JP2006129672A - モーター単ベアリング構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主にファン羽組、モーター組、ファン台を含む。該ファン羽組はファン羽こしきを具え、軸芯を接合する。該軸芯の外部にはベアリングを嵌設し、該モーター組は該ファン羽台に嵌設する。該ファン羽台の中心には中空の軸台を具え、該ベアリングを設置する。しかも、該ベアリング中の適当な位置には弾性部品或いは磁性部品を設置し、該ベアリングのケース体内とその内部の球体に対して圧力を形成し、該ベアリング内の遊びの発生を防止する。これにより該ベアリング内部の球体の安定的な運転状態を保持し、モーターの運転性能を向上させる。
【選択図】図1
Description
該散熱ファンの品質の善し悪しは、しばしばモーターの運転状態に左右される。すなわち、モーターの作動の不安定さはシステム或いは装置全体の正常な作動に悪影響を及ぼしかねず、またモーターベアリングはモーターの質量と作業の安定性のカギを握っている。
一般のモーターのボールベアリング内部には通常は複数の球体を使用する。ベアリングが運転すると、該球体は該ベアリングケース体内において回転する。
しかし、公知のベアリング内部には、モーターの運転とその性能に悪影響を及ぼす遊びが生じ易く、振動、騒音、発熱、パワーの浪費などの欠点を招いてしまう。
また、球体の該ベアリング内における振動もベアリング道面における微振により摩損を招くため、ベアリング上においては適当な圧力を加え、内部の遊びが招く問題を解決或いは改善する必要がある。
すなわち、散熱ファンの品質の善し悪しはモーターの運転状態に左右されるが、一般のモーターのボールベアリング内部ではモーターの運転とその性能に悪影響を及ぼす遊びが生じ易く、振動、騒音、発熱、パワーの浪費などを招いてしまう。
また、ベアリング内球体の内部における振動もベアリング道面における微振により摩損を招くため、ベアリング上においては適当な圧力を加え、内部の遊びが招く問題を解決或いは改善する必要がある。
それは主にファン羽組、モーター組、ファン台を含み、
該ファン羽組はファン羽こしきを具え、軸芯を接合し、該軸芯の外部にはベアリングを嵌設し、該モーター組は該ファン羽台に嵌設し、該ファン羽台の中心には中空の軸台を具え、該ベアリングを設置し、しかも、該ベアリング中の適当な位置には弾性部品或いは磁性部品を設置し、該ベアリングのケース体内とその内部の球体に対して圧力を形成し、該ベアリング内の遊びの発生を防止し、これにより該ベアリング内部の球体の安定的な運転状態を保持し、モーターの運転性能を向上させることを特徴とするモーター単ベアリング構造。
該ファン羽組10はファン羽ホイールこしき11、軸芯12、モーターケース13、棒状磁石14により構成する。該軸芯12は該ファン羽ホイールこしき11の底部中央に形成する軸芯台111に設置する。該モーターケース13は該ファン羽ホイールこしき11の内側縁に設置する。該棒状磁石14は該モーターケース13の内側縁に設置する。
該モーター組20は該ファン台30に嵌設し、該モーター組20は絶縁フレーム21、シリコンスチール片22、回路板23、コイル24により構成する。該シリコンスチール片22は該絶縁フレーム21外部に設置し、該コイル24と該シリコンスチール片22は該絶縁フレーム21に巻付く。
該ファン台30の中心には中空の軸台31を具え、該回路板23は該絶縁フレーム21底部と該軸台31間に設置する。該軸芯12は該軸台31が形成する設置空間内に設置し、該軸芯12外部と該軸台31間にはベアリング32を嵌設する。該ベアリング32ケース体内には複数の球体(図示なし)を具え、該軸芯12は該ベアリング32に支えられ回転する。該ベアリング32と該ファン羽ホイールこしき11間には油圏Rを具える。
該軸台31は底部313を具え、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端を制御することができる。該軸台31の底部313と該係合ほぞ312間には弾性部品Aを設置し、弾力作用を生じることにより、該ベアリング(ベアリングケース体及びその内部の球体を含む)に対して圧力を与える。これにより、該ベアリング32ケース体とその内部の球体は圧力を受けないことによる、内部における遊びの発生を防止することができる。こうして、該球体と該ベアリング32はスムースに運転され、モーターの運転能力を向上させることができ、すなわち、振動、騒音、発熱、パワーの浪費などのマイナスの状況の発生を減少させ、使用寿命を延長させることができる。
別種の実施例では該弾性部品Aはバネで、弾性片、弾性ワッシャなど、或いは磁性部品とすることができるが、図中に示す本実施例ではバネを採用している。この他、該底部313は該軸台31と分離し、独立した部品とすることができる。
続いて図3に示すように、本発明第3実施例の構造は第1実施例とおよそ同様である。本実施例の第1実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端と該底部313間(該軸台31の底部313の片側)に耐磨耗弾力片Gを増設する点である。これにより、該軸芯12は該軸台31の底部313に接触せず、該軸芯12或いは該軸台31の摩損を減少させることができ、使用寿命を延長させることができる。
さらに、続いて図4に示すように、本発明第4実施例の構造は第2実施例とおよそ同様である。本実施例の第2実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端と該底部313間(該軸台31の底部313の片側)に耐磨耗弾力片Gを増設する点である。これにより、該軸芯12は該軸台31の底部313に接触しない。その作用は第3実施例と同様である。
続いて図6に示すように、本発明第6実施例の構造は第2実施例とおよそ同様である。本実施例の第2実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該ファン台30の中心には中空孔口33を具え、さらに該弾性部品Aと該係合ほぞ312間にはガード体Bを設置し、該孔口33を遮蔽することである。その作用は第5実施例と同様である。
さらに図7に示すように、本発明第7実施例の構造は第3実施例とおよそ同様である。本実施例の第3実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該ファン台30の中心には中空孔口33を具え、さらに該弾性部品Aと該係合ほぞ312間にはガード体Bを設置し、該孔口33を遮蔽することである。その作用は第5実施例と同様である。
さらに図8に示すように、本発明第8実施例の構造は第4実施例とおよそ同様である。本実施例の第4実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該ファン台30の中心には中空孔口33を具え、さらに該弾性部品Aと該係合ほぞ312間にはガード体Bを設置し、該孔口33を遮蔽することである。その作用は第5実施例と同様である。
次に図10に示すように、本発明第10実施例の構造は第2実施例とおよそ同様である。本実施例の第2実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端は円弧状溝を形成し、該底部313は該軸芯12に対応し円弧状溝である溝3131を形成する点である。これにより、該軸芯12を接続し、該軸芯12は該溝3131の円弧状溝に対応し運転する。該底部313の作用は第9実施例と同様である。
次に図12に示すように、本発明第12実施例の構造は第10実施例とおよそ同様である。本実施例の第10実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該ファン台30の中心には中空孔口33を具え、さらに該弾性部品Aと該係合ほぞ312間にはガード体Bを設置し、該孔口33を遮蔽することである。その作用は第5実施例と同様である。
次に図16に示すように、本発明第16実施例の構造は第15実施例とおよそ同様である。本実施例の第15実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端と該底部313間(すなわち、該軸台31底部313の片側)に耐磨耗弾力片Gを増設する点である。これにより、該軸芯12は該軸台31の底部313に接触せず、該軸芯12或いは該軸台31の摩損を減少させることができる。
次に図18に示すように、本発明第18実施例の構造は第1実施例とおよそ同様である。本実施例の第1実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該弾性部品Aは該ベアリング32と該嵌合リング15間に設置する点である。
さらに図19に示すように、本発明第19実施例の構造は第18実施例とおよそ同様である。本実施例の第18実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端と該底部313間(すなわち該軸台31の底部313の片側)に耐磨耗弾力片Gを増設する点である。これにより、該軸芯12は該軸台31の底部313に接触せず、該軸芯12或いは該軸台31の摩損を減少させることができる。
次に図20に示すように、本発明第20実施例の構造は第1実施例とおよそ同様である。本実施例の第1実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該弾性部品Aは磁性部品A1、A2に置き換え、それぞれ該底部313と該係合ほぞ312間に設置する点である。該磁性部品A1、A2の同磁極反発作用を利用し、該ベアリング32(ベアリングケース体及びその内部の球体を含む)に対して圧力を与える。その機能は弾性部品Aを利用した場合と同様である。
次に図23に示すように、本発明第23実施例の構造は第21実施例とおよそ同様である。本実施例の第21実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該底部313は該軸芯12に対応し円弧状溝である溝3131を形成する点である。これにより、該軸芯12を接続し、該軸芯12は該溝3131の円弧状溝に対応し運転する。該軸台31における運転、該底部313の作用は第9実施例と同様である。
次に図25に示すように、本発明第25実施例の構造は第24実施例とおよそ同様である。本実施例の第24実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端と該底部313間(すなわち該軸台31の底部313の片側)に耐磨耗弾力片Gを増設する点である。これにより、該軸芯12は該軸台31の底部313に接触せず、該軸芯12或いは該軸台31の摩損を減少させることができる。該耐磨耗弾力片Gの作用は第3実施例と同様である。
次に図27に示すように、本発明第27実施例の構造は第21実施例とおよそ同様である。本実施例の第21実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該突出部311が該ベアリング32を制御することにより、該ベアリング32を定位し、しかも、該ベアリング32は該嵌合リング15に対して干渉作用を形成し、該軸芯12の運転時の該ベアリング32からの脱出を阻止する点である(本実施例中では該軸台31は底部313を具えない)。この他、該磁性部品A1、A2はそれぞれ該軸芯12の該ファン羽ホイールこしき11に接続していない一端の周縁(該嵌合リング15と相互に密着可能である)と該係合ほぞ312間に設置する。
次に図29に示すように、本発明第29実施例の構造は第28実施例とおよそ同様である。本実施例の第28実施例と異なりまた主な特徴といえる点は、該磁性部品A1、A2は該軸芯台111の内側縁にそれぞれ設置する点である。
11 ファン羽ホイールこしき
111 軸芯台
12 軸芯
13 モーターケース
14 棒状磁石
15 嵌合リング
20 モーター組
21 絶縁フレーム
22 シリコンスチール片
23 回路板
24 コイル
30 ファン台
31 軸台
311 突出部
312 係合ほぞ
313 底部
3131 溝
32 ベアリング
33 孔口
A 弾性部品
A1 磁性部品
A2 磁性部品
B ガード体
G 耐磨耗弾力片
R 油圏
Claims (42)
- 主に軸芯、ファン台、ベアリングを含み、
該ベアリングケース体内には複数の球体を具え、該ベアリングは該軸芯に嵌設し、これにより該軸芯は該ベアリングに支えられ回転し、
該ファン台は中空の軸台を具え、設置空間を区画し、該軸芯は該軸台内に設置され、該軸台内縁には突出部を設置し、
該軸台中には弾性部品を該ベアリングと該突出部間に設置し、弾性作用を生じ、該ベアリングとその内部の球体に対して圧力を形成し、該ベアリング内の遊びの発生を防止し、これにより該ベアリング内部の球体の安定的な運転状態を保持し、モーターの運転性能を向上させることを特徴とするモーター単ベアリング構造。 - 前記弾性部品はバネであることを特徴とする請求項1記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記弾性部品は弾性片であることを特徴とする請求項1記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記弾性部品は弾性ワッシャであることを特徴とする請求項1記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台は底部を具えることを特徴とする請求項1或いは2或いは3或いは4記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部の片側には耐磨耗弾力片を設置することを特徴とする請求項5記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端には円弧状溝を形成することを特徴とする請求項1或いは2或いは3或いは4記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部には前記軸芯に形成する円弧状溝に対応し溝を設置し、これにより軸芯を接続することを特徴とする請求項7記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端にはファン羽組を接合することを特徴とする請求項1或いは2或いは3或いは4記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の反対端にはファン羽組を接合することを特徴とする請求項7記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の反対端にはファン羽組を接合することを特徴とする請求項8記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台内縁には係合ほぞを具えることを特徴とする請求項5記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記弾性部品は前記軸台底部と前記係合ほぞ間に設置することを特徴とする請求項12記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端には円弧状溝を形成することを特徴とする請求項13記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部には前記軸芯に形成する円弧状溝に対応し溝を設置し、これにより軸芯を接続することを特徴とする請求項14記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記ファン台中心には孔口を具えることを特徴とする請求項13記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記弾性部品の片側にはガード体を設置し、前記孔口を遮蔽することを特徴とする請求項16記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記弾性部品は前記軸芯と前記係合ほぞ間に設置することを特徴とする請求項12記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端には嵌合リングを嵌設することを特徴とする請求項1或いは2或いは3或いは4記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端には嵌合リングを嵌設することを特徴とする請求項12記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記弾性部品は前記ベアリングと前記嵌合リング間に設置することを特徴とする請求項20記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部の片側には耐磨耗弾力片を設置することを特徴とする請求項21記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端には円弧状溝を形成することを特徴とする請求項21記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部には前記軸芯に形成する円弧状溝に対応し溝を設置し、これにより軸芯を接続することを特徴とする請求項23記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の反対端にはファン羽組を接合することを特徴とする請求項23記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の反対端にはファン羽組を接合することを特徴とする請求項24記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部の片側には耐磨耗弾力片を設置することを特徴とする請求項13記載のモーター単ベアリング構造。
- 主に軸芯、ファン台、ベアリングを含み、
該ベアリングケース体内には複数の球体を具え、該ベアリングは該軸芯に嵌設し、これにより該軸芯は該ベアリングに支えられ回転し、
該ファン台は中空の軸台を具え、設置空間を区画し、該軸芯は該軸台内に設置され、該軸台内縁には突出部を設置し、
該軸台中には複数の磁性部品を該ベアリングと該突出部間に設置し、磁性部品の同極反発作用を利用し、該ベアリングとその内部の球体に対して圧力を形成し、該ベアリング内の遊びの発生を防止し、これにより該ベアリング内部の球体の安定的な運転状態を保持し、モーターの運転性能を向上させることを特徴とするモーター単ベアリング構造。 - 前記軸芯の一端にはファン羽組を接合することを特徴とする請求項28記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記ファン羽組はファン羽こしきを具え、該ファン羽こしきの底部中央には軸芯台を形成することを特徴とする請求項29記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記磁性部品はそれぞれ前記ベアリングと前記軸芯台の内側縁間に設置することを特徴とする請求項30記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台内縁には係合ほぞを具えることを特徴とする請求項28記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記磁性部品はそれぞれ前記軸芯周縁と前記係合ほぞ間に設置することを特徴とする請求項32記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯周縁には嵌合リングを嵌設することを特徴とする請求項33記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台は底部を具え、前記軸芯と前記係合ほぞ間に設置することを特徴とする請求項32記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部の片側には耐磨耗弾力片を設置することを特徴とする請求項35記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸芯の一端には円弧状溝を形成することを特徴とする請求項35記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部には前記軸芯に形成する円弧状溝に対応し溝を設置し、これにより軸芯を接続することを特徴とする請求項37記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記磁性部品はそれぞれ前記軸台の底部と前記係合ほぞ間に設置することを特徴とする請求項35記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部の片側には耐磨耗弾力片を設置する
ことを特徴とする請求項39記載のモーター単ベアリング構造。 - 前記軸芯の一端には円弧状溝を形成することを特徴とする請求項39記載のモーター単ベアリング構造。
- 前記軸台底部には前記軸芯に形成する円弧状溝に対応し溝を設置し、これにより軸芯を接続することを特徴とする請求項41記載のモーター単ベアリング構造。
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