JP2863251B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2863251B2
JP2863251B2 JP2073914A JP7391490A JP2863251B2 JP 2863251 B2 JP2863251 B2 JP 2863251B2 JP 2073914 A JP2073914 A JP 2073914A JP 7391490 A JP7391490 A JP 7391490A JP 2863251 B2 JP2863251 B2 JP 2863251B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気テープに情報を記録・再生する磁気記録
再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャニング方式によってテープカセットの
磁気テープに情報の記録・再生を行う磁気記録再生装置
においては、磁気テープを引出して回転ドラムに巻付け
るテープローディング方式として種々の方式が提案され
ている。テープローディング方式の代表的なものの一つ
にUローディング方式と呼ばれるものがある。Uローデ
ィング方式の特徴はテープを略U字状に回転ドラムに巻
付け、供給側テープリールから回転ドラムの磁気テープ
入口点までの間では、磁気テープにねじれ及び高さの変
化を与えないようにするものである。
従来のUローディング方式の磁気記録再生装置(以下
VTRという)の一例について図面を参照しつつ説明す
る。第4図(a),(b)は従来のVTRのカセットテー
プ装着時の機構部の立面図及び正面図である。本図にお
いて、ローディングリング1は平たい円筒状部材であ
り、図示しないベースに対して傾斜して取付けられ、矢
印A方向に回動することによって磁気テープ2を回転ド
ラム3に巻付けるローディング動作を行うものである。
テープカセット4はその前面がローディングリング1の
一部を横切る位置に装着されており、開口部4aの磁気テ
ープ2はローディングリング1の円弧上を横切る位置に
保持されている。開口部4aのローディングリング1上に
は、回転ポスト5,6が夫々巻取リール4b側と供給リール4
c側の磁気テープ2の近傍に配置されている。又テープ
カセット4と重ならないローディングリング1上には回
転ポスト7が取付けられ、又回転ポスト5に略180゜対
向する位置に回転ポスト8が取付けられる。回転ポスト
5,6,7,8はローディングリング1上に垂直に植設され、
回転ポスト5,6,7,8の上下端には磁気テープ2の上下方
向への高さを規制するためのフランジが設けられる。円
柱形の傾斜ポスト9はローディングリング1の巻取リー
ル4b側と磁気テープ2が交差する位置に近接してベース
上に取付けられている。傾斜ポスト9はローディングリ
ング1の回動と共に、矢印B方向に移動するものであ
る。回転ポスト10及び回転ポスト11は上下端にフランジ
を有し、図示しないアームに垂直に取付けられる。回転
ポスト10,11はベースに対して垂直な状態を保って水平
に夫々矢印C,Dの方向に移動することによってテープカ
セット4から磁気テープ2を引出すものである。
このように構成されたVTRについてそのローディング
動作を説明する。第4図(a),(b)に示すようにテ
ープカセット4をVTRに装着すると、ローディングリン
グ1上の回転ポスト5,6と回転ポスト10,11及び傾斜ポス
ト9はテープカセット4の開口部に位置している。そし
て回転ドラム3は停止状態から回転を始める。
次にテープローディングを開始すると、傾斜ポスト9
が矢印B、回転ポスト10,11が夫々矢印C,Dに示す方向に
ベースに対して垂直な状態を保って移動する。そうすれ
ば磁気テープ2が引出され、磁気テープ2が回転ドラム
3に接してハーフローディング状態となる。第5図
(a),(b)はそのテープ面に平行な磁気テープの引
出し(以下ハーフローディングという)状態の機構部の
立面図及び正面図である。ハーフローディング状態で
は、磁気テープ2は停止しているが、回転ヘッド3は高
速回転している。
そしてテープローディングが更に進んだときは、ロー
ディングリング1はベースに対する傾斜を保ったまま矢
印A方向へ回動する。回転ポスト5が磁気テープ2に当
接する直前に傾斜ポスト9は、徐々に傾き磁気テープ2
にねじれを与えない方向へ傾斜する。さらにローディン
グリング1の回動が進み、第6図(a),(b)のロー
ディング完了時の機構部の平面図及び正面図に示すよう
に、磁気テープ2が回転ドラム3に巻付いた状態の位置
までローディングリング1が回動することにより、ロー
ディングは完了する。ローディング完了時には、磁気テ
ープ2は停止しているが回転ヘッド3は定常の高速回転
をし、磁気テープ2は停止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
磁気記録再生装置において記録・再生するには、テー
プローディングが完了し、回転ドラム3が定常の高速回
転をしていなければならない。しかしローディング完了
状態又はハーフローディング状態において、回転ドラム
3は高速回転させたまま長時間テープ走行を停止させて
待機させた場合には、磁気テープ2の一部に回転ドラム
3が接触しているために減磁力が生じたり、磁気ヘッド
が目ずまりを起こすという欠点があった。
又このような欠点を解消するためローディング完了状
態で回転ドラム3を停止させた場合には、定常の高速回
転までに時間を要することになる。さらに第4図
(a),(b)に示すアンローディング状態までテープ
を引戻すと、次に記録・再生を行おうとすればローディ
ング完了状態に至るまでに数秒の時間を要するため、待
機状態からは短時間に記録・再生状態にできないという
問題点があった。
本発明はこのような従来の磁気記録再生装置の問題点
に鑑みてなされたものであって、テープカセットが装着
されたハーフローディング状態でも磁気テープが回転ド
ラムに接することがなく、短時間に記録・再生状態に移
行できるようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はベースに垂直な状態を保って、磁気テープを
テープカセットの開口部から引出し、ハーフローディン
グ状態にするためのガイドポスト部材と、ベースに対し
て傾斜して配置されたローディングリングと、ローディ
ングリング上に設けられた回転ポストとを有し、ローデ
ィングリングが回動することにより、回動ポストがハー
フローディング状態の磁気テープを回転ドラムに巻付け
る磁気記録再生装置であって、ハーフローディング状態
における磁気テープを回転ドラムから離間させるための
待機用ポストを有し、待機用ポストは、少なくともハー
フローディング状態においては、ベースに対してほぼ垂
直となる取付角度でローディングリング上に取付けられ
ていることを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、ガイドポス
ト部材がテープカセットの開口部から磁気テープを引出
したハーフローディング状態のときに、待機用ポストは
磁気テープに当接し、磁気テープを回転ドラムに接触さ
せないようにしている。そしてハーフローディング状態
からローディングリングが回動し、ローディングを終了
するようにしている。
〔実施例〕
本発明の磁気記録再生装置の一実施例について図面を
参照しつつ説明する。第1図(a)は本発明の一実施例
における磁気記録再生装置のテープカセット装着時の機
構部の立面図、第1図(b)はその正面図であり、前述
した従来例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を
省略する。図示のように、ローディングリング1は平た
い円筒状部材であり、図示しないベースに対して一定の
傾斜をもって取付けられ、回動自在に保持されている。
又ローディングリング1は回動することによって磁気テ
ープ2を回転ドラム3に巻付けるローディング動作を行
うものである。ローディングリング1上の所定の位置に
は、回転ポスト5,6,7,8が垂直に固定される。回転ポス
ト5,6,7,8は円柱状をしており、上下端には磁気テープ
2の高さを規制するフランジが取付けられる。又ガイド
ポスト部材である傾斜ポスト9は、磁気テープ2に当接
しながら矢印Bに示す方向へ移動するものである。又ガ
イドポスト部材である回転ポスト10及び回転ポスト11は
図示しないアームに垂直に取付けられ、ベースに対して
垂直な状態を保って水平に夫々矢印C,Dの方向に移動す
ることによってテープカセット4から磁気テープ2を引
出すことは従来例と同様である。
さて本実施例では円柱形の待機用ポスト21が所定の傾
きをもってローディングリング1上に取付けられる。待
機用ポスト21はローディングリング1が回動していない
状態では、第1図(b)に示すようにベースに対して略
垂直となっている。又待機用ポスト21は回転ポスト5か
ら一定の間隔を保って矢印A方向の磁気テープ2の外側
の位置に配置されている。
次にテープローディングの動作について説明する。ま
ず磁気テープ2を巻装したテープカセットをVTRに装着
した場合には、第1図(a),(b)に示すように、磁
気テープ2はローディングリング1の円弧上を横切る位
置に装着される。ローディングリング1上の回転ポスト
5,6と回転ポスト10,11及び傾斜ポスト9は、テープカセ
ット4の開口部4aの夫々所定の位置に待機している。そ
してテープカセット4が装着されると回転ドラム3は回
転を開始する。
ローディングが開始されるとまず磁気テープ2を引出
すために、傾斜ポスト9及び回転ポスト10,11が夫々矢
印B及び矢印C,矢印Dに示す方向にベースに対して垂直
な状態を保って移動し、開口部4aから磁気テープ2を引
出す。そして第2図(a),(b)に示すハーフローデ
ィング状態では、待機用ポスト21はローディングリング
1に対しては傾斜して取付けられており、回転ポスト1
0,11とほぼ平行、即ちベースに対して垂直となる角度で
取付けられているため、ねじれることなく磁気テープ2
に当接し、磁気テープ2を回転ドラム3から離間させて
おり、磁気テープ2は回転ドラム3に接触しない経路を
形成することとなる。
ハーフローディング状態からローディング完了状態に
移行するには、ローディングリング1は矢印Aに示す方
向へ回動する。回転ポスト5が磁気テープ2に当接する
直前に傾斜ポスト8は、徐々に所定の角度だけ傾斜す
る。さらにローディングリング1の回動が進み、第3図
(a),(b)に示すように、磁気テープ2が回転ドラ
ム3に巻付いた状態の位置までローディングリング1が
回動したときにローディングは完了する。ローディング
完了状態では、待機用ポスト21は磁気テープ2及び他の
機構部の動作を妨げない位置となっている。このとき回
転ドラム3は定常の速度で回転しており、磁気テープ2
は停止している。次にVTRが記録・再生モードに入る場
合には、磁気テープ2が走行し、記録・再生が行われ
る。
尚本実施例では待機用ポストをローディングリング上
に取付けて、ハーフローディング状態のときに磁気テー
プを回転ドラムに接触させないようにしていたが、ベー
ス上を移動する待機用ポストを取付けてハーフローディ
ング状態のときに磁気テープを回転ドラムに接触させな
いようにしてもよいことはいうまでもない。
このように構成された磁気記録再生装置は、ハーフロ
ーディング状態においてもローディングリング1上の待
機用ポスト21によって、磁気テープ2が回転ドラム3に
接触しないことから、回転ドラムを定常の高速回転をさ
せたままでもハーフローディングの状態で待機すること
ができ、短時間で記録・再生の動作に移行することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、ハーフロ
ーディングの時に待機用ポストを用いて磁気テープが回
転ドラムと接触させないようにしており、ハーフローデ
ィング状態においても回転ドラムを定常の速度で回転さ
せることができる。このとき磁気テープが磁気ヘッドと
接触していないので磁気テープに減磁力が生じたり、磁
気ヘッドが目詰まりを起こすことを防止できる。従って
長時間ハーフローディング状態を保持することができ、
ハーフローディングの状態から短時間に記録・再生の動
作に移行できるという効果が得られる。又待機用ポスト
をベースに対してほぼ垂直となる角度でローディングリ
ング上に取付けているので、ハーフローディング状態で
磁気テープがねじれることがないという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例における磁気記録再生
装置のテープカセット装着時の機構部の立面図、第1図
(b)は同機構部の正面図、第2図(a)は同実施例に
おけるハーフローディング時の機構部の立面図、第2図
(b)はその正面図、第3図(a)は同実施例における
ローディング完了時の機構部の立面図、第3図(b)は
その正面図、第4図(a)は従来の磁気記録再生装置の
テープカセット装着時の機構部の立面図,第4図(b)
はその正面図、第5図(a)は同従来装置のハーフロー
ディング完了時の機構部の立面図,第5図(b)はその
正面図、第6図(a)は同従来装置のローディング完了
時の機構部の立面図,第6図(b)はその正面図であ
る。 1……ローディングリング、2……磁気テープ 3……回転ドラム、4……テープカセット 5,6,7,8,10,11……回転ポスト 9……傾斜ポスト、11,12……カセット内ポスト、21…
…待機用ポスト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに垂直な状態を保って、磁気テープ
    をテープカセットの開口部から引出し、ハーフローディ
    ング状態にするためのガイドポスト部材と、前記ベース
    に対して傾斜して配置されたローディングリングと、前
    記ローディングリング上に設けられた回転ポストとを有
    し、前記ローディングリングが回動することにより、前
    記回動ポストが前記ハーフローディング状態の磁気テー
    プを回転ドラムに巻付ける磁気記録再生装置であって、 前記ハーフローディング状態における磁気テープを前記
    回転ドラムから離間させるための待機用ポストを有し、
    前記待機用ポストは、少なくとも前記ハーフローディン
    グ状態においては、前記ベースに対してほぼ垂直となる
    取付角度で前記ローディングリング上に取付けられてい
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
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