JPH11278142A - 身障者用車両における車椅子格納クレーン - Google Patents

身障者用車両における車椅子格納クレーン

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JPH11278142A
JPH11278142A JP10098337A JP9833798A JPH11278142A JP H11278142 A JPH11278142 A JP H11278142A JP 10098337 A JP10098337 A JP 10098337A JP 9833798 A JP9833798 A JP 9833798A JP H11278142 A JPH11278142 A JP H11278142A
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crane
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孝一 東
Tomoharu Iwata
智晴 岩田
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TOSHIN TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車両内外への車椅子の格納又は搬出の際に、
車椅子を自動的に折り畳み又は展開させる。 【解決手段】 車両の運転席後部に車椅子を格納するク
レーンであって、車両の後部フロアに車椅子格納口から
格納位置に渡って軌道を設け、該軌道上を走行するリフ
トアームに車椅子搭載部を昇降自在に設け、該車椅子搭
載部は、車椅子の車輪を案内する車輪レーン35aを左右
に設けると共に、該車輪レーン35aを車椅子の車幅方向
に平行移動自在に設けることにより、車椅子を運転席後
部に自動的に折り畳み格納すると共に、運転席後部に折
り畳み状態で格納された車椅子を車外へ自動的に搬出す
る様にして、車両への乗降に際し、身障者にかかる負担
を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に車椅子を自
動的に格納及び搬出する身障者用車両における車椅子格
納クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子を利用する身障者が運転出
来る車両は、なるべく健常者が使用する一般の乗用車と
変わらない外観の車両を身障者が希望していることか
ら、通常の乗用車を改造して運転できる様にしている。
車両への乗降に際しては車椅子を介助者によって車両の
トランクルーム或いは後部フロアへ収納する等の介助が
必要であり、身障者は介助者の介添えなしで、1人で乗
降できないのが実情であった。
【0003】かかる事情に鑑み、開き戸タイプの車両を
改造して運転席側の後部ドアを自動的に開いた後、後部
ドアを自動的にスライドさせ、後部ドアとセンタピラー
間に車椅子格納口を運転席に隣接して開口できる様に
し、又運転席後部に車椅子格納クレーンを設置し、この
クレーンによって、自動的に車椅子を車両へ格納又は車
両から搬出する様にしたものが見受けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このクレーンは、折り
畳んだ車椅子をクレーンに設けたフックに引っ掛けて車
椅子を昇降し、車内外に格納又は搬出するもので、折り
畳んだ車椅子をクレーンで吊り下げた時に車椅子が広が
らない様に、専用の治具を取り付ける必要があった。
又、身障者にとって、車椅子から運転席へ乗り移った
後、運転席から車椅子を折り畳み、上記治具にフックを
引っ掛けるのは、極めて困難であり、態勢が悪ければ、
運転席から落下する危険を招来し、身障者にかなりの負
担をかけているのが実情であり、結局介助者の介助を頼
らねばならなかった。従って、介助者の手助けなしで、
しかも身障者の負担を軽減するクレーンの開発が望まれ
ていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み、車両の運転席後部に車椅子を格納するクレーンであ
って、車両の後部フロアに車椅子格納口から格納位置に
渡って軌道を設け、該軌道上を走行するリフトアームに
車椅子搭載部を昇降自在に設け、該車椅子搭載部は、車
椅子の車輪を案内する車輪レーンを左右に設けると共
に、該車輪レーンを車椅子の車幅方向に平行移動自在に
設けることにより、車椅子を運転席後部に自動的に折り
畳み格納すると共に、運転席後部に折り畳み状態で格納
された車椅子を車外へ自動的に搬出する様にして、車両
への乗降に際し、身障者にかかる負担を軽減する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。1は運転席2側のセンターピラー3
と後部ドア4間に車椅子格納口5を設けた身障者用車両
である。上記後部ドア4は、開き戸タイプのドアを自動
的に開閉すると共に、後部ドア4の開放状態より後部ド
ア4を前後方へ自動的にスライドする様に構成してい
る。6は後部ドア4を開閉及びスライド支持するドア支
持フレーム、7は車両1の後部フロア8に設置したドア
開閉作動装置、9は後部ドア4に内装したドアスライド
作動装置、10はドア開閉作動装置7に連繋したドアロッ
ク機構部であり、後部ドア4は、運転席2からの遠隔操
作によって自動的に開閉する様に成している。尚、上記
車両1は、かかる方式に限定されることなく、例えば運
転席2側の後部ドア4が手動又は自動開閉式の引き戸タ
イプで、運転席2側のセンターピラー3と後部ドア4間
に車椅子格納口5を設ける様にしても良い。
【0007】11は運転席から遠隔操作される車椅子格納
クレーンであり、該車椅子格納クレーン11は、運転席2
後部に設けられ、軌道12、走行体13、リフトアーム14及
び車椅子搭載部15から構成されている。
【0008】軌道12は、断面T字状に形成され、上記後
部フロア8において、車椅子格納口5から、その奥行き
方向(後方)に設けた車椅子格納位置16間に直線状に設
置されている。
【0009】走行体13は、軌道12上部に設けた帯板状の
リニアレール17を跨いで走行する、所謂跨座式走行体で
あり、リニアレール17の上下を走行体13に設けた走行及
び案内車輪18、18a、19、19a…で挟持する様に構成し
ている。リニアレール17上部に設けた走行車輪18、18a
は、走行体13の左右のフレーム20、20a前後に回転自在
に架設し、前輪を駆動輪18とすると共に、該駆動輪18の
車軸21に走行体13に設置した走行モータ22の駆動軸を連
繋している。案内車輪19、19a…は、走行体13の左右の
フレーム20、20aの前中後部に回転自在に設け、前後輪
19、19bは走行車輪18、18aに対応配置して、上下の走
行及び案内車輪18、18a、19、19a…でリニアレール17
を挟持する様に成している。
【0010】リフトアーム14は、走行体13の前部に設け
たリンク装置にて構成している。即ち、走行体13の上下
の夫々に同一長で平行な駆動及び従動リンク23、24の基
端部を枢着すると共に、該駆動及び従動リンク23、24の
先端部に作動リンク25を枢着している。作動リンク25
は、従動リンク24の枢着部よりその長さ方向に所定長さ
延出形成して成り、先端部に車椅子搭載部15を揺動自在
に枢着している。そして、リフトアーム14に車椅子搭載
部15を昇降自在に設けている。
【0011】リフトアーム14の駆動源となる昇降モータ
26は走行体13に設置して成り、この昇降モータ26の駆動
軸27に歯車減速機構部28を介して上記駆動リンク23の基
端部に固定した半円歯車29を連繋している。歯車減速機
構部28は、上記駆動軸27に軸着した駆動歯車30に大径歯
車31を噛合すると共に、該大径歯車31と同軸の小歯車32
に上記半円歯車29を噛合している。
【0012】33は走行体13において、上記従動リンク24
の基端部近傍に設置したリミットスイッチであり、該リ
ミットスイッチ33は、昇降モータ26に接続され、リフト
アーム14の設定された上昇保持位置でリミットスイッチ
33のスイッチレバー33aを押圧して昇降モータ26を作動
停止する様に成している。
【0013】又、リフトアーム14において、駆動リンク
23と作動リンク25との枢着部と、走行体13間にダンパー
34を連結して、リフトアーム14(駆動リンク)を支持す
る補助手段を設けても良い。これにより車椅子Cを搭載
した車椅子搭載部15の重量とバランスをとる反発力と同
時に適当な減衰力を付与し、昇降モータ26の出力を上げ
ることなく、大重量の車椅子Cを支持できる様にしてい
る。
【0014】車椅子搭載部15は、折り畳み式の車椅子C
において、身障車が回転操作するハンドリムH、H1を同
心配置した駆動輪W、W1(以下単に車輪W、W1と称す
る。)を案内する車輪レーン35、35aを左右に設けると
共に、該車輪レーン35、35aを車椅子Cの車幅方向に平
行移動自在に設けている。車輪レーン35、35aは、略長
尺帯板の長辺を屈曲形成して断面略凹状に形成して成
り、その前部は幅広に拡開形成すると共に、緩やかなス
ロープを形成して車輪W、W1の案内口36、36aと成し、
一方後部は上方へ傾斜状に延出形成して車輪止め37、37
aを設けている。又、車輪レーン35、35aの立ち上がっ
た側部38、38a…はガイドフェンス38、38a…と成して
いる。
【0015】又、車輪レーン35、35a間の車椅子搭載部
15の中央には、車輪レーン35、35aの作動機構部39を設
けている。40は作動機構部39の駆動源などを内装したケ
ーシングであり、該ケーシング40の上部後方寄りにブラ
ケット41を上方垂直に突設し、該ブラケット41の上端部
を上記リフトアーム14の作動リンク25先端部に揺動自在
に枢着している。又、上記ケーシング40後部と、リフト
アーム14の従動リンク24の先端部寄り部位との夫々に略
く字状のコネクティングロッド42の各端部を枢着して、
両者24、40を連結し、これにより、車椅子搭載部15の揺
動を後傾姿勢及び水平姿勢をする様に規制している。
【0016】又、ケーシング40に内装した駆動源、即ち
レーン作動モータ43は、その駆動軸を下方垂直に突出す
ると共に、該駆動軸に歯車44を軸着し、該歯車44に扇形
歯車45を噛合し、該扇形歯車45の軸45aはケーシング40
底部を貫通突出している。46はケーシング40底部に水平
配置した回転子であり、該回転子46は略帯板状に形成
し、その中央部を上記扇形歯車45の軸45aの突出端部に
固定している。又、47、47aは弓なり状に湾曲形成した
スイングアームであり、該スイングアーム47、47aの各
端部を回転子46の左右端部と車輪レーン35、35aの中央
底部に枢着して両者35、35a、46を連結している。そし
て、正逆回転自在に設けた回転子46の回転によって、即
ち右回転により、図6に示す様にスイングアーム47、47
aが折り畳まれて車輪レーン35、35aの間隔を狭め、又
左回転により、図7に示す様にスイングアーム47、47a
が展開して車輪レーン35、35aの間隔を広める様にして
いる。尚、車輪レーン35、35aの最小及び最大間隔の夫
々は、当然ながら折り畳み及び展開状態の車椅子Cの車
輪W、W1の間隔に対応している。
【0017】又、車輪レーン35、35aにおいて、車輪レ
ーン35、35aの対向するガイドフェンス38a、38bに
は、車輪W、W1の接地しない前後に対応して一対の棒状
のガイドバー48、48a…を対向突設し、左右の車輪レー
ン35、35aの前方及び後方の夫々で相対するガイドバー
48、48a…は、相互に擦れ違いの位置関係、即ち前後位
置をずらして配置している。又、ケーシング40の側部
は、ガイドバー48、48a…に対応してこれの貫通穴49、
49a…を設けると共に、該貫通穴49、49a…に対応して
軸受50、50a…を設け、該軸受50、50a…に各ガイドバ
ー48、48a…を軸方向に摺動自在に装着支持している。
ガイドバー48、48a…は車椅子Cの身障者の着座可能状
態の車幅に車輪レーン35、35aの拡張幅が対応する長さ
を有しており、車輪レーン35、35aの収縮状態でガイド
バー48、48a…が相対する車輪レーン35、35aを貫通す
る様に成し、車輪レーン35、35aのガイドフェンス38、
38a…には、相対するガイドバー48、48a…の摺動穴5
1、51a…を貫設して、ガイドバー48、48a…を相対す
る車輪レーン35、35aに貫通自在に設けている。従っ
て、車輪レーン35、35aの収縮状態では、ガイドバー4
8、48a…の先端部が相対する車輪レーン35、35aの外
側のガイドフェンス38、38cを貫通突出している。
【0018】52は作動機構部39の扇形歯車45の近傍に設
置したリミットスイッチであり、53、53aは前記扇形歯
車45の円弧端部に形成した切欠部であり、車輪レーン3
5、35aの最大及び最小間隔時において、前記切欠部5
3、53aがリミットスイッチ52のスイッチレバー52aを
押圧する様に成している。リミットスイッチ52は、レー
ン作動モータ43に接続され、上記切欠部53、53aが上記
スイッチレバー52aを押圧した時にレーン作動モータ43
を作動停止する様に成している。
【0019】又、車輪レーン35、35aの内側のガイドフ
ェンス38a、38bには、車椅子Cの車軸支持バーS、S1
の車軸突出側に当接する支持ガイド54、54aを上方へ突
設している。この支持ガイド54、54aは帯板を屈曲形成
して成り、上記ガイドフェンス38a、38b後方に基端部
を固定すると共に、基端部より立ち上がり部を上方へ延
出形成すると共に、先端方を前方へ屈曲形成している。
そして、支持ガイド54、54aの先端部が、車椅子Cの車
輪W、W1の車軸を設けた車軸支持バーS、S1の車軸近傍
において、車軸を突出している側部に当接する様に成し
ている。
【0020】又、ケーシング40上部に設けたブラケット
41には、支持杆55を前方へ直角に突設して成り、該支持
杆55の左右側部にホルダー56、56aを設けている。この
ホルダー56、56aは、車椅子Cの車軸支持バーS、S1と
これに直交配置したチッピングレバーT、T1との交差部
X、X1を着脱自在に支持するものにして、断面略U字状
に形成してその開放側を外方(左右方向)へ指向し、前
記交差部X、X1に対応して略凹状の切り込み部57、57a
を形成している。
【0021】又、車両1の後部フロア8において、車椅
子搭載部15の車椅子格納位置16にして、且つ軌道12後方
の左右には係合部58、58aを設けている。この係合部5
8、58aは前方を開放した凹状のブロック体から成り、
かかる係合部58、58aの凹部59、59aに係合離脱(係
脱)自在な被係合部60、60aを車椅子搭載部15に設けて
いる。被係合部60、60aは車輪レーン35、35aの外側の
ガイドフェンス38、38cに突設した棒状体から成り、図
において、被係合部60、60aは車輪レーン35、35aのガ
イドフェンス38、38a…を貫通突出している後方のガイ
ドバー48a、48cと成しているが、上記係合部58、58a
に係脱自在な棒体(図示せず)を外側のガイドフェンス
38、38cに別途設けても良い。
【0022】上記車椅子格納クレーン11は、運転席2側
に設けたリモートコントロールスイッチにより、走行体
13、リフトアーム14及び車椅子搭載部15の駆動源22、2
6、43を個々に作動させるか、又は車椅子Cの格納及び
運び出しの一連の作動を連続的に作動させる様にしてい
る。特に、各駆動源22、26、43を個々に遠隔操作する場
合では、車椅子搭載部15の底部にレーン作動モータ43を
作動可能とするセンサー61を取り付けている。このセン
サー61はレーン作動モータ43に接続されたリミットスイ
ッチ61から成り、これのスイッチレバー61aが車椅子搭
載部15の底部に設けられ、車椅子搭載部15が着地してス
イッチレバー61aが地面に押圧されることにより、レー
ン作動モータ43を作動可能としている。よって、車椅子
搭載部15が地上に着地しない限り、レーン作動モータ43
は作動可能状態でないので、スイッチ操作を誤っても、
車輪レーン35、35aを作動させることがなく、安全性を
図ることができる。
【0023】次に本発明に係る身障者用車両における車
椅子格納クレーンの作用について説明する。先ず、車椅
子Cを格納する場合、ドアロック機構部10により、後部
ドア4のドアロック解錠すると共に、ドア開閉作動装置
7により、後部ドア4を開放し、続いてドアスライド作
動装置7により、ドア支持フレーム6に沿って後部ドア
4を後方へ移動させ、後部ドア4とセンターピラー3間
に車椅子格納口5を自動的に開口する。
【0024】そして、車椅子格納位置16に位置している
車椅子搭載部15を車椅子格納口5より車外へ移動させ
る。車椅子搭載部15の移動に際し、先ず走行モータ22に
より、駆動輪18が回動し、走行体13がリニアレール17上
を前方へ走行し、リニアレール17の前端部で走行体13は
停止する。
【0025】次に、昇降モータ26により、歯車減速機構
部28を介してリフトアーム14における駆動リンク23を下
方へ揺動させ、車椅子搭載部15を車椅子格納口5から車
外へ降下移動させる。最初、車椅子搭載部15は、コネク
ティングロッド42により、作動リンク25に直角、即ち後
傾状態で支持されているが、駆動リンク23と平行に追動
する従動リンク24により、コネクティングロッド42が従
動リンク24との枢着部を支点として後方へ揺動するた
め、車椅子搭載部15はコネクティングロッド42により後
方へ引き寄せられる様に揺動し、着地点で水平状態とな
り、車椅子搭載部15が着地するとリフトアーム14は停止
する。
【0026】次に、レーン作動モータ43により、扇形歯
車45を介して回転子46を左回転させると、折り畳み状態
にあったスイングアーム47、47aが展開し、車輪レーン
35、35aを拡開させる様に外方へ平行移動させる。この
時、軸受50、50aで摺動自在に支持されているガイドバ
ー48、48a…によって、車輪レーン35、35aの平行移動
は案内支持されており、車輪レーン35、35aはスイング
アーム47、47aの枢着部で回転しない。そして、車輪レ
ーン35、35aが車椅子Cの車輪W、W1に対応した最大間
隔に拡開した状態で、レーン作動モータ43は停止する。
【0027】かかる状態において、既に車椅子Cから運
転席2に乗り移った身障者によって、車椅子Cの車輪
W、W1を車輪レーン35、35a上に移動させる。この時車
輪止め37、37aによって、車輪W、W1の後方は当止めさ
れ、車椅子Cは車輪レーン35、35a上の定位置に保持さ
れる。尚、車椅子Cの車椅子搭載部15への搭載する前
に、車椅子Cの足置き台(図示せず)は折り畳まれてい
る。
【0028】次に、レーン作動モータ43によって回転子
46を右回転させ、スイングアーム47、47aを折り畳むこ
とにより、車輪レーン35、35aの間隔を狭める様に内側
へ平行移動させることにより、車輪レーン35、35aの間
隔を狭める。これにより、車輪レーン35、35a上に保持
されている車輪W、W1の間隔が狭まり、車椅子Cは折り
畳まれる。
【0029】又、かかる状態では、車輪レーン35、35a
に設けた支持ガイド54、54aが、車椅子Cにおける車軸
支持バーS、S1の車軸突出側に当接しているため、車輪
W、W1だけではなく、車椅子Cのフレームをも折り畳み
方向に押圧している。車輪レーン35、35aの間隔が狭ま
ると、これに相対するガイドバー48、48a…が対向側の
車輪レーン35、35aに設けた摺動穴51、51a…を貫通し
て、先端部が車輪レーン35、35aのガイドフェンス38、
38cより外方へ突出する。尚、ガイドバー48、48a…
は、車輪レーン35、35aの車輪W、W1の接地しない前後
に対応して突設しているため、車輪レーン35、35aに保
持された車輪W、W1に干渉することなく、車輪レーン3
5、35aを貫通している。
【0030】そして、車椅子Cが完全に折り畳まれる
と、車椅子Cの車軸支持バーS、S1とチッピングレバー
T、T1との交差部X、X1がホルダー56、56aに保持され
る。又、車軸支持バーS、S1に当接している支持ガイド
54、54aが、車椅子Cをホルダー56、56a側へ押圧し
て、その搭載状態を安定的に保持している。
【0031】次に、リフトアーム14により、上記と逆の
手順で車椅子Cを搭載した車椅子搭載部15を上昇させ
る。この上昇中、コネクティングロッド42の揺動によっ
て車椅子搭載部15は徐々に後傾し、車椅子Cの安定状態
を保持し、リフトアーム14の最上昇位置で車椅子Cが車
椅子格納口5を通過可能な状態とし、この後傾状態を維
持した状態で走行体13の走行により、車椅子Cは車椅子
格納位置16まで移送される。車椅子格納位置16に車椅子
搭載部15が到達すると、被係合部60、60aである後方の
ガイドバー48a、48cが係合部58、58aの凹部59、59a
に係合保持される。そして、車椅子Cの格納後、後部ド
ア4を前方にスライドさせた後、後部ドア4を閉鎖す
る。
【0032】又、格納された車椅子Cの搬出は、上記の
車椅子搭載前の車椅子格納クレーン11と同様な作動によ
り、折り畳み状態で車椅子Cを搭載している車椅子搭載
部15が着地した後、車輪レーン35、35aの拡開により、
車椅子Cを展開させ、着座可能な状態とする。
【0033】
【発明の効果】要するに本発明は、車両1の運転席2後
部に車椅子Cを格納するクレーンであって、車両1の後
部フロア8に車椅子格納口5から格納位置16に渡って軌
道12を設け、該軌道12上を走行するリフトアーム14に車
椅子搭載部15を昇降自在に設けたので、リフトアーム14
により車椅子格納口16から車両1内外へ車椅子搭載部15
を昇降させ、該車椅子搭載部15に車椅子Cを乗降させる
ことが出来ると共に、軌道12を走行するリフトアーム14
により、車椅子搭載部15に搭載した車椅子Cを運転席2
後部に自動的に格納できる。又、車椅子搭載部15は、車
椅子Cの車輪W、W1を案内する車輪レーン35、35aを左
右に設けると共に、該車輪レーン35、35aを車椅子Cの
車幅方向に平行移動自在に設けたので、車輪レーン35、
35aの平行移動により車椅子Cの車幅方向に収縮又は拡
開させることにより、車椅子を自動的に折り畳んで格納
したり、折り畳み状態で格納された車椅子Cを自動的に
展開できる。よって、本発明によれば、車椅子Cを運転
席2後部に自動的に折り畳み格納できると共に、運転席
2後部に折り畳み状態で格納された車椅子Cを車外へ自
動的に搬出できるため、車両1に乗降するに際し、身障
者は車輪レーン35、35aに車椅子Cの車輪W、W1を出し
入れするだけの動作をするだけで良く、介助者に頼るこ
となく、身障者にかかる負担を従来に比し飛躍的に軽減
できる。
【0034】又、リフトアーム14をダンパー34で支持し
たので、車椅子Cを搭載した車椅子搭載部15の重量とバ
ランスをとる反発力と同時に適当な減衰力を付与し、リ
フトアーム14の駆動源26の出力を上げることなく、大重
量の車椅子Cでも支持でき、大型化を避けることができ
る。
【0035】又、車椅子搭載部15は、後傾姿勢及び水平
姿勢をする様にリフトアーム14に揺動自在に設けたの
で、車椅子搭載部15の後傾姿勢により、車椅子Cの昇
降、軌道12上の移送及び格納における車椅子搭載状態を
安定させることができると共に、特に車椅子格納口5の
周囲に引っ掛かりなく容易に通過させられ、又車椅子搭
載部15の水平姿勢により、身障者が着地した車椅子搭載
部15に車椅子Cを容易に乗降させることができる。
【0036】又、車椅子搭載部15は、中央に正逆回転自
在な回転子46を水平に設けると共に、該回転子46の左右
端部と車輪レーン35、35aとをスイングアーム47、47a
で枢着連結したので、回転子46の正逆回転によりスイン
グアーム47、47aを折り畳み又は展開させて、車輪レー
ン35、35aを車椅子Cの車幅方向に拡縮させることが出
来、これにより車輪レーン35、35a上の車椅子Cを折り
畳んだり、展開することができる。又、車輪レーン35、
35aの車椅子Cの車幅方向への収縮状態では、スイング
アーム47、47aが折り畳まれるため納まりが良く、車椅
子Cを搭載した車椅子搭載部15の昇降、移送及び格納に
都合が良い。
【0037】又、車輪レーン35、35aの対向側部には、
車椅子Cの車輪W、W1の接地しない前後に対応して、一
対のガイドバー48、48a…を対向突設すると共に、前後
の夫々で相対するガイドバー48、48a…を相互に擦れ違
いに配置したので、前後の夫々で相対するガイドバー4
8、48a…を干渉させることなく、車輪レーン35、35a
の平行移動をガイドバー48、48a…で安定的に支持でき
る。又、ガイドバー48、48a…を車椅子搭載部15の中央
に設けた軸受50、50a…に摺動自在に装着支持したの
で、車輪レーン35、35aに保持された車輪W、W1に干渉
することなく、車輪レーン35、35aを貫通でき、又ガイ
ドバー48、48a…を常に軸受50、50a…で支持でき、車
椅子搭載状態の安定を図ることができる。又、相対する
車輪レーン35、35aに貫通自在に設けたので、車輪レー
ン35、35aの収縮状態では、貫通しているガイドバー4
8、48a…によって車輪レーン35、35aの前後を支持で
き、折り畳み状態の車椅子Cを安定的に搭載できる。
【0038】又、車輪レーン35、35aの後部に車輪止め
37、37aを設けたので、車輪W、W1の後方は当止めさ
れ、車椅子Cは車輪レーン35、35a上の定位置に保持さ
れ、又車椅子搭載部15を後傾させた時に車椅子Cが車輪
レーン35、35aから外れ落ちることを防止できる。
【0039】又、車椅子Cの車軸支持バーS、S1の車軸
突出側に当接する支持ガイド54、54a を車輪レーン35、
35aより上方へ突設したので、車輪レーン35、35aの車
幅方向への収縮において、車輪W、W1を保持している車
輪レーン35、35aのみによって車椅子Cを折り畳むだけ
でなく、支持ガイド54、54a が車椅子Cのフレームを折
り畳み方向に押圧することでより確実に車椅子Cを折り
畳むことが出来る。又、車椅子Cの折り畳みが完了して
も、支持ガイド54、54aは車軸支持バーS、S1に当接し
ているため、車椅子Cを折り畳み方向へ押圧保持でき、
その搭載状態を安定的に保持できる。
【0040】又、車椅子Cの車軸支持バーS、S1とこれ
に直交配置したチッピングレバーT、T1との交差部X、
X1を着脱自在に支持するホルダー56、56a を車椅子搭載
部15の中央に設けたので、車椅子Cが完全に折り畳まれ
ると、車椅子Cの車軸支持バーS、S1とチッピングレバ
ーT、T1との交差部X、X1をホルダー56、56aに保持で
き、折り畳まれた車椅子Cを車輪搭載部15に常に安定し
た状態で搭載保持できる。
【0041】又、車椅子格納位置16に係合部58、58aを
設け、該係合部58、58aに係脱自在な被係合部60、60a
を車椅子搭載部15に設けたので、車椅子格納位置16に車
椅子搭載部15が到達すると、被係合部60、60aが係合部
58、58aに係合保持され、車椅子搭載部15に後傾状態で
搭載された車椅子Cの格納状態を安定保持でき、例えば
車両1の走行中でも車椅子Cの振れ止めを果たし、車椅
子格納位置16からの脱落の心配が全くない。
【0042】又、被係合部60、60a を車輪レーン35、35
aを貫通突出した後方のガイドバー48、48aと成したの
で、係合部58、58aを車椅子搭載部15に別途設ける必要
がなく、部品点数を減すことが出来る等その実用的効果
甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の運転席後部に設置した車椅子格納クレー
ンを示す図である。
【図2】車椅子格納クレーンの昇降作動状態を示す図で
ある。
【図3】車椅子格納位置にある車椅子格納クレーンを示
す図である。
【図4】車椅子搭載部を着地させた状態の車椅子格納ク
レーン示す図である。
【図5】一部省略した車椅子格納クレーンの背面図であ
る。
【図6】車輪レーンを収縮した状態の車椅子搭載部の一
部断面平面図である。
【図7】車輪レーンを拡開した状態の車椅子搭載部の一
部断面平面図である。
【図8】車輪レーンの拡縮状態を示す車椅子搭載部の一
部断面正面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 運転席 8 後部フロア 12 軌道 14 リフトアーム 15 車椅子搭載部 16 格納位置 34 ダンパー 35、35a 車輪レーン 37、37a 車輪止め 46 回転子 47、47a スイングアーム 48、48a… ガイドバー 50、50a… 軸受 54、54a 支持ガイド 56、56a ホルダー 58、58a 係合部 60、60a 被係合部 C 車椅子 S、S1 車軸支持バー T、T1 チッピングレバー W、W1 車輪 X、X1 交差部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転席後部に車椅子を格納するク
    レーンであって、車両の後部フロアに車椅子格納口から
    格納位置に渡って軌道を設け、該軌道上を走行するリフ
    トアームに車椅子搭載部を昇降自在に設け、該車椅子搭
    載部は、車椅子の車輪を案内する車輪レーンを左右に設
    けると共に、該車輪レーンを車椅子の車幅方向に平行移
    動自在に設けたことを特徴とする身障者用車両における
    車椅子格納クレーン。
  2. 【請求項2】 リフトアームをダンパーで支持したこと
    を特徴とする請求項1記載の身障者用車両における車椅
    子格納クレーン。
  3. 【請求項3】 車椅子搭載部は、後傾姿勢及び水平姿勢
    をする様にリフトアームに揺動自在に設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の身障者用車両における車椅
    子格納クレーン。
  4. 【請求項4】 車椅子搭載部は、中央に正逆回転自在な
    回転子を水平に設けると共に、該回転子の左右端部と車
    輪レーンとをスイングアームで枢着連結したことを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の身障者用車両における
    車椅子格納クレーン。
  5. 【請求項5】 車輪レーンの対向側部には、車椅子の車
    輪の接地しない前後に対応して、一対のガイドバーを対
    向突設すると共に、前後の夫々で相対するガイドバーを
    相互に擦れ違いに配置し、該ガイドバーを車椅子搭載部
    の中央に設けた軸受に摺動自在に装着支持すると共に、
    相対する車輪レーンに貫通自在に設けたことを特徴とす
    る請求項1、2、3又は4記載の身障者用車両における
    車椅子格納クレーン。
  6. 【請求項6】 車輪レーンの後部に車輪止めを設けたこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の身障
    者用車両における車椅子格納クレーン。
  7. 【請求項7】 車椅子の車軸支持バーの車軸突出側に当
    接する支持ガイドを車輪レーンより上方へ突設したこと
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の身
    障者用車両における車椅子格納クレーン。
  8. 【請求項8】 車椅子の車軸支持バーとこれに直交配置
    したチッピングレバーとの交差部を着脱自在に支持する
    ホルダーを車椅子搭載部の中央に設けたことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の身障者用
    車両における車椅子格納クレーン。
  9. 【請求項9】 車椅子格納位置に係合部を設け、該係合
    部に係脱自在な被係合部を車椅子搭載部に設けたことを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記
    載の身障者用車両における車椅子格納クレーン。
  10. 【請求項10】 被係合部を車輪レーンを貫通突出した
    後方のガイドバーと成したことを特徴とする請求項9記
    載の身障者用車両における車椅子格納クレーン。
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