JPH09139014A - 軸受、それを用いたモータ、及びそのモータを用いた記 録/再生装置 - Google Patents

軸受、それを用いたモータ、及びそのモータを用いた記 録/再生装置

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JPH09139014A
JPH09139014A JP31971495A JP31971495A JPH09139014A JP H09139014 A JPH09139014 A JP H09139014A JP 31971495 A JP31971495 A JP 31971495A JP 31971495 A JP31971495 A JP 31971495A JP H09139014 A JPH09139014 A JP H09139014A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラスト方向荷重とラジアル方向荷重の双方
に対して安定に動作する長寿命の軸受、それを用いた低
コストの薄いモータ、及びそのモータを用いた記録/再
生装置を提供すること。 【構成】 回転輪1と、固定輪2と、複数のボール3
と、これらボールを保持するリテーナ4とからなる軸受
において、回転輪1は回転円板状部1Aと、回転円板状
部1Aの中央から起立する中空の回転円筒部1Bとから
なり、これら回転円板状部と回転円筒部とが同一の金属
板から形成され、固定輪2は回転円板状部1Aと対向配
置される固定円板状部2Aと、固定円板状部2Aの中央
から起立する固定円筒部2Bとからなり、これら固定円
板状部と固定円筒部とが同一の金属板から形成され、固
定円筒部2Bの一部分は回転円筒部1B内へ入って、僅
かな間隙をもって回転円筒部1Bと対向配置関係にある
ことを特徴とする軸受、それを用いたモータ、及びその
モータを用いた記録/再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、スラスト方向とラジ
アル方向の荷重を受けるのに適した構造のプレス加工に
よる軸受、それを用いたモータ、及びそのモータを用い
た記録/再生装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】 一般に、プレス加工による軸受はプレス
加工性の面から、通常、プレス加工した後に熱処理を行
って回転輪1と固定輪2について所望の硬度を得るの
で、この熱処理のよって歪みが生じ、設計通りの精度が
得られない。このような理由から、プレス加工による軸
受は切削加工による軸受に比べて精度が得られないとい
う問題があるが、量産に適し、低価格の軸受を得ること
ができるので、比較的小型の軸受の一部分がプレス加工
によって製造されている。
【0003】例えば、スラスト方向とラジアル方向の荷
重を受けるのに適した構造の軸受であって、プレス加工
により製作される従来の軸受として特公昭57ー292
9号公報に開示されたものがある。これは図3に示すよ
うに、プレス加工により形成された第1の軌道輪20と
第2の軌道輪21、及びこれら軌道輪の間を転動する玉
22とからなる。第1の軌道輪20は外周部20Aと、
その外囲部20Aに対してほぼ直角に折り曲げられた平
坦部20Bと、その中央部からある高さまで起立させら
れた後に逆方向に折り曲げられてなる円筒状部20Cを
有する。第2の軌道輪21も外周部21Aと、その外周
部21Aに対してほぼ直角に折り曲げられた平坦部21
Bと、その中央部からある高さまで起立して形成された
円筒状部21Cとを有する。
【0004】 各玉22は第1の軌道輪20の平坦部2
0Bと円筒状部20C、及び第2の軌道輪21の平坦部
21Bと外周部21Aの4点で支承されており、このこ
ろがり軸受は円筒状部20Cを回転軸部材として回転す
る。このとき、スラスト方向の荷重に対しては、主に第
1の軌道輪20の平坦部20Bと第2の軌道輪21の平
坦部21Bとが担持し、ラジアル方向の荷重に対して
は、主に第2の軌道輪21の円筒状部20Cと第2の軌
道輪21の外周部21Aとが担持する。なお、23は第
1と第2の軌道輪間に挟みこまれたパッキン輪である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のころがり軸受にあっては、本来、スラスト方向の荷
重は勿論のこと、ラジアル方向の荷重に対しても第1の
軌道輪20の円筒状部20Cと第2の軌道輪21の外周
部21Aとの間の転がりで受けることになるが、前述の
ように、プレス加工による軸受は切削加工による軸受に
比べて精度が悪いために、ラジアル方向の荷重を受けた
側はかなり隙間ができ、その反対側は玉22に対し隙間
が無くなり、玉22が支点と働く形になるので、スラス
ト方向の荷重がモーメント荷重として働き、回転軸線R
が斜めに倒れた状態で回転するという大きな欠点があ
る。それと同時に、隙間がない側では玉22は回転しに
くくなり、実質的にすべりで回転を行うことになる。こ
のとき玉22のスベリは点で行うので、第2の軌道輪2
1の磨耗が激しく、寿命が短くなるという欠点もあっ
た。
【0006】 また、一定方向のラジアル荷重を受けて
回転しているときには、回転輪が一方向に偏り、偏った
側に存在する玉22の存在する箇所と、玉と玉との間の
箇所(玉の存在しない箇所)とでは偏る量が異なるため
に、回転軸線Rに芯振れが生じると共に、トルク値が玉
22の存在する箇所とそうでない箇所とでは異なるため
にスムーズに回転しないという問題が起こる。
【0007】
【発明の目的】したがって、本発明は、スラスト方向の
荷重に対しては、回転輪の回転円板状部とボールと固定
輪の固定円板状部とで担持して安定に回転を行い、ラジ
アル方向の荷重に対しては、双方の円板状部の中央部か
らそれぞれ起立する円筒部同士で担持してすべりによる
安定回転を行う回転軸一体型の軸受、それを用いたモー
タ、及びそのモータを用いたディスク駆動装置のような
記録/再生装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1に記載
の発明は、前記課題を解決するために、回転輪と、固定
輪と、複数のボールと、これらボールを保持するリテー
ナとからなる軸受において、前記回転輪は回転円板状部
と、該回転円板状部の中央から起立する中空の回転円筒
部とからなり、これら回転円板状部と回転円筒部とが同
一の金属板から形成され、前記固定輪は前記回転円板状
部と対向配置される固定円板状部と、該固定円板状部の
中央から起立する固定円筒部とからなり、これら固定円
板状部と固定円筒部とが同一の金属板から形成され、前
記固定円筒部の一部分は前記回転円筒部内へ入って、僅
かな間隙をもって前記回転円筒部と対向配置関係にある
ことを特徴とする軸受を提供するものである。
【0009】 請求項2に記載の発明は、前記課題を解
決するために、前記回転輪の回転円筒部の頂部が球形で
あることを特徴とする請求項1に記載の軸受を提供する
ものである。
【0010】 請求項3に記載の発明は、前記課題を解
決するために、前記固定円筒部の頂部外壁面と前記回転
円筒部の頂部内壁面との間の空間部に固形潤滑剤を備え
たことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに
記載の軸受を提供するものである。
【0011】 請求項4に記載の発明は、前記課題を解
決するために、僅かな間隙をもって対面する前記中空の
回転円筒部の内壁面と前記固定円筒部の外壁面との間に
潤滑部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求
項3に記載の軸受を提供するものである。
【0012】 請求項5に記載の発明は、前記課題を解
決するために、僅かな間隙をもって対面する中空の前記
回転円筒部の内壁面と前記固定円筒部の外壁面におい
て、これら前記回転円筒部の内壁面と前記固定円筒部の
外壁面の少なくとも一方に潤滑剤が充填される溝を備え
たことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
に記載の軸受を提供するものである。
【0013】 請求項6に記載の発明は、前記課題を解
決するために、固定輪と、回転輪と、複数のボールと、
これらボールを保持するリテーナとからなって、スラス
ト荷重とラジアル荷重とを受ける軸受を備えたモータに
おいて、前記固定輪はシャーシに固定される固定円板状
部と、該固定円板状部の中央から起立する固定円筒部と
からなり、前記回転輪は前記固定円板状部に対向するよ
う配置される回転円板状部と、該回転円板状部の中央か
ら起立する中空の回転円筒部とからなり、前記固定円筒
部の一部分は前記中空の回転円筒部内へ入って、僅かな
間隙をもって回転円筒部と対向配置関係にあり、ロータ
部材は前記回転輪に固定されて、前記回転円筒部をその
回転軸として回転することを特徴とするモータを提供す
るものである。
【0014】 請求項7に記載の発明は、前記課題を解
決するために、請求項6に記載のモータをディスク回転
用のスピンドルモータとして用いたことを特徴とする記
録/再生装置。
【0015】
【実施をするための形態及び実施例】 図1により本発
明にかかる軸受の実施をするための形態について説明す
る。帽子形状の回転輪1は加工性の良いステンレス材料
などからなるフープ状金属(図示せず)をプレスにより
次々と成型し、打ち抜いて作られる。回転輪1は比較的
平坦な回転円板状部1Aとその中央部から起立する中空
の回転円筒部1Bとからなる。回転円筒部1Bの頂部1
Cは球の一部分に類似した球状になっており、例えばこ
の軸受がフロッピーディスクドライブ装置のディスク回
転部に用いられた場合には、フロッピーを傷付けること
なくフロッピーディスクドライブ装置内の回転軸部材と
なる回転円筒部1Bの頂部1Cに対し容易に着脱できる
ことを可能にする。
【0016】 固定輪2も、回転輪1とは別のプレス工
程で、回転輪1と同一材料からなるフープ状金属(図示
せず)を次々と成型し、打ち抜いて作られる。固定輪2
は回転円板状部1Aと対向配置される比較的平坦な固定
円板状部2A、その中央部から起立する中空の固定円筒
部2B、及び固定円板状部2Aから起立して、回転円板
状部1Aと回転円筒部1Bと固定円板状部2Aと一緒に
ボール3とリテーナ4とを収納する空間を形成する外周
部2Cとからなる。
【0017】 ここで大切なことは、回転輪1と固定輪
2を組み合わせたとき、回転輪1における回転軸部材と
なる中空の回転円筒部1Bの内壁面と固定輪2の固定円
筒部2Bの外壁面とは互いにすべり面を形成するよう
に、回転円筒部1Bの内径は固定円筒部2Bの外径より
も若干大きく形成される。好ましくは、回転円筒部1B
の内径は固定円筒部2Bの外径よりもμmオーダーの範
囲で大きく形成され、それらの間隙がμmオーダーの範
囲内にあることが、トルク値と回転精度の面から見て好
ましい。
【0018】 また、回転輪1の中空回転円筒部1Bに
おける内壁面頂部と固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面
頂部との間は空間になっており、好ましくは図示のよう
にその空間にグリースのような固形状潤滑剤5が封入さ
れている。この固形状潤滑剤5は回転輪1が回転するの
に伴い、回転輪1の中空回転円筒部1Bにおける内壁面
と固定円筒部2Bの外壁面との間の微小間隙に極めて僅
かずつ入り込み、中空回転円筒部1Bの内壁面と固定円
筒部2Bの外壁面間のすべりに潤滑作用を与える。な
お、6は固定輪1の外周部2Cに固定された通常のシー
ルド板である。
【0019】 この軸受の組み立ては非常に簡単であ
り、前述のようにして用意された固定輪2に別途用意さ
れた一般的な構造のボール3とリテーナ4を組み込み、
最後に固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面に中空の回転
円筒部1Bが被さるように、回転輪1を組み込む。この
構造の軸受では、回転円筒部1Bと固定円筒部2Bとで
回転輪1と固定輪2との位置合わせが行えるので、自動
組み立てが容易になるという効果も有する。
【0020】 この軸受は、回転軸線Rと同方向のスラ
スト方向荷重を受けるとき、一般的なスラストベアリン
グと同様に、ボール3は固定輪2の固定円筒部2Bを中
心にして転動し、回転輪1が回転する。次に回転軸線R
に対して垂直なラジアル方向荷重を受けるとき、この軸
受は互いに対面する回転輪1の回転円筒部1Bの内壁面
と固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面間ですべりを行
い、すべり軸受として働く。スラスト方向荷重とラジア
ル方向荷重とを合成した荷重を受けるときには、回転輪
1はころがりとすべりによって回転を行う。回転輪1の
回転円筒部1Bの内壁面と固定輪2の固定円筒部2Bの
外壁面間に遊びがあったとしても、この軸受ではラジア
ル方向荷重によって、固定輪2の固定円筒部2Bの平滑
な外壁面に回転輪1の回転円筒部1Bの平滑な内壁面が
押しつけられた状態で回転するので、遊びの分だけ回転
軸線Rが偏るが、偏った状態で芯振れすることなく滑ら
かに安定に回転する。また、この軸受ではスピンドルが
不要であるので、その取り付け工程も含めて経済性に優
れ、回転部分が軽量化になっている。
【0021】 なお、互いに対面する回転輪1の回転円
筒部1Bの内壁面と固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面
間のすべり摩擦をできるだけ小さくするために、フープ
材から回転輪1と固定輪2をプレス加工で打ち抜いた後
に、互いに対面する回転輪1の回転円筒部1Bの内壁面
と固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面に相当する箇所に
二硫化モリブデンのような乾式潤滑被膜をあらかじめ形
成しておいても良い。また、前述のように固形状潤滑剤
5を、回転輪1の中空回転円筒部1Bにおける内壁面頂
部と固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面頂部との間の空
間に充填しない場合には、グリース状の固形潤滑剤を互
いに対面する回転輪1の回転円筒部1Bの内壁面と固定
輪2の固定円筒部2Bの外壁面との間に塗布してもよ
い。この場合、フープ材の状態で、固形潤滑剤を充填す
るための溝を回転方向に沿うよう、対面する回転輪1の
回転円筒部1Bと固定輪2の固定円筒部2Bの外壁面に
相当する箇所にあらかじめ形成しておいても良い。
【0022】 次にこのような軸受を用いたモータの一
実施例について説明を行う。この軸受は、固定輪2をフ
ロッピーディスクドライブ装置のような記録/再生装置
の回転部を固定するためのベース(シャーシ)7の中央
に固定された軸受取り付け台8に固定することにより、
取り付けられる。回転輪1の回転円筒部1Bには回転体
としてのハブ部材9が圧入により直接固定される。その
ハブ部材9にはロータヨーク10が取り付けられ、その
ロータヨーク10にはマグネット11が固定されてい
る。ベース7上には、マグネット11に対向する位置に
コイル12が取り付けられており、これらコイル12を
流れる電流とマグネット11との作用によって、ハブ部
材9を回転させる力を発生させる。
【0023】 このモータでは回転輪1の回転円筒部1
Bを回転軸部材とする回転軸一体型であるために、従来
のように軸受の回転輪に高価なシャフトを細心の注意を
払って真っ直ぐに固定する作業が不要となり、その取り
付け精度誤差により芯振れが生じることもない低コスト
で高精度の薄い回転軸一体型モータが得られる。また、
このモータを用いた記録/再生装置では、フロッピーデ
ィスクのようなディスクはディスク挿入口よりハブ部材
9上に載置され、このモータにより回転駆動される。図
示しないが、ディスクがディスク挿入口より挿入されて
ハブ部材9上に載置されるとき、回転輪1の回転円筒部
1Bの頂部が球形状に形成されているので、ディスクが
傷つくこともない。
【0024】
【発明の効果】 本発明は以上述べたように、回転輪の
中央部の回転円筒部を回転シャフトとし、この回転円筒
部の中空部に固定輪の固定円筒部を挿入し、対面する箇
所ですべらせているので、回転シャフトが不要になり、
高価なスピンドルの取り付け作業が不要になるので、経
済性に優れる。
【0025】 また、この軸受を用いたモータは、回転
輪の中央部の回転円筒部が回転シャフトとして作用する
ので、別途シャフトを取り付ける必要はなく、したがっ
て、取り付け誤差による芯振れが生じることがなく、低
コスト、高精度で、薄型化が可能であり、スラスト方向
荷重に対しては勿論のこと、ラジアル方向荷重に対して
も安定に回転動作を行う。
【0026】 さらにまた、このモータを用いた記録/
再生装置は、スラスト方向荷重及びラジアル方向荷重の
双方に対して安定に動作し、ハブ部材が波打って回転す
ることがなく、かつ経済性に優れるばかりでなく、長寿
命である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる軸受の一実施例を示す図であ
る。
【図2】 本発明にかかるモータの一実施例を示す図で
ある。
【図3】 従来のプレス加工による軸受を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…回転輪 2…固定輪 1A…回転円板状部 2A…固定円
板状部 1B…回転円筒状部 2B…固定円
筒状部 1C…回転円筒状部の頂部 2C…外周部 3…ボール 4…リテーナ 5…固形状潤滑剤 6…シールド
板 7…ベース(シャーシ) 8…軸受取り
付け台 9…ハブ部材 10…ロータヨ
ーク 11…マグネット 12…コイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転輪と、固定輪と、複数のボールと、
    これらボールを保持するリテーナとからなる軸受におい
    て、 前記回転輪は回転円板状部と、該回転円板状部の中央か
    ら起立する中空の回転円筒部とからなり、これら回転円
    板状部と回転円筒部とが同一の金属板から形成され、 前記固定輪は前記回転円板状部と対向配置される固定円
    板状部と、該固定円板状部の中央から起立する固定円筒
    部とからなり、これら固定円板状部と固定円筒部とが同
    一の金属板から形成され、 前記固定円筒部の一部分は前記回転円筒部内へ入って、
    僅かな間隙をもって前記回転円筒部と対向配置関係にあ
    ることを特徴とする軸受。
  2. 【請求項2】 前記回転輪の回転円筒部の頂部が球形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の軸受。
  3. 【請求項3】 前記固定円筒部の頂部外壁面と前記回転
    円筒部の頂部内壁面との間の空間部に固形潤滑剤を備え
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに
    記載の軸受。
  4. 【請求項4】 僅かな間隙をもって対面する前記中空の
    回転円筒部の内壁面と前記固定円筒部の外壁面との間に
    潤滑部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載の軸受。
  5. 【請求項5】 僅かな間隙をもって対面する中空の前記
    回転円筒部の内壁面と前記固定円筒部の外壁面におい
    て、これら前記回転円筒部の内壁面と前記固定円筒部の
    外壁面の少なくとも一方に潤滑剤が充填される溝を備え
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の軸受。
  6. 【請求項6】 固定輪と、回転輪と、複数のボールと、
    これらボールを保持するリテーナとからなるスラスト荷
    重とラジアル荷重とを受ける軸受を備えたモータにおい
    て、前記固定輪はシャーシに固定される固定円板状部
    と、該固定円板状部の中央から起立する固定円筒部とか
    らなり、前記回転輪は前記固定円板状部に対向するよう
    配置される回転円板状部と、該回転円板状部の中央から
    起立する中空の回転円筒部とからなり、前記固定円筒部
    の一部分が前記中空の回転円筒部内へ入って、僅かな間
    隙をもって前記回転円筒部と対向配置関係にあり、ロー
    タ部材は前記回転輪に固定されて、前記回転円筒部をそ
    の回転軸として回転することを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のモータをディスク回転
    用のスピンドルモータとして用いたことを特徴とする記
    録/再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267544A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Mikuni Corp 軸・軸受兼用部材とその軸・軸受兼用部材を複数個用いた回転機構具備装置
WO2010007465A1 (en) * 2008-07-18 2010-01-21 Hopewell Wind Power Limited Guide assembly and wind turbine incorporating same
CN103388618A (zh) * 2012-05-13 2013-11-13 芜湖市宝艺游乐科技设备有限公司 浸油式抗侧震推力轴承

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