JPH0729272A

JPH0729272A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH0729272A
Application number: JP5173968A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Takeda; 秀和武田; Atsushi Inoue; 淳井上; Kenji Ogiji; 憲治荻路; Tatsumi Nishijima; 立身西嶋; Nobuo Masuoka; 信夫益岡; Hidenori Maruyama; 英紀丸山; Noriaki Masuda; 憲明益田; Masaharu Ono; 正治小野
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1993-07-14
Filing date: 1993-07-14
Publication date: 1995-01-31

Abstract

(57)【要約】【目的】Ｍローディングにおいて、ドラムリードへの磁
気テープの乗り上げを防止し、テープ下端の傷つきを抑
え、装置の信頼性を向上させること。【構成】ドラムをヘッド回転軸もしくはカセット基準面
に対して垂直な軸周りに所定方向に所定角度回動させる
ことにより、ローディング／アンローディング中の磁気
テープがリードに対し上方より当接したり、上方へ離脱
したりする様にした。【効果】磁気テープとドラムリードとのオーバラップを
回避できるので、磁気テープの下端の傷つきを抑え、装
置の信頼性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、薄手テープのローディ
ングの信頼性向上に好適な磁気記録再生装置のテープロ
ーディング機構に関する。

【０００２】

【従来の技術】現行のビデオテープレコーダ（以下ＶＴ
Ｒと略称する）において、テープカセットから引出され
たテープをテープ案内ドラムに巻き付ける所謂テープロ
ーディングの仕方は種々あるが、一般的な民生用のＶＴ
Ｒ（ＶＨＳや８ミリビデオ規格）においては、Ｍローデ
ィングと呼ばれるローディング方式が採用されている。

【０００３】一般的なＭローディングは、テープカセッ
トからテープカセットの基準面に対し平行にテープを引
出し、カセット前方に所定角度傾斜した状態で設置され
ているテープ案内ドラムにテープを装架する方式であ
り、特開平１−１２５７４８号公報にＶＨＳ方式のＶＴ
Ｒに採用されている例が記載されている。Ｍローディン
グは他方式に対して機構の簡素化，コンパクト化、及び
ローディングの高速化に有効であるため広く採用されて
いる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記のＭローディング
においては、テープ案内ドラムに設けられた回転ヘッド
の回転中心高さがテープカセット内から引出されたテー
プ中心高さとほぼ等しく、さらに上記テープ案内ドラム
の傾斜方向，傾斜角（ほぼ記録トラック角の２倍）が決
定されてしまうため、テープ案内ドラムのテープ退出側
において、テープ案内ドラムの固定下ドラムに設けられ
たテープリード角決定手段（以下リードと略称する）と
テープとが高さ的にオーバラップする。

【０００５】ここで、図９を参照して上述のＭローディ
ングを採用したＶＴＲのテープ走行メカニズムの概要を
説明する。同図はＶＨＳ−ＶＴＲを例にとり、磁気テー
プがテープ案内ドラムにローディングされた状態を示し
ている。５０はテープ案内ドラムで、回転上ドラム５
１，固定下ドラム５２、及び回転上ドラム５１に取り付
けられた複数の回転磁気ヘッド５３より構成されてい
る。固定下ドラム５２には磁気テープ５４の下エッジと
接触するリード５５が設けられている。５６〜６７はテ
ープガイドであり、５６はテンションガイド、５７〜６
０はテープローディング用の移動ガイドで、カセット
（図示せず）内の磁気テープ５４を引出して、テープ案
内ドラム５０にローディングする。この内５７，５８は
テープ案内ドラム５０に対する磁気テープ５４の巻き付
け角を決定する傾斜ガイドであり、５９，６０は磁気テ
ープ５４の走行高さを規定するフランジ付きのローラガ
イドである。６１はインピーダンスローラ、６２は全幅
消去ヘッド、６３は音声消去ヘッド、６４は音声・コン
トロールヘッドである。また、６５はキャプスタン、６
６はピンチローラであり、これらにて磁気テープ５４を
挾持して定速度駆動させる。

【０００６】次に、磁気テープ５４の走行経路について
説明する。供給リール６８より引出された磁気テープ５
４は、テンションガイド５６を通過した後、全幅消去ヘ
ッド６２，インピーダンスローラ６１，ローラガイド５
９，傾斜ガイド５７の経路を通って、テープ案内ドラム
５０に所定角度巻き付けられ、更に傾斜ガイド５８，ロ
ーラガイド６０，音声消去ヘッド６３，音声・コントロ
ールヘッド６４，テープガイド６７，キャプスタン６５
及びピンチローラ６６の経路を通り、カセット内のガイ
ドを通った後巻取りリール６９に巻取られる。尚図中の
矢印Ａは回転上ドラム５１、回転磁気ヘッド５３の回転
方向（反時計方向）、矢印Ｂは磁気テープ５４の走行方
向を示す。

【０００７】図１０はテープ案内ドラム５０近傍をカセ
ット側から見た側面図である。

【０００８】同図において、磁気テープ５４は、矢印Ａ
方向に走行し、磁気ヘッド５３は矢印Ｂ方向に回転し信
号を記録再生する。本図はカセット内からメカ基盤に対
し平行に引出された磁気テープ５４がメカ基盤上に所定
角度傾斜して設けられたテープ案内ドラム５０に対し巻
き付き始めた状態を示している。Ｍローディングでは磁
気テープ５４の幅方向中心高さＣと、磁気ヘッド５３の
回転中心Ｐの高さが一致するため、図示する如く固定下
ドラム５２に設けられたリード５５の後半部に磁気テー
プ５４がオーバラップする。この状態からテープローデ
ィングが進行すると、磁気テープ５４はリード５５に乗
り上げながら所定の巻き付け状態へと至る。

【０００９】逆にテープアンローディング時は上記リー
ド５５上から磁気テープ５４を引き釣落すことになり、
特に薄手テープを使用時にローディング時よりもテープ
張力が高いアンローディング時に、テープ下部に折れ傷
等が発生し、画面ノイズの原因になることがある。

【００１０】かかる点に鑑み、本発明はＭローディング
において、テープローディング中のテープ案内ドラムの
リードへのテープ乗り上げを防止し、テープ傷付きの発
生を抑え、信頼性を向上した磁気記録再生装置を提供し
ようとするものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明による磁気記録再
生装置は、回転ヘッドを備えるテープ案内ドラムと、上
記テープ案内ドラムの固定下ドラムに設けられたテープ
リード角決定手段と、テープカセットよりテープを引出
し、上記テープ案内ドラムに対しテープカセット基準面
と平行にテープを装架するテープローディング手段とを
有し、さらに上記テープ案内ドラム全体を、上記回転ヘ
ッドの回転軸周りに、所定方向に所定角度回動させる回
動駆動手段と、上記テープ案内ドラムの回動範囲を規定
するテープ案内ドラム回動角規定手段とを有する、また
は上記テープ案内ドラム全体を、カセット基準面に垂直
な軸周りに、所定方向に所定角度回動させる回動駆動手
段と、上記テープ案内ドラムの回動範囲を規定するテー
プ案内ドラム回動角規定手段とを有し、上記テープ案内
ドラムの回動が、上記テープ案内ドラムへのテープ装架
中に行われ、且つテープがテープ案内ドラムに装架され
る過程で、回転ヘッドが回転する構成の磁気記録再生装
置においては、テープ面を回転走査する回転ヘッドが、
テープ下端よりも高い位置でテープと接触する様に回動
タイミングを設定したテープローディング機構を有する
ものである。

【００１２】

【作用】かかる本発明によれば、テープ案内ドラムへの
テープローディング中に、前記ドラム回動駆動手段によ
って、テープ案内ドラム全体を回転ヘッドの回転軸周り
に、またはカセット基準面に垂直な軸周りに、所定方向
に所定角度回動させることにより、テープ案内ドラムの
固定下ドラムに設けられたリードの高さを、テープ案内
ドラムに巻付くテープの下端高さより低い第１の高さ位
置から、テープローディングが完了した状態の第２の高
さ位置へと徐々に変化させ、テープとリードとがオーバ
ラップしないようにできる。

【００１３】また、テープがテープ案内ドラムに装架さ
れる過程で、回転ヘッドが回転する構成の磁気記録再生
装置においては、ローディング過程におけるテープの各
巻き付け状態とその時のテープ下端高さを決定するリー
ドの高さ（ドラムの回動角）関係を、必ず回転ヘッドが
テープ下端よりも高い位置でテープと接触する様に設定
して、テープ下端をヘッドが叩かない様にできる。

【００１４】

【実施例】以下、図１〜図８を参照して、本発明のテー
プ案内ドラムを搭載した磁気記録再生装置の具体例を説
明する。

【００１５】図１は、磁気ヘッドの回転中心軸周りにテ
ープ案内ドラムを回動してドラムリード高さを変化させ
る例を示したものである。同図において、１はテープ案
内ドラム装置全体を示す。２はテープ案内ドラムで、回
転上ドラム３，固定下ドラム４、及び複数の回転磁気ヘ
ッド５を備えている。固定下ドラム４の外周にはリード
６が形成されている。またテープ案内ドラム２は、磁気
ヘッド５の回転中心軸（Ａ）周りに回動可能に保持され
ている。

【００１６】次に、テープ案内ドラム２を磁気ヘッド５
の回転中心軸(Ａ)周りに回動させる回動機構について説
明する。７は固定下ドラム４の外周に一体に取り付けら
れた回動円板、８は回動円板７と同軸に回転可能に保持
されたリングギヤである。９はリングギヤ８に植立され
た連結ピンであり、回動円板７に設けられた長孔７ａに
図示する如く連結しており、リングギヤ８の回動を規定
している。また、長孔７ｂには一端を回動円板７に掛け
止められたスプリング１０が装着されており、スプリン
グ１０の他端は図示する如く連結ピン９に掛け止められ
ている。

【００１７】また１１は、ドラム基盤１２上に軸支され
たリング駆動ギヤ、１３は同じくドラム基盤１２上に設
けられた駆動モータ１４に取り付けられた駆動ギヤであ
り、駆動モータ１４の回転駆動がリング駆動ギヤ１１を
介してリングギヤ８に伝達される構成になっている。ま
た１５はドラム基盤１２上に設けられたストッパであ
り、回動円板７の突起部７ｃと当接可能となっている。

【００１８】次に動作について説明する。図１はアンロ
ーディング状態を示している。この状態からカセットが
装着されテープローディングが開始されると、駆動モー
タ１４が回転を開始しギヤ１３，１１を介して矢印
（Ｂ）の方向にリングギヤ８を回動させる。この時、リ
ングギヤ８の回動に伴い連結ピン９が長孔７ａ内を移動
し、スプリング１０を引き伸ばそうとし、その引っ張り
力で回動円板７、及びテープ案内ドラム２を同方向（矢
印Ｂ）方向に回動させる。

【００１９】図２はテープローディングが完了したテー
プ案内ドラム２の状態を示している。テープローディン
グの進行に伴いリングギヤ８の回動が進み、回動円板７
の突起部７ｃがストッパ１５に当接する。さらにリング
ギヤ８の回動が進行すると、スプリング１０が引き伸ば
され、引っ張り付勢力がストッパ１５への回動円板７の
圧着力となり、テープ案内ドラム２を確実に位置決めし
所定の回動角が規定される。ここで、固定下ドラム４に
設けられたリード６の高さは図に示す破線の高さ（図１
のリード６の高さ）から、実線の高さへと変化する。磁
気テープがテープ案内ドラム２へ装架される過程におい
て、上記の如くリード６の高さが変化することにより磁
気テープの下端にリード６が下方より当接する。

【００２０】図３，図４はローディング中の磁気テープ
１６とリード６の高さ関係を示した図である。図（Ａ）
はテープ案内ドラム２への磁気テープ１６の巻きつけ状
態を示す上面図、図（Ｂ）はカセット側から見た正面図
である。図３は磁気テープ１６がテープ案内ドラム２へ
巻き付き始めた状態を示している。この時点でリード６
は磁気テープ１６の下端１６ａより低い位置にある。こ
こで回転磁気ヘッド５が磁気テープ下端１６ａを下方か
ら叩かない様にリード６の回動が進められる。図４はロ
ーディングの後半の巻き付け状態を示している。この時
点ではリード６の回動が進行し所定の設計高さに近くな
っており磁気テープ下端１６ａがリードに添った状態に
なっている。

【００２１】テープアンローディング時は上記と逆の動
作によりリード６上から磁気テープ１６がスムーズに離
脱しテープ下端１６ａを傷つけることがない。特に薄手
テープを使用する場合に有効である。また本実施例はテ
ープ案内ドラム２の傾斜角，傾斜方向をそのままにリー
ド６の高さを変化できるので、メカの小型化にも有効で
ある。

【００２２】次に図５，図６により第２の実施例につい
て詳細に説明する。

【００２３】図５は、テープ案内ドラム２全体を、カセ
ット基準面に垂直な軸周りに、所定方向に所定角度回動
して、ドラムのリード高さを変化させる例を示したもの
である。同図において、第１の実施例と対応する部品に
は同一の符号を付してある。１はテープ案内ドラム装置
全体を示す。２はテープ案内ドラムで、回転上ドラム
３，固定下ドラム４、及び複数の回転磁気ヘッド５を備
えている。固定下ドラム４の外周にはリード６が形成さ
れている。

【００２４】次に、テープ案内ドラム２をカセット基準
面に垂直な軸(Ａ´)周りに回動させる回動機構について
説明する。１７はドラム基盤１２上にテープ案内ドラム
２を所定角度傾斜させた状態で保持するドラムベースで
あり、ドラム基盤１２上に回動自在に保持されている。
７はドラムベース１７の外周に一体に取り付けられた回
動円板、８は回動円板７と同軸に単独で回転可能に保持
されたリングギヤである。９はリングギヤ８に植立され
た連結ピンであり、回動円板７に設けられた長孔７ａに
図示する如く連結しており、リングギヤ８の回動を規定
している。また、長孔７ｂには一端を回動円板７に掛け
止められたスプリング１０が装着されており、スプリン
グ１０の他端は図示する如く連結ピン９に掛け止められ
所定の付勢力が働いている。

【００２５】また１１は、ドラム基盤１２上に軸支され
たリング駆動ギヤ、１３は同じくドラム基盤１２上に設
けられた駆動モータ１４に取り付けられた駆動ギヤであ
り、モータの回転駆動がリング駆動ギヤ１１を介してリ
ングギヤ８に伝達される構成になっている。また１５は
ドラム基盤１２上に設けられたストッパであり、回動円
板７の突起部７ｃと当接可能となっている。

【００２６】次に動作について説明する。図５はアンロ
ーディング状態を示している。この状態からカセットが
装着されテープローディングが開始されると、駆動モー
タ１４が回転を開始しギヤ１３，１１を介して矢印（Ｂ
´）方向にリングギヤ８を回動させる。この時、リング
ギヤ８の回動に伴い連結ピン９が長孔７ａ内を移動し、
スプリング１０を引き伸ばそうとし、その引っ張り力で
回動円板７、及びテープ案内ドラム２を同方向（矢印Ｂ
´）方向に回動させる。

【００２７】図６はテープローディングが完了したテー
プ案内ドラム２の状態を示している。テープローディン
グの進行に伴いリングギヤ８の回動が進み、回動円板７
の突起部７ｃがストッパ１５に当接する。さらにリング
ギヤ８の回動が進行すると、スプリング１０が引き伸ば
され、引っ張り付勢力がストッパ１５への回動円板７の
圧着力となり、テープ案内ドラム２を確実に位置決めし
所定の回動角が規定される。ここで、固定下ドラム４に
設けられたリード６の高さは図に示す様にカセット側か
ら見て上昇する。磁気テープがテープ案内ドラム２へ装
架される過程において、上記の如くリード６の高さが変
化することにより磁気テープの下端にリード６が下方よ
り当接する。つまり、図３，４に示す様にローディング
中のテープとリードとの高さ関係が保持される。また本
実施例は、テープ案内ドラム２の傾斜角をそのままに、
傾斜方向を変化させリード６の高さを変化させるもので
あり、回動円板７及びリングギヤ８をドラム基盤１２と
平行に配置できるため、ドラム回動機構の薄型化を図れ
る。

【００２８】以上、第１、及び第２の実施例によればロ
ーディング中のテープとオーバラップするテープ案内ド
ラム２のリード６の高さを変化可能な構成としたので、
特に薄手テープローディング時のリード６へのテープの
乗り上げ、アンローディング時のリード６からのテープ
の離脱時に発生するテープ下端近傍の傷付きを防止し、
装置の信頼性を向上するものである。さらには、ローデ
ィング／アンローディングの高速化の実現、テープ繰り
出し、巻取りテンション制御機構の搭載が不要となり装
置の高機能化，小型化，低コスト化にも効果がある。

【００２９】尚、本実施例では回転動作によりリード高
さを変化（低→高）させる例であるが、本発明の目的で
ある、ローディング中にリードの高さを変化させテープ
とオーバラップしない様にすることに対し、リードの高
さを変化させる手段は本実施例に限ったものではない。
例えば、図７に示す様にテープ案内ドラム全体の高さを
矢印方向に変化させる（図７（Ａ）→図７（Ｂ））、あ
るいは図８に示す様にテープ案内ドラム全体の傾斜角を
矢印方向に変化させる（図８（Ａ）→図８（Ｂ））、さ
らにはこれら昇降、傾斜動作に前記実施例で示した回転
動作を組み合わせてリードの高さを変化させることは可
能であり対応システムに最適な手段を選択すればよい。

【００３０】

【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明の磁気記録再生装置によれば、ローディング中のテー
プの下端がテープ案内ドラムに設けられたリードに対
し、必ず上方から装架し、またアンローディング中のテ
ープの下端がリードに対し、必ず上方に逃げる様にした
ので、従来のＭローディングを採用しても、リード部に
おけるテープ下端の傷つきの発生を抑え、装置の信頼性
を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のテープ案内ドラム装置の第１実施例を
示す斜視図である。

【図２】第１実施例の他の状態を示す斜視図である。

【図３】テープ案内ドラムへのテープローディング開始
状態を示す上面図及び正面図である。

【図４】テープ案内ドラムへのテープローディング進行
状態を示す上面図及び正面図である。

【図５】本発明のテープ案内ドラム装置の第２実施例を
示す斜視図である。

【図６】第２実施例の他の状態を示す斜視図である。

【図７】リード高さを変化させる他の手段を示す正面図
である。

【図８】リード高さを変化させる他の手段を示す正面図
である。

【図９】従来のＭローディング（ＶＨＳ方式）の概略を
示す斜視図である。

【図１０】従来のＭローディングにおける問題点を示す
正面図である。

【符号の説明】

１…テープ案内ドラム装置、２…テープ案内ドラム、３
…回転上ドラム、４…固定下ドラム、５…回転磁気ヘッ
ド、６…リード、７…回動円板、７ａ，７ｂ…長孔、７
ｃ…突起部、８…リングギヤ、９…連結ピン、１０…ス
プリング、１１…リング駆動ギヤ、１２…ドラム基盤、
１３…駆動ギヤ、１４…駆動モータ、１５…ストッパ、
１６…磁気テープ、１７…ドラムベース、５０…テープ
案内ドラム、５１…回転上ドラム、５２…固定下ドラ
ム、５３…回転磁気ヘッド、５４…磁気テープ、５５…
リード、５６…テンションガイド、５７…傾斜ガイド、
５８…傾斜ガイド、５９…ローラガイド、６０…ローラ
ガイド、６１…インピーダンスローラ、６２…全幅消去
ヘッド、６３…音声消去ヘッド、６４…音声・コントロ
ールヘッド、６５…キャプスタン、６６…ピンチロー
ラ、６７…テープガイド、６８…供給リール、６９…巻
取りリール。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者西嶋立身神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者益岡信夫神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者丸山英紀神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者益田憲明神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者小野正治神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】回転ヘッドを備えるテープ案内ドラムと、上記テープ案内ドラムの固定下ドラムに設けられたテー
プリード角決定手段と、テープカセットよりテープを引出し、上記テープ案内ド
ラムに対しテープカセット基準面と平行にテープを装架
するテープローディング手段と、上記テープ案内ドラム全体を、上記回転ヘッドの回転軸
周りに、所定方向に所定角度回動させる回動駆動手段
と、上記テープ案内ドラムの回動範囲を規定するテープ案内
ドラム回動角規定手段とを有することを特徴とする磁気
記録再生装置。
【請求項２】回転ヘッドを備えるテープ案内ドラムと、上記テープ案内ドラムの固定下ドラムに設けられたテー
プリード角決定手段と、テープカセットよりテープを引出し、上記テープ案内ド
ラムに対しテープカセット基準面と平行にテープを装架
するテープローディング手段と、上記テープ案内ドラム全体を、カセット基準面に垂直な
軸周りに、所定方向に所定角度回動させる回動駆動手段
と、上記テープ案内ドラムの回動範囲を規定するテープ案内
ドラム回動角規定手段とを有することを特徴とする磁気
記録再生装置。
【請求項３】上記テープ案内ドラムの回動が、テープ案
内ドラムへのテープ装架中に行われることを特徴とする
請求項１又は請求項２記載の磁気記録再生装置。
【請求項４】テープがテープ案内ドラムに装架される過
程で、回転ヘッドが回転する構成の磁気記録再生装置に
おいて、テープ面を回転走査する回転ヘッドが、テープ下端より
も高い位置でテープと接触することを特徴とする請求項
１、請求項２又は請求項３記載の磁気記録再生装置。