の物体の、その形状に基づく本質的な特性、即ち、衝撃
を加えたときに表面から少なくとも一部が偏向して、衝
撃力の大部分をライダからそらそうとする丸いまたは球
状物体の本質的な特性を利用するものである。本発明の
保護装置はまた、膨張した形態にあるときに発揮する塊
状性(massiveness)により、装置が膨張したときに、残
った力を身体の極めて大きな面積に亘って分散させると
ともに、首と背中を固定状態に支持して、医療従事者ま
たは医師がいないときに傷を負ったライダの首と脊椎の
望ましくない動きを防止することができる。
【0022】本発明の装置は主として、実質上アドオン
装置である保護服として実施することができるが、この
装置は車輌に設置することを必要とするとともに、車両
と連係して動作するものであり、従って、本発明は更
に、この装置を組み込んだ開放車輌にも関するものであ
る。図1に示すように、典型的にはオートバイ10とす
ることができる開放車輌は、かくして、シャーシ20
と、シャーシに連係した複数のホイール22と、ホイー
ル22と駆動連係されたエンジン24と、保護装置18
とを備えている。
【0023】次に、図2−18について説明するが、図
2−18のうち、図2−8はライダ14に着用された、
非膨張状態にある保護装置18の一の実施の形態を示
し、図9−15は膨張状態にある装置18を示し、図1
6及び17は装置18の内部層だけを示し、図18は拡
げられた状態にある装置18の概略切欠き図であり、装
置18の異なる部分間の相互連通を示す。
【0024】これらの図に示すように、保護装置18の
主要部は、骨盤から首まで身体の上部全体を包囲するこ
とにより、膨張したときに全体的な保護と支持行うのが
好ましい衣服形状の膨張式部材30である。膨張式部材
30の内部には、好ましくは圧縮空気を含む複数の加圧
気体キャニスタの形態をなすのが好ましい、参照番号3
2で示される加圧気体源が配置されている。膨張式部材
30を膨張させるに要する時間を最小にするように、キ
ャニスタ32は膨張式部材の内側に配置されていて、参
照番号34で示す気体放出機構により作動される。気体
キャニスタ32及び該キャニスタと連係して使用される
気体放出機構34は、使用が一回限りとなっており、例
えば、ライフジャケットに使用されているようなものと
することができるので、本明細書においてはこれ以上の
説明は省略する。気体放出機構34は、上記したよう
に、衝突により起こるものと考えられる、少なくとも所
定の距離だけライダ14が車輌から突然離れることに応
答して膨張式部材30を素早く膨張させるように動作を
行う。車両からのライダの所定の距離の分離から、膨張
式部材30の膨張及び車輌からの完全な分離に至る一連
の動きを、図19乃至21により以下において説明す
る。
【0025】ライダによる本発明の装置の使用を促進す
るためには、膨張式部材30は、軽量であるのが好まし
く、膨張していない状態にあるときには、衣服状の形状
を有する。しかしながら、膨張が行われると、衝撃力の
少なくとも主要部分をそらせて、ライダの重大な傷害を
防ぐために、膨張式30は、球状の、即ち、略丸い、球
形または楕円形のバルーン形状となる。
【0026】図面に示すように、膨張式部材30は、典
型的には、身体の前部及び後部をそれぞれ覆って保護す
る第1の膨張部110と第2の膨張部130とを有する
とともに、ライダの首の少なくとも後部を覆って保護す
る、好ましくは、首を実質上包囲する第3の膨張部15
0とを有している。あるいは、膨張式部材30は、身体
の前部及び後部を覆って保護する1つの部分、あるい
は、身体の前部または後部を覆う幾つかの部分と、ライ
ダの上部脊椎を一時的に動かないようにする別の膨張部
とを有することができる。
【0027】部材30により構成されるクッションの肩
部の周囲に連続性を確保するために、かつ、キャニスタ
32から気体が放出されたときに部材30全体に気体が
素早く行き亘るように、部材30は、本実施の形態にお
いては、エプロン状に配置されているとともに、図10
及び18に示すように、肩を横切って一対の膨張セル1
60及び162が配設されている。更に、図18に示す
ように、第1の部分110と第2の部分130は、第3
の部分を中心に対称に配置され、第3の部分を介して接
続されており、第3の部分150にはライダの頭部が挿
通する開口152が形成されている。
【0028】部材30を頭の上に配置してから、第1の
膨張部110と第2の膨張部130の側部を、適宜のフ
ァスナを介して互いに締結する。この締結は、図17及
び18に示すように、雄部40及び雌部42を有する迅
速スナップファスナにより行うのが好ましい。別の対を
なすファスナ40及び42(図18)が、またの下の第
1の部分110と第2の部分130の端部を互いに締結
するように配設されている。所望されない力が部材30
の布に加わるのを防止して、布が裂けることがないよう
にするために、ファスナ36、38、40及び42が、
複数のウエブ付きベルト部44(図2Aおよび4A)を
介して部材30に接続されている。
【0029】特に、図3、5、7、8、10、12、1
4、15及び18について説明すると、膨張式部材30
の異なる部分は、相互間だけで連通するゴム引き布など
のような気体不透過性材料から、封止された袋の形状に
形成することにより、容易に膨張することができるよう
になっている。
【0030】以下の説明においては、第1の膨張部11
0と第2の膨張部130の対応する部分は、第1の膨張
部110の対応する部分を示す参照番号で表示し、第2
の膨張部120の対応する部分を示す参照番号は括弧内
に表示するものとする。
【0031】かくして、第1の膨張部110と第2の膨
張部130はそれぞれ、実質上封止された室116(1
36)を協働して形成する、ライダの身体の所定の部分
に対して配置されるように形成された気体不透過性の内
層112(132)と、内層112(132)に結合さ
れた気体不透過性の外層114(134)とから形成さ
れており、外層114(134)は高い気体圧の存在下
で膨張する柔軟な材料から形成されている。好ましく
は、室116(136)は、内層112(132)と外
層114(134)との間を側方へ延びるとともに、こ
れらの層に封着された気体不透過性の壁122(14
2)により、典型的には2つの気体不透過性のセル11
8(138)と120(140)とに分けられている。
ウエブ付きベルト部44に固着される内層112(13
2)は、外層114(134)よりも膨張性の小さい材
料から形成するのが好ましく、これにより、膨張性部材
30が主として外方へ膨張して外方へ湾曲する所望の形
状を提供する一方で、ある圧力が内方へ加えられて背中
の固定を行い易くすることができる。
【0032】首を保護する第3の膨張部150は、略チ
ューブ形状をなしている。第3の膨張部150の後部1
54は、非膨張状態にあるときには著しくコンパクトな
形状をなすとともに、膨張時には、図9−14に示すよ
うに、概ね厚さのある立ち上がった形状をなす。この厚
みのある部分は、首の後部から首を中心に約270°に
亘って延び、衝撃に対してかなりの緩衝作用を提供する
とともに、首及び背中を部材30の残りの部分に対して
一層固定し易くしている。好ましくは、第3の膨張部1
50は、外層114(134)と同様の、気体不透過性
の膨張自在の材料から形成される。
【0033】図15及び18に示すように、部分15
0、160及び162と、部分110及び130のセル
118(138)及び120(140)はいずれも、開
口46を介して相互に接続されて、互いに気体連通する
とともに、キャニスタ32から加圧気体が放出されたと
きに素早く膨張することができるようにしている。更
に、本実施の形態においては、これらの図に示すよう
に、複数の、即ち、4つの気体キャニスタが配設されて
いる。しかしながら、任意の好ましい数の気体キャニス
タを配設することができるとともに、膨張式部材30の
内部を他の態様で適宜分割することができる。
【0034】図示の実施の形態においては、第1の膨張
部110と第2の膨張部130とのそれぞれにおいて
は、気体不透過性の壁122(124)は、セル118
(138)が略円筒形状を有するように内層112(1
32)と外層114(134)との間を延びており、こ
れは略円環状をなすセル120(140)により囲まれ
ている。あるいは、円環状のセル120(140)もま
た、図示のように副分割することができる。
【0035】図10及び15について特に説明すると、
円筒状のセルを形成する外層部の中心Cは、膨張する
と、内層から最大距離離隔して位置し、外層と内層の縁
部128(148)と129(149)は、介在する壁
部122(142’)の高さに対応する最小距離だけ離
されることにより、外層の、中心Cと縁部との間の部分
は凸状に湾曲した形状となる。
【0036】図19乃至21について説明すると、部材
30を着用したライダが所定の距離D(図20)を越え
る距離に亘って車輌10から離れると、これに応答して
膨張式部材30が先づ膨張し、次いで、この部材が車両
10から解放される状態が概略示されている。
【0037】先づ、図19について説明すると、本実施
の形態においては、膨張式部材30は、コード50によ
り車輌10に結合されている。図24−27に関する以
下の説明から明らかなように、本実施の形態において
は、単なる一例として、膨張式部材30の同じ第1また
は第2の部分に配置されかつ対応する対をなす気体放出
機構34により作動される、各対をなす気体キャニスタ
34が、1本だけのコード50と連係しており、本実施
の形態においては、2つの気体キャニスタが対応する対
のコード50と連係している。しかしながら、図19−
21に示す実施の形態では、単なる一例として、1つの
気体キャニスタ32に1本のコード50が接続されてい
るが、本発明は、図24ー27に関して以下において詳
細に説明されている構成も包含するものである。
【0038】コード50は、第1の端部52が気体放出
機構34に接続され、第2の端部54がコネクタ56を
介して車輌10に取着されている。コード50のガイド
58が膨張式部材30の内部に装着されており、コード
50に沿った所定の位置にストッパ素子60が配設され
ている。
【0039】次に、図20について説明すると、ライダ
が、非自発的にあるいは大きな力を受けて、キャニスタ
とともに車輌から突然離れなければならないような衝突
その他の出来事が生じた場合には、放出機構34とコー
ドのガイド58は、矢印62で示すように、車輌10か
ら離れるように急激に動かされる。例えば、60cm乃
至1.0mといった所定の分離距離Dに到達すると、コ
ード50は緊張し、(ライダの車輌からの)分離力がコ
ード50に沿って加えられることにより、気体放出機構
34が起動し、気体をキャニスタ32から放出する。気
体放出機構が起動した後は、コード50が、矢印64で
示すように、ガイド58を介して下方へ動き、ストッパ
素子60がガイドと係合して止まるように付勢される。
このとき、分離力がコード50に沿ってコネクタに加わ
り、コネクタは、少なくとも所定の分離力の存在下で、
コード50の第2の端部54を解放することにより膨張
式部材30を車輌10から完全に解放する。これは、図
21において矢印66で示されている。
【0040】上記したように、各対をなす気体キャニス
タ32、即ち、膨張式部材30の第1の膨張部に取着さ
れている対と、膨張式部材130の第2の膨張部に取着
されている対は、別のコードによりコネクタ56に連結
されている。図22及び23においては、これらのコー
ドは参照番号50’及び50”でそれぞれ示されてい
る。
【0041】図面に示すように、コネクタ56は、シャ
ーシの一部のような、車輌の所定の部分に固着された第
1の整合部356と、コード50’及び50”にそれぞ
れ取着された一対の第2の整合部256’及び256”
とを有している。第2の整合部256’及び256”
は、互いに接続されるように形成されているとともに、
第1の整合部356に接続されるように形成されてい
る。
【0042】図示の実施の形態においては、第2の整合
部256’及び256”には、第1の整合部356に形
成された開口358に挿入される下部258が形成され
ている。側部キー部材400が第1の整合356に連係
して取着されており、外方に配置されたハンドル部40
2と、内方に配置されたロック部404とを有してい
る。ロック部404は、側部開口359を介して第1の
整合部の開口358の中へ延びるとともに、第2の整合
部256’及び256”の下部と、内部に形成された適
宜のノッチ260を介して整合して係合するように形成
されている。キー部材400は、ロック状態において開
口358内へ完全に延びる「閉止」位置(図24及び2
5)と、開口358から完全に退却した「開放」位置
(図26及び27)との間で動くことができるように取
着されている。典型的には引張りばねからなる弾性部材
360が、キー部材400を正常な閉止位置即ちロック
位置に保持するように配設されている。開口358は軸
線362を画定しており、第2の整合部256’及び2
56”は、この軸線に沿って第1の整合部に対して挿入
と取り出しを行うようになっている。
【0043】キー部材の内端部404は、軸線362に
対して鋭角を形成する上部面取り面408と、この面に
直交する下面410とを有している。従って、車輌に対
するコード50’及び50”の接続は、第2の整合面2
56’及び256”を第1の整合面356に単に挿入す
ることにより行うことができる。第2の整合部の下縁部
262がキー部材400の面取り面408と係合する
と、ノッチ260がこれに整合するまで外方に変位し、
弾性部材360がキー部材400を付勢して合わせ係合
させる。
【0044】次いで、「非緊急時」の解放の場合には、
第1および第2の整合部は、キー部材400をハンドル
部402を介して外方へ押し、次いで、第2の整合部2
56’及び256”を第1の整合部356から取り外す
ことにより、接続が解除される。
【0045】しかしながら、膨張式部材30を着用した
ライダが車輌10から突然離れ、次いで、少なくとも最
小の所定の力がコード50を介してコネクタ56に印加
される場合に生ずる「緊急」の解放の場合には、コネク
タ56は機械的に「故障する」('fail')ようになってい
るので、第1および第2の整合部は加圧気体の放出直後
に分離する。
【0046】これは、数多くの態様で行うことができる
が、本実施の形態においては、第2の整合部256’及
び256”を金属から形成するとともに、キー部材40
0の比較的薄い内端部404が容易に壊れるようにキー
部材を適宜の脆性プラスチックから形成することにより
行うことができる。従って、通常の力の下では、キー部
材400は整合部を互いに適正にロックするように動作
を行うが、衝突により生ずるような大きな分離力が印加
される場合には容易に破断する。
【0047】次に、図28について説明すると、本発明
の別の実施の形態に従って構成されかつ作動される膨張
式安全服500が、部分切欠き概略図として示されてい
る。この実施の形態によれば、気体源は自動車の受動拘
束装置においてエアバッグで使用されているのと同様の
火工式気体発生器(pyrotechnic gas generator)であ
る。火工式気体発生器は、火工装填材料(ペレット)5
04と、装填材料504を起動させる電気起動式点火具
(squib)506とを含んでいる。点火具が火工装填材料
を起動すると、気体518が発生器内で発生し、開口5
16から素早く吹き出して保護服に充満する。
【0048】図29に示す好ましい形態においては、加
圧気体源は、ドイツ国、アシャウ/イン(Aschau/Inn)に
所在するTRW Airbag Systems GmbHが製造するモデル番
号DHI-3のようなハイブリッド気体発生器502’であ
る。ハイブリッド気体発生器は、火工装填材料(ペレッ
ト)504’と、装填材料を起動する電気起動式点火具
506’と、加圧不活性気体(窒素、アルゴン、空気な
ど)508’を貯蔵する気密区画室503’と、気体を
放出する破壊自在の膜514’とを有する。火工装填材
料504’が点火具506’により起動されると、装填
材料から発生する気体が膜514’を破壊することによ
り、不活性気体518’は区画室を素早く出るととも
に、吹き出す気体の全量を高温の気体混合物の熱膨張に
より膨張させる。膜514’が破壊すると、気体51
8’は開口を介して発生器502’から急速に吹き出し
て保護服500’に充満する。
【0049】ハイブリッド気体発生器は、幾つかの利点
を発揮する。即ち、この発生器は、従来の加圧気体容器
よりもはるかに大きい速度、即ち、0.5秒に対して3
0−50ミリ秒で膨張させることができるとともに、か
かる従来の容器に比べて質量対膨張容量の割合が低い。
この実施の形態においては、好ましい膨張内容積は、衣
服の形状により、約70−90リットルであり、最大絶
対内圧(膨張)は約1.2−1.4バールである。火工
材料だけの気体発生器と比較すると、ハイブリッド気体
発生器は、膨張気体の温度を著しく低くすることができ
るとともに、一層容易に制御することができる。これ
は、火工材料だけの発生器においては、火工材料は実際
には気体を発生しないからである。一方、ハイブリッド
気体発生器の場合には、含まれる加圧気体を加熱してそ
の圧力を高めることにより、放出される気体の膨張速度
を高めるとともに、この気体の容量を増大させることが
できる。かくして、ハイブリッド発生器の場合には、1
0−20グラムの火工材料で充分であるが、火工発生器
の場合には300−400グラムが必要となる。
【0050】ハイブリッド発生器が発生する気体の温度
が低くなると、膨張服に一層大きな安定性を提供し、従
って、着用するライダが受ける傷害の可能性を低くする
ことができる。このような大きな安定性は、火工材料だ
けの気体発生器と比較して、衣服内部の気体の冷却が著
しく緩慢になり、これに伴って膨張気体の温度と周囲の
空気の温度との差が小さくなるので、気体の容量の減少
が緩慢になりかつ小さくなることによるものである。
【0051】好ましくは、当業者に公知の、多数の圧力
逃がし弁510が、衣服500、500’全体に配設さ
れる。これにより、衣服内部の余分な気体圧を放出する
ことができる。かくして、1)過剰な気体の発生による
内部圧の危険な上昇を防止し、かつ、展開の際に保護部
材全体のまたは部分的な過剰充填を防止することができ
るとともに、2)他の車輌または障害に対する強い衝撃
動作と、次いで行われる、保護部材の内容積の突然の減
少による内部圧の急速な増大とによる「跳ね返り」作用
をなくすことができ、しかも、3)展開後に保護部材を
徐々に収縮させることができる。
【0052】本発明のこの実施の形態によれば、図1に
示すものよりも一層高温の衣服膨張気体を提供すること
ができる。衝撃後の着用者の身体の過熱を阻止し、か
つ、クッションの拘束負荷を除去して着用者の自由な動
きを確保するとともに、車両からの分離後比較的短時間
で最初の救護者に自由にアクセスすることができるよう
に、膨張後約10乃至15秒の所定の時間で衣服を自動
的に収縮させる手段512を設けるのが好ましい。手段
512は、当業者に公知の脆弱なバルブ、上記した圧力
逃がし弁510その他の適宜の収縮手段を含むことがで
きる。
【0053】図28及び29に示す実施の形態において
は、膨張服500、500’の内部を露出する手段は、
保護部材500、500’を着用するライダが車両50
1から突然の離れるのを検出する機械素子519と、上
記した気体貯蔵放出手段502、502’と、電気機械
式操作手段530とを含む。
【0054】機械素子519は、車輌には依存しない、
故障防止機能による最高レベルの安全性を提供する。先
行技術の装置においては、故障及び誤った警報のほとん
どは、実際の点火の段階ではなく、車輌の部分からの電
気パルスを一般に必要とする、保護装置の点火の必要性
を検出する段階で生じている。
【0055】機械素子519は、事故を検出し、かつ、
気体源に始動する電気機械素子530を起動させるよう
に作用する。機械素子519は、車輌501に装着され
るコネクタ521と、引張りコード420と、コードガ
イド524と、コード520の下端部に固着されるコネ
クタの整合部522と、コードの上部526に固定され
るストッパ素子525とを有している。
【0056】電気機械式操作手段530は、幾つかの機
能を有している。先づ、機械素子519からの信号に応
答して保護装置を起動させる指令を発生する。また、手
段530は、保護装置を起動させる指令により気体発生
器502、502’に電流を供給する。電気回路は、起
動時まで気体発生器から完全に分離してライダに最終的
な安全レベルを提供するが、回路の接続は事故の時点で
は全体的に信頼することができるものである。
【0057】電気機械操作手段530は保護部材50
0、500’に取着されており、トリガ素子532と、
制御回路536と、電流源534とを備えている。電流
源534は、電池、電気機械式発電機、圧電素子、その
他の電荷を含むまたは電気パルスを提供することができ
る素子のような、本技術分野において公知の種々の手段
を含むことができる。電気パルスは、火工気体源または
ハイブリッド気体源の動作を開始させる。
【0058】事故の際には、保護装置を着用するライダ
は、車輌を直ちに離れる。ライダが座席から所定の距離
移動すると、コード520はコネクタの整合部522と
ストッパ素子525との間で緊張する。緊張したコード
は、ストッパ素子525により力をコードガイド524
に印加する。この力が所定の強さに達すると、コードガ
イドは機械信号をトリガ素子532に送って、これを起
動させる。
【0059】トリガ素子は、起動すると、制御回路53
6に電気信号を直ちに発生する。制御回路536は、こ
の信号を受信すると、電気回路534、534’と気体
発生器502、502’の点火具506、506’との
間に信頼性のある接続を形成する。電気パルスが点火具
に到達すると、導火具が気体発生器を起動させる。気体
発生器は、これにより気体を発生し、気体は開口516
を介して流れる。
【0060】その間に、ライダは車両から離れる動作を
継続し、コードにかかる力は増大を続ける。この力が所
定の上限に到達すると、車輌の脆性コネクタ521が破
壊し、整合部522を自由にする。この時点から、保護
装置は、車輌から完全に離脱する。気体518、51
8’は膨張式衣服500、500’を満たし、衝撃の際
にライダに信頼性のある保護を提供する。保護カバーが
完全に膨張すると、圧力逃がし手段512は上記したよ
うに動作を開始する。
【0061】本発明の一の実施の形態によれば、追加の
事故センサ538が保護部材500、500’に配設さ
れている。別の事故センサは、トリガ素子532に結合
され、事故の際に、ある場合にはライダが車輌から分離
する前にトリガさせる。追加の事故センサは、ある種の
事故を検出し、かつ、ライダを最初の衝撃に対して保護
するのに特に有用である。例えば、かかるセンサは、オ
ートバイのような車輌の前部に配置して、自動車のよう
な別の車輌との前部即ち正面事故を検出することによ
り、保護装置の起動を早め、自動車の屋根の隅部(カン
ト(cant))との最初の衝突からライダを保護することが
できる。好ましい事故センサ538は、加速メータを含
むが、ストレンゲージその他の、トリガ素子532を作
動させることができる事故センサを利用することができ
る。
【0062】ライダが車輌に乗らない場合には、保護装
置は非作動化され、不意に膨張させることはできない。
意図しない起動に対する安全性は、種々の方法で提供さ
れる。電流源524と気体発生器502、502’との
接続は、事故の際にトリガ素子532により制御回路5
36を起動させる場合を除き、如何なる態様でも形成す
ることができない。トリガ素子は、機械素子519また
は追加のセンサ538が発生する信号に応答してだけ、
制御回路の指令を発生することができる。機械素子及び
追加のセンサは、コード520に生ずる著しく高い引張
り力及び引張り速度あるいは追加のセンサに生ずる高い
加速または引張り負荷のような、事故の証拠に対応する
外部負荷を受けた場合にのみ機能することができる。か
かる状態は、車輌の定期的な日常活動または運転の際に
は生ずることはないので、保護装置の意図しない始動を
実質上防止することができる。
【0063】図30に示す本発明の一の実施の形態にお
いては、保護服540は、ライダの旨と背中を覆う2つ
の部分と、身体の左側を覆う部分542と、身体の右側
を覆う部分544とを有している。これらの部分はいず
れも、ライダの(首を含む)少なくとも上部脊椎を覆っ
て、一時的に不動にする部分546を有している。保護
服540は、ボールではない丸い形状に膨張する。この
実施の形態によれば、傷害を防止するのに充分な容積を
有するとともに、保護服を満たすのに必要とされる気体
の容量及び時間を有意に減らすことができる保護クッシ
ョンを提供することができる。
【0064】本発明の範囲が単なる例示である上記説明
により制限されるものでないことは、当業者であれば理
解することができるものである。本発明の範囲は、特許
請求の範囲によってのみ定められるものである。
【0065】
【発明の効果】本発明の保護装置は、以上のように、ラ
イダが車輌から意図せずに離れることに応答して力を散
逸させまたはそらせるように自動的に膨張するように構
成されているので、開放車輌及び乗馬のような他の開放
輸送手段のライダを有効に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートバイのライダが本発明の保護装置により
保護される態様を示す、オートバイと自動車との衝突の
概略図である。
【図2】非膨張状態にある本発明装置を着用したオート
バイのライダの側面図である。
【図3】図2の保護装置を示す図2のB−B線側断面図
である。
【図4】図2の矢印Cの方向に見た、図2のオートバイ
のライダと装置を示す正面図である。
【図5】図2のD−D線に沿って見た、図2の装置の一
部切欠き正面図である。
【図6】図2の矢印Eの方向に見た、図2のオートバイ
のライダと装置を示す背面図である。
【図7】図2のF−F線に沿って見た、図2の装置の一
部切欠き背面図である。
【図8】図2の保護装置を示す図2のG−G線側部横断
面図である。
【図9】膨張状態にある本発明の保護装置を着用したオ
ートバイのライダを示す、図2と同様の図である。
【図10】膨張状態にある本発明の保護装置を着用した
オートバイのライダを示す、図3と同様の図である。
【図11】膨張状態にある本発明の保護装置を着用した
オートバイのライダを示す、図4と同様の図である。
【図12】膨張状態にある本発明の保護装置を着用した
オートバイのライダを示す、図5と同様の図である。
【図13】膨張状態にある本発明の保護装置を着用した
オートバイのライダを示す、図6と同様の図である。
【図14】膨張状態にある本発明の保護装置を着用した
オートバイのライダを示す、図7と同様の図である。
【図15】膨張状態にある本発明の保護装置を着用した
オートバイのライダを示す、図8と同様の図である。
【図16】非膨張状態にあり、着用者により着用されて
いる本発明保護装置であって、内部を示すために外部が
切り欠かれている装置を示す正面図である。
【図17】図16に示す装置の側面図である。
【図18】拡げられている状態にある本発明の装置の相
互に連通した膨張室を示す概略線図である。
【図19】本発明の装置の膨張及び放出機構を示す概略
図である。
【図20】本発明の装置の膨張及び放出機構を示す概略
図である。
【図21】本発明の装置の膨張及び放出機構を示す概略
図である。
【図22】締結していない状態にある、本発明の装置を
オートバイに締結する装置を示す図である。
【図23】締結した状態にある図22に示す締結装置の
図である。
【図24】図22及び23に示す締結装置の、図23の
8−8線垂直横断面図である。
【図25】図24の締結装置のB−B線水平横断面図で
ある。
【図26】非緊急解放状態にある図22−25に示す締
結装置の図24に対応する断面図である。
【図27】非緊急解放状態にある図22−25に示す締
結装置の図25に対応する断面図である。
【図28】火工式気体発生器を含む本発明の別の実施の
形態に従って構成されかつ作動される保護装置の気体源
及び開始器を示す一部切欠き概略図である。
【図29】ハイブリッド気体発生器を含む本発明の別の
実施の形態に従って構成されかつ作動される保護装置の
気体源及び開始器を示す一部切欠き概略図である。
【図30】完全に膨張した状態にある図28の保護装置
の概略図である。
【符号の説明】
10 開放車輌 12 自動車 14 オートバイのライダ 16 地面 18 保護装置 18’ 保護装置 20 シャーシ 22 ホイール 24 エンジン 30 膨張式部材 32 加圧気体キャニスタ 34 気体放出機構 36 雄部 38 雌部 40 ファスナ 42 ファスナ 44 ウエブ付きベルト部 46 開口 50 コード 50’ コード 50” コード 56 コネクタ 58 ガイド 60 ストッパ素子 110 第1の膨張部 112 気体不透過性内層 114 気体不透過性外層 116 封止室 118 セル 120 セル 122 壁 122’ 介在壁部 128 縁部 129 縁部 130 第2の膨張部 132 気体不透過性内層 134 気体不透過性外層 136 封止室 138 セル 140 セル 142 壁 142’ 介在壁部 148 縁部 149 縁部 150 第3の膨張部 152 開口 160 膨張セル 162 膨張セル 256’ 第2の整合部 256” 第2の整合部 356 第1の整合部 358 開口 359 開口 360 弾性部材 362 軸線 400 キー部材 402 ハンドル部 404 ロック部 408 面取り面 410 下面 500 膨張服 500’ 膨張服 501 車輌 502 気体貯蔵放出手段 502’ 気体貯蔵放出手段 504 火工装填材料 504’ 火工装填材料 506 点火具 506’ 点火具 508’ 加圧不活性気体 510 圧力逃がし弁 512 自動膨張手段 514’ 膜 516 開口 516’ 開口 518 気体 518’ 気体 519 機械素子 520 引張りコード 521 コネクタ 522 整合部 524 コードガイド 525 ストッパ素子 530 電気機械式操作手段 532 トリガ素子 534 電流源 534’ 電流源 536 制御回路 538 追加センサ 540 保護服

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開放車輌ライダ保護装置であって、 開放車輌のライダの身体の前部及び後部を覆って保護す
    る少なくとも第1の膨張部と、少なくともライダの上部
    脊椎を覆って一時的に不動にする少なくとも第2の膨張
    部とを有し、ライダの身体の少なくとも上部を包囲する
    衣服形状の膨張式部材と、 該膨張式部材に組み込まれた加圧気体源と、 ライダが少なくとも所定の距離車輌から突然離れること
    に応答して前記膨張式部材を素早く膨張させるように前
    記膨張式部材の内部を前記加圧気体源に曝す曝し手段と
    を備え、 該曝し手段は、 前記加圧気体と連係する気体放出手段と、 脆性素子を有し、前記膨張式部材と車輌とを選択的に係
    脱させるコネクタとを含み、 該コネクタはライダが車輌から突然離れることにより該
    コネクタに少なくとも所定の力を印加することに応答し
    て、先づ、この力を前記気体放出手段に伝えて前記気体
    放出手段を作動させることにより前記膨張式部材を膨張
    させ、次いで、前記脆性素子にこの力を伝えて前記車輌
    から離脱させることにより前記膨張式部材を前記車輌か
    ら取り外すように構成されており、更に前記気体放出手
    段及び前記コネクタ手段に連係して配設された電気機械
    式操作手段を含み、該電気機械式操作手段はライダが少
    なくとも所定の距離車輌から突然離れることに応答して
    電流供給手段を作動させて前記気体放出手段を起動させ
    ることにより前記膨張式部材を膨張させるとともに前記
    膨張式部材を車輌から取り外すように構成された機械手
    段を有し、 前記膨張式部材は非膨張状態にあるときには衣服状の形
    状を有するとともに、膨張した状態になると、ライダが
    車輌から突然離れた後に物体に衝突して遭遇する大きな
    集中力がライダに直接伝わるのを阻止してライダの身体
    の包囲された上部を重大な傷害から保護することができ
    るように膨張した略丸い形状を有することを特徴とする
    保護装置。
  2. 【請求項2】前記加圧気体源は火工式気体発生器を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の保護装置。
  3. 【請求項3】前記加圧源はハイブリッド気体発生器を有
    することを特徴とする請求項1に記載の保護装置。
  4. 【請求項4】前記電流供給手段は電池、電気機械式発電
    機及び圧電素子よりなる群から選ばれることを特徴とす
    る請求項1に記載の保護装置。
  5. 【請求項5】前記電気機械式操作手段は、 トリガ素子と、 該トリガ素子に結合された制御回路と、 電流源とを有することを特徴とする請求項1に記載の保
    護装置。
  6. 【請求項6】車輌に取着され、前記トリガ素子を作動さ
    せることができる追加の事故センサを更に備えることを
    特徴とする請求項5に記載の保護装置。
  7. 【請求項7】前記曝し手段は、 前記ライダが車輌から突然離れるのを検出する機械素子
    と、 前記気体発生器と、 前記機械素子からの信号に応答して前記気体貯蔵放出手
    段を起動させる電気機械式操作手段とを有することを特
    徴とする請求項2に記載の保護装置。
  8. 【請求項8】前記曝し手段は、 前記ライダが車輌から突然離れるのを検出する機械素子
    と、 前記気体発生器と、 前記機械素子からの信号に応答して前記気体貯蔵放出手
    段を起動させる電気機械式操作手段とを有することを特
    徴とする請求項3に記載の保護装置。
  9. 【請求項9】前記膨張式部材に配設された複数の圧力逃
    がし弁を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    保護装置。
  10. 【請求項10】膨張後所定時間で前記膨張式部材を収縮
    させる装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の保護装置。
  11. 【請求項11】前記第1と第2の膨張部はライダの左側
    を覆って保護する第1の部分と、ライダの右側を覆って
    保護する第2の部分とを含み、該第1と第2の各部分は
    ライダの上部脊椎を一時的に不動にする部分を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の保護装置。
  12. 【請求項12】開放車輌ライダ保護方法であって、 開放車輌のライダの身体の前部及び後部を覆って保護す
    る少なくとも第1の部分と、少なくともライダの上部脊
    椎を覆って一時的に不動にする少なくとも第2の膨張部
    とを有し、ライダの身体の少なくとも上部を包囲する請
    求項1に記載の衣服形状の膨張式部材を提供する工程
    と、 ライダが車輌から少なくとも所定の距離だけ突然離れる
    のに応答して、前記膨張式部材の内部を加圧気体源から
    の気体に曝すことにより前記膨張式部材を膨張させる曝
    し工程と、 所定の時間後に、前記膨張式部材を収縮させる工程とを
    備えることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】前記曝し工程は前記膨張式部材を約50
    ミリ秒以内で完全に膨張させることを特徴とする請求項
    12に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記曝し工程は、 前記膨張式部材と車輌とを選択的に係脱させる脆性素子
    を有し、前記加圧気体源と連係する気体放出手段に少な
    くとも所定の力を伝えて前記気体放出手段を作動させる
    ことにより、前記膨張式部材を膨張させるコネクタに前
    記少なくとも所定の力を印加する力伝達工程と、 該力伝達工程の次に、前記力を前記脆性素子に伝達する
    ことにより前記コネクタを離脱させて前記前記膨張式部
    材を前記車輌から取り外す工程とを更に備えることを特
    徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記気体放出手段を作動させる前記工程
    は、電流を前記気体放出手段に供給して前記気体放出手
    段を作動させかつ前記膨張性部材を膨張させるように電
    流発生素子を動作させる工程を含むことを特徴とする請
    求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記気体放出手段を作動させる前記工程
    は、電流を前記気体放出手段に供給して前記気体放出手
    段を作動させかつ前記膨張性部材を膨張させるように追
    加の事故センサを動作させる工程を含むことを特徴とす
    る請求項14に記載の方法。
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