JP2852654B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2852654B2 JP62275870A JP27587087A JP2852654B2 JP 2852654 B2 JP2852654 B2 JP 2852654B2 JP 62275870 A JP62275870 A JP 62275870A JP 27587087 A JP27587087 A JP 27587087A JP 2852654 B2 JP2852654 B2 JP 2852654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、回転磁気ヘッドを用いて磁気テープ上に
記録,再生する磁気記録再生装置に関するものである。 [従来の技術] 従来より、VTR(Video Tape Recorder)等の磁気記
録再生装置においては、小型軽量化,省スペース化が要
求されている。このVTRを構成する部品の中でヘッドは
比較的大きな重量と容積を有しており、前記要求に対し
てはヘッドの小型化が望まれている。 ヘッドの小型化を可能にするものとして、2ヘッドで
1800rpmの駆動をNTSC方式に従って行う通常の駆動方式
に対し、4ヘッドで2700rpmの回転により2ヘッドと同
様の磁気記録パターンを得る駆動方式がある。 この場合、2ヘッドの時のドラム直径D1に対し、4ヘ
ッドの時のドラム直径D2は、 となる。従って、2ヘッドの場合と比べ、4ヘッドにす
ることによって、ドラム径を33%小さくすることができ
る。 第8図は従来の磁気記録再生装置におけるテープ振動
発生の説明図である。第8図に示すように、回転上ドラ
ム1の直径が小さくなり、これに装着される4個の磁気
ヘッド2a〜2dの相互の間隔が狭まると、信号再生時に隣
接するヘッドが磁気テープ3に対し退出する際に生じる
磁気テープ3の振動やドラムの振動の影響を受け易くな
る。 [発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の磁気記録再生装置においては、ド
ラムの直径が小さくなると、ヘッドが磁気テープに対し
退出する際に生じるテープ振動によって時間軸のエラー
やノイズを発生し、画質を低下させるという問題があっ
た。 この原因は、主に磁気テープ3に対しヘッドが退出に
よるテープ振動が充分に減衰していないために生じるも
のである。 この発明はかかる問題点を解決するためになされたも
ので、磁気テープにヘッドが退出する際に生じるテープ
振動を低減することのできる磁気記録再生装置を提供す
ることを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明は、複数の磁
気ヘッドを外周部へ所定間隔に装着して回転する回転上
ドラムと、この回転上ドラムに一体的に組み付けられて
固定設置される固定下ドラムとを備え、これらドラムの
所定部分に磁気テープを巻き付けながら走行させて信号
の記録及び再生を行う磁気記録再生装置において、前記
磁気テープの所定範囲部分の前記ドラム側への移動を規
制するテープ支持部材が、前記固定下ドラムに形成され
た磁気テープを案内するリード部のテープ退出側端部に
設けられた加工逃げ部に取り付けられた構成を有するも
のである。 [作用] 上記のように構成することによって、ヘッドが磁気テ
ープより退出する際に磁気テープのテンションを乱そう
としても、テープ支持手段によって磁気テープが安定し
て離間する状態に支持され、磁気テープとヘッドのまと
わりつきが絶たれるため、テープ振動を低減することが
できる。 [実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す正面図,第2図は
第1図の実施例の模式的断面図,第3図は第1図におけ
るテープ支持部材の詳細を示す断面図である。 第1図において、回転上ドラム1は同一径の固定下ド
ラム4の上部に回転自在に配設されて、その外周部には
第2図に示すように4個の磁気ヘッド2a〜2dが等間隔に
配設されている。固定下ドラム4は装置のシャーシ等に
固定され、その周面にはヘッドの走行軌跡に対し磁気テ
ープ3が斜めに移行するようにガイドする為のリード部
5が配設されている。この固定下ドラム4の下部にはモ
ータ6が配設され、その回転軸は、固定下ドラム4内を
貫通して回転上ドラム1の中心部に突出し、回転上ドラ
ム1を支持している。 固定下ドラム4には、磁気テープ3が離反する部位
に、第3図に示すように対向側端がくさび状にされたテ
ープ支持部材7がビス止め等によって固定されている。
このテープ支持部材7の取付け部位は、リード加工逃げ
場を利用してなされる。 また、回転上ドラム1と固定下ドラム4よりなるドラ
ム部には、磁気テープ3を所定角度範囲内に及んで巻回
できるように、走行規制ガイド8及び9が配設されてい
る。走行規制ガイド9を経由する磁気テープ3の退出側
の内面は、テープ支持部材7のくさび形部分の表面に接
している。 以上の構成において、カセットの送りリールから引き
出された磁気テープ3は、走行規制ガイド8を経由して
リード部5にガイドされながら、回転上ドラム1及び固
定下ドラム4に順次巻回されて所定角度位置から引き出
され、走行規制ガイド9を経由して搬出され、最後は巻
取りリールに巻き取られる。磁気テープ3は回転上ドラ
ム1に装着された4個の磁気ヘッド2a〜2dと相対移動す
る過程で記録または再生が行なわれる。 磁気テープ3の走行過程で、前述のように各磁気ヘッ
ド2a〜2dが磁気テープ3より退出する際、磁気テープ3
はそのテンションに逆ってドラム回転方向に引き込ま
れ、テープ振動を生じようとするが、テープ支持部材7
が設けられているためにジャムを生ぜず、テープ振動が
抑制される。テープ振動が抑制されることによって、時
間軸エラーやノイズ発生を低減することができる。 第4図は本発明の他の実施例を示す斜示図である。こ
の実施例は、第1図の実施例が固定下ドラム4にテープ
支持部材7を直接ビス止め固定する構成であったのに対
し、シャーシ等に固定される押え板11にテープ支持部材
10を接着剤等を用いて装着する構成にしたところに相違
点がある。テープ支持部材10と押え板11との接着を容易
にするために、押え板11に接着用穴12が設けられてい
る。 この実施例は、テープ支持部材7を固定下ドラム4へ
直接に取り付けることができない場合に適するもので、
これによって得られる効果は前記実施例と同様である。 第5図は本発明の更に別の実施例を示す斜示図であ
る。この実施例は、第1図の実施例がリード部5の表面
上にテープ支持部材7を取り付ける構造であったのに対
し、固定下ドラム4のリード逃げ溝上端部の切欠および
底面の溝にテープ支持部材13を嵌め込んで固定するよう
にしたものである。 すなわち、第6図に示すように、テープ支持部材13の
上縁および下縁の各々にL字形の突設部を設け、その突
端がリード部5の上端に係着および下端の凹部穴(また
は溝)14に嵌入する構造にしたものである。このような
構成にすることによって、ドラム部へのテープ支持部材
の装着を短時間に簡単に行なうことができる。 第7図は本発明のまた更に別の実施例を示す斜示図で
ある。この実施例は、前記各実施例が磁気テープの退出
する部分の空間を埋めてテープを壁に沿わせるようにし
ていたのに対し、テープ振動の発生しやすいテープ面に
向けて空気を吹き付けるようにしたものである。という
のはテープ走行中は、テープとドラムとの間隙の空気圧
が下降することにより、ドラムにテープがまとわり付き
易い状態にあるからである。 すなわち、第7図に示すように、回転上ドラム1の上
面に放射状にフィン15を取り付けて回転上ドラム1内に
回転速度に応じて空気を取り込み、このドラム内に導入
した空気をリード部5の加工逃げ部に設けた吐出スリッ
ト16(フィン15の開口部に連動している)より吐出し、
磁気テープ3をその弛み状況に応じて膨出させるように
したものである。このような構成により、退出する磁気
テープ3の振動防止を、テープ面に部材を接触させるこ
となく行うことができる。 また、この実施例の他に固定下ドラム4に空気取込用
の穴を設けて、この穴と側面に設けた吐出口と連通させ
て、吐出口を大気圧に保つことができれば、テープ出口
において、磁気テープ3を浮上させて、退出する磁気テ
ープ3の振動防止をすることができる。 [発明の効果] 以上説明した通り、この発明は、テープ振動の生じや
すい磁気テープの退出部に、この部分における磁気テー
プの直進性を保持させるテープ支持部材を設けるように
したので、ヘッドと磁気テープの解離が円滑に行なわ
れ、テープ振動の発生を抑制することができる。この結
果、信号の時間軸エラーやノイズの発生を低減できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の第1実施例としての磁気記録装置を
示す正面図、第2図は第1図の実施例の模式的断面図、
第3図は第1図におけるテープ支持部材の詳細を示す断
面図、第4図は本発明の第2実施例を示す斜示図、第5
図は本発明の第3実施例を示す斜示図、第6図は第5図
の実施例のVI-VI線における断面図、第7図は本発明の
第3実施例を示す斜示図、第8図は従来の磁気記録再生
装置におけるテープ振動発生の説明図である。 図中. 1:回転上ドラム 2a〜2d:磁気ヘッド 3:磁気テープ 4:固定下ドラム 5:リード部 7,13:テープ支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−31205(JP,A) 特開 昭62−132257(JP,A) 特開 昭60−35363(JP,A) 特開 昭60−63759(JP,A) 実開 昭62−117742(JP,U) 実開 昭56−136353(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/61

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の磁気ヘッドを外周部へ所定間隔に装着して回
    転する回転上ドラムと、この回転上ドラムに一体的に組
    み付けられて固定設置される固定下ドラムとを備え、こ
    れらドラムの所定部分に磁気テープを巻き付けながら走
    行させて信号の記録及び再生を行う磁気記録再生装置に
    おいて、 前記磁気テープの所定範囲部分の前記ドラム側への移動
    を規制するテープ支持部材が、前記固定下ドラムに形成
    された磁気テープを案内するリード部のテープ退出側端
    部に設けられた加工逃げ部に取り付けられていることを
    特徴とする磁気記録再生装置。
JP62275870A 1987-11-02 1987-11-02 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP2852654B2 (ja)

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