JPH0782693B2 - エンドレスビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents
エンドレスビデオテ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPH0782693B2 JPH0782693B2 JP62187253A JP18725387A JPH0782693B2 JP H0782693 B2 JPH0782693 B2 JP H0782693B2 JP 62187253 A JP62187253 A JP 62187253A JP 18725387 A JP18725387 A JP 18725387A JP H0782693 B2 JPH0782693 B2 JP H0782693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- fixed reel
- plane
- winding body
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエンドレスビデオテープレコーダに関する。
従来の技術 オーディオ用のエンドレスビデオテープレコーダとし
て、フィデリパック式のカートリッジを使用したものが
ある。
て、フィデリパック式のカートリッジを使用したものが
ある。
このカートリッジを現在の２リールのビデオカセットの
代わりに使用すれば、原理的にはエンドレスビデオテー
プレコーダが実現出来る。
代わりに使用すれば、原理的にはエンドレスビデオテー
プレコーダが実現出来る。
ビデオテープレコーダではオーディオテープレコーダに
比べて格段に厳しいテープ走行安定性が要求される。上
記のカートリッジでは、テープはテープ巻回体の最内周
より外周側に引き出され、このときにテープは必ず捩れ
る。このように、テープは捩られながら引き出されるた
め、記録再生部に到るテープの走行が不安定となり、ま
たテープが傷み易く、実用に供し得ない。
比べて格段に厳しいテープ走行安定性が要求される。上
記のカートリッジでは、テープはテープ巻回体の最内周
より外周側に引き出され、このときにテープは必ず捩れ
る。このように、テープは捩られながら引き出されるた
め、記録再生部に到るテープの走行が不安定となり、ま
たテープが傷み易く、実用に供し得ない。
第５図は従来のエンドレスビデオテープレコーダの１例
をを示す。図中、１は固定リール、２は固定ヘッド、３
はキャプスタン、４はピンチローラ、５はオーバターン
ガイド、６はヘッド移動機構である。７は磁気テープ、
８はテープ巻回体である。
をを示す。図中、１は固定リール、２は固定ヘッド、３
はキャプスタン、４はピンチローラ、５はオーバターン
ガイド、６はヘッド移動機構である。７は磁気テープ、
８はテープ巻回体である。
固定ヘッド2,キャプスタン3,ピンチローラ４は、固定リ
ール１の内側に設けてある。
ール１の内側に設けてある。
磁気テープ７は、キャプスタン３とピンチローラ４とに
より挟持駆動されて、テープ巻回体８の最内周より固定
リール１の内側に引き出され、固定ヘッド２に添接走行
して、ここで記録再生が行なわれる。更にテープ７はオ
ーバターンガイド５に案内されて方向を変えてテープ巻
回体８の外周に到り、ここに巻かれる。
より挟持駆動されて、テープ巻回体８の最内周より固定
リール１の内側に引き出され、固定ヘッド２に添接走行
して、ここで記録再生が行なわれる。更にテープ７はオ
ーバターンガイド５に案内されて方向を変えてテープ巻
回体８の外周に到り、ここに巻かれる。
テープ７が一周する毎に固定ヘッド３が移動機構６によ
りテープ幅方向にシフトされ、テープ７上には、第６図
に示すビデオトラック９が形成される。固定ヘッド３が
最終位置までシフトすると固定ヘッド３は元の位置に復
帰する。第６図中、10はスタート点、11は終了点であ
る。
りテープ幅方向にシフトされ、テープ７上には、第６図
に示すビデオトラック９が形成される。固定ヘッド３が
最終位置までシフトすると固定ヘッド３は元の位置に復
帰する。第６図中、10はスタート点、11は終了点であ
る。
発明が解決しようとする問題点 この構成では、ヘッドは固定ヘッド２であるため、テー
プ７の走行速度v1は5.5m/secと異常に速い。このため、
テープ７が傷み易く、テープ走行負荷が高く、発熱し、
テープ走行が不安定となり、信頼性が低く、実用上問題
が多い。
プ７の走行速度v1は5.5m/secと異常に速い。このため、
テープ７が傷み易く、テープ走行負荷が高く、発熱し、
テープ走行が不安定となり、信頼性が低く、実用上問題
が多い。
また、ビデオトラック９のスタート点10と終了点11とは
非連続となり、トラックに関しての完全なエンドレスは
実現出来ないという問題点があった。
非連続となり、トラックに関しての完全なエンドレスは
実現出来ないという問題点があった。
本発明は上記固定ヘッドの代わりに回転ヘッドを使用し
てヘリカルスキャンにより記録再生を行なうようにし
て、テープの走行速度を低速化させると共にトラックに
関して完全なエンドレスを実現し、且つ回転ヘッドを有
するガイドドラムの配置を適宜定めることによりテープ
走行の安定化も可能としたエンドレスビデオテープレコ
ーダを提供することを目的とする。
てヘリカルスキャンにより記録再生を行なうようにし
て、テープの走行速度を低速化させると共にトラックに
関して完全なエンドレスを実現し、且つ回転ヘッドを有
するガイドドラムの配置を適宜定めることによりテープ
走行の安定化も可能としたエンドレスビデオテープレコ
ーダを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のエンドレスビデオテープレコーダは、エンドレ
スループ状のテープの巻回体を有し固定的に設けられた
環状の固定リールの内側に、記録再生部及びテープ挟持
駆動部を有し且つ該テープ挟持駆動部より送り出された
テープを上記固定リールの上記テープ巻回体の最外周に
導くテープ案内部を有してなり、 上記テープが上記テープ挟持駆動部により挟持駆動され
て上記固定リールのテープ巻回体の最内周より引き出さ
れ、上記記録再生部を通り、ここで記録再生が行なわ
れ、上記テープ挟持駆動部より送り出されたテープが上
記テープ案内部により案内されて固定リールのテープ巻
回体の最外周に導かれてテープ巻回体を形成する構成の
エンドレスビデオテープレコーダにおいて、 上記固定リールを、実質上水平である第１の平面上に配
置し、 上記記録再生部を、回転ヘッドを有し、周面にテープが
巻き付けられるガイドドラムにより構成し、 該ガイドドラムを、上記テープ巻回体の最内周より上記
固定リールの内側に、上記第１の平面に沿って引き出さ
れたテープが、その周面に到ってこれに所定角度巻き付
き、且つこれより離れたテープが、上記第１の平面に対
して斜め下方向に傾斜しており、且つ上記固定リールの
場所において、上記第１の平面に対する距離が上記のテ
ープの幅以上となるように傾斜した第２の平面上を延在
するように、所定位置に、上記第１の平面の法線に対し
て所定方向に所定角度傾斜させて設けてなり、 上記ガイドドラムより離れて上記第２の平面に沿って延
在するテープが、上記固定リールの下側をくぐり抜けて
該固定リールの外側に到るように構成したものである。
スループ状のテープの巻回体を有し固定的に設けられた
環状の固定リールの内側に、記録再生部及びテープ挟持
駆動部を有し且つ該テープ挟持駆動部より送り出された
テープを上記固定リールの上記テープ巻回体の最外周に
導くテープ案内部を有してなり、 上記テープが上記テープ挟持駆動部により挟持駆動され
て上記固定リールのテープ巻回体の最内周より引き出さ
れ、上記記録再生部を通り、ここで記録再生が行なわ
れ、上記テープ挟持駆動部より送り出されたテープが上
記テープ案内部により案内されて固定リールのテープ巻
回体の最外周に導かれてテープ巻回体を形成する構成の
エンドレスビデオテープレコーダにおいて、 上記固定リールを、実質上水平である第１の平面上に配
置し、 上記記録再生部を、回転ヘッドを有し、周面にテープが
巻き付けられるガイドドラムにより構成し、 該ガイドドラムを、上記テープ巻回体の最内周より上記
固定リールの内側に、上記第１の平面に沿って引き出さ
れたテープが、その周面に到ってこれに所定角度巻き付
き、且つこれより離れたテープが、上記第１の平面に対
して斜め下方向に傾斜しており、且つ上記固定リールの
場所において、上記第１の平面に対する距離が上記のテ
ープの幅以上となるように傾斜した第２の平面上を延在
するように、所定位置に、上記第１の平面の法線に対し
て所定方向に所定角度傾斜させて設けてなり、 上記ガイドドラムより離れて上記第２の平面に沿って延
在するテープが、上記固定リールの下側をくぐり抜けて
該固定リールの外側に到るように構成したものである。
作用 記録再生部を回転ヘッドを有するガイドドラムとしたこ
とにより、テープの走行速度を相当低速とすることが出
来、テープの傷みを少なくして、信頼性の向上を図るこ
とができる。また記録再生が所謂ヘリカルスキャンによ
るため、トラックについても記録の開始と終了との間で
再生上中断のないエンドレスとなる。
とにより、テープの走行速度を相当低速とすることが出
来、テープの傷みを少なくして、信頼性の向上を図るこ
とができる。また記録再生が所謂ヘリカルスキャンによ
るため、トラックについても記録の開始と終了との間で
再生上中断のないエンドレスとなる。
ガイドドラムを適宜傾斜させて設けたことにより、テー
プ走行方向上ガイドドラムに対する入口側と出口側のテ
ープパスを、テープに捩れのないものとし、ドラム周面
におけるテープ走行の安定性を良くして、記録再生特性
を良くすることが出来る。
プ走行方向上ガイドドラムに対する入口側と出口側のテ
ープパスを、テープに捩れのないものとし、ドラム周面
におけるテープ走行の安定性を良くして、記録再生特性
を良くすることが出来る。
実施例 第１図は本発明のエンドレスビデオテープレコーダの一
実施例の構成を示す斜視図、第２図は第１図のテープレ
コーダの平面図、第３図は矢印III方向よりみた側面図
である。第２図中、X,Yは装置の基準となる軸を示す。
実施例の構成を示す斜視図、第２図は第１図のテープレ
コーダの平面図、第３図は矢印III方向よりみた側面図
である。第２図中、X,Yは装置の基準となる軸を示す。
各図中、20は大径の固定リールであり、その中心をX,Y
軸の交点と一致させて且つ水平に、シャーシ21に固定し
て設けてある。第１の平面S1は固定リール20が配置され
る水平面である。固定リール20には、磁気テープ巻回体
22がある。テープ巻回体22はフランジ20a,20bによって
幅方向が規制されて高さが正確に保たれている。23は磁
気テープである。
軸の交点と一致させて且つ水平に、シャーシ21に固定し
て設けてある。第１の平面S1は固定リール20が配置され
る水平面である。固定リール20には、磁気テープ巻回体
22がある。テープ巻回体22はフランジ20a,20bによって
幅方向が規制されて高さが正確に保たれている。23は磁
気テープである。
24は記録再生部を構成するガイドドラム、25,26は夫々
テープ挾持駆動部を構成するキャプスタン及びピンチロ
ーラであり、共に平面図上固定リール20の内側に設けて
ある。
テープ挾持駆動部を構成するキャプスタン及びピンチロ
ーラであり、共に平面図上固定リール20の内側に設けて
ある。
27は全幅消去ヘッド、28はオーディオヘッド、20はコン
トロールヘッド、30はインピーダンスローラであり、平
面図上固定リール20の内側に配してある。
トロールヘッド、30はインピーダンスローラであり、平
面図上固定リール20の内側に配してある。
31〜36はテープ案内部を構成するテープガイドポールで
あり、ガイドポール31は固定リール20の内側に、ガイド
ポール32〜36は固定リール20の外側に配してある。
あり、ガイドポール31は固定リール20の内側に、ガイド
ポール32〜36は固定リール20の外側に配してある。
ガイドドラム24は、一対の回転ヘッド37,38を有する一
般的な構造のものであり、テープが後述するように固定
リール20をくぐり抜ける位置Ｐより固定リール20の内側
のうち最も離れた位置Ｑに、Ｙ軸に対して角度α方向
に、垂直軸Ｚに対して角度β傾斜して設けてある。角度
α，βは固定リール20より引き出されたテープが捩れる
ことなくガイドドラム24の周面に導かれ、且つガイドド
ラム24の周面より離れたテープが捩れることなく斜め下
方向に延在するように定めてある。
般的な構造のものであり、テープが後述するように固定
リール20をくぐり抜ける位置Ｐより固定リール20の内側
のうち最も離れた位置Ｑに、Ｙ軸に対して角度α方向
に、垂直軸Ｚに対して角度β傾斜して設けてある。角度
α，βは固定リール20より引き出されたテープが捩れる
ことなくガイドドラム24の周面に導かれ、且つガイドド
ラム24の周面より離れたテープが捩れることなく斜め下
方向に延在するように定めてある。
次にテープパスについて説明する。
テープパスは、テープ巻回体22の最内周より引き出され
てガイドドラム24に到る入口側テープパス40と、ガイド
ドラム24より離れて固定リール20の下側に到る出口側テ
ープパス41と、固定リール20の下側より固定リール20の
外側を固定リール20の約半周部分を通ってテープ巻回体
22の最外周に到る戻りテープパス42とよりなる。
てガイドドラム24に到る入口側テープパス40と、ガイド
ドラム24より離れて固定リール20の下側に到る出口側テ
ープパス41と、固定リール20の下側より固定リール20の
外側を固定リール20の約半周部分を通ってテープ巻回体
22の最外周に到る戻りテープパス42とよりなる。
次に記録再生時の動作、特にテープ走行について説明す
る。
る。
テープ23はキャプスタン25とピンチローラ26とにより挾
持駆動されて、矢印方向に速度v2（約30mm/sec）で走行
する。
持駆動されて、矢印方向に速度v2（約30mm/sec）で走行
する。
ガイドドラム周面のテープ走行安定に特に影響大である
入口側テープパス40についてみるに、テープ23は位置Ｒ
の個所よりガイドローラ43により案内されて、固定リー
ル20の内周側に引き出され、インピーダンスローラ30に
巻き付き、ヘッド27に添接してガイドドラム24の周面に
到る。
入口側テープパス40についてみるに、テープ23は位置Ｒ
の個所よりガイドローラ43により案内されて、固定リー
ル20の内周側に引き出され、インピーダンスローラ30に
巻き付き、ヘッド27に添接してガイドドラム24の周面に
到る。
ガイドローラ43,インピーダンスローラ30,ヘッド27,ポ
ール44は、共に面S1内にあり、且つ面S1に対して垂直に
設けてある。従ってテープパス40は、テープ23が捩れる
ことなくテープ巻回体22より引き出され、且つ面S1に対
して垂直な姿勢を保ったまま延在する構成となる。
ール44は、共に面S1内にあり、且つ面S1に対して垂直に
設けてある。従ってテープパス40は、テープ23が捩れる
ことなくテープ巻回体22より引き出され、且つ面S1に対
して垂直な姿勢を保ったまま延在する構成となる。
このように、テープ23は捩れることなくテープ巻回体22
の最内周より引き出され、途中でも捩れずに、面S1上
を、テープ走行を乱す要因を最も少なくされた状態で走
行する。インピーダンスローラ30により、テープ走行は
更に安定化される。
の最内周より引き出され、途中でも捩れずに、面S1上
を、テープ走行を乱す要因を最も少なくされた状態で走
行する。インピーダンスローラ30により、テープ走行は
更に安定化される。
続いて、テープ23はポール44と45とにより定まる約180
度に亘ってガイドドラム24に巻装され、ドラム周面を走
行する。回転ヘッド37,38が回転してテープ23をヘリカ
ルスキャンし、記録時にはトラック46にビデオ信号が記
録され、再生時にはビデオ信号が再生される。
度に亘ってガイドドラム24に巻装され、ドラム周面を走
行する。回転ヘッド37,38が回転してテープ23をヘリカ
ルスキャンし、記録時にはトラック46にビデオ信号が記
録され、再生時にはビデオ信号が再生される。
テープパス40に沿うテープ走行は安定であるためドラム
周面でのテープ走行も安定となり、記録は安定に行なわ
れ、再生はジッタを伴わずに安定に行なわれる。
周面でのテープ走行も安定となり、記録は安定に行なわ
れ、再生はジッタを伴わずに安定に行なわれる。
ガイドドラム24の周面を通過したテープ23は、第１図中
面S1に対して所定方向に所定角度θ傾斜した第２の平面
S2上をこれに対して垂直姿勢を保持したまま、途中、ヘ
ッド28,29に添接し、キャプスタン25とピンチローラ26
とに挾持駆動され、ポール31に案内されて、矢印M1で示
す斜め下方向に延在し、位置Ｐではテープの上側縁の高
さH1が固定リール20の下面の高さH2より低くなる。
面S1に対して所定方向に所定角度θ傾斜した第２の平面
S2上をこれに対して垂直姿勢を保持したまま、途中、ヘ
ッド28,29に添接し、キャプスタン25とピンチローラ26
とに挾持駆動され、ポール31に案内されて、矢印M1で示
す斜め下方向に延在し、位置Ｐではテープの上側縁の高
さH1が固定リール20の下面の高さH2より低くなる。
挾持駆動部より送り出されたテープ23はポール31に案内
され、位置Ｐの個所で固定リール20の下側をくぐり抜け
て平面図上固定リール20の外側に出る。これにより、テ
ープ23は、テープ巻回体の最外周に戻ることが可能とな
る。即ち、テープ23は、ガイドポール32,33,34,35に順
次案内されて、平面図上固定リール20の外側を略固定リ
ール20に沿って、上記の面S2上を矢印Ｍで示す斜め上方
に延在し、高さを漸次回復すると共に位置Ｐとは固定リ
ールの直径方向上略反対側の位置であるテープ巻き付け
位置Ｔに向かう。
され、位置Ｐの個所で固定リール20の下側をくぐり抜け
て平面図上固定リール20の外側に出る。これにより、テ
ープ23は、テープ巻回体の最外周に戻ることが可能とな
る。即ち、テープ23は、ガイドポール32,33,34,35に順
次案内されて、平面図上固定リール20の外側を略固定リ
ール20に沿って、上記の面S2上を矢印Ｍで示す斜め上方
に延在し、高さを漸次回復すると共に位置Ｐとは固定リ
ールの直径方向上略反対側の位置であるテープ巻き付け
位置Ｔに向かう。
テープ23に最後にガイドポール36に案内されて固定リー
ル20と同じ高さとされ、テープ巻回体22の最外周に導か
れ、テープ巻回体22に巻かれる。
ル20と同じ高さとされ、テープ巻回体22の最外周に導か
れ、テープ巻回体22に巻かれる。
テープ23はエンドレスループ状をなしており、テープ巻
回体22の最内周よりこの内側に引き出されると共にテー
プ巻回体22の最外周に巻き付けられつつ、テープ巻回体
22が固定リール20とは独立に時計方向に回転しながらエ
ンドレス的に走行する。
回体22の最内周よりこの内側に引き出されると共にテー
プ巻回体22の最外周に巻き付けられつつ、テープ巻回体
22が固定リール20とは独立に時計方向に回転しながらエ
ンドレス的に走行する。
第４図に示すように、スタートトラック46sと終了トラ
ック46eとは密接しており、トラックに関してもエンド
レスとなり、再生も記録の開始時と終了時との間で中断
なく継続して行なわれる。
ック46eとは密接しており、トラックに関してもエンド
レスとなり、再生も記録の開始時と終了時との間で中断
なく継続して行なわれる。
またテープ走行速度v2は上記のように約30mm/secと従来
のものに比べて格段に遅く、テープ23の傷みは殆ど無
く、また発熱等もなく、長時間に亘って安定に動作し、
本発明のエンドレスビデオテープレコーダは高い信頼性
を有する。
のものに比べて格段に遅く、テープ23の傷みは殆ど無
く、また発熱等もなく、長時間に亘って安定に動作し、
本発明のエンドレスビデオテープレコーダは高い信頼性
を有する。
発明の効果 以上説明した様に、本発明によれば、固定リールを有す
るエンドレスビデオテープレコーダにおいて、記録再生
部を回転ヘッドを有するガイドドラムとしてあるため、
テープの走行速度を相当低速とすることが出来、テープ
の傷みを少なくして、信頼性の向上を図ることが出来
る。また記録再生が所謂ヘリカルスキャンによるため、
トラックについても記録の開始と終了との間で再生上中
断のない完全なエンドレスとすることが出来る。
るエンドレスビデオテープレコーダにおいて、記録再生
部を回転ヘッドを有するガイドドラムとしてあるため、
テープの走行速度を相当低速とすることが出来、テープ
の傷みを少なくして、信頼性の向上を図ることが出来
る。また記録再生が所謂ヘリカルスキャンによるため、
トラックについても記録の開始と終了との間で再生上中
断のない完全なエンドレスとすることが出来る。
またガイドドラムを適宜傾斜させて設けたことにより、
ガイドドラムのみを利用することによって、ガイドドラ
ムに巻き付いた後にこれより離れたテープを固定リング
の下側をくぐり抜けるようにすることが出来、テープ走
行方向上ガイドドラムに対する入口側のテープパスと出
口側のテープパスを共にテープに捩れのないものとする
ことが出来、これによりガイドドラム周面におけるテー
プ走行の安定性を良くして、記録再生特性を良好とする
ことが出来るという特長を有する。
ガイドドラムのみを利用することによって、ガイドドラ
ムに巻き付いた後にこれより離れたテープを固定リング
の下側をくぐり抜けるようにすることが出来、テープ走
行方向上ガイドドラムに対する入口側のテープパスと出
口側のテープパスを共にテープに捩れのないものとする
ことが出来、これによりガイドドラム周面におけるテー
プ走行の安定性を良くして、記録再生特性を良好とする
ことが出来るという特長を有する。
第１図は本発明のエンドレスビデオテープレコーダの一
実施例の斜視図、 第２図はその平面図、 第３図は第２図中矢印III方向よりみた側面図、 第４図はテープ上のトラックパターンを示す図、 第５図は従来のエンドレスビデオテープレコーダの１例
の平面図、 第６図は第５図のテープレコーダによりテープ上のトラ
ックパターンを示す図である。 20……固定リール、20a,20b……フランジ、22……磁気
テープ巻回体、23……磁気テープ、24……ガイドドラ
ム、25……キャプスタン、26……ピンチローラ、30……
インピーダンスローラ、37,38……回転ヘッド、40……
入口側テープパス、41……出口側テープパス、43……ガ
イドローラ、46……トラック、46s……スタートトラッ
ク、46e……終了トラック、S1,S2……面。
実施例の斜視図、 第２図はその平面図、 第３図は第２図中矢印III方向よりみた側面図、 第４図はテープ上のトラックパターンを示す図、 第５図は従来のエンドレスビデオテープレコーダの１例
の平面図、 第６図は第５図のテープレコーダによりテープ上のトラ
ックパターンを示す図である。 20……固定リール、20a,20b……フランジ、22……磁気
テープ巻回体、23……磁気テープ、24……ガイドドラ
ム、25……キャプスタン、26……ピンチローラ、30……
インピーダンスローラ、37,38……回転ヘッド、40……
入口側テープパス、41……出口側テープパス、43……ガ
イドローラ、46……トラック、46s……スタートトラッ
ク、46e……終了トラック、S1,S2……面。
Claims (1)
- 【請求項１】エンドレスループ状のテープの巻回体を有
し固定的に設けられた環状の固定リールの内側に、記録
再生部及びテープ挟持駆動部を有し且つ該テープ挟持駆
動部より送り出されたテープを上記固定リールの上記テ
ープ巻回体の最外周に導くテープ案内部を有してなり、 上記テープが上記テープ挟持駆動部により挟持駆動され
て上記固定リールのテープ巻回体の最内周より引き出さ
れ、上記記録再生部を通り、ここで記録再生が行なわ
れ、上記テープ挟持駆動部より送り出されたテープが上
記テープ案内部により案内されて固定リールのテープ巻
回体の最外周に導かれてテープ巻回体を形成する構成の
エンドレスビデオテープレコーダにおいて、 上記固定リールを、実質上水平である第１の平面上に配
置し、 上記記録再生部を、回転ヘッドを有し、周面にテープが
巻き付けられるガイドドラムにより構成し、 該ガイドドラムを、上記テープ巻回体の最内周より上記
固定リールの内側に、上記第１の平面に沿って引き出さ
れたテープが、その周面に到ってこれに所定角度巻き付
き、且つこれより離れたテープが、上記第１の平面に対
して斜め下方向に傾斜しており、且つ上記固定リールの
場所において、上記第１の平面に対する距離が上記のテ
ープの幅以上となるように傾斜した第２の平面上を延在
するように、所定位置に、上記第１の平面の法線に対し
て所定方向に所定角度傾斜させて設けてなり、 上記ガイドドラムより離れて上記第２の平面に沿って延
在するテープが、上記固定リールの下側をくぐり抜けて
該固定リールの外側に到るように構成したことを特徴と
するエンドレスビデオテープレコーダ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187253A JPH0782693B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | エンドレスビデオテ−プレコ−ダ |
| US07/224,582 US4910618A (en) | 1987-07-27 | 1988-07-26 | Guide structure for guiding endless magnetic tape in a rotary head transport |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187253A JPH0782693B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | エンドレスビデオテ−プレコ−ダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6432456A JPS6432456A (en) | 1989-02-02 |
| JPH0782693B2 true JPH0782693B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16202731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62187253A Expired - Lifetime JPH0782693B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | エンドレスビデオテ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782693B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4895296B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-03-14 | 豊田合成株式会社 | フィラーネック |
| JP4894701B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-03-14 | 豊田合成株式会社 | フィラーネック |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5888865A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-27 | Toshiba Corp | エンドレステ−プ走行装置 |
| JPS6125084U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-14 | 神鋼電機株式会社 | リニア誘導モ−タ |
-
1987
- 1987-07-27 JP JP62187253A patent/JPH0782693B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5888865A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-27 | Toshiba Corp | エンドレステ−プ走行装置 |
| JPS6125084U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-14 | 神鋼電機株式会社 | リニア誘導モ−タ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6432456A (en) | 1989-02-02 |
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