JPH1127897A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH1127897A
JPH1127897A JP9180979A JP18097997A JPH1127897A JP H1127897 A JPH1127897 A JP H1127897A JP 9180979 A JP9180979 A JP 9180979A JP 18097997 A JP18097997 A JP 18097997A JP H1127897 A JPH1127897 A JP H1127897A
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JP
Japan
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rolling
rotating shaft
rolling groove
bearing
steel ball
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Pending
Application number
JP9180979A
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English (en)
Inventor
Eiji Nara
英司 奈良
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1127897A publication Critical patent/JPH1127897A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2370/00Apparatus relating to physics, e.g. instruments
    • F16C2370/12Hard disk drives or the like

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ころがり球軸受の鋼球転動溝を回転軸に形成
することにより、軸振れ特性を改善し、軸受剛性を高
め、部品点数を削減して製造コストを低減する。 【解決手段】 スピンドルモータ21は、外周面に転動
溝22aを形成した回転軸22と、転動溝22aにほぼ
同軸環状に離間対向すると外輪31及び外輪31と転動
溝22aの間に転動自在に係合させた鋼球32を有する
ころがり球軸受28,29が設けてある。転動溝22a
形成部分が内輪として機能するため、従来の内輪10自
体は不要である。これにより、軸振れ特性を改善し、軸
受剛性を高め、部品点数を削減して製造コストを低減す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野1 本発明は、回転軸に形成した転動溝を鋼球のための回転
面としたころがり球軸受を有するスピンドルモータに関
する。 【0002】
【従来の技術】光ディスク記録媒体に情報を記録再生す
るのに用いられる光ディスクドライブ装置は、円盤状の
光ディスク記録媒体を回転させて記録情報を読み出すた
め、光ディスクの回転駆動にスピンドルモータが必要で
ある。この種のスピンドルモータは、回転サーボ制御動
作の追従性を高めるために回転部分の慣性モーメントを
できるだけ抑えることが望ましく、回転電機子型モータ
に比べ回転子がより軽量に構成できる回転界磁型モータ
が広く用いられている。図4は、従来のこの種回転界磁
型スピンドルモータの一例を示す縦断面図であり、図5
は、軸受部分の構造を拡大して示す詳細断面図である。
【0003】図4に示したスピンドルモータ1は、光デ
ィスクドライブ装置等に用いる回転界磁型モータであ
り、スピンドルとなる回転軸2を逆有底筒状の回転子3
に固着し、電機子巻線4を捲回した磁極を有する固定子
5に回転子3を組み付け、回転子3により固定子5を覆
った構成をなす。回転子3は、逆有底部3aの周縁から
延びる円筒部3bの内周面に界磁磁石6が等間隔に固着
してある。回転子3は、その逆有底部3aの基部を回転
軸2の上端部から所定距離離間させた位置に固着してあ
る。固定子5は、放射状に突設された電磁軟鉄鋼板を多
数絶縁積層したものであり、複数の磁極にそれぞれ電機
子巻線4が捲回してある。
【0004】図5に示したように、固定子5の中央部に
は軸受台7が貫通固着してあり、この軸受台7に保持し
た一対のころがり球軸受8,9が回転軸2を回転自在に
支持している。ころがり球軸受8,9は同一構成のもの
が用いられ、回転軸2の外周面に嵌合する内輪10と、
軸受台7の内周面に嵌合する外輪11との間に、複数の
鋼球12を転動自在に係合させてある。鋼球12は、リ
テーナと呼ばれる保持金具13により上下から挟持され
て係止されており、その転動空間には潤滑油としてグリ
スが注入してある。転動空間に注入されたグリスは、止
め輪14により漏れ止めしてある。
【0005】本例の場合、上側のころがり球軸受8は、
軸受台7の内周に突設した環状突起7aの上面に外輪1
1の下端面を係止させて組み付けてあり、内輪10の上
端面にスペーサ15を介して回転子3の基部を係止させ
てある。回転子3の基部は回転軸2に緊密嵌合している
ため、この基部がスペーサ15を介して外輪11に当接
する位置で回転軸2の下方への抜け止めがなされる。ま
た、下側のころがり球軸受8は、環状突起7aの下面と
外輪11の上端面の間に予圧ばね16を圧縮嵌装し、か
つ内輪10の下端面に係止する台座17を回転軸2の下
端部に嵌着したリング状の抜け止め金具18に係止させ
て組み付けてある。抜け止め金具18が台座17を介し
て内輪10に当接する位置で、回転軸2の上方への抜け
止めがなされる。なお、台座18の軸方向寸法すなわち
肉厚を変えることにより、予圧ばね16の予圧ばね力が
可変調整できるようになっている。
【0006】19は、軸受台7に組み付けた配線用の基
板であり、その上面適所に界磁磁石6の磁極変極点を検
出する磁束検出素子20が配設してあり、磁束検出素子
20の出力は入出力端子群20aを経由して外部に供給
される。スピンドルモータ1への給電は入出力端子群2
0aを介して行われ、固定子5に捲回した電機子巻線4
が通電励磁されて発生する磁界により回転子3が回転を
開始する。回転子3に固着された界磁磁石6の回転に伴
う磁極の変化は、磁束検出素子20によりホール電圧の
変化として検出され、このホール電圧に基づいて外部の
制御回路(図示せず)がスピンドルモータ1を回転制御
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のスピンドルモー
タ1は、回転軸2の外径ところがり球軸受8,9の内径
すなわち内輪10の内径との間に一定のクリアランス
(寸法差)を設けてあるが、部品製作時の個体差により
このクリアランスにばらつきを生ずることがある。しか
し、一対のころがり球軸受8,9の軸受長すなわち回転
軸2の支持部分の長さが十分にとれない場合、回転軸2
ところがり球軸受8,9との間のクリアランスのばらつ
きが回転状態に影響を与えることがある。こうした場
合、モータ駆動状態において回転子3の軸振れが大きく
なり、特に高速回転時に回転安定性を損なうといった課
題があった。また、上記従来のスピンドルモータ1は、
回転軸2を回転自在に支持するころがり球軸受8,9に
内輪10が不可欠であるため、回転軸2の外径と軸受
8,9の外径が決められたときに、両外径の差から内輪
10と外輪11の肉厚相当分の幅を差し引いた値で鋼球
12の直径が決まってしまい、鋼球12の直径が余り多
くとれないため、鋼球12の剛性に限界がある等の課題
があった。また、ころがり球軸受8,9は、鋼球12の
転動空間を形成する部品として内輪10と外輪11と保
持金具13と止め輪14を必要としており、製造コスト
も高くつく等の課題があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、ころがり球軸受の鋼球転動溝を回転軸に形成するこ
とにより、軸振れ特性を改善し、軸受剛性を高め、部品
点数を削減して製造コストを低減することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、外周面に転動溝を形成され、スピンドル
となる回転軸と、前記転動溝にほぼ同軸環状に離間対向
する外輪及び該外輪と前記転動溝の間に転動自在に係合
させた鋼球を有するころがり球軸受とを具備することを
特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、前記転動溝が、円弧状断
面を有すること、或いは台形状断面を有することを特徴
とするものである。
【0011】さらにまた、本発明は、スピンドルとなる
回転軸に固着した界磁磁石付き回転子と、電機子巻線を
捲回した磁極を有する固定子と、該固定子の中央部を貫
通させて固着した軸受台と、該軸受台に保持され、前記
回転軸の外周面を転動する鋼球により前記回転軸を回転
自在に支持するころがり球軸受とを具備し、前記回転軸
は、前記鋼球が転動自在に係合する転動溝を外周面の軸
線周りに刻設されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明のスピン
ドルモータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1
に示した軸受部分の構造を拡大して示す詳細断面図であ
る。
【0013】図1に示すスピンドルモータ21は、回転
界磁型モータであり、この点は従来のスピンドルモータ
と同じである。ただし、回転軸22を回転自在に支持す
る一対のころがり球軸受28,29の構造が、従来とは
全く異なるものである。このころがり球軸受28,29
は、鋼球32の環状回転空間の内周側を形成していた内
輪10を廃止し、内輪10の代わりとして回転軸22の
外周面に環状の転動溝22aを刻設し、この転動溝22
aにより鋼球32の環状回転空間の内周側を規定する構
成としてある。この実施形態では、転動溝22aは円弧
状断面としてあり、その円弧径は鋼球32の径よりも若
干大としてある。
【0014】このように、ころがり球軸受28,29
は、回転軸22の外周面に刻設した転動溝22aに転動
自在に係合する鋼球32を外輪31により係止した構造
をなすものであるため、内輪10を廃止した分だけ鋼球
32の径は従来の鋼球12の径よりも大とすることがで
き、鋼球32の剛性を高くできる分だけ従来に比べより
十分な軸受剛性を獲得することができる。なお、リテー
ナとしての保持金具33や止め輪34は、寸法規格が多
少異なるが、従来と同様のものを用いることができる。
ただし、鋼球32の転動空間は両端に開口するのではな
く、片端にだけ開口させてあり、このためこの転動空間
を封止する止め輪34は軸受ごとに1個で済ませること
ができる。従って、構成部品の部品点数で比較したとき
に、ころがり球軸受28,29は従来のころがり球軸受
8,9よりも、内輪10と止め輪14のそれぞれ1個分
ずつ少なく、製造コスト上のメリットは明らかである。
【0015】ところで、上下一対のころがり球軸受2
8,29は、ここでは内周面に環状突起7aをもたない
軸受台27に組み付けてあり、両軸受28,29間に直
接予圧ばね34を圧縮嵌装した状態で、回転子3の基部
と抜け止め金具38との間に装着してある。抜け止め金
具38は、軸受台27の下端部近傍所定位置の内周面に
形成した環状溝に嵌着してあるが、ころがり球軸受2
8,29に対応する一対の転動溝22aの間の距離が、
一対の軸受28,29の両端間距離を決定する。このた
め、上側の軸受28の上端面と回転子3の基部との間に
一定の間隙を形成することができ、回転子3を軸受28
に対し非接触の状態で回転させることができる。
【0016】ここで、上側のころがり球軸受28の組み
付けにさいしては、まず回転軸22に外輪31を挿入
し、次に外輪31を回転軸22の片側に寄せるようにし
て偏芯させ、鋼球32を転動溝22aと外輪31との間
に落とし込んでいく。所定数の鋼球32を挿入し終えた
ならば、外輪31を回転軸22にほぼ同芯状態に芯合わ
せし、鋼球32を転動溝22aの全周に亙ってほぼ均等
に分散配置し、鋼球32を保持する保持金具33を挿入
し、かしめ作業により離脱を防止する。さらに、軸受2
8内部に潤滑油としてグリスを封入し、グリスを封止す
るための止め輪34を圧入して組み付けを終える。
【0017】次に、上側のころがり球軸受28の下方か
ら予圧ばね36を挿入し、この状態で回転軸22に下側
のころがり球軸受29のための外輪31を挿入する。さ
らに、外輪31を回転軸22の片側に寄せるようにして
偏芯させ、鋼球32を転動溝22aと外輪31との間に
挿入する。所定数の鋼球を挿入し終えたならば、外輪3
1を回転軸22にほぼ同芯状態に芯合わせし、鋼球32
を転動溝22aの全周に亙ってほぼ均等に分散配置は、
鋼球32を保持する保持金具33を挿入し、かしめ作業
により離脱を防止する。さらに、軸受29内部に潤滑油
としてグリスを封入し、グリスを封止するための止め輪
34を圧入して組み付けを終える。かくして、上下一対
のころがり球軸受28,29により、回転軸22は回転
自在に保持される。
【0018】このように、上記スピンドルモータ21
は、外周面に転動溝22aを形成され、スピンドルとな
る回転軸22と、転動溝22aにほぼ同軸環状に離間対
向する外輪31及び外輪31と転動溝22aの間に転動
自在に係合させた鋼球32を有するころがり球軸受2
8,29とを設けて構成したから、回転軸22の外周面
の転動溝22a形成部分が従来の内輪10として機能す
る。このため、内輪10自体は不要であり、従って同じ
外径寸法であれば内輪10が不要である分だけ鋼球32
の径を大とすることができ、これにより鋼球32の剛性
を高めて軸受剛性を大とすることができ、また内輪10
を不要としたことで部品点数を削減して製造コストを低
減することができる。しかも、内輪10代わりとなる転
動溝22aの寸法精度として一定の精度を維持すること
により、従来のように内輪10と回転軸2との間のクリ
アランスのばらつきが回転状態に影響を与えるといった
懸念を払拭し、モータ駆動状態における回転子3の軸振
れが抑制できるため、特に高速回転時に回転安定性を確
保することができる。
【0019】また、転動溝22aが円弧状断面を有する
ため、鋼球32の径とほぼ同径の円弧状断面を有する転
動溝22aを回転軸22に形成することで、鋼球32の
優れて円滑な転動を約束することができ、回転軸22外
周の転動溝22aを内輪10代わりとする構造上の理由
から、使用できる鋼球32の個数が転動溝22aの全周
を隙間なく満たす数にできないといったデメリットを、
径の大きな鋼球32の円滑な転動により補い、回転軸2
2の安定した回転を保証することができる。
【0020】さらに、光ディスクドライブ装置等に好適
なスピンドルモータ21を回転界磁型の構成とし、しか
もころがり球軸受28,29を構成する部品点数を削減
して軸受構造をコンパクト化する一方で、軸受剛性を高
めることができるため、光ディスクの再生位置に応じて
回転速度が数倍の範囲で可変されるスピンドルモータの
過渡的な速度変化にも十分対応することができ、安定し
た回転を約束することができる。
【0021】なお、上記実施形態では、回転軸22の外
周面に円弧状断面を有する転動溝22aを形成した場合
を例にとったが、例えば図3に示すスピンドルモータ4
1のごとく、回転軸42に台形状断面の転動溝42aを
形成するようにしてもよい。この場合、台形状断面を有
する転動溝42aに対し鋼球32は2点又は3点で添接
するため、鋼球32の円滑な転動を約束することができ
る。また、転動溝は、鋼球を円滑に転動させかつ鋼球の
脱落を防止できる形状であれば、台形状断面以外の形状
であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外周面に転動溝を形成され、スピンドルとなる回転軸
と、転動溝にほぼ同軸環状に離間対向すると外輪及び外
輪と転動溝の間に転動自在に係合させた鋼球を有するこ
ろがり球軸受とを設けて構成したから、回転軸の外周面
の転動溝形成部分が内輪として機能するため、内輪自体
は不要であり、従って同じ外径寸法であれば内輪が不要
である分だけ鋼球の径を大とすることができ、これによ
り鋼球の剛性を高めて軸受剛性を大とすることができ、
また内輪を不要としたことで部品点数を削減して製造コ
ストを低減することができ、しかも内輪代わりとなる転
動溝の寸法精度として一定の精度を維持することによ
り、内輪と回転軸との間のクリアランスのばらつきが回
転状態に影響を与えるといった懸念を払拭し、モータ駆
動状態における回転子の軸振れが抑制できるため、特に
高速回転時に回転安定性を確保することができる等の優
れた効果を奏する。
【0023】また、転動溝が円弧状断面を有するため、
鋼球の径とほぼ同径の円弧状断面を有する転動溝を回転
軸に形成することで、鋼球の優れて円滑な転動を約束す
ることができ、回転軸外周の転動溝を内輪代わりとする
構造上の理由から、使用できる鋼球の個数が転動溝の全
周を隙間なく満たす数にできないといったデメリット
を、径の大きな鋼球の円滑な転動により補い、回転軸の
安定した回転を保証することができる等の効果を奏す
る。
【0024】また、転動溝が台形状断面を有するため、
鋼球が2点又は3点で添接する台形状断面を有する転動
溝を回転軸に形成することで、鋼球の円滑な転動を約束
することができ、回転軸外周の転動溝を内輪代わりとす
る構造上の理由から、使用できる鋼球の個数が転動溝の
全周を隙間なく満たす数にできないといったデメリット
を、径の大きな鋼球の円滑な転動により補い、回転軸の
安定した回転を保証することができる等の効果を奏す
る。
【0025】さらにまた、スピンドルとなる回転軸に固
着した界磁磁石付き回転子と、電機子巻線を捲回した磁
極を有する固定子と、該固定子の中央部を貫通させて固
着した軸受台と、該軸受台に保持され、前記回転軸の外
周面を転動する鋼球により前記回転軸を回転自在に支持
するころがり球軸受とを具備し、前記回転軸を、前記鋼
球が転動自在に係合する転動溝を外周面の軸線周りに刻
設した構成としたから、光ディスクドライブ装置等に好
適なスピンドルモータを回転界磁型の構成とし、しかも
ころがり球軸受を構成する部品点数を削減して軸受構造
をコンパクト化する一方で、軸受剛性を高めることがで
きるため、光ディスクの再生位置に応じて回転速度が数
倍の範囲で可変されるスピンドルモータの過渡的な速度
変化にも十分対応することができ、安定した回転を約束
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータの一実施形態を示す
縦断面図である。
【図2】図1に示した軸受部分の構造を拡大して示す詳
細断面図である。
【図3】本発明のスピンドルモータの変形例を示す要部
詳細断面図である。
【図4】従来のスピンドルモータの一例を示す縦断面図
である。
【図5】図4に示した軸受部分の構造を拡大して示す詳
細断面図である。
【符号の説明】
21,41 スピンドルモータ 22,42 回転軸 22a,42a 転動溝 3 回転子 4 電機子巻線 5 固定子 6 界磁磁石 27 軸受台 28,29 ころがり球軸受 31 外輪 32 鋼球 33 保持金具 34 止め輪 36 予圧ばね 38 抜け止め金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に転動溝を形成され、スピンドル
    となる回転軸と、前記転動溝にほぼ同軸環状に離間対向
    する外輪及び該外輪と前記転動溝の間に転動自在に係合
    させた鋼球を有するころがり球軸受とを具備することを
    特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記転動溝は、円弧状断面を有すること
    を特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】 前記転動溝は、台形状断面を有すること
    を特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 スピンドルとなる回転軸に固着した界磁
    磁石付き回転子と、電機子巻線を捲回した磁極を有する
    固定子と、該固定子の中央部を貫通させて固着した軸受
    台と、該軸受台に保持され、前記回転軸の外周面を転動
    する鋼球により前記回転軸を回転自在に支持するころが
    り球軸受とを具備し、前記回転軸は、前記鋼球が転動自
    在に係合する転動溝を外周面の軸線周りに刻設されてい
    ることを特徴とするスピンドルモータ。
JP9180979A 1997-07-07 1997-07-07 スピンドルモータ Pending JPH1127897A (ja)

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JP9180979A JPH1127897A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 スピンドルモータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129672A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi モーター単ベアリング構造
JP2020099149A (ja) * 2018-12-19 2020-06-25 東京パーツ工業株式会社 ブラシレスモータ

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JP2006129672A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi モーター単ベアリング構造
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