JPH11273191A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH11273191A
JPH11273191A JP10070171A JP7017198A JPH11273191A JP H11273191 A JPH11273191 A JP H11273191A JP 10070171 A JP10070171 A JP 10070171A JP 7017198 A JP7017198 A JP 7017198A JP H11273191 A JPH11273191 A JP H11273191A
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tape
arm
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chassis
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章雄 小西
Koichiro Hirabayashi
晃一郎 平林
Shuzo Takeda
周三 武田
Shinji Tanaka
田中  慎司
Kazuo Shibukawa
一雄 渋川
Kenji Kawamata
堅次 川又
Takeru Takahashi
長 高橋
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/60Guiding record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気記録再生装置のテープ走行系において小
型化に伴うテープの走行の不安定化を解決し、小型で優
れたテープ走行安定化特性を持つテープガイド機構の提
供を目的とする。 【解決手段】 あおり角が調整可能なS3ポスト49を
設け、S3ポスト49の下方にテーパー部4を設けるこ
とにより、テープの上端または下端のどちらかにたるみ
が生じても、これを解消することができ、かつテープの
高さが精度良く規制され、テープ走行を非常に安定させ
ることができる。また、簡便な機構なので小型化された
磁気記録再生装置にも十分対応ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の磁気記録再生装置につい
て、実開昭61−203443号公報に記載の第1A、
1B図を引用して説明する。第1A図は、カセットを移
動シャーシ1に装着しうる位置(イジェクト位置)をし
めし、第1B図は、磁気テープを回転ヘッドドラムに巻
回し磁気記録再生を行う位置(ローディング完位置)を
示す。
【0003】第1A図において、17は固定シャーシ、
1は移動シャーシ、18は回転ヘッドを有する回転ヘッ
ドドラム、73は磁気テープ、3aは供給側のリール
台、3bは巻き取り側のリール台、77はテープカセッ
ト、27a、27bは、テープローディング手段で、お
のおの回転ガイド29、及び傾斜ガイド30を有し、こ
れらが、第1A図に示す位置から第1B図に示す位置に
移動し、また移動シャーシ1が矢印C方向(第1B図)
に移動する事により、磁気テープ73をテープカセット
77より引き出し回転ヘッドドラム18に巻回し磁気記
録再生をし得る第1B図の状態を形成する。
【0004】ここで、各走行ポストは、以下の構成にな
っており、いずれも傾き調整機構は図示されていない。
【0005】傾斜ガイド30及び回転ガイド29は、移
動部材28の上に植立されている。テンション検出ピン
51は、移動シャーシ1上に植立された支軸に軸支され
た回動自在なアーム52の上に植立されている。テープ
引き出しピン54は、固定シャーシ17上に存在する回
動自在なアーム57の上に植立されている。
【0006】このように、磁気テープ73は多数の部材
を介して構成され走行ポストにガイドされて回転ヘッド
ドラムに巻回され走行し、記録再生を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、前述したように各走行ポストが、複数の
部材によって構成されており、特にテンション検出ピン
は、移動する部材(移動シャーシ1)の上に構成されて
おり、いずれも回転ヘッドドラムに対する位置精度、傾
き精度を高精度に保持することが困難である。
【0008】磁気記録再生装置において、回転ヘッドド
ラムに対する各走行ポストの位置精度、傾き精度は、高
精度に保持することは、磁気テープをダメージ無く走行
させるためには不可欠な要素であり、特に長時間化、デ
ィジタル化に対応した薄手テープについては、さらに高
精度が要求される。
【0009】従って、上記従来例のような構成におい
て、各部品には極めて高い寸法精度、傾き精度が要求さ
れ、これを達成するために、各部品の大きくし回動軸を
保持する長さを長くする、各部品を頑丈にする、各部品
の寸法精度を厳しくする、等の工夫が必要となり、メカ
ニズムの小型化、シンプル化を阻害するものである。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、走行ポストの傾きを簡単な方法で調整を行うこと
により、高精度で信頼性の高い小型メカニズムを搭載し
た磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、テープ走行系を形成す
るテープガイドポスト群に傾き角が調整可能なあおり調
整テープガイドポストを持つ構成を有している。
【0012】この構成によって、高精度で信頼性の高い
小型メカニズムを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、磁気テープをテープカセットから引き出し、テープ
ガイドポスト群により所定のテープ走行系を形成させ
て、回転ヘッドを有する回転ヘッドシリンダに所定角度
巻回させ、磁気テープの記録再生を行う磁気記録再生装
置であって、前記テープガイドポスト群は、傾き角が調
整可能なあおり調整テープガイドポストを少なくとも1
つ有することを特徴とする磁気記録再生装置であり、テ
ープ走行系における磁気テープの上下のたるみを自在に
除去できるという作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記あおり調整
テープガイドポストの傾き角の調整が連続可変であるこ
とを特徴とする磁気記録再生装置であって、テープ走行
系における磁気テープの上下のたるみとりの微調整が可
能という作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記あおり調整
テープガイドポストの傾き角の調整は、調整ねじの回転
角で行うことを特徴とする磁気記録再生装置であって、
調整ねじの回転角であおり角が変化させられるので調整
作業が容易であるという作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、基台に植立さ
れ、かつ上端に雄ねじ部を有する調整支軸と、前記あお
り調整テープガイドポストを有しかつ前記調整支軸が貫
通するガイド穴部を上方に有しかつ下方に前記調整支軸
が貫通する支持穴部を有しかつ前記ガイド穴部と前記支
持穴部との連結部分を有するガイドポストベースと、前
記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有しかつ前記ガイドポ
ストベースに当接するベース当接部を有する調整ねじと
を備え、前記連結部分の弾性により前記ガイド穴部が前
記ベース当接部の方向に付勢されていることを特徴とす
る磁気記録再生装置であって、調整機構が非常に簡便で
かつ精度が高く、占有空間の小さいという作用を有す
る。
【0017】請求項5に記載の発明は、 前記あおり調
整テープガイドポストは径が大きくなる方向のテーパー
形状を下方に有することを特徴とする磁気記録再生装置
であり、磁気テープの下端に対して磁気テープを上方へ
持ち上げようする力が発生するという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図43を用いて説明する。 (実施の形態1)本発明の一実施例について以下に説明
する。
【0019】図1はカセット着脱状態(以下アンロード
モードと呼ぶ)での本発明の磁気記録再生装置の平面図
である。図1では、図を見易くするためにいくつかの部
品が省略されている。
【0020】1はカセットで、2はカセット1に張架さ
れたテープで、テープ2はカセット1に収納されている
二つのリール(図示せず)に巻かれている。図を見易く
するためカセット1は、その外形のみを一点鎖線で図示
し、テープ2は、カセット1より外にある状態のもの、
のみ一点鎖線で図示する。3はサブシャーシで、カセッ
ト1が装着される。4、5はサブシャーシ3上に回転自
在に設けられたSリール台及びTリール台で、カセット
1内のリール(図示せず)と係合する。
【0021】6はアイドラで、7のアイドラギアがアイ
ドラ6上に軸支されており、メインシャーシ8上に植立
する9のセンターギア軸に対して、アイドラ6は回動自
在に設けられている。10はセンターギアで、センター
ギア軸9に対して回転自在に設けられている。アイドラ
ギア7は、センターギア10により回転駆動され、Sリ
ール台4、Tリール台5の外周部のギアと係合し、それ
らを回転駆動する。11はサブシャーシ3に設けられた
カセット内メモリー読み出し用スイッチ(以下MIC−
SWと略す)である。
【0022】12はテンションアームで、テンションア
ーム12付近の詳細図を図2に示す。図1及び図2にお
いて、テンションアーム12は13のテンションアーム
軸に対して回動自在にサブシャーシ3に設けられてお
り、14のテンションポストがその一端に設けられてい
る。15はテンションアーム12の一端16に設けられ
たテンションアーム規制ピンで、サブシャーシ3に設け
られた穴17を通って、図4に示すメインシャーシ8上
のテンションプレート18に係合して、テンションアー
ム12の動きを規制している。但し、テンションプレー
ト18は図1では省略されている。
【0023】19はテンションバンドで、その一端12
4はテンションアーム12上に軸20により軸支されて
おり、その他端125はテンションバンド規制アーム2
1に軸22により軸支されている。テンションバンド規
制アーム21はサブシャーシ3上に軸23により軸支さ
れており、ねじりコイルバネ24により反時計方向に付
勢されている。115はサブシャーシ3に設けられたね
じりコイルバネ24のバネかけ部である。116はテン
ションアーム係止板で、所定の位置に調整後117の位
置でサブシャーシ3上にねじ(図示せず)で固定され
る。テンションバンド規制アーム21はテンションアー
ム係止板116と当接することによってその位置を規制
される。
【0024】25はテンションバンド規制アーム21に
設けられたピンであり、ピン25はサブシャーシ3の穴
17を通じて、前記テンションプレート18に係合して
おり、テンションバンド規制アーム21の動きを規制す
る。テンションバンド19はSリール台4の円筒部26
に巻回されている。テンションアーム12は引張りバネ
27により反時計方向に付勢されている。引張りバネ2
7の一端はサブシャーシ3のバネ掛け部に掛けられてい
る。なお、本実施例においては図を見易くするため、す
べての引張りバネは破線でその外形のみ図示する。11
8、119はテンションバンド19に設けられた凸A部
及び凸B部である。120はテンションアーム12に設
けられたバンド規制凸部で凸A部118及び凸B部11
9に当接、離反することによってテンションバンド19
の動きを規制し、そのたるみを防止することによってS
リール台4からのテンションバンド19の脱落を防止す
る。 図1において28はT4アームで、軸29により
サブシャーシ3上に軸支されており、その一端にT4ポ
スト30が設けられており、その他端にはT4規制ピン
31が設けられている。T4アーム28はバネ(図示せ
ず)により反時計方向に付勢されている。
【0025】32はカムA板、33はカムB板でそれぞ
れピン34、35により左右方向に移動自在に付設され
ている。カムA板32、カムB板33は位置を調整され
た後、ネジ(図示せず)によりサブシャーシ3に固定さ
れる。
【0026】36はサブシャーシ3に設けられた4本の
長穴でメインシャーシ8上に植立された4本の軸37に
係合しており、サブシャーシ3は4本の長穴36に沿っ
て前後方向に移動可能に支持されている。
【0027】38はメインシャーシ8上に設けられた回
転磁気ヘッド持ったシリンダーで、テープ2が巻回され
ることにより、信号の記録再生を行う。
【0028】39、40はSボート及びTボートで、S
ボート39、Tボート40に設けられたピン41A、4
1B、41C、41Dがレール42の長穴43に係合し
ており、長穴43に沿ってSボート39、Tボート40
は移動する。Sボート39上にはS2ポスト44とS1
ポスト45が、また、Tボート40上にはT1ポスト4
6と、T2ポスト47がそれぞれ設けられており、Sボ
ート39、Tボート40の移動に伴ってテープ2をシリ
ンダー38に巻回する。48はメインシャーシ8上に設
けられたレール部である。49はメインシャーシ8上に
設けられたS3ポストである。50はキャプスタンであ
る。51はT3ポストで、キャプスタン50を保持する
キャプスタンハウジング52に設けられている。
【0029】53はピンチアームで、メインシャーシ8
上に軸54により軸支されており、その一端にピンチロ
ーラ55が回転自在に設けられている。ピンチアーム5
3の回動支軸54と同軸上にピンチ圧着アーム56が設
けられており、ねじりコイルバネ57により一体に付勢
保持されている。引張りバネ58はピンチアーム53と
サブシャーシ3の間に張架されており、ピンチアーム5
3を反時計方向に付勢している。またピンチアーム53
の凸部59はサブシャーシ3の壁部60に当接してお
り、サブシャーシ3の移動に伴いピンチアーム53を駆
動する。
【0030】図3は図1と同じアンロードモードでの本
実施の形態1の磁気記録再生装置の平面図で、サブシャ
ーシ3の部分を取り除いた図であり、メインシャーシ8
上の構成を説明するための図である。
【0031】図4にアンロードモードでのテンションプ
レート18付近の詳細図を示す。図3及び図4におい
て、61はテンションプレート18に設けられた二つの
長穴で、メインシャーシ8に植立する二つのガイドピン
62と係合し、テンションプレート18は、前記ガイド
ピン62によって前後方向にガイドされる。
【0032】63はテンションプレート18に設けられ
たカム溝で、前記図1でのテンションアーム規制ピン1
5が係合する。64はテンションプレート駆動アーム
で、軸65によりメインシャーシ8上に軸支される。6
6はメインシャーシ8上に軸67により軸支されたカム
ギアである。カムギア66上に設けられたカム溝68
と、テンションプレート駆動アーム64上に設けられた
カムフォローピン69が係合する。テンションプレート
駆動アーム64上に設けられたピン70と、テンション
プレート18に設けられたカム溝71が係合している。
前記図1におけるテンションバンド規制アーム21上の
ピン25はテンションプレート18の右端部カム72と
当接している。
【0033】図1及び図3、4において、カムギア66
のカム溝68によってテンションプレート駆動アーム6
4が駆動され、且つテンションプレート駆動アーム64
上のピン70によりテンションプレート18が駆動され
る。
【0034】テンションプレート18に設けられたカム
溝63と右端部カム72により、テンションアーム12
とテンションバンド規制アーム21がそれぞれ駆動さ
れ、且つそれらの動きが規制される。
【0035】図5はメインシャーシ8上に設けられた、
前記Sボート39、Tボート40を駆動するための構成
図である。図3及び図5において、ボート駆動アーム7
3は軸74によりメインシャーシ8上に軸支されてい
る。75はカムギア66に植立する駆動ピンで、ボート
駆動アーム73に設けられた内側カム76と当接し、カ
ムギア66の回動によりボート駆動アーム73は駆動さ
れる。
【0036】77はボート駆動アーム73に設けられた
ギア部で、メインシャーシ8に軸78で軸支されたSロ
ードギア79と一体に形成された小ギア部80と係合す
る。
【0037】81はSロードアームで、Sロードギア7
9と同軸上に軸支される。82はSロードリンクで、S
ロードアーム81とSボート39に対してそれぞれ軸8
3及び、ピン41Aによって回動自在に取り付けられ
る。
【0038】84はTロードギアで、軸85によってメ
インシャーシ8上に軸支され、Sロードギア79と係合
している。86はTロードアームで、Tロードギア84
と同軸上に軸支される。87はTロードリンクで、Tロ
ードアーム86とTボート40に対してそれぞれ軸88
及び、ピン41Cによって回動自在に取り付けられてい
る。
【0039】Sロードアーム81とSロードギア79
は、普段はねじりコイルバネ(図示せず)によって一体
となり、軸78を中心に回動するが、Sロードギア79
を時計方向に回転させると、前記ねじりコイルバネ(図
示せず)によって、Sロードギア79は反時計方向に付
勢される。同様に、Tロードアーム86とTロードギア
84は、普段はねじりコイルバネ(図示せず)によって
一体となり、軸85を中心に回動するが、Tロードアー
ム86が係止された状態でTロードギア84を反時計方
向に回転させると、前記ねじりコイルバネ(図示せず)
によって、Tロードギア84は時計方向に付勢される。
【0040】ボート駆動アーム73の回動によりSロー
ドギア79及び、Tロードギア84が駆動され、Sロー
ドリンク82及び、Tロードリンク87を介して、Sボ
ート39及び、Tボート40が図3のレール42上を移
動する。
【0041】図6はサブシャーシ駆動アーム89の単品
図である。図1、図3、図6において、サブシャーシ駆
動アーム89は軸90によってメインシャーシ8上に軸
支されており、前記ボート駆動アーム73と同様にサブ
シャーシ駆動アーム89に設けられた内側カム91が、
カムギア66に植立された駆動ピン75によって、駆動
される。
【0042】92はサブシャーシ駆動アーム89に植立
されたガイドピンで、図1においてサブシャーシ3の穴
108通してカムA板32及び、カムB板33と当接す
る。カムギア66によってサブシャーシ駆動アーム89
が駆動され、サブシャーシ駆動アーム89によってカム
A板32、カムB板33を介してサブシャーシ3が駆動
される。カムA板32、カムB板33の位置を左右に調
整することによって、メインシャーシ8に対するサブシ
ャーシ3の位置を調整することができる。
【0043】図3において、93はタイミングベルトで
キャプスタン50の回転をメインシャーシ8に軸支され
た二段ギア94に伝える。二段ギア94はセンターギア
10に噛み合っており、従ってキャプスタン50の回転
はタイミングベルト93、二段ギア94、センターギア
10、アイドラギア7を介してSリール台4及びTリー
ル台5に伝えられる。
【0044】図7はピンチアーム53の構成図で、図8
はピンチアーム53、図9はピンチ圧着アーム56、図
10はねじりコイルバネ57のそれぞれの単品図であ
る。なお、図7、8において、ピンチローラ55は破線
で、その外形のみ図示されている。図7のように普段は
ねじりコイルバネ57によりピンチアーム53と、ピン
チ圧着アーム56は一体となって回動支軸54を中心に
回動する。ピンチローラ55がキャプスタン50と当接
し、その回動が係止された状態でさらにピンチ圧着アー
ム56を時計方向に回動させると、ねじりコイルバネ5
7の反力によりピンチローラ55がキャプスタン50に
圧着される。152はピンチ圧着アーム56上に軸支さ
れたローラである。
【0045】図3において、95はピンチカムギアで、
メインシャーシ8上に軸96で軸支されている。97は
ピンチ駆動アームで、メインシャーシ8上に軸支されて
おり、ピンチ駆動アーム97に植立するカムピン99
が、ピンチカムギア95に設けられたカム溝100に係
合することにより、ピンチカムギア95によってピンチ
駆動アーム97が駆動させられる。
【0046】図1、図3において、T4規制ピン31は
サブシャーシ3に設けられた穴101を通して、ピンチ
駆動アーム97上の凸部102と当接する。ピンチ駆動
アーム97の回動により、T4アーム28は駆動され
る。
【0047】図11はMIC−SW11の断面図で、図
1における破断線A−Aによるものである。図1及び図
11において、MIC−SW11はサブシャーシ3にね
じ(図示せず)により固定されている。103はサブシ
ャーシ補強板で、サブシャーシ3とねじ(図示せず)に
より固定されている。サブシャーシ補強板103の上端
コの字曲げ部104は、MIC−SW11の上端部10
5と係合することにより、MIC−SW11の強度を高
めている。106はMIC−SW11に設けられた接点
端子で、カセット2に設けられたカセット内メモリー1
07と接触することによって、信号の入出力を行う。接
点端子106はカセット2によって押圧される為、MI
C−SW11はその反力を受ける。一般にMIC−SW
11の本体部はプラスチックで作られる為、クリープ変
形し易い。本構成ではMIC−SW11がサブシャーシ
補強板103によって補強できる為、MIC−SW11
本体を薄肉化でき、装置本体の小型化が実現できる。
【0048】図12は図1におけるB矢視図である。図
12及び図1において、メインシャーシ8上のカムギア
66に植立された駆動ピン75によって、ボート駆動ア
ーム73とサブシャーシ駆動アーム89が駆動される。
109と110は、それぞれカムA板32とカムB板3
3に設けられた長穴で、長穴109、110を介して左
右方向に移動可能にサブシャーシ3に対して保持され
る。111、112は、それぞれカムA板32とカムB
板33を、図1の113及び114の位置にてサブシャ
ーシ3に対し左右方向にガイドし、カムA板32とカム
B板33の位置調整後、固定するねじ(図1には図示せ
ず)である。
【0049】図13、図14、図15、図16、図17
は、図1のカセット着脱状態(アンロードモード)から
順にテープ記録再生状態へ至る、本実施の形態1の磁気
記録再生装置の平面図である。
【0050】図13はテンションポスト―T4ポスト引
出し状態(以下ロード1モードと呼ぶ)の図である。図
14は、サブシャーシ3が全ストロークの半分だけ移動
した状態(以下ロード2モードと呼ぶ)の図である。図
15は、サブシャーシ3の移動が完了し且つ、テープロ
ーディング即ちテープ2のシリンダー38への巻回が完
了して、Sリール台4からTリール台5への正方向へテ
ープが走行し、テープの記録再生及び早送り等が行える
状態(以下PLAYモードと呼ぶ)の図である。
【0051】図16はテープの走行を行わない状態(以
下STOPモードと呼ぶ)の図である。
【0052】図17はPLAYモードと逆方向にテープ
が走行しテープの逆方向再生、巻き戻し等が行える状態
(以下REVモードと呼ぶ)の図である。
【0053】図13、図14、図15、図16、図17
の各部品の各番号はすべて図1に対応している。
【0054】図18、図19は図3と同様に本発明の磁
気記録再生装置の平面図で、サブシャーシ3の部分を取
り除いた図でありメインシャーシ8上の構成を説明する
ための図である。
【0055】それぞれ図3はアンロードモード、図18
はロード1モード、図19はロード2モードを示す。図
18、図19の各部品の番号はすべて図3に対応してい
る。
【0056】図20、図21、図22、図23は図4と
同様にテンションプレート18付近の詳細図である。
【0057】それぞれ図4はアンロードモード、図20
はロード1モード、図21はロード2モード、図22は
PLAYモード、図23はSTOPモード及びREVモ
ードを示す。ここでテンションプレート18の位置はS
TOPモードとREVモードで同じである。
【0058】図20、図21、図22、図23での各部
品の番号はすべて図4に対応している。
【0059】図24、図25、図26、図27、図2
8、図29、図30はカムギア66に設けられた駆動ピ
ン75によってボート駆動アーム73とサブシャーシ駆
動アーム89が駆動される状態を説明した図である。
【0060】図24はアンロードモード、図25はロー
ド1モード、図26はロード2モード、図27はPLA
Yモードより若干ロード2モードに近い状態(以下PL
AY前モードと呼ぶ)、図28はPLAYモード、図2
9はSTOPモード、図30はREVモードを示す。
【0061】図31、図32、図33、図34、図35
はピンチ駆動アーム97によってメインシャーシ上のピ
ンチアーム53とサブシャーシ3上のT4アーム28が
駆動される状態を示したもので、図31〜図35ではT
4アーム28に設けられたT4アーム規制ピン31のみ
図示している。ここで図31はアンロードモード、図3
2はロード1モード、図33はロード2モード、図34
はPLAYモード及びREVモード、図35はSTOP
モードを示す。ピンチ駆動アーム97とピンチアーム5
3、T4アーム28の動きはSTOPモードとREVモ
ードで同じである。
【0062】アンロードモードよりREVモードまで順
を追って動作の説明を行う。以下アンロードモードを示
す図1、図3、図4、図24、図31について説明す
る。
【0063】図1でカセット1よりテープ2はまだ引き
出されていない。図1、図3、図24においてサブシャ
ーシ3はメインシャーシ8より最も飛び出した位置にあ
る。カムギア66上の駆動ピン75はサブシャーシ駆動
アーム89及びボート駆動アーム73のそれぞれの内側
カム91と76に設けられたそれぞれ第1の円弧部12
1、122に接しており、サブシャーシ駆動アーム89
とボート駆動アーム73はそれぞれ時計方向に最も回転
した状態にある。
【0064】ボート駆動アーム73はそのギア部77に
よってSロードギア79を最も反時計方向に回転した状
態にある。Sロードギア79よりSロードアーム81、
Sロードリンク82を介してSボート39はレール42
の最も手前にある。Tボート52も同様にSロードギア
79よりTロードギア84、Tロードアーム86、Tロ
ードリンク87を介してレール42の最も手前にある。
【0065】図1、図3、図4においてテンションプレ
ート18はテンションプレート駆動アーム64によって
最も手前にあり、テンションアーム12はテンションア
ーム規制ピン15を介してテンションプレート18のカ
ム溝63により、時計方向に最も回動した位置にある。
【0066】テンションバンド規制アーム21に設けら
れたピン25はテンションプレート18の右端部カム7
2の下端凹部123に位置しておりテンションアーム係
止板116によってテンションバンド規制アーム21の
位置は決まっている。
【0067】ねじりコイルバネ24によってテンション
バンド規制アーム21は反時計方向に付勢されテンショ
ンアーム係止板116と当接してその位置が決まる。
【0068】この時テンションバンド19はその一端1
24がSリール台4に近づいているためバンドがたるん
でしまう。しかしテンションバンド119の他端125
がテンションバンド規制アーム21によってSリール台
4から離れる方向に移動させられているため、テンショ
ンバンド19のたるみが減少させられる。
【0069】また、この時テンションバンド19の凸A
部118がテンションアーム12に設けられたバンド規
制凸部120によって押されることによりバンドのたる
みが減少させられる。これらによってバンドのたるみに
よるテンションバンド19のSリール台4からの脱落が
防止できる。
【0070】図1、図3、図31においてピンチアーム
53は引っ張りバネ58によって反時計方向に最も回動
した位置にある。この時ピンチ駆動アーム97とピンチ
アーム53は接していない。
【0071】T4アーム28は最も反時計方向に回動し
た位置にある。以下ロード1モードを示す図13、図1
8、図20、図25、図32について説明する。
【0072】図13においてテープ2がテンションポス
ト14とT4ポスト30によって図13に示す状態まで
引き出されている。テープ2はSボート39上のS1ポ
スト45及びシリンダ38にも若干巻回している。
【0073】図13、図18、図25においてカムギア
66上の駆動ピン75はまだサブシャーシ駆動アーム8
9の第1の円弧部121上にあり、サブシャーシ3はま
だ駆動されておらずアンロードモードと同じ位置にあ
る。ボート駆動アーム73では前記駆動ピン75は第1
の円弧部122を通過して内側カム76に設けられた凹
部126に係合することによってボート駆動アーム73
は反時計方向に回転を始めており、Sボート39、Tボ
ート40がSロードギア79、Tロードギア84を介し
てレール42上をテープ2の引き出し方向に移動してい
る。
【0074】図13、図18、図20においてテンショ
ンプレート駆動アーム64によってテンションプレート
18は奥側(シリンダ側)へ移動する。それに伴いテン
ションアーム規制ピン15がテンションプレート18の
ガイド溝63によって駆動されテンションアーム12は
反時計方向に回転駆動しテープ2を引き出している。テ
ンションバンド規制アーム21はテンションプレート1
8の移動に伴い右端部カム72の凸部128によって時
計方向に回動させられる。これによりテンションバンド
19はSリール台4の円筒部26に対してゆるめられ、
Sリール台4は回転可能な状態となる。
【0075】図13、図18、図32においてピンチア
ーム53はサブシャーシ3がまだ移動していないため、
アンロードモードと同じ位置にある。
【0076】T4アーム28はピンチ駆動アーム97の
凸部102によりT4規制ピン31を介して時計方向に
テープ2を引き出している。
【0077】以下ロード2モードを示す図14、図1
9、図21、図26、図33について説明する。
【0078】図14においてカセット1はシリンダ38
の方向へ移動中であり、テープ2はS2ポスト44、S
1ポスト45、T1ポスト47、T2ポスト46によっ
てシリンダ38に巻回されている。Sボート39、Tボ
ート40は所定位置への移動を完了しているがテンショ
ンポスト14とT4ポスト30がまだ移動途中のためテ
ープ2を記録再生するための所定のテープ走行パスはま
だ完成していない。
【0079】図14、図19、図26においてカムギア
66上の駆動ピン75はサブシャーシ駆動アーム89の
第1の円弧部121を通過し、その内側カム91に設け
られた凹部127に係合することによってサブシャーシ
駆動アーム89は反時計方向に回転を始めており、ガイ
ドピン92を介してサブシャーシ3はシリンダ38の方
向へ移動中である。
【0080】ボート駆動アーム73では駆動ピン75は
内側カム91の凹部126を通過し、第2の円弧部12
9にある。駆動ピン75は凹部126を通過する間はボ
ート駆動アーム73を回転駆動するが第1及び第2の円
弧部122、129ではボート駆動アーム73を定位置
に保持する。
【0081】ボート駆動アーム73は反時計方向に最も
回転した位置にあり、そのギア部77、Sロードギア7
9、Tロードギア84を介してSボート39及びTボー
ト40はメインシャ−シ8上の所定の位置まで移動を完
了している。141、142はメインシャー8上に設け
られたボートストッパーでSボート39のV部143と
Tボート40のV部144がそれぞれボートストッパー
141と142に当接し、Sボート39、Tボート40
は位置を決められる。Sロードギア79とSロードアー
ム81及びTロードギア84とTロードアーム86はS
ボート39、Tボート40の移動途中ではそれぞれ一体
となって回転する。ロード2モードより若干ロード1モ
ード側でSボート39、Tボート40がそれぞれ所定位
置まで到達するようにSリンク82とSロードアーム8
1及びTリンク87とTロードアーム86は構成されて
おりその位置よりロード2モードまでの間ボート駆動ア
ーム73はSロードギア79及びTロードギア84をそ
れぞれ時計及び反時計方向に回転させるため、Sロード
ギア79とSロードアーム81及びTロードギア84と
Tロードアーム86との間に回転位相差を生じ、それぞ
れ図示されていないねじりコイルバネの反力によってS
ボート39とTボート40はボートストッパー141、
142に圧着固定させられる。
【0082】図14、図19、図24においてテンショ
ンアーム12とテンションバンド規制アーム21のサブ
シャーシ3に対する相対的な位置はロード1モードより
PLAYモード直前までのテープローディングの間テン
ションプレート18によってロード1モードと同じ状態
に保持されている。即ちテンションアーム12はサブシ
ャーシ3に対して相対的な位置が固定されており、かつ
テンションバンド19がテンションバンド規制アーム2
1の時計方向への回動によってSリール台4の円筒部2
6に対してゆるんだ状態でSリール台4の回転が可能な
状態になっている。
【0083】図14、図19、図33においてピンチア
ーム53はサブシャーシ3の移動に伴い、その凸部59
がサブシャーシ3の壁部60によって押され、時計方向
に回転している。
【0084】サブシャーシ3の移動に伴いT4アーム2
8上のT4規制ピン31がピンチ駆動アーム97の凸部
102からメインシャーシ上に設けられたT4ガイド1
45上に移動している。
【0085】T4ガイド145によってT4アーム28
のサブシャーシ3に対する相対位置はサブシャーシ3の
移動中もロード1モードと同じに保持される。
【0086】PLAYモードの若干手前であるPLAY
前モードを示す図27について説明する。
【0087】カムギア66上の駆動ピン75はサブシャ
−シ駆動アーム89の凹部127を通過し、内側カム9
1に設けられた第2の円弧部130にある。
【0088】サブシャーシ駆動アーム89は最も反時計
方向に回転した位置にありガイドピン92を介してサブ
シャーシ3は所定の位置まで移動を完了している。ま
た、駆動ピン75はボート駆動アーム73の内側カム7
6の第2の円弧部129に位置しているためボート駆動
アーム73はロード2モードと同じ位置にある。
【0089】PLAYモードを示す図15、図22、図
28、図34について説明する。図15においてテープ
2はカセット1よりの引き出しを完了し記録再生のため
のテープ走行パスが完成している。
【0090】図15において完成した前記テープ走行パ
スについて説明する。カセット1の左側に位置するテー
プ供給側リール(図示せず)より引き出されたテープ2
はテンションポスト14に巻回したあとメインシャーシ
8上に設けられたS3ポスト49に巻回しS2ポスト4
4に巻回し、S1ポスト45に巻回したあとシリンダ3
8に対してテープ記録パターンの規格上所定巻き付け角
と傾き角にて巻回し、その後T1ポスト46に巻回し、
T2ポスト47に巻回しT3ポスト51に巻回すること
によってテープ2はカセット1からの引き出し時とねじ
れ及び高低差のない状態に戻されその後テープの進行方
向に対して垂直なキャプスタン50に巻回しT4ポスト
30に巻回した後再びカセット1内の右側に位置する巻
き取り側リール(図示せず)に戻される。
【0091】ここでテンションポスト14、S3ポスト
49、S2ポスト44、T2ポスト47、T4ポスト3
0はテープの進行方向に対して垂直なポストであり、S
1ポスト45、T1ポスト46、T3ポスト51はテー
プの進行方向に対して傾斜したポストである。
【0092】図28においてカムギア66上の駆動ピン
75はサブシャーシ駆動アーム89の第2の円弧部13
0にあり、その位置は図27に示すPLAY前モードと
同じでありサブシャーシ3の移動は完了している。
【0093】駆動ピン75はボート駆動アーム73では
その内側カム76に設けられた第3の円弧部146に位
置している。
【0094】図5に示すように第3の円弧部146(D
の範囲)に第2の円弧部129(Cの範囲)より若干半
径が大きい。147は第2と第3の円弧部129、14
6との受け渡し部(Eの範囲)である。
【0095】図28においてボート駆動アーム73は図
27のPLAY前モードよりも若干時計方向に回転して
おり、サブシャーシ駆動アーム89に設けられたボート
駆動アーム係止部148とボート駆動アーム73の凸部
149が当接している。このPLAYモードでのボート
駆動アーム73のPLAY前モードよりの若干の戻り量
は、ロード2モードで発生したSロードギア79とSロ
ードアーム81及びTロードギア84とTロードアーム
86との間の回転位相差よりも十分に少ないため、Sボ
ート39及びTボート40のボートストッパー141、
142への圧着固定は保持されている。
【0096】これによりPLAYモード以降ではSボー
ト39、Tボート40の圧着固定の反力は駆動ピン75
ではなくサブシャーシ駆動アーム89のボート駆動アー
ム係止部148によって保持され、従ってPLAYモー
ド以降ボート駆動アームの位置は駆動ピン75ではな
く、ボート駆動アーム係止部148によって決定され
る。
【0097】図22、図15においてテンションアーム
規制ピン15はテンションプレート18のカム溝63の
上端無規制部150に位置している。
【0098】ここではテンションプレート18はテンシ
ョンアーム規制ピン15と接していない。
【0099】テンションバンド規制アーム21に設けら
れたピン25はテンションプレート18の右端部カム7
2の上端凹部151に位置しており、アンロードモード
と同様にサブシャーシ3上のテンションバンド規制アー
ム21の位置はテンションアーム係止板116と当接す
ることによって決まっている。
【0100】テンションアーム12はSリール台4の円
筒部26にテンションバンド19が引っ張りバネ27の
張力によりたるみなく巻回することによってその位置が
決まる。ここでテンションバンド19とSリール台4の
円筒部26との間で摩擦力が発生しテープ2がテンショ
ンポスト14に張力を持って巻回、走行することによっ
て前記摩擦力にフィードバックがかかりテープテンショ
ンの安定化が保たれる。
【0101】PLAYモードでのテンションポスト14
の位置は従ってテンションアーム係止板116の位置を
動かして図示されないネジで固定することによって調整
することが出来る。
【0102】図34において、PLAYモードではピン
チ駆動アーム97はピンチカムギア95によって時計方
向に回動しており、ピンチ駆動アーム97上の押圧カム
部151がピンチ圧着アーム56上に軸支されたローラ
152を押圧することによってねじりコイルバネ57に
よりピンチローラ55をテープ2を介してキャプスタン
50に押圧する。これによりテープ2がキャプスタン5
0の回転によって走行駆動される。
【0103】T4アーム28の位置はT4ガイド145
によって保持されている。STOPモードを示す図1
6、図23、図29、図35について説明する。
【0104】図29でサブシャーシ駆動アーム89及び
ボート駆動アーム73の位置はPLAYモード(図2
8)と同じであり、カムギア66上の駆動ピン75の位
置のみ異なっている。
【0105】図16、図23において、テンションプレ
ート18はテンションプレート駆動アーム64によって
PLAYモード(図22)よりも少し手前に動かされて
いる。この時のテンションアーム12及びテンションバ
ンド規制アーム21のサブシャーシ3上に対する相対的
な位置はロード1モード及びロード2モードと同じであ
る。
【0106】図29において、サブシャーシ駆動アーム
89とボート駆動アーム73はPLAYモード(図2
8)と同じ状態でありカムギア66上の駆動ピン75の
みが移動している。
【0107】図35、図16においてピンチ駆動アーム
97は反時計方向に回転しておりピンチ圧着アーム56
のローラ152とは接しておらずピンチアーム53は引
っ張りバネ58によって反時計方向に付勢されサブシャ
ーシ3の壁部60と当接している。この時ピンチローラ
55とキャプスタン50は離れている。
【0108】REVモードを示す図17、図23、図3
0、図34について説明する。図30でサブシャーシ駆
動アーム89及びボート駆動アーム73の位置はPLA
Yモード(図28)及びSTOPモード(図29)と同
じであり、カムギヤ66上の駆動ピン75の位置のみ異
なっている。
【0109】テンションプレート18はSTOPモード
から動かず、テンションアーム12及びテンションバン
ド規制アーム21の位置は図23に示すSTOPモード
と全く同じである。
【0110】ピンチ駆動アーム97は図35に示すST
OPモードより再び時計方向に回転し図34に示すPL
AYモードと同じ位置に移動し、ピンチアーム53はP
LAYモードと全く同じ状態になる。T4アーム28は
PLAYモード、STOPモード、REVモード共同じ
状態を保つ。
【0111】さて、図15等でS3ポスト49は簡便の
ため円で表したが、このテープガイドポストは図36、
図37にしめすような構造になっている。図36はS3
ポスト49を図15の矢印165方向から見た側面図で
ある。また図37はS3ポスト49付近の平面図であ
る。図36、図37で、49aはS3ポスト49の下方
に設けたテーパー部、200は調整支軸で上部に雄ねじ
部200aを有し、下部は、メインシャーシ8に設けた
穴部201に圧入されている。202はガイドポストベ
ースで凸部202a、ガイド穴部202b、支持穴部2
02c、連結部202dを有し、かつS3ポスト49が
植立されている。203は調整ねじで、雌ねじ部203
a、ベース当接部203b、ドライバー係合溝203c
を有する。204はメインシャーシ8に設けた穴部で、
ガイドポストベース202の一端202eが係合してい
る。ここで調整支軸はガイド穴部202b、支持穴部2
02cの双方を貫通している。また、凸部202aはベ
ース当接部203bに当接している。
【0112】この構成により、調整ねじ203を締め込
めばベース当接部203bが凸部202aを押し下げ、
連結部202dの弾性によりガイドポストベース202
が変形し、S3ポスト49の傾きが変化する、すなわち
S3ポスト49のテープ2に対するあおり角が変化す
る。このような調整により図38のような状態になる。
【0113】また、調整ねじ203をゆるめれば、上記
とは逆で、図39のようにS3ポスト49の下端が右方
向に移動するように傾きが変化する。
【0114】さて、一般的にテープ走行においては、複
数のテープガイドポストが近接して配置されるとテープ
の走行が安定しない。これは、テープガイドポストの傾
きのわずかなばらつきにより、テープの上端または下端
のどちらかにたるみが生ずることに起因する。テープガ
イドポスト間の距離が長い時はそのテープ長の中である
程度たるみが緩和されるが、特にテープガイドポスト間
の距離が短い時はこの現象が顕著にあらわれる。たとえ
ば、本実施の形態1のS3ポスト49付近でテープガイ
ドポストの傾きがわずかにばらついた時は図40のよう
になる。図40では、テープ2の上端にたるみ部210
が発生している。またこれと反対方向にテープガイドポ
ストの傾きがばらついた時は図41のようになる。図4
1では、テープ2の下端にたるみ部220が発生してい
る。
【0115】そこで、図40のように、テープ2の上端
にたるみ部210が発生した時は、調整ねじ203を締
め込むことにより、S3ポスト49は図38のようにテ
ープ2の上端を張る方向に傾き、この結果、図40のテ
ープ2の上端のたるみ部210はなくなる。これにより
テープ2の走行が非常に安定することになる。これとは
逆に図41のように、テープ2の下端にたるみ部220
が発生した時は、調整ねじ203をゆるめることによ
り、同様にしてテープ2の走行が非常に安定することに
なる。なお、テープの上端または下端のたるみ具合に応
じて調整ねじ203の回転角を変化させれば良いことは
言うまでもない。
【0116】さて、テープ走行を安定させるにあたりも
う1つの重要な要素がテープの高さを精度良く規制する
ということである。図42はシリンダ38付近でのテー
プ走行系を展開した図である。本図でシリンダ38に設
けたリード部38aにテープ2を精度良く沿わせるため
に、S2ポスト44の鍔部44a及びT2ポスト47の
鍔部47aの下端部にテープ2の上エッジを当て、これ
ら2つの鍔部でテープ2を上からリード部38aに適度
な力で押さえることが肝要である。ここで、たとえば、
S2ポスト44の鍔部44aに注目すると、テープ2の
上エッジを鍔部44aに安定して当てるためには、テー
プ2のSリール台側の部分であるテープ上流側230が
所定量以上に下方へ下がってはいけない。テープ上流側
230が所定量以上に下方へ下がると、テープ2の上エ
ッジがS2ポスト44の鍔部44aの下端部から離れ、
テープ2の高さが変化し、この結果テープ走行が不安定
になるからである。
【0117】図36や図42に示すように、本発明のS
3ポスト49は下方にテーパー部49aを有する。この
結果、図43に示すように、テープ2の下端は矢印24
0方向の力を受ける。これにより、テープ2はS3ポス
ト49の近傍で上方に上がろうとする力を受け、テープ
2の上エッジがS2ポスト44の鍔部44aの下端部か
ら離れない。
【0118】以上のように本実施の形態によれば、傾き
角すなわち、あおり角が調整可能なS3ポスト49を設
けたので、テープの上端または下端のどちらかにたるみ
が生じても、これを解消することができ、テープの安定
した走行を確保できる。また、S3ポスト49の下方に
テーパー部4を設けたので、テープ2の上エッジがS2
ポスト44の鍔部44aの下端部に安定して当接し、テ
ープの高さが精度良く規制され、テープ走行を非常に安
定させることができる。また、S3ポスト49の傾き調
整機構が部品点数が少なく、占有空間も小さいため、小
型化された磁気記録再生装置にも十分対応ができる。
【0119】
【発明の効果】以上のように本発明は、走行ポストの傾
きを簡単な方法で調整を行うことにより、テープ走行を
非常に安定させ、高精度で信頼性の高い小型メカニズム
を搭載した磁気記録再生装置を提供できるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における磁気記録再生装
置のカセット着脱状態(アンロードモード)の平面図
【図2】同実施の形態1における磁気記録再生装置のテ
ンションアーム付近の平面図
【図3】同実施の形態1における磁気記録再生装置のア
ンロードモードでのサブシャーシの部分を取り除いた平
面図
【図4】同実施の形態1における磁気記録再生装置のア
ンロードモードでのテンションプレート付近の平面図
【図5】同実施の形態1における磁気記録再生装置のメ
インシャーシ上に設けられたSボート、Tボートを駆動
するための構成図
【図6】同実施の形態1における磁気記録再生装置のサ
ブシャーシ駆動アームの単品図
【図7】同実施の形態1における磁気記録再生装置のピ
ンチアームの構成図
【図8】同実施の形態1における磁気記録再生装置のピ
ンチアームの単品図
【図9】同実施の形態1における磁気記録再生装置のピ
ンチ圧着アームの単品図
【図10】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ねじりコイルバネの単品図
【図11】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
MIC−SWの断面図
【図12】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
図1のB矢視図
【図13】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テンションポスト、T4ポスト引き出し状態(ロード1
モード)の平面図
【図14】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
サブシャーシが全ストロークの半分だけ移動した状態
(ロード2モード)の平面図
【図15】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テープの記録再生及び早送り等が行なえる状態(PLA
Yモード)の平面図
【図16】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テープの走行を行なわない状態(STOPモード)の平
面図
【図17】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テープの逆方向再生及び巻戻し等が行なえる状態(RE
Vモード)の平面図
【図18】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのサブシャーシ部分を取り除いた平面
【図19】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのサブシャーシ部分を取り除いた平面
【図20】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのテンションプレート付近の平面図
【図21】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのテンションプレート付近の平面図
【図22】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAYモードでのテンションプレート付近の平面図
【図23】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
STOPモード及びREVモードでのテンションプレー
ト付近の平面図
【図24】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
アンロードモードでのボート駆動アームとサブシャーシ
駆動アームが駆動される状態を示した平面図
【図25】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図26】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図27】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAYモードより若干ロード2モードに近い状態(P
LAY前モード)でのボート駆動アームとサブシャーシ
駆動アームが駆動される状態を示した平面図
【図28】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAYモードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図29】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
STOPモードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図30】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
REVモードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆動
アームが駆動される状態を示した平面図
【図31】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
アンロードモードでのピンチアームとT4アームが駆動
される状態を示した平面図
【図32】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのピンチアームとT4アームが駆動さ
れる状態を示した平面図
【図33】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのピンチアームとT4アームが駆動さ
れる状態を示した平面図
【図34】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAY及びREVモードでのピンチアームとT4アー
ムが駆動される状態を示した平面図
【図35】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
STOPモードでのピンチアームとT4アームが駆動さ
れる状態を示した平面図
【図36】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポストの側面図
【図37】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポスト付近の走行系の平面図
【図38】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポストの調整時の様子を示す側面図
【図39】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポストの調整時の様子を示す側面図
【図40】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポスト付近のテープのたるみを示す斜視図
【図41】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポスト付近のテープのたるみを示す斜視図
【図42】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
シリンダ付近のテープ走行の展開図
【図43】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
S3ポストでのテープの巻回時の状態を示す斜視図
【符号の説明】
49 S3ポスト 49a テーパー部 200 調整支軸 202 ガイドポストベース 203 調整ねじ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】磁気記録再生装置において、回転ヘッドド
ラムに対する各走行ポストの位置精度、傾き精度、高
精度に保持することは、磁気テープをダメージ無く走行
させるためには不可欠な要素であり、特に長時間化、デ
ィジタル化に対応した薄手テープについては、さらに高
精度が要求される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】従って、上記従来例のような構成におい
て、各部品には極めて高い寸法精度、傾き制度が要求さ
れ、これを達成するために、各部品を大きくし、回動軸
を保持する長さを長くする、各部品を頑丈にする、各部
品の寸法精度を厳しくする、等の工夫が必要となり、メ
カニズムの小型化、シンプル化を阻害するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、走行ポストの傾きの調整を簡単な方法で行うこと
により、高精度で信頼性の高い小型メカニズムを搭載し
た磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項3に記載の発明は、前記あおり調整
テープガイドポストの傾き角の調整は、調整ねじの回転
角で行うことを特徴とする磁気記録再生装置であって、
調整ねじの回転角で傾き角が変化させられるので調整作
業が容易であるという作用を有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】図28においてカムギア66上の駆動ピン
75はサブシャーシ駆動アーム89の第2の円弧部13
0にあり、サブシャーシ駆動アーム89の位置は図27
に示すPLAY前モードと同じでありサブシャーシ3の
移動は完了している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】図5に示すように第3の円弧部146(D
の範囲)第2の円弧部129(Cの範囲)より若干半
径が大きい。147は第2と第3の円弧部129、14
6との受け渡し部(Eの範囲)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 慎司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渋川 一雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川又 堅次 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 高橋 長 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープをテープカセットから引き出
    し、テープガイドポスト群により所定のテープ走行系を
    形成させて、回転ヘッドを有する回転ヘッドシリンダに
    所定角度巻回させ、磁気テープの記録再生を行う磁気記
    録再生装置であって、前記テープガイドポスト群は、傾
    き角が調整可能なあおり調整テープガイドポストを少な
    くとも1つ有することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 あおり調整テープガイドポストの傾き角
    の調整が連続可変であることを特徴とする請求項1項記
    載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 あおり調整テープガイドポストの傾き角
    の調整は、調整ねじの回転角で行うことを特徴とする請
    求項2項記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 基台に植立され、かつ上端に雄ねじ部を
    有する調整支軸と、あおり調整テープガイドポストを有
    しかつ前記調整支軸が貫通するガイド穴部を上方に有し
    かつ下方に前記調整支軸が貫通する支持穴部を有しかつ
    前記ガイド穴部と前記支持穴部との連結部分を有するガ
    イドポストベースと、前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部
    を有しかつ前記ガイドポストベースに当接するベース当
    接部を有する調整ねじとを備え、前記連結部分の弾性に
    より前記ガイド穴部が前記ベース当接部の方向に付勢さ
    れていることを特徴とする請求項2項記載の磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 あおり調整テープガイドポストは径が大
    きくなる方向のテーパー形状を下方に有することを特徴
    とする請求項1項記載の磁気記録再生装置。
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