JPH06131763A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH06131763A JPH06131763A JP4276056A JP27605692A JPH06131763A JP H06131763 A JPH06131763 A JP H06131763A JP 4276056 A JP4276056 A JP 4276056A JP 27605692 A JP27605692 A JP 27605692A JP H06131763 A JPH06131763 A JP H06131763A
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- JP
- Japan
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- tape
- magnetic tape
- cylinder
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行中における外乱やテープの巻きむら等に
よる磁気テープの高さ及びテンション状態の変動を防止
する。 【構成】 シリンダ１３の磁気テープ進入側に該磁気テ
ープ１４の高さを検出する受光素子１６を設け、前記シ
リンダ１３の磁気テープ進入側にあるテープガイド装置
１７の回転ガイドローラ５が周面に磁気テープ１４のテ
ンション状態を検出する感圧センサ１６ａ、１６ｂ、１
６ｃを備え、且つ傾斜ポスト７が平面２次元的に傾斜自
在であり、前記ポストベース４の下方に、上記受光素子
１６からの検出信号をもとに前記傾斜ポスト７のＸ方向
への傾斜角度を調整し、且つ上記感圧センサ１６ａ、１
６ｂ、１６ｃからの検出信号をもとに前記傾斜ポスト７
のＹ方向への傾斜角度を調整するシャフト１１ａ、１１
ｂを設ける。
よる磁気テープの高さ及びテンション状態の変動を防止
する。 【構成】 シリンダ１３の磁気テープ進入側に該磁気テ
ープ１４の高さを検出する受光素子１６を設け、前記シ
リンダ１３の磁気テープ進入側にあるテープガイド装置
１７の回転ガイドローラ５が周面に磁気テープ１４のテ
ンション状態を検出する感圧センサ１６ａ、１６ｂ、１
６ｃを備え、且つ傾斜ポスト７が平面２次元的に傾斜自
在であり、前記ポストベース４の下方に、上記受光素子
１６からの検出信号をもとに前記傾斜ポスト７のＸ方向
への傾斜角度を調整し、且つ上記感圧センサ１６ａ、１
６ｂ、１６ｃからの検出信号をもとに前記傾斜ポスト７
のＹ方向への傾斜角度を調整するシャフト１１ａ、１１
ｂを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテープ走行の安定を図っ
た回転ヘッド式のＶＴＲ等の磁気記録再生装置に関す
る。
た回転ヘッド式のＶＴＲ等の磁気記録再生装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、テープガイド装置は実開昭６３−
９９３４９号公報等に開示されているものがあり、図６
に示すようにポールベース１の上に回転ガイドローラ２
及び傾斜ポスト３が設けられている。ＶＴＲ等のヘリカ
ルスキャン記録方式の磁気記録再生装置においては、図
６に示すような構造のテープガイド装置がシリンダの両
側に１組配置されており、該１組のテープガイド装置は
基台上に設けられた案内溝（図示せず）に沿って、ＤＣ
モータ等により、磁気テープがシリンダに巻き付けられ
るローディング位置と磁気テープのシリンダへの巻き付
けが解除されているアンローディング位置との間を移動
する。
９９３４９号公報等に開示されているものがあり、図６
に示すようにポールベース１の上に回転ガイドローラ２
及び傾斜ポスト３が設けられている。ＶＴＲ等のヘリカ
ルスキャン記録方式の磁気記録再生装置においては、図
６に示すような構造のテープガイド装置がシリンダの両
側に１組配置されており、該１組のテープガイド装置は
基台上に設けられた案内溝（図示せず）に沿って、ＤＣ
モータ等により、磁気テープがシリンダに巻き付けられ
るローディング位置と磁気テープのシリンダへの巻き付
けが解除されているアンローディング位置との間を移動
する。
【０００３】また、最近開発が盛んに行われているデジ
タルＶＴＲやハイビジョンＶＴＲ等の高品位ＶＴＲで
は、情報量が多く、磁気テープへの記録密度が高くな
り、一方磁気テープ自体はトラック幅が狭くなり、更に
は薄手化していく傾向にある。そして、このようなトラ
ック幅が小さく、薄手の磁気テープを安定して走行させ
るためには、傾斜ポストの傾きを予め最適の値に精密に
設定する必要がある。
タルＶＴＲやハイビジョンＶＴＲ等の高品位ＶＴＲで
は、情報量が多く、磁気テープへの記録密度が高くな
り、一方磁気テープ自体はトラック幅が狭くなり、更に
は薄手化していく傾向にある。そして、このようなトラ
ック幅が小さく、薄手の磁気テープを安定して走行させ
るためには、傾斜ポストの傾きを予め最適の値に精密に
設定する必要がある。
【０００４】しかしながら、上述した傾斜ポストの傾き
を最適の値に設定したテープガイド装置を用いた場合に
おいても、テープ走行中におけるわずかな外乱やテープ
の巻きむら等によって磁気テープのテンションや高さ等
の走行状態に変動が生じ、磁気テープの安定した走行が
得られないという問題が生じる。
を最適の値に設定したテープガイド装置を用いた場合に
おいても、テープ走行中におけるわずかな外乱やテープ
の巻きむら等によって磁気テープのテンションや高さ等
の走行状態に変動が生じ、磁気テープの安定した走行が
得られないという問題が生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
欠点に鑑み為されたものであり、磁気テープ走行中にお
ける外乱やテープの巻きむら等によって磁気テープの走
行状態に変動が生じた場合においても、安定した磁気テ
ープの走行が得られる磁気記録再生装置を提供すること
を目的とするものである。
欠点に鑑み為されたものであり、磁気テープ走行中にお
ける外乱やテープの巻きむら等によって磁気テープの走
行状態に変動が生じた場合においても、安定した磁気テ
ープの走行が得られる磁気記録再生装置を提供すること
を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、シリンダの磁気テープ進入側に該磁気テープの高
さを検出するテープ高さ検出部を設け、前記シリンダの
磁気テープ進入側にあるテープガイド手段は、回転ガイ
ドローラが周面に磁気テープのテンション状態を検出す
る感圧センサを備え、且つ傾斜ポストが平面２次元的に
傾斜自在であり、ポストベースの下方に、上記テープ高
さ検出部からの検出信号をもとに前記傾斜ポストの磁気
テープとの巻き付けの接線方向への傾斜角度を調整し、
且つ上記感圧センサからの検出信号をもとに前記傾斜ポ
ストの上記接線方向と直交する方向への傾斜角度を調整
する手段を設けたことを特徴とする。
置は、シリンダの磁気テープ進入側に該磁気テープの高
さを検出するテープ高さ検出部を設け、前記シリンダの
磁気テープ進入側にあるテープガイド手段は、回転ガイ
ドローラが周面に磁気テープのテンション状態を検出す
る感圧センサを備え、且つ傾斜ポストが平面２次元的に
傾斜自在であり、ポストベースの下方に、上記テープ高
さ検出部からの検出信号をもとに前記傾斜ポストの磁気
テープとの巻き付けの接線方向への傾斜角度を調整し、
且つ上記感圧センサからの検出信号をもとに前記傾斜ポ
ストの上記接線方向と直交する方向への傾斜角度を調整
する手段を設けたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、磁気テープ走行中における
傾斜ポストの接線方向への傾斜角度調整により磁気テー
プの高さが調整され、更に磁気テープ走行中における傾
斜ポストの接線方向と直交する方向への傾斜角度調整に
より磁気テープのテンション状態が調整される。
傾斜ポストの接線方向への傾斜角度調整により磁気テー
プの高さが調整され、更に磁気テープ走行中における傾
斜ポストの接線方向と直交する方向への傾斜角度調整に
より磁気テープのテンション状態が調整される。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
【０００９】図１は本実施例のＶＴＲにおけるテープガ
イド装置の断面図、図２は上記テープガイド装置の上面
図、図３は上記テープガイド装置における傾斜ポストの
側面図、図４は上記傾斜ポストのポストベースよりも下
方を示す上面図である。
イド装置の断面図、図２は上記テープガイド装置の上面
図、図３は上記テープガイド装置における傾斜ポストの
側面図、図４は上記傾斜ポストのポストベースよりも下
方を示す上面図である。
【００１０】図中、４はポストベース、５は前記ポスト
ベース４上に直立するように設けられた回転ガイドロー
ラである。前記回転ガイドローラ５は樹脂計の材料によ
り構成されており、その周面の上、中、下の３ケ所には
感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃが夫々埋設されている。７
は前記ポストベース４に球面滑り軸受け８、リング９、
スプリング１０により平面２次元的にＸ、Ｙ方向自在に
傾斜可能に取り付けられた傾斜ポストである。前記傾斜
ポスト７はポストベース４の下方において、図４に示す
ようにＸ軸方向、Ｙ軸方向に夫々シャフト１１ａ、１１
ｂが固定されており、該シャフト１１ａ、１１ｂは夫々
図４に示すようにＮ極、Ｓ極に磁化されている。また、
前記シャフト１１ａ、１１ｂは固定された不動のコイル
１２ａ、１２ｂ内を貫通し、移動可能である。
ベース４上に直立するように設けられた回転ガイドロー
ラである。前記回転ガイドローラ５は樹脂計の材料によ
り構成されており、その周面の上、中、下の３ケ所には
感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃが夫々埋設されている。７
は前記ポストベース４に球面滑り軸受け８、リング９、
スプリング１０により平面２次元的にＸ、Ｙ方向自在に
傾斜可能に取り付けられた傾斜ポストである。前記傾斜
ポスト７はポストベース４の下方において、図４に示す
ようにＸ軸方向、Ｙ軸方向に夫々シャフト１１ａ、１１
ｂが固定されており、該シャフト１１ａ、１１ｂは夫々
図４に示すようにＮ極、Ｓ極に磁化されている。また、
前記シャフト１１ａ、１１ｂは固定された不動のコイル
１２ａ、１２ｂ内を貫通し、移動可能である。
【００１１】図５は本実施例のＶＴＲのローディング状
態を示す図である。本実施例のＶＴＲでは、図５に示す
ように、上述した構造のテープガイド装置１７がシリン
ダ１３のテープ進入側に取り付けられている。また、シ
リンダ１３のテープ退出側に取り付けられた第２のテー
プガイド装置１８も回転ガイドローラ５と傾斜ポスト７
との位置関係が逆である以外は上記テープガイド装置１
７と同じ構造である。本実施例では、テープガイド装置
１７とシリンダ１３との間、及び第２のテープガイド装
置１８のテープ退出側近傍には夫々、磁気テープ１４を
挟んでＬＥＤ等の発光素子１５及び該発光素子１５から
の光を受ける受光素子１６が配設されており、これによ
り磁気テープ１４の高さを検出している。
態を示す図である。本実施例のＶＴＲでは、図５に示す
ように、上述した構造のテープガイド装置１７がシリン
ダ１３のテープ進入側に取り付けられている。また、シ
リンダ１３のテープ退出側に取り付けられた第２のテー
プガイド装置１８も回転ガイドローラ５と傾斜ポスト７
との位置関係が逆である以外は上記テープガイド装置１
７と同じ構造である。本実施例では、テープガイド装置
１７とシリンダ１３との間、及び第２のテープガイド装
置１８のテープ退出側近傍には夫々、磁気テープ１４を
挟んでＬＥＤ等の発光素子１５及び該発光素子１５から
の光を受ける受光素子１６が配設されており、これによ
り磁気テープ１４の高さを検出している。
【００１２】また、前記磁気テープ１４は回転ガイドロ
ーラ５、傾斜ポスト７、シリンダ１３に巻き付けられて
おり、前記傾斜ポスト７は磁気テープ１４が巻き付いて
いる周面の中心部における接線方向が、前述のＸ軸方向
に延びているシャフト１１ａの向きとなるように配置さ
れている。
ーラ５、傾斜ポスト７、シリンダ１３に巻き付けられて
おり、前記傾斜ポスト７は磁気テープ１４が巻き付いて
いる周面の中心部における接線方向が、前述のＸ軸方向
に延びているシャフト１１ａの向きとなるように配置さ
れている。
【００１３】本実施例のテープガイド装置１７では、前
記受光素子１６で検出された磁気テープ１４の高さに基
ずく検出信号により、前記傾斜ポスト７のＸ軸方向に延
びるシャフト１１ａの周りにあるコイル１２ａに流れる
誘導電流の向き及び大きさが制御される。そして、この
誘導電流の向き及び大きさの制御により、コイル１２ａ
より構成される電磁石の極性及び強さを変え、傾斜ポス
ト７のＸ軸方向の傾きを調整する。また、前記回転ガイ
ドローラ５の感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃにより磁気テ
ープ１４のテンションの状態を検出し、この検出信号に
より、前記傾斜ポスト７のＹ軸方向に延びるシャフト１
１ｂの周りにあるコイル１２ｂに流れる誘導電流の向き
及び大きさが制御される。そして、この誘導電流の向き
及び大きさの制御により、コイル１２ｂより構成される
電磁石の極性及び強さを変え、傾斜ポスト７のＹ軸方向
の傾きを調整する。
記受光素子１６で検出された磁気テープ１４の高さに基
ずく検出信号により、前記傾斜ポスト７のＸ軸方向に延
びるシャフト１１ａの周りにあるコイル１２ａに流れる
誘導電流の向き及び大きさが制御される。そして、この
誘導電流の向き及び大きさの制御により、コイル１２ａ
より構成される電磁石の極性及び強さを変え、傾斜ポス
ト７のＸ軸方向の傾きを調整する。また、前記回転ガイ
ドローラ５の感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃにより磁気テ
ープ１４のテンションの状態を検出し、この検出信号に
より、前記傾斜ポスト７のＹ軸方向に延びるシャフト１
１ｂの周りにあるコイル１２ｂに流れる誘導電流の向き
及び大きさが制御される。そして、この誘導電流の向き
及び大きさの制御により、コイル１２ｂより構成される
電磁石の極性及び強さを変え、傾斜ポスト７のＹ軸方向
の傾きを調整する。
【００１４】次に、本実施例のＶＴＲにおけるシリンダ
１３の磁気テープ進入側に位置するテープガイド装置１
７の具体的な動作について説明する。
１３の磁気テープ進入側に位置するテープガイド装置１
７の具体的な動作について説明する。
【００１５】まず、受光素子１６による磁気テープ１４
の高さ調整について説明する。受光素子１６により磁気
テープ１４が所望の位置よりも高いと判断された場合、
その検出信号によりコイル１２ａには所定方向の誘導電
流が流れ、該コイル１２ａよりなる電磁石の極性をシャ
フト１１ａの極性と同一方向にする。これにより、シャ
フト１１ａは矢印Ａ方向に移動し、これに伴い傾斜ポス
ト７はテープが進入する方向に傾き、受光素子１６を通
過する磁気テープは低くなる。また、前記受光素子１６
により磁気テープ１４が所望の位置よりも低いと判断さ
れた場合は、コイル１２ａには前述の場合とは反対方向
に誘導電流が流れ、該コイル１２ａよりなる電磁石の極
性をシャフト１１ａの極性と反対方向にする。これによ
り、シャフト１１ａは矢印Ｂ方向に移動し、これに伴い
傾斜ポスト７はテープが退出する方向に傾き、受光素子
１６を通過する磁気テープ１４は高くなる。
の高さ調整について説明する。受光素子１６により磁気
テープ１４が所望の位置よりも高いと判断された場合、
その検出信号によりコイル１２ａには所定方向の誘導電
流が流れ、該コイル１２ａよりなる電磁石の極性をシャ
フト１１ａの極性と同一方向にする。これにより、シャ
フト１１ａは矢印Ａ方向に移動し、これに伴い傾斜ポス
ト７はテープが進入する方向に傾き、受光素子１６を通
過する磁気テープは低くなる。また、前記受光素子１６
により磁気テープ１４が所望の位置よりも低いと判断さ
れた場合は、コイル１２ａには前述の場合とは反対方向
に誘導電流が流れ、該コイル１２ａよりなる電磁石の極
性をシャフト１１ａの極性と反対方向にする。これによ
り、シャフト１１ａは矢印Ｂ方向に移動し、これに伴い
傾斜ポスト７はテープが退出する方向に傾き、受光素子
１６を通過する磁気テープ１４は高くなる。
【００１６】次に、感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃによる
磁気テープ１４のテンション調整について説明する。感
圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃにより磁気テープ１４の上方
の張りが所望よりも強いと判断された場合、その検出信
号によりコイル１２ｂには所定方向の誘導電流が流れ、
該コイル１２ｂよりなる電磁石の極性をシャフト１１ｂ
の極性と同一方向にする。これにより、シャフト１１ｂ
は矢印Ｃ方向に移動し、これに伴い傾斜ポスト７は磁気
テープ１４から離れる方向に傾き、シリンダ１３に巻き
付けられている磁気テープ１４の上方の張りが弱まる。
また、前記感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃにより磁気テー
プ１４の下方の張りが所望よりも強いと判断された場合
は、コイル１２ｂには前述の場合とは反対方向に誘導電
流が流れ、該コイル１２ｂよりなる電磁石の極性をシャ
フト１１ｂの極性と反対方向にする。これにより、シャ
フト１１ｂは矢印Ｄ方向に移動し、これに伴い傾斜ポス
ト７は磁気テープ１４を押しつける方向に傾き、シリン
ダ１３に巻き付けられている磁気テープ１４の下方の張
りが弱まる。
磁気テープ１４のテンション調整について説明する。感
圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃにより磁気テープ１４の上方
の張りが所望よりも強いと判断された場合、その検出信
号によりコイル１２ｂには所定方向の誘導電流が流れ、
該コイル１２ｂよりなる電磁石の極性をシャフト１１ｂ
の極性と同一方向にする。これにより、シャフト１１ｂ
は矢印Ｃ方向に移動し、これに伴い傾斜ポスト７は磁気
テープ１４から離れる方向に傾き、シリンダ１３に巻き
付けられている磁気テープ１４の上方の張りが弱まる。
また、前記感圧センサ６ａ、６ｂ、６ｃにより磁気テー
プ１４の下方の張りが所望よりも強いと判断された場合
は、コイル１２ｂには前述の場合とは反対方向に誘導電
流が流れ、該コイル１２ｂよりなる電磁石の極性をシャ
フト１１ｂの極性と反対方向にする。これにより、シャ
フト１１ｂは矢印Ｄ方向に移動し、これに伴い傾斜ポス
ト７は磁気テープ１４を押しつける方向に傾き、シリン
ダ１３に巻き付けられている磁気テープ１４の下方の張
りが弱まる。
【００１７】以上の動作により、磁気テープ１４の高さ
及びテンション状態を調整する場合、高さを調整する
と、それに伴いテンション状態が変動し、また、テンシ
ョン状態を調整すると、それに伴い高さが変動する。こ
のため、本実施例のＶＴＲでは、高さ調整及びテンショ
ン調整を交互に数回フィードバックしながら行うことに
より、磁気テープ１４を高さ及びテンション状態の両方
が最良の状態でシリンダ１３に巻き付ける。
及びテンション状態を調整する場合、高さを調整する
と、それに伴いテンション状態が変動し、また、テンシ
ョン状態を調整すると、それに伴い高さが変動する。こ
のため、本実施例のＶＴＲでは、高さ調整及びテンショ
ン調整を交互に数回フィードバックしながら行うことに
より、磁気テープ１４を高さ及びテンション状態の両方
が最良の状態でシリンダ１３に巻き付ける。
【００１８】以上のように、本実施例のＶＴＲでは、磁
気テープ走行中に外乱やテープの巻きむら等により、磁
気テープ１４の高さやテンション状態が所望の値から外
れても、すぐにシャフト１１ａの移動による傾斜ポスト
７の傾斜角度調整、及びシャフト１１ｂの移動による傾
斜ポスト７の傾斜角度調整を交互に数回フィードバック
しながら行うことにより、磁気テープ１４の高さ及びテ
ンション状態を所望の値に戻すことが出来、磁気テープ
１４は常に所望の高さテンション状態でシリンダ１３に
巻き付けられ、安定した走行をする。
気テープ走行中に外乱やテープの巻きむら等により、磁
気テープ１４の高さやテンション状態が所望の値から外
れても、すぐにシャフト１１ａの移動による傾斜ポスト
７の傾斜角度調整、及びシャフト１１ｂの移動による傾
斜ポスト７の傾斜角度調整を交互に数回フィードバック
しながら行うことにより、磁気テープ１４の高さ及びテ
ンション状態を所望の値に戻すことが出来、磁気テープ
１４は常に所望の高さテンション状態でシリンダ１３に
巻き付けられ、安定した走行をする。
【００１９】また、本実施例のＶＴＲでは、シリンダ１
３の磁気テープ退出側に位置する第２のテープガイド装
置１８により、カセットに巻き取られる磁気テープ１４
の高さ及びテンションを最良の状態にしている。尚、こ
の第２のテープガイド装置１８の動作は、前述のテープ
ガイド装置１７と同じであり、その説明はここでは省略
する。
３の磁気テープ退出側に位置する第２のテープガイド装
置１８により、カセットに巻き取られる磁気テープ１４
の高さ及びテンションを最良の状態にしている。尚、こ
の第２のテープガイド装置１８の動作は、前述のテープ
ガイド装置１７と同じであり、その説明はここでは省略
する。
【００２０】尚、本実施例のテープガイド装置１７、１
８は記録専用機、あるいは再生専用機に用いても同様の
効果が得られる。
８は記録専用機、あるいは再生専用機に用いても同様の
効果が得られる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、磁気テープの走行中に
おける外乱やテープの巻きむら等による磁気テープの高
さの変動、及び磁気テープのテンション状態の変動を抑
え、良好なテープ走行を可能にした磁気記録再生装置を
提供し得る。
おける外乱やテープの巻きむら等による磁気テープの高
さの変動、及び磁気テープのテンション状態の変動を抑
え、良好なテープ走行を可能にした磁気記録再生装置を
提供し得る。
【図１】本発明のテープガイド装置の断面図である。
【図２】本発明のテープガイド装置の上面図である。
【図３】本発明の傾斜ポストの側面図である。
【図４】本発明の傾斜ポストのポストベースよりも下方
の上面図である。
の上面図である。
【図５】本発明のＶＴＲのローディング状態を示す図で
ある。
ある。
【図６】従来のテープガイド装置の斜視図である。
４ ポストベース ５ 回転ガイドローラ ６ａ、６ｂ、６ｃ 感圧センサ ７ 傾斜ポスト １１ａ、１１ｂ シャフト １２ａ、１２ｂ コイル １３ シリンダ １４ 磁気テープ １６ 受光素子（テープ高さ検出部） １７ テープガイド装置
Claims (1)
- 【請求項１】 回転ヘッドが装着されたシリンダと、カ
セットから磁気テープを前記シリンダの両側に引き出し
て該シリンダに巻き付ける１組のテープガイド手段とを
備え、前記１組のテープガイド手段をポストベースと、
該ポストベース上に設けられた回転ガイドローラ及び傾
斜ガイドとにより構成した磁気記録再生装置において、
前記シリンダの磁気テープ進入側に該磁気テープの高さ
を検出するテープ高さ検出部を設け、前記１組のテープ
ガイド手段のうち前記シリンダの磁気テープ進入側にあ
るテープガイド手段は、回転ガイドローラが周面に磁気
テープのテンション状態を検出する感圧センサを備え、
且つ傾斜ポストが平面２次元的に傾斜自在であり、前記
ポストベースの下方に、上記テープ高さ検出部からの検
出信号をもとに前記傾斜ポストの磁気テープとの巻き付
けにおける接線方向への傾斜角度を調整し、且つ上記感
圧センサからの検出信号をもとに前記傾斜ポストの上記
接線方向と直交する方向への傾斜角度を調整する手段を
設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276056A JPH06131763A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276056A JPH06131763A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131763A true JPH06131763A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17564183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276056A Pending JPH06131763A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131763A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6172840B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording/reproduction apparatus including a rotary head cylinder and both vertical and inclined guides for winding a magnetic tape about the rotary head cylinder |
| US6198592B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-03-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording/reproduction apparatus including a first chassis onto which a tape cassette is received and a second chassis having a rotary head cylinder thereon |
| US6215612B1 (en) * | 1998-03-19 | 2001-04-10 | Matsushita Electric Industrial | Magnetic recording/reproduction apparatus having a rotary head cylinder and a mechanism for passing a magnetic tape around the rotary head cylinder for a predetermined arc |
| US6282057B1 (en) * | 1998-03-19 | 2001-08-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Magnetic recording/reproduction apparatus, with inclination adjusting system |
| US6288865B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-09-11 | Matshushita Electric Industrial Co. Ltd | Magnetic recording/reproduction apparatus having a mechanism for moving a sub-chassis relative to a main chassis |
| US6286775B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-09-11 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Magnetic recording apparatus |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4276056A patent/JPH06131763A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6198592B1 (en) | 1998-03-19 | 2001-03-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording/reproduction apparatus including a first chassis onto which a tape cassette is received and a second chassis having a rotary head cylinder thereon |
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